JPS5943063Y2 - 位置決めクランプ装置 - Google Patents

位置決めクランプ装置

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Publication number
JPS5943063Y2
JPS5943063Y2 JP18249380U JP18249380U JPS5943063Y2 JP S5943063 Y2 JPS5943063 Y2 JP S5943063Y2 JP 18249380 U JP18249380 U JP 18249380U JP 18249380 U JP18249380 U JP 18249380U JP S5943063 Y2 JPS5943063 Y2 JP S5943063Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
positioning
clamp
clamp member
engagement pin
Prior art date
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Expired
Application number
JP18249380U
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English (en)
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JPS57105135U (ja
Inventor
薫 小野
Original Assignee
豊田工機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 豊田工機株式会社 filed Critical 豊田工機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は工作物の位置決めクランプ装置に関するもので
ある。
本考案の目的は、1つのアクチュエータで位置決め部材
とクランプ部材とを連係作動させるものにおいて、簡単
な機構により位置決め部材とクランプ部材間の作動タイ
ミングを適切に得るようにしたことである。
工作物を位置決めクランプする場合には、当然位置決め
を行って後にクランプされなげればならず、また、アン
クランプ後にクランプ部材及び位置決め部材を工作物の
搬出を阻害しないよう回避させなげればならない。
従来、工作物をクランプするクランプ部材ならびに位置
決めする位置決め部材を1つのアクチュエータで作動す
る装置はすでに知られているが、従来装置では前記アク
チュエータとクランプ部材間ならびに位置決め部材間を
−れぞれ別の連結部材で連結しており、クランプ部材と
位置決め部材間の動作タイミングを適切に得ることが困
難であった。
本考案は斯る従来の問題を簡単な機構により確実で適切
な動作タイミングを得るようにした装置を提供するもの
である。
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図及び第2図において1は基体、2は工作物Wを位
置決めクランプするときその下方より工作物Wを支持す
る支持ブロックであり、前記基体1に固設されている。
3は前記支持ブロック2の近傍で基体1に固設されたガ
イドブロックである。
このガイドブロック3には直線ガイド溝12ならびに屈
曲ガイド溝13(以下ガイド溝と称す)とを有し、この
ガイド溝13は工作物クランク方向F1と平行をなす直
線溝部13aと、このクランプ方向F1と交差する傾斜
溝部13bを有する逆くの字形状をなし、またガイド溝
12は工作物クラランプ方向F1と平行をなす直線形状
をなしている。
そして、このガイドブロック3にクランプ部材11が、
それに固定されている係合ピン14,15を前記ガイド
溝12.13に案内させて、支持ブロック2上の工作物
Wに対するクランプ方向F0と、このクランプ方向Fと
交差する方向F2とへ移動可能に設けられている。
さらに、前記クランプ部材11と例えばシリンダ装置1
6のピストンロッド16aとを基体1に枢軸18を支点
にして揺動自在に枢着した連結リンク17により連結し
ている。
19は前記連結リンク1Tの一端に設けられている長孔
であり、これにピン20を介してクランプ部材11が連
結され、また連結リンク1γの他端とピストンロッド1
6aとをピン21で連結している。
一方、位置決め部材4at4bは第3図にも示すように
、工作物Wを挾んで設けられている。
すなわち、一方の位置決め部材4aはガイドブロック3
より突設された支持部3aに枢支ピン5によって揺動自
在にクランプ部材11と並設されている。
また、他方の位置決め部材4bは基体1より突設した支
持部1aに枢支ピン6によって揺動自在に設けられてい
る。
そして、一方の位置決め部材4aの枢支ピン5の支点よ
りT方と、他方の位置決め部材4bの枢支ピン6の支点
より上方との間を連結リンク7で連結している。
8,9はその連結ピンである。
尚支持ブロック2に固定の位置決め基準面あるいは基準
部材が形成した場合には他方の位置決め部材4bならび
に連結リンク7は不要であり、一方の位置決め部材4a
のみで所定の目的が達成できる。
前記一方の位置決め部材4aはクランプ部材11と連繋
され、クランプ部材11のクランプ方向と交差する方向
F2の運動が伝えられ、クランプ部材11の移動で位置
決め部材4a 、4bが所要の作動タイミングで作動さ
れるようになっている。
す々わち、一方の位置決め部材4aには工作物クランプ
方向F1と平行をなす直線状の係合溝10が設けられ、
これに前記クランプ部材11に固定され、且つ逆くの字
状に屈折したガイド溝13に案内されている係合ピン1
5を係合した構造である。
次に上記本考案の作用について説明する。
各図の実線は工作物の位置決めクランプ状態であり、こ
の状態からアンクランプされる動作より説明すると、シ
リンダ装置16のピストンロッド16aの下降動により
連結リンク17を介してクランプ部材11をF□力方向
上昇方向に移動し、工作物Wのクランプを解除する。
クランプ部材11の上昇移動に基づいて係合ピン14は
直線状のガイド溝12により案内されて移動し、また係
合ピン15は逆くの字状のガイド溝13の直線溝部13
&を案内されて移動するが、工作物Wのクランプ解除を
確実に行った移動全量より係合ピン15はガイド溝13
の傾斜溝M13bに案内され、クランプ部材11は係合
ピン14に支点にしてF2方尚の工作物Wより離れる方
向に上昇と共に移動変位して工作物Wとの干渉を回避し
た鎖線位置に置かれる。
前記係合ピンがガイド溝13の傾斜溝部13bに案内さ
れたときに、係合ピン15が係合している一方の位置決
め部材4aも同時にクランプ部材110F2方尚の工作
物Wより離れる方向に枢支ピン5を支点にして移動し、
この一方の位置決め部材4aの移動により連動リンクT
を介して他方の位置決め部材4bを工作物Wより離れる
方向に移動して両位置決め部材4a、4bは開口するの
である。
これにより工作物Wはクランプ部材11ならびに位置決
め部材4a、4bには何等干渉することなく上下方向に
搬出、搬入が行われる。
一方、搬入された工作物Wを位置決めクランプする場合
は、前記とは逆にシリンダ装置16の作動でクランプ部
材11を下降移動する。
これにより両位置決め部材4a、4bが互いに工作物W
側に移動して工作物Wを挾持し位置決めが行われ、次い
でクランプ部材11は工作物W側に移動しながら工作物
Wに当接してクランプするのである。
以上詳述したように本考案は、固定部上に載置された工
作物を、その工作物の側方より係合して水分方向位置を
位置決めする位置決め部材を備えているため、工作物の
水平方向に正確に位置決めした状態でクランプすること
ができる利点がある。
また本考案は、前記位置決め部材に係合溝を形成し、こ
の係合溝に前記傾斜用係合ピンを係合させたので工作物
の搬入搬出時にはこれら位置決め部材ならびにクランプ
部材を工作物より大きく退避させることができ、工作物
を位置決め部材ならびにクランプ部材に干渉させること
なく工作物を搬入搬出できる。
しかも上記位置決め部材ならびにクランプ部材は1つの
アクチュエータにて作動されるため、工作物の位置決め
動作とクランプ動作が確実にシーケンス的に行なわれ、
工作物を正確かつ確実にクランプすることが可能となり
、またそれぞれにアクチュエータが不用であるため、構
成が簡単となる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の正面図、第2図は第1図■矢視図
、第3図は第1図用−■線断面図である。 1・・・・・・基体、2・・・・・・支持ブロック、3
・・・・・・ガイドブロック、4a、4b・・・・・・
位置決め部材、10・・・・・係合溝、11・・・・・
・クランプ部材、12・・・・・・ガイド溝、13・・
・・・・逆くの字状のガイド溝、14゜15・・・・・
係合ピン、16・・・・・・シリンダ装置、17・・・
・・・連結リンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定部上に載置された工作物を、その工作物の側方より
    係合して水平方向位置を位置決めする位置決め部材と、
    前記工作物に対しその上下方向に摺動して前記固定部上
    に工作物をクランプするクランプ部材とを有し、このク
    ランプ部材に直動用係合ピンならびに傾動用係合ビンを
    固定し、この直動用係合ピンならびに傾動用係合ピンを
    前記上下方向に直線形状゛をなす前記固定部上の直線ガ
    イド溝ならびに前記上下方向に直線的に延び途中で傾斜
    する前記固定部上の屈曲ガイド溝にそれぞれ係合させ、
    前記位置決め部材に係合溝を形成し、この係合溝に前記
    傾動用係合ビンを係合させ、前記クランプ部材をクラン
    プ作動用のアクチュエータと連結したことを特徴とする
    位置決めクランプ装置。
JP18249380U 1980-12-20 1980-12-20 位置決めクランプ装置 Expired JPS5943063Y2 (ja)

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JP18249380U JPS5943063Y2 (ja) 1980-12-20 1980-12-20 位置決めクランプ装置

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JP18249380U JPS5943063Y2 (ja) 1980-12-20 1980-12-20 位置決めクランプ装置

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Publication Number Publication Date
JPS57105135U JPS57105135U (ja) 1982-06-29
JPS5943063Y2 true JPS5943063Y2 (ja) 1984-12-19

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ID=29980900

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JPS57105135U (ja) 1982-06-29

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