JPS6117788Y2 - - Google Patents

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JPS6117788Y2
JPS6117788Y2 JP828682U JP828682U JPS6117788Y2 JP S6117788 Y2 JPS6117788 Y2 JP S6117788Y2 JP 828682 U JP828682 U JP 828682U JP 828682 U JP828682 U JP 828682U JP S6117788 Y2 JPS6117788 Y2 JP S6117788Y2
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JP
Japan
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lever
movable
clamp
workpiece
movable fulcrum
Prior art date
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JP828682U
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JPS58110324U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、被加工物を所定位置に固定して加
工、組立等をする場合に使用されるクランプ装置
に関するものである。
一般に、クランプ装置としては、構造が簡単で
安価なために、実開昭55−93433にみられるよう
なシリンダを基枠側部に設け、そのシリンダを揺
動・作動させてそのシリンダのロツド先端に連結
されたリンク機構の揺動レバを円弧運動させ、こ
れに連動するクランプ用レバー先端の被加工物
(以下ワーク)押え部にてワークを所定位置に固
定するものがよく用いられている。
しかし乍ら、この場合には、基枠側部にシリン
ダを設置する必要があり、かつ、そのシリンダを
揺動・作動させて揺動レバーの一端を円弧運動さ
せ、クランプ用レバーの押え部をリンク機構を介
して90゜持ち上げたりワークを押えたりする構成
なので、シリンダおよび揺動レバーを作動させる
作動空間が基枠側部に確保されなければならない
ことになり、基枠側部にシリンダと設置したり、
その作動空間を確保できない場合には使用できな
くなるという問題がある。
シリンダおよび揺動レバーの作動空間を少なく
する対策としては、シリンダの作動を少なくして
クランプ用レバーの押え部を90゜より少ない角度
で持上げるようにすればよいのであるが、その場
合には、ワークの自動供給・自動排出等をする際
に充分な空間が確保されないことになるので、ワ
ークの自動供給・自動排出等が著しく制限されて
しまうという問題がある。
本考案は、上述した問題を勘案して案出された
もので、ワークをクランプ用レバーの押え部でク
ランプするに際し、基枠側部にクランプ用レバー
を作動させるための作動空間を余りとる必要がな
く、かつ、ワークの自動供給・自動排出等に際し
ても充分な空間を確保でき、しかも構造が簡単で
容易に実施し得るクランプ装置を提供するもので
ある。
かかる本考案のクランプ装置は、 基枠に中間を枢支したクランプレバー及び揺動
レバーと、該クランプレバーの一端に設けたワー
ク押え部及び該クランプレバーの他端に設けた第
1可動支点と、該第1可動支点に近い側の前記揺
動レバー端に設けた第2可動支点と、該第2可動
支点と前記基枠との間で前記クランプレバーのク
ランプ、アンクランプでの前記第1可動支点の軌
跡をまたぐ位置に設けた拡開・押え用バネと、前
記第1、2可動支点間に嵌りその支点間距離を一
定に保つリンクレバーと、前記揺動レバーの他端
と対向し変移自在のカムとからなることを特徴と
している。
以下、本考案装置の一実施例を図面に基づいて
説明する。
第1図において、1はプラテン2に固定された
基枠で、この基枠1上部には固定支軸3が設けら
れていて、その固定支軸3にワークWのクランプ
用レバー4の中間部が枢支されている。
基枠1の下部側には、固定支軸5が設けられて
いて、その固定支軸5に突起部6aを有する揺動
レバー6の中間部が枢支されている。
前記クランプ用レバー4の一側である右側下方
端部には、ワークWを直接押え付けるワーク押え
部7が取付けられている。一方他側である左側端
部には、第1の可動支点となる支軸8が設けられ
ている。この可動支軸8に近い側の揺動レバー6
の上端部には、第2の可動支点となる可動支軸9
が設けられている。第2図に示すようにこの支軸
9両端と、基枠1の上端部1a,1aに設けた係
止シヤフト部10両端とに、第1の可動支点8の
描く軌跡を跨ぐようにクランプレバー4の引張り
部材である拡開、押え用ばね11,11が懸架さ
れている。
前記両可動支軸8,9には、両支軸間を一定に
保持する連結部材12が設けられ、クランプ用レ
バー4、揺動レバー6、連結部材12とでリンク
機構が形成されている。
前記揺動レバー6の下方突出端部6bに対向し
て、該レバー6の突出端部6bと当接し、そのレ
バー6の揺動を規制する変位自在のカム13が設
けられていて、このカム13は前記押え部7がワ
ークWをクランプすると揺動レバー6側にカム1
3の突起部13aを回動突出させ、アンクランプ
時にはこのカム13を回動させて押え部7のワー
クWのクランプを解除させる回動自在な駆動手段
14に連繋されている。15は押え部7を制止す
るストツパ、1bはワークWの載置部、1cは突
起部6aの度当り部である。なお、カム13は押
え部7がワークWに当つた時にクランプするため
の突起部13aと、クランプ用レバー4がワーク
Wのクランプを解除する際に揺動レバー6の下端
部が一時的にカム側に移動してくるのを避ける為
の凹部13bを有する。
また、ばね11,11は、クランプ用レバー4
が一定以上持上げられると自動的にそのクランプ
用レバー4と押え部7とを90゜持上げるだけの強
力な付勢力を持つたものを用いる。
上述した構成よりなる本考案装置は、まず、ワ
ークWをクランプする場合にはプツシヤー部材
(図示せず)で、クランプ用レバー4のA部が水
平方向に一定範囲(すなわち、可動支軸8がばね
11上方まで)押し込まれると、クランプ用レバ
ー4が固定支軸3を中心として矢印X方向にばね
11の付勢力により自動的に回動し、ワーク載置
台1bに載置されたワークWを押え部7,7にて
確実に押圧固定し、第3図に示すように2つのワ
ークW,Wのクランプがなされる。その際、駆動
手段14が作動し、カム13が回動して突起部1
3aが突出端部6bに当つてレバー6を押圧ロツ
クしクランプが完了し、この状態が維持される。
そうして、固定されたワークWの加工等が完了
すると、今度はプツシヤー部材にてクランプ用レ
バー4のB部を一定範囲(すなわち、可動支軸8
がばね11より下方に至るまで)押圧する。
そうすると、クランプ用レバー4がY方向に固
定支軸3を中心として回動し、90゜回つたところ
で揺動レバー6の突起部6aが度当り部1cに当
接し開口状態となる。従つて、載置部1bにはワ
ークWを自動供給、自動排出する空間が確保され
ることになる。なお、この動作に先立つて駆動手
段14が作動し、カム13の凹部13bを突出端
部6bと対向させておく。こうしないとレバー6
がY方向に回動できず、上記ロツク状態が維持さ
れてしまう。その際、駆動手段14が作動し、カ
ム13の凹部13bが突出端部6aと対向するの
で、揺動レバー6の突起部6aが歩当り部1c、
にてロツクされることになる。
なお、本実施例では、ワークWを一度に2個ク
ランプする例を示したが、これに限定されるもの
ではなく、クランプ用レバー4に押え部7を増減
させて取付けることにより所望のワークWをクラ
ンプできることになる。
上述してきた構成から明らかなように本考案装
置は、ワークをクランプ用レバーの押え部でクラ
ンプするに際し、基枠側部にクランプ用レバーを
作動させるための作動空間を余りとる必要がな
く、かつ、ワークの自動供給・自動排出等に際し
ても充分な空間を確保でき、しかも構造が簡単で
容易に実施し得る等諸々の効果を奏することにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す概略側面
図、第2図は第1図で示した本考案装置の平面
図、第3図は第1図で示した本考案装置の側面図
である。 1……基枠、4……クランプ用レバー、6……
揺動レバー、7……ワーク押え部、8,9……可
動支点、11……ばね部材、12……連結部材、
13……カム、14……駆動手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基枠に中間を枢支したクランプレバー及び揺動
    レバーと、該クランプレバーの一端に設けたワー
    ク押え部及び該クランプレバーの他端に設けた第
    1可動支点と、該第1可動支点に近い側の前記揺
    動レバー端に設けた第2可動支点と、該第2可動
    支点と前記基枠との間で前記クランプレバーのク
    ランプ、アンクランプでの前記第1可動支点の軌
    跡をまたぐ位置に設けた拡開・押え用バネと、前
    記第1、2可動支点間に嵌りその支点間距離を一
    定に保つリンクレバーと、前記揺動レバーの他端
    と対向し変移自在のカムとからなるクランプ装
    置。
JP828682U 1982-01-25 1982-01-25 クランプ装置 Granted JPS58110324U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP828682U JPS58110324U (ja) 1982-01-25 1982-01-25 クランプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP828682U JPS58110324U (ja) 1982-01-25 1982-01-25 クランプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58110324U JPS58110324U (ja) 1983-07-27
JPS6117788Y2 true JPS6117788Y2 (ja) 1986-05-30

Family

ID=30020991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP828682U Granted JPS58110324U (ja) 1982-01-25 1982-01-25 クランプ装置

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JP (1) JPS58110324U (ja)

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JPS58110324U (ja) 1983-07-27

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