JPH0611934U - ワーククランプ装置 - Google Patents

ワーククランプ装置

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JPH0611934U
JPH0611934U JP5490892U JP5490892U JPH0611934U JP H0611934 U JPH0611934 U JP H0611934U JP 5490892 U JP5490892 U JP 5490892U JP 5490892 U JP5490892 U JP 5490892U JP H0611934 U JPH0611934 U JP H0611934U
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浩之 小野内
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】1つのシリンダによってワークをクランプ及び
アンクランプ作動することを可能とし、サイクルタイム
短縮化と構成簡素化を計る。 【構成】ベース30上に固定された傾斜カム面21を有
するカムプレート20にシリンダ2をブラケット8を介
して揺動可能に支持する。ブラケット8に支持部材19
を一体に設け、主アーム5を旋回可能に枢支し、その先
端にクランプアーム3を回動可能に枢支する。主アーム
5にクランプアーム3と協同してワークWを挾持する受
け部材6を回動可能に枢支する。受け部材6にカムプレ
ート20の傾斜カム面21に当接するカムフォロア9を
設けスプリング10により圧接方向に付勢する。シリン
ダ2と主アーム5及びクランプアーム3間を、夫々リン
ク7及びリンク22、ロッド4で連結する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スポット溶接その他の加工機で加工するワークをクランプする装置 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来一般のクランプ装置は図4で示すように、ベース30上にプレート31を 固定し、このプレート31に上下方向に進退作動する第1シリンダ33をブラケ ット32を介して水平軸線回りに揺動可能に支持し、また、プレート31の前記 シリンダ33の支持位置より上方にブラケット35を固設し、これにワークWの 受け部34aを有する受け部材34をストッパ37によって鉛直位置に規制し、 かつ後傾旋回可能に枢軸36により枢支し、この受け部材34と前記第1シリン ダ33とを連結させ、前記受け部材34の先端に前記受け部34aと対面可能で あり、かつワークWを挾持するクランプアーム38を枢軸39で上下方向に回動 可能に枢支し、前記受け部材34に第2シリンダ40を揺動可能に軸支して、こ の第2シリンダ40と前記クランプアーム38とを連結ピン41により連結した 構造である。
【0003】 上記従来装置におけるワークWのクランプ動作は図4で示すように、第1シリ ンダ33が前進して受け部材34をストッパ37に当接規制する直立状態とし、 第2シリンダ40を前進してクランプアーム38を反時計方向に回動させ、ワー クWをクランプアーム38と受け部材34の受け部34aとで挾持してクランプ する。
【0004】 ワークWのアンクランプ動作は図5で示すように、第2シリンダ40を後退し てクランプアーム28を時計方向に上方へ回動させ、さらに、図6で示すように 、第1シリンダ33を後退し、受け部材34を後傾移動してワークWを上方に取 り出す。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来装置では、ワークのクランプ及びアンクランプ動作は受け部材34と クランプアーム38との個別動作の2段階の動作であり、そのサイクルタイムが 長くなっている。また、アクチュエータとしては、2つのシリンダを必要とし、 従って、2つのシリンダへの圧力配管が多くなり、コストも高くなっている。
【0006】 さらに、枢軸36による受け部材34の枢支点が、受け部34aとクランプア ーム38との受け押さえ面の角度等により下方に位置されるため、第1シリンダ 33の下端がベース30に干渉しないようベース30に逃がし穴30aを設ける 必要があった。
【0007】 本考案の目的は、上記従来の問題を解決したワーククランプ装置を提供するこ とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本考案の要旨は、ベース上に固定された傾斜カム 面を有するカムプレートと、このカムプレートにブラケットを介して水平軸線回 りに揺動可能に支持した上下方向に進退作動するシリンダと、前記ブラケットと 一体に設けた支持部材と、この支持部材に上下方向に旋回可能に枢支した主アー ムと、この主アームの先端に上下方向に回動可能に枢支したクランプアームと、 前記主アームのクランプアーム枢支点と主アーム枢支点との略中間点に主アーム の旋回方向と同方向に回動可能に枢支され前記クランプアームとによってワーク を挾持する受け部材と、この受け部材に設けられた前記カムプレートの傾斜カム 面に当接するカムフォロアと、前記カムフォロアを前記傾斜カム面に圧接する方 向に付勢するために前記主アームと受け部材との間に張設したスプリングとを備 え、前記シリンダと主アームとをリンクで連結し、前記シリンダとクランプアー ムとをリンク及びロッドを介して連結したものである。
【0009】
【作用】
上記の構成により、1つのシリンダによってクランプアームを回動し、同時に 受け部材をカムフォロアと傾斜カム面とによってクランプ位置に下降前進させ、 また、アンクランプ位置に上昇後退移動し、短いサイクルタイムによりワークを クランプ及びアンクランプ可能とするものである。
【0010】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1において、30はベース であり、1は前記ベース30上に固定された固定プレートである。この固定プレ ート1にはカムプレート20が固設され、このカムプレート1には傾斜カム面2 1を有している。
【0011】 前記カムプレート20にはブラケット8が固定され、これに上下方向に進退作 動するシリンダ2が水平軸線回りに揺動可能に支持されている。また、前記ブラ ケット8には支持部材19が一体に設けられている。
【0012】 前記支持部材19には主アーム5が枢軸17によって上下方向に旋回可能に枢 支され、この主アーム5の先端にクランプアーム3が枢軸11によって上下方向 に回動可能に枢支されている。
【0013】 前記主アーム5に枢支したクランプアーム3の枢支点(枢軸11)と主アーム 5の枢支点(枢軸17)との略中間点に前記クランプアーム3とによってワーク Wを挾持する受け部材6が枢軸13で主アーム5の旋回方向と同方向に回動可能 に枢支されている。
【0014】 この受け部材6には前記カムプレート20の傾斜カム面21に当接するカムフ ォロア9を有し、このカムフォロア9は前記主アーム5と受け部材6との間に張 設したスプリング10により傾斜カム面21に圧接する方向に付勢されている。 23は主アーム5と受け部材6とが接近したときの位置決めストッパである。
【0015】 前記支持部材19には第1リンクプレート22が枢軸18によって回動可能に 枢着されている。この第1リンクプレート22に前記シリンダ2のピストンロッ ドが枢軸16によって連結され、第1リンクプレート22と主アーム5とが第2 リンク7を介して枢軸14、15によって連結されている。
【0016】 さらに、前記クランプアーム3と第1リンクプレート22とを枢軸12と前記 第2リンク7が連結されている枢軸14とによってロッド4を介して連結されて いる。
【0017】 前記第1リンクプレート22に配設されている各枢軸14、16、18は三角 形を結ぶ線の各頂点の3点に配置している。
【0018】 本考案は上記の通りの構造であるから、ワークWのクランプ状態は図1で示す ように、シリンダ2のピストンロッドは前進移動(上方移動)している。これに より、第1リンクプレート22は支持部材19に枢支されている枢軸18を支点 にして前方に旋回(図1において反時計方向)し、主アーム5は第2リンク7を 介して枢軸17を支点にして下方に旋回している。この主アーム5の下方旋回に より受け部材6のカムフォロア9がカムプレート20の傾斜カム面21を摺動し て受け部材6を下降及び前進端に移動位置する。
【0019】 一方、クランプアーム3はロッド4の前進軸移動により枢軸11を支点にして 反時計方向に旋回して受け部材6に接近し、ワークWをクランプアーム3と受け 部材6とで挾持クランプする。
【0020】 上記クランプ状態からアンクランプする動作はシリンダ2のピストンロッドを 後退移動(下方移動)する。これにより、図2で示すように、第1リンクプレー ト22は枢軸18を支点にして後方に旋回(図1において時計方向)する。この 第1リンクプレート22の後方旋回によって主アーム5が枢軸18を支点にして 上方に旋回し、同時にロッド4が後退軸移動し、クランプアーム3が枢軸11を 支点にして時計方向に旋回する。
【0021】 また、前記主アーム5の上方旋回によって受け部材6のカムフォロア9がカム プレート20の傾斜カム面21を摺動して上昇し、受け部材6を上昇及び後退移 動する。これにより、ワークWはアンクランプ状態になる。
【0022】 さらに、シリンダ2のピストンロッドの後退端(下降端)では図3で示すよう に、主アーム5を後傾旋回し、ワークWを上方に取り出し可能な態勢にするので ある。
【0023】
【考案の効果】
以上のように本考案によると、ベース上に固定された傾斜カム面を有するカム プレートと、このカムプレートにブラケットを介して水平軸線回りに揺動可能に 支持した上下方向に進退作動するシリンダと、前記ブラケットと一体に設けた支 持部材と、この支持部材に上下方向に旋回可能に枢支した主アームと、この主ア ームの先端に上下方向に回動可能に枢支したクランプアームと、前記主アームの クランプアーム枢支点と主アーム枢支点との略中間点に主アームの旋回方向と同 方向に回動可能に枢支され前記クランプアームとによってワークを挾持する受け 部材と、この受け部材に設けられた前記カムプレートの傾斜カム面に当接するカ ムフォロアと、前記カムフォロアを前記傾斜カム面に圧接する方向に付勢するた めに前記主アームと受け部材との間に張設したスプリングとを備え、前記シリン ダと主アームとをリンクで連結し、前記シリンダとクランプアームとをリンク及 びロッドを介して連結した構成であるから、1つのシリンダによって主アーム、 クランプアーム及び受け部材を同時にクランプ及びアンクランプ位置に作動する ことが可能となり、サイクルタイムが短縮されると共に、圧力配管、及び部品構 成が簡素化され、コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置のクランプ状態の側面図
【図2】本考案装置のアンクランプ途中状態の側面図
【図3】本考案装置のアンクランプ状態の側面図
【図4】従来装置のクランプ状態の側面図
【図5】従来装置のアンクランプ途中状態の側面図
【図6】従来装置のアンクランプ状態の側面図
【符号の説明】
1 固定プレート 2 シリンダ 3 クランプアーム 4 ロッド 5 主アーム 6 受け部材 7 第2リンク 8 ブラケット 9 カムフォロア 10 スプリング 19 支持部材 20 カムプレート 21 傾斜カム面 22 第1リンクプレート 30 ベース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース上に固定された傾斜カム面を有す
    るカムプレートと、このカムプレートにブラケットを介
    して水平軸線回りに揺動可能に支持した上下方向に進退
    作動するシリンダと、前記ブラケットと一体に設けた支
    持部材と、この支持部材に上下方向に旋回可能に枢支し
    た主アームと、この主アームの先端に上下方向に回動可
    能に枢支したクランプアームと、前記主アームのクラン
    プアーム枢支点と主アーム枢支点との略中間点に主アー
    ムの旋回方向と同方向に回動可能に枢支され前記クラン
    プアームとによってワークを挾持する受け部材と、この
    受け部材に設けられた前記カムプレートの傾斜カム面に
    当接するカムフォロアと、前記カムフォロアを前記傾斜
    カム面に圧接する方向に付勢するために前記主アームと
    受け部材との間に張設したスプリングとを備え、前記シ
    リンダと主アームとをリンクで連結し、前記シリンダと
    クランプアームとをリンク及びロッドを介して連結した
    ことを特徴とするワーククランプ装置。
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