JPS6240736Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6240736Y2 JPS6240736Y2 JP11653684U JP11653684U JPS6240736Y2 JP S6240736 Y2 JPS6240736 Y2 JP S6240736Y2 JP 11653684 U JP11653684 U JP 11653684U JP 11653684 U JP11653684 U JP 11653684U JP S6240736 Y2 JPS6240736 Y2 JP S6240736Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clamping
- clamper
- parallel
- swinging
- plane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Jigs For Machine Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、工作物のクランプ面に傷ができる
のを防止したクランプ装置に関するものである。
のを防止したクランプ装置に関するものである。
工作物のクランプ面との当り部が3点以上の多
点クランプ装置が一般に使用されているが、従
来、この種のクランプ装置は、それぞれの当り点
の高さが若干異なつても各当り点に作用するクラ
ンプ力が均等となるように、少なくとも2個所の
当り点に当接するクランプ部を設けたクランパが
2次元的に旋回できるように構成しており、この
ために前記クランプ部が半球状に形成してある。
しかし前述のような従来のクランプ装置によつて
工作物をクランプとすると、クランプと工作物と
が点接触となり、当り点にクランプ力が集中し、
このために、アルミニウムなどの軟質材料からな
る工作物をクランプすると、クランプ面の当り点
となつている所に打痕のような傷ができる。従つ
て、クランプ面が加工面である場合などには、前
述した従来のクランプ装置を使用できないという
問題があつた。
点クランプ装置が一般に使用されているが、従
来、この種のクランプ装置は、それぞれの当り点
の高さが若干異なつても各当り点に作用するクラ
ンプ力が均等となるように、少なくとも2個所の
当り点に当接するクランプ部を設けたクランパが
2次元的に旋回できるように構成しており、この
ために前記クランプ部が半球状に形成してある。
しかし前述のような従来のクランプ装置によつて
工作物をクランプとすると、クランプと工作物と
が点接触となり、当り点にクランプ力が集中し、
このために、アルミニウムなどの軟質材料からな
る工作物をクランプすると、クランプ面の当り点
となつている所に打痕のような傷ができる。従つ
て、クランプ面が加工面である場合などには、前
述した従来のクランプ装置を使用できないという
問題があつた。
この考案は、平行リンク機構を用い、クランパ
のクランプ部が線接触によつて工作物のクランプ
面に4個所で当接するようにし、前述した問題を
解決して、工作物が軟質材料であつてもそのクラ
ンプ面に傷ができにくいようにしたクランプ装置
を提供することを目的とするものである。
のクランプ部が線接触によつて工作物のクランプ
面に4個所で当接するようにし、前述した問題を
解決して、工作物が軟質材料であつてもそのクラ
ンプ面に傷ができにくいようにしたクランプ装置
を提供することを目的とするものである。
以下、この考案の一実施例につき図面を参照し
て説明する。
て説明する。
第1図において、1は工作物支持台で、この支
持台1の側面に〓型の支持ブラケツト2の下端部
が固着され、支持ブラケツト2の水平な上端部に
は、シリンダ装置3が前記支持台1上方に位置し
て固定されている。シリンダ装置3のピストンロ
ツド3aには上下方向に直線往復動する押圧軸4
が固定されている。この押圧軸4には上、下1対
の揺動部材5,6が押圧軸4の両側に両端部がそ
れぞれ突出して枢着され、これらの両端部には左
右可動部材がそれぞれ枢着されて、平行リンク機
構8が構成され、この平行リンク機構8の可動部
材7は、押圧軸4の側方に位置してクランプ方向
へ平行移動可能になつている。前記両可動部材7
の下端部には、第1図、第2図に示すように、平
行リンク機構8の作動平面と直交しかつクランプ
方向と平行な平面内での揺動可能に、クランパ9
が枢支ピン10でそれぞれ枢着されている。前記
クランパ9の枢支ピン10を挾んだ両端部には、
このピン10から等距離の位置にそれぞれ1対の
クランプ部11,11が形成されている。これら
のクランプ部11,11の先端部にはクランパ9
の揺動平面と平行な面での断面形状は半円弧状
で、これと直交する方向には直線状の当接面11
a,11aが形成されている。なお、第1図中、
16は支持台1上に載せた工作物である。
持台1の側面に〓型の支持ブラケツト2の下端部
が固着され、支持ブラケツト2の水平な上端部に
は、シリンダ装置3が前記支持台1上方に位置し
て固定されている。シリンダ装置3のピストンロ
ツド3aには上下方向に直線往復動する押圧軸4
が固定されている。この押圧軸4には上、下1対
の揺動部材5,6が押圧軸4の両側に両端部がそ
れぞれ突出して枢着され、これらの両端部には左
右可動部材がそれぞれ枢着されて、平行リンク機
構8が構成され、この平行リンク機構8の可動部
材7は、押圧軸4の側方に位置してクランプ方向
へ平行移動可能になつている。前記両可動部材7
の下端部には、第1図、第2図に示すように、平
行リンク機構8の作動平面と直交しかつクランプ
方向と平行な平面内での揺動可能に、クランパ9
が枢支ピン10でそれぞれ枢着されている。前記
クランパ9の枢支ピン10を挾んだ両端部には、
このピン10から等距離の位置にそれぞれ1対の
クランプ部11,11が形成されている。これら
のクランプ部11,11の先端部にはクランパ9
の揺動平面と平行な面での断面形状は半円弧状
で、これと直交する方向には直線状の当接面11
a,11aが形成されている。なお、第1図中、
16は支持台1上に載せた工作物である。
以上のように構成されたクランプ装置は、支持
台1上に工作物16を載せ、シリンダ装置3をピ
ストンロツド3aが下降する方向に動作させる
と、ピストンロツド3aと共に押圧軸4が下降
し、平行リンク機構8を介して4個のクランプ部
11の当接面11aで線接触により、実質的に均
等なクランプ力で工作物16のクランプ面を押下
げてこれを支持台1にクランプする。また、シリ
ンダ装置3を復帰動作させてピストンロツド3a
および押圧軸4を上昇させると、クランプ部11
の当接面11aによる工作物16のクランプを解
除する。
台1上に工作物16を載せ、シリンダ装置3をピ
ストンロツド3aが下降する方向に動作させる
と、ピストンロツド3aと共に押圧軸4が下降
し、平行リンク機構8を介して4個のクランプ部
11の当接面11aで線接触により、実質的に均
等なクランプ力で工作物16のクランプ面を押下
げてこれを支持台1にクランプする。また、シリ
ンダ装置3を復帰動作させてピストンロツド3a
および押圧軸4を上昇させると、クランプ部11
の当接面11aによる工作物16のクランプを解
除する。
以上説明したように、この考案によるクランパ
装置は、直線往復動する押圧軸に1対の揺動部材
を枢支し、これらの揺動部材の枢支点を挾んだ両
端部に可動部材をそれぞれ枢枝してこれら1対の
可動部材がクランプ方向へ平行移動可能な平行リ
ンク機構を構成し、前記1対の可動部材の先端部
に枢支したクランパの両端部にクランプ部をそれ
ぞれ設けると共に、前記クランプ部の当接面を円
弧状およびこれと直交する直線状の部分から構成
したので、それぞれのクランプ部の当り点の高さ
が若干異なつても前記押圧軸の動作によつて4個
のクランプ部の当接面が線接触で工作物のクラン
プ面に当接することにより、当り部に作用するク
ランプ力が均等になることと相まつて、軟質材料
からなる工作物をクランプする場合でも、クラン
プ面に打痕などの傷ができることを防止して、そ
の確実はクランプを行なうことができるという効
果がある。
装置は、直線往復動する押圧軸に1対の揺動部材
を枢支し、これらの揺動部材の枢支点を挾んだ両
端部に可動部材をそれぞれ枢枝してこれら1対の
可動部材がクランプ方向へ平行移動可能な平行リ
ンク機構を構成し、前記1対の可動部材の先端部
に枢支したクランパの両端部にクランプ部をそれ
ぞれ設けると共に、前記クランプ部の当接面を円
弧状およびこれと直交する直線状の部分から構成
したので、それぞれのクランプ部の当り点の高さ
が若干異なつても前記押圧軸の動作によつて4個
のクランプ部の当接面が線接触で工作物のクラン
プ面に当接することにより、当り部に作用するク
ランプ力が均等になることと相まつて、軟質材料
からなる工作物をクランプする場合でも、クラン
プ面に打痕などの傷ができることを防止して、そ
の確実はクランプを行なうことができるという効
果がある。
第1図はこの考案の一実施例を示す一部を切欠
いた側面図、第2図は第1図の矢視図である。 4……押圧軸、5,6……揺動部材、7……可
動部材、8……平行リンク機構、9……クラン
パ、11……クランプ部、11a……当接面。
いた側面図、第2図は第1図の矢視図である。 4……押圧軸、5,6……揺動部材、7……可
動部材、8……平行リンク機構、9……クラン
パ、11……クランプ部、11a……当接面。
Claims (1)
- 直線往復動する押圧軸に1対の揺動部材を枢支
し、これらの揺動部材の枢支点を挾んだ両端部に
可動部材をそれぞれ枢支して、これら1対の可動
部材がクランプ方向へ平行移動可能な平行リンク
機構を構成し、前記1対の可動部材の先端部には
平行リンク機構の作動平面と直交しクランプ方向
と平行な平面内での揺動可能にクランパをそれぞ
れ枢支し、このクランパの揺動中心を挾む両端部
に設けたクランプ部の先端部には前記クランパの
揺動平面と平行な面での断面形状は円弧状でこれ
と直交する方向には直線状の当接面を形成したこ
とを特徴とするクランプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11653684U JPS60161526U (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | クランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11653684U JPS60161526U (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | クランプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60161526U JPS60161526U (ja) | 1985-10-26 |
JPS6240736Y2 true JPS6240736Y2 (ja) | 1987-10-19 |
Family
ID=30675477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11653684U Granted JPS60161526U (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | クランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60161526U (ja) |
-
1984
- 1984-07-30 JP JP11653684U patent/JPS60161526U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60161526U (ja) | 1985-10-26 |
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