JPH0344383Y2 - - Google Patents

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JPH0344383Y2
JPH0344383Y2 JP3364187U JP3364187U JPH0344383Y2 JP H0344383 Y2 JPH0344383 Y2 JP H0344383Y2 JP 3364187 U JP3364187 U JP 3364187U JP 3364187 U JP3364187 U JP 3364187U JP H0344383 Y2 JPH0344383 Y2 JP H0344383Y2
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JP
Japan
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clamp
ejector
jig
surface plate
workpiece
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JP3364187U
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  • Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車のサイドパネル等を組付ける
場合に利用される車体用組付治具に関するもので
ある。
従来の技術 例えば、自動車のサイドパネルを構成する内板
と外板を溶接して組付ける場合、組付治具を使用
している。第8図はこの種の従来の組付治具を示
したものである。同図において、1は架台2上に
枢軸3にて傾動可能に載設された治具定盤で、架
台2に垂設されたシフトシリンダ4のピストンロ
ツド5に連結されており、上記シフトシリンダ4
の伸縮動作により枢軸3を支点に傾動させられ
る。6,7は治具定盤1の上面両側に配設された
クランプ機構で、これは治具定盤1上に起立固定
したベース8,9の上端にクランプアーム10,
11を枢軸12,13にて揺動可能に枢支し、か
つ上記ベース8,9の側方に装設されたクランプ
シリンダ14,15のピストンロツド16,17
を上記クランプアーム10,11の後端に連結し
てあり、クランプシリンダ14,15の伸縮動作
によりクランプアーム10,11が枢軸12,1
3を支点に揺動し、伸長時にベース8,9上に載
置される自動車のサイドパネル等のワーク18を
クランプアーム10,11でベース8,9に押圧
してワーク18をクランプさせる。19は上記治
具定盤1上のクランプ機構6,7間に配設された
エジエクト機構で、複数の支承杆20を座板21
の上面適当箇所に上記ワーク18を支承するよう
に立設させたエジエクタ22を上記治具定盤1に
上下動可能に支持し、かつ図示されていないが上
記治具定盤1に固設されたエジエクトシリンダの
ピストンロツドを上記エジエクタ22に連結して
あり、上記エジエクトシリンダの伸縮動作によ
り、上記エジエクタ22が上下動し、上昇時に上
記クランプ機構6,7のベース8,9上からワー
ク18をエジエクタ22で持ち上げてワーク18
をエジエクトさせる。
上記組付治具はクランプ機構6,7のベース
8,9上にワーク18を載置した後でクランプシ
リンダ14,15を伸長動作させてクランプアー
ム10,11を枢軸12,13を支点に揺動さ
せ、クランプアーム10,11でワーク18をベ
ース8,9に押圧してワーク18をクランプす
る。そして、この後溶接ロボツト23等によりワ
ーク18の加工を行い、加工完了後、クランプシ
リンダ14,15を縮退動作させてワーク18の
クランプを解除した後でエジエクトシリンダを伸
長動作させてエジエクタ22を上昇させ、エジエ
クタ22でクランプ機構6,7のベース8,9上
からワーク18を持ち上げてワーク18をエジエ
クトする。
ところで、上記組付治具において、ロボツト2
3の作業範囲A内にワーク18の加工部位を納め
ることのできない場合は、シフトシリンダ4を伸
長動作させて治具定盤1を枢軸3を支点に傾動さ
せ、治具定盤1の傾動動作に伴つてクランプ機構
6,7にクランプされているワーク18が傾動し
てロボツト23の作業範囲A内にワーク18の加
工部位をシフトする。
考案が解決しようとする問題点 従来の上記組付治具によると、治具定盤1の傾
動とエジエクタ22の上下動とを夫々別途のシリ
ンダによつて作動させねばならないので、構造が
複雑になつて大型となり、コストが高いと云う問
題があつた。
そこで、本考案の目的は上記問題を解決するた
めに、エジエクトシリンダでシフトシリンダも兼
用するようになした車体用組付治具を提供するも
のである。
問題点を解決するための手段 本考案は、上記目的を解決達成するために、架
台上に治具定盤を傾動可能に載設し、該治具定盤
上に、ベース上に載置したワークをクランプアー
ムを揺動させて該クランプアームでベースに押圧
してクランプするクランプ機構及び上下動可能に
支持されてその上昇時に上記クランプ機構のベー
ス上からワークを持ち上げてエジエクトするエジ
エクタを配設させた車体用取付治具において、上
記架台にエジエクト及びシフト兼用シリンダを固
設し、該シリンダのピストンロツドを上記エジエ
クタの下面に突設したロツドに連結させ、かつ該
ロツドと上記治具定盤との間にこの両者を上記ク
ランプ機構のワーククランプ動作に伴つて結合さ
せるロツク機構を配設したと云う技術的手段を講
じている。
作 用 上記技術的手段によると、クランプ機構のワー
ククランプ時にロツク機構により治具定盤とエジ
エクト及びシフト兼用シリンダとが連結されるの
で、治具定盤の傾動とエジエクタの上下動を上記
シリンダで兼用することができる。
実施例 以下本考案に係る車体用組付治具を第1図乃至
第7図に示す各実施例に基づいて詳細に説明す
る。尚、第8図に示したものと同一のものには同
一参照符号を付して説明を省略する。
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示した
ものである。同図において、24は架台2に垂設
されたエジエクト及びシフト兼用シリンダで、そ
のピストンロツド25はエジエクタ22の下面に
垂設されて治具定盤1の中央部に穿設された透孔
26に進退可能に貫通されたロツド27に連結さ
れている。
28は治具定盤1を上記エジエクト及びシフト
兼用シリンダ24へ一体的に連結させるロツク機
構で、治具定盤1の下面の透孔26の両側にロツ
クピン29をスライド可能に嵌挿させる2個の支
受部材30,31を対向配置して固設し、また治
具定盤1の下面に立設させた枢軸32にレバー3
3の中央部を揺動可能に枢着し、このレバー33
の一端部にクランプ機構6のクランプアーム10
の後端部に一端を結合させたプツシユプルケーブ
ル34の他端を結合すると共に他端部に穿設させ
た長孔35にロツクピン29の後端部に突設させ
てある係合ピン36を係合し、かつエジエクタ2
2のロツド27の中間部にロツクピンホルダ37
を上記エジエクト及びシフト兼用シリンダ24の
ピストンロツド25の縮退時にロツクピン29が
挿通するように装設させてある。
次に本考案の動作について説明する。
先ず、クランプ機構6,7のベース8,9上に
ワーク18を載置し、この後クランプシリンダ1
4,15を伸長動作させてクランプアーム10,
11を枢軸12,13を支点に揺動させ、クラン
プアーム10,11でワーク18をベース8,9
に押圧してーク18をクランプする。この時、ク
ランプ機構6のクランプアーム10の揺動に伴つ
てプツシユプルケーブル34が引つ張られ、レバ
ー33を枢軸32を支点に揺動させてロツクピン
29を前進させ、ロツピン29をロツクホルダ3
7及び支受部材31に挿通させて治具定盤1とエ
ジエクタ22のロツド27とを結合して治具定盤
1をエジエクト及びシフト兼用シリンダ24に連
結する。この後、斯る状態で溶接ロボツト等によ
りワーク18の加工を行う。そして、治具定盤1
をシフトさせる場合は、治具定盤1とエジエクト
及びシフト兼用シリンダ24とが上述のように連
結されているから、エジエクト及びシフト兼用シ
リンダ24のピストンロツド25を伸長させると
治具定盤1が枢軸3を支点に傾動してシフトす
る。加工完了後、クランプ機構6,7のクランプ
シリンダ14,15を縮退動作させてワーク18
のクランプを解除すると、クランプ機構6のクラ
ンプアーム10を揺動に伴つてプツシユプルケー
ブル34が押され、レバー33を枢軸32を支点
に揺動させてロツクピン29を後退させ、ロツク
ピン29を支受部材31及びロツクホルダ37か
ら抜脱させて治具定盤1とエジエクタ22のロツ
ド27との結合を解除して治具定盤1をエジエク
ト及びシフト兼用シリンダ24から切り離す。こ
の後、斯る状態でエジエクト及びシフト兼用シリ
ンダ24を伸長動作させると、エジエクタ25が
上昇してクランプ機構6,7のベース8,9上か
らワーク18を持ち上げてワーク18をエジエク
トする。
本考案の上記組付治具によると、治具定盤1の
傾動とエジエクタ22の上下動とを一台のエジエ
クト及びシフト兼用シリンダ24によつて兼用す
ることが可能である。
第5図及び第6図は上記組付治具のロツク機構
28の変形例で、これは治具定盤1の透孔26内
に2股状のフツク部38を上端部に有するロツク
部材39を枢軸40にて揺動自在に枢支し、該ロ
ツク部材39の下端部を折曲リンク41を介して
クランプ機構6のクランプアーム10の後端部に
連結し、かつエジエクタ22のロツド26に係止
部材42を一体に突設してあり、クランプ機構6
のクランプアーム10でワーク18をクランプす
ると、折曲リンク41を介してロツク部材39を
枢軸40を支点に揺動させ、ロツク部材39のフ
ツク部38を係止部材42に係止させて治具定盤
1とエジエクタ22のロツド27とを結合して治
具定盤1をエジエクト及びシフト兼用シリンダ2
4に連結させる。
第7図は第5図及び第6図のロツク機構28の
変形例で、これはロツク部材39の上端部に楕円
状のリング部43を配設し、かつエジエクタ22
のロツド27に上記リング部43に嵌合するピン
44を突設してあり、ロツク部材39のリング部
43をピン44に係合させて治具定盤1とエジエ
クタ22のロツド27とを結合して治具定盤1を
エジエクト及びシフト兼用シリンダ24に連結さ
せる。
考案の効果 本考案の車体用組付治具によれば、治具定盤を
傾動するシフトシリンダとエジエクタを上下動す
るエジエクトシリンダとを一台のシリンダによつ
て兼用させることが可能であるので、構造が簡単
になつて部品点数が減少し、コストの大幅な低減
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案に係る車体用組付治
具の一実施例を示す説明図、第5図乃至第7図は
そのロツク機構の変形例を示す説明図、第8図は
従来の車体用組付治具の一例を示す説明図であ
る。 1……治具定盤、6,7……クランプ機構、1
0,11……クランプアーム、14,15……ク
ランプシリンダ、18……ワーク、22……エジ
エクタ、24……エジエクト及びシフト兼用シリ
ンダ、28……ロツク機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 架台上に治具定盤を傾動可能に載設し、該治具
    定盤上に、ベース上に載置したワークをクランプ
    アームを揺動させて該クランプアームでベースに
    押圧してクランプするクランプ機構及び上下動可
    能に支持されてその上昇時に上記クランプ機構の
    ベース上からワークを持ち上げてエジエクトする
    エジエクタを配設させた車体用組付治具におい
    て、上記架台にエジエクト及びシフト兼用シリン
    ダを固設し、該シリンダのピストンロツドを上記
    エジエクタの下面に突設したロツドに連結させ、
    かつ該ロツドと上記治具定盤との間にこの両者を
    上記クランプ機構のワーククランプ動作に伴つて
    結合させるロツク機構を配設したことを特徴とす
    る車体用組付治具。
JP3364187U 1987-03-06 1987-03-06 Expired JPH0344383Y2 (ja)

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JP3364187U JPH0344383Y2 (ja) 1987-03-06 1987-03-06

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JP3364187U JPH0344383Y2 (ja) 1987-03-06 1987-03-06

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JPS63145584U JPS63145584U (ja) 1988-09-26
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JP3364187U Expired JPH0344383Y2 (ja) 1987-03-06 1987-03-06

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JPS63145584U (ja) 1988-09-26

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