JPS5938964B2 - ポリウレタンエラストマ−の製造方法 - Google Patents

ポリウレタンエラストマ−の製造方法

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JPS5938964B2
JPS5938964B2 JP54043000A JP4300079A JPS5938964B2 JP S5938964 B2 JPS5938964 B2 JP S5938964B2 JP 54043000 A JP54043000 A JP 54043000A JP 4300079 A JP4300079 A JP 4300079A JP S5938964 B2 JPS5938964 B2 JP S5938964B2
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prepolymer
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/08Processes
    • C08G18/10Prepolymer processes involving reaction of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen in a first reaction step

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、すぐれた物性をもつポリウレタンエラストマ
ーを常温二液混合方式により製造する方法に関するもの
であり、さらに詳しくいえば、ポリアミン、ポリオール
及び触媒を含む硬化剤組成物と、有機ジイソシアネート
単量体及びイソシアネートプレポリマーからなるイソシ
アネート組成物とを用い、その常温混合−低温速硬化に
よつて物性のすぐれたポリウレタンエラストマーを製造
する方法に関するものである。
従来ウレタンエラストマーは、すぐれた諸性状(強じん
性、弾性、耐摩耗性、耐油性など)を有するので、自動
車部品、工業用部品、スポーツ用具部品などに広く利用
されてきた。
このウレタンエラストマーの製造方法としては、長鎖状
ジオールに過剰量の芳香族ジイソシアネートを反応させ
て得た末端にイソシアネート基をもつプレポリマーをま
ず調製し、これを約100℃に加熱して脱泡し、これに
芳香族ジアミンなどの硬化剤〔たとえば最も広く用いら
れている4、4’−メチレンビス(2−クロロアニリン
)(融点約95℃:商品名MOCA)〕を約100〜1
10℃に加熱溶融して混合し、約100℃で硬化させる
方法、いわゆるプレポリマー法によるホットメルト成形
方法があり、広く行われてきた。しかしながら、このホ
ットメルト成形方法によるプレポリマー法は次に述べる
ような多くの欠点及び解決すべき問題点があつた。
すなわち、第1に、固体状の硬化剤(たとえば芳香族ジ
アミン)を加熱溶融し、プレボリマーも、硬化剤の析出
を防止し、脱泡を容易にするために加熱下で混合脱泡さ
せるため、芳香族ジアミン、及びブレポリマー中に含ま
れる芳香族ジイソネートなどが揮散するという問題があ
つた。特にこれらの物質は人体衛生上きわめて有害であ
り、作業者は溶融前の芳香族ジアミンの粉じん及びこれ
らの揮散物質の蒸気を吸入する危険にさらされており、
現状では、この危険を完全に防止することができない。
第2に、芳香族ジアミンを加熱溶融して用いるため、ウ
レタンエラストマーの物性の低下を招くばかりでなく、
加熱により色調などが著しく変化し、ウレタンエラスト
マー製品としての商品価値をそこなう結果となる。さら
にプレポリマ一の加熱によつて、末端イソシアネート基
が活性化され、それがプレポリマ一を構成するウレタン
基と反応して、いわゆるアロフアネート架橋を生じ、粘
度上昇をひき起し、ウレタンエラストマーの物性を著し
く低下させる原因となる。第3に、第2で述べたプレポ
リマ一の粘度上昇によつて、製造工程、条件を安定状態
に維持するのが困難となり、自動連続混合法による量産
化はきわめて困難となる。第4には、高温下で、混合、
硬化及び後硬化を行うので、多量の熱エネルギーを消費
し、製造コストが高くつくなどの欠点があつた。したが
つて、これまでこれらの欠点や問題点を改良するため多
くの研究がなされている。
たとえばポリアミンをポリエチレングリコールでベンゾ
エート又はポリプロピレングリコールなどの溶媒に溶解
させ、これを、末端にイソシアネート基をもつプレポリ
マ一と室温で硬化反応させる方法が知られている。しか
し、この方法では溶媒として用いたポリエチレングリコ
ールジベンゾエート又はポリプロピレングリコールなど
は反応成分として作用しないので、ウレタンエラストマ
ー中に可塑剤として残り、ウレタンエラストマーの物性
を低下させるという欠点がある。また、長鎖状ジオール
と有機ジイソシアネートと特定のテトラハロゲン化芳香
族ジアミンとを同時に反応させていわゆるワンシヨツト
(一段)でウレタンエラストマーを製造する方法がある
(特公昭51−45316)この方法ではあらかじめ長
鎖状ジオールに芳香族ジアミンを溶解して使用するので
、芳香族ジアミンの粉じんや蒸気を吸入するおそれが全
くなく、また硬度の高いすぐれた物性を有するウレタン
エラストマーを製造できるという非常にすぐれた利点を
もつているが、硬化剤として特定のハロゲン化芳香族ジ
アミンを用いなければならないという点が制約となつて
いた。本発明者らは、このような従来法の欠点及び問題
点を克服したポリウレタンエラストマーの製造方法を開
発するため鋭意研究を重ねた結果ポリアミン、長鎖状ポ
リオール及び触媒からなる硬化剤組成物と末端イソシア
ネート基を有するプレポリマ一及びジイソシアネート単
量体からなるイソシアネート組成物を用い、この際前記
イソシアネート基を有するプレポリマ一及びジイソシア
ネート単量体のイソシアネート基、ポリアミンのアミノ
基及び長鎖状ポリオールの水酸基の相互の割合を特定の
範囲に調整することにより、両組成物の低温混合一低温
速硬化が達成され、前記の目的を満足しうることを見出
した。
本発明はこの知見に基づいてなされたものである。すな
わち本発明は、ポリアミン、平均分子量300〜400
0の長鎖状ポリオール及び触媒からなる硬化剤組成物と
イソシアネート組成物とを混合してポリウレタンエラス
トマーを製造するに当り、イソシアネート組成物として
、末端にイソシアネート基を有する平均分子量500〜
5000のプレポリマ一及び有機ジイソシアネート単量
体からなる組成物を用い、前記プレポリマ一のイソシア
ネート基数と前記ポリアミンのアミノ基数の比が0.6
:1〜1.5:1、イソシアネート組成物中のイソシア
ネート基の総和と、前記ポリアミンのアミノ基数に、前
記長鎖状ポリオールの水酸基数を加えた和との比が0.
9:1〜1.4:1の範囲になるようにしたことを特徴
とするポリウレタンエラストマーの製造方法を提供する
ものである。
本発明で、硬化剤組成物に用いるポリアミンの好ましい
例としては、芳香族ジアミンがあり、この芳香族ジアミ
ンの芳香核には、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基
、アルコキシカルボニル基などの任意の置換基が導入さ
れていてもよい。このような芳香族ジアミンの例として
は、3,3′−ジクロロベンジジン、4,4′−ジアミ
ノ−3,3′−ジクロロジフエニルエーテル、4,4′
?ジアミノ−3,3!−ジクロVコジフエニルジスルフ
イド、4,4′−ジアミノ−3−クロロ−3′−プロモ
ジフエニルメタン、4,4′−メチレンビス(2−トリ
フルオロメチルアニリン)、4,4′−メチレンビス(
2−クロロアニリン)(MOCA)、4,47−メチレ
ンビス(2−メトキシカルボニルアニリン)、4,4′
−メチレンビス(2,3−ジタロロアニリン)、4,4
5−メチレンビス(2,5−ジクロロアニリン)などが
あげられる。また、p−もしくはm−フエニレンジアミ
ン系化合物、たとえば2,6−ジクロロ−p−フエニレ
ンジアミン、2−クロロ−5−イソブトキシカルボニル
一m−フエニレンジアミン、2−クロロ−5−イソプロ
ボキシカノレボニノレ一m−フエニレンジアミン、及び
アミノベンゾエート化合物、たとえばトリメチレンビス
(p−アミノベンゾエート)、ビス(p−アミノベンゾ
イル)ジエチレングリコール、またアミノフエニルスル
フイド系化合物、たとえば1,2−ビス(p−アミノフ
エニルチオ)エタン、1,2−ビス(0−アミノフエニ
ルチオ)エタンなどがあげられる。また、4−クロロ−
3,5−ジアミノーイソプロピルフエニルアセテート、
4−エトキシ−3,5−ジアミノトリフルオロメチルベ
ンゼン、ビス−{2−(0−アミノフエニルチオ)エチ
ル}テレフタレートなどをあげることができる。また、
これらのポリアミンは単独で、あるいは混合物として用
いられる。この混合物の例としては、4,42−メチレ
ンビス(2−クロロアニリン)と4,4′−メチレンビ
ス(2−クロロベンジジン)とを任意の割合で混合した
もの、あるいは、上記のポリアミンの製造に際して得ら
れる混合物、たとえばアニリンとO−クロIコアニリン
とを酸存在下でホルマリンと反応させて得られるポリア
ミン混合物などをあげることができる。しかしながら、
高強度を有するポリウレタンエラストマーを製造するに
は、単一のポリアミンを使用するのが好ましい。また、
本発明に用いられる平均分子量300〜4000の長鎖
状ポリオールとは、末端に水酸基をもつものであり、た
とえばポリエチレンアジペート、ポリブチレンアジペー
ト、ポリプロピレンアジペートなどのポリエステルのグ
リコール、ポリプロピレンエーテルグリコール、テトラ
メチレンエーテルグリコール、ポリ(オキシプロピレン
)トリオール、ポリ(オキシプロピレン)ポリ(オキシ
エチレン)トリオール、ポリ(オキシプロピレン)ポリ
(オキシエチレン)ポリ(オキシプロピレン)トリオー
ルなどのようなポリアルキレンエーテルポリオール、ポ
リエステルポリオール、ポリブタジエンポリオール、ポ
リマーポリオールなどをあげることができる。
また、これらのポリオールは単独で、あるいは混合物と
して用いられる。本発明に用いられるこれらの長鎖状ポ
リオールは一般に吸湿性であり、この中に含まれる水分
はイソシアネートと反応してカルバミン酸を生成する。
このカルバミン酸は約80℃以上で分解して炭酸ガスを
発生するので、高温硬化を行う場合は、長鎖状ポリオー
ル中の水分は0.02重量係以下とするのが望ましい。
しかし、いわゆる低温硬化すなわち80℃以下での硬化
を行う場合は、この水分量が0.04重量%程度でもな
んら問題はない。本発明の硬化剤組成物中に添加される
触媒としては、ポリオール及びポリアミンに対し溶解可
能であるものが好ましく、たとえばトリエチレンジアミ
ン、トリエチルアミン、ヘキサメチレンテトラミン、N
−アルキルモルホリン、N−ペンタメチルジエチレント
リアミン、N−ヘキサメチルトリエチレンテトラミン、
N,N−ジエチルアニリン、N,N−ジメチルベンジル
アミン、N,N−ジメチルラウリルアミン、N,N−ジ
メチルピペリジン、N,N,N′,N′−テトラメチレ
ンエチレンジアミン、N,N,N′,マーテトラメチル
プロピルジアミン、N,N,N′,N′−テトラメチル
−1,3−ブタンジアミン、N,N,N′,N/−テト
ラメチルヘキサメチレンジアミン、N,N,N′,N7
,N′−ペンタメチルジエチレントリアミン、1,8−
ジアザービシクロ一5,4,0−ウンデセン、1,8−
ジアザービシクロ一5,4,0−ウンデセンーメチルア
ンモニウムメトサルフエイトなどの第三級アミン類があ
げられる。この第三級アミンは他の触媒と併用してもよ
い。このような触媒としては、ルイス酸触媒、たとえば
、テトラ−n−ブチルスズ、トリ−n−ブチルスズアセ
テート、n−ブチルスズトリクロライド、トリメチルス
ズハイドロオキサイド、ジメチルスズジクロライド、ジ
ブチルスズジラウレート、ジブチルスズジ一2−エチル
ヘキソエート、スタナスオクトエートなどのような有機
スズ化合物、アセチルアセトン亜鉛塩、アセチルアセト
ンアルミニウム塩、アセチルアセトンコバルト塩などの
ようなアセチルアセトン金属塩、ナフテン酸亜鉛、ナフ
テン酸鉛、ナフテン酸コバルトなどのようなナフテン酸
金属塩、フエニル水銀アセテート、フエニル水銀オレー
ト、水銀オタトエート、水銀ナフタネートなどのような
有機水銀化合物、鉛オクトエート、鉛ナフタネートなど
のような有機鉛化合物、又は有機ボレ一トエステルの塩
基性金属塩および有機ホウ素化合物などがあげられる。
本発明において上記のルイス酸は通常第三級アミンと併
用するのが好ましいが、イソシアネートとの反応速度の
きわめて速いジアミノフエニルメタンなどをポリアミン
として用いる場合は、ルイス酸を単独で使用するのが有
効である。また、第三級アミンと有機スズ系化合物を併
用する場合は劣化促進効果もかなり大きいので使用には
十分な注意を払う必要がある。上記の併用系のうち最も
好ましいのは第三級アミンとアセチルアセトン金属塩と
を適宜組み合わせたものである。一方、本発明のイソシ
アネート組成物に用いられる末端にイソシアネート基を
有する長鎖状プレポリマ一としては、長鎖状ポリオール
を公知の方法によつてイソシアネート化したものをあげ
ることができる。
すなわちこの長鎖状プレポリマ一は、たとえば、末端に
水酸基を有する平均分子量300〜4000のポリエー
テルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリブタジ
エンポリオール、ポリマーポリオールなどの長鎖状ポリ
オールを、水酸基の化学当量より過剰の有機ジイソシア
ネート単量体、たとえば、テトラメチレン−1,4−ジ
イソシアネート、ヘキサメチレン−1,6−ジイソシア
ネートなどの脂肪族イソシアネート、シクロヘキサン−
1,3一又は−1,4−ジイソシアネート、シクロヘキ
シルメタン−4,4−ジイソシアネート、トリレン一2
,4一又は−2,6−ジイソシアネート及びその混合物
、ジフエニルメタン一4,4−ジイソシアネートなどの
ような芳香族ジイソシアネートと反応させることによつ
て平均分子量500〜5000の末端に反応性イソシア
ネート基を有する長鎖状プレポリマ一を製造することが
できる。さらに、イソシアネート組成物に用いられる有
機ジイソシアネート単量体としては、前記のプレポリマ
一の製造の際に用いたものがあり、このほか、ジフエニ
ルメタン一4,4−ジイソシアネートを変性した液状ジ
フエニルメタンジイソシアネート、2,4−トリレンジ
イソシアネートの二量体、m−フエニレンジイソシアネ
ート、3,3′一ジトリレン一4,4′−ジイソシアネ
ート(TOD)、4,4′−ビフエニルジイソシアネー
ト、ジアニシジンジイソシアネート(TADI)、1,
5−ナフタレンジイソシアネートなどがあげられる。
これらの中で室温で液状であるトリレンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、液状ジフエニル
メタンジイソシアネートなどが、プレポリマ一の粘度を
低下させる点で好ましい。またこれらの有機ジイソシア
ネート単量体は適宜混合して用いることができる。なお
このイソシアネート組成物には、適宜、トリイソシアネ
ートなどのポリイソシアネートを混合して用いてもよい
。本発明において、硬化剤組成物は、前記の長鎖状ポリ
オールとポリアミンとを溶解し、これに1種以上の触媒
を添加して調製される。
ポリアミンは長鎖状ポリオールに対して5〜60重量%
の範囲で用いるのが好ましい。また触媒の量は、長鎖状
ポリオールとポリアミンの混合溶液100重量部に対し
、0.05〜3重量部の範囲が好ましく、0.05〜1
重量部の範囲が特に好ましい。触媒量が0.05重量部
未満では、触媒効果が不十分であり、3重量部を越えて
添加しても触媒効果はそれほど向上しない。本発明にお
いて、イソシアネート組成物を硬化剤組成物と混合する
に際し、イソシアネート組成物中の長鎖状プレポリマ一
のイソシアネート基数と硬化剤組成物中のポリアミンの
アミノ基数との比が0.6:1〜1.5:1の範囲とな
るようにすることが必要であり、好ましくは、0.9:
1〜1.1:1の範囲に調整される。
この場合、長鎖状プレポリマ一のイソシアネート基の割
合が、上記の下限未満では混合物は白濁し、目的のポリ
ウレタンエラストマーは得られず、また上記の上限を越
えると、物性の劣るポリウレタンエラストマーしか得ら
れない。さらに本発明において、イソシアネート組成物
中のプレポリマ一及び有機ジイソシアネート単量体のイ
ソシアネート基数と、硬化剤組成物中のポリアミンのア
ミノ基数に長鎖状ポリオールの水酸基数を加えた和との
比は0.9:1〜1.4:1、好ましくは1.05:1
〜1.25:1の範囲となるようにする。
イソシアネート基の量が、上記範囲の下限未満では、弾
性のない軟弱な可塑性樹脂しか得られず、また上限を越
えると、未反応のイソシアネート基が残つて硬化せず、
目的のポリウレタンエラストマーが得られない。本発明
方法においては、硬化剤組成物とイソシアネート組成物
とを低温、通常10〜50℃、好ましくは常温で混合し
、これを鋳型に注入し、常温〜120℃で数分ないし数
時間硬化させ、さらに数分ないし数時間常法により後硬
化させてポリウレタンエラストマーを製造することがで
きる。
なお硬化温度はポリウレタンエラストマーの用途、実際
の使用場面などによつて適宜設定され、たとえば、速硬
化を必要とする場合は、高温で硬化を行う。また、本発
明方法においては、硬化剤組成物とイソシアネート組成
物とを低温で混合することが必要であり、90〜100
℃の高温では混合物が白濁化する。本発明方法において
は、従来使用されたポリウレタンエラストマーの酸化防
止剤、紫外線吸収剤、着色防止剤、加水分解防止剤、防
ばい剤、難燃化剤、着色剤、増量剤、充てん剤などを、
そのポリウレタンエラストマーの用途に応じて適宜添加
することができる。
本発明は、硬化剤組成物とイソシアネート組成物とを混
合してポリウレタンエラストマーを製造する方法であり
、次のような特徴及び利点を有する。
(1)硬化剤組成物とイソシアネート組成物の二液性と
し、これを常温で混合することができるので製造が安定
化でき、自動連続混合法による量産化を容易に行うこと
ができる。
(2)人体衛生上きわめて有害な物質とされているMO
CAなどの芳香族ジアミンを溶液化して室温で取扱うの
で、安全性が高く作業環境を著しく改善できる。
(3)ポリウレタンエラストマー成分を常温で混合でき
る上に、硬化もプレポリマ一法のような高温硬化(10
0℃以上)によらなくても、低温(20〜600C)で
同様の反応速度を示して硬化するので、多量の熱エネル
ギーを必要とせず、ランニングコストを低くすることが
できる。
(4)イソシアネートに対するポリオール及びポリアミ
ンの反応バランスがよくとれているので、最も広く用い
られているMOCAを硬化剤としてプレポリマ一法(ホ
ツトメルト法)により製造した場合と同等もしくはそれ
以上のすぐれた物性を有するポリウレタンエラストマー
を得ることができ、特に、ポリウレタンエラストマーに
最も必要とされる引張強さ及び引裂き強さのすIUぐれ
たものを得ることができる。
このポリウレタンエラストマ一は、自動車部品、工業用
部品、スポーツ用具部品などとして利用することができ
るほか、鋼管ライニング樹脂として好適である。
(5)従来触媒を用いると、熱安定性及び耐久性が劣化
するので、限られたものしか使用できなかつたが、本発
明方法によれば、広範囲の触媒の中から任意に選択して
使用できる。
硬化剤についても広範囲のものから用途などに応じて適
宜選択して使用することができる。(6)硬化剤組成物
とイソシアネート組成物の混合物はポツトライフ(混合
してからゲル化して注型できなくなるまでの時間)が適
度であり、離型時間(混合物を注型してから硬化製品を
取り出せるようになるまでの離型可能時間)も短かく作
業性がすぐれる。
次に本発明を実施秒東比較例及び参考例に基づきさらに
詳細に説明する。
なお下記において、ポリウレタンエラストマーの物性は
JISK63Olの方法に従つて測定した。参考例 1 (1)プレポリマ一〔1〕の調製 ポリテトラメチレンエーテルグリコール (0H価131.5)1009に2,4−トリレンジイ
ソシアネート39.19を加え、80℃で8時間反応さ
せた。
得られたプレポリマ一のイソシアネート基含量は6.5
重量係、平均分子量は1293であつた。(2)プレポ
リマ一〔〕の調製 ポリテトラメチレンエーテルグリコール (0H価103)100gに2,4−トリレンジイソシ
アネート27.09を加え、80℃で8時間反応させた
得られたプレポリマ一のイソシアネート基含量は、4.
2重量宏平均分子量は2000であつた。(3)プレポ
リマ一〔〕の調製 ポリプロピレンエーテルグリコール(0H価100)1
00f!に2,4−および−2,6−トトリレンジイソ
シアネートの80:20の異性体混合物(TDI−80
という)29.7gを加え、80℃で8時間反応させた
得られたプレポリマ一のイソシアネート基含量は、4.
7重量%、平均分子量は1788であつた。下、20〜
30nHgの減圧下で脱ガス処理を行つた。
0ポリウレタンエラストマーの製造 前記(A)で調製した硬化剤組成物を140.29とり
、これに03)で調製したイソシアネート組成物212
9を添加して室温でよく混合し、60℃に予熱しておい
た鋳型に注入して30分で硬化させ、さらに強制通風オ
ーブン中で15時間、後硬化させてポリウレタンエラス
トマー製品を得た。
この場合イソシアネート組成物中のプレポリマ一のイソ
シアネート基数と硬化剤組成物中のポリアミンのアミノ
基数との比(以下1Nし(1 R1で表わす)は1:1であり、イソシアNH9 ネート組成物中の有機ジイソシアネート (TDI−80)のイソシアネート基数と硬化剤組成物
中のポリオールの水酸基数との比(以下11し(1R2
−で表わす)は1.19:1であり、さら菖Uにイソシ
アネート組成物中のイソシアネート基の総数と硬化剤組
成物のポリアミンのアミノ基数にポリオールの水酸基数
を加えた和との比Nじ0(以下R3?で表わす)は1.
07:1 NT−1..キn1−1 であつた。
このようにして得たポリウレタンエラストマーの物性を
第1表に示した。
この結果より、本発明により得られた製品は物性がすぐ
れ、特に引張強さと引裂き強さがすぐれていることがわ
かる。
比較例 1 実施例1のイソシアネート組成物212gの代わりに、
プレポリマ一〔1〕3349を用いた(こNCOの場合
R3?は1.07:1となる)以外NH..+NH は実施例1と同様にしてポリウレタンエラストマーを製
造した。
得られたポリウレタンエラストマーの物性を、その成分
組成と共に第1表に示した。その結果より、プレポリマ
一のみを用いたこの低温混合低温硬化法によれば、モジ
ユラス及び引張強さの劣るものしか得られないことがわ
かる。比較例 2実施例1のイソシアネート組成物21
29の代りにTDI−8044.99を用いた(この際
R3NCO/NH2+0H=1.07)以外は実施例1
と同様にしてポリウレタンエラストマーの製造を試みた
が白色粘土状物質ができ、ウレタンエラストマー製品を
得ることができなかつた。
この結果を、その成分組成と共に第1表に示した。
比較例 3 実施例1のイソシアネート組成物212f1の代りに、
プレポリマ一〔1〕106.29及び、TDI一803
0.69からなるイソシアネート組成物1Nしυ
1〜しυ(R1?は0.55:1
、R3?はXTTTλTTT±八TI l.O7:1)を用いた以外は実施例1と同様にしてポ
リウレタンエラストマーを製造した。
得られたポリウレタンエラストマーの物性を、その成分
組成と共に第1表に示した。この結果を実施例1と比較
してみると、硬度を同等にした場合それ以外のモジユラ
ス、引張強さ引裂き強さなどが著しく劣ることがわかる
。比較例 4 実施例1の硬化剤組成物から触媒を除いたものを硬化剤
組成物として用いた以外は実施例1と同様にしてポリウ
レタンエラストマーを製造した。
得られたポリウレタンエラストマーの物性を、その成分
組成と共に第1表に示した。硬度を本発明と同等程度に
した場合、モジユラス、引張強さ及び引裂き強さの著し
く低いものしか得られないことがわかる。比較例 5 参考例1で調製したプレポリマ一〔〕1009を100
℃に加熱し、20m11Hg減圧下で脱泡し、これに、
実施例1の硬化剤組成物に用いたと同様の混合ポリアミ
ン13.29を溶融状態で加えよく混合し、100℃に
予熱した鋳型に注入し、30分間硬化させ、100℃の
強制通風オーブン中で′; 15時間後硬化した。
得られたポリウレタンエラストマーの物性を、その成分
組成と共に第1表に示した。この場合、硬度を約90に
近づけるため、プレポリマ一〔1〕ではなく〔〕を使用
せざるを得なか9つた。
しかし、これでもなお、引張強さ、伸び及び引裂き強さ
は実施例1より非常に劣る。実施例 2〜7 (A)硬化剤組成物の調製 ポリプロピレングリコール(0H価1101ポリアミン
所定量及び触媒としてのジブチルチッラウレート0.1
29を用い実施例1と同様にして硬化剤組成物を調製し
た。
8イソシアネート組成物の調製 参考例1で調製したプレポリマ一〔〕184.69とT
DI−8020.3gを用いて、実施例1と同様にして
イソシアネート組成物を調製した。
(C)ポリウレタンエラストマーの調製上記の硬化剤組
成物の全量をイソシアネート組成物204.99(全量
)とを室温で混合し、実施例1と同様にしてポリウレタ
ンエラストマ1Nしυ一を製造した。
この場合R1−は1:1、NH9 R2下w七1.19:1、またR3?『;譜仔は1.0
7:1である)このようにして得られたポリウレタンエ
ラストマーの物性を第2表に示した。
この結果より、本発明方法によれば従来のプレポリマ一
法に相当する、次に記した比較例6の場合と同等あるい
は同等以上の物性をもつポリウレタンエラストマーを得
ることができることがわかる。
またこれらの実施例2〜7の結果によれば、最もすぐれ
た物性のポリウレタンエラストマーを与えるという定評
のあるMOCAを用いなくても通常のポリアミンを用い
ることができた。比較例 6 参考例1のプレポリマ一〔〕1009とMOCAl4.
29を用い比較例5と同様の操作によつてポリウレタン
エラストマーを製造した。
このようにして得られたポリウレタンエラストマーの物
性を第2表に示した。このプレポリマ一法によれば、従
来のポリプロピレングリコール系プレポリマ一を使用し
て得られる硬度(シヨア一A)90タイプで得られるも
のと一致している。
実施例 8〜15 実施例1の硬化剤組成物の代りにε一カプロラクトンの
開環重合で得たポリエステルグリコール(0H価107
、平均分子量1049)1009、4,4′−メチレン
ビス(0−メトキシカルボニルアニリン)47.29及
び第3表に示す各種の触媒を所定量を実施例1と同様の
方法で硬化剤組成物を調製した。
一方、参考例1のプレポリマ一〔〕200.99とTD
I−8019.89とを実施例1と同様の方法で混合し
たイソシアネート組成物220.79を調製し、これと
上記の硬化剤組成物147.2f1とを用いて実施例1
と同様にしてポリNCOウレタンエラストマーを製造し
た。
(R1−はNH..このようにして得られたポリウレタ
ンエラストマーの物性を第3表に示した。
第3表の結果から、本発明においては、ポリウレタンの
製造に従来使用されてきた公知の触媒をそのまま使用で
きることがわかる。
また、実施例8、13、14及び15の結果より第三級
アミンを単独で又は有機金属化合物と組み合わせて用い
ることにより、特に物性のすぐれたポリウレタンエラス
トマーが得られることがわかる。
実施例 16〜18 ポリテトラメチレングリコール(0H価103.0,平
均分子量1089)1009、MOCA39.99、ト
リエチレンジアミン0.359及びアセチルアセトン亜
鉛塩0.29を用いて実施例1と同様にして硬化剤組成
物を調製した。
一方参考例1のプレポリマ一〔1〕1939とTDI−
8019.09とを実施例1と同様の方法で混合しイソ
シアネート組成物を調製した。次いで、この硬化剤組成
物とイソシアネート組成物とを室温で混合し、第4表に
示すように、25℃、63℃又は100℃で硬化させ、
同表に示すように所定の後硬化を行つてポリウレタンエ
▲1VVラストマ一を得た。
(R1−は1:1、へJ へしUiNしυ R2?は1.19:1、R3?は1.070HNH,+
0H ●1ノ 得られたポリウレタンエラストマーの物性をその製造の
際の作業性の評価結果と共に第4表に示した。
実施例 19〜21 実施例16〜18で用いたと同様の硬化剤組成物140
.5gを、参考例1のプレポリマ一〔1〕1939、4
,4′−ジフエニルメタンジイソシアネート(MDIと
いう)27.39とを用いて実施例1と同様の方法で調
製したイソシアネート組成物220.39と室温で混合
し、第4表に示すように25℃、63℃又は100℃で
硬化させ、同表に示すように所定の後硬化を行つて、ポ
リウレタン1NしUエラストマーを得た。
このときのR1−、NH, lNしυ 11νυ R2一及びR3?はそれぞれ実施例 八TTMll上八11 16〜18の値と同じである。
得られたポリウレタンエラストマーの物性を、その製造
の際の作業性の評価結果と共に第4表に示した。
比較例 7 参考例1のプレポリマ一〔〕1009とMOCAl2.
69を用い、比較例5と同様の操作によつてポリウレタ
ンエラストマーを製造した。
このプレポリマ一法により得られたポリウレタンエラス
トマーの物性をその製造の際の作業性の評価結果と共に
第4表に示した。
第4表の結果から、本発明方法によれば硬化剤組成物と
イソシアネート組成物とを常温混合によつて鋳型に注入
でき、25℃程度の硬化温度でも(実施例18及び21
)従来の100℃で硬化させるプレポリマ一法(比較例
7)とほぼ同程度の物性のポリウレタンエラストマーを
得ることができ、63℃以上の温度での加熱硬化によれ
ば(実施例16、17、19及び20)、引張強さが1
00℃で硬化させる従来のプレポリマ一法のものよりも
はるかにすぐれ、モジユラス、伸び及び引裂き強さがプ
レポリマ一法と同等もしくはそれ以上のすぐれたポリウ
レタンエラストマーを得ることができることがわかる。
また、本発明方法においては、ポリウレタンエラストマ
ー注型の際適度の長さのポツトライフを有し、低温から
高温までの広い温度範囲で硬化処理ができ、さらに離型
時間も適宜加熱硬化を行うことにより、大幅に短縮でき
ることがわかる。
実施例 22〜24ポリテトラメチレンエーテルグリコ
ール(0H価103、平均分子量1089)100重量
部、4,4′−メチレンビス(0−メトキシカルボニル
アニリン)47.0重量部及び第5表に示す触媒を所定
量配合して調製した硬化剤組成物2kgを自動注型機(
日本ケミツクス社製ジユニアスペンサ一)一方、参考例
で調製したプレポリマ一〕217重量部に対し4,4′
−ジフエニルメタンジイソシアネートを27.3重量部
の割合で配合して調製したイソシアネート組成物3.3
kgをイソシアネート組成物用タンクに仕込み、室温で
循環させた。
こ1N(ノ(ノ1Nしυの場合R1:一は1:1であり
、R2−Jメ[7は1.19:1であつた。
そして、硬化剤組成物とイソシアネート組成物との重合
配合比0.6:1となるように室温で混合し、60℃に
予熱した鋳型に注入し、硬化させた。
次いでポリウレタンエラストマーを離型し、さらに強制
通風オーブン中で60℃で2時間後硬化してポリウレタ
ンエラストマーを得た。次に、このポリウレタンエラス
トマーを、100℃で3時間加熱し、加熱1週間ごとの
物性を測定して耐熱性を試験した。
第5表に、このポリウレタンエラストマーの作業性の評
価結果及び耐熱性試験の結果を示した。比較例 8 実施例22〜24で用いた自動注型機の樹脂用タンクに
MOCAlkgを仕込み、110℃に加熱溶融して循環
させる。
一方イソシアネート用タンクには参考例1で得たプレポ
リマ一固〕2kgを仕込み室温で循環させた。そして、
硬化剤組成物とイソシアネート組成物(プレポリマ一〔
〕とを重量比で0.174:1の比率1で混合し、この
混合物を100℃に予熱した鋳型に注型し20分で硬化
させた。その後離型し、さらに強制通風オーブン中で1
00℃で10時間後・硬化してポリウレタンエラストマ
ーを得た。このポリウレタンエラストマーについて実施
例22〜24の場合と同様にして耐熱性を試験した。そ
の結果を同様に第5表に示した。この表の結果から、本
発明の方法により得られたポリウレタンエラストマーは
3週間の加熱後でも、従来のプレポリマー法によるもの
(比較例8)よりも高い引張強さを維持しており、すぐ
れた耐熱性を有することがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ポリアミン、平均分子量300〜4000の長鎖状
    ポリオール及び触媒からなる硬化剤組成物とイソシアネ
    ート組成物とを混合してポリウレタンエラストマーを製
    造するに当り、イソシアネート組成物として、末端にイ
    ソシアネート基を有する平均分子量500〜5000の
    プレポリマー及び有機ジイソシアネート単量体からなる
    組成物を用い、前記プレポリマーのイソシアネート基数
    と前記ポリアミンのアミノ基数との比が0.6:1〜1
    .5:1、イソシアネート組成物中のイソシアネート基
    の総和と前記ポリアミンのアミノ基数に前記長鎖状ポリ
    オールの水酸基数を加えた和との比が0.9:1〜1.
    4:1の範囲になるようにしたことを特徴とするポリウ
    レタンエラストマーの製造方法。
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