JPH0689100B2 - ポリウレタン・エラストマー組成物およびその機械施工法 - Google Patents

ポリウレタン・エラストマー組成物およびその機械施工法

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JPH0689100B2
JPH0689100B2 JP60136977A JP13697785A JPH0689100B2 JP H0689100 B2 JPH0689100 B2 JP H0689100B2 JP 60136977 A JP60136977 A JP 60136977A JP 13697785 A JP13697785 A JP 13697785A JP H0689100 B2 JPH0689100 B2 JP H0689100B2
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正義 尾崎
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は2成分速硬化ポリウレタン・エラストマー組成
物及び施工機械を用いて該ポリウレタン・エラストマー
による塗膜を形成する方法に関する。
(従来の技術) ポリウレタン・エラストマーは建材分野、特に防水材、
床材、弾性舗装材およびその類似物に多量に用いられて
いる。
これらの用途には、大部分は2液タイプが用いられ、プ
レポリマーの粘度は、30,000〜50,000cps/15℃、硬化剤
の粘度は100,000cps/15℃以上であり、通常コテ、レー
キ、スクィージー等を用いる手作業により塗布作業が行
われるため、現場施工気温において一般的に可使時間は
40〜90分に設定調整した材料が用いられ、タック・フリ
ー・タイムは4時間〜十数時間となる。
(発明が解決しようとする問題点) そのため、硬化が遅く、塗り重ねを行う場合、翌日に作
業を行うという方法が通常取られており、作業能率が悪
いと共に作業が天候等に大きく左右されるという欠点を
持っていた。
そこで、本発明者らは従来のバッチ撹拌に代えて、機械
撹拌により撹拌を短時間に行い、混合液を直ちに下地に
フローすることにより、可使時間が極端に短かいポリウ
レタン組成物の現場施工への適用について検討した。
しかし、従来の知見では可使時間が5〜20分などという
短かい材料は、レベリングせず、均一な塗膜の作成は不
可能と考えられていた。
可使時間の短かい材料を均一に塗布できるならば、硬化
は早くなり、1日に数回の塗り重ねができ、天候等の影
響を受けにくくなるのは明らかである。
(問題点を解決するための手段) 予期せぬことに、プレポリマーおよび硬化材の粘度を下
げ、かつ、混合開始より2分後の15℃における粘度が、
10,000cps以下となるポリウレタン組成物は15℃以上の
温度では機械施工において十分にレベリングし、均一な
塗膜ができることがわかった。すなわち、機械混合を行
ったのち、スリットにより扇形またはカーテン状に混合
液を吐出させることにより低粘度の速硬化原液をレベリ
ングよく気泡をまき込まずに塗布できることがわかっ
た。
ところで、本発明の速硬化ポリウレタンエラストマー組
成物は併用する高活性アミンの量によっても異なるが、
反応を促進するために、かなり多量の触媒の使用が必要
であり、従って硬化物中に残存する触媒、とくに鉛触媒
によって熱劣化を起し易い。そこで熱劣化を防止する目
的で耐熱安定剤を添加し、この欠点を解決し、本発明に
到達した。
すなわち、本発明は次の通りである。
(1) 分子末端にイソシアネート基を有するNCO含
有率3〜10重量%のウレタン・プレポリマーと、該プレ
ポリマーの4〜10重量%の可塑剤を含む主剤と、分子
量が1,000〜8,000の長鎖ポリオール、芳香族ポリアミ
ン、ウレタン化触媒、耐熱安定剤および可塑剤を必須成
分とし、要すればこれに、フィラー、着色剤、消泡剤そ
の他の助剤を均一に混練してなる硬化剤、より成る2液
型ポリウレタン組成物において、の硬化剤100重量部
中に、ウレタン化触媒として鉛触媒及び酸触媒の混合物
3〜10重量部、耐熱安定剤としてチウラム系及び/又は
ジアルキル・ハイドロジェン・フォスフォネート系化合
物0.5〜5重量部及び可塑剤10〜20重量部を含有せしめ
ることを特徴とする、低粘度で、速硬化性の機械施工用
2液型ポリウレタン組成物。
(2) 該主剤の粘度が15℃において、10,000cps以下
である(1)記載の機械施工用2液型ポリウレタン組成
物。
(3) 該硬化剤の粘度が15℃において、15,000cps以
下である(1)記載の機械施工用2液型ポリウレタン組
成物。
(4) 可塑剤の使用量が該主剤と該硬化剤の合計に対
して7〜15重量%である(1)記載の機械施工用2液型
ポリウレタン組成物。
(5) 該主剤と該硬化剤を混合した際、混合開始より
2分後の粘度が15℃において10,000cps以下である
(1)記載の機械施工用2液型ポリウレタン組成物。
(6) 現場施工気温において可使時間が5〜20分であ
り、タック・フリー・タイムが30分〜90分である(1)
記載の機械施工用2液型ポリウレタン組成物。
(7) 分子末端にイソシアネート基を有するNCO含
有率3〜10重量%のウレタン・プレポリマーと該プレポ
リマーの4〜10重量%の可塑剤を含む主剤と、分子量
が1,000〜8,000の長鎖ポリオール、芳香族ポリアミン、
ウレタン化触媒、耐熱安定剤、可塑剤を必須成分とし、
要すればこれにフィラー、着色剤、消泡剤、その他の助
剤を均一に混練して得られる硬化剤、より成る2液型ポ
リウレタン組成物において、の硬化剤100重量%中
に、ウレタン化触媒として鉛触媒及び酸触媒の混合物3
〜10重量部、耐熱安定剤としてチウラム系及び/又はジ
アルキル・ハイドロジェン・フォスフォネート系化合物
0.5〜5重量部及び可塑剤10〜20重量部を含有せしめる
ことを特徴とする、低粘度で、速硬化性の機械施工用2
液型ポリウレタン組成物をスタティック・ミキサー又は
ダイナミック・ミキサーにて混合し、この混合液を直ち
に下地にフローし、レベリングさせ、均一なポリウレタ
ン・エラストマー塗膜を形成させる機械施工法。
本発明に用いるウレタン・プレポリマーの製造に用いる
イソシアネートには2,4−トリレンジイソシアネート基
(2,4−−TDI)、2,4−TDIと2,6−トリレンジイソシア
ネート(2,6−TDI)の80:20(重量)の混合物、同じく6
5:35(重量)の混合物;4,4′−ジフェニルメタンジイソ
シアネート、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネー
トと2,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートの混合
物、およびこれらをカルボジイミド変性などにより液状
化したいわゆる液状MDI、ポリメチレンポリフェニルイ
ソシアネートなどがあるが、2,4−TDIと2,6−TDIの80:2
0(重量)および65:35(重量)の混合物が好ましい。
ウレタン・プレポリマーの製造に用いるポリオールに
は、プロピレングリコール(PG)、ジプロピレングリコ
ール、トリプロピレングリコール、ジエチレングリコー
ルなどの低分子グリコール、また、長鎖ポリオールとし
ては各種ポリエーテル・ポリオール、ポリエステル・ポ
リオール、ポリブタジエン・ポリオール、ひまし油など
が用いられるが、水、PGなどにプロピレンオキサイド
(PO)又はプロピレンオキサイドとエチレンオキサイド
(EO)を付加したポリオキシアルキレングリコール、グ
リセリン(G)、トリメチロールプロパン(TMP)など
にPO又はPO及びEOを付加したポリオキシアルキレン・ト
リオールが特に好ましい。ポリオールの平均分子量は60
〜8000が好ましい。ウレタン・プレポリマーはポリイソ
シアネートとポリオールを窒素気流中、80〜100℃で数
時間加熱して製造する。得られるプレポリマーはNCO3〜
10重量%、粘度1,000〜10,000cps/15℃である。ウレタ
ン・プレポリマーの製造に当っては、粘度を低下させる
目的で4〜10重量%の可塑剤を添加する。
硬化剤に用いる長鎖ポリオールには、分子量1,000〜8,0
00の各種ポリエーテル・ポリオール、ポリエステル・ポ
リオール、ポリブタジエン・ポリオールなどが用いられ
るが、ポリオキシアルキレングリコール、ポリオキシア
ルキレン・トリオールが好ましい。
本発明に用いる芳香族ポリアミンは、3,3′−ジクロロ
−4,4′−ジアミノジフェニルメタン(MOCAと略称)、
鉱酸の存在下で2−クロロアニリンとアニリンをホルム
アルデヒドと縮合させたポリアミン混合物(2−クロロ
アニリンとアニリンのモル比は1:0.1〜0.35)などであ
るが、その他、可使時間を短縮する目的で、ジエチルト
ルエンジアミン(DETDA)、3,3′−ジエチル−4,4′−
ジアミノジフェニルメタン、3,3′−ジイソプロピル−
4,4′−ジアミノジフェニルメタンなどの高活性アミン
を20モル%以下の範囲で併用することができる。併用量
が20モル%を超えると、ウレタンプレポリマーと硬化剤
を混合した直後の粘度が上昇してしまい、2分後の粘度
が15℃において10,000cpsを超えてしまうのでレベリン
グが悪く、機械施工に適さない。
本発明に用いるウレタン化触媒としては、オクチル酸
鉛、ナフテン酸鉛などの鉛触媒及びアジピン酸、オクチ
ル酸、ナフテン酸等の酸触媒の混合物を硬化剤100部
(本発明で部は重量部を表わす)中3〜10部使用する。
本発明に用いる耐熱安定剤は、ノクセラ−TT、ノクセラ
−TET等のチウラム系(以上、大内新興化学製)、又はC
helex H−8、Chelex H−12などのジアルキル・ハ
イドロジェン・フォスフォネート系(以上、堺化学製)
を単独で、或いは2種以上組み合わせて使用する。その
使用量は硬化剤100部中、0.5〜5部である。
本発明に用いる可塑剤には、ポリウレタン用に通常用い
られるDOP、DOA、塩素化パラフィン、ユーレックス170
(東京樹脂製)などが用いられる。可塑剤の使用量は主
剤と硬化剤の合計100部中7〜15部である。
フィラーには、炭酸カルシウム、クレー、タルク、シリ
カ、カーボンブラックなどが、着色剤としてはベンガ
ラ、酸化クロム等の無機顔料、アゾ顔料、フタロシアニ
ン顔料などの有機顔料が用いられる。
消泡剤には、ポリウレタン用に通常使用されるシリコー
ン系のもの、ポリアクリル酸エステル系のものなどが使
用できる。消泡剤の使用量は硬化剤100部中0.5〜3部で
ある。
また、主剤及び硬化剤の粘度を下げる目的でポリウレタ
ン・エラストマー組成物全体に対して、10重量%を越え
ない範囲で溶剤を添加しても良い。
使用可能な溶剤は、主として脂肪族炭化水素系、芳香族
炭化水素系溶剤などであるが、場合により、エステル
系、ケトン系溶剤などを用いても良い。
次に、本発明に用いる施工機械であるが、原料タンク、
ポンプ、撹拌混合部、及び吐出・フロー部を組み合わせ
たものである。
ポンプとしては、ギァー・タイプ、プランジャー・タイ
プのいずれでも良いが、流量に脈動がないことが好まし
い。
撹拌混合物部しては、スタティックミキサー、ダイナミ
ックミキサーいずれでも良いが、使用材料の可使時間が
短いので、吐出終了後、直ちに溶剤を流して撹拌混合部
を洗浄できる洗浄ラインが必要である。
吐出・フロー部としては、撹拌混合部で均一に混合した
混合液を中の狭いスリットより、圧をかけて扇形にフロ
ーしても良いし、圧をかけずにスリットより、カーテン
状にフローしても良い。この扇形またはカーテン状に混
合液をフローさせるのは低粘度速硬化性原液をレベリン
グよく、しかも、気泡の捲き込みのない状態で塗膜を形
成するために、著しい効果がある。
(実施例) 本発明を以下の実施例によってより詳細に説明するが、
実施例のみに限定されるものではない。
製造例1 分子量2,000のポリオキシプロピレンジオール540部、分
子量3,000のポリオキシプロピレントリオール240部、ジ
オクチルアジペート45部の混合液に、2,4−体と、2,6−
体の異性体比が80/20のトリレンジイソシアネート175部
を加え、反応溶液中で80℃、4時間反応させた。得られ
た主剤Aの遊離NCO基含量は4.7重量%、15℃における粘
度は7,000cpsであった。
製造例2 分子量3,000のポリオキシプロピレンジオール280部にMO
CA53部、2−クロロ・アニリン、アニリン及びホルマリ
ンとを縮合させた芳香族ポリアミン(2−クロロアニリ
ン:アニリンのモル比は1:0.33、以下CAと略記)22部を
加熱溶解させたのち、DOP140部、25%オクチル酸鉛溶液
(商品名「ミニコP−25」:活材ケミカル社)40部、2
−エチルヘキサン酸35部、ジ−2−エチルヘキシルハイ
ドロジェンフォスフェート(商品名「Chelex H−
8」:堺化学)15部、トーナー50部、アモルファス・シ
リカ(商品名「カープレックス#80」:シオノギ製薬)
15部及び重質炭酸カルシウム350部を加え、ディゾルバ
ーにて均一に撹拌・混練して、硬化剤Aを得た。15℃で
の粘度は13,000cpsであった。
製造例3 分子量3,000のポリオキシプロピレンジオール280部にMO
CA45部、CA22部、3,3′−ジエチル−4,4′−ジアミノジ
フェニルメタン(商品名「カヤハードAA」:日本化薬)
7.5部を加熱溶解したのち、DOP 193.5部、ミニコP−2
5を20部、2−エチルヘキサン酸12部、テトラエチルチ
ウラムジスルフィッド(商品名ノクラックTET:大内新
興)5部、トナー50部、カープレックス#80 15部及び
重質炭酸カルシウム350部を加え、ディゾルバーにて均
一に撹拌・混練して、硬化剤Bを得た。15℃における粘
度は10,000cpsであった。
実施例1(15℃の恒温室での吐出・フロー試験) 主剤A及び硬化剤Aを施工機のタンクに投入し、液温が
各々15℃であることを確認した。
上記2液を容量比(1:1)にてミキサー部で混合後、直
ちに吐出した。混合液の粘度を時間を追って測定したと
ころ、吐出2分後の粘度は8,300cpsであり、18分後に10
0,000cpsに到達した。更に、75分後に硬化物の表面がタ
ック・フリーとなった。
ミキサー部で混合した混合液をプライマー処理をしたス
レート板にスリットよりカーテン状にフローしたとこ
ろ、レベリングし、平滑な、気泡のない塗膜が得られ
た。
同じく、硬化剤Bを用いて同様な試験を行った。吐出2
分後の粘度は9,500cpsであり、19分後に100,000cpsに到
着した。80分後に硬化物の表面がタック・フリーとなっ
た。同様にスレート板上にフローしたところ、レベリン
グし、気泡のない平滑な塗膜が得られた。
このように、恒温室における機械施工試験において、低
粘度の主剤及び硬化剤を使用し、可使時間20分以内タッ
ク・フリータイム90分以内の硬化性を示し、良好な塗装
性であった。
実施例2(通常実験室内での吐出・フロー試験) 主剤及び硬化剤Aを用いて、通常実験室内で実施例1と
同様な試験を行った。
両液の液温は各々25℃であった。2液をミキサー部で混
合後、直ちに吐出した。吐出2分後の粘度は6,600cpsで
あり、9分後に100,000cpsに到達した。更に、40分後に
硬化物の表面がタック・フリーとなった。
同様に、ミキサー部で混合した混合液をプライマー処理
したスレート板上にフローしたところ、レベリングし、
気泡のない平滑な塗膜が得られた。
硬化剤Bを用いて、同様な試験を行った。吐出2分後の
粘度は5,400cpsであり、10分後に100,000cpsに到達し
た。硬化物の表面は50分後にタック・フリーとなった。
同様にスレート板上にフローしたところ、レベリング
し、気泡のない平滑な塗膜が得られた。
実施例3 通常実験室内での吐出・フロー試験に際して、シーリン
グ材用発泡ポリエチレンバック・アップ材で周囲をセキ
を作ったポリプロピレン板上にフローし、膜厚約3mmの
硬化物シートを作成した。得られたシートについての常
態物性及び耐熱試験後の物性を表1に示した。表1にみ
る通り、常態物性及び耐熱試験後の物性保持は両者共非
常に良好であり、触媒量が多いにもかかわらず、熱劣化
は殆ど認められなかった。
(発明の効果) 本発明の2成分エラストマーの機械施工による塗装性及
び塗膜の外観は優れており、常態物性及び耐熱試験後の
物性保持率は共に非常に優れている。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分子末端にイソシアネート基を有するNC
    O含有率3〜10重量%のウレタン・プレポリマーと、該
    プレポリマーの4〜10重量%の可塑剤を含む主剤と、 分子量が1,000〜8,000の長鎖ポリオール、芳香族ポリ
    アミン、ウレタン化触媒、耐熱安定剤および可塑剤を必
    須成分とし、要すればこれに、フィラー、着色剤、消泡
    剤その他の助剤を均一に混練してなる硬化剤、 より成る2液型ポリウレタン組成物において、の硬化
    剤100重量部中に、ウレタン化触媒として鉛触媒及び酸
    触媒の混合物3〜10重量部、耐熱安定剤としてチウラム
    系及び/又はジアルキル・ハイドロジェン・フォスフォ
    ネート系化合物0.5〜5重量部及び可塑剤10〜20重量部
    を含有せしめることを特徴とする、低粘度で、速硬化性
    の機械施工用2液型ポリウレタン組成物。
  2. 【請求項2】該主剤の粘度が15℃において、10,000cps
    以下である特許請求の範囲第1項記載の機械施工用2液
    型ポリウレタン組成物。
  3. 【請求項3】該硬化剤の粘度が15℃において、15,000cp
    s以下である特許請求の範囲第1項記載の機械施工用2
    液型ポリウレタン組成物。
  4. 【請求項4】可塑剤の使用量が該主剤と該硬化剤の合計
    に対して7〜15重量%である特許請求の範囲第1項記載
    の機械施工用2液型ポリウレタン組成物。
  5. 【請求項5】該主剤と該硬化剤を混合した際、混合開始
    より2分後の粘度が15℃において10,000cps以下である
    特許請求の範囲第1項記載の機械施工用2液型ポリウレ
    タン組成物。
  6. 【請求項6】現場施工気温において可使時間が5〜20分
    であり、タック・フリー・タイムが30分〜90分である特
    許請求の範囲第1項記載の機械施工用2液型ポリウレタ
    ン組成物。
  7. 【請求項7】分子末端にイソシアネート基を有するNC
    O含有率3〜10重量%のウレタン・プレポリマーと、該
    プレポリマーの4〜10重量%の可塑剤を含む主剤と、 分子量が1,000〜8,000の長鎖ポリオール、芳香族ポリ
    アミン、ウレタン化触媒、耐熱安定剤および可塑剤を必
    須成分とし、要すればこれに、フィラー、着色剤、消泡
    剤その他の助剤を均一に混練してなる硬化剤、 より成る2液型ポリウレタン組成物において、の硬化
    剤100重量部中に、ウレタン化触媒として鉛触媒及び酸
    触媒の混合物3〜10重量部、耐熱安定剤としてチウラム
    系及び/又はジアルキル・ハイドロジェン・フォスフォ
    ネート系化合物0.5〜5重量部及び可塑剤10〜20重量部
    を含有せしめることを特徴とする、低粘度で、速硬化性
    の機械施工用2液型ポリウレタン組成物をスタティック
    ・ミキサー又はダイナミック・ミキサーにて混合し、こ
    の混合液を直ちに下地にフローし、レベリングさせ、均
    一なポリウレタン・エラストマー塗膜を形成させる機械
    施工法。
JP60136977A 1985-06-25 1985-06-25 ポリウレタン・エラストマー組成物およびその機械施工法 Expired - Lifetime JPH0689100B2 (ja)

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