JP2001026630A - ポリウレタン樹脂組成物及びその製造方法 - Google Patents

ポリウレタン樹脂組成物及びその製造方法

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JP2001026630A
JP2001026630A JP11202528A JP20252899A JP2001026630A JP 2001026630 A JP2001026630 A JP 2001026630A JP 11202528 A JP11202528 A JP 11202528A JP 20252899 A JP20252899 A JP 20252899A JP 2001026630 A JP2001026630 A JP 2001026630A
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polyol
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Hirohide Sakaguchi
博英 坂口
Hisashi Kawanabe
恒 川那部
Kaoru Ueno
薫 上野
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Mitsui Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】末端イソシアネート基含有プレポリマーを
含有するA液、2,4−ジエチルトルエンジアミンと
2,6−ジエチルトルエンジアミンとを95/5ないし100/
0(2,4-体/2,6-体の重量比)の範囲で含有するB液とを
用いて製造されたポリウレタン樹脂組成物。 【効果】夏場の高温時でも施工時間を確保することが出
来、その物性が優れるポリウレタン樹脂組成物が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、末端イソシアネー
ト基含有プレポリマーを含有するA液と特定の異性体比
率を有するジエチルトルエンジアミンを含有するB液と
から製造されたポリウレタン樹脂組成物及びその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】2成分型ウレタン樹脂、特に常温硬化型
2成分型ウレタン樹脂は塗膜防水材や弾性舗装材等に広
く用いられている。このような2成分型ウレタン樹脂を
製造するには、末端イソシアネート基含有プレポリマー
と4,4'−メチレン−ビス(2−クロロアニリン)[以下
“MBOCA”と略]の単体又はポリエーテルや可塑剤との
混合品を硬化剤中に混合する方法が実施されている。し
かし、MBOCAは常温では固体で結晶性が強く可塑剤への
溶解安定性が悪く取り扱いが煩雑であり、更に近年塩素
原子を含有しないことが望まれるようになってきた。そ
のため、例えば2,4−ジエチルトルエンジアミン(2,4
-DETDA)と2,6ジエチルトルエンジアミン(2,6-DETDA)
の80/20の組成物等を用いる方法が開発されてい
る。このような塩素原子を用いない化合物により得られ
たウレタン樹脂はMBOCAにより得られたものと同等とは
言えず、用途が限定されたりすることがあった。又、
2,4−ジエチルトルエンジアミンと2,6ジエチルト
ルエンジアミンの80/20の組成物は硬化速度が速
く、特に高温成型時や夏場における作業可能時間が短く
なりすぎる等の問題があり、これらの改善が望まれてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】塩素を実質的に含有せ
ず優れた物理特性を有し、その作業性にも優れたポリウ
レタン樹脂組成物及びその製造方法をうるものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】鋭意研究の結果、特定組
成のアミン化合物をもちいることにより、塩素を実質的
に含有せず優れた物理特性を有し、その作業性にも優れ
たポリウレタン樹脂組成物及びその製造方法を見出し本
願発明を完成するに至った。即ち本願発明は(1)ない
し(4)を提供するものである。 (1) 末端イソシアネート基含有プレポリマーを含有
するA液、2,4−ジエチルトルエンジアミンと2,6
−ジエチルトルエンジアミンとを95/5ないし100/0(2,4
-体/2,6-体の重量比)の範囲で含有するB液とを用いて
製造されたポリウレタン樹脂組成物。 (2) (1)記載の末端イソシアネート基含有プレポ
リマーが2,4−トリレンジイソシアネートと2.6―
トリレンジイソシアネートとを95/5から100/0(2,4-体/
2,6-体の重量比)の範囲であるトリレンジイソシアネー
トとポリオールより製造されたプレポリマーであるポリ
ウレタン樹脂組成物。 (3) A液の末端イソシアネート基含有プレポリマー
のNCO%が1.5〜20の範囲にあり、B液中の2,4-ジエチル
トルエンジアミンとポリオールの当量比(2,4-ジエチル
トルエンジアミン/ポリオール)が0.5/1〜10/1の範囲
にあり、該A液、該B液から製造された(1)ないし
(2)記載のポリウレタン樹脂組成物。 (4) 末端イソシアネート基含有プレポリマーを含有
するA液、2,4−ジエチルトルエンジアミンと2,6
ジエチルトルエンジアミンとを95/5ないし100/0(2,4-
体/2,6-体の重量比)の範囲で含有するB液とを用いて製
造するポリウレタン樹脂組成物の製造方法。
【0005】
【発明の実態の形態】本発明のポリウレタン樹脂組成物
は末端イソシアネート基含有プレポリマーを含有するA
液と特定比率範囲で異性体を含有するジエチルトルエン
ジアミン(DETDAと呼称することもある)含有するB液と
を用いて製造することができる。本願の樹脂組成物とは
硬化して得られた物を意味する。これらは硬化条件によ
って加熱硬化型と常温硬化型に分類される。以下まず各
成分について詳細に説明する。
【0006】[A液]A液は末端イソシアネート基含有プレ
ポリマーを含有し、必要に応じてその他のポリイソシア
ネート成分を含有していてもよい。
【0007】<末端イソシアネート基含有プレポリマー
>A液の末端イソシアネート基含有プレポリマーは、ポ
リオールとイソシアネートの反応により得られる末端に
イソシアネート基を含有するウレタンプレポリマーであ
る。このようにプレポリマー化することによりポリウレ
タン樹脂の硬化性及び物性に対する成型条件変動による
影響を低減することができ、得られる成型物の品質を安
定させることができる。
【0008】(ポリオール)末端イソシアネート基含有
プレポリマーに使用するポリオール以下の物が例示でき
る。加熱硬化型の場合は過熱し粘度を低減できるのでポ
リカプロラクトンポリオール、ポリエステルポリオー
ル、ポリオキシテトラメチレングリコール、ひまし油等
物理特性の良好な素材が好ましい。常温硬化型の場合は
常温で液状である必要があり、低粘度の分子量90〜1000
0のポリオキシプロピレンポリオールやポリオキシエチ
レンオキシプロピレンポリオールの使用が好ましい。こ
れらポリオールはいずれの場合も単独又は複数を併用し
ても良い。
【0009】(イソシアネート)ポリオールと反応させ
るイソシアネートは、通常のポリウレタン樹脂組成物に
使用されるイソシアネートであればいずれでも用いるこ
とができる。好ましくは、芳香族イソシアネート、脂肪
族イソシアネート、脂環式ポリイソシアネート等の未変
性ポリイソシアネート及びポリイソシアネートのカルボ
ジイミド変性イソシアネートやイソシアヌレート変性体
等が挙げられる。ポリイソシアネートのカルボジイミド
変性イソシアネートやイソシアヌレート変性体等の粘度
は500mPa・s/25℃以下である。具体的には、
トリレンジイソシアネート(TDI)、水添トリレンジイソ
シアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート(MD
I)、ポリメリックMDI(PMDI)、キシリレンジイソシアネ
ート(XDI)、1,5-ナフタレンジイソシアネート(NDI)等の
芳香族イソシアネート; ヘキサメチレンジイソシアネー
ト(HDI)等の脂肪族イソシアネート; イソホロンジイソ
シアネート(IPDI)、水添XDI(H6XDI)、水添MDI(H12MD
I)、ノルボルナンジイソシアネートメチル(NBDI)等の脂
環式ポリイソシアネート;上記イソシアネートのカルボ
ジイミド変性イソシアネート、イソシアヌレート変性体
等があげられる。加熱硬化型の場合は温度を制御できる
ので各種使用可能であるが、常温硬化型の場合は、TDI
の使用が特に好ましい。又、イソシアネート基含有プレ
ポリマーに使用するイソシアネートとしては、成形方法
により異なるが、2液の撹拌・混合が瞬間的に行える高
圧の衝突混合マシン等では、反応性の速いジフェニルメ
タンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート等の
汎用イソシアネートが使用できるが、手塗りが主体の現
場施工工事では、一定の作業時間が必要なことから、芳
香族系の中でも反応性の遅いトルエンジイソシアネート
(以下TDIと略)の使用が好ましく、中でもトリレンジ
イソシアネートの異性体比率として、2,4-TDI(2,4-
体)比率が95%以上とすると、反応性の高い2,6-体含有
量が低くなるので更に反応性が抑制され作業性が向上す
る。プレポリマーのイソシアネート基含有量(NCO%)は、
所望する物性に合わせて適宜設定すればよいが、一般に
シーリング材など低硬度材料では低く、速硬化材料では
高めに設定する。NCO%の好ましい範囲は1.5〜20%であ
り、より好ましくは2.0〜18%である。
【0010】(プレポリマーの製造方法)製造方法に特
に限定はないが、通常イソシアネートとポリオールとを
一括してブレンドまたは末端になる成分を先に仕込み他
方を後から添加して10〜120℃にて1〜150時間
反応することにより得られる。反応を速めるために公知
の触媒を添加して反応させ製造してもよい。平均分子量
に特に限定はないが一般的には300〜50000、好ましくは
500〜20000、最も好ましくは700〜10000である。反応時
間に特に制限はないが通常2〜12時間程度反応させる。
【0011】[B液]B液はジエチルトルエンジアミン
(DETDA:通常硬化剤として作用している)の異性体を
特定範囲で含有し、必要に応じての他に通常活性水素化
合物(その他硬化剤)、触媒、その他添加剤を併用する
ことができる。
【0012】<ジエチルトルエンジアミン>本願発明に
使用するB液中には2,4-DETDAをそのB液に含まれるジ
エチルトルエンジアミンの総量に対して95重量%以上で
ある。特に2,6-DETDAの含有量を5重量%以下とすること
により、硬化剤として作用するアミノ基の反応性を低く
することと、2,6-体に起因する発熱を抑制することによ
り硬化時間を長くし作業性を改良することが出来た。こ
のような組成のジエチルトルエンジアミン(DETDA)
は、Ethacure#100の商品名で2,4-体/2,6-体=80/20(ア
ルベマール社)やDETDA-80(ほぼ同一組成;ロンザジヤ
パン社)等を精製してもよいが、市販の2,4ジエチルト
ルエンジアミンのなかから本願に適合する組成の物を選
択すればよい。
【0013】(その他硬化剤)本願発明のポリウレタン
樹脂はDETDAの他に活性水素化合物を含有していてもよ
い。活性水素化合物としては低分子量ポリオール、アミ
ン化合物が好適に用いられる。これらは単独でも複数を
併用してもよい。その他硬化剤に用いられる低分子量ポ
リオールとしては、例えばエチレングリコール、ジエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレン
グリコール、トリプロピレングリコール、ブタンジオー
ル、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、1,3-ブタン
ジオール、1,4-ブタンジオール、4,4'-ジヒドロキシフ
ェニルプロパン、4,4'-ジヒドロキシフェニルメタン等
の2価アルコール、グリセリン、1,1,1-トリメチロール
プロパン、1,2,5-ヘキサントリオール、ペンタエリスリ
トール等の多価アルコール類を挙げることができる。そ
の他硬化剤に用いられるアミン化合物としては、ジエチ
ルトルエンジアミン、ジチオメチルトルエンジアミン、
メチレンジアニリン及びそのポリメリック品、オルソト
ルエンジアミン、メタトルエンジアミン等が挙げられ
る。加熱硬化型には、DETDA以外のアミン化合物や、低
分子量ポリオールとの併用する。常温硬化型ウレタン用
の硬化剤は、DETDA以外のアミン化合物や低分子量ポリ
オールに加え、ポリオールの硬化用触媒として、鉛オク
トエート、ネオデカン酸ビスマス、ジブチルチンジラウ
レート等の有機金属触媒や三級アミン触媒を使用する。
又、オクチル酸、オレイン酸等の有機酸触媒も使用可能
である。常温硬化型の場合、物理特性を確保するため硬
化剤は低分子量ポリオールとアミン化合物との併用する
ことが好ましい。2,4-DETDA量と低分子量ポリオール比
は一定の範囲で使用するのが好ましい。その範囲は、2,
4-DETDAを、低分子量ポリオール1当量に対し0.5当量以
上とすることが物理特性を向上させ好ましく10当量以下
とすることがのびを向上させるので好ましい。
【0014】<その他添加剤>本発明の効果を損なわな
い範囲で通常のウレタン成形に使用されている可塑剤、
無機フィラー、顔料、安定剤、分散剤等のその他添加剤
を各種配合することが出来る。
【0015】(可塑剤)更に、必要に応じて可塑剤とし
て、フタル酸ジブチル、フタル酸ジヘプチル、フタル酸
ジオクチル、フタル酸ブチルベンジル、アジピン酸ジオ
クチル、ジイソノニルアジペート、ジメチルカーボネー
ト、ジエチルカーボネート等の、イソシアネート末端プ
レポリマーと反応性の無い通常の可塑剤が使用できる。
【0016】(無機フィラー)無機フィラーとして、炭
酸カルシウム、タルク、カオリン、ゼオライト、ケイソ
ウ土、珪酸カルシウム、フライアッシュ。
【0017】(顔料)顔料として、酸化クロム、ベンガ
ラ、酸化鉄、カーボンブラック、酸化チタン等を (安定剤)安定剤としてヒンダードアミン系、ヒンダー
ドフェノール系、ベンゾチアゾール系の材料を添加する
ことが出来る。
【0018】[ポリウレタン樹脂組成物の製造方法]成形
方法により異なるが、2液の撹拌・混合が瞬間的に行え
る高圧の衝突混合マシン等を用いてもよいが、手塗りが
主体の現場施工工事では、通常A、B両液をペール缶等で
混合し調整する。
【0019】[ポリウレタン樹脂組成物]本願発明のポリ
ウレタン樹脂組成物は前述のA液とB液を混合し硬化する
ことにより得られる。手塗り作業を行う常温硬化型塗布
材料の場合、処方により硬化時間が異なるが、、硬化時
間は25℃で10分以上確保出来るため、夏場の高温雰囲気
でも塗布作業を行うことが出来る。又、硬化物物性は従
来のMBOCA硬化物と同様又はそれ以上の優れた特性
を示す。
【0020】
【発明の効果】特定の異性体比率を有するアミン系硬化
剤を使用する事で、イソシアネートとの反応性を抑制す
ることができ、2液混合後の作業時間を確保した。特に
屋外施工を行う防水材や床材等の常温硬化型材料では夏
場の雰囲気条件でも施工時間が確保できると共に、その
物性も優れる。又、樹脂中にクロルを含有しないため焼
却時にダイオキシンの発生もない。
【0021】
【実施例】以下に実施例および比較例を挙げて本発明を
さらに説明する。実施例及び比較例についての配合表
(表1及び表2)及び試験結果(表3)に、使用した材
料及び試験項目はそれぞれ下記に示す。
【0022】[プレポリマー] TDI-100:2,4-トリレンジイソシアネート(商品名コス
モネートT-100、三井化学社製) TDI-80:2,4-/2,6-体比=80/20のトリレンジイソシアネ
ート(商品名コスモネートT-80、三井化学社製) TDI-65:2,4-/2,6-体比=65/35のトリレンジイソシアネ
ート(商品名コスモネートT-65、三井化学社製) MDI-PH:ジフェニルメタンジイソシアネート(商品名コ
スモネートPH、三井化学社製) MDI-LK:カルボジイミド変性ジフェニルメタンジイソシ
アネート(商品名コスモネートLK、三井化学社製) PTMEG-1000:ポリオキシテトラメチレングリコール(商
品名テラタン-1000、デュポン社製) PPG D-1000:ポリオキシプロピレンジオール、分子量10
00(商品名三井ポリオールDiol-1000、三井化学社製) PPG D-2000:ポリオキシプロピレンジオール、分子量20
00(商品名三井ポリオールDiol-2000、三井化学社製) PPG D-3000:ポリオキシプロピレンジオール、分子量30
00(商品名三井ポリオールDiol-3000、三井化学社製) PPG T-3000:ポリオキシプロピレントリオール、分子量
3000(商品名三井ポリオールMN-3050、三井化学社製) PPG T-5000:ポリオキシプロピレントリオール、分子量
5000(商品名三井ポリオールMN-5000、三井化学社製) [硬化剤] 2,4-DETDA:2,4-ジエチルトルエンジアミン(アルベマ
ール社製2,4-体/2,6-体の比率が99.5/0.5%品) E-#100:2,4-/2,6-異性体比=80/20のジエチルトルエン
ジアミン(商品名エタキユア#100、アルベマール社製) PPG D-4000:ポリオキシプロピレンジオール、分子量40
00(試作品Diol-4000、三井化学社製) PPG D-1500:ポリオキシプロピレンジオール、分子量15
00(商品名三井ポリオールDiol-1500、三井化学社製) (その他) 炭酸カルシウム:微粒子無機充填材(商品名“ホワイト
ンSSB(赤)”、白石カルシウム社製) タルク:微粒子無機充填材(商品名“シムゴンタル
ク”、日本タルク社製) コロイダルシリカ:コロイド状シリカ(商品名“アエロ
ジル#200”、日本アエロジル社製) Oct-Pb25%:オクチル酸鉛25%品(商品名“ミニコP-2
5”、活材ケミカル社製) PC:プロピレンカーボネート(サンテクノケミカル社
製) DINA:ジイソノニルアジペート(三建化工社製) 安定剤:三種混合型安定剤(商品名“B-75”、加商社
製)
【0023】[作業性評価] ○ ゲル化時間:主剤と硬化剤を混合した後、流動性が
無くなるまでの時間。 ○ ポットライフ:主剤と硬化剤とを混合した後、支障
なく塗工できる限度の時間(混合液の粘度が10万mPa
・sに達するまでの時間)。 ○ タックフリータイム:混合液の硬化状況を示す尺度
で、指で触れたとき硬化物が指に移行しなくなるまでの
時間。
【0024】[塗布・成形性評価]主剤及び硬化剤を撹
拌・混合した後、塗布又は成形を行う作業が問題無く行
えたかを判断する。全く問題無く良好な場合(◎)、悪
い場合(×)
【0025】[物性]JIS K-6301準拠し、所定の硬化
温度で24時間硬化後、25℃/55%RHの状態で1週間養生
後測定した。
【0026】[主剤の調製]ガラスコルベに表1に示す
配合に従って、まずイソシアネートを仕込んだ後、窒素
気流下でポリオール成分を仕込み、80〜110℃で3〜8時
間撹拌下加熱して反応を完結させ調製した。3日後にNCO
%及び粘度を測定した。 (主剤(A-1)の合成)2LのセパラブルフラスコにTDI-1
00を516g、PTMEG-1000を1484g仕込み常温で15分間撹
拌した後、温度を80℃とし3時間/窒素気流下で撹拌し
た。3日後に分析したところ、NCO%=6.2、粘度=7,500mPa
・s/25℃のプレポリマーを得た。この時の2,4-TDI含有
量は100%である。 (主剤(A-2)の合成)2LのセパラブルフラスコにTDI-1
00を247g、TDI-80を50g、PPG D-2000を681g、PPG T-3
000を1022g仕込み常温で15分間撹拌した後、温度を80
℃とし7時間/窒素気流下で撹拌した。3日後に分析した
ところ、NCO%=3.5、粘度=15,000mPa・s/25℃のプレポ
リマーを得た。この時の2,4-TDI含有量は96%である。 (主剤(A-3)の合成)2LのセパラブルフラスコにTDI-100
を547g、TDI-80を60g、PPG D-1000を1393g仕込み常温
で15分間撹拌した後、温度を80℃とし5時間/窒素気流
下で撹拌した。3日後に分析したところ、NCO%=8.7、粘
度=5,000mPa・s/25℃のプレポリマーを得た。この時の
2,4-TDI含有量は98%である。 (主剤(A-4)の合成)2LのセパラブルフラスコにMDI-P
Hを482g、MDI-LKを481g、PPG D-2000を415g、PPG D-3
000を622g仕込み常温で15分間撹拌した後、温度を80℃
とし4時間/窒素気流下で撹拌した。3日後に分析したと
ころ、NCO%=12.8、粘度=750mPa・s/25℃のプレポリマ
ーを得た。 (主剤(A-5)の合成)2LのセパラブルフラスコにTDI-8
0を516g、PTMEG-1000を1484g仕込み常温で15分間撹拌
した後、温度を80℃とし3時間/窒素気流下で撹拌し
た。3日後に分析したところ、NCO%=6.2、粘度=8,500mPa
・s/25℃のプレポリマーを得た。この時の2,4-TDI含有
量は80%である。 (主剤(A-6)の合成)2LのセパラブルフラスコにTDI-1
00を196g、PPG D-3000を677g、PPG T-5000を1127g仕
込み常温で15分間撹拌した後、温度を80℃とし8時間/
窒素気流下で撹拌した。3日後に分析したところ、NCO%=
2.3、粘度=25,000mPa・s/25℃のプレポリマーを得た。
【0027】
【表1】
【0028】[硬化剤の調整]井上製作所製ディゾルバ
ー又は縦型ニーダーにまず液状成分を仕込んだ後、回転
翼を回転させながら粉体成分を徐々に仕込み、常温で30
分〜6時間撹拌・混合する。 (硬化剤(B-1)の調製)井上製作所製ディゾルバーに
液状成分として、2,4-DETDAを4.1kg、PPG D-3000を45.5
kg、Oct-Pb 25%を1kg、ジメチルカーボネートを10kg、
安定剤を0.5kgを仕込んだ後、回転翼を回転させながら
炭酸カルシウムを38kgを徐々に仕込み、常温で2時間撹
拌・混合した。製品の粘度は、15,000mPa・s/25℃であ
った。 (硬化剤(B-2)の調製)2,4-DETDAの変わりにE-#100を4.
1kg使用した以外は、B-1と同様とし調製した。製品の粘
度は、15,000mPa・s/25℃であった。 (硬化剤(B-3)の調製)井上製作所製ディゾルバーに液
状成分として、2,4-DETDAを11.7kg、PPG D-2000を56.5k
g、Oct-Pb 25%を1kg、DINAを5kg、安定剤を0.5kgを仕込
んだ後、回転翼を回転させながら炭酸カルシウムを15kg
及びタルクを10.3kgの割合でを徐々に仕込み、常温で3
時間撹拌・混合した。製品の粘度は、5,000mPa・s/25
℃であった。 (硬化剤(B-4)の調製)2,4-DETDAの変わりにE-#100を4.
1kg使用した以外は、B-3と同様とし調製した。製品の粘
度は、5,000mPa・s/25℃であった。 (硬化剤(B-5)の調製)井上製作所製ディゾルバーに液
状成分として、2,4-DETDAを18.5kg、PPG D-2000を69.2k
g、Oct-Pb 25%を1kg、DINAを1kg、安定剤を0.3kgを仕込
んだ後、常温で2時間撹拌・混合した。製品の粘度は、4
00mPa・s/25℃であった。本硬化剤には無機充填剤は使
用しない。 (硬化剤(B-6)の調製)2,4-DETDAの変わりにE-#100を4.
1kg使用した以外は、B-5と同様とし調製した。製品の粘
度は、400mPa・s/25℃であった。 (硬化剤(B-7)の調製)井上製作所製縦型ニーダーに液
状成分として、2,4-DETDAを1.8kg、PPG D-4000を59.7k
g、Oct-Pb 25%を1kg、DINAを37kg、安定剤を0.3kgを仕
込んだ後、回転翼を回転させながらコロイダルシリカを
100kgを徐々に仕込み、常温で4時間撹拌・混合した。製
品の粘度は、100,000mPa・s/25℃であった。
【0029】
【表2】
【0030】(実施例1)主剤としてA-1を100重量部(以
下部と略)をビーカーに計り取り液温を40℃とし真空デ
シケーター中で減圧し脱泡した。硬化剤として2,4-DETD
Aを12部40℃に保温した状態でA-1中に注ぎ込み泡を入れ
ないように45秒撹拌混合した後、60℃に保温した2mm厚
のモールドに注型しシートを成形した。60℃におけるゲ
ル化時間は、2分であり、モールドに注型し終わった時
点で硬化した。タックフリータイムは4分であり、成形
されたシートは2液が十分に混合され均一なものであ
り、表面も平滑であり、塗布・成形性は良好で判定は
(◎)であった。23℃/55%RH条件で1週間養生後の物
性試験結果は、密度が1.1g/cm3、硬さが95(JIS-A)、
引張り強さが400kgf/cm2、伸びが380%、引裂き強さが61
kgf/cmであり、注型素材として最適な物性を示してい
た。
【0031】(実施例2)主剤としてA-2を100部、硬化剤
としてB-1を100部の割合で、電動撹拌機を用いて常温
(25℃)で3分間撹拌混合した。次いで、1液タイプのウ
レタンプライマーを塗布したコンクリート下地に1.5mm
厚に塗布した。この時のポットライフ(25℃)は、25
分、タックフリータイムは180分であり、コテを用いた
塗布作業に適するものであった。又、下地温度が35℃の
部分にも塗布したが、この時のポットライフは17分で塗
布作業に要する時間である10分以上あるため問題無く実
施できた。翌日、硬化状況の確認を行ったが塗膜の均一
性及び表面性の何れも良好であり、塗布・成形性は良好
で判定は(◎)であった。1週間養生後の物性試験結果
は、密度が1.2g/cm3、硬さが60(JIS-A)、引張り強さ
が55kgf/cm2、伸びが580%、引裂き強さが20kgf/cmであ
り、防水用塗膜材料としてJIS規格をクリヤーする良好
な物性を示していた。
【0032】(実施例3)主剤としてA-3を100部、硬化剤
としてB-3を100部の割合で、電動撹拌機を用いて常温
(25℃)で2分間撹拌混合した。次いで、1液タイプのウ
レタンプライマーを塗布したコンクリート下地に1.5mm
厚に塗布した。この時のポットライフ(25℃)は、13
分、タックフリータイムは120分であり、コテを用いた
塗布作業に適するものであった。翌日、硬化状況の確認
を行ったが塗膜の均一性及び表面性の何れも良好であ
り、塗布・成形性は良好で判定は(◎)であった。1週
間養生後の物性試験結果は、密度が1.2g/cm3、硬さが90
(JIS-A)、引張り強さが150kgf/cm2、伸びが450%、引
裂き強さが38kgf/cmであり、塗り床材料として施工性及
び物性が良好な材料であった。
【0033】(実施例4)主剤としてA-4を100部、硬化剤
としてB-5を90部の割合とし、液温度を35℃に調整した
後、イソテルム社(スイス)製の高圧スプレーマシンで
あるPSM-70にSP-300ガンを取り付けて成形を行った。成
形条件は、液温度をそれぞれ35℃とし、液圧力は100kgf
/cm2、スプレーガンはミキシングチャンバーにNo.5を使
用し、常温でポリプロピレン製の板上に約2mm圧になる
よう3回積層した。その結果、ゲルタイムは45秒、タッ
クフリータイムは3分であった。シートの均一性は良好
であったが、本材料は、反応性が速いため表面には細か
い波うち現象が見られた。しかし、塗布・成形性は良好
で判定は(◎)であった。1週間養生後の物性試験結果
は、密度が1.0g/cm3、硬さが90(JIS-A)、引張り強さ
が140kgf/cm2、伸びが460%、引裂き強さが40kgf/cmであ
り、速硬化性を生かした床の改修工法として、人が住ん
でいる場所や駅通路に適するものであった。
【0034】(実施例5)主剤としてA-6を100部、硬化剤
としてB-7を200部の割合で、ミキスター(缶を回転させ
る方式の撹拌器)を用いて常温(25℃)で3分間撹拌混
合した。次いで、ポリプロピレン製の板上に5mm厚のス
ペーサーを2本置きその中間に板を用いて引き伸ばした
が、コテを用いた塗布作業には適する稠度であった。こ
の時のポットライフは25℃で60分、タックフリータイム
は180分であり、樹脂は均一に撹拌混合されており未硬
化部分は無かった。表面性は系がチクソ性を呈している
ため大きな起伏はあるものの平滑な表面が得られた。塗
布・成形性の判定は(◎)であった。1週間養生後の物
性試験結果は、密度が1.3g/cm3、硬さが25(JIS-A)、
引張り強さが23kgf/cm2、伸びが860%、引裂き強さが10k
gf/cmであり、シーリング材料として施工性及び物性が
良好な材料であった。
【0035】(比較例1)主剤としてA-1を用い、硬化剤と
して2,4-DETDAの代わりにE-#100を使用した以外は実施
例1と同様の条件で成形を行った。その結果、撹拌開始
から30秒で増粘が始まり40秒でゲル化したため、実施例
1の様に45秒撹拌することは出来ずシートは撹拌不良と
なり一部未硬化状態であった。混合が良好な部分のタッ
クフリータイムは2分と速かった。樹脂の硬化が速かっ
たため樹脂が増粘しシートの作製が非常に難しく、シー
ト表面も凸凹となり塗布・成形性の判定は(×)であっ
た。1週間養生後、混合が良く行われた部分と不良な部
分を選び両者の物性試験を行った。その結果、良好な部
分は密度が1.1g/cm3、硬さが97(JIS-A)、引張り強さ
が420kgf/cm2、伸びが340%、引裂き強さが64kgf/cmと実
施例1とほぼ同等の物性を示したが、不良部分の物性
は、測定値のバラツキが大きく混合が悪い事を示してい
た。平均値は密度が1.1g/cm3、硬さが70(JIS-A)、引
張り強さが70kgf/cm2、伸びが40%、引裂き強さが8kgf/c
mと良好な部分に比較し非常に低い値であった。
【0036】(比較例2)主剤としてA-5を用い、硬化剤と
して2,4-DETDAを使用した以外は実施例1と同様の条件で
成形を行った。その結果、撹拌開始から10秒で増粘が始
まり15秒でゲル化したため、実施例1の様に45秒撹拌す
ることは出来ずシートは撹拌不良となり未硬化状態がか
なりあり、塗布・成形性の判定は(×)であった。混合
が良好な部分のタックフリータイムは1分と速かった。
樹脂の硬化が速かったため樹脂が増粘しシートの作製が
非常に難しく、シート表面も凸凹となった。1週間養生
後、混合が良く行われたと思われる部分の物性試験を行
った。その結果、密度が1.1g/cm3、硬さが80(JIS-
A)、引張り強さが100kgf/cm2、伸びが90%、引裂き強さ
が20kgf/cmと実施例1に比較し物性はバラツキも大き
く、値は大幅に低くなった。
【0037】(比較例3)主剤としてA-2を100部、硬化剤
としてB-2を100部の割合で使用し、撹拌・混合及び塗布
は実施例2と同様に行った。この時のポットライフ(25
℃)は、5分、タックフリータイムは90分であり、反応
性が速いためコテを用いた塗布作業を開始してすぐに粘
度が増加し作業が非常に困難であった。施工開始時は平
滑な表面が得られたが、すぐに表面が凸凹となり均一な
塗膜は成形出来なかった。塗布・成形性の判定は(×)
であった。更に、下地温度が35℃の部分にも塗布を行っ
たが、この場合は25℃の時より硬化が速く、下地に塗布
を行った後直ちに硬化が始まり塗布作業が不可能であっ
た。塗布・成形性の判定は(×)であった。1週間養生
後に撹拌・混合を開始した直後の部分を物性試験した結
果、密度が1.2g/cm3、硬さが62(JIS-A)、引張り強さ
が56kgf/cm2、伸びが530%、引裂き強さが22kgf/cmであ
り、物性的には特に問題の無いレベルであった。
【0038】(比較例4)主剤としてA-3を100部、硬化剤
として2,4-DETDAの代わりにE-#100を使用したB-4を100
部の割合で使用した以外は、実施例3と同様に行った。
この時のポットライフ(25℃)は、3分、タックフリー
タイムは60分であり、反応が速いため撹拌直後から粘度
が増加し混合性が不良であった。このため、下地に塗布
する作業も十分に出来ず、均一性及び表面性とも不良で
あった。塗布・成形性の判定は(×)であった。翌日、
硬化状況の確認を行ったが塗膜は部分的に未硬化状態で
あり、比較的良好な部分を選んで1週間養生後に物性試
験を行ったが、結果は、密度が1.2g/cm3、硬さが80(JI
S-A)、引張り強さが30kgf/cm2、伸びが50%、引裂き強
さが5kgf/cmと未硬化部分でシートが切れるため実施例3
に比較し大幅に低くなり、塗り床材料としては適さない
施工性及び物性であった。
【0039】(比較例5)主剤としてA-4を100部、硬化剤
としてB-6を90部の割合とした以外は、実施例4と同様に
行った。その結果、ゲルタイムは12秒、タックフリータ
イムは2分であった。シートの均一性は良好であった
が、本材料は、反応性が極めて速いため表面にはスプレ
ーミストが付着した細かい凸凹と波うち現象が見られ、
平滑性な表面は得られなかった。又、スプレー成形の途
中でスプレーガンの詰まりがしばしば発生し、スプレー
パターンが変化し均一な塗布が出来なくなると共に、ガ
ンが動かなくなり、その都度、スプレーガンの分解・清
掃を行ったため施工能力は大幅に低下した。これは、反
応速度が速すぎるため、スプレーガン内部で材料が固化
する事が原因である。このため塗布・成形性の判定は
(×)であった。1週間養生後の物性試験結果は、密度
が1.0g/cm3、硬さが91(JIS-A)、引張り強さが100kgf/
cm2、伸びが440%、引裂き強さが42kgf/cmであり、物性
的には特に問題の無いレベルであった。
【0040】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4H020 BA02 BA05 4J034 CA04 CA15 CB03 CB07 CC12 DB04 DF01 DG03 DG04 HA01 HA02 HA07 HC12 4J038 DG051 DG052 DG061 DG062 DG261 DG262 JA20 JA21 KA03 NA23 PA18 PB05 PC04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】末端イソシアネート基含有プレポリマーを
    含有するA液、2,4−ジエチルトルエンジアミンと
    2,6−ジエチルトルエンジアミンとを95/5ないし100/
    0(2,4-体/2,6-体の重量比)の範囲で含有するB液とを
    用いて製造されたことを特徴としたポリウレタン樹脂組
    成物。
  2. 【請求項2】請求項1記載の末端イソシアネート基含有
    プレポリマーが2,4−トリレンジイソシアネートと
    2.6-トリレンジイソシアネートとを95/5から100/0
    (2,4-体/2,6-体の重量比)の範囲であるトリレンジイ
    ソシアネートとポリオールより製造されたプレポリマー
    であることを特徴とするポリウレタン樹脂組成物。
  3. 【請求項3】A液の末端イソシアネート基含有プレポリ
    マーのNCO%が1.5〜20の範囲にあり、B液中の2,4-ジエ
    チルトルエンジアミンとポリオールの当量比(2,4-ジエ
    チルトルエンジアミン/ポリオール)が0.5/1〜10/1の
    範囲にあり、該A液、該B液から製造されたことを特徴
    とする請求項1ないし2記載のポリウレタン樹脂組成
    物。
  4. 【請求項4】末端イソシアネート基含有プレポリマーを
    含有するA液、2,4−ジエチルトルエンジアミンと
    2,6−ジエチルトルエンジアミンとを95/5ないし100/
    0(2,4-体/2,6-体の重量比)の範囲で含有するB液とを
    用いて製造することを特徴としたポリウレタン樹脂組成
    物の製造方法。
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