JP2016113854A - 弾性舗装体の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】衝撃吸収率等の優れた物性を有する弾性舗装体の製造方法を提供する。【解決手段】下記の組成物Aおよび組成物Bをそれぞれ作製し、これらの配合割合を調整して混合することにより、弾性舗装体に含まれる気泡量を制御するようにした。(組成物A)ポリイソシアネートとポリオールとを含有し、実質的に気泡を含有しない2液常温硬化性ポリウレタン組成物。(組成物B)ポリイソシアネートとポリオールとを含有し、5〜40体積%の気泡を含有する2液常温硬化性ポリウレタン組成物。【選択図】図1

Description

本発明は、衝撃吸収率等の優れた物性を有する弾性舗装体の製造方法に関するものである。
従来、陸上競技場やテニスコート、多目的運動場、公園や遊歩道等に使用されている弾性舗装体は、競技者・利用者の身体にかかる衝撃を軽減し、転倒しても怪我をしないよう、クッション性(衝撃吸収性)を有するものが望まれている。なかでも、衝撃吸収率等の物性に優れ、施工が容易である等の理由から、ポリウレタン弾性舗装体が注目を集めている。
また、陸上競技場に使用される弾性舗装体は、その物性が記録に大きく影響を与えるため、所定の規格が定められている。例えば、IAAF(国際陸上競技連盟)では、衝撃吸収率(Force Reduction)を35〜50%の範囲とするよう定められている。
したがって、弾性舗装体の物性を上記範囲内となるよう調整するため、様々な提案がなされている。例えば、硬化前のポリウレタン組成物に対し不活性ガスおよび整泡剤を添加して撹拌し、弾性舗装体に気泡を含有させる工法(メカニカルフロス工法)、軟質発泡体をポリウレタン組成物に添加する方法(例えば、特許文献1参照)、中空粒子をポリウレタン組成物に添加する方法(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
しかしながら、メカニカルフロス工法では、ポリウレタン組成物に含有させることのできる気泡量が製造時の環境条件によって左右されるため、希望する規格に適合する弾性舗装体を得ることが難しいという問題がある。また、陸上競技場等の大面積に用いられる大量のポリウレタン組成物に対し、気泡を均一に含ませるよう撹拌することは極めて困難であり、所望の規格に合致する物性の弾性舗装体を得ることが難しいという問題もある。さらに、軟質発泡体等をポリウレタン組成物に添加する方法では、その添加量に限界があるため、所望の規格に合致する物性の弾性舗装体を得ることが難しいという問題がある。
特開2000−044789号公報 特開平01−207351号公報
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、現状の施工設備を変えることなく、容易にウレタン樹脂中に泡を混入させることができ、希望する規格に適合する物性を備えた弾性舗装体の製造方法の提供をその目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、気泡を分散含有するポリウレタン弾性舗装体を製造する方法であって、下記の組成物Aおよび組成物Bをそれぞれ作製し、これらの配合割合を調整して混合することにより、弾性舗装体に含有される気泡量を制御する弾性舗装体の製造方法をその要旨とする。
(組成物A)ポリイソシアネートとポリオールとを含有し、実質的に気泡を含有しない2液常温硬化性ポリウレタン組成物。
(組成物B)ポリイソシアネートとポリオールとを含有し、5〜40体積%の気泡を含有する2液常温硬化性ポリウレタン組成物。
なお、本発明において、「実質的に気泡を含有しない」2液常温硬化性ポリウレタン組成物とは、気泡を含有することを意図せず混合されたポリウレタン組成物を意味するものであり、気泡を全く含有しないものだけでなく、通常の撹拌で入り込む程度の気泡を含有しているもの(概ね5体積%以下)をも含む意味である。また、「気泡を含有する」2液常温硬化性ポリウレタン組成物とは、気泡を含有するよう意図的に混合されたポリウレタン組成物を意味するものである。ここで、2液常温硬化性ポリウレタン組成物(以下「ポリウレタン組成物」という)の気泡含有量(気泡含有率)は、以下のように算出した。
気泡含有率(体積%)=100−(ウレタン硬化後の密度÷気泡を含まないウレタン硬化前の液比重)×100
そして、本発明において、ポリウレタン弾性舗装体とは、ゴムと骨材をウレタンバインダーで硬化させた弾性舗装体を意味するものである。
すなわち、本発明者らは、現状の施工設備を変えることなく、容易にウレタン樹脂中に泡を混入させることができ、要求される規格に適合する物性を備える弾性舗装体を得るために、種々の検討を重ねた。その結果、気泡を含有するポリウレタン組成物の作製を、一度にその全量を、撹拌発泡装置(ミキサー)等を用いて撹拌して行うのではなく、気泡を含有するポリウレタン組成物を、撹拌発泡装置(ミキサー)等を用いて作製し、これとは別に、実質的に気泡を含有しない(意図的に気泡を含有させない)ポリウレタン組成物を作製し、これらを混合撹拌した後、硬化させるようにすると、それらの配合割合を調整するだけで、気泡の含有量を容易に制御できるため、要求される規格に適合し、大面積であっても均一な物性を有する弾性舗装体を作製できることを見出し、本発明に到達した。
このように、撹拌により意図的に泡立てた組成物Bを別の組成物Aに加え、さらに撹拌(二段階撹拌)してつくられた組成物中には、組成物AおよびBの全体を一度で撹拌したものよりも多くの気泡を含有させることができる。すなわち、本発明の弾性舗装体の製造方法は、実質的に気泡を含有しない組成物Aと、5〜40体積%の気泡を含有する組成物Bとをそれぞれ作製し、これらを未硬化の状態で所定の割合で配合、混合した混合組成物を作製し、この混合組成物を硬化させて弾性舗装体とするものである。これにより、その全体に、気泡を均一的に分散含有する、ポリウレタン弾性舗装体を得ることができる。しかも、本発明の弾性舗装体の製造方法は、従来手法で用いられる装置を援用することができるため、装置を新たに購入する必要がなく、低コストである。
なかでも、上記組成物Aと組成物Bとの配合割合が、組成物A100重量部に対し、組成物Bが5〜50重量部であるようにすると、気泡を含有する組成物Bの作製量が少なくなり、その気泡含有量をより正確に制御でき、ひいては気泡を含有しない組成物Aとの混合後の混合組成物においても、気泡含有量を正確に制御できるため、所望の規格に適合する物性を備えた弾性舗装体を得やすくなる。
さらに、上記組成物Bが、その硬化体における密度が0.6〜1.4g/cmとなるよう調整されていると、弾性舗装体に含有される気泡量を制御しやすくなり、弾性舗装体の高品質化を図ることができる。
また、上記組成物Bに用いるポリオールが、官能基数2〜4のポリエーテルポリオールであると、より所望の衝撃吸収率を達成した弾性舗装体を得易くなる。
また、上記組成物Bに用いるポリイソシアネートが、ポリメチレンポリフェニルポリイソシアネート(ポリメリックMDI),ジフェニルメタンジイソシアネート(モノメリックMDI),トリレンジイソシアネート(TDI)とポリオールを反応させたウレタンプレポリマー,モノメリックMDIとポリオールを反応させたウレタンプレポリマー,ポリメリックMDIとポリオールを反応させたウレタンプレポリマーからなる群から選ばれた少なくとも一つであると、より所望の衝撃吸収率を達成した弾性舗装体を得易くなる。
本発明の一実施の形態である弾性舗装体(実施例1)の外周から50mm内部の断面の拡大写真を示した図である。 従来品の弾性舗装体(比較例3)の外周から50mm内部の断面の拡大写真を示した図である。
つぎに、本発明を実施するための形態について説明する。
まず、本発明の製法により得られる弾性舗装体について述べる。本発明に係る弾性舗装体は、下記の組成物AおよびBをそれぞれ後記のようにして作製し、これらの硬化反応が進行している間に両者を所定の割合で混合し、その混合物を硬化させることによって得ることができるものである。
(組成物A)ポリイソシアネートとポリオールとを含有し、実質的に気泡を含有しないポリウレタン組成物。
(組成物B)ポリイソシアネートとポリオールとを含有し、5〜40体積%の気泡を含有するポリウレタン組成物。
すなわち、本発明に係る弾性舗装体は、上記組成物Aと組成物Bと別々に撹拌混合して作製し、それらの硬化反応が進行している間に、これらを所定の配合割合で混合させ、再度撹拌混合して、その混合組成物をアスファルト、コンクリート等の基盤上に流し込み、所定の厚みとなるようレーキを用いて、表面を平滑に仕上げ、硬化反応を完了させることによって得ることができる。
つぎに、本発明に係る弾性舗装体に用いる材料、およびその製造方法について述べる。
〔組成物Aに用いる材料〕
上記組成物Aに用いる材料のうち、ポリイソシアネートとしては、TDI、モノメリックMDI、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、それらのウレタンプレポリマー、もしくはポリメリックMDIがあげられ、これらを単独でまたは混合して用いることができる。
また、上記組成物Aに用いられるポリオールとしては、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリマーポリオール(ポリエーテルポリオール変性体)、ポリ(テトラメチレン)エーテルグリコール等があげられ、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等の多価アルコールに、プロピレンオキサイド、エチレンオキサイド等を付加重合して得られるポリオキシアルキレンポリオールが好適に用いられる。なかでも、分子量100〜100000、官能基数2〜4のポリオシキアルキレンポリオールが好ましく、さらに好ましいのは、分子量1000〜80000、官能基数2〜3のポリオキシプロピレンポリオールである。これらのポリオールは、単独でまたは混合して用いることができる。
〔組成物Aの作製方法〕
上記組成物Aは、上記のポリイソシアネートを汎用の撹拌混合機を用い、ポリオール等と混合することにより硬化反応が開始される。このポリイソシアネートとポリオールの混合物のNCOインデックスは、100〜150に設定することが好適である。NCOインデックスとは、ポリオール中の全活性水素基濃度に対する、ポリイソシアネート中のイソシアネート基濃度の当量比とする。また、組成物Aは、組成物Bと混合することが必要なため、比較的長くポットライフを確保できるようにすることが好ましく、40〜60分とすることが好ましい。
〔組成物Bに用いる材料〕
上記組成物Bに用いる材料のうち、ポリイソシアネートとしては、TDI、ポリメリックMDI、モノメリックMDI、HDI、IPDIもしくはそれらのウレタンプレポリマー等があげられ、なかでも、ポリメリックMDI,モノメリックMDI,TDIとポリオールを反応させたウレタンプレポリマー,モノメリックMDIとポリオールを反応させたウレタンプレポリマー,ポリメリックMDIとポリオールを反応させたウレタンプレポリマーが好適に用いられ、これらを単独でまたは混合して用いることができる。
上記組成物Bに用いられるポリオールとしては、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリマーポリオール(ポリエーテルポリオール変性体)、ポリ(テトラメチレン)エーテルグリコール等があげられ、とりわけ、官能基数2〜4のポリエーテルポリオールが好ましく用いられる。
〔組成物Bの作製方法〕
上記組成物Bは、上記のポリイソシアネートを、ポリオール等と混合することにより硬化反応が開始される。このポリイソシアネートとポリオールの混合物のNCOインデックスは、100〜150に設定することが好適である。また、気泡を含有する組成物とするため、泡立てミキサー等を用いて混合することが必要である。上記組成物Bの気泡の含有の程度は、その硬化体における密度を測定することにより示すことができ、その硬化体における密度は、特に制限を設けるものではないが、0.6〜1.4g/cmであることが好ましい。なお、上記密度は、例えば、ポリウレタン組成物(組成物B)を、所定の容器に流し入れ、硬化反応を完了させて試験片を作製し、その試験片に対し、JIS K6268に準じて測定することで得ることができる。
また、上記組成物Bも、組成物Aと同様に比較的長くポットライフを確保できるようにすることが好ましく、そのポットライフを5〜60分とすることが好ましい。そして、このような気泡を含有するポリウレタン組成物は、泡立てミキサー等を用いて混合して作製する以外にも、例えば、発泡剤(水とイソシアネートの反応によってCOを利用する技術を含む)を用いて混合することや、泡の核となる物質(炭酸カルシウム等)や粒体(微細なゴム粒等)を用いて混合することにより得ることができる。
さらに、上記組成物AおよびBには、上記の成分だけでなく、架橋剤、整泡剤、触媒、可塑剤、充填剤、骨材、消泡剤、揺変剤等、必要に応じて適宜の添加剤を配合することができる。
上記架橋剤としては、ジエチルトルエンジアミン(DETDA)、イソブチル−4−クロロ−3,5−ジアミノベンゾエート(ICDAB)、ジメチルチオトルエンジアミン(DMTDA)、1,4−ブタンジオール(1,4−BD)等があげられ、具体的には、アルベマール社製のEthacure 300等を用いることができる。なかでも、芳香族アミン系架橋剤を用いることが、強度や伸び等の性能維持・向上効果を得る上で好適であり、特に、2,4−ビス(メチルチオ)−トルエンジアミン/2,6−ビス(メチルチオ)−トルエンジアミン=80/20が好ましい。
上記整泡剤としては、ジメチルポリシロキサン(ジメチルシリコーンオイル)とポリエーテルのブロックコポリマー(ポリエーテル変性シリコーン)の混合物等を用いることができる。このようなものとしては、例えば、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアル社製のNIAX SILICONE L-6900、東レ・ダウ・コーニング製SH192、SH193等のウレタンフォーム用整泡剤があげられる。
上記触媒としては、オクチル酸鉛(OctPb)、ナフテン酸鉛、ジブチル錫ジラウレート、ジメチル錫ジラウレート等の金属触媒、花王社製のKaolizer No.12等のアミン触媒があげられ、これらを単独で用いても2種類以上を併用してもよい。
上記可塑剤としては、ジイソノニルフタレート(以下「DINP」という)、ジイソノニルアジペート(以下「DINA」という)、ジオクチルフタレート、ジオクチルアジペート等があげられる。
上記充填剤としては、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、ゼオライト、タルク、無水石膏(CaSO4 )、雲母等があげられ、これらは単独で用いても2種以上を併用してもよい。
上記骨材としては、粒径0.5〜5mmのポリウレタン発泡体、エチレン・酢酸ビニル共重合(EVA)発泡体、ポリオレフィン発泡体、各種合成ゴムの発泡体等の軟質発泡体のチップ、各種ゴムの粉末等を用いることができる。骨材を用いると、所望の物性を実現しやすくなり、また、コスト低減を実現できる。
上記消泡剤としては、ジメチルシロキサン系消泡剤、ポリアクリレート系消泡剤等を用いることができる。
上記揺変剤としては、有機系もしくは無機系(アエロジル)揺変剤等を用いることができる。
そして、このようにして得られた組成物AおよびBを、所定の配合割合で混合することにより、その全体に気泡をまんべんなく含有する混合組成物(ポリウレタン組成物)を作製することができる。これらの混合、撹拌には、その撹拌量に応じたサイズの撹拌機を使用することが好ましい。このような撹拌機としては、大型撹拌機として、リボン、ニーダー撹拌機等があり、小型撹拌機としては、3枚羽付マキタ社製UT2204、不二空機社製エアー撹拌機等を使用することができる。そして、このポリウレタン組成物をその可使時間(ポットライフ)内に対象とする部位に塗工することにより、衝撃吸収率等の優れた物性を均一に有する弾性舗装体とすることができる。なお、上記組成物AおよびBにおいては、通常、ポリイソシアネートとポリオールとが、互いに異なる容器で保管され、実際の施工開始直前に、これらを混合して組成物AおよびBを作製している。
上記組成物AとBとの配合割合は、組成物Bが組成物Aに対し少なくなるように配合することが好ましい。より好ましくは、組成物A100重量部に対し、組成物Bが5〜50重量部となる配合であり、さらに好ましくは組成物Bが5〜30重量部となる配合である。組成物Bが組成物Aに対し多すぎると、得られる弾性舗装体が軟らかくなりすぎるとともに引張強度に劣るおそれがあり、逆に少なすぎると、気泡の分散が悪くなるだけでなく、得られる弾性舗装体が硬くなりすぎ、弾性性能に劣る傾向がみられるためである。
なお、本発明の製法により得られる弾性舗装体は、一層だけで用いるのではなく、他の弾性体(弾性舗装体)の上または下に重ねて配置してもよい。このように、他の弾性体と組み合わせた弾性舗装構造とすると、所望の物性と耐久性とを得やすくなるため、好適である。また、本発明の弾性舗装体または上記弾性舗装構造の最表面に、表面仕上げ層を設けるようにしてもよい。表面仕上げ層を設けると、外観を長期間にわたって美麗に維持することができ、また、その表面に必要に応じて特性を付加すること等ができるという利点がある。
さらに、本発明の製法は、弾性舗装体を新設する際だけでなく、すでに設置されている弾性舗装体の修繕の際にも用いることができる。例えば、既存の弾性舗装体の表面を所定厚みだけ削り取り、その削り跡に、上記組成物Aと組成物Bとの混合組成物を流し込んで所定の厚みとなるようにし、表面を平滑に仕上げるようにしてもよい。
つぎに、実施例について、比較例と併せて説明する。ただし、本発明はこれに限定されるものではない。なお、以下に示す成分組成は、すべて重量基準(重量部)で示している。
<組成物Aの作製>
下記の表1に記載された(a−1)および(a−2)を、それぞれ別個に作製した後、これらを混合することにより組成物Aを作製した。なお、(a−1)は、イソシアネート〔トルエンジイソシアネート(2,4付加物/2,6付加物=65/35)〕とブレンドポリオール(平均分子量2000のポリオキシプロピレングリコールと平均分子量4000のポリオキシプロピレントリオールとの混合物)を窒素雰囲気下で混合し、80℃で20時間反応させた後冷却することにより作製した、末端イソシアネート基を有するTDI系のウレタンプレポリマーである。また、(a−2)のブレンドポリオールとして、平均分子量2000のポリオキシプロピレングリコールとこれと同量の平均分子量4000のポリオキシプロピレントリオールとの混合物を用い、MbOCAとして、3、3’―ジクロロ―4,4’―ジアミノジフェニルメタンを用いている。この組成物Aのポットライフは、40分であった。
<組成物Bの作製>
下記の表2に記載された(b−1)および(b−2)を、それぞれ別個に作製した後、これらを混合することにより組成物Bを作製した。すなわち、下記の表2に記載されたポリメリックMDIを(b−1)とし、下記の表2に示す材料を混合した(b−2)を作製し、これらを不二空機社製エアー撹拌機UT2204/φ30mm3枚羽根付を用いて、気泡が充分に組成物中に含有されるよう1分間撹拌混合して、気泡を含有する組成物Bを作製した。この組成物Bのポットライフは、7分であった。また、この組成物Bの硬化体の密度は0.8g/cmであり、気泡の含有率は20体積%であった。
なお、上記(b−2)におけるブレンドポリオールは、平均分子量2000のポリオキシプロピレングリコールと平均分子量5000のポリオキシプロピレントリオールを混合したものである。
そして、上記組成物AおよびBにおける、ポットライフ、硬化体の密度は、それぞれ下記に従い評価した。
〔ポットライフ〕
組成物Aにおいては(a−1)と(a−2)とを不二空機社製エアー撹拌機UT2204/φ70mm3枚羽根付で気泡が巻き込まれないように混合撹拌してから、組成物Bにおいては(b−1)と(b−2)とを組成物Aと同様に混合してから、それぞれの反応混合物の流動性がなくなるまでの時間をポットライフとした。
〔密度〕
気泡を含有するポリウレタン組成物(組成物B)を、別途用意した金型の容器(サイズ:70mm×70mm×15mm)に流し入れ、硬化反応を完了させて試験片を作製した。この試験片に対し、JIS K6268に準じて密度(g/cm)を測定した。
前記で作製した組成物AおよびBを用いて、下記に示す実施例1〜3および比較例1〜3を作製し、それらの密度(g/cm)、引張強度(MPa)、伸び率(%)および衝撃吸収率(%)を下記に示す指標に従って測定した。また、気泡評価として、これらの断面を観察し、下記に示す指標に従って評価した。測定および評価した結果を後記の表3に併せて示す。なお、密度(g/cm)については、上記に示す方法に準じて測定を行った。さらに、実施例1および比較例3の断面をキーエンス社製デジタル顕微鏡VHX(倍率25倍)にて観察した様子(断面写真)を図1および図2にそれぞれ示す。
〔実施例1〕
上記で作製した組成物Aに骨材(ゴムチップ;最大粒径3mm、平均粒径2.5mm)を18重量部加え2分撹拌し、これに組成物B(不二空機社製エアー撹拌機UT2204/φ30mm3枚羽根付で1分撹拌して作製したもの)を後記の表3に示す配合割合で加え、さらに不二空機社製エアー撹拌機UT2204/φ70mm3枚羽根付を用いて1分間撹拌混合した。そして、この混合物を金型(サイズ:300mm×300mm×9.5mm)に流し込み、コテを用いて表面を平滑に仕上げることにより、厚み9.5mmの弾性舗装体を得た。
〔実施例2,3〕
上記組成物Aと組成物Bの配合割合を、後記の表3のとおりに変更した以外は、実施例1と同様にして弾性舗装体を得た。
〔比較例1〕
組成物Bを用いない以外は、実施例1と同様にして弾性舗装体を得た。すなわち、比較例1のものは、実質的に気泡を含有していないポリウレタン組成物からなっている。
〔比較例2〕
組成物Bを用いず、整泡剤(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアル社製のNIAX SILICONE L-6900)を2重量部用いた以外は、実施例1と同様にして弾性舗装体を得た。すなわち、比較例2のものは、気泡を含有するポリウレタン組成物を一度に作製し弾性舗装体とする、従来品と同等のものである。
〔比較例3〕
上記実施例1における組成物Aの(a−1)と組成物Bの(b−1)とを混合したものを(c−1)とし、上記実施例1における組成物Aの(a−2)と組成物Bの(b−2)とを混合したものを(c−2)としてそれぞれ調整し、これらの(c−1)と(c−2)とを気泡が入るように一度に混合する以外は、実施例1と同様にして弾性舗装体を得た。すなわち、比較例3のものは、実施例1と組成自体は同じものの、気泡を含有するポリウレタン組成物を一度に作製し弾性舗装体とする、従来品と同等のものである。
このように、上記表3に示された結果から、上記実施例1〜3は、従来品である比較例1〜3に対し、衝撃吸収率に優れていることがわかる。また、図1(実施例1)および図2(比較例3)との対比でわかるように、実施例1はその全体にまんべんなく細かな気泡を有し、大きな気泡が見られないのに対し、比較例3は、細かな気泡が少なく、その分布もやや偏っており、さらに大きな気泡も有している。すなわち、本発明の製法によって得られた弾性舗装体は、きめ細かい気泡がまんべんなく含有され、より優れたものになる。
つぎに、配合割合を変えることで、弾性舗装体の物性がどのように変化するかを検討した。すなわち、下記に示すように、組成物Aと組成物Bとの配合割合を変えた実施例4〜8を作製し、それらの密度(g/cm)、引張強度(MPa)、伸び率(%)および衝撃吸収率(%)を下記に示す指標に従って測定した。測定した結果を後記の表4に併せて示す。
〔実施例4〜8〕
上記組成物Aに骨材を加えず、組成物Aと組成物Bの配合割合を後記の表4のとおりに変更した以外は、実施例1と同様にして弾性舗装体を得た。
上記表4に示された結果から、気泡を含有する組成物Bの配合割合を増やすだけで、弾性舗装体内に含有される気泡量を増加させることができることがわかる。これにより、組成物Aと組成物Bとの配合割合を調整して制御するだけで、所望の衝撃吸収率を有する弾性舗装体を容易に得ることができることがわかる。
つぎに、ポリオールの種類を変えても同様の結果が得られることを示すため、下記に示すように、ポリオールの種類を変えた実施例9〜13を作製し、それらの密度(g/cm)、引張強度(MPa)、伸び率(%)および衝撃吸収率(%)を下記に示す指標に従って測定した。測定した結果を後記の表5に併せて示す。
〔実施例9〜13〕
上記組成物Bのブレンドポリオールの全量を、表5に示すものに変更した以外は、実施例6と同様にして弾性舗装体を得た。
*1:三洋化成工業社製、PX1000/水酸基価112/Mw1000/官能基数2
*2:三洋化成工業社製、FH2202/水酸基価56 /Mw2000/官能基数2
*3:三洋化成工業社製、FF3320/水酸基価56 /Mw3000/官能基数3
*4:三洋化成工業社製、FF3550/水酸基価34 /Mw5000/官能基数3
*5:三洋化成工業社製、FF4430/水酸基価58 /Mw4000/官能基数4
上記表5に示された結果から、ポリオールの種類を変えても前記同様の結果が得られることがわかる。
〔引張強度(MPa)および伸び率(%)〕
上記実施の形態とは別に、実施例1〜13および比較例1〜3で用いた混合組成物(ポリウレタン組成物)を、型内面にてテフロン(登録商標)加工を施した、縦300mm×横300mm×深さ15mmのアルミ型(離型剤は不使用、常温)に注入して成形し、23℃×7日(もしくは23℃×1日+50℃×1日)の間、養生を行うことにより、厚み9.5mmのシートを得た。このシートに対し、IAAFに準じて引張強度(MPa)および伸び率(%)を測定した。
〔衝撃吸収率(%)〕
上記実施例1〜13および比較例1〜3で得られた各弾性舗装体に対し、IAAF基準に定める衝撃吸収試験機を垂直に設置し、所定の高さ(55mm±0.25mm)から20Kg±0.1Kgの鎮を落下させ、その衝撃吸収率(%)を測定した。この測定においては、初回の衝撃吸収値は除外し、その後60秒の間隔を空けて2回測定した値の平均を算出して、各弾性舗装体の衝撃吸収率(%)とした。
〔気泡評価(断面観察)〕
上記実施例1〜3および比較例2,3で得られた各弾性舗装体の垂直断面を、キーエンス社製デジタル顕微鏡VHX(倍率25倍)を用いて観察し、下記の指標にしたがって弾性舗装体の気泡の含有状態を評価した。なお、比較例1は気泡を含有していないため、評価を行っていない。また、「気泡」は、断面観察において有底孔として認められるものであり、「大きな気泡」とは、その最大径が2mm以上のものを意味している。
○:全体に細かな気泡がまんべんなく見られ、大きな気泡を認めない。
×:細かい気泡が少なく、一部分に大きな気泡が見られる。
つぎに、本発明の他の実施の形態を実施例14に示し、その比較例を比較例4に示す。この実施例14のものは、本発明の製法により得られた弾性舗装体の上に、これらとは異なるポリウレタン組成物からなる中塗り弾性層を形成した「弾性舗装体+中塗り弾性層」の2層からなる弾性舗装構造である。
〔実施例14および比較例4]
実施例1,比較例3で作製した弾性舗装体の上に、それぞれ下記の表6に示す組成の主剤および硬化剤からなるポリウレタン組成物を流し込み、厚み2.5mmとなるようレーキを用いて表面を平滑に仕上げて中塗り弾性層を形成し、実施例14および比較例4とした。
さらに、本発明の他の実施の形態を実施例15に示し、その比較例を比較例5に示す。実施例15のものは、本発明の製法により得られた弾性舗装体と中塗り弾性層とエンボスシートの3層からなる弾性舗装構造である。
〔実施例15および比較例5〕
実施例14,比較例4の弾性舗装構造の中塗り弾性層の上に、さらに、1.5mmのウレタンエンボスシートを積層し、それぞれ実施例15および比較例5とした。
上記実施例14,15および比較例4,5の弾性舗装構造について、前記のとおり衝撃吸収率(%)を評価し、その結果を下記の表7に併せて示した。
このように、本発明の製法によって得られた弾性舗装体の上に中塗り弾性層等を重ねることによって、衝撃吸収率をより高めることができる。また、中塗り弾性層等を重ねても、実施例14および15は、比較例4および5より、それぞれ衝撃吸収率(%)に優れていることがわかる。
本発明の弾性舗装体の製法は、希望する規格に適合する物性を備えた舗装体を、容易に製造することができる。

Claims (5)

  1. 気泡を分散含有するポリウレタン弾性舗装体を製造する方法であって、下記の組成物Aおよび組成物Bをそれぞれ作製し、これらの配合割合を調整して混合することにより、弾性舗装体に含有される気泡量を制御することを特徴とする弾性舗装体の製造方法。
    (組成物A)ポリイソシアネートとポリオールとを含有し、実質的に気泡を含有しない2液常温硬化性ポリウレタン組成物。
    (組成物B)ポリイソシアネートとポリオールとを含有し、5〜40体積%の気泡を含有する2液常温硬化性ポリウレタン組成物。
  2. 上記組成物Aと組成物Bとの配合割合が、組成物A100重量部に対し、組成物Bが5〜50重量部である請求項1記載の弾性舗装体の製造方法。
  3. 上記組成物Bが、その硬化体における密度が0.6〜1.4g/cmとなるよう調整されている請求項1または2のいずれか一項に記載の弾性舗装体の製造方法。
  4. 上記組成物Bに用いるポリオールが、官能基数2〜4のポリエーテルポリオールである請求項1〜3のいずれか一項に記載の弾性舗装体の製造方法。
  5. 上記組成物Bに用いるポリイソシアネートが、ポリメチレンポリフェニルポリイソシアネート(ポリメリックMDI),ジフェニルメタンジイソシアネート(モノメリックMDI),トリレンジイソシアネート(TDI)とポリオールを反応させたウレタンプレポリマー,モノメリックMDIとポリオールを反応させたウレタンプレポリマー,ポリメリックMDIとポリオールを反応させたウレタンプレポリマーからなる群から選ばれた少なくとも一つである請求項1〜4のいずれか一項に記載の弾性舗装体の製造方法。
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