JP2003113217A - 二液硬化型ポリウレタン樹脂組成物 - Google Patents

二液硬化型ポリウレタン樹脂組成物

Info

Publication number
JP2003113217A
JP2003113217A JP2001306779A JP2001306779A JP2003113217A JP 2003113217 A JP2003113217 A JP 2003113217A JP 2001306779 A JP2001306779 A JP 2001306779A JP 2001306779 A JP2001306779 A JP 2001306779A JP 2003113217 A JP2003113217 A JP 2003113217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin composition
polyurethane resin
curable polyurethane
component
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001306779A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3714541B2 (ja
Inventor
Keisuke Fukuda
惠介 福田
Seiji Nagahisa
誠治 長久
Hiroshi Yamaguchi
浩史 山口
Masahito Sasaki
将人 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON GOSEI KAKO KK
Original Assignee
NIPPON GOSEI KAKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON GOSEI KAKO KK filed Critical NIPPON GOSEI KAKO KK
Priority to JP2001306779A priority Critical patent/JP3714541B2/ja
Publication of JP2003113217A publication Critical patent/JP2003113217A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3714541B2 publication Critical patent/JP3714541B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 二液混合後の可使時間が長く作業性が良好
で、しかも硬化性に優れており、MOCAおよび有機金
属化合物を硬化触媒として使用しないため、環境に対す
る負荷が少ない二液硬化型ポリウレタン樹脂組成物を提
供する。 【解決手段】 活性水素化合物およびポリイソシアネー
ト成分よりなる二液硬化型ポリウレタン樹脂組成物にお
いて、ジエチルトルエンジアミンを一部ケチミン化した
化合物を活性水素化合物として使用し、有機酸または無
機酸の少なくとも一種を硬化触媒として添加することに
より解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、二液硬化型ポリウ
レタン樹脂組成物に関する。さらに詳しくは、冬季乃至
夏季の気温範囲において、該樹脂組成物の可使時間を実
用に適合した範囲に延長可能で、作業性が良好、しかも
硬化性に優れた二液硬化型ポリウレタン樹脂組成物に関
する。
【0002】
【従来の技術】二液硬化型ポリウレタン樹脂組成物は、
強度、伸張率、弾性等の硬化物物性に優れていることか
ら、防水材、床材、舗装材、接着剤等の用途に幅広く使
用されている。二液硬化型ポリウレタン樹脂組成物は、
活性水素化合物を主成分とする硬化剤とポリイソシアネ
ート成分を主成分とする主剤を撹拌混合し、例えば、防
水材として使用する場合、コテ、ヘラ、ローラー等で施
工して硬化させる。従って、二液混合後の可使時間が短
いと施工上不都合を生じるので、可使時間は長い方が好
ましい。例えば、混合液の粘度が10万mPa・sに達
するまでの時間は30分以上であることが必要とされて
いるが、可使時間が30分未満では二液混合時、注入時
またはコテ、ヘラ、ローラー等で施工する時に泡を巻き
込みやすくなり外観および性能が悪化する。また、可使
時間が120分以上になると硬化性が悪化し、発泡およ
び硬化物の最終物性が低下する。
【0003】従来、活性水素化合物およびポリイソシア
ネート成分よりなる二液硬化型ポリウレタン樹脂組成物
の製造方法は、ポリイソシアネート成分として、有機ポ
リイソシアネートとポリオールとを、イソシアネート基
と活性水素基の当量比が2.0以下で反応させて得られ
るイソシアネート末端プレポリマーを用いるプレポリマ
ー法が一般的である。その他の方法として、ポリイソシ
アネート成分として、有機ポリイソシアネートとポリオ
ールとを、イソシアネート基と活性水素基の当量比が
2.0を超える比率で反応させて部分プレポリマーとし
たセミワンショット法、および有機ポリイソシアネート
を単独で使用するワンショット法等がある。ポリイソシ
アネート成分と反応させる活性水素化合物としては、
3,3’−ジクロロ−4,4’−ジアミノジフェニルメ
タン(MOCA)が、二液硬化後のポリウレタン樹脂組
成物の強度、伸張率、弾性等の硬化物物性に優れている
ため、一般的に使用されている。しかし、MOCAは、
常温で固体であるため、ポリオールに溶解させて硬化剤
を製造する必要がある。また、ポリオールは、ポリイソ
シアネート成分との反応性がMOCAより非常に遅いた
め、主剤と硬化剤を反応させて二液硬化型ポリウレタン
樹脂組成物を製造する際に、硬化触媒としてオクチル酸
鉛、ナフテン酸鉛等の有機鉛化合物、またはジブチル錫
ジラウレート等の有機錫化合物を添加する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、硬化触媒とし
て有機鉛化合物、有機錫化合物等の有機金属化合物を添
加すると、主剤と硬化剤を混合した後の初期粘度の上昇
が速くなるため、可使時間が短くなり作業性が悪化する
欠点がある。特に、夏場は高温多湿になるため、有機金
属化合物の添加量を減少させる必要がある。しかし、有
機金属化合物の添加量を減少させるとイソシアネートと
水分が反応し易くなるため発泡現象が発生する問題があ
る。また、冬場は温度が低くなるため硬化性が悪化す
る。有機金属化合物の添加量を増加させれば、硬化性は
改善されるが硬化したポリウレタン樹脂組成物の耐熱性
が悪化する欠点がある。さらに、MOCAは化審法の指
定化学物質および労安法の特定化学物質に指定されてお
り、近年環境負荷を軽減する観点から、安全性の高いア
ミンの使用および有機金属化合物を使用しない方法の提
供が重要な課題となっている。
【0005】これらの問題を解決する手段として、MO
CAより反応性が高いジエチルトルエンジアミン(DE
TDA)を使用する方法がある。具体的には、4,4’
−ジフェニルメタンジイソシアネートとポリオールを反
応させた部分プレポリマーを主成分とする主剤と、DE
TDAとポリオールの混合物を主成分とする硬化剤を高
圧スプレーマシンで二液衝突混合させて塗布する方法が
ある。しかし、この方法は速硬化性を有するがスプレー
塗布時に多量のスプレーミストが飛散する問題がある。
また、反応が非常に速く手塗りによる施工が不可能なた
め、スプレーマシンが必要となる。さらに、ポリオール
を使用するため有機金属化合物を添加する必要がある。
【0006】一方、特開平8−143816号に記載さ
れているようにトリレンジイソシアネートとポリオキシ
アルキレンポリオールとの反応によって得られるイソシ
アネート末端プレポリマーを主成分とする主剤と、DE
TDAと可塑剤を主成分とする硬化剤を二液混合後手塗
りで施工する方法が提案されているが、冬場の硬化性は
優れているが、夏場は可使時間が短く作業性が悪い欠点
がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意検討した結果、DETDAを一部ケチ
ミン化した活性水素化合物を主成分とする硬化剤と、有
機ポリイソシアネートとポリオールとの反応により得ら
れるポリイソシアネート成分を主成分とする主剤、およ
び有機酸または無機酸の少なくとも一種を硬化触媒とし
て使用することにより、二液混合後の可使時間が冬場に
相当する5℃から夏場に相当する35℃の範囲で30分
以上と長く、作業性が良好であり、しかも、硬化性に優
れた二液硬化型ポリウレタン樹脂組成物が得られること
を見出し、本発明を完成するに至った。本発明で硬化剤
に使用するDETDAは、化審法の既存化学物質に登録
されており安全性が高く、有機金属化合物を添加する必
要もないため、環境負荷の少ない二液硬化型ポリウレタ
ン樹脂組成物を提供できる。
【0008】すなわち、本発明は、活性水素化合物
(a)とポリイソシアネート成分(b)および硬化触媒
(c)よりなる二液硬化型ポリウレタン樹脂組成物にお
いて、一般式(I);
【化4】 (式中、R〜Rは炭素数1〜4のアルキル基を表
す。)で表されるトリアルキルベンゼンジアミンを、一
般式(II);
【化5】 (但し、Rは水素原子、又は炭素数が1〜6のアルキ
ル基を表し、Rは炭素数が1〜6のアルキル基を表
す。)で表される化合物と、ケチミン化率が20〜80
%となるように脱水縮合反応させて得られる活性水素化
合物(a)を主成分とする硬化剤、有機ポリイソシアネ
ートまたは有機ポリイソシアネートとポリオールとの反
応により得られるポリイソシアネート成分(b)を主成
分とする主剤、および有機酸または無機酸の少なくとも
一種の硬化触媒(c)を含有することを特徴とする二液
硬化型ポリウレタン樹脂組成物であり、好ましくは、一
般式(I)で表されるトリアルキルベンゼンジアミン
が、ジエチルトルエンジアミンであり、有機酸が、一般
式(III);
【化6】 (式中、Rは炭素数1〜10のアルキル基を表し、a
は1〜2の整数を表す。)で表される酸性燐酸エステル
類であり、または無機酸が燐酸であり、ポリイソシアネ
ート成分(b)が、トリレンジイソシアネートとポリオ
ールをイソシアネート基と水酸基の当量比が1.5〜
2.2の範囲で反応させたイソシアネート末端プレポリ
マーである二液硬化型ポリウレタン樹脂組成物であり、
可使時間が5℃から35℃の範囲で30分以上と長く作
業性が良好で、しかも硬化性に優れることを特徴とする
二液硬化型ポリウレタン樹脂組成物に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の二液硬化型ポリウレタン
樹脂組成物において、硬化剤の主成分である活性水素化
合物(a)は、一般式(I);
【化7】 (式中、R〜Rは炭素数1〜4のアルキル基を表
す。)で表されるトリアルキルベンゼンジアミンを、一
般式(II)
【化8】 (但し、Rは水素原子、又は炭素数が1〜6のアルキ
ル基を表し、Rは炭素数が1〜6のアルキル基を表
す。)で表される化合物と脱水縮合反応させて得られ
る、ケチミン化率(%)が20〜80%である、トリア
ルキルベンゼンジアミンのアミノ基を一部ケチミン化し
た活性水素化合物である。本発明において、ケチミン化
率(%)とは、トリアルキルベンゼンジアミンと一般式
(II)の化合物を反応させて得られる生成物において、
トリアルキルベンゼンジアミン中のアミノ基が一般式
(II)の化合物のカルボニル基と反応してケトイミン基
および/またはアルドイミン基に変換した量を、トリア
ルキルベンゼンジアミン中のアミノ基に対する割合で示
すものである。このケチミン化率(%)は、反応原料の
仕込み量により直接的に決まるものではなく、脱水縮合
反応の反応速度、反応温度その他反応条件により影響を
受ける。しかしながら、反応生成水とは密接な関係があ
り、次式により求めることもできる。 ケチミン化率(%)={〔(生成水のモル数)/(トリ
アルキルベンゼンジアミンの仕込モル数)〕×1/2}
×100 活性水素化合物(a)のケチミン化率が20%未満では
可使時間が30分未満と短く作業性が悪化する。80%
を超えるとケチミンの解離が不十分となるため硬化性が
悪化し、硬化物の最終硬度が低下する。
【0010】一般式(II)の化合物と一般式(I)のト
リアルキルベンゼンジアミンとを反応させ、ケチミン化
率が20〜80%の活性水素化合物(a)を製造する方
法は、特に限定はなく、例えば、トリアルキルベンゼン
ジアミンと一般式(II)の化合物を溶剤中で還流下脱水
縮合反応を行い、生成した水を水分分離器で除去しなが
ら反応させる。この除去した水分量により、トリアルキ
ルベンゼンジアミンと一般式(II)の化合物の反応比率
を調整し所望のケチミン化率とした、一般式(I)の化
合物のアミノ基の一部をケチミン化した活性水素化合物
(a)を含む生成物を得ることができる。脱水縮合反応
を終了後、残存する化合物(II)および溶剤を蒸留除去
することにより製造することができる。この製造方法で
得られる生成物は、未反応のトリアルキルベンゼンジア
ミンを含むものであっても、上記に定義する範囲で所望
のケチミン化率の活性水素化合物(a)を主成分とする
硬化剤として、本発明の二液硬化型ポリウレタン樹脂組
成物に使用できる。
【0011】使用する一般式(II)の化合物としては、
アセトン、メチルエチルケトン、メチルプロピルケト
ン、メチルイソプロピルケトン、メチルイソブチルケト
ン、ジエチルケトン、エチルプロピルケトン、エチルイ
ソプロピルケトン、エチルブチルケトン、エチルイソブ
チルケトン、ジプロピルケトン、プロピルイソプロピル
ケトン、プロピルブチルケトン、ジブチルケトン、ブチ
ルイソブチルケトン等があげられる。好ましくは、アセ
トン、メチルエチルケトン、メチルプロピルケトンであ
る。
【0012】また、使用するトリアルキルベンゼンジア
ミンは、1,3,5−トリメチル−2,4−ジアミノベ
ンゼン、1−メチル−3,5−ジエチル−2,4−ジア
ミノベンゼン,1−メチル−3,5−ジエチル−2,6
−ジアミノベンゼン,1,3,5−トリエチル−2,6
−ジアミノベンゼンであり、好ましくは1−メチル−
3,5−ジエチル−2,4−ジアミノベンゼン(3,5
−ジエチルトルエン−2,4−ジアミン)や1−メチル
−3,5−ジエチル−2,6−ジアミノベンゼン(3,
5−ジエチルトルエン−2,6−ジアミン)のジエチル
トルエンジアミン(DETDA)であり、例えば、エタ
キュアー100(エチルコーポレーション社製、2,4
−異性体と2,6−異性体の重量比が80/20)等が
使用できる。また、この反応で使用する溶剤は、特に限
定されるものではなく、通常、低沸点の有機溶媒、例え
ば、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの有機溶媒が使
用される。量は、トリアルキルベンゼンジアミンの1〜
5倍量使用すればよい。
【0013】一般式(II)の化合物の使用量は、トリア
ルキルベンゼンジアミン1モルに対して、0.4〜3.
0モルの範囲であり、特に好ましくは、0.5〜2.0
モルの範囲である。一般式(II)の化合物の仕込み量
は、ケチミン化率を直接に左右するものではなく、ケチ
ミン化率は、トリアルキルベンゼンジアミンの仕込みモ
ル数に対する反応により生成する水のモル数で決まるの
で、ケチミン化率の調整は、脱水縮合反応で生成した水
の量から求めることができる。したがって、一般式(I
I)の化合物とトリアルキルベンゼンジアミンを、ま
ず、所定の使用量で反応させた後、さらにケチミン化率
を高めるために、一般式(II)の化合物を加えて反応を
継続し、前後の反応で生成する水の量からケチミン化率
を調整して、所望のケチミン化率に高められた活性水素
化合物(a)を得ることもできる。また、例えば、一般
式(II)の化合物とトリアルキルベンゼンジアミンとの
脱水縮合反応の時間を長くし、水の生成量を増してケチ
ミン化率を高めた活性水素化合物を製造後、トリアルキ
ルベンゼンジアミンを加えて所望のケチミン化率に調整
してもよい。この場合、最初に仕込んだトリアルキルベ
ンゼンジアミンのモル数と追加したトリアルキルベンゼ
ンジアミンのモル数からケチミン化率を求めることがで
きる。
【0014】本発明に使用する主剤の主成分であるポリ
イソシアネート成分(b)は、有機ポリイソシアネー
ト、または有機ポリイソシアネートとポリオールを反応
させて得られるものである。有機ポリイソシアネートと
しては、2,4−異性体を65%以上含有するトリレン
ジイソシアネート(TDI)、4,4’−ジフェニルメ
タンジイソシアネート(MDI)、ポリメリックMDI
(MDI−CR)、カルボジイミド変性MDI(液状M
DI)等の芳香族ポリイソシアネートおよびノルボルナ
ンジイソシアネート(NBDI)、イソホロンジイソシ
アネート(IPDI)、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト(HDI)、4,4’−メチレン−ビス(シクロヘキ
シルイソシアネート)(水添MDI)、キシリレンジイ
ソシアネート(XDI)等の脂肪族ポリイソシアネート
が挙げられる。その中でも、2,4−異性体を65%以
上含有するトリレンジイソシアネートとポリオールをイ
ソシアネート基と水酸基の当量比が1.5〜2.2の範
囲で反応させたプレポリマーが好ましい。さらにその中
でも1.7〜2.0の範囲が特に好ましい。1.5未満
では得られたイソシアネート末端プレポリマーの粘度が
大幅に高くなり作業性が悪化する。2.2を超えると未
反応トリレンジイソシアネートモノマーの含有量が高く
なり、ポリウレタン樹脂組成物にクラックが発生し易く
なる。また、トリレンジイソシアネートモノマーの毒性
が問題となる。
【0015】ポリオールとしては、ポリオキシアルキレ
ンポリオール、ポリテトラメチレンエーテルグリコー
ル、ポリエステルポリオール、ポリカプロラクトンポリ
オール、ポリカーボネートジオール、ポリブタジエンポ
リオール、ヒマシ油系ポリオール等があげられる。ま
た、必要に応じて分子量が200以下の低分子多価アル
コールを使用してもよい。低分子多価アルコールの使用
量は10重量%以下が好ましい。10重量%を超える
と、得られたポリイソシアネート末端プレポリマーの粘
度が大幅に高くなり作業性が悪化する。
【0016】低分子多価アルコールとしては、エチレン
グリコール(EG)、ジエチレングリコール(DE
G)、プロピレングリコール(PG)、ジプロピレング
リコール(DPG)、1,3−ブタンジオール(1,3
−BG)、1,4−ブタンジオール(1,4−BG)、
トリメチロールプロパン(TMP)等があげられる。
【0017】本発明の二液硬化型ポリウレタン樹脂組成
物は、前記活性水素化合物(a)に必要に応じて減粘剤
としてトルエン、キシレン、メチルエチルケトン、酢酸
エチル等の有機溶剤、ジブチルフタレート、ジオクチル
アジペート、ジオクチルフタレート、ジイソノニルアジ
ペート、ジイソノニルフタレート等の可塑剤、塩素化パ
ラフィン、石油系炭化水素油等の高沸点溶剤、リン酸エ
ステル系難燃剤および炭酸カルシウム、タルク、クレ
ー、酸化チタン、カーボンブラック、シリカ等の無機フ
ィラー、酸化防止剤、紫外線吸収剤等の安定剤、モレキ
ュラーシブス等の水分吸収剤等を添加した硬化剤と、前
記ポリイソシアネート成分(b)に必要に応じて前記有
機溶剤、可塑剤、難燃剤等を添加した主剤を撹拌混合す
ることにより製造される。また、硬化剤には必要に応じ
て前記ポリオールを10重量%以下添加してもよい。1
0重量%を超える量を添加すると、ポリイソシアネート
成分と硬化する時に、有機金属化合物を反応触媒として
使用しないとポリウレタン樹脂組成物の硬化物物性が低
下する。
【0018】本発明に使用する硬化触媒(c)は、有機
酸又は無機酸の少なくとも1種である。有機酸として
は、一般式(III);
【化9】 (式中、Rは炭素数1〜10のアルキル基を表し、a
は1〜2の整数を表す。)で表される酸性燐酸エステル
類、酢酸、蟻酸、p−トルエンスルホン酸等であり、酸
性燐酸エステル類としては、メチルアシッドフォスフェ
ート、エチルアシッドフォスフェート、イソプロピルア
シッドフォスフェート、ブチルアシッドフォスフェー
ト、モノブチルフォスフェート、ジブチルフォスフェー
ト、2−エチルヘキシルアシッドフォスフェート、イソ
デシルアシッドフォスフェート、モノイソデシルフォス
フェート等が挙げられる。また、無機酸としては燐酸、
亜燐酸、硫酸等があげられる。好ましくは、メチルアシ
ッドフォスフェート、エチルアシッドフォスフェート、
イソプロピルアシッドフォスフェート、ブチルアシッド
フォスフェート、モノブチルフォスフェート、ジブチル
フォスフェート、2−エチルヘキシルアシッドフォスフ
ェート等の酸性燐酸エステル類、蟻酸及びp−トルエン
スルホン酸等の有機酸、燐酸及び亜燐酸等の無機酸、さ
らに好ましくは、メチルアシッドフォスフェートや2−
エチルヘキシルアシッドフォスフェート等の酸性燐酸エ
ステル類、および燐酸である。また、硬化触媒(c)は
硬化剤と主剤を撹拌混合時または主剤および硬化剤にあ
らかじめ添加してもよい。硬化触媒(c)の添加量はポ
リイソシアネート成分(b)100部に対して、0.0
2〜5.0部、好ましくは0.05〜2.0部であり、
さらに好ましくは0.1〜1.0部である。0.02部
未満では硬度発現性が悪化し、硬化物の最終硬度が大幅
に低下する。5.0部を超えると可使時間が短くなり作
業性が悪化する。なお、これらの硬化触媒は、従来一般
に使用されるオクチル酸鉛、ナフテン酸鉛等の有機鉛化
合物、またはジブチル錫ジラウレート等の有機錫化合物
とは異なり、可使時間の短縮効果が少なく、硬化性を促
進させる。
【0019】本発明の二液硬化型ポリウレタン樹脂組成
物の製造方法としては、特に限定はなく、例えば硬化剤
と主剤および硬化触媒を一定の比率で撹拌機,低圧注型
機,スプレーマシン等で均一に混合して室温から120
℃の範囲で硬化させることにより得られる。
【0020】
【実施例】以下、実施例および比較例をあげて本発明を
具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により何
ら限定されるものではない。なお、実施例および比較例
中の部は重量部を、%は重量%を表す。なお、実施例に
おいて、可使時間および硬化物の硬度は次を表す。 可使時間 :硬化剤および主剤を撹拌混合してから、
B型粘度計で粘度が10万mPa・sに達するまでの時
間を冬場に相当する5℃、25℃および夏場に相当する
35℃で測定した。 硬化物の硬度:2mm厚になるようにスペーサーを取り
付けたスレート板上に樹脂を流し込み、5℃、25℃お
よび35℃の温度で24時間および7日間硬化後、シー
トを5枚重ねて硬度をShoreAの硬度計で測定し
た。
【0021】合成例1 撹拌機、温度計、滴下ロート、コンデンサーおよび水分
分離器を装着した反応容器に、DETDA178部(1
mol)、p−トルエンスルホン酸0.4部およびトル
エン300部を装入し室温にて均一に撹拌した。メチル
エチルケトン144.0部(2.0mol)を滴下ロー
トにて約30分間で滴下した。加熱を開始して約90℃
で環流が開始し、環流しながら所定量の水分が留出する
まで反応を続けた。留出した水は8.9部(0.5mo
l)であった。留出した水のmol数から添加したメチ
ルエチルケトンの0.5molが反応したことを示す。
続いて、減圧下で残存するメチルエチルケトンおよびト
ルエンを留去して、ケチミン化率が25%の活性水素化
合物(a−1)を得た。得られた活性水素化合物(a−
1)のアミン価は553mgKOH/gであった。
【0022】合成例2 合成例1で水分留出量が14.2部(0.8mol)で
反応を終了した以外は合成例1と同様な方法で行った。
留出した水のmol数から添加したメチルエチルケトン
の0.8molが反応したことを示す。得られた活性水
素化合物(a−2)のケチミン化率は40%であり、ア
ミン価は513mgKOH/gであった。
【0023】合成例3 合成例1で水分留出量が21.3部(1.2mol)で
反応を終了した以外は合成例1と同様な方法で行った。
留出した水のmol数から添加したメチルエチルケトン
の1.2molが反応したことを示す。得られた活性水
素化合物(a−3)のケチミン化率は60%であり、ア
ミン価は467mgKOH/gであった。
【0024】合成例4 合成例1でメチルエチルケトン144.0部をメチルイ
ソブチルケトン200.0部(2.0mol)にした以
外は合成例1と同様な方法で行った。留出した水のmo
l数から添加したメチルイソブチルケトンの0.5mo
lが反応したことを示す。得られた活性水素化合物(a
−4)のケチミン化率は25%であり、アミン価は51
8mgKOH/gであった。
【0025】合成例5 合成例1で水分留出量を5.3部(0.3mol)で反
応を終了した以外は合成例1と同様な方法で行った。留
出した水のmol数から添加したメチルエチルケトンの
0.3molが反応したことを示す。得られた活性水素
化合物(a−5)のケチミン化率は15%であり、アミ
ン価は584mgKOH/gであった。
【0026】合成例6 合成例1で水分留出量を30.2部(1.7mol)で
反応を終了した以外は合成例1と同様な方法で行った。
留出した水のmol数から添加したメチルエチルケトン
の1.7molが反応したことを示す。得られた活性水
素化合物(a−6)のケチミン化率は85%であり、ア
ミン価は420mgKOH/gであった。
【0027】合成例7 炭酸カルシウム500部およびジイソノニルアジペート
500部をプラネタリーミキサーに装入し、窒素気流下
で室温で均一に分散させた後、100℃で10mmHg
以下の減圧下で3時間加熱減圧脱水を行い、フィラーペ
ーストを得た。40℃以下に冷却後、合成例1から6で
得た活性水素化合物およびDETDAを表−1に示す割
合で混合し硬化剤(A−1)から(A−7)を調整し
た。
【0028】合成例8 撹拌機および温度計を装着した反応容器に2,4−異性
体と2,6−異性体の重量比が80/20のトリレンジ
イソシアネート348.4部(2.0mol),分子量
3,000のポリオキシプロピレングリコール1,65
0部(0.55mol)および分子量5,000のポリ
オキシプロピレントリオール1,500部(0.30m
ol)を装入して、窒素気流下80℃で5時間反応させ
て末端NCO基含有率が2.4%、粘度8,000(m
Pa・s)のポリイソシアネート成分(b)を得た。
【0029】
【表1】
【0030】実施例1 合成例8で得たポリイソシアネート成分(b)100
部、合成例7で得た硬化剤(A−1)100部および2
−エチルヘキシルアシッドフォスフェート(大八化学工
業製AP−8)0.6部を5分間均一に混合後、スレー
ト板上に注入して2mm厚のシートを作製した。可使時
間および24時間後、7日後の硬度を測定した。結果を
表−2に示す。
【0031】実施例2 実施例1で硬化剤(A−1)を(A−2)に置き換えた
以外は実施例1と同様な方法で可使時間および24時間
後、7日後の硬度を測定した。結果を表−2に示す。
【0032】実施例3 実施例1で硬化剤(A−1)を(A−3)に置き換えた
以外は実施例1と同様な方法で可使時間および24時間
後、7日後の硬度を測定した。結果を表−2に示す。
【0033】実施例4 実施例1で硬化剤(A−1)を(A−4)に置き換えた
以外は実施例1と同様な方法で可使時間および24時間
後,7日後の硬度を測定した。結果を表−2に示す。
【0034】実施例5 実施例2で2−エチルヘキシルアシッドフォスフェート
を0.3部にした以外は実施例2と同様な方法で可使時
間および24時間後、7日後の硬度を測定した。結果を
表−2に示す。
【0035】実施例6 実施例2で2−エチルヘキシルアシッドフォスフェート
を1.0部にした以外は実施例2と同様な方法で可使時
間および24時間後、7日後の硬度を測定した。結果を
表−2に示す。
【0036】実施例7 実施例2で2−エチルヘキシルアシッドフォスフェート
をメチルアシッドフォスフェート(大八化学工業製AP
−1)に置き換えた以外は実施例2と同様な方法で可使
時間および24時間後、7日後の硬度を測定した。結果
を表−3に示す。
【0037】実施例8 実施例2で2−エチルヘキシルアシッドフォスフェート
を燐酸に置き換えた以外は実施例2と同様な方法で可使
時間および24時間後、7日後の硬度を測定した。結果
を表−3に示す。
【0038】実施例9 実施例2で2−エチルヘキシルアシッドフォスフェート
を亜燐酸に置き換えた以外は実施例2と同様な方法で可
使時間および24時間後、7日後の硬度を測定した。結
果を表−3に示す。
【0039】実施例10 合成例8で得たポリイソシアネート成分(b)100
部、合成例7で得た硬化剤(A−6)50部、(A−
7)50部および2−エチルヘキシルアシッドフォスフ
ェート(大八化学工業製AP−8)0.6部を5分間均
一に混合後して、実施例1と同様な方法で可使時間およ
び24時間後、7日後の硬度を測定した。この活性水素
化合物(a)は、ケチミン化率が85%の活性水素化合
物に同モル数のDETDAを加えたものであり、ケチミ
ン化率は42.5%である。結果を表−3に示す。
【0040】比較例1 実施例2で2−エチルヘキシルアシッドフォスフェート
の添加量を0.01部にした以外は実施例2と同様な方
法で可使時間および24時間後、7日後の硬度を測定し
た。結果を表−4に示す。
【0041】比較例2 実施例1で硬化剤(A−1)を(A−5)に置き換え、
2−エチルヘキシルアシッドフォスフェートを添加しな
い以外は実施例1と同様な方法で可使時間および24時
間後、7日後の硬度を測定した。結果を表−4に示す。
【0042】比較例3 実施例1で硬化剤(A−1)を(A−6)に置き換えた
以外は実施例1と同様な方法で可使時間および24時間
後、7日後の硬度を測定した。結果を表−4に示す。
【0043】比較例4 実施例1で硬化剤(A−1)を(A−7)に置き換え、
2−エチルヘキシルアシッドフォスフェートを添加しな
い以外は実施例1と同様な方法で可使時間および24時
間後、7日後の硬度を測定した。結果を表−4に示す。
【0044】比較例5 実施例2で2−エチルヘキシルアシッドフォスフェート
をオクチル酸鉛にした以外は実施例2と同様な方法で可
使時間および24時間後、7日後の硬度を測定した。結
果を表−4に示す。
【0045】
【表2】
【0046】
【表3】
【0047】
【表4】 表−2の実施例の結果から明らかなように、化合物
(I)とDETDAの反応比率が高くなるに従い、可使
時間が長くなり作業性は良好となる。また、冬場に相当
する5℃から夏場に相当する35℃の範囲で可使時間が
30分以上と長く、硬度発現性も良好であることが分か
る。しかし、表−4の比較例2では硬化触媒(c)を添
加しなくても35℃の可使時間が30分未満と短く夏場
の作業性が悪く、比較例4のDETDA単独では25℃
の可使時間が30分未満と短く作業性が悪い。また、硬
化触媒(c)以外の従来一般的に使用されているオクチ
ル酸鉛を添加した比較例5は、可使時間が30分未満と
短くなり作業性が悪化し、硬度発現性も悪くなり硬化物
の最終硬度が大幅に低下する。硬化触媒(c)の添加量
が少ない比較例1は、可使時間は長く作業性は良好であ
るが、比較例5と同様に硬度発現性が悪化し、硬化物の
最終硬度が大幅に低下する。さらに、ケチミン化率の高
い比較例3は硬化触媒(c)を添加しても硬度発現性が
悪化し、硬化物の最終硬度が大幅に低下する。実施例1
0から明らかなように、ケチミン化率が高い活性水素化
合物にDETDAを添加してケチミン化率を本発明の範
囲に調整した場合でも、活性水素化合物としての効果に
変わりはない。
【0048】
【発明の効果】本発明のDETDAを一部ケチミン化し
た活性水素化合物を使用し、有機酸または無機酸の少な
くとも一種を硬化触媒として添加した二液硬化型ポリウ
レタン樹脂組成物は、二液混合後の可使時間が5℃から
35℃の範囲で30分以上と長く作業性が良好で、しか
も硬化性に優れている。また、MOCAおよび有機金属
触媒を含有しないため、環境に対する負荷が少ない二液
硬化型ポリウレタン樹脂組成物を提供できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 浩史 千葉県夷隅郡夷隅町弥正1077番地 日本合 成化工株式会社千葉工場内 (72)発明者 佐々木 将人 千葉県夷隅郡夷隅町弥正1077番地 日本合 成化工株式会社千葉工場内 Fターム(参考) 4J034 BA05 CA04 CA05 CA15 CB03 CB04 CB07 CC03 CC08 CC12 CC61 CC65 CD04 DA01 DB03 DB07 DF01 DF02 DF12 DG02 DG06 EA12 GA06 HA01 HA02 HA06 HA07 HB06 HC03 HC12 HC17 HC22 HC46 HC52 HC53 HC61 HC63 HC64 HC67 HC73 JA42 KA01 KB02 KD02 KD15 KD21 KD22 KE01 KE02 QB13 RA08 RA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性水素化合物(a)とポリイソシアネ
    ート成分(b)および硬化触媒(c)よりなる二液硬化
    型ポリウレタン樹脂組成物において、一般式(I); 【化1】 (式中、R〜Rは炭素数1〜4のアルキル基を表
    す。)で表されるトリアルキルベンゼンジアミンを、一
    般式(II); 【化2】 (但し、Rは水素原子、又は炭素数が1〜6のアルキ
    ル基を表し、Rは炭素数が1〜6のアルキル基を表
    す。)で表される化合物と、ケチミン化率が20〜80
    %となるように脱水縮合反応させて得られる活性水素化
    合物(a)を主成分とする硬化剤、有機ポリイソシアネ
    ートまたは有機ポリイソシアネートとポリオールとの反
    応により得られるポリイソシアネート成分(b)を主成
    分とする主剤、および有機酸または無機酸の少なくとも
    一種の硬化触媒(c)を含有することを特徴とする二液
    硬化型ポリウレタン樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 一般式(I)で表されるトリアルキルベ
    ンゼンジアミンが、ジエチルトルエンジアミンである請
    求項1記載の二液硬化型ポリウレタン樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 有機酸が、一般式(III); 【化3】 (式中、Rは炭素数1〜10のアルキル基を表し、a
    は1〜2の整数を表す。)で表される酸性燐酸エステル
    類である請求項1記載の二液硬化型ポリウレタン樹脂組
    成物。
  4. 【請求項4】 無機酸が、燐酸である請求項1記載の二
    液硬化型ポリウレタン樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 ポリイソシアネート成分(b)が、トリ
    レンジイソシアネートとポリオールをイソシアネート基
    と水酸基の当量比が1.5〜2.2の範囲で反応させた
    イソシアネート末端プレポリマーである請求項1記載の
    二液硬化型ポリウレタン樹脂組成物。
JP2001306779A 2001-10-02 2001-10-02 二液硬化型ポリウレタン樹脂組成物 Expired - Fee Related JP3714541B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001306779A JP3714541B2 (ja) 2001-10-02 2001-10-02 二液硬化型ポリウレタン樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001306779A JP3714541B2 (ja) 2001-10-02 2001-10-02 二液硬化型ポリウレタン樹脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003113217A true JP2003113217A (ja) 2003-04-18
JP3714541B2 JP3714541B2 (ja) 2005-11-09

Family

ID=19126362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001306779A Expired - Fee Related JP3714541B2 (ja) 2001-10-02 2001-10-02 二液硬化型ポリウレタン樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3714541B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008285520A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Konishi Co Ltd ケチミン組成物及びエポキシ樹脂組成物
JP2009203392A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Konishi Co Ltd 2液型ウレタン樹脂組成物
JP2009203398A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Konishi Co Ltd 2液型ウレタン樹脂組成物
JP2020033445A (ja) * 2018-08-29 2020-03-05 横浜ゴム株式会社 硬化促進剤組成物

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11508557A (ja) * 1995-06-28 1999-07-27 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー ケチミン硬化剤ならびにケチミンを用いて作製された迅速硬化性の磁気記録媒体およびフィルム
US5955199A (en) * 1997-09-26 1999-09-21 Ashland Inc. Imine-containing curative for two component polyurethane structural adhesives
JPH11269372A (ja) * 1998-03-24 1999-10-05 Dainippon Ink & Chem Inc 二液硬化型ウレタン組成物及び接着剤
JP2003048938A (ja) * 2001-08-06 2003-02-21 Asahi Denka Kogyo Kk 硬化剤組成物

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11508557A (ja) * 1995-06-28 1999-07-27 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー ケチミン硬化剤ならびにケチミンを用いて作製された迅速硬化性の磁気記録媒体およびフィルム
US5955199A (en) * 1997-09-26 1999-09-21 Ashland Inc. Imine-containing curative for two component polyurethane structural adhesives
JPH11269372A (ja) * 1998-03-24 1999-10-05 Dainippon Ink & Chem Inc 二液硬化型ウレタン組成物及び接着剤
JP2003048938A (ja) * 2001-08-06 2003-02-21 Asahi Denka Kogyo Kk 硬化剤組成物

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008285520A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Konishi Co Ltd ケチミン組成物及びエポキシ樹脂組成物
JP2009203392A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Konishi Co Ltd 2液型ウレタン樹脂組成物
JP2009203398A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Konishi Co Ltd 2液型ウレタン樹脂組成物
JP2020033445A (ja) * 2018-08-29 2020-03-05 横浜ゴム株式会社 硬化促進剤組成物
JP7395091B2 (ja) 2018-08-29 2023-12-11 シーカ テクノロジー アクチェンゲゼルシャフト 硬化促進剤組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP3714541B2 (ja) 2005-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1619215B1 (de) Niedrigviskose Polyurethan-Prepolymere auf Basis von 2,4'-MDI
DE602004012439T2 (de) Feuchtigkeitshärtbare polyetherurethane mit reaktiven silangruppen und ihre verwendung als dichtstoffe, klebstoffe und beschichtungen
JP6706887B2 (ja) 高強度2液型環境対応手塗り用ウレタン防水材組成物およびウレタン防水工法
CN102424721A (zh) 体育场地用环保型塑胶浆料及其制备方法
EP2785755B1 (de) Vernetzbare massen auf basis von organyloxysilanterminierten polyurethanen
JP4110397B2 (ja) ポリイソシアネート溶液並びにこれを用いた接着剤および塗料
US10487171B2 (en) Hydrophobic polyols
JP6213954B2 (ja) 速硬化性2液型環境対応ウレタン防水材組成物
JP2003113217A (ja) 二液硬化型ポリウレタン樹脂組成物
JP4964631B2 (ja) 2成分型ウレタン樹脂組成物
CN108102058B (zh) 单组分无溶剂自流平聚氨酯弹性体
JP2007169432A (ja) 無溶剤型ポリウレタン組成物およびその硬化生成物
JP2017200970A (ja) 速硬化性ウレタン防水材組成物、キットおよび施工方法
CN116218349A (zh) 一种高强度单组分聚氨酯防水涂料及制备方法
JP6187964B2 (ja) 速硬化性2液型環境対応ウレタン防水材組成物
JP4435694B2 (ja) 末端環状ウレア/反応性シラン基含有湿分硬化型ポリエーテルウレタンの製造方法
JP2002194281A (ja) 二液型ポリウレタン系塗膜防水材組成物
JP2018044068A (ja) 速硬化性2液型ウレタン防水材組成物およびその製造方法
JP2837346B2 (ja) 湿気硬化型ウレタン樹脂組成物
JP4546610B2 (ja) 二液常温硬化型ポリウレタン樹脂組成物およびそれを用いた舗装材
JP2006152220A (ja) 二液型ポリウレタン系塗膜材
JP6083705B2 (ja) 2液型ジフェニルメタンジイソシアナート系ウレタン防水材組成物
US20230183478A1 (en) Polyurea composition with a low content in monomeric diisocyanates
JP5509919B2 (ja) 硬化性組成物およびその製造方法
JP4689895B2 (ja) 二液硬化型ウレタン組成物およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040528

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050810

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3714541

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090902

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100902

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130902

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees