JPS5938596B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPS5938596B2
JPS5938596B2 JP51153653A JP15365376A JPS5938596B2 JP S5938596 B2 JPS5938596 B2 JP S5938596B2 JP 51153653 A JP51153653 A JP 51153653A JP 15365376 A JP15365376 A JP 15365376A JP S5938596 B2 JPS5938596 B2 JP S5938596B2
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JP51153653A
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昭夫 日吉
皓 中田
茂 山田
栄一郎 青木
栄一 山賀
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Nippon Gakki Co Ltd
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Nippon Gakki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は自動演奏機能を具えた電子楽器に関する。
電子楽器においてベース音を自動演奏する場合は、鍵盤
部においてコード(和音)形式で複数鍵を押圧し、この
押圧された鍵の状態からコード名を検出して該コードの
根音及び従音に相当する音をベース音として所望ベース
パターンに従つて1音づつ発音するようにしている。
ここで、従音とは根音に対して所定の音程(1度、長2
度、短3度、長3度などその他)をもつ音のことをいう
。ベースパターンは演奏者が選択した所望のリズムに対
応して発生される。このとき、鍵盤部で選択された複数
鍵の音も自動コード音として前記リズムに対応する適宜
のタイミング毎に同時に発音されるように制御される。
また、選択されたリズムを対応して自動リズム音が発生
され、自動ベース音、自動コード音、及び自動リズム音
が相伴つて発生されて自動演奏が行われる。従つて、自
動ベースコード演奏にとつて自動リズムは不可欠の要素
であり、自動リズムが止められるとベースパターンやコ
ード音の発音タイミングを指示する信号が与えられなく
なるので、自動ベースコード演奏が不可能になつてしま
う。
しかし、自動ベースコード演奏が不可能になつてしまう
といつても、鍵盤部で鍵が押されているにもかかわらず
自動リズム停止と共にいきなり音が出なくなつたりする
ことは好ましいことではない。そこで、この出願の第1
の発明においては、自動リズムが止められた場合は自動
ベースコード演奏における音発生をいきなり止めるので
はなく、自動ベース音及びコード音を持続音に自動的に
切替えて発音するようにしたものである。例えば、自動
ベース音としては、ベースパターンにおける第1拍目の
音程のベース音を持続的に発音する。通常、1拍目の音
程は根音である。従つて、この第1の発明によれば、リ
ズムが止められると、ベースパターンにもとづく自動ベ
ース音の進行は止められるが、その代わりに或る音程(
例えばベースパターンの1拍目の音程)のベース音が持
続的に発音されるようになる。また、コード音も持続的
に切替えて発音されるので、リズムが止められると自動
的にコードをきざむ演奏は中止されるが、鍵盤部で押鍵
されているコード構成音が持続的に発音されるようにな
る。勿論、押鍵が解除されれば、一般に、すべての発音
が終了する。自動リズムが止まつた場合でも自動ベース
コード演奏系の発音を止めずに、何らかの形で(持続音
として)ベース音及びコード音の発音を継続しうるよう
にすることは、演奏の流れをスムーズに引き次ぐことが
できるので、電子楽器における演奏性能の向上に役立つ
また、この出願の第2の発明においては、自動ベースコ
ード演奏にメモリ機能を導入し、メモリ機能が選択され
た場合は自動リズムの停止に応じてこのメモリ機能を解
除するようにしている。
この第2の発明でいうメモリ機能とは、鍵盤部で選択さ
れた音名を記憶し、その記憶にもとづいて離鍵後も自動
ベースコード演奏を持続させるようにする機能である。
このメモリ機能を働かせれば、鍵盤部で一時的に押鍵す
るだけでよく、以後は離鍵しても自動的にベースコード
演奏を行なうことができる。前述したように自動リズム
が止められた場合は自動ベースコード演奏において或る
タイミングで出されていた音を持続音に切替えて持続的
に発音するようにすることが、演奏をスムーズに継続さ
せる意味で望ましい。
しかし、このような制御が有効なのは、鍵盤部で現に鍵
が押されている最中に自動リズムが停止した場合である
。上述のメモリ機能を働かせて自動ベースコード演奏を
行なつている最中に自動リズムが停止した場合は、記憶
された(押鍵されていない)音を持続的に発音させるこ
とは好ましいことではない。何故ならば、押鍵というよ
うな能動的行為を現に伴なつていない記憶音を自動リズ
ム停止と共にいきなり持続的にどつと出すことは、唐突
であり、却つてうるさい感じを与える。上述の点を鑑み
て、この第2の発明では自動リズム停止に応じて自動ベ
ースコード演奏のメモリ機能を解除し、記憶していた音
名を消去して、押鍵されていない音が発音されないよう
にしている。
以下この発明の一実施例を添付図面を参照して詳細に説
明しよう。第1図において、キーコータ11はメロデイ
音演奏用の上鍵盤12、自動ベースコード演奏用の下鍵
盤13、及びベース音演奏用のペダル鍵盤14の各キー
スイツチの動作を検出し、押圧された鍵を表わすキーコ
ード信号を発生する。
キーコータ11としては、例えば、特願昭50−100
879号、発明の名称[キースイツチ検出処理装置」の
明細書中に記載されたキーコータを用いるとよい。
キーコータ11からは、押鍵中の1乃至複数の鍵に夫々
対応するキーコードKCが順番に繰返して発生される。
鍵盤12〜14における各鍵を識別するために、第1表
に示すようにキーコードKCは鍵盤種類を表わす鍵盤コ
ードKl,K2、 オクターブ音域を表わすオクターブ
コードBl,B2,B3及び 12の音名を表わすノー
トコードN,,N2,N3,N4の計9ビツトのコード
信号によつて構成される。オクターブコードBl,B2
,B3及びノートコードNl,N2,N3,N4の2進
値の大きさは音の高さに対応している。
例えば、オクターブコードB1〜B3はその2進値が1
つづつ増す毎に1オクターブずつ音域が上がる。また、
ノートコードN1〜N4はその2進値が大きい方が高音
側の音であるが、その2進値のウエイトが正確に音高に
対応しているわけではない。第1表を参照すれば明らか
なように、゛0011− ゛0111゛゛ゝ1011−
ゞゞ1111″のデータがノートコードN1〜N4か
ら抜けおちているが、これは後述する従音形成のための
キーコード加工を容易にするためである。なお、普通は
、1オクターブ内の12音音階はC音の最低音としてC
.c#、D・・・・・・Bという順序の音階であるが、
第1表の場合はオクターブコードB1〜B3を一定する
とC#、D・・・・・・B.Cという音高順序が成立す
る。これはオクターブコードB1〜B3が同一であれば
、Cの音のオクターブ音域は他の音C#〜Bのオクター
ブ音域の上であることを表わす。例えば、コードB3,
B2,・・・・・・N2,Nlが゛0001110゛で
あればC2音、゛0010000゛であればC2#音、
を表わす。またコードB3・・・・・・N1が゛101
110F”であればB6音、TtlOllllO″であ
ればC7音を表わす。
ところで、前述の特願昭50−100879号明細書中
に記載されたキーコータは、押鍵中のキーコードKCの
みを抽出して、1キーコードにつき24μs(マイクロ
秒)の幅で、抽出した各キーコードKCを順番に出力す
る。鍵盤12〜14で離鍵されるとそのキーコードは出
力されなくなるが、どのキーコードが出力されなくなつ
たか(離鍵されたか)ということを後述のチヤンネルプ
ロセツサ15で検出するために、キーコータ11からほ
ぼ定期的にスタートコードSCが発生される。スタート
コードSCの内容は前記第1表に示す通りである。スタ
ートコードSCの発生時間幅はキーコードKCと同じく
24μsであり、その発生周期は例えば5ms(ミリ秒
)程度である。スタートコードSCが生じているときキ
ーコードKCは発生されない。チヤンネルプロセツサ1
5においては、今まで発生されていたキーコードがスタ
ートコードSCの1周期の間に1度も発生されなくなつ
たとき、そのキーコードに関わる鍵が離鍵された判定す
る。チヤンネルプロセツサ15はキーコータ11から(
あるいは後述の自動ベースコード演奏制御装置16を経
由して)与えられるキーコードデータを受入し、このキ
ーコードデータに対応する鍵の音の発音を同時最大発音
数(例えば12音)に相当する数のチャンネルのいずれ
かに割当てる。
チャンネルプロセツサ15においては、各チヤンネルに
対応する記憶位置を有し、或る鍵の発音が割当てられた
チヤンネルに対応する記憶位置にその鍵に対応するキー
コードデータを記憶し、記憶したキーコードデータKC
*を各チヤンネルの時間別に時分割的に出力する。各チ
ャンネルに割当て済みのキーコードデータKC*は楽音
発生回路17に加わり、該キーコードデータKC8の内
容に対応する音が発音される。また、チヤンネルプロセ
ツサ15からは、キーコードデータKC*が割当てられ
たチャンネルにおいて発音がなされるべきであることを
表わすアタツク開始信号ASや、そのチヤンネルに割当
てられた鍵が離鍵された(キーコードがチヤンネルプロ
セツサ15に加わらなくなつた)ことを表わすデイケイ
開始信号DSなどが発生され、エンベロープ発生回路1
8に加わる。チャンネルプロセツサ15としては、前述
の特願昭50−100879号明細書中に記載されたよ
うな回路を用いるとよい。周波数情報記憶装置19は、
チヤンネルプロセツサ15から与えられるキーコードデ
ータKC8にもとづいて該キーコードKC*が表わす鍵
の楽音周波数に比例する数値Fを読み出す。アキユムレ
ータ20は、数値Fを累算し、波形メモリ21から音源
波形信号を繰返し読み出すためのアドレスデータQFを
作る。エンベロープ発生回路18はチヤンネルプロセツ
サ15から与えられる押鍵あるいは離鍵などを表わすデ
ータAS,DSにもとづいて楽音の振幅エンベロープ波
形EVを発生し、波形メモリ21から繰返し読み出され
る音源波形信号の最大振幅値を前記エンベロープ波形E
Vの振幅に応じて時間的に変化させる。エンベロープ波
形EVの形状は、例えば、押鍵当初に最大レベルまで立
上るアタツク部分と、それ以後は離鍵時まで一定レベル
を保持するサステイン部分と、離鍵時以後は0レベルま
で徐々に減衰するデイケイ部分とから成るサステインエ
ンベロープ波形である。音色回路22は波形メモリ21
から読み出された音源波形信号の音色を制御し、所望音
色の楽音信号を得る。また、各チャンネルに割当てられ
た音のうち上鍵盤音はライン23Uにまとめられ、下鍵
盤音はライン23Lにまとめられ、ペダル鍵盤音はライ
ン23Pにまとめられる。この実施例においては自動コ
ード音は下鍵盤音として発生されるので、コード音は下
鍵盤音のライン23Lに導き出される。
また、自動ベース音はペダル鍵盤音として発生されるの
で、自動ベース音はペダル鍵盤音のライン23Pに導き
出される。音色回路22の出力はサウンドシステム24
を経て発音される。
楽音発生回路17における前述のような楽音発生動作は
、チヤンネルプロセツサ15における発音割当てに対応
して各チヤンネル別に時分割的に実行される。キーコー
タ11とチャンネルプロセツサ15の間に挿入された自
動ベースコード演奏制御装置16は、下鍵盤13で選択
された(押鍵された)鍵のキーコードKCをキーコータ
11から受入し、このキーコードKCにもとづいて自動
ベース演奏におけるベース音に対応するキーコードAK
Cを作り出し、また、自動コード演奏におけるコード構
成音に対応するキーコードAKCを作り出す。
すなわち、自動ベースコード演奏制御装置16は、鍵盤
で押圧された鍵のキーコードKCにもとづいて実際には
押圧されていない鍵が恰も押圧されているかのようにそ
の鍵のキーコードAKCを自動的に作り出し、チヤンネ
ルプロセツサ15に供給する。コード検出部25は下鍵
盤13に関するキーコードKCを入力し、下鍵盤13で
押鍵されている一乃至複数鍵が形成しているコードの根
音名及びコード種類(メジャ、マイナ、セブンスなど)
を検出する。
従音形成用データ発生部26はコード検出部25で検出
したコード種類に応じて所定の音程に相当する従音形成
用データSDを発生する。この従音形成用データSDは
音程に対応する数値で与えられており、どの音程に相当
する従音形成用データSDをどういうタイミングで発生
するかということは、リズム選択スイツチ32で選択さ
れたリズムに応じてベースパターン発生部27から出力
されるベースパターンパルスBPl〜BPnによつて制
御される。キーコード加工部28はキーコータ11から
与えられるキーコードKCの値を前記従音形成用データ
SDの値に応じて変更し、キーコータ11からのキーコ
ードKCを根音とした場合にこの根音に対して所定の音
程をもつ従音に相当するキーコードAKCを作り出す。
この実施例においては下鍵盤13をコード音演奏用鍵盤
とするので、下鍵盤13でコード形式で押された複数の
鍵に関わるキーコードKCはキーコード加工部28で別
段の変更も加えられずにそのままチヤンネルプロセツサ
15に供給される。
但し、「シングルフインガ一」といわれる機能を働かせ
て、下鍵盤13で1つの鍵のみを押し、この鍵を根音と
し、他の従音に相当する下鍵盤音のキーコードを自動的
に作り出す場合は、コード構成音のキーコードデータが
キーコード加工部28で自動的に作り出される。この「
シングルフインガ一機能」については詳しく説明しない
。これらの下鍵盤13の音(コード構成音)はチヤンネ
ルプロセツサ15で夫々所要のチヤンネルに割当てられ
る。コード音発音タイミング制御部29は演奏者によつ
て選択されたリズムに応じてコード音発音タイミング信
号CGを発生する。コード音発音タイミング信号CGは
楽音発生回路17の下鍵盤音出力ライン23Lの経路に
設けられたエンベロープゲート30に加わり、該ライン
23Lに導き出された下鍵盤音の楽音信号に対して減衰
特性のエンベロープをアナログ的に付与して、自動コー
ド音として発音させる。エンベロープゲート30は、例
えばコンデンサの充放電特性などを利用してコード音発
音タイミング信号CGの発生タイミングで減衰特性のエ
ンベロープを楽音に施す回路である。下鍵盤音出力ライ
ン23Lの経路に前記エンベロープ・ゲート30と並列
に設けられた持続音ゲート31は、自動コード音を演奏
するときは動作しない。
従つて、下鍵盤音はエンベロープゲート30を経てサウ
ンドシステム24に加わることになり、コード音発音タ
イミング信号CGが発生する毎に各チヤンネルに割当て
られた下鍵盤音が同時に発音される。こうして、自動コ
ード音が発生される。すなわち、コード音発音タイミン
グ信号CGによつて自動的にコード音(和音)がきざま
れる。一方、下鍵盤13で押鍵されている1乃至複数の
鍵が構成しているコードの種類はコード検出部25で検
出され、演奏者が選択したリズムに対応するベース進行
パターンに応じて前記コード検出部25で検出したコー
ド種類に対応する所定音程の従音形成用データSDがキ
ーコード加工部28に与えられる。
キーコード加工部28においては、コード検出部25で
検出したコードの根音に相当するキーコードデータを記
憶し、記憶した根音のキーコードデータを前記従音形成
用データSDによつて変更する。この変更は、加算演算
によつて行なわれる。すなわち根音のキーコードデータ
KCに対して所望音程に対応する値の従音形成用データ
SDを加算し、前記根音に対して所定の音程をもつ従音
のキーコードデータAKCを作り出す。前記第1表を参
照して最も簡単な例を説明すると、例えばG音が根音で
あるとするとキーコードKCのうち、ノートコードN4
〜N1は゛1000゛であり、これに対して長2度音程
に相当する゛0010”という値のデータSDを加算す
ると、3ゞ1010″というA音のノートコードN4〜
N1が作り出される。この場合、A音はG音に対して長
2度の音程をもつ従音である。キーコード加工部28で
形成されたデータN1〜N4に対して所定のオクターブ
コードB1〜B3とペダル鍵盤を表わす鍵盤コードKl
,K2が与えられ、自動ベース音用のキーコードデータ
AKCが作り出される。こうして作り出された自動ベー
ス音用のキーコードデータAKCはチャンネルプロセツ
サ15に供給され、所定のチャンネルに発音割当てされ
る。自動ベースコード演奏制御装置16は自動リズム演
奏装置33及びその他の自動演奏装置(図示せず、例え
ば自動アルペジオ演奏装置)と相互に関連して演奏のス
タートまたはストツプを制御することができるようにな
つている。
この相互制御を行なうために利用される信号がライン3
4のりセツト信号k朴であり、このりセツト信号k百は
各自動演奏装置間で相互に送受される。自動ベースコー
ド演奏制御装置16の側からもりセツト信号RSが供給
されることがあるし、自動リズム演奏装置33あるいは
その他の自動演奏装置の方から供給されることもある。
例えば、自動リズム演奏装置33において自動リズム演
奏を止めた場合、ライン34に信号゛O”のりセツト信
号RSを供給する。
りセツト信号RSが゛O゛になると、自動ベースコード
演奏制御装置16のベースパターン発生部27からのベ
ースパターンパルスBPl〜BPnの発生が阻止され、
かつコード音発音タイミング制御部29からのコード音
発音タイミング信号CGの発生が阻止される。従つて、
自動リズムが止められた場合、ベースパターン及びコー
ド音発音タイミング信号CGにもとづく自動ベース音及
び自動コード音の発生が禁止される。尚、自動リズム演
奏をスタートさせると、自動リズム演奏装置33から供
給されていたりセツト信号RSば0″”から″F”に立
上る。りセツト信号π?が゛1゛に立上ると、ベースパ
ターン及びコード音発音タイミング信号CGにもとづく
自動ベースコード演奏が再開される。足あるいは脚部に
よつて操作されるフツトスイツチ(図示せず)の操作に
よつて自動リズム演奏装置33の動作を一時的に停止さ
せたときなどにおいて自動リズム演奏が止められる。
自動リズムが止められた場合の自動ベースコード演奏動
作を制御するための回路の要部はベースパターン発生部
27に設けられている。
また、「メモリ機能」の要部はコード検出部25に設け
られている。[メモリ機能」に関連する部分を中心にし
てコード検出部25の一例を第2図に示す。なお、図に
おいて、多入力の論理回路の図示方法は、回路の入力側
に1本の入力線を描き、複数の信号線をこの入力線に交
叉させ、同回路に人力されるべき信号の信号線と入力線
との交叉点を丸印で囲むようにしている。また、1ビツ
トの遅延フリツプフロツプはプロツク中に[1」という
数字を描いて示してある。この遅延フリツプフロツプの
シフトクロツクはキーコータ11(第1図)で使用され
るクロツクパルスと同じもの(例えば24μs周期)で
ある。シフト用クロツクパルスの1周期分の時間(24
μs)を以下では1ビツトタイムということにする。コ
ード(ChOrd)検出 第2図において、キーコータ11(第1図)から与えら
れる9ビツトのキーコード信号KCのうち鍵盤コードK
l,K2にもとづいて、アンド回路59は自動ベースコ
ード演奏用の下鍵盤の情報を検出する。
入力されたキーコードKCが下鍵盤のものである場合、
アンド回路59の出力である下鍵盤検出信号LKが゛1
゛となり、下鍵盤ノートデコーダ61の各アンド回路を
動作可能にする。下鍵盤ノートデコーダ61は、キーコ
ータ11から供給されるキーコードKCのうちノートコ
ードN1〜N4を入力し、12の音名C,.c#・・・
・・・Bのいずれかにデコーダする。このデコード動作
は、該ノートコードN1〜N4が下鍵盤の押鍵によつて
発生されたものである場合のみ行なわれる。下鍵盤ノー
トデコーダ61からの各12音名C〜Bに対応する12
の出力は下鍵盤ノート1次メモリ62の各音名別の記憶
位置に夫々記憶される。第2図においてはB音の記憶回
路62Bのみ詳細を示したが、他のA#〜c音の記憶位
置62A#〜62Cも同一構成である。1次メモリ62
の各記憶位置62B〜62Cにおいて、ノートデコーダ
61から与えられるノート検出信号はオア回路63を経
て遅延フリツプフロツプ64に加わり、アンド回路65
を経て該遅延フリツプフロツプ64で自己保持される。
キーコータ11からキーコードKCに代えてスタートコ
ードSCが与えられたとき、アンド回路66はノートコ
ードN1〜N4の全ビツトが゛1”となつたことを検出
し、スタートコードSCに対応して信号゛1゛を出力す
る。アンド回路66からのスタートコード検出信号SC
はオア回路67、インバータ68を経て、各記憶位置6
2B〜62Cのアンド回路65を不動作にする。従つて
、1次メモリ62の記憶(自己保持)はスタートコード
SCが発生する毎にクリアされる。なお、オア回路67
あるいはその他の回路に加わつているイニシヤルクリア
信号Cは電源投入時にのみ一時的に信号゛1゛となり、
各回路の動作を禁止すると共に記憶をクリアするもので
あり、通常は信号゛0゛である。例えば下鍵盤13でG
5、E5、C5音が夫々押鍵されたとする。
スタートコードSCは第3図aに示すようにほぼ定期的
に発生され、キーコードKCは第3図bに示すように押
鍵された各鍵(下鍵盤のG5、E5、C5音)を表わす
コード信号が順番に供給される。従つて、アンド回路5
9からは下鍵盤のキーコードに対応して第3図cに示す
ように下鍵盤検出信号LKが発生する。下鍵盤ノートデ
コーダ61ではG音、E音、C音のノートコードを夫々
デコードし、下鍵盤ノート1次メモリ62のG音の記憶
位置62G.E音の記憶位置62E及びC音の記憶位置
62Cには夫々信号゛1゛が記憶され、第3図dに示す
ように記憶信号を出力する。アンド回路59から出力さ
れた下鍵盤検出信号LKも、オア回路69、アンド回路
70を介して遅延フリツプフロツプ71に記憶される。
遅延フリツプフロツプ71の記憶は、下鍵盤ノート1次
メモリ62と同様にスタートコードSCが発生する毎に
クリアされる。しかし、スタートコードSCの発生によ
つて前記オア回路67の出力が゛1”となつているとき
、遅延フリツプフロツプ71の出力ば1゛゜であるので
、記憶制御部72のオア回路73の出力ば1゛であり、
アンド回路74はスタートコードSCの発生タイミング
で出力゛1゛゜となる。このアンド回路74の出力゛1
”は下鍵盤ノート2次メモリ75の古い記憶を解消し、
1次メモリ62の出力を新たに記憶させる。すなわち、
下鍵盤ノート2次メモリ75は、詳細を図示したB音の
記憶位置75Bと同一構成の記憶位置75A#〜75C
を他の各音名A#〜Cに関しても具えており、前記アン
ド回路74の出力゛1゛によつて各記憶位置75B〜7
5Cの読み込み用アンド回路76が動作可能となり、1
次メモリ62の各記憶位置62B〜62Cの記憶信号を
対応する2次メモリ75の各記憶位置75B〜75Cに
夫々読み込む。アンド回路74の出力゛1”はインバー
タJモVで反転され、2次メモリ75の各記憶位置75B
〜75Cの保持用アンド回路78を不動作にする。従つ
て、2次メモリ75の古い記憶はクリアされ、アンド回
路76、オア回路79を経て遅延フリツプフロツプ80
に1次メモリ62の各音名の記憶信号が新たに記憶され
る。スタートコードSCが消滅すると、アンド回路74
の出力ば0゛となるので、2次メモリ75のアンド回路
78が動作可能となり、遅延フリツプフロツプ80の記
憶は自己保持される。従つて、第3図の例の場合、G音
、E音、C音の下鍵盤ノート2次メモリ記憶位置75G
,75E及び75CにスタートコードSCのタイミング
で信号゛1”が記憶される。
第3図eに示すように、2次メモリ75の各記憶位置7
5G,75E,75Cに信号゛1゛が一旦記憶されると
、その音名に関するキーコードKCがスタートコードS
Cの1周期の間に1つも与えられなくなるまで(離鍵さ
れるまで)直流的に信号゛1”を保持する。すなわち、
2次メモリ75においては、下鍵盤で押鍵されている音
名の記憶位置75B〜75Cには信号゛1゛が常時記憶
されている。上述と同様にして、下鍵盤検出信号LKの
1次メモリである遅延フリツプフロツプ71の記憶信号
はスタートコードSCの発生時に読み込用アンド回路8
1及びオア回路82を経て、2次メモリである遅延フリ
ツプフロツプ83に記憶される。遅延フリツプフロツプ
83に記憶された下鍵盤検出信号LKは1ビツトタイム
後に出力される。そのときスタートコードSCは消滅す
るので保持用アンド回路84が動作可能となり、遅延フ
リップフロツプ83の記憶力珀己保持される。従つて、
下鍵盤(コード音演奏用鍵盤)13で押鍵中のときは遅
延フリツプフロツプ83の出力は直流的に(常に)信号
“1”であり、アンド回路86を経て、下鍵盤押鍵信号
KOとして利用される。下鍵盤ノート2次メモリ75に
おいては、下鍵盤13で押鍵されている音名に対応する
記憶位置(第3図の例では75C,75E,75G)か
ら押鍵記憶信号゛1゛が夫々出力され、その他の記憶位
置からの出力ば0゛である。以上のようにして、キーコ
ータ11から時分割的に与えられた押圧鍵の音名データ
が2次メモリ75に直流的に記憶される。
下鍵盤ノート2次メモリ75の出力は根音及びコード種
類検出回路87に加わる。この根音及びコード種類検出
回路87は、2次メモリ75に並列的に記憶した押鍵音
名データの組合せにもとづいて下鍵盤13の押鍵音が構
成しているコード(和音)を検出し、その根音名を表わ
す根音データRT及びそのコード種類(メジヤ、マイナ
、セプンス、など)を表わすコード種類データCDを出
力する。根音データRTはキーコード加工部28(第1
図)に与えられ、コード種類データCDは従音形成用デ
ータ発生部26に与えられる。尚、自動ベースコード演
奏を行なう場合は、自動ベース演奏選択スィッチ88を
オンにして、自動ベースコード演奏選択信号ABCを信
号“1”にする。根音及びコード種類検出回路87は自
動ベースコード演奏選択信号ABCが“1゛のとき検出
動作が可能になるようになつている。かくして、根音デ
ータRT及びコード種類データCDにもとづいて自動ベ
ース音が(自動ベース音のキーコードデータAKCが)
発生される。
この自動ベース音の発生タイミング及び音程順序などは
前述のベースパターンパルスBPl〜BPnによつて定
まる。また、前述のシングルフィンガ一機能の場合は、
根音データRTにもとづいて自動コード音の各構成音の
音名に対応するキーコードデータAKCが発生される。
メモリ機能について 一般に自動ベースコード演奏は、自動ベースコード演奏
用の下鍵盤13における押鍵を解除すると演奏が停止す
る。
ここでいう[メモリ機能」とは、自動演奏用の鍵盤(例
えば下鍵盤)で離鍵された場合でもその離鍵直前の押鍵
情報を記憶しておくことにより自動ベースコード演奏を
継続させるようにする機能である。メモリ機能を働かせ
るためには第2図のメモリスイツチ307をオンにする
スイツチ307がオンするとインバータ308を介して
信号゛1″がアンド回路309に加わる。自動ベースコ
ード演奏が選択されている場合は自動ベースコード演奏
選択スィツチ88の出力が゛O”となり、これをインバ
ータ89で反転しで1”となつた自動ベースコード演奏
選択信号ABCがアンド回路309に加わる。アンド回
路309の残りの入力MCONば1゛として以下説明す
る。「メモリ機能を働かせる場合、アンド回路309か
ら出力されるメモリ信号Mは信号゛1゛゜であり、イン
バータ311で反転されて、記憶制御部72のオア回路
73に加わる。既述のようにオア回路73の出力は下鍵
盤ノート2次メモリ75及び下鍵盤押鍵記憶用の2次メ
モリである遅延フリツプフロツプ83の記憶の書替えを
コントロールするもので、該オア回路73の出力が゛1
゛であればスタートコードSCの発生タイミングで記憶
書替えがなされる。下鍵盤13で押鍵中のときは1次メ
モリである遅延フリツプフロツプ71の出力゛1″”が
ライン90を介してオア回路73に加わるので音名記憶
用の2次メモリ75及び押鍵記憶用2次メモリ83の記
憶書替がなされる。しかし、下鍵盤13の鍵がすべて離
鍵されると、遅延フリツプフロツプ71の出力ば0゜”
となる。このときメモリ機能が働かない場合はメモリ信
号Mが゛O゛であり、インバータ311の出力“1゛が
オア回路73に加わるので2次メモリ75及び83の記
憶書替えがなされる。しかし、音名記憶用の1次メモリ
62及び押鍵記憶用の1次メモリ71から2次メモリ7
5及び83に供給されるゼータは離鍵によつてすべで0
゛となつているので、2次メモリ75及び83における
音名記憶及び押鍵記憶がクリアされる。従つて、自動ベ
ース音及びコード音が消去される。しかし、メモリ機能
を働かせる場合は前述の通りメモリ信号Mが゛1”とな
り、インバータ311の出力が゛0”となる。
従つて、離鍵によつて押鍵記憶用の1次メモリである振
延フリツプフロツプ71の出力が00゛となると、スタ
ートコード信号SCがアンド回路74に加わるタイミン
グにおいてもオア回路73の出力ば0゛であり、アンド
回路74の出力ばO゛のままとなる。従つて、インバー
タJモVの出力は持続的に゛1”となり、2次メモリ75
及び83の記憶の自己保持が持続する。従つて、音名記
憶用の下鍵盤ノート2次メモリ75には離鍵直前まで下
鍵盤13で押鍵されていた音の音名データが記憶される
。これにより、根音及びコード種類検出回路87では離
鍵後においてもコード検出及び根音検出が可能となり、
コード種類データCDおよび根音データRTが発生され
る。従つて、離鍵後も発生される根音データRT及びコ
ード種類データCDにもとづいて自動ベース音の発生が
持続する。また、シングルフインガ一機能の場合は根音
データRTにもとづいて自動コード音の発生も持続され
る。アンド回路309に加わるメモリ制御信号MCON
が゛1゛から゛0゛に変わると、メモリ信号Mが゛0゛
になり、「メモリ機能」が解除される。
メモリ制御信号MCONは後述のように自動リズムの停
止に関連しでゞO′5になる。自動リズムの停止と自動
ベースコード演奏との関係について自動リズムが止めら
れた場合の自動ベースコード演奏動作を制御するための
回路の要部を中心にしてベースパターン発生部27の→
lを第4図に示す。
第4図に略示した回路において利用される各種信号につ
いてまず説明すると、自動ベースコード演奏選択信号A
BCは自動ベースコード演奏制御装置16を動作させる
とぎ1゛となり、動作させないとぎ0゛となるもので、
第2図の自動ベースコード演奏選択スイツチ88の状態
に応じてインバータ89、ライン91を介して与えられ
る。
下鍵盤押鍵信号KOは自動ベースコード演奏用の下鍵盤
13で鍵が押されていると直流的に信号゛1”となり、
下鍵盤13の鍵がすべて離鍵されるどO゛゜となる。こ
の押鍵信号KOはキーコータ11から供給されるキーコ
ードデータKCにもとづいて得ることができ、第2図の
押鍵記憶用2次メモリである遅延フリツプフロツプ83
からアンド回路86を介して供給される。シンクロスタ
ート信号SSWはリズム選択スイツチ32内に設けられ
シンクロスタートスイツチ(図示せず)が投入されるど
1゛となる。ベースパターンパルス発生回路36から出
力されるリズム選択表示信号SEはリズム選択スイツチ
32において何らかのリズムが選択されているとぎ1゛
であり、リズムが全く選択されていないとぎ0゛である
。リズムが選択されていないときベースパターンパルス
BPl〜BPnは発生されない。既述の通り、自動リズ
ム演奏が止められたとき、自動リズム演奏装置33から
ライン34を介して与えられるりセツト信号k?ば0”
になるので、インバータ37を介してアンド回路38が
動作可能となる。
一方、アンド回路39は不動作となり、ベースパターン
発生可能信号ENを゛O”にし、ベースパターンパルス
BPl〜BPnの発生を抑止する。アンド回路38の他
の入力にはアンド回路40の出力がインバータ41を介
して入力されている。アンド回路40には自動ベースコ
ード演奏選択信号ABC、押鍵信号KOの反転信号、及
びシンクロスタート信号SSWが入力されている。アン
ド回路38の出力はオア回路42を経て持続音発生信号
Yとなる。オア回路42の他の入力にはリズム選択表示
信号SEをインバータ43で反転した信号が加わつてい
る。従つて、持続音発生信号Yが発生される(゛1゛と
なる)ための条件は、(1)りセツト信号RSが゛O゛
で、かつ選択信号ABCが“0゛(自動ベースコード演
奏が選択されていない)。
(2) りセツト信号が″0′2で、かっ押鍵信号KO
が゛1゛(鍵が押されている)、(3) りセツト信号
π?が゛O”で、かつシンクロスタート信号SSWが”
O―(4) リズム選択表示信号SEが゛0゛(リズム
が選択されていない)、以上(1)〜(4)のいずれか
の場合である。
従つて、自動ベースコード演奏が選択されている場合で
あつて(信号ABCが゛1”)、かつ自動ベースコード
演奏用の鍵を押している(信号KOが゛1”)ときに、
自動リズム演奏が止められると、上記の(2)の条件が
満足されて、持続音発生信号が゛1゛となる。この持続
音発生信号Yは従音形成用データ発生1ン部26に加わ
り、自動ベース音の1拍目の音程(根音もしくは1オク
ターブ上の根音)に対応する従音形成用データSDを持
続的に発生させる。
このデータSDと根音データRTにもとづいてキーコー
ド加工部28からはベース音として1拍目の音程に対応
する1つのキーコードデータAKCが繰返し発生される
。チャンネルプロセツサ15においてはこの繰返し発生
されるキーコードデータAKCにもとづいてペダル鍵盤
の一つの鍵が持続的に押されているものとして取扱い、
所定チヤンネルに発音割当てする。従つて、音色回路2
2の出力ライン23Pを経てベース音が持続的に出力さ
れ、サウンドシステム24を介してベース音(ペダル鍵
盤音)が持続音として発音される。一方、オア回路42
の出力(信号Y)はオア回路44を介して持続音ゲート
信号NGとなり、ライン45を介して第1図の持続音ゲ
ート31のゲート制御入力に加わる。これによつてゲー
ト31が持続的に開放され、ライン23Lの下鍵盤音(
コード音)を持続的に導通し、持続音としてコード音を
発音させる。尚、オア回路44にはインバータ92を介
して自動ベースコード演奏選択信号ABCが加わるよう
になつているので、自動ベースコード演奏を選択しない
場合は勿論、持続音ゲート信号NGが常に発生されるこ
とになる。以上のように自動リズムの停止に応答してそ
れまでベースパターン及びコード音発音タイミング信号
CGにもとづいて断続的に発生していた自動ベース・コ
ード音を持続的な音に代えて発音させるように制御する
のは、下鍵盤13で現に鍵が押されていることが条件と
なつている。「メモリ機能」を働かせて離鍵後に自動ベ
ース・コード音を出している場合は次のように制御され
る。すなわち、自動リズム演奏装置33でリズムが動い
ているときライン34のりセツト信号は゛1゛であり、
オア回路93の出力ば1゜゛である。
このオア回路93の出力がメモリ制御信号MCONとし
て第2図のアンド回路309に加わるようになつている
。従つて、リズムが動いているときメモリスイツチ30
7(第2図)がオンであればメモリ信号Mが゛1゛とな
り、[メモリ機能]が働く状態になつている。今まで動
いていたリズムが止まると、りセツト信号π百ば1゛か
ら゛O゛に立下り、これに伴ZUないオア回路93の出
力であるメモリ制御信号MCONば1゜゛から゛0゛に
立下る。
これにより、アンド回路309が不動作となり、今まで
゛1”であつたメモリ信号Mが10”に立下る。こうし
て、自動リズムの停止に応答して「メモリ機能」が解除
される。メモリ機能が解除されると、゛O”のメモリ信
号Mを反転したインバータ311の出力゛1゛がオア回
路73に加わる。従つて、オア回路73の出力゛1”に
よつてアンド回路74が動作可能となり、スタートコー
ド信号SCが゛1゛になるタイミングでアンド回路74
の出力が1F゛となり、音名記憶用の2次メモリ75及
び押鍵記憶用の2次メモリ83の古い記憶がクリアされ
、1次メモリ62及び71から新しいデータが書込まれ
る。しかし、離鍵中であるため、1次メモリ62及び7
1の内容はすべてOであり、2次メモリ75及び83の
内容もすべて0にクリアされる。これにより、根音及び
コード種類検出回路87から根音データRT及びコード
種類データCDが発生されなくなる。従つて、「メモリ
機能」の働きによつて離鍵後も出されていた自動ベース
音及びコード音が、自動リズムの停止に応じて自動的に
止められる。なお、自動リズムの再開に伴つてりセツト
信号RSが゛1゛となると、メモリ制御信号MCONが
゛1゛となり、アンド回路309が動作可能となる。
従つて、再びメモリ機能が働くようになる。従つて、新
たに押された鍵のデータがその離鍵後も2次メモリ75
及び83に記憶されるようになる。なお、第4図におい
て、リズム選択表示信号SEをインバータ43で反転し
た信号がオア回路93に加わつており、これもメモリ制
御信号MCONとして利用されるようになつている。
これは、初めからリズムを選択しない(初めからリズム
を止めておく)場合は、初めから持続音としてベース音
及びコード音が出されるので、演奏自体がリズムの有無
とは無関係になることに鑑み、りセツト信号RSの゛1
−゛O”に関係なくメモリ制御を行なうようにしたため
である。すなわち、リズム選択表示信号SEが80゛の
場合はオア回路93の出力が゛1゛となり、メモリ制御
信号MCONは常に゛1゛となる。なお、シンクロスタ
ート信号SSW/)ぴ1”で、自動ベースコード演奏選
択信号ABCが゛1゛のとき、押鍵信号KOが゛O゛に
なると、アンド回路40が動作し、信号゛1”が電界効
果トランジスタ46に加わる。
これによりトランジスタ46はオンとなり、ライン34
のりセツト信号RSを゛0”にする。゛O”となつたり
セツト信号RSは自動リズム演奏装置33及びその他の
自動演奏装置に加わり、自動リズム演奏及びその他の自
動演奏を自動ベースコード演奏制御装置16からの作用
によつて強制的に停止させる。自動リズム演奏装置33
の側において能動的に停止させていた自動リズム演奏を
再開するように操作されたとしても、今度は自動ベース
コード演奏制御装置16の側からりセツト信号RSが与
えられるので、受動的に自動リズム演奏が停止される。
下鍵盤13において新たに一乃至複数の鍵が押鍵される
と、押鍵信号KOが゛1゛となり、アンド回路40の出
力が゛O゛となる。
従つて、トランジスタ46はオフとなり、ライン34の
リセツト信号RSば0゛から゛1゛に立上る。前記自動
リズム演奏装置33及びその他の自動演奏装置(例えば
自動アルペジオ装置)ではりセツト信号RSが゛0゛か
ら゛1゛に立上つたことを検出し、自動ベースコード演
奏のスタートに合わせて自らの自動演奏をスタートさせ
る。これがシンクロスタートである。以上説明したよう
にこの発明によれば、自動ベースコード演奏中に自動リ
ズムが止められた場合、自動ベース音及びコード音が持
続系の音に切替えて持続的に発音されるので、リズムが
なくなつても演奏が中断されずに自動的に継続される。
また、メモリ機能の働きによつて離鍵後も自動的にベー
ス音あるいはコード音を出すことができると共に、自動
リズムが停止した場合は自動的にメモリ機能を解除して
速やかにベース音あるいはコード音を消去するので、自
動演奏上の機能が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の電子楽器の一実施例を示すプロツク
図、第2図は同実施例の主要部分の詳細例を示すもので
、第1図のコード検出部の一例を示すプロツク図、第3
図は第2図における記憶動作を説明するためのタイミン
グチヤート、第4図は第1図実施例におけるベースパタ
ーン発生部の一例を略示するプロツク図である。 16・・・・・伯動ベースコード演奏制御装置、25・
・・・・・コード検出部、26・・・・・・従音形成用
データ発生部、27・・・・・・ベースパターン発生部
、62・・・・・・下鍵盤ノート1次メモリ、75・・
・・・・下鍵盤ノート2次メモl八 88・・・・・泪
動ベースコード演奏選択スイッチ、307・・・・・・
メモリスイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鍵盤と、自動リズム演奏に対応してベース音あるい
    はコード音等の伴奏音の発音パターンを指示するパター
    ンデータを発生するパターンデータ発生手段と、前記鍵
    盤における押鍵に対応した押鍵データにもとづいて伴奏
    音を作るとともに、この伴奏音を前記パターンデータに
    従つて自動的に発音する伴奏音発生手段とを有する電子
    楽器において、自動リズムが止められ、前記パターンデ
    ータ発生手段におけるパターンデータ発生動作が停止し
    たことに対応して前記伴奏音発生手段における伴奏音の
    発音を持続音に切替えて発音させる制御手段を具える電
    子楽器。 2 鍵盤と、自動リズム演奏に対応してベース音あるい
    はコード音等の伴奏音の発音パターンを指示するパター
    ンデータを発生するパターンデータ発生手段と、前記鍵
    盤における押鍵に対応した押鍵データにもとづいて伴奏
    音を作るとともに、この伴奏音を前記パターンデータに
    従つて自動的に発音する伴奏音発生手段とを有する電子
    楽器において、自動リズムが止められ、前記パターンデ
    ータ発生手段におけるパターンデータ発生動作が停止し
    たことに対応して前記伴奏音発生手段における伴奏音の
    発音を持続音に切替えて発音させる第1の制御手段と、
    前記押鍵データを前記鍵盤における押圧鍵の離鍵後も記
    憶し、この記憶にもとづいて前記伴奏音発生手段から伴
    奏音を継続して発音するメモリ手段と、前記メモリ手段
    の動作が選択されている場合、自動リズムが止められ、
    前記パターンデータ発生手段におけるパターンデータ発
    生動作が停止したことに対応して前記メモリ手段の記憶
    を解除し、前記伴奏音発生手段における伴奏音の発音を
    停止する第2の制御手段とを具える電子楽器。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS495250A (ja) * 1972-04-28 1974-01-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS495250A (ja) * 1972-04-28 1974-01-17

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