JPS6217756B2 - - Google Patents

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JPS6217756B2
JPS6217756B2 JP55139665A JP13966580A JPS6217756B2 JP S6217756 B2 JPS6217756 B2 JP S6217756B2 JP 55139665 A JP55139665 A JP 55139665A JP 13966580 A JP13966580 A JP 13966580A JP S6217756 B2 JPS6217756 B2 JP S6217756B2
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JP
Japan
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pattern
automatic
performance
key
signal
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JP55139665A
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English (en)
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JPS5764292A (en
Inventor
Takashi Kunii
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Nippon Gakki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Gakki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Gakki Co Ltd filed Critical Nippon Gakki Co Ltd
Priority to JP55139665A priority Critical patent/JPS5764292A/ja
Publication of JPS5764292A publication Critical patent/JPS5764292A/ja
Publication of JPS6217756B2 publication Critical patent/JPS6217756B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明は電子楽器の自動伴奏装置に関し、特
に自動伴奏演奏時に演奏パターンの変更を押鍵鍵
域により行なうようにした装置に関する。 一般に電子楽器の自動伴奏装置は、自動ベース
演奏、自動コード演奏、自動アルペジヨ演奏およ
び自動リズム演奏等の自動伴奏演奏を行なうもの
である。 ここで自動ベース演奏および自動コード演奏
は、下鍵盤での押鍵に応じて自動ベース音および
自動コード音を発音するもので、その演奏モード
としては、 (1) 下鍵盤で押下された1つの鍵の音を根音と
し、他の適宜手段によつてコード種類を指定
し、この根音とコード種類に基づき自動ベース
音および自動コード音を形成して発音するシン
グルフインガ演奏モード(以下SFモードとい
う)、 (2) 下鍵盤で押下された鍵に基づき根音およびコ
ード種類を検出し、この根音およびコード種類
に基づき自動ベース音を形成して発音するとと
もに、下鍵盤で押下された鍵の音を自動コード
音として発音するフインガコード演奏モード
(以下FCモードという)等がある。 また、自動アルペジヨ演奏は、コード音の中か
ら1音づつ順次選択してアルペジヨ音として発音
するものである。また自動リズム演奏は、各種リ
ズム音(打楽器音)を所定のリズムに従つて発音
するものである。 このような自動伴奏装置における自動ベース演
奏、自動コード演奏、自動アルペジヨ演奏および
自動リズム演奏は、基本的にはリズム選択スイツ
チにより適宜選択されたリズムに対応した演奏パ
ターンに従つてそれぞれ演奏されるものである
が、演奏に変化をもたせるために上記演奏パター
ンを各リズム毎にそれぞれ複数用意しておき、こ
れら演奏パターンをパターン選択スイツチにより
適宜選択できるように構成されている。 すなわち、自動ベース演奏、自動コード演奏お
よび自動アルペジヨ演奏の各演奏パターンを選択
するためのベースパターン選択スイツチ、コード
パターン選択スイツチおよびアルペジヨパターン
選択スイツチが設けられていて、演奏者が適宜任
意の演奏パターンを選択できるようになつてい
る。 しかし、これらのパターン選択スイツチは、通
常電子楽器のパネル面に配設されているため、演
奏中にこれらの各スイツチを操作することは困難
であり、一曲中最初から最後まで同一の演奏パタ
ーンで自動伴奏演奏を行なわなければならなかつ
た。すなわち、この種のパターン選択スイツチを
パネル面に配設しただけでは操作性が悪く、多彩
な演奏パターンをもつ自動伴奏演奏機能を自由に
使いこなすことができなかつた。 この発明は上記実情に鑑みてなされたもので、
自動伴奏演奏の演奏パターンを演奏中でも容易に
変更し得るようにし、自動伴奏演奏の単調さを解
消するとともに、演奏効果の向上を図つた電子楽
器の自動伴奏装置を提供することを目的とする。 この発明によれば、伴奏用鍵盤での押鍵鍵域を
検出することにより自動伴奏演奏における演奏パ
ターンを自動的に変更するようにしている。 以下この発明を添附図面を参照して詳細に説明
する。 第1図はこの発明を適用した電子楽器の一実施
例を示すものである。伴奏用鍵盤10は通常の伴
奏演奏に用いられるとともに、SFモード選択ス
イツチ1、FCモード選択スイツチ2および自動
アルペジヨ選択スイツチ3の操作状態に応じてこ
の発明に係わる自動伴奏演奏に用いられる。 まず、スイツチ1,2,3がいずれもオフの場
合について説明する。この場合はスイツチ1,
2,3から出力されるシングルフインガモード信
号SF、フインガコードモード信号FCおよび自動
アルペジヨ信号ARPはいずれも“0”である。 これにより、信号SF(“0”)がイネーブル端
子ENに加わる従音形成回路4は不動作となり、
信号ARP(“0”)がイネーブル端子ENに加わる
アルペジヨ音形成回路5およびアンド回路6も不
動作となる。また、信号SFと信号FC(“0”)の
論理和をとつた信号SF+FCがイネーブル端子
ENに加わる加算器7およびアンド回路8,9も
不動作となる。 ここで、伴奏用鍵盤10で押鍵があると、押鍵
検出回路11はその押鍵された鍵を検出し、その
鍵を表わす鍵情報(キーコード)KCを発生す
る。キーコードKCは、例えば第1表に示すよう
にオクターブ音域を表わす3ビツトのオクターブ
コードB3、B2、B1と1オクターブ内の12の音名
を表わす4ビツトのノートコードN4、N3、N2
N1とからなる7ビツトの2進化信号である。
【表】 押鍵検出回路11から出力されるキーコード
KCは、チヤンネルプロセツサ12に加えられ
る。チヤンネルプロセツサ12は所定数の発音チ
ヤンネルを有し、これら発音チヤンネルに前記キ
ーコードKCを適宜割当てるとともに、各チヤン
ネルに割当て記憶したキーコードKC*を時分割
的に出力する。なお、このチヤンネルプロセツサ
12は、押鍵検出回路11から出力されるキーコ
ードKCを専用に割当てる伴奏用鍵盤音チヤンネ
ルとアルペジヨ音形成回路5から出力されるキー
コードAKCを専用に割当てるアルペジヨ音チヤ
ンネルとから構成されている。 楽音形成回路13はチヤンネルプロセツサ12
から時分割的に加わるキーコードKC*に基づき
楽音信号を形成し、この信号をサウンドシステム
14に加える。これにより、サウンドシステム1
4は伴奏用鍵盤10で押鍵された音をそのまま発
音する。 なお、楽音形成回路13はアンド回路6,8,
9が不動作のため、チヤンネルプロセツサ12か
ら出力されるキーコードKC*のみに基づき楽音
信号を形成するノーマル動作状態になつている。
また、第1図ではメロデイ用鍵盤およびベース用
鍵盤の図示を省略したが、これらの鍵盤で押鍵が
あると上記と同様に押鍵された音がそのまま発音
される。 次にSFモード選択スイツチ1のみがオンされ
た場合について説明する。SFモード選択スイツ
チ1がオンするとシングルフインガモード信号
SFが“1”、信号SF+FCが“1”となりSFモー
ドとなる。 これにより、従音形成回路4、根音検出回路1
5、加算器7は動作可能となり、また信号ARP
(“0”)が加わるアルペジヨ音形成回路5は不動
作となる。さらに楽音形成回路13は信号SF+
FCによりアンド回路8,9が動作可能となるた
め自動伴奏動作状態となる。ここで自動伴奏動作
状態とは加えられたキーコードKC*とともにパ
ターンメモリ16から発生されるコード音発音タ
イミング信号CT、ベース音発音タイミング信号
BTまたはアルペジヨ音発音タイミング信号ATに
基づき自動コード音の楽音信号、自動ベース音の
楽音信号または自動アルペジヨ音の楽音信号を形
成する動作状態のことをいう。 SFモードおいては伴奏用鍵盤10で押鍵され
ている単一の鍵の音に基づき自動コード音および
自動ベース音が発音される。 伴奏用鍵盤10で押鍵があると、押鍵検出回路
11はその押鍵された鍵を検出し、その鍵を表わ
すキーコードKCを発生する。なおSFモードにお
いては、押鍵検出回路11から出力されるキーコ
ードKCは従音形成回路4、根音検出回路15お
よび単音選択回路17に加えられ、チヤンネルプ
ロセツサ12に直接加えられるキーコードKCは
禁止される。なお、第1図ではその禁止する回路
の図示は省略した。 従音形成回路4は1つのキーコードKCおよび
適宜手段によつて指定されるコード種類(メジ
ヤ、マイナ、セブンス)に基づきコード構成音を
示す複数のキーコードCKCを形成する。ここ
で、従音形成回路4におけるキーコードCKC形
成の1例を示すと、コード種類指定がメジヤのと
きはキーコードKC(根音)に対して完全1度、
長3度、完全5度の音程関係にある音を示すキー
コードCKCを形成し、マイナのときは根音に対
して完全1度、短3度、完全5度の音程関係にあ
る音を示すキーコードCKCを形成し、セブンス
のときは根音に対して完全1度、長3度、短7度
の音程関係にある音る示すキーコードCKCを形
成する。なお、従音形成回路4には単一のキーコ
ードKCを選択する回路が設けられており、複数
の音を示すキーコードKCが加わる場合にはそれ
らのうち最低音を示すキーコードKCのみを選択
するようになつている。 根音検出回路15は、信号SFが“1”のとき
(SFモードのとき)には押鍵検出回路11から出
力されるキーコードKCのうちの最低音を示すキ
ーコードKCを検出してこのキーコードKCの音名
を示す音名情報に所定のオクターブ情報を付加し
て根音を示すキーコードRKCとして出力する。 単音選択回路17は押鍵検出回路11から出力
されるキーコードKCのうち最高音を示すキーコ
ードKCを選択して鍵域判別回路18に加え、鍵
域判別回路18は選択されたキーコードKC(第
1表参照)に基づきその鍵域を検出して鍵域検出
信号OD(OD1〜OD4)をパターンメモリ16
に加える。 一方、テンポ発振器19は、自動伴奏演奏の演
奏テンポを制御するもので、設定されたテンポに
対応する周波数のテンポパルスTPを発生する。
またテンポカウンタ20は前記テンポパルスTP
を計数し、その計数値をパターンメモリ16のた
めのアドレス信号としてパターンメモリ16に加
える。 パターンメモリ16は各リズム毎にそれぞれ複
数のベースパターン、アルペジヨパターン、コー
ドパターンおよびリズムパターンを記憶してい
る。このパターンメモリ16はリズム選択スイツ
チ21により選択されたリズムおよび鍵域判別回
路18から加わる鍵域検出データODに対応して
読み出すべき上記パターンを指定する。なお、こ
の発明は、この指定された各パターンを伴奏用鍵
盤10での押鍵鍵域を検出すること(鍵域判別回
路18の出力)により自動的に変更しようとする
ものであるが、その詳細については後に示す具体
例により説明する。 指定された各パターンはテンポカウンタ20か
ら出力されるアドレス信号に応じてそれぞれベー
スパターン信号BPおよびベース音発音タイミン
グ信号BT、アルペジヨパターン信号APおよびア
ルペジヨ音発音タイミング信号AT、コード音発
音タイミング信号CT、およびリズムパターン信
号RPとしてパターンメモリ16から読み出され
る。ここで、ベースパターン信号BPは発音すべ
き自動ベース音の根音(根音検出回路15から出
力されるキーコードRKC)に対する音程関係を
示す情報、ベース音発音タイミング信号BTは自
動ベース音の発音タイミングを示す信号、アルペ
ジヨパターン信号APは発音すべき自動アルペジ
ヨ音の選択順位を示す情報、アルペジヨ音発音タ
イミング信号ATは自動アルペジヨ音の発音タイ
ミングを示す信号、コード音発音タイミング信号
CTは自動コード音の発音タイミングを示す信
号、リズムパターン信号RPは発音すべきリズム
音の種類とその発音タイミングを示す情報であ
る。 なお、SFモードにおいてはパターンメモリ1
6には適宜手段によつて指定されたコード種類を
示す信号が加えられており、ベースパターン信号
BPはこのコード種類に応じた情報として出力さ
れる。例えば、選択されたベースパターンが完全
1度、長3度、完全5度の音程を示す情報から形
成されている場合に、コード種類としてメジヤが
指定されると前記音程を示す情報はそのままベー
スパターン信号BPとして出力し、コード種類と
してマイナが指定されると前記音程を示す情報の
うち長3度のみを短3度に変えてベースパターン
信号BPとして出力し、コード種類としてセブン
スが指定されると前記音程を示す情報のうち完全
5度のみを短7度に変えてベースパターン信号
BPとして出力する。 また、パターンメモリ16から出力されるリズ
ムパターン信号RPはリズム音源回路22に加え
られ、リズム音源回路22はこの信号RPに応じ
て各種リズム楽器音を示すリズム音信号を発生
し、これをサウンドシステム14に加えて発音さ
せる。 パターンメモリ16から出力されたベースパタ
ーン信号BPは加算器7に加えられる。加算器7
は根音検出回路15から加えられた根音を示すキ
ーコードRKCに上記ベースパターン信号BPを加
算することにより根音に対して所定の音程関係に
あるベース音を示すキーコードBKCを形成す
る。 加算器7によつて形成された自動ベース音を示
すキーコードBKCおよび前述した従音形成回路
4から出力された自動ベース音を示すキーコード
CKCはチヤンネルプロセツサ12に加えられ
る。チヤンネルプロセツサ12は加えられたキー
コードCKC,BKCを発音チヤンネルに割当てる
とともに、割当て記憶したキーコードKC*を時
分割的に楽音形成回路13に加える。 楽音形成回路13は、その自動コード音制御端
子ACおよび自動ベース音制御端子ABに前記パタ
ーンメモリ16から発生されるベース音発音タイ
ミング信号CTおよびベース音発音タイミング信
号BTがそれぞれアンド回路8,9を介して加え
られており、自動コード音および自動ベース音に
対応するキーコードKC*に基づき楽音信号を形
成するとともに、これら楽音信号を上記コード音
発音タイミング信号CTおよびベース音発音タイ
ミング信号BTに応じて開閉エンベロープ制御し
て出力する。これら自動コード音および自動ベー
ス音を示す楽音信号はサウンドシステム14に加
えられ、自動コード音および自動ベース音として
発音される。 次にFCモード選択スイツチ2のみがオンされ
た場合について説明する。FCモード選択スイツ
チ2がオンされるとフインガモード信号FCが
“1”、信号SF+FCが“1”となりFCモードと
なる。 これにより、信号SF(“0”)が加わる従音形
成回路4、信号ARP(“0”)が加わるアルペジ
ヨ音形成回路5は不動作となり、また信号FCが
加わる根音検出回路15、信号SF+FCが加わる
加算器7は動作可能となる。さらに楽音形成回路
13は信号SF+FCによりアンド回路8,9が動
作可能となるため自動伴奏動作状態となる。 FCモードにおいては伴奏用鍵盤10で押鍵さ
れている複数の鍵の音に基づき自動コード音およ
び自動ベース音が発音される。 伴奏用鍵盤10でコード形式で押鍵があると、
押鍵検出回路11は押鍵された鍵を検出し、その
鍵を表わすキーコードKCを発生する。このキー
コードKCはチヤンネルプロセツサ12に加えら
れるとともに、根音検出回路15および単音選択
回路17にも加えられる。 根音検出回路15は、信号FCが“1”のとき
(FCモードのとき)には押鍵検出回路11から出
力されるキーコードKCに基づきコードの根音お
よびコード種類を検出し、根音の音名を示す音名
情報に所定のオクターブ情報を付加して根音を示
すキーコードRCKを出力するとともに、コード
種類を示す信号をパターンメモリ16に加える。 パターンメモリ16は前述したように鍵域判別
回路18から出力される鍵域検出データOD、リ
ズム選択スイツチ21により選択されたリズム、
テンポカウンタ20から出力されるアドレス信
号、FCモードにあつては前記根音検出回路15
から加わるコード種類を示す信号に応じてベース
パターン信号BP、ベース音発音タイミング信号
BT、アルペジヨパターン信号AP、アルペジヨ音
発音タイミング信号AT、コード音発音タイミン
グ信号CT、およびリズムパターン信号RPを出力
する。 加算器7は根音検出回路15から加えられた根
音を示すキーコードRCKにパターンメモリ16
から出力されるベースパターン信号BPを加算す
ることにより根音に対して所定の音程関係にある
ベース音を示すキーコードBKCを形成する。 加算器7によつて形成された自動ベース音を示
すキーコードBKCおよび押鍵検出回路11から
出力された自動コード音を示すキーコードKCは
チヤンネルプロセツサ12に加えられる。チヤン
ネルプロセツサ12は加えられたキーコード
KC、BKCを発音チヤンネルに割当てるととも
に、割当て記憶したキーコードKC*を時分割的
に楽音形成回路13に加え、楽音形成回路13は
加えられた自動コード音および自動ベース音に対
応するキーコードKC*に基づき楽音信号を形成
するとともに、これら楽音信号をパターンメモリ
16から加えられるコード音発音タイミング信号
CTおよびベース音発音タイミング信号BTに応じ
て開閉エンベローブ制御して出力する。 これら自動コード音および自動ベース音を示す
楽音信号はサウンドシステム14に加えられ、自
動コード音および自動ベース音として発音され
る。 次に自動アルペジヨ選択スイツチ3のみがオン
された場合について説明する。自動アルペジヨ選
択スイツチ3がオンされると自動アルペジヨ信号
ARPが“1”となり、アルペジヨ音形成回路5
は動作可能となる。また楽音形成回路13は信号
ARPによりアンド回路6が動作可能となるため
自動伴奏動作状態となる。一方信号SF(“0”)
が加わる従音形成回路4および信号SF+FC
(“0”)が加わる加算器7は不動作となる。 伴奏用鍵盤10で押鍵があると、押鍵検出回路
11はその押鍵された鍵を検出し、その鍵を表わ
すキーコードKCをチヤンネルプロセツサ12に
加える。チヤンネルプロセツサ12はこのキーコ
ードKCを伴奏用鍵盤音チヤンネルに割り当てる
とともに、割当て記憶したキーコードKC*を時
分割的に出力する。 アルペジヨ音形成回路5は伴奏用鍵盤音チヤン
ネルに既に割当てられている音の情報(キーコー
ドKC*)およびパターンメモリ16から加わる
アルペジヨパターン信号APに基づいて自動アル
ペジヨ音を示すキーコードAKCを発生する。す
なわち、アルペジヨ音形成回路5はチヤンネルプ
ロセツサ12から加わるキーコードKC*をアル
ペジヨパターン信号APに従つて1つづつ順次選
択し、選択したキーコードKC*に基づいて自動
アルペジヨ音を示すキーコードAKCを発生す
る。このキーコードAKCはあたかもそのキーコ
ードAKCに関する鍵が順次押鍵されたかのよう
にチヤンネルプロセツサ12に供給され、アルペ
ジヨ音チヤンネルに割当てられる。また、自動ア
ルペジヨ音の発生パターンすなわち自動アルペジ
ヨ音を示すキーコードAKCの発生パターンは、
パターンメモリ16から発生されるアルペジヨパ
ターン信号APによつて指示される。 チヤンネルプロセツサ12は加えられたキーコ
ードAKCをアルペジヨ音チヤンネルに割当てる
とともに、割当て記憶したキーコードKC*を時
分割的に楽音形成回路13に加える。楽音形成回
路13は加えられた自動アルペジヨ音を示すキー
コードKC*に基づき楽音信号を形成するととも
に、この楽音信号をパターンメモリ16から加え
られるアルペジヨ音発音タイミング信号ATに応
じて開閉エンベロープ制御して出力する。 この自動アルペジヨ音を示す楽音信号はサウン
ドシステム14に加えられ、自動アルペジヨ音と
して発音される。 なお、自動アルペジヨ選択スイツチ3はSFモ
ード選択スイツチ1あるいはFCモード選択スイ
ツチ2とともに使用することが可能であり、この
場合は自動アルペジヨ演奏とともに自動ベース演
奏および自動コード演奏が行なわれる。 次に伴奏用鍵盤10での押鍵鍵域に基づく自動
伴奏演奏の演奏パターンの変更制御について説明
する。 第2図は伴奏用鍵盤10の1例を示すものであ
る。伴奏用鍵盤10の鍵域はC2音からC6音まで
あり、この鍵域は第1鍵域KG1(C2〜B2)、第
2鍵域KG2(C3〜B3)、第3鍵域KG3(G4
B4)、および第4鍵域KG4(C5〜C6)に分割され
ている。 いま、第1鍵域KG1で押鍵があると、押鍵検
出回路11はその押鍵された鍵を検出し、その鍵
を表わすキーコードKCを単音選択回路17に加
える。単音選択回路17は押鍵検出回路11から
出力されるキーコードKCのうち最高音を示すキ
ーコードKCを選択する。鍵域判別回路18は単
音選択回路17で選択されたキーコードKCのオ
クターブコードB3,B2,B1から押鍵のあつ
た第1鍵域を検出し、各鍵域KG1〜KG4を示す
信号OD1〜OD4のうち信号OD1のみが“1”
となる鍵域検出データODをパターンメモリ16
に加える。 パターンメモリ16は前述したように各リズム
毎にそれぞれ複数のベースパターン、アルペジヨ
パターン、コードパターンおよびリズムパターン
を記憶しており、これらリズム毎に記憶されてい
る複数の上記各パターンは鍵域判別回路18から
加わる鍵域検出データOD(OD1〜OD4)によ
つて適宜指定変更される。 例えば、リズム選択スイツチ21によつて「ジ
ヤズロツク」が選択された場合について説明す
る。 第3図、第4図および第5図はそれぞれ「ジヤ
ズロツク」に対応するコードパターン、ベースパ
ターンおよびアルペジヨパターンの1例を示すも
のである。第3図のACP1,ACP2は前述した
コード音発音タイミング信号CTに対応するもの
であり、第4図のABP1〜ABP4はベースパタ
ーン信号BPおよびベース音発音タイミング信号
BTに対応するものであり、第5図のAAP1〜
AAP4はアルペジヨパターン信号APおよびアル
ペジヨ音発音タイミング信号ATに対応するもの
である。 これらの各パターンの組み合わせの1例を第2
表に示す。
【表】 すなわち、リズム選択スイツチ21によつて
「ジヤズロツク」が選択された場合に、鍵域判別
回路18から信号OD1のみが“1”となる鍵域
検出データODが出力されると、パターンメモリ
16はコードパターンとしてACP1、ベースパ
ターンとしてABP1、アルペジヨパターンとし
てAAP1をそれぞれ読み出す。また、アルペジ
ヨ発音域指定として第1オクターブの範囲でアル
ペジヨ音を発生すべきことを指示する。 同様にして第3鍵域KG3で押鍵があると、鍵
域判別回路18は信号OD3のみが“1”となる
鍵域検出データODを出力し、パターンメモリは
コードパターンとしてACP2、ベースパターン
としてABP3、アルペジヨパターンとしてAAP
3をそれぞれ読み出す。また、アルペジヨ発音域
指定として第3オクターブの範囲でアルペジヨ音
を発生すべきことを指示する。 このように自動伴奏演奏の演奏パターンは、伴
奏用鍵盤10で押鍵される鍵の鍵域に応じて適宜
選択される。換言すれば、伴奏用鍵盤10で押鍵
すべき鍵の鍵域を変えることにより、演奏中に自
動伴奏演奏の演奏パターンを自動的に切り換える
ことができる。 なお、この実施例ではコードパターン、ベース
パターン、アルペジヨパターンの変更およびアル
ペジヨ発音域指定変更について説明したが、リズ
ムパターンの変更についても同様に行なうことが
できる。また、上記各パターンはこの実施例に限
らず種々の形成および組み合わせが可能である。
また、この実施例では「ジヤズロツク」のリズム
が選択された場合について説明したが、他のリズ
ムが選択された場合でも上記のような演奏パター
ンの変更が行なわれる。 第6図はこの発明による他の実施例を示すもの
で、第1図の鍵域判別回路18とパターンメモリ
16との間に演奏パターン変更制御回路23を設
けたものである。 演奏パターン変更制御回路23はアンド回路2
4〜35、およびスイツチCS,BS,ASから構成
されている。アンド回路24〜27の出力はコー
ドパターンを指定するための信号であり、アンド
回路28〜31の出力はベースパターンを指定す
るための信号であり、アンド回路32〜35の出
力はアルペジヨパターンを指定するための信号で
ある。またアンド回路24〜27はそれぞれ鍵域
検出データODの信号OD1〜OD4を入力し、他
の入力は共通にスイツチCSに接続されている。
アンド回路28〜31およびアンド回路32〜3
5も同様にそれぞれ鍵域検出データODの信号OD
1〜OD4を入力し、他の入力はそれぞれ共通に
スイツチBSまたはASに接続されている。 この実施例において、例えば自動コード音の演
奏パターンのみを変更する場合は、スイツチCS
のみをオンする。これによりアンド回路24〜2
7が動作可能となり、アンド回路28〜31およ
びアンド回路32〜35は不動作になる。したが
つて、演奏中に伴奏用鍵盤10で押鍵されている
鍵の鍵域が変更されると、その鍵域を示す信号
(鍵域判別回路18から出力される鍵域検出デー
タODの信号OD1〜OD4)はアンド回路24〜
27のみを介してパターンメモリ16に加わり、
自動コード音の演奏パターンを変更させる。一
方、アンド回路28〜31およびアンド回路32
〜35は常に鍵域検出データODオクターブコー
ドの情報として(0、0、0、0)を出力するた
め、自動ベース音および自動アルペジヨ音の演奏
パターンは変更されない。なお、パターンメモリ
16には各演奏パターンがそれぞれ5種類づつ記
憶されており、情報として(0、0、0、0)が
入力される場合、パターンメモリ16は第1番目
の演奏パターンを読み出すように設定されてい
る。 このように、この実施例によれば予めスイツチ
CS,BS,ASを操作することにより所望の演奏パ
ターンのみパターン変更することができる。 なお、上記実施例では、鍵域判別回路18は単
音選択回路17から出力されるキーコードKCに
基づき各鍵域に対応する信号OD1〜OD4からな
る鍵域検出データODを出力するものであるが、
回路18は回路17から出力されるキーコード
KCのオクターブコードB3,B2,B1をそのまま鍵
域検出データODとして出力するのであつてもよ
い。また、上記実施例では、鍵域を1オクターブ
毎に分割したが、これは半オクターブ毎あるいは
2オクターブ毎、……に分割してもよい。 以上説明したようにこの発明によれば、伴奏用
鍵盤の鍵域を利用することにより、演奏中に自動
伴奏演奏の演奏パターンを変更することができ、
単調になりがちな自動伴奏演奏に変化をもたせる
ことができる。また、上記演奏パターンの変更は
伴奏用鍵盤での押鍵鍵域に関連して自動的に行な
われるため、従来のように特別なパターン選択ス
イツチを操作する必要がなく、これにより演奏性
を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロツク
図、第2図は鍵域を説明するために用いた伴奏用
鍵盤の斜視図、第3図および第4図は「ジヤズロ
ツク」のリズムにおける自動コード音および自動
ベース音の演奏パターン例を示すパターン図、第
5図は自動アルペジヨ音の演奏パターン例を示す
パターン図、第6図はこの発明の他の実施例を示
す要部のブロツク図である。 1……SFモード選択スイツチ、2……FCモー
ド選択スイツチ、3……自動アルペジヨ選択スイ
ツチ、4……従音形成回路、5……アルペジヨ音
形成回路、7……加算器、10……伴奏用鍵盤
10、押鍵検出回路11、12……チヤンネルプロセ
ツサ、13……楽音形成回路、14……サウンド
システム、15……根音検出回路、16……パタ
ーンメモリ、17……単音選択回路、18……鍵
域判別回路、19……テンポ発振器、20……テ
ンポカウンタ、21……リズム選択スイツチ、2
2……リズム音源回路、23……演奏パターン変
更制御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 伴奏用鍵盤での押鍵に関連して自動伴奏音を
    発生する自動伴奏音発生手段と、前記自動伴奏音
    に対応する演奏パターンを発生するパターン発生
    手段と、前記鍵盤での押鍵鍵域を検出する押鍵鍵
    域検出手段と、この押鍵鍵域検出手段の出力に応
    じて前記演奏パターンを変更するパターン変更手
    段とを具えた電子楽器の自動伴奏装置。 2 前記演奏パターンは、自動コード演奏のため
    のコードパターン、自動ベース演奏のためのベー
    スパターン、自動アルペジヨ演奏のためのアルペ
    ジヨパターンおよび自動リズム演奏のためのリズ
    ムパターンの1つまたは複数を含むものである特
    許請求の範囲第1項記載の電子楽器の自動伴奏装
    置。 3 前記押鍵鍵域は、前記鍵盤のオクターブ音域
    に対応して区分されたものである特許請求の範囲
    第1項記載の電子楽器の自動伴奏装置。 4 前記パターン変更手段は、前記演奏パターン
    のうち所望の演奏パターンのみ選択して変更する
    選択手段を有するものである特許請求の範囲第1
    項記載の電子楽器の自動伴奏装置。
JP55139665A 1980-10-06 1980-10-06 Automatic accompaniment device for electronic musical instrument Granted JPS5764292A (en)

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JP7192830B2 (ja) * 2020-06-24 2022-12-20 カシオ計算機株式会社 電子楽器、伴奏音指示方法、プログラム、及び伴奏音自動生成装置

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