JPS5937223B2 - 内装材の製造方法 - Google Patents
内装材の製造方法Info
- Publication number
- JPS5937223B2 JPS5937223B2 JP55035122A JP3512280A JPS5937223B2 JP S5937223 B2 JPS5937223 B2 JP S5937223B2 JP 55035122 A JP55035122 A JP 55035122A JP 3512280 A JP3512280 A JP 3512280A JP S5937223 B2 JPS5937223 B2 JP S5937223B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- layer
- base material
- molded
- interior material
- Prior art date
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- Expired
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- Laminated Bodies (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車等の内装材を連続的に製造する方法に関
するものである。
するものである。
従来は表装材と基材とを夫々別個に製造し、これを所定
の寸法に切断したものを内装材製造現場に搬入し、内装
材製造現場においては基材をまず成形型で成形し、次い
で成形された基材と表装材とを感熱性接着剤等によつて
圧着型で圧着する工程が採用されていたが、かかる工程
は連続化は出来ず、多くの人手を要するものである。
の寸法に切断したものを内装材製造現場に搬入し、内装
材製造現場においては基材をまず成形型で成形し、次い
で成形された基材と表装材とを感熱性接着剤等によつて
圧着型で圧着する工程が採用されていたが、かかる工程
は連続化は出来ず、多くの人手を要するものである。
何となれば基材としてはフェノール樹脂等の熱硬化性合
成樹脂を結着剤としたレジンフェルト等が用いられ、し
たがつて該結着剤の硬化温度以上の成形温度が必要とさ
れるからこのような高温に表装材が耐えることが出来ず
、基材成形と内装材圧着との工程を分ける必要があつた
のである。本発明は上記従来の工程を改良して一貫連続
工程を取入れ、表装材の製造工程と内装材の製造工程と
を連結したことを骨子とするものである。
成樹脂を結着剤としたレジンフェルト等が用いられ、し
たがつて該結着剤の硬化温度以上の成形温度が必要とさ
れるからこのような高温に表装材が耐えることが出来ず
、基材成形と内装材圧着との工程を分ける必要があつた
のである。本発明は上記従来の工程を改良して一貫連続
工程を取入れ、表装材の製造工程と内装材の製造工程と
を連結したことを骨子とするものである。
本発明を図に示す一実施例によつて説明すれば離型紙1
上に例えばポリ塩化ビニルペーストのような熱可塑性合
成樹脂ペースト2を例えばドクターナイフ3のような塗
工機によつて塗布し、加熱炉4でゲル化させ表皮層2A
を得、さらに同様なペースト2をリバースロール5のよ
うな塗工機によつて塗布し、ペースト2塗布層上に軟質
ポリウレタン発泡体層のような軟質合成樹脂発泡層6を
重合ロール1によつて重合し、重合物8は加熱炉9でペ
ースト2塗布層をゲル化せられ表皮層2Aと一体になる
。かくして発泡層6と表皮層2Aとの重合部10が得ら
れるが、離型ロール11IICよつて重合物10より離
型紙1を剥離し、次いで重合物10は補助ロール11、
12を介して冷却コンベアー13によつて適度に冷却せ
しめられた後エンボスロール14で表皮層2A側にエン
ボスされて第3図に示す表装材15を得る。表層材15
には補助ロール16、1?、18を介して重合ロール1
9によつて発泡層6側にポリエチレンフィルムのごとき
感熱性接着剤フィルム20が重合せられたのち補助ロー
ル21、22を介して送りロール23によつて圧着成形
型24に送りこまれる。圧着成形型24は土型24Aと
下型24Bとからなり上型24Aの内側縁(第2図左方
向)には切刃25が延設され、下型24Bの内側縁の対
応位置には切刃25と噛合う下刃26が延設される。下
刃26は必ずしも必要でなく、下型24Bの内側縁の角
を鋭利にしておいてもよい。該圧着成形型24の下型2
4B上には例えば繊維を熱可塑性合成樹脂を主体とした
結着剤によつて結着したレジンフエルト、ガラス繊維板
等、あるいは上記結着剤を紙、故紙ボード等に含浸させ
た含浸紙もしくは含浸ボード、あるいはダンボール紙等
の熱可塑成形可能なる基材27を加熱して載置され、送
りロール23によつて送りこまれた表装材15は第4図
に示すように該基材27上に乗架する。かくして圧着成
形型24に表装材15と基材27とをセツトした後、上
型24Aを下降せしめて表装材15と基材27とを感熱
性接着剤フイルム20を介して貼合せるとともに所定の
形状に成形する。この際、第5図に示すように切刃25
と下刃26とによつて表装材15が切断される。かくし
て例えば第6図に示すような天井形の内装材28が成形
され、上型24Aを再び上昇せしめて内装材28を取出
したのち再び下型24B上に加熱した基材27を載置し
、送りロール23によつて表装材15を送りこんだのち
再び圧着成形を行なう工程を繰返す。かくして内装材は
連続的に成形される。
上に例えばポリ塩化ビニルペーストのような熱可塑性合
成樹脂ペースト2を例えばドクターナイフ3のような塗
工機によつて塗布し、加熱炉4でゲル化させ表皮層2A
を得、さらに同様なペースト2をリバースロール5のよ
うな塗工機によつて塗布し、ペースト2塗布層上に軟質
ポリウレタン発泡体層のような軟質合成樹脂発泡層6を
重合ロール1によつて重合し、重合物8は加熱炉9でペ
ースト2塗布層をゲル化せられ表皮層2Aと一体になる
。かくして発泡層6と表皮層2Aとの重合部10が得ら
れるが、離型ロール11IICよつて重合物10より離
型紙1を剥離し、次いで重合物10は補助ロール11、
12を介して冷却コンベアー13によつて適度に冷却せ
しめられた後エンボスロール14で表皮層2A側にエン
ボスされて第3図に示す表装材15を得る。表層材15
には補助ロール16、1?、18を介して重合ロール1
9によつて発泡層6側にポリエチレンフィルムのごとき
感熱性接着剤フィルム20が重合せられたのち補助ロー
ル21、22を介して送りロール23によつて圧着成形
型24に送りこまれる。圧着成形型24は土型24Aと
下型24Bとからなり上型24Aの内側縁(第2図左方
向)には切刃25が延設され、下型24Bの内側縁の対
応位置には切刃25と噛合う下刃26が延設される。下
刃26は必ずしも必要でなく、下型24Bの内側縁の角
を鋭利にしておいてもよい。該圧着成形型24の下型2
4B上には例えば繊維を熱可塑性合成樹脂を主体とした
結着剤によつて結着したレジンフエルト、ガラス繊維板
等、あるいは上記結着剤を紙、故紙ボード等に含浸させ
た含浸紙もしくは含浸ボード、あるいはダンボール紙等
の熱可塑成形可能なる基材27を加熱して載置され、送
りロール23によつて送りこまれた表装材15は第4図
に示すように該基材27上に乗架する。かくして圧着成
形型24に表装材15と基材27とをセツトした後、上
型24Aを下降せしめて表装材15と基材27とを感熱
性接着剤フイルム20を介して貼合せるとともに所定の
形状に成形する。この際、第5図に示すように切刃25
と下刃26とによつて表装材15が切断される。かくし
て例えば第6図に示すような天井形の内装材28が成形
され、上型24Aを再び上昇せしめて内装材28を取出
したのち再び下型24B上に加熱した基材27を載置し
、送りロール23によつて表装材15を送りこんだのち
再び圧着成形を行なう工程を繰返す。かくして内装材は
連続的に成形される。
以上に述べたように本発明は熱可塑成形可能なる基材を
用いて表装材と基材との圧着と成形とを同時に冷間もし
くは温間成形によつて行なうことを可能ならしめるとと
もに圧着成形型の上型に切刃が設けられ、圧着成形と同
時に表装材の裁断が可能となつたから長尺物の表装材が
そのまま用いることが出来、かくして表装材の製造工程
と内装材の製造工程とが連結可能になつたのである。
用いて表装材と基材との圧着と成形とを同時に冷間もし
くは温間成形によつて行なうことを可能ならしめるとと
もに圧着成形型の上型に切刃が設けられ、圧着成形と同
時に表装材の裁断が可能となつたから長尺物の表装材が
そのまま用いることが出来、かくして表装材の製造工程
と内装材の製造工程とが連結可能になつたのである。
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図は表
装材製造工程の系統図、第2図は感熱性接着剤フイルム
貼合わせ工程、および圧着成形工程の系統図、第3図は
表装材の部分断面図、第4図は圧着成形工程におけるセ
ツト状態の側断面図、第5図は圧着成形工程における成
形状態の側断面図、第6図は成形された内装材の斜視図
である。
装材製造工程の系統図、第2図は感熱性接着剤フイルム
貼合わせ工程、および圧着成形工程の系統図、第3図は
表装材の部分断面図、第4図は圧着成形工程におけるセ
ツト状態の側断面図、第5図は圧着成形工程における成
形状態の側断面図、第6図は成形された内装材の斜視図
である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 離型紙上に熱可塑性合成樹脂ペーストを塗布する工
程1上記ペースト塗布層上に軟質合成樹脂発泡層を重合
する工程2離型紙を剥離し加熱してペースト塗布層をゲ
ル化させ表皮層を形成させる工程3上記表皮層にエンボ
スを行ない表装材とする工程4上記表装材の発泡層側に
感熱性接着剤フィルムを重合する工程5熱可塑成形可能
である基材を加熱し上記表装材を感熱性接着剤フィルム
を介して重合し圧着成形型によつて表装材を基材と貼合
せるとともに成形して内装材を製造する工程6。 しかして工程6において使用される圧着成形型は上型と
下型とからなり、上型の内側縁には切刃が延設され、圧
着成形と同時に内装材は該切刃によつて切断せられる。
以上の工程1、2、3、4、5、6からなる内装材の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55035122A JPS5937223B2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 | 内装材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55035122A JPS5937223B2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 | 内装材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56130315A JPS56130315A (en) | 1981-10-13 |
JPS5937223B2 true JPS5937223B2 (ja) | 1984-09-08 |
Family
ID=12433118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55035122A Expired JPS5937223B2 (ja) | 1980-03-19 | 1980-03-19 | 内装材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5937223B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105110067A (zh) * | 2015-08-20 | 2015-12-02 | 池浩 | 一种带式热压机的铺纸装置及其方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62142628A (ja) * | 1985-12-17 | 1987-06-26 | Takashimaya Nitsupatsu Kogyo Kk | 成形基材への表皮材貼付方法及びその装置 |
CN104229190B (zh) * | 2013-06-24 | 2016-07-20 | 均豪精密工业股份有限公司 | 多段式阶梯贴膜装置及其方法 |
-
1980
- 1980-03-19 JP JP55035122A patent/JPS5937223B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105110067A (zh) * | 2015-08-20 | 2015-12-02 | 池浩 | 一种带式热压机的铺纸装置及其方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56130315A (en) | 1981-10-13 |
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