JPH01249427A - 車両用成形天井の製造方法 - Google Patents

車両用成形天井の製造方法

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Publication number
JPH01249427A
JPH01249427A JP63079761A JP7976188A JPH01249427A JP H01249427 A JPH01249427 A JP H01249427A JP 63079761 A JP63079761 A JP 63079761A JP 7976188 A JP7976188 A JP 7976188A JP H01249427 A JPH01249427 A JP H01249427A
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JP
Japan
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covering material
rolling
spacer
facing material
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Pending
Application number
JP63079761A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Asano
芳弘 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ikeda Bussan Co Ltd filed Critical Ikeda Bussan Co Ltd
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Publication of JPH01249427A publication Critical patent/JPH01249427A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、特に成形天井の端末処理方法として、基材の
端末部に表装材の周縁端末を巻き込む様にした車両用成
形天井の製造方法に関する。
[従来の技術] 車両の天井に装着される天井内装材として、従来の吊り
天井に替えて、車体への組付作業が簡単に行え、かつ保
形性が良好なことから、一般に成形天井が多用されてい
る。この種の成形天井は、ルーフパネルの内面形状にほ
ぼ合致した形状に成形されたレジンボード等の基材と、
基材表面に貼着され、装飾性2表面風合いを良好なもの
にする不織布等の表装材とから構成されるのが一般的で
ある。
そして、従来では、取付状態で成形天井の縁部に沿って
、ルーフサイドガーニッシュなどにより縁取りするよう
にしているため、成形天井の縁部の端末部については、
基材と表装材とを同一面で切断しても支障はなかった。
しかしながら、最近では、車室内のデザインをシンプル
化する傾向にあり、ルーフサイドガーニシュッを廃止し
た車種も実施されている。このようにルーフサイドガー
ニシュッを廃止した場合には、成形天井自体としてその
天井縁部の端末処理がなされていることが、外観上、必
要となってくる。この具体的な端末処理としては、基材
の端末部に表装材の周縁を巻き込んで、同基材端面を被
覆処理する方法が一般に採用されている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、このような端末処理工程を含めた成形天井の
製造工程の一例を説明すると、まず、ホットブレス用金
型により基材として例えはレジンボードを成形(成形温
度は約220°C)した後、トリム加工を施す。次いで
、ホットブレス用金型(基材を成形した時とは異なる型
温、例えは表装材が熱影響を受けない約150°C以下
の温度)で基材と表装材とをホットメルトなどの接着剤
を用いて一体貼着した後、表装材の周縁を基材裏面側に
巻き込み固着して成形天井を製作していた。
したがって、通常の場合には少なくとも基材成形、基材
トリム、表装材圧着および端末処理という4工程を経な
けれはならず、また特に基材と表装材とを一体化する貼
着工程では、基材が比較的大きなものであることから金
型にセットする表装材に適度なテンションをもたせなけ
れはならず、しかも基材の端末部に表装材の周縁を巻き
込んで処理する関係上、表装材のトリムカットは両部材
を一体化した後に行なっていた。このような事情から製
造費の低減を図ることに限界があり、大幅なコストダウ
ンが困難なものとなっていた。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、
その目的とするところは、製造工程の短縮改良が図られ
る車両用成形天井の製造方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、ホットブレス用
下型に表装材を位置決めセットした後、その上側から基
材をfJ¥層し、ホットブレス用上型を面記下型に対し
て、係合圧締めすることにより、基材の表面側に表装材
を一体貼着する成形天井の製造方法において、前記表装
材を下型に位置決めセットする際、同表装材の周縁上に
スペーサを載置し、同スペーサを介在させることにより
表装材の周縁に沿って基材に対する端末処理用の巻き込
みシロを形成することを特徴とする。
[作用] 前記構成の製造方法によれは、ホットブレスによる基材
と表装材との貼着工程において、表装材の周縁は基材に
対する非接合部として形成され、同非接合部を端末処理
用の巻き込みシロとして使用することがてきる。
[実施例] 以下、本発明方法の実施例について添付図面を参照しな
がら説明する。
第1図ないし第3図は、本発明の第1実施例を示してい
る。
まず、本例に使用するホットブレス用金型は、第1図に
示すように、所要の型面1aを備えた下型1と、同型面
1aとほぼ同一の型面2af2備えた上型2とからなっ
ている。
面記上型2は油圧シリンダ3等の昇降機構を有し、下型
lに対して上下動可能に構成されている。
また上下型1,2の内部にはそれぞれヒータ4が内蔵さ
れ、所定の型温に加熱できろようになっている。上型2
の型面2a側には成形天井の製品形状に基材7をカット
するカット刃8が設けられている。このカット刃8は型
面2aの周囲部に設けられた凹部2bに着脱可能に取付
けられ、またその刃本体は基材7の厚さとほぼ一致した
長さに設定されている。また、下型1の周縁部には、表
装材5を位置決めする複数のセットピン6が所定間隔を
配して突設されている。
そして、本例においては、表装材5をセットピン6によ
り位置決めした後、表装材5の周縁に沿って、スペーサ
としての金属薄板9が載置される。
この金属薄板9は表装材5の全周を押さえることができ
る大きさの略枠状に形成されており、その枠状部の適宜
部位にセットピン6を挿通させる挿通孔9aがセットピ
ン6と対応して設けられている。この金属薄板9の幅(
第1図中符号dで示す)は、後述する端末処理工程で基
材7に対する表装材50巻き込みシロ5aを確保する寸
法に設定されている。
ここで、萌記表装材5の具体的材質としては、例えはポ
リエステル、ポリアミド樹脂等の合成繊雄等からなる不
織布、布材、塩ビシートなどが用いられ、また表装材5
の裏面側にホットメルトなどの感熱接着フィルム10が
予めラミネートされ、基材7との接着を良好なものにし
ている。勿論、表装材5の大きさは、基材7に対する巻
き込みシロ5a分を見込んでカットされているが、実際
は巻き込みシロ5aに加えて、貼着工程における収縮等
を考慮して設定される。
また、基材7としては、好ましくは120°C〜150
°Cの温度でプレス成形可能なものが用いられ、例えば
熱硬化性または熱可塑性樹脂の含侵ウレタンフオームあ
るいは段ボールなどが使用される。これらの基材7はレ
ジンボード(成形温度約220°C)に比べ、比較的低
温の温度範囲で成形可能であり、かつ、ウレタンフオー
ムや段ボールは、軽量、断熱、防音効果も優れている。
さて、前記下型lに表装材5をセットするとともに、上
下型2. 1間に基材7を位置決めした後、油圧シリン
ダ3を作動することで、第2図に示すように、上下型1
,2で基材7が熱圧成形されかつ表装材5がホットメル
トなどの接着フィルムlOを介して基材7に一体化され
る。
この場合、表装材5は複数のセットピン6に巻き込みシ
ロ5aを突き刺して位置決めされるとともに、セットピ
ン6にi沃合される金属薄板9により巻き込みシ05a
全周が下型1との間にサンドイッチされて強固に固定さ
れる。この結果、表装材5の全周がほぼ均一に押さえら
れ、圧着時における所望のテンションを充分に得ること
ができる。
また成形温度は表装材5が熱変形を行こさない程度の約
140’Cに設定されている。このプレス成形によって
、基材7はルーフパネルの内面にほぼ合致する形状に成
形され、かつ、接着フィルム10の接着作用により、基
材7の表面側に表装材5が一体に貼着される。
そして同時に、カット刃8により、基材7が製品形状に
トリムカット加工される。
次いで、熱圧成形が完了すれば、上型2を上界させ、基
材7の余剰部分7aを除去し、金属薄板9を取り外した
後、下型1から成形品を脱型する。
そして、表装材5の巻き込みシロ5aを基材7の裏面側
に巻き込み、接着固定するか、あるいはタッカ止め等、
機械的に固定する。この場合、巻き込みシロ5a部分に
相当する基材7の余剰部分7aは、スペーサとしての金
属薄板9が介在しているため、巻き込みシロ5aと非接
着状態であり、容易に除去できることは言うまでもない
次に、第4図ないし第6図に基づいて、本発明方法の第
2実施例について説明する。
なお、これらの図において、前記実施例と同一部分には
同じ符号を付しその説明を省略する。゛この第2実施例
は、自在に張り付は可能な離型紙11をスペーサとして
使用した例を示し、第4図に示す如く表装材5の裏面側
周囲部に離型紙11がセットされている。したがって、
第5図に示すように上下型1,2にあって基材7を位置
決めした後、熱圧成形を行えは、基材7の成形と、基材
7に対して表装材5の一体貼着とが同時に行えることは
前述と同様であり、また、本例では成形品を下型lから
脱型後、スペーサとしての離型紙11を取り除き、巻き
込みシロ5aを基材5の裏面側に巻き込んで端末処理を
行えば、完成された成形天井となる。
なお、上記各実施例では、基材7のプレス成形、基材ト
リム、基材7と表装材5との貼着とを同時に行った例に
ついて説明したが、本発明はこれに限られることなく、
基材の端末部に表装材の周縁を巻き込む様にしたタイプ
のものであれば例えば基材7としては予めプレス成形し
たものでも適用されることは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明にあっては、ホットブレスに
よる基材と表装材との貼着工程において、表装材の周縁
に金属薄板や離型紙等のスペーサを介在させることによ
り、表装材に端末処理用の巻き込みシロを簡単に形成で
きる。したがって、本発明によれは、成形天井のうち基
材の端末部に表装材の周縁を巻き込む様にした端末処理
タイプのものでも、前記貼着工程の随に表装材を予めカ
ットしておくことが可能とる等、従来の製造工程を大き
く短縮改良できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例における各工
程を示す断面図、第4図ないし第6図は本発明の第2実
施例を示すもので、第4図は表装材の正面図、第5図、
第6図は各工程を示す断面図である。 1・・・・ホットブレス用下型 2・・・・ホットブレス用上型 5・・・・表装材 5a・・・巻き込みシロ 7・・・・基材 8・・・・カット刃 9・・・・金属薄板(スペーサ) 11・・・離型紙 (スペーサ) 特許出願人     池田物産株式会社代理人 弁理士
     山本秀樹 第4図 1・・・・ホットブレス用下型 2・・・・ホットブレス用上型 0丁 5 ・ ・ ・ ・ 表H#才 5a・・・巻き込みシロ     6−(−−ヘー 11・・・離型紙 (スペーサ) 第1図 a ぐ−一− 一 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ホットブレス用下型に表装材を位置決めセットし
    た後、その上側から基材を積層し、ホットブレス用上型
    を前記下型に対して、係合圧締めすることにより、基材
    の表面側に表装材を一体貼着する成形天井の製造方法に
    おいて、前記表装材を下型に位置決めセットする際、同
    表装材の周縁上にスペーサを載置し、同スペーサを介在
    させることにより表装材の周縁に沿って基材に対する端
    末処理用の巻き込みシロを形成することを特徴とする車
    両用成形天井の製造方法。
JP63079761A 1988-03-31 1988-03-31 車両用成形天井の製造方法 Pending JPH01249427A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100469997B1 (ko) * 2001-11-23 2005-02-04 주식회사 한국촉매 자동차용 판넬과 패드를 열접착하기 위한 열접착장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100469997B1 (ko) * 2001-11-23 2005-02-04 주식회사 한국촉매 자동차용 판넬과 패드를 열접착하기 위한 열접착장치

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