JPS6144986B2 - - Google Patents
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- JPS6144986B2 JPS6144986B2 JP7694080A JP7694080A JPS6144986B2 JP S6144986 B2 JPS6144986 B2 JP S6144986B2 JP 7694080 A JP7694080 A JP 7694080A JP 7694080 A JP7694080 A JP 7694080A JP S6144986 B2 JPS6144986 B2 JP S6144986B2
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- molding
- molding material
- adhesive
- core material
- mold
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- Expired
Links
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Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は、例えば自動車用内装材において、
レザー等の表皮材が貼り付けられるところの成形
芯材の製造方法に係る。そして、詳しくはハード
ボード等の繊維板よりなる成型用素材に樹脂系接
着剤を塗布した後、所定形状に成型することによ
つて所望の成型芯材を得る方法に関するものであ
る。
レザー等の表皮材が貼り付けられるところの成形
芯材の製造方法に係る。そして、詳しくはハード
ボード等の繊維板よりなる成型用素材に樹脂系接
着剤を塗布した後、所定形状に成型することによ
つて所望の成型芯材を得る方法に関するものであ
る。
（従来の技術とその問題点）
従来、自動車の内装材はハードボードあるいは
フアイバーボード等の繊維板を芯材として、この
芯材に熱可塑性樹脂のシートやレザー等の表面材
を高周波融着させて製造するのが一般的である。
そして、この融着の際には予め、芯材の表面に樹
脂系接着剤を塗布し、芯材に対する表皮材の融着
強度を高める必要がある。この樹脂系接着剤（以
下、単に着剤という。）としては、例えば塩化ビ
ニリデンラテツクスあるいはエチレン酢酸ビニル
共重合体（EVA）エマルジヨン等の熱可塑性の
ものが使用される。
フアイバーボード等の繊維板を芯材として、この
芯材に熱可塑性樹脂のシートやレザー等の表面材
を高周波融着させて製造するのが一般的である。
そして、この融着の際には予め、芯材の表面に樹
脂系接着剤を塗布し、芯材に対する表皮材の融着
強度を高める必要がある。この樹脂系接着剤（以
下、単に着剤という。）としては、例えば塩化ビ
ニリデンラテツクスあるいはエチレン酢酸ビニル
共重合体（EVA）エマルジヨン等の熱可塑性の
ものが使用される。
ところで、接着剤を塗布するに際し、平板芯材
の場合にはロールコータ方式にて容易に塗布する
ことができる。しかし、肘掛部の内装材のように
深い窪みのある部分に適用される、いわゆる成型
芯材の場合には、その窪みのためにロールコータ
方式を採用することができない。このため、予め
平板素材に接着剤を塗布した後に成型するか、所
定形状に成型した後に接着剤を塗布するか、のい
ずれかによらねばならなかつた。しかし、前者に
あつては、成型の際に高温（180〜200℃）にて加
圧成型するために乾燥によつて硬化した接着剤が
破壊されたり、接着剤が熱で融解して型に付着し
たりする等の問題のために生産に適さない。また
後者にあつては、接着剤を塗布する方法が手塗り
方式やスプレー方式に頼らざるを得ず、生産性の
低下とスプレーによつて接着剤の飛散に伴うロス
を招くという欠点があつた。
の場合にはロールコータ方式にて容易に塗布する
ことができる。しかし、肘掛部の内装材のように
深い窪みのある部分に適用される、いわゆる成型
芯材の場合には、その窪みのためにロールコータ
方式を採用することができない。このため、予め
平板素材に接着剤を塗布した後に成型するか、所
定形状に成型した後に接着剤を塗布するか、のい
ずれかによらねばならなかつた。しかし、前者に
あつては、成型の際に高温（180〜200℃）にて加
圧成型するために乾燥によつて硬化した接着剤が
破壊されたり、接着剤が熱で融解して型に付着し
たりする等の問題のために生産に適さない。また
後者にあつては、接着剤を塗布する方法が手塗り
方式やスプレー方式に頼らざるを得ず、生産性の
低下とスプレーによつて接着剤の飛散に伴うロス
を招くという欠点があつた。
そこで、この発明では表皮材が貼り付けられる
前段階の成型芯材を、効率よく製造することので
きる製法を提供せんとした。
前段階の成型芯材を、効率よく製造することので
きる製法を提供せんとした。
（問題点を解決するための手段）
この目的を達成するために、本発明は次のよう
にして成型芯材を製造することとした。すなわ
ち、繊維板よりなる成型用素材の表面に熱可塑性
樹脂系の接着剤を塗布した後、この面に前記成型
用素材を軟化させるための柔軟液を含ませ、この
後、前記柔軟液を含んだ側の面に離型性を有する
シートを重ねる一方、成型用素材の裏面には通気
性・通水性を有しかつ少なくとも加熱成型時の加
熱温度に耐えうる中間部材を重ね、全体を３枚合
せとしたもとで、所定の凹凸を成型面に有するプ
レス型に仕掛け、所定の温度にて熱圧プレスする
ことによつて前記成型用素材を所要形状の成型芯
材とすることとしたのである。
にして成型芯材を製造することとした。すなわ
ち、繊維板よりなる成型用素材の表面に熱可塑性
樹脂系の接着剤を塗布した後、この面に前記成型
用素材を軟化させるための柔軟液を含ませ、この
後、前記柔軟液を含んだ側の面に離型性を有する
シートを重ねる一方、成型用素材の裏面には通気
性・通水性を有しかつ少なくとも加熱成型時の加
熱温度に耐えうる中間部材を重ね、全体を３枚合
せとしたもとで、所定の凹凸を成型面に有するプ
レス型に仕掛け、所定の温度にて熱圧プレスする
ことによつて前記成型用素材を所要形状の成型芯
材とすることとしたのである。
（実施例）
以下、本発明を具体化した実施例を図面にした
がつて詳細に説明する。第２図に示すように、成
型用素材１は適量の熱硬化性樹脂が混入された天
然繊維材あるいは合成繊維材を加熱圧縮によつ
て、平板状に形成してあるもの、あるいはこれよ
り先に所定形状に打抜いたものであつて、その一
側の表面にはロールコータ方式によつて、熱可塑
性の樹脂系接着剤Ｌが塗布されている。この接着
剤Ｌは液状にて塗布され、所定時間後には硬化し
て硬質層となる。
がつて詳細に説明する。第２図に示すように、成
型用素材１は適量の熱硬化性樹脂が混入された天
然繊維材あるいは合成繊維材を加熱圧縮によつ
て、平板状に形成してあるもの、あるいはこれよ
り先に所定形状に打抜いたものであつて、その一
側の表面にはロールコータ方式によつて、熱可塑
性の樹脂系接着剤Ｌが塗布されている。この接着
剤Ｌは液状にて塗布され、所定時間後には硬化し
て硬質層となる。
こうして接着剤Ｌを塗布した後、成型用素材１
に対し加熱成型を行なう前に予め、その被成型部
分に亀裂防止のために柔軟液Ｗ、例えば水、界面
活性剤等を含ませる。
に対し加熱成型を行なう前に予め、その被成型部
分に亀裂防止のために柔軟液Ｗ、例えば水、界面
活性剤等を含ませる。
一方、加熱成型用の上下の型２，３を約120〜
150℃に加熱したる後、第１図に示すように、成
型用凹部２ａを有した下型２に金網Ｎを載置す
る。続いて、この金網Ｎの上に前記成型用素材１
を接着剤Ｌの塗布面を上向きにして載置してか
ら、さらにこの接着剤Ｌの塗布面の上にその塗布
面を覆いうる面積を有し、かつ柔軟性を有した離
型用の厚さ２〜３mmのシリコンゴムシートSiを敷
く。
150℃に加熱したる後、第１図に示すように、成
型用凹部２ａを有した下型２に金網Ｎを載置す
る。続いて、この金網Ｎの上に前記成型用素材１
を接着剤Ｌの塗布面を上向きにして載置してか
ら、さらにこの接着剤Ｌの塗布面の上にその塗布
面を覆いうる面積を有し、かつ柔軟性を有した離
型用の厚さ２〜３mmのシリコンゴムシートSiを敷
く。
こうして、下型２上にセツトされた成型用素材
１に対し、成型用凸部３ａを有した上型３を約10
〜30Kg／cm2の押圧力で60〜120秒間加熱圧接する
と、平板状の成型用素材１は所定形状に成型さ
れ、かくして第３図に示すごとき成型芯材４とし
て取出される。
１に対し、成型用凸部３ａを有した上型３を約10
〜30Kg／cm2の押圧力で60〜120秒間加熱圧接する
と、平板状の成型用素材１は所定形状に成型さ
れ、かくして第３図に示すごとき成型芯材４とし
て取出される。
この加熱圧接の際、予め水打ちＷを行なつたこ
とにより成型用素材１に亀裂が発生することを防
止でき、また下型２と成型用素材１との間に金網
Ｎを介在させたことにより、水打ちされた成型用
素材１の裏面からの滲出水分を逃すとともに圧接
時の加熱により成型用素材１の内部に発生するガ
スをも逃し、成型用素材１の内部にガスが滞留す
るのを防止することができ、さらに成型用素材１
の上面にシリコンゴムシートSiを敷いたことによ
り、接着剤Ｌの破壊および上型３への付着を防止
することができる。したがつて、接着剤Ｌは成型
芯材４と表面材との高周波融着に際しての融着強
度の強化のための機能を失うことがない。
とにより成型用素材１に亀裂が発生することを防
止でき、また下型２と成型用素材１との間に金網
Ｎを介在させたことにより、水打ちされた成型用
素材１の裏面からの滲出水分を逃すとともに圧接
時の加熱により成型用素材１の内部に発生するガ
スをも逃し、成型用素材１の内部にガスが滞留す
るのを防止することができ、さらに成型用素材１
の上面にシリコンゴムシートSiを敷いたことによ
り、接着剤Ｌの破壊および上型３への付着を防止
することができる。したがつて、接着剤Ｌは成型
芯材４と表面材との高周波融着に際しての融着強
度の強化のための機能を失うことがない。
（発明の効果）
以上説明したように、本発明によれば、機械的
作業によつて接着剤が塗布された平板状の成型用
素材をその塗布された接着剤を破壊することなく
加熱成型することができるため、接着剤が塗布さ
れた成型芯材の製造がきわめて高能率に行なわれ
る。
作業によつて接着剤が塗布された平板状の成型用
素材をその塗布された接着剤を破壊することなく
加熱成型することができるため、接着剤が塗布さ
れた成型芯材の製造がきわめて高能率に行なわれ
る。
図面は、本発明の一実施例を示すものであり、
第１図は本発明成型工程を示す縦断面図、第２図
は平板芯材の斜視図、第３図は成型芯材の縦断斜
視図である。 １……成型用素材、４……成型芯材、Ｗ……柔
軟液、Ｌ……接着剤、Ｎ……金網。
第１図は本発明成型工程を示す縦断面図、第２図
は平板芯材の斜視図、第３図は成型芯材の縦断斜
視図である。 １……成型用素材、４……成型芯材、Ｗ……柔
軟液、Ｌ……接着剤、Ｎ……金網。
Claims (1)
- １ 繊維板よりなる成型用素材の表面に熱可塑性
樹脂系の接着剤を塗布した後、この面に前記成型
用素材を軟化させるための柔軟液を含ませ、この
後、前記柔軟液を含んだ側の面に離型性を有する
シートを重ねる一方、成型用素材の裏面には通気
性・通水性を有しかつ少なくとも加熱成型時の加
熱温度に耐えうる中間部材を重ね、全体を３枚合
せとしたもとで、所定の凹凸を成型面に有するプ
レス型に仕掛け、所定の温度にて熱圧プレスする
ことによつて前記成型用素材を所要形状の成型芯
材とすることを特徴とする樹脂系接着剤を塗布し
た成型芯材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7694080A JPS5746867A (en) | 1980-06-07 | 1980-06-07 | Production of molded core material coated with resin- based adhesive |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7694080A JPS5746867A (en) | 1980-06-07 | 1980-06-07 | Production of molded core material coated with resin- based adhesive |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5746867A JPS5746867A (en) | 1982-03-17 |
| JPS6144986B2 true JPS6144986B2 (ja) | 1986-10-06 |
Family
ID=13619733
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7694080A Granted JPS5746867A (en) | 1980-06-07 | 1980-06-07 | Production of molded core material coated with resin- based adhesive |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5746867A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02120995U (ja) * | 1989-03-14 | 1990-10-01 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2586951B2 (ja) * | 1989-07-28 | 1997-03-05 | キョーラク株式会社 | 多層構造体の製造方法 |
-
1980
- 1980-06-07 JP JP7694080A patent/JPS5746867A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02120995U (ja) * | 1989-03-14 | 1990-10-01 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5746867A (en) | 1982-03-17 |
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