JPS593703Y2 - 脱穀機における伝動装置 - Google Patents

脱穀機における伝動装置

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JPS593703Y2
JPS593703Y2 JP1977012117U JP1211777U JPS593703Y2 JP S593703 Y2 JPS593703 Y2 JP S593703Y2 JP 1977012117 U JP1977012117 U JP 1977012117U JP 1211777 U JP1211777 U JP 1211777U JP S593703 Y2 JPS593703 Y2 JP S593703Y2
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JP
Japan
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handling
sorting
chamber
pulley
room
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Expired
Application number
JP1977012117U
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English (en)
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JPS53106465U (ja
Inventor
幹雄 高木
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、脱穀機における伝動装置に関する。
すなわち、扱室の出口側後方に選別室を形成して構成す
る脱穀機において、1番コンベア、吸引排塵機、2番ス
ロワ−1圧風フアン等を全て同一ベルトにより伝動でき
る簡潔な伝動構造にすることができるとともに、機体全
体の幅が大きくならないように構成できてコンバインに
搭載しても大幅にならない構造にすることができ、組付
けも容易に行なえて好適に実施できるよう簡単な構造に
して提供するものである。
次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図は一部を破断した脱穀機全体の側面図を示し、該
脱穀機は履帯式走行体17.17の上方に搭載してコン
バインを構成するものである。
Aは扱室で、該扱室Aには扱歯18付き扱胴19を内蔵
し、扱室Aの前方側下部に供給口20を形成するととも
に供給口20の下部から前方に供給板21を延設し、扱
室Aの下部から側方にかけてクリンプ網22を張設し、
そのクリンプ網22の側方である扱室Aの外側方には機
体の一側となる側板16を張設する。
また、扱室Aの出口側後方には選別室Bを形成するが、
扱室Aの終端側は選別室Bの前方に面して仕切板23に
より仕切り、選別室Bの上方を扱室Aの上方と同じ高さ
にして扱室Aの上方から選別室Bの上方にかけて1個体
のカバー24を着脱自在に取りつけて構成する。
前記側板16とは反対側の扱室Aの側方から選別室Bの
上部側方にかけてチェン台25を取りつけ、該チェン台
25にフィートチエン26を掛廻し、フィートチエン2
6の始端部26 aが供給板21の側方上部に、また終
端部26 bが選別室Bの最後部後方側に位置するよう
取りつけて、フィートチエン26の下方にそわせて挾扼
稈27を対設し、選別室Bの後部外方にはフィートチエ
ン26の終端部26 bに一端を接近させた排藁チェノ
28を横方向に延設して構成する。
また、仕切板23により閉鎖される扱室Aの出口側にお
いて、フィートチエン26より下方における側部を開口
して排藁口29を形成し、その排藁口29の外方から選
別室Bの外側方にそって後部まで板体30を添設してそ
の間に排藁通路Cを上下方向に長く細長く形成し、排藁
通路Cの後部には後方に向けて開放する出口31を形成
して、排藁通路Cの下部をV状底面32にして形成する
選別室Bの前部上方における前記カバー24内には案内
板33を下向きに固設し、仕切板23の上端とカバー2
4内の空間との間から案内板33にかけて送塵口1を形
成し、案内板33の下方における選別室Bの前方上部に
は板体34を垂設して仕切板23側と板体34との間に
は送藁口1に通じる下向きの落下路35を構成するとと
もに、扱室Aの出口側上方におけるカバー24の上面に
は送塵口1にかけて複数の送塵弁36を取りつける。
また、選別室Bの後方上部における一側には吸引排塵機
6の吸引口6aを横向きに開口し、扱室Aの下方から選
別室Bの前部下方にかけて揺動選別体3を延出するとと
もにその前部を偏心駆動体37により揺動自在にして、
揺動選別体3の後部に連結した両揺動支持杆38の上部
を仕切板23寄りの固定支軸38′に挿架し、両支持杆
38の上端にまたがって固設した支持板39には多数の
篩線2の端部を取りつけ、篩線2全体が揺動選別体3の
後部上方に面するようにするとともに、揺動選別体3の
終端部3aの上方に篩線2の終端部2aが揃うようにし
てその終端部2aが吸引口6aの前方側にのぞむように
構成する。
前記落下路35の下方は篩線2の一端側上方にのぞむよ
うにして、前記板体34にそわせて調節板体7を上下動
させながら締付具40により固定できるように設けて、
調節板体7の下端を篩線2の上方に接近させたり離した
りできるように構成する;揺動選別体3の前端側下方に
は圧風ファン13を装設し、揺動選別体3の後部側下方
には1番コンベア4を装設して、該1番コンベア4から
選別室Bの下方に向けて高く流穀板8を傾斜延出して流
穀板8の上方に圧風式風選路5を形成するが、前記篩線
2および揺動選別体3の終端部2a、3aが流穀板8の
上端8a上方より扱室A方向前方に位置するようにして
構成する。
また、流穀板8の上端8aより後方側の下方には2番受
樋9を形成して、その下部に2番コンベア12を装設し
、該2番コンベア12の一端側を選別室B側部の開口4
1に挿通して排藁通路Cの■状底面32にのぞませ、2
番コンベア12の他端側は選別室Bの外側部に装設する
2番スロワ−15に連設し2番スロワ−15の跳上筒1
5aを扱室A側に連通して構成する。
選別室Bの外側方下部には合流ケース11を装設して、
前記1番コンベア4の端部を合流ケース11内にまで延
出し、上下方向の揚穀筒10の下部を合流ケース11に
連設して、揚穀筒10内の揚穀コンベア10 aの下部
を合流ケース11内で1番コンベア4に対し直交状に接
近させて連通連設し、揚穀筒10の下方における合流ケ
ース11の下方には伝動ケース42を固設して、該ケー
ス42内においてベベルギヤ噛合43により揚穀コンベ
ア10 aを駆動するようにして、伝動ケース42の側
方にベベルギヤ噛合43伝動のブー’J−10bを軸架
し、該ブーIJ−10bの斜上方に接近させて1番コン
ベア4伝動用ブーIJ−4aを軸架して構成する。
前記吸引排塵機6および2番スロワ−15を選別室Bの
外方側部に装着するとともに揚穀筒10を跳上筒15
aの外側方に接合させて装着するが、それ等量てが前記
扱室Aの外側方における側板16より外方に出張らない
ようにして構成する。
つまり、フィートチエン26設置側とは反対側となる部
分の扱室A後方部に、平面視で形成される凹陥部へ位置
させて2番スロワ−15、吸引排塵機6および揚穀筒1
0を設置する。
また、エンジン側から伝動される伝動プーリー44の軸
45により供給口20上方のギヤボックス46に伝動し
て該ギヤボックス46から扱胴19およびフィートチエ
ン26を駆動するように構成する。
前記側板16にそった面に合わせて、軸45のプーリー
47、偏心駆動体37用のプーリー37a、圧風ファン
13用のプーリー13a、1番コンベア4用のプーリー
4a、揚穀コンベア10 a用のプーリー10b、2番
コンベア12および2番スロワ−15用のプーリー12
a、吸引排塵機6用のプーリー6bをそれぞれ配設する
とともに、プーリー47と373の間にテンションプー
リー48を、プーリー37 aと13aの間にテンショ
ンプーリー49を、また、プーリー123と6bの間に
テンションプーリー50をそれぞれ配設し、それ等ブー
I) −47,48゜37 a 、49,13 a 、
4 a 、10 b 、12 a 、50および6bに
■形ベルト14を掛廻するが、前記ブー’J−4aおよ
び13 aは背面掛合となる。
また、前記の各ブー9−を外側方からカバー51により
被覆し、揚穀筒10の上端から下向きに延出する排出筒
52を籾袋53に挿入して籾受けができるように構成す
る。
しかして、作業に際し、伝動プーリー44から伝動する
と、軸45の回転により扱胴19およびフィートチエン
26が駆動され、また、プーリー47によって回転伝動
するベルト14により揺動選別体3および節線2、圧風
ファン13.1番コンベア4、揚穀コンベア10a、2
番コンベア12および2番スロワ−15、吸引排塵機6
がそれぞれ一斉に駆動される。
その状態で、プーリー4aはプーリー10bに接近して
いるので、ベルト14に対し背面掛合しているが、強力
に回転される状態となる。
フィートチエン26と挾扼稈27に挾扼搬送される殻稈
が供給口20から扱室A内に供給されると下板式に脱穀
され、殻稈が扱室Aの終端にいたって仕切板23にあた
る状態となるとこで、殻稈の稈元側はそのままフィート
チエン26により搬送され続けることから、引きずられ
て排藁口29より垂れ下がる状態となって排藁通路C内
に引き出され、藁稈はそのまま排藁通路C内を垂下状態
で搬送されて出口31より外方に排出されると排藁チェ
ノ28に受継がれて側方に向は排出される。
その場合に、排藁通路C内を搬送される間に刺り粒が落
下して2番コンベア12により搬送される。
扱室A内で脱穀されてクリンプ網22を漏下した穀粒等
は揺動選別体3により揺動選別されて風選路5に落下す
ると、圧風ファン13による選別風を受けて選別され、
1番コンベア4に落人し、1番コンベア4から合流ケー
ス11内で揚穀コンベア10 aに受継がれて揚穀筒1
0内を上昇させられ籾袋53に送給される。
また、扱室A内で発生する送塵物は回流しなから送塵弁
36に案内されて送塵口1に送出され、送塵口1から送
出される送塵物は落下路35内を落差をつけて落下させ
られてそのまま節線2の一端側上方に落ち、揺動する節
線2により篩選別されて粒等は揺動選別体3の後部上方
に落差をつけて落下させられ、さらに風選路5に落ちて
風選させられて1番コンベア4に落人する。
節線2の終端部2aおよび揺動選別体3の終端部3aか
ら送出される2番物等は点線矢印イで示すように風選路
5から吹き上げる選別風により選別を受けて落下する穀
粒は流穀板8の上端8aより手前で落下してそのまま流
穀板8に落人し、選別風を受けながらやや浮上がる2番
物は矢印口。
八で示すように流れて流穀板8の上端8aを越えて2番
受樋9に落人し、点線矢印イで示す選別風と吸引口6a
からの吸引風が協働して排塵物は吸引口6aに吸引され
て機外へ排出される。
その場合に、節線2の上方では藁屑に対し穀粒が乱反射
する状態となるが、送塵物が少ない状態では調節板体7
を下げ、多い場合には上げると、節線2上における送塵
物の篩選別と揺動送りならびに穀粒が乱反射して吸引口
6a側に吸引されない状態にすることの調節をなすこと
ができる。
なお、第9図においては、殻稈が供給口20から供給さ
れるとともに扱胴19により脱穀され、排藁口29から
穂先側を垂下した状態で排出されながらその状態で排藁
通路C内を機外へ排出されていく状態を示す。
このように本考案は、扱胴軸心方向の後部における扱室
A出口側の後方に選別室Bを形威し、扱室Aの供給口2
0側方から選別室Bの側方にそわせて後部までフィート
チエン26を延設して構成する脱穀機において、前記扱
室供給口20がわの上部には、フィートチエン26設置
側に対して反対側に受動プーリ44を位置させ、該受動
プーリ44が軸45を介して入力するギヤボックス46
を設置して、該ギヤボックスから扱胴19と前記フィー
トチエン26とを駆動するように構威し、さらに前記選
別室Bは、フィートチエン設置側に対して反対側となる
部分の扱室A後方部に平面視で凹陥部が形成される奥行
幅にして構成し、該凹陥部に位置させて2番スロワ−1
5、吸引排塵機6および揚穀筒10を設けて扱室側板1
6より外方に大きく突出しないようにするとともに、こ
れらを作動するブーJ−12a、6 b、10 bは夫
々の外方側に配置させ、これらのプーリー12 a 、
6 b、10 bと扱室側板16外方側における圧風フ
ァンのプーリー13a、選別室B側外方における1番コ
ンベア4のプーリー4aと、前記軸45に設けた他のプ
ーリー47とにわたって単一ベルト14を掛廻して同時
伝動できるよう構成したから、圧風ファン13.1番コ
ンベア4.2番スロワ−15、吸引排塵機6等を機体−
側において同一ベルト14により伝動できて伝動しやす
い簡潔な伝動構造にすることができるとともに、2番ス
ロワ−15、吸引排塵機6および揚穀筒10が側板16
より外方に大きく突出しないようにして機体全体の幅が
大きくならないように構成でき、コンバインに搭載して
も大幅にならないで組付けも容易に行え好適に実施でき
る。
ことに、上述の圧風ファン13等を駆動するベルト14
はフィートチエン設置側に対して反対側となる部分に設
けるとともに、扱胴およびフィートチエンへの伝動は、
扱室供給口側に設置されるギヤボックスで行うようにし
ているので、扱室出口側と選別室Bとの間には伝動機構
が存在せず、このため扱室から選別室にむけて移動する
殻稈や処理物は障害なく円滑に移行し良好な脱穀選別作
用が行われるし、伝動機構全体は、扱室のフィートチエ
ン設置側と反対側とに振分けて設けられていた従来構造
のものに比して、一側および供給口側にまとめて構成さ
れることとなるので著しく簡潔コンパクトに構成できる
といった特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は一部を破断した
脱穀機の側面図、第2図は背面図、第3図は一部を破断
するとともにカバーを外した状態の平面図、第4図は側
断面図、第5図は伝動部の側面図、第6図は第4図の一
部の拡大図、第7図は第5図の一部の拡大図、第8図は
第7図に示す部分の拡大正面図、第9図は説明図である
。 A・・・・・・扱室、B・・・・・・選別室、15・・
・・・・2番スロワ−16・・・・・・吸引排塵機、1
0・・・・・・揚穀筒、16・・・・・・側板、13・
・・・・・圧風ファン、4・・・・・・1番コンベア、
13 a 、4a、12a、6b・・・・・・プーリー
、14・・・・・・ベルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扱胴軸心方向の後部における扱室A出口側の後方に選別
    室Bを形成し、扱室Aの供給口20、側方から選別室B
    の側方にそわせて後部までフィートチエン26を延設し
    て構成する脱穀機において、前記扱室供給口20がわの
    上部には、フィートチエン26設置側に対して反対側に
    受動プーリ44を位置させ、該受動ブーIJ 44から
    軸45を介して入力するギヤボックス46を設置して、
    該ギヤボックスから扱胴19と前記フィートチエン26
    とを駆動するように構成し、さらに前記選別室Bは、フ
    ィートチエン設置側に対して反対側となる部分の扱室A
    後方部に平面視で凹陥部が形成される奥行幅にして構成
    し、該凹陥部に位置させて2番スロワ−15、吸引排塵
    機6および揚穀筒10を設けて扱室側板16より外方に
    大きく突出しないようにするととモニ、コレラを作動す
    るプーリー12a、6b、10bは夫々の外方側に配置
    させ、これらのプーリー12a、6b、10bと扱室側
    板16外方側における圧風ファンのプーリー13a、選
    別室B側外方における1番コンベア4のプーリー4aと
    、前記軸45に設けた他のプーリー47とにわたって単
    一ベルト14を掛廻して同時伝動できるよう構成したこ
    とを特徴とする脱穀機における伝動装置。
JP1977012117U 1977-02-02 1977-02-02 脱穀機における伝動装置 Expired JPS593703Y2 (ja)

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JP1977012117U JPS593703Y2 (ja) 1977-02-02 1977-02-02 脱穀機における伝動装置

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Publication Number Publication Date
JPS53106465U JPS53106465U (ja) 1978-08-26
JPS593703Y2 true JPS593703Y2 (ja) 1984-02-01

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ID=28827796

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JP1977012117U Expired JPS593703Y2 (ja) 1977-02-02 1977-02-02 脱穀機における伝動装置

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS501463U (ja) * 1973-05-12 1975-01-09

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JPS53106465U (ja) 1978-08-26

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