JPS5825807Y2 - 脱穀機における排藁装置 - Google Patents

脱穀機における排藁装置

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Publication number
JPS5825807Y2
JPS5825807Y2 JP1976173487U JP17348776U JPS5825807Y2 JP S5825807 Y2 JPS5825807 Y2 JP S5825807Y2 JP 1976173487 U JP1976173487 U JP 1976173487U JP 17348776 U JP17348776 U JP 17348776U JP S5825807 Y2 JPS5825807 Y2 JP S5825807Y2
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JP
Japan
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straw
chamber
threshing machine
sorting
dust
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Expired
Application number
JP1976173487U
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JPS5389462U (ja
Inventor
幹雄 高木
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、脱穀機における排藁装置に関する。
すなわち、扱室の下方に連通する選別排塵室を扱室の出
口側後方に配設して構成する脱穀機において、扱室から
排出される排藁を従来のように選別排塵室の上方を通し
て排出することなく充分な選別ができる選別排塵室のス
ペースを確保し、刺り粒が確実良好に落下する状態で脱
穀機内を通して排藁の搬出を行い、しかもこの間機外へ
の粉塵飛散を激減させることができ、さらに脱穀機から
出た排藁を急激に姿勢変更させることなく排藁チェノに
受継がせることを可能とし、全体としてコンパクトに構
威し得る新規な排藁装置を提供することを目的とする。
次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図は一部を破断した脱穀機の正面図を示し該脱穀機
をクローラ14.14の上方に搭載して、その側方にエ
ンジンEを搭載するとともに籾受装置15を装設し、脱
穀機の1番コンベア16に連通する揚穀筒17を籾受装
置15にのぞませてコンバインを構成する。
脱穀機において、人口側板11と出口側板90間には抜
歯付き扱胴18を内蔵する扱室1を形成するとともに扱
室1の上部は開放状にし、扱室1の下部から一方側上部
にかけてクリンプ網19を張設し入口側板11に形成し
た供給口3の下部前方には供給板20を張設して、出口
側板9は従来のように排藁口を形成しないで扱室1の出
口側を閉鎖するように形成する。
また、扱室1の後方である出口側板9より後方には扱室
1の高さと同じ高さとなる選別排塵室2を上部開放形に
して形成し、該選別排塵室2の後方側における上部側方
には吸引排塵機21の吸引口21 aをのぞませ、扱室
1の下方から選別排塵室2の下部にかけて揺動選別体2
2を延出して偏心駆動体23により揺動させるように設
け、選別排塵室2の下部前方側に位置する揺動選別体2
2の後部にはチャフシーブ22 aを形威し、揺動支杆
24により連動する節線25をチャフシーブ22 aの
上方において選別排塵室2の後部側に向は揺動自在に設
け、選別排塵室2の前方上部において出口側板9に附設
した案内板26とその後方に垂設した案内板27との間
には上方を解放するとともに下方が節線25の上方にの
ぞむ送塵落下路28を形成する。
13はカバーで、上方を開放した扱室1および選別排塵
室2の上部を全て被覆できるよう1個体にして形成し、
扱室1の上部両側における係止具29.29および選別
排塵室2の上部両側における係止具29’、29’にカ
バー13の両側縁部を着脱自在に保合できるように設け
、扱室1の出口側上方となるカバー13の内面には操作
レバー30によって傾斜調節ができる送塵案内31.3
1 ’、31 ″を取りつけ、該送塵案内弁31.31
’、 31 ”の案内により扱室1内の送塵物が出口
側板9の上方を越えて前記送塵落下路28の上方に送出
できるようにして、前記案内板27の上方にあたるカバ
ー13の内面には案内板32を固設する。
10はチェン台で、断面が略コの字状で上面および下面
には隆起状のレール面10 a 、10 bを形威し前
記入口側板11の上方−側に延出形成した突出部11
aをチェン台10の一端イ内部に嵌合して固設し、チェ
ン台10の中間部分には前記出口側板9の上方−側に延
出形成した突出部9aを嵌合して固設し、前記選別排塵
室2の後方側方33がら延設した板製支持部材12の先
端部をチェン台10の他端口内部に嵌合して固定し、チ
ェン台10の上方レール面10aを水平状となり下方レ
ール面10bが後端側上位に傾斜状となるようにして取
付ける。
また、チェン台10の取付側とは反対側となるクノンプ
網19上部の切刃台34における両端を人口側板11お
よび出口側板9に固設し、切刃台34に多数取付けた切
刃35を扱室1の内方に向は突設させて構成する。
4はフィートチエンで、チェン台10の上下レール面1
0a、10bにそって回動するように取付はフィートチ
エン4の終端部4aはチェン台10の他端口後方に支持
する遊動輪36に掛廻し、始端側はチェン台10の一端
イにおける前方の遊動輪36’、36”および駆動スプ
ロケット37に掛廻し、入口側板11の外方に固設して
エンジンE側から伝動するギヤボックス38により扱胴
軸18 aおよび前記駆動スプレケラト37を駆動する
ようにし、フィートチエン4の始端側から終端部4aに
かけての下方には挟把杆39を対応させて、該挟把杆3
9は挟把台40にスプリング41を介装して支持される
ように取付構成する。
前記扱室1の出口側である出口側板9の前方で側方部分
にはフィートチエン4の下方側に向けて扱胴軸18 a
と直交する方向の排藁口5を形成しその排藁口5側に向
けて出口側板9の下部には選別排塵室2側に凹となる穂
先側案内四部42を形成しその排藁口5の外方から選別
排塵室2の外側板43の外方にそって板体44を張設し
、外側板43と板体44との間には縦溝状の排藁通路7
を形成し、排藁通路7の終端部には選別排塵室2の後方
側板33側方に一致する後向出口6を垂直状に形成し、
排藁口5の外方上部にあたる排藁通路7の一端側上部か
ら出口6の上部までをフィートチエン4の下方にそわせ
て、排藁口5の外方下部から出口6の下部にかけての排
藁通路7の底面45をV字状に形成するが、その底面4
5部分を扱室1の入口側部分の側方までフィートチエン
4の下方にそって傾斜延出し構成することもできる。
選別排塵室2の後方寄り下部には2番コンベアCを横設
してその一端側に連設する2番スロワ−46により扱室
1側に還元できるよう構威し、2番コンベアCの端部を
外側板43の下方孔部47に挿通するとともに、排藁通
路7の下端である底面45のV字状底部内に延出して構
成する。
8は掻出装置で、両輪体48.48’に突起8a付きベ
ルト8bを掛廻して構成し、前記排藁口5に接近した排
藁通路7内で上下方向に長くして取付け、前記出口側板
9の外側に固定した扱胴軸18 aから伝動されるギヤ
ボックス49より延出した駆動軸50により前記輪体4
8を駆動するようにして、該装置8の支持体51を傾斜
変更自在に固定して装置8を傾斜角度変更自在に取付構
成する。
52は搬送面を略鉛直方向とした排藁チェノで、選別排
塵室2の後部における後方側板33の外方で略機体全幅
にわたり該排藁チェノ52を横方向に傾斜させて、傾斜
上位の一端をフィートチエン4の終端部4aに接近させ
、排藁チェノ52にそって挟把杆53を延出して構成す
る。
Bは穀杆、bは藁杆、54は軸流ファンを示す。
しかして、コンバイン作業時に、供給板20上に供給さ
れる穀杆Bの杆元側はフィートチエン4と挟把杆39に
挟持搬送され、扱室1内において矢印へで示すように回
転する扱胴18扱歯により脱穀され、穀杆Bが脱粒され
て藁杆すとなった状態で扱室1の出口側、すなわち出口
側板9にあたる状態となるが、杆元側はフィートチエン
4により停滞することなく矢印二方向に挟持搬送され、
出口側板9につきあたる穂先側は出口側板9の案内四部
42にそいなから排藁口5からフィートチエン4の下方
側に引すり出される。
その場合に、排藁口5の近傍では掻出装置8が回動して
突起8aが矢印ホで示すように回転しており、排藁口5
から引すり出される穂先側をこの突起8aがしごくよう
にして下向きに垂れ下がるよう強制し、藁杆すはフィー
トチエン4の部分がら折曲した状態となって穂先側が垂
下する状態で排藁通路7内に搬送され、出口6がら出た
ところで排藁チェノ52に受継がれて横方向に向は排出
される。
すなわち、穀杆Bは第10図に示すように排藁口5から
排出されると折曲した状態で後方に排出される。
穀杆の長さや硬さによっては、支持体51を操作して掻
出装置8を第1図において実線で示す状態から仮想線で
示す状態の方向に傾斜角度を変更調節すると、排藁口5
から引すり出される藁稈すの穂先側を無理なくしごくよ
うにして垂下状態に強制することができる。
また、排藁通路7内で掻出装置8にしごくようにされた
り垂下状態で搬送される間に刺り粒は落下し、底面45
を流下して2番コンベアCにより搬送され、藁稈すは排
藁通路7内を搬送されるので粉塵がたちこめるのは防止
され、選別排塵室2内から選別風が吹出すことのない状
態で作業が行われる。
扱室1内で生じる送塵物は出口側にいたると出口側板9
で阻止されながら、回流状態で上方に上がると送塵案内
弁31 、31 ’、 31 ”に案内されてカバー1
3の内面にそい、そのまま出口側板9の上方を越えて送
塵落下路28に落人し、下方の節線25上に落下すると
揺動選別されて排塵物のみ吸引口21aに吸引され機外
へ排出される。
クリンプ網19を漏下した被選別物は揺動選別体22に
揺動選別されて1番コンベア16に落人し、チャフシー
ブ22 aにより選別された粒は1番コンベア16に、
2番物は2番コンベアCに落人して処理される。
また、扱室1内や選別排塵室2内を保守点検したり清掃
する場合にはカバー13を係止具29.29 。
29’、29’から外して取り除くと、画室の上方を開
く開放させることができて作業を行なうことができる。
このように本考案は、扱室1の下方に連通する選別排塵
室2を扱掃1の出口側後方に配設して構成する脱穀機に
おいて扱室1の供給口3側方がら選別排塵室2の側方に
そわせて後部までフィートチエン4を延設し、扱室1の
出口側における脱穀機内の排藁口5を形成するとともに
、該排藁口5から後部の後向出口6までフィートチエン
4の下方にそわせて縦溝状の排藁通路7を脱穀機内に形
成し、かつフィートチエン4の終端部4aには略鉛直方
向の搬送面を有する排藁チェノ52を連設したから、扱
室1から排出される排藁を従来のように選別排塵室2の
上方を通すことなく、脱穀機内を通して後部の後向出口
6から放出することとなり、選別排塵室2は上方に高く
スペース充分にして選別良好なる構成にできる。
しがも、脱穀機内の排塵口5から排出される排藁の穂先
側は、同じく脱穀機内に設けた縦溝状の排藁通路7内を
後向出口6へ向は垂下搬出されるから、この間に刺り粒
が確実良好に脱穀機内に落下回収されるとともに、排藁
口5と排藁通路7とが脱粒機内で連通しているため排藁
の穂先側が脱穀機外へ露出せず粉塵や刺り粒の機外飛散
を防止でき、さらに従来とかく作業環境を悪化させる主
因となったいた排藁口5から選別風が吹出すいわゆる粉
塵立ちを防止し得て作業環境を快適にする特徴を有する
さらに、フィートチエン4の終端部4aに至った排藁は
急激な姿勢変更を伴うことなく無理なく排藁チェノ5に
受継がれ、また脱穀機の2つの側面部を有効に利用して
コンパクトにがっ搬送の乱れなく排藁搬送を行い得る効
果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は一部を破断した
脱穀機の正面図、第2図はその背面図、第3図は第1図
のIII−III線における断面図、第4図は第1図の
■■−■■線における断面図、第5図は全体中央部の縦
断面図、第6図はカバーを外した状態の平面図、第7図
は上方側の平断面図、第8図は第3図の一部の拡大図、
第9図は第2図の一部を示し、第10図は説明図である
。 1・・・・・・扱室、2・・・・・・選別排塵室、3・
・・・・・供給口、4・・・・・・フィートチエン、5
・・・・・・排藁口、6・・・・・・出口、7・・・・
・・排藁通路、4a・・・・・・フィートチエンの終端
部、52・・・・・・排藁チェノ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扱室1の下方に連通する選別排塵室2を扱室1の出口側
    後方に配設して構成する脱穀機において扱室1の供給口
    3側方から選別排塵室2の側方にそわせて後部までフィ
    ートチエン4を延設し、扱室1の出口側における脱穀機
    内に排藁口5を形威するとともに、該排藁口5から後部
    の後向出口6までフィートチエン4の下方にそわせて縦
    溝状の排藁通路7を脱穀機内に形威し、かつフィートチ
    エン4の終端部4aには略鉛直方向の搬送面を有する排
    藁チェノ52を連設してなる排藁装置。
JP1976173487U 1976-12-23 1976-12-23 脱穀機における排藁装置 Expired JPS5825807Y2 (ja)

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JP1976173487U JPS5825807Y2 (ja) 1976-12-23 1976-12-23 脱穀機における排藁装置

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JPS5389462U JPS5389462U (ja) 1978-07-22
JPS5825807Y2 true JPS5825807Y2 (ja) 1983-06-03

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ID=28780978

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4926132U (ja) * 1972-06-05 1974-03-06

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5311632Y2 (ja) * 1973-01-20 1978-03-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4926132U (ja) * 1972-06-05 1974-03-06

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JPS5389462U (ja) 1978-07-22

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