JPS59106226A - 脱穀機の選別装置 - Google Patents
脱穀機の選別装置Info
- Publication number
- JPS59106226A JPS59106226A JP21672182A JP21672182A JPS59106226A JP S59106226 A JPS59106226 A JP S59106226A JP 21672182 A JP21672182 A JP 21672182A JP 21672182 A JP21672182 A JP 21672182A JP S59106226 A JPS59106226 A JP S59106226A
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- Japan
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- grain
- grains
- fins
- fin group
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は脱穀機において扱き室内で脱穀されて落下する
穀粒と脱穀時に発生して落下する処理物とを選別する選
別装置に関するものである。
穀粒と脱穀時に発生して落下する処理物とを選別する選
別装置に関するものである。
脱穀機の選別装置は、扱き室の下方において揺動する揺
動棚を備えておシ、揺動棚内には、脱穀穀粒を選別する
グレンシーブ、選別網などと、脱穀時に発生したわら屑
や穂切れなどの処理物を選別するストロラックやチャフ
シーブなどを備えている。そしてこれらによる選別は、
揺動棚の揺動と、揺動棚始端部の下方で回転する唐箕か
ら揺動棚内へ吹き込まれる選別風と、揺動棚の上方で回
転する吸引ファンの吸引風によって行なわれる。
動棚を備えておシ、揺動棚内には、脱穀穀粒を選別する
グレンシーブ、選別網などと、脱穀時に発生したわら屑
や穂切れなどの処理物を選別するストロラックやチャフ
シーブなどを備えている。そしてこれらによる選別は、
揺動棚の揺動と、揺動棚始端部の下方で回転する唐箕か
ら揺動棚内へ吹き込まれる選別風と、揺動棚の上方で回
転する吸引ファンの吸引風によって行なわれる。
このような選別装置へ供給される選別物は、穀粒の他に
わら屑、穂切れ、かぎ又、小枝梗、雑草など大きさや密
度の異なる種々雑多のものが含まれており、脱穀品種や
殻稈の乾湿状態によシその量や密度が大きく異なる。し
たがって常に優れた選別性能を確保するためには、脱穀
状態に対応して各選別体を配置し、また選別風の風量、
風向を調節することがのぞましい。そこで従来、唐箕の
回転を変速したり、チャフシーブを開閉させたシして選
別条件を脱穀状態に対応させることが試みられているが
、いずれも満足した効果を期待することができなかった
。ことに穀粒選別体として多数のフィンが選別物移送方
向に並列するグレンシーブを用いたものにおいては、フ
ィンの角度や間隙が穀粒の漏下作用と、間隙から吹き上
げる選別風によるグレンシープ上方での選別作用とを微
妙に変化させるものであシ、湿った稲、麦を脱穀するい
わゆるぬれ扱キの場合や、処理物中に小枝梗を多く含ん
でいる場合等にこれを標準品と同じ状態で選別すると、
処理物がフィンの間から落下して穀粒に混入することに
よシ、穀粒の品質を著しく低下させるという不具合があ
る。
わら屑、穂切れ、かぎ又、小枝梗、雑草など大きさや密
度の異なる種々雑多のものが含まれており、脱穀品種や
殻稈の乾湿状態によシその量や密度が大きく異なる。し
たがって常に優れた選別性能を確保するためには、脱穀
状態に対応して各選別体を配置し、また選別風の風量、
風向を調節することがのぞましい。そこで従来、唐箕の
回転を変速したり、チャフシーブを開閉させたシして選
別条件を脱穀状態に対応させることが試みられているが
、いずれも満足した効果を期待することができなかった
。ことに穀粒選別体として多数のフィンが選別物移送方
向に並列するグレンシーブを用いたものにおいては、フ
ィンの角度や間隙が穀粒の漏下作用と、間隙から吹き上
げる選別風によるグレンシープ上方での選別作用とを微
妙に変化させるものであシ、湿った稲、麦を脱穀するい
わゆるぬれ扱キの場合や、処理物中に小枝梗を多く含ん
でいる場合等にこれを標準品と同じ状態で選別すると、
処理物がフィンの間から落下して穀粒に混入することに
よシ、穀粒の品質を著しく低下させるという不具合があ
る。
本発明は以上のような点に鑑みなされたもので、処理物
選別体下方に位置して揺動棚内に架設した穀粒選別体の
フィン群を、はソ中央を境とする始端側と終端側とに2
分してそれぞれ別々に支持させ、少なくとも始端側のフ
ィン群の傾斜角度を調節自在に形成して始端側フィン群
と終端側フィン群との傾斜角度を相対的に変化させるよ
うに構成することによム正常脱穀時けもとよシ、ぬれ扱
き等正常でない脱穀時においても穀粒選別体からの穀粒
漏下ならびに処理物の選別を良好にして選別性能の向上
を計った脱穀機の選別装置を提供するものである。以下
、本発明の実施例を図面に基いて詳細に説明する。
選別体下方に位置して揺動棚内に架設した穀粒選別体の
フィン群を、はソ中央を境とする始端側と終端側とに2
分してそれぞれ別々に支持させ、少なくとも始端側のフ
ィン群の傾斜角度を調節自在に形成して始端側フィン群
と終端側フィン群との傾斜角度を相対的に変化させるよ
うに構成することによム正常脱穀時けもとよシ、ぬれ扱
き等正常でない脱穀時においても穀粒選別体からの穀粒
漏下ならびに処理物の選別を良好にして選別性能の向上
を計った脱穀機の選別装置を提供するものである。以下
、本発明の実施例を図面に基いて詳細に説明する。
第1図ないし第6図は本発明に係る選別装置の実施例を
示し、第1図はこれを実施した脱穀機の縦断面図、第2
図は同じく側断面図、第3図は穀粒選別体近傍の縦断面
図、第4図は同じく要部の斜視図、第5図は同じく側断
面図、第6図は穀粒選別体の概要斜視図である。図にお
いて、脱穀機1のフレーム2け、扱き室3とその下方の
選別室4とで一体形成されてお9、扱き室3内には周面
に多数の扱き歯5がらせん状に配設された扱き胴6が軸
架されている。扱き室3の殻稈供給ロアと殻稈排出口8
とを連結してフレーム2の前部側板に開口された扱き口
の外方には、脱穀殻稈を搬送するフィードチェーン9が
張架されている。扱き胴6の側方と下方とには、これと
同心半円弧状に形成され脱穀穀粒を漏下させる扱き室受
網10が張架されており、その終端部には、脱穀時に発
生したわら屑や穂切れ、かぎ又等の処理物を排塵物とし
て排出させる排塵口11が開口されている。
示し、第1図はこれを実施した脱穀機の縦断面図、第2
図は同じく側断面図、第3図は穀粒選別体近傍の縦断面
図、第4図は同じく要部の斜視図、第5図は同じく側断
面図、第6図は穀粒選別体の概要斜視図である。図にお
いて、脱穀機1のフレーム2け、扱き室3とその下方の
選別室4とで一体形成されてお9、扱き室3内には周面
に多数の扱き歯5がらせん状に配設された扱き胴6が軸
架されている。扱き室3の殻稈供給ロアと殻稈排出口8
とを連結してフレーム2の前部側板に開口された扱き口
の外方には、脱穀殻稈を搬送するフィードチェーン9が
張架されている。扱き胴6の側方と下方とには、これと
同心半円弧状に形成され脱穀穀粒を漏下させる扱き室受
網10が張架されており、その終端部には、脱穀時に発
生したわら屑や穂切れ、かぎ又等の処理物を排塵物とし
て排出させる排塵口11が開口されている。
扱き室受網10下方の選別室4内には、上方へ向って全
面的に開口する逆三角形箱状に形成された揺動棚12が
、図示しない偏心カムと揺動アームとで支持されて装架
されており、偏心カムの回転によって揺動するように構
成されている。扱き室受網10の前半部下方には、その
網目を通って落下する穀粒等を滑行させるグレンパン1
3が揺動棚12の一部f$成して架設されており、また
、扱き室受網10の後半部と排塵口11との下方には、
扱き室受網10の網目から落下する穀粒とグレンパン1
3から滑行してくる穀粒ならびに脱穀時に発生して排塵
口11から落下するわら屑や穂切れ等の処理物を選別す
る処理物選別体14としてのチャフシーブが揺動棚12
の全幅にわたって支架されている。この処理物選別体1
4は、選別物の搬送方向に並列する複数個の傾斜状フィ
ンを備えており、揺動棚12の揺動によって処理物を搬
送するとともに隣接するフィンの間から穀粒と一部の処
理物を落下させるように構成されている。
面的に開口する逆三角形箱状に形成された揺動棚12が
、図示しない偏心カムと揺動アームとで支持されて装架
されており、偏心カムの回転によって揺動するように構
成されている。扱き室受網10の前半部下方には、その
網目を通って落下する穀粒等を滑行させるグレンパン1
3が揺動棚12の一部f$成して架設されており、また
、扱き室受網10の後半部と排塵口11との下方には、
扱き室受網10の網目から落下する穀粒とグレンパン1
3から滑行してくる穀粒ならびに脱穀時に発生して排塵
口11から落下するわら屑や穂切れ等の処理物を選別す
る処理物選別体14としてのチャフシーブが揺動棚12
の全幅にわたって支架されている。この処理物選別体1
4は、選別物の搬送方向に並列する複数個の傾斜状フィ
ンを備えており、揺動棚12の揺動によって処理物を搬
送するとともに隣接するフィンの間から穀粒と一部の処
理物を落下させるように構成されている。
符号15で示すものは処理物選別体14に続いて処理物
を搬送しながら選別する処理物選別体15としてのスト
ロラックであって、揺動棚12の幅方向に並列する袂数
個の鋸刃状フィンで形成されており、揺動棚12の幅い
っばいに支架されている。この処理物選別体15の」ニ
ガには、周面に多数の羽根を備え処理物選別体14.1
5上の処理物中から軽いわら屑などを吸引して機外へ排
出する吸引ファン16が軸架されている。
を搬送しながら選別する処理物選別体15としてのスト
ロラックであって、揺動棚12の幅方向に並列する袂数
個の鋸刃状フィンで形成されており、揺動棚12の幅い
っばいに支架されている。この処理物選別体15の」ニ
ガには、周面に多数の羽根を備え処理物選別体14.1
5上の処理物中から軽いわら屑などを吸引して機外へ排
出する吸引ファン16が軸架されている。
前記処理物選別体14の下方には穀粒選別体17として
のグレンシーブがはソ平行して揺動棚12の幅いっばい
に装架されている。この穀粒選別体17は、長方形状に
枠組形成されて揺動棚12に両端を固定された枠体18
を備えてお如、この枠体1Bとその幅方向中央部を仕切
る一対の仕切板19とには、複数個のクランク軸20が
選別物搬送方向に並列して回動自在に軸支されている。
のグレンシーブがはソ平行して揺動棚12の幅いっばい
に装架されている。この穀粒選別体17は、長方形状に
枠組形成されて揺動棚12に両端を固定された枠体18
を備えてお如、この枠体1Bとその幅方向中央部を仕切
る一対の仕切板19とには、複数個のクランク軸20が
選別物搬送方向に並列して回動自在に軸支されている。
各クランク軸20にはそれぞれ平板状に形成された左右
一対のフィン21が、仕切板19を挾んでその両側に固
定式れており、フィン21全体は選別物搬送方向のはソ
中央部を境にして始端側のフィン群と終端部側のフィン
群とに分けられている。
一対のフィン21が、仕切板19を挾んでその両側に固
定式れており、フィン21全体は選別物搬送方向のはソ
中央部を境にして始端側のフィン群と終端部側のフィン
群とに分けられている。
そして始端側のフィン群が固定された各クランク軸20
の偏心部は、左右仕切板19間に位置する連結板22に
よって遊装状態で連結されてお邊、壕だ終端側のフィン
群が固定された各クランク軸20の偏心部は同様にして
別の連結板23で連結されている。各連結板22,23
と機台操作部に設けた一対の挽材レバーとの間はワイヤ
24.25によってそれぞれ連結されており、また、各
連結板22.23と仕切板19側との間には、ワイヤ2
4.25を緊張させる方向の引張り力を有する引張シば
ね26.27がそれぞれ張架されている。
の偏心部は、左右仕切板19間に位置する連結板22に
よって遊装状態で連結されてお邊、壕だ終端側のフィン
群が固定された各クランク軸20の偏心部は同様にして
別の連結板23で連結されている。各連結板22,23
と機台操作部に設けた一対の挽材レバーとの間はワイヤ
24.25によってそれぞれ連結されており、また、各
連結板22.23と仕切板19側との間には、ワイヤ2
4.25を緊張させる方向の引張り力を有する引張シば
ね26.27がそれぞれ張架されている。
こうすることにより各操作レバーを操作すると各連結板
22.23が別々に往復動l−てクランク軸20の偏心
作用により各フィン群のフィン21が群ごとに別々に角
度調節される。
22.23が別々に往復動l−てクランク軸20の偏心
作用により各フィン群のフィン21が群ごとに別々に角
度調節される。
揺動棚12の始端部下方には、檜数個の羽根を備え第2
図に矢印Aで示す方向に回転して選別風を起風する唐箕
2Bが軸架でれており、また穀粒選別体1Tの下方には
これから落下する穀粒を回収のために搬送する1番らせ
んコンベア29が軸架されている。さらに前記処理物選
別体15の下方には、処理物を選別した結果残って落下
するいわゆる2番物を受けて搬送する2番らせんコンベ
ア30が軸架されており、その搬送終端部には、搬送さ
れた2番物を扱き室3へ還元させる2番揚穀機31が設
けられている。32は脱穀後の殻稈すなわち排わらを搬
送する排わらチェーン、33は搬送された排わらを切断
して圃場へ散布する排わらカッタで34は1番らせんコ
ンベア29で搬送された穀粒を揚上搬送して籾タンク3
5内へ排出する揚穀筒である。
図に矢印Aで示す方向に回転して選別風を起風する唐箕
2Bが軸架でれており、また穀粒選別体1Tの下方には
これから落下する穀粒を回収のために搬送する1番らせ
んコンベア29が軸架されている。さらに前記処理物選
別体15の下方には、処理物を選別した結果残って落下
するいわゆる2番物を受けて搬送する2番らせんコンベ
ア30が軸架されており、その搬送終端部には、搬送さ
れた2番物を扱き室3へ還元させる2番揚穀機31が設
けられている。32は脱穀後の殻稈すなわち排わらを搬
送する排わらチェーン、33は搬送された排わらを切断
して圃場へ散布する排わらカッタで34は1番らせんコ
ンベア29で搬送された穀粒を揚上搬送して籾タンク3
5内へ排出する揚穀筒である。
以上のように構成された脱穀機の動作を説明する。扱き
胴6の扱き歯5で脱穀された穀粒は、一部のわら屑とと
もに扱き室受網10の網目を通って落下し、グレンパン
13上に落下したものは揺動棚12の揺動によって搬送
されたのち、処理物搬送体14上に落下したものと合流
してフィンの間から穀粒選別体17上に落下する。この
穀粒は揺動棚12の揺動と、唐箕28が起風して送、風
路から吹き込んでくる選別風とで選別され、フィン21
の間から1番らせんコンベア29上に落下して搬送され
たのち、揚殻筒34内を揚」二搬送されて籾タンク15
内へ排出貯蔵される。一方、脱穀時に発生したわら屑や
穏切れ、かぎ又、小枝梗などの処理物は、扱き室3内を
移送されたのら、排塵口11から処理物選別体14上に
落下し、前記穀粒中に混入されていた一部のわら屑など
と合流して揺動棚12の揺動によシ処理物攪別体15上
へと移送される。処理物3t%l1体14.15上を移
送される処理物け、揺動棚12の揺動と、唐箕28から
の選別風ならびに吸引ファン16の吸引風によって選別
され、一部の穀粒は穀粒選別体17上に落下して選別回
収される。また軽いわら屑や塵埃等は、吸引ファン16
で吸引されて機外へ排出される。
胴6の扱き歯5で脱穀された穀粒は、一部のわら屑とと
もに扱き室受網10の網目を通って落下し、グレンパン
13上に落下したものは揺動棚12の揺動によって搬送
されたのち、処理物搬送体14上に落下したものと合流
してフィンの間から穀粒選別体17上に落下する。この
穀粒は揺動棚12の揺動と、唐箕28が起風して送、風
路から吹き込んでくる選別風とで選別され、フィン21
の間から1番らせんコンベア29上に落下して搬送され
たのち、揚殻筒34内を揚」二搬送されて籾タンク15
内へ排出貯蔵される。一方、脱穀時に発生したわら屑や
穏切れ、かぎ又、小枝梗などの処理物は、扱き室3内を
移送されたのら、排塵口11から処理物選別体14上に
落下し、前記穀粒中に混入されていた一部のわら屑など
と合流して揺動棚12の揺動によシ処理物攪別体15上
へと移送される。処理物3t%l1体14.15上を移
送される処理物け、揺動棚12の揺動と、唐箕28から
の選別風ならびに吸引ファン16の吸引風によって選別
され、一部の穀粒は穀粒選別体17上に落下して選別回
収される。また軽いわら屑や塵埃等は、吸引ファン16
で吸引されて機外へ排出される。
選別の結果残った処理物いわゆる2番物は、処理物選別
体15のフィンの間から2番らせんコンベア30上に落
下したのち移送されて扱き室3へ還元てれる。この2番
物は扱き室3内を搬送中の処理物と合流して前記選別が
繰返される。
体15のフィンの間から2番らせんコンベア30上に落
下したのち移送されて扱き室3へ還元てれる。この2番
物は扱き室3内を搬送中の処理物と合流して前記選別が
繰返される。
以上のようにして行なわれる脱穀1選別作業のうち穀粒
選別体17による選別においては、脱穀用の殻稈が乾燥
状独でかつ脱穀時に発生する処理物の質および量が概ね
標準状態の場合、操作レバーの操作によシワイヤ24.
25′(il−弛め、連結板22.23″f:引張シば
ね26.27の引張シカによシ移動させてクランク軸2
0の偏心作用でフィン21を第3図に示すように起立式
せる。首た湿った殻稈を脱穀するいわゆるぬれ扱きの場
合や、脱穀時に発生する処理物のtが多かったシ小枝梗
や雑草などが多く混在する場合等には、これらの処理物
が穀粒に混入しないようにし、また穀粒選別体17上方
での選別を促進させる必要がある。
選別体17による選別においては、脱穀用の殻稈が乾燥
状独でかつ脱穀時に発生する処理物の質および量が概ね
標準状態の場合、操作レバーの操作によシワイヤ24.
25′(il−弛め、連結板22.23″f:引張シば
ね26.27の引張シカによシ移動させてクランク軸2
0の偏心作用でフィン21を第3図に示すように起立式
せる。首た湿った殻稈を脱穀するいわゆるぬれ扱きの場
合や、脱穀時に発生する処理物のtが多かったシ小枝梗
や雑草などが多く混在する場合等には、これらの処理物
が穀粒に混入しないようにし、また穀粒選別体17上方
での選別を促進させる必要がある。
そこでこの場合には操作レバーの操作でワイヤ24゜2
5を引張りばね26.27の引張υ力に抗して引張ると
、フィン21が倒伏するので、穀粒選別体17上方の穀
粒中に混在する小枝梗等はフィン21の間から落下する
ことなく2番物の落下径路方向へ移送される。ところが
、全部のフィン21、がいつせいに倒伏したのではフィ
ン21の間から上方へ吹き上げる選別風が弱くなシ、こ
とに処理物選別体15方向へ吹き込む風力が弱くなるの
で、吸引ファン16が吸引してもそれだけでは風選効果
が低下する。そこで本装置においてはフィン群を選別物
搬送方向に2分割してそれぞれ別々にフィン21の傾斜
角度を調節できるようにしたので、このような場合には
始端側のフィン群のみを倒伏させて童図せぬ処理物が落
下するのを防止し、終端側のフィン群を起立させて処理
物の選別を促進させるようにすればよい。
5を引張りばね26.27の引張υ力に抗して引張ると
、フィン21が倒伏するので、穀粒選別体17上方の穀
粒中に混在する小枝梗等はフィン21の間から落下する
ことなく2番物の落下径路方向へ移送される。ところが
、全部のフィン21、がいつせいに倒伏したのではフィ
ン21の間から上方へ吹き上げる選別風が弱くなシ、こ
とに処理物選別体15方向へ吹き込む風力が弱くなるの
で、吸引ファン16が吸引してもそれだけでは風選効果
が低下する。そこで本装置においてはフィン群を選別物
搬送方向に2分割してそれぞれ別々にフィン21の傾斜
角度を調節できるようにしたので、このような場合には
始端側のフィン群のみを倒伏させて童図せぬ処理物が落
下するのを防止し、終端側のフィン群を起立させて処理
物の選別を促進させるようにすればよい。
なお、本実施例においては、始端側のフィン群と、終端
側のフィン群とをともに可変型とした例を示したが、始
端側のフィン群のみを可変型とし、終端側のフィン群を
固定型としてもよい。また、本実施例ではフィン21を
フィン群ごとにいっせいに調節できるようにした例を示
したが各フィン21ごとに個々に調節するようにしても
よい。
側のフィン群とをともに可変型とした例を示したが、始
端側のフィン群のみを可変型とし、終端側のフィン群を
固定型としてもよい。また、本実施例ではフィン21を
フィン群ごとにいっせいに調節できるようにした例を示
したが各フィン21ごとに個々に調節するようにしても
よい。
以上の説明によ)明らかなように本発明によれば脱穀機
の選別装置において、処理物選別体14下方に位置して
揺動棚12内に架設置−た穀粒選別体17のフィン群を
、ハ寸中央を境とする始端側と終端側とに2分してそれ
ぞれ別々に支持させ、少なくとも始端側フィン群の傾斜
角度全調節自在に形成して始端側フィン群と終端側フィ
ン群の傾斜角度を相対的に変化させるように構成するこ
とによシ、正常脱穀時において選別性能が良好であると
とはもとより、ぬれ扱きの場合や処理物の発生量が多い
場合または処理物中に小枝梗や雑草等が多く混在する等
の選別状態の場合に、始端側のフィン群のみを大きく倒
伏させ終端側のフィン群を起立させるか少し倒伏させる
かすることができるので、倉口せぬ処理物が穀粒に混在
して回収されるのを防止することができて穀粒の品質が
大幅に向上するとともに、終端側のフィン群の間から吹
き上げる選別風の風力を強くすることができ、処理物の
風選効果が向上して全体の選別性能が著しく向上する。
の選別装置において、処理物選別体14下方に位置して
揺動棚12内に架設置−た穀粒選別体17のフィン群を
、ハ寸中央を境とする始端側と終端側とに2分してそれ
ぞれ別々に支持させ、少なくとも始端側フィン群の傾斜
角度全調節自在に形成して始端側フィン群と終端側フィ
ン群の傾斜角度を相対的に変化させるように構成するこ
とによシ、正常脱穀時において選別性能が良好であると
とはもとより、ぬれ扱きの場合や処理物の発生量が多い
場合または処理物中に小枝梗や雑草等が多く混在する等
の選別状態の場合に、始端側のフィン群のみを大きく倒
伏させ終端側のフィン群を起立させるか少し倒伏させる
かすることができるので、倉口せぬ処理物が穀粒に混在
して回収されるのを防止することができて穀粒の品質が
大幅に向上するとともに、終端側のフィン群の間から吹
き上げる選別風の風力を強くすることができ、処理物の
風選効果が向上して全体の選別性能が著しく向上する。
第1図ないし第6図は本発明に係る脱穀機の選別装置の
実施例を示し、第1図にこれを実施した脱穀機の縦断面
図、第2図は同じく側断面図、第3図は穀粒選別体近傍
の縦断面図、第4図は同じ11− く要部の斜視図、第5図は同じく側断面図、第6図は穀
粒選別体の概要斜視シ1である。 1−・φ・脱穀機、12・・−―揺動棚、14・・・・
処理物選別体、17・・・・穀粒選別体、21・O・・
フィン。 特許出願人 井関表機株式会社 代 理 人 山川政樹(ほか1名)12−
実施例を示し、第1図にこれを実施した脱穀機の縦断面
図、第2図は同じく側断面図、第3図は穀粒選別体近傍
の縦断面図、第4図は同じ11− く要部の斜視図、第5図は同じく側断面図、第6図は穀
粒選別体の概要斜視シ1である。 1−・φ・脱穀機、12・・−―揺動棚、14・・・・
処理物選別体、17・・・・穀粒選別体、21・O・・
フィン。 特許出願人 井関表機株式会社 代 理 人 山川政樹(ほか1名)12−
Claims (1)
- 選別物移送方向に並列する複数個のフィンを備えた穀粒
選別体を処理物選別体の下方に位置させて揺動棚内に架
設し、前記フィンを選別物移送方向のはソ中央を境とす
る始端側のフィン群と終端側のフィン群とに分けてそれ
ぞれ別々に支持されるとともに、少なくとも始端側のフ
ィン群の傾斜角度を調節自在としたことを特徴とする脱
穀機の選別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21672182A JPS59106226A (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 脱穀機の選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21672182A JPS59106226A (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 脱穀機の選別装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59106226A true JPS59106226A (ja) | 1984-06-19 |
Family
ID=16692876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21672182A Pending JPS59106226A (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 脱穀機の選別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59106226A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63114158U (ja) * | 1987-01-19 | 1988-07-22 | ||
JPS63132541U (ja) * | 1987-02-19 | 1988-08-30 | ||
JPS6413941U (ja) * | 1987-07-17 | 1989-01-24 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5754532A (en) * | 1980-09-18 | 1982-04-01 | Iseki Agricult Mach | Separating device in soy bean reaper and thresher |
-
1982
- 1982-12-10 JP JP21672182A patent/JPS59106226A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5754532A (en) * | 1980-09-18 | 1982-04-01 | Iseki Agricult Mach | Separating device in soy bean reaper and thresher |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63114158U (ja) * | 1987-01-19 | 1988-07-22 | ||
JPS63132541U (ja) * | 1987-02-19 | 1988-08-30 | ||
JPS6413941U (ja) * | 1987-07-17 | 1989-01-24 |
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