JPS5827630Y2 - 脱穀機における送塵選別排出装置 - Google Patents

脱穀機における送塵選別排出装置

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JPS5827630Y2
JPS5827630Y2 JP1977012115U JP1211577U JPS5827630Y2 JP S5827630 Y2 JPS5827630 Y2 JP S5827630Y2 JP 1977012115 U JP1977012115 U JP 1977012115U JP 1211577 U JP1211577 U JP 1211577U JP S5827630 Y2 JPS5827630 Y2 JP S5827630Y2
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dust
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JP1977012115U
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JPS53106472U (ja
Inventor
幹雄 高木
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、脱穀機における送塵選別排出装置に関する。
すなわち、扱室の出口側後方に選別室を形成し扱室から
排出する排藁を選別室の横側方にそわせて排出する構成
の脱穀機において、選別室を上下方向に高くして機体の
前後方向長さを短く構成することができ、扱室からの送
塵物を高位置の送塵口から下方の節線、揺動選別体およ
び風選路に落差充分にして落下させながら効率良い選別
をなすことができるとともに、吸引排塵機による吸排塵
を確実良好に行わせうるよう、簡単な構造にして提供す
るものである。
次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図は一部を破断した脱穀機全体の側面図を示し、該
脱穀機は履帯式走行体17.17の上方に搭載してコン
バインを構成するものである。
Aは扱室で、該扱室Aには扱歯18付き扱胴19を内蔵
し、扱室Aの前方側下部に供給口20を形成するととも
に供給口20の下部から前方に供給板21を延設し、扱
室Aの下部から側方にかけてクリンプ網22を張設しそ
のクリンプ網22の側方である挨室Aの外側方には機体
の一側となる側板16を張設する。
また、扱室Aの出口側後方には選別室Bを形成するが、
扱室Aの終端側は選別室Bの前方に面して仕切板23に
より仕切り、選別室Bの上方を扱室Aの上方と同じ高さ
にして扱室Aの上方から選別室Bの上方にかけて1個体
のカバー24を着脱自在に取りつけて構成する。
前記側板16とは反対側の扱室Aの側方から選別室Bの
上部側方にかけてチェン台25を取りつけ、該チェン台
25にフィートチエン26を掛廻し、フィートチエン2
6の始端部26aが供給板21の側方上部に、また終端
部26bが選別室Bの最後部後方側に位置するよう取り
つけて、フィートチエン26の下方にそわせて挾扼稈2
7を対設し、選別室Bの後部外方にはフィートチエン2
6の終端部26bに一端を接近させた排藁チェ728を
横方向に延設して構成する。
また、仕切板23により閉鎖される扱室Aの出口側にお
いては、フィートチエン26より下方における側部を開
口して排藁口29を形成し、その排藁口29の外方から
選別室Bの外側方にそって後部まで板体30を添設して
その間に排藁通路Cを上下方向に長く細長く形成し、排
藁通路Cの後部には後方に向は開放する出口31を形成
して、排藁通路Cの下部をV状底面32にして形成する
選別室Bの前部上方における前記カバー24内には案内
板33を下向きにして固設し、仕切板23の上端とカバ
・−24内の空間との間から案内板33にかけて送塵口
1を形成し、案内板33の下方における選別室Bの前方
上部には板体34を垂設して仕切板23側と板体34と
の間には送塵’C] 1に通じる下向きの落下路35を
構成するとともに、扱室Aの出口側上方におけるカバー
24の上面には送塵口1にかけて複数の送塵弁36を取
りつける。
また、選別室Bの後方上部における一側には吸引排塵機
6の吸引口6aを横向きに開口し、扱室Aの下方から選
別室Bの前部下方にかけて揺動選別体3を延出するとと
もにその前部を偏心駆動体37により揺動自在にして、
揺動選別体3の後部に連結した両揺動支持杆38の上部
を仕切板23寄りの固定支軸38′に挿架し、両支持稈
38の上端にまたがって固設した支持板39には多数の
節線2の端部を取りつけ、筋線2全体が揺動選別体3の
後部上方に面するようにするとともに、揺動選別体3の
終端部3aの上方に節線2の終端部2aが揃うようにし
てその終端部2aが吸引口6aの前方側にのぞむように
構成する。
前記落下路35の下方は節線2の一端側上方にのぞむよ
うにして、前記板体34にそわせて調節板体7を上下動
させながら締付具40により固定できるように設けて、
調節板体7の下端を節線2の上方に接近させたり離した
りできるように構成する。
揺動選別体3の前端側下方には圧風ファン13を装設し
、揺動選別体3の後部側方には1番コンベア4を装設し
て、該1番コンベア4から選別室Bの下方に向けて高く
流穀板8を傾斜延出して流穀板8の上方に圧風式風選路
5を形成するが、前記節線2および揺動選別体3の終端
部2a、3aが流穀板8の上端8a上方より扱室A方向
側前方に位置するようにして構成する。
また、流穀板8の上端8aより後方側の下方には2番受
樋9を形成して、その下部に2番コンベア12を装設し
、該2番コンベア12の一端側を選別室B側部の開口4
1に挿通して排藁通路CのV状底面32下部にのぞませ
、2番コンベア12の他端側は選別室Bの外側部に装設
する2番スロワ−15に連設し、2番スロワ−15の跳
上筒15aを扱室A側に連通して構成する。
選別室Bの外側方下部には合流ケース11を装設して、
前記1番コンベア4の端部を合流ケース11内にまで延
出し、上下方向の揚穀筒10の下部を合流ケース11に
連設して、揚穀筒10内の揚穀コンベア10aの下部を
合流ケース11内で1番コンベア4に対し直交状に接近
させて連通連設し、揚穀筒10の下方における合流ケー
ス11の下方には伝動ケース42を固設して、該ケース
42内においてベベルギヤ噛合43により揚穀コンベア
10aを駆動するようにして、伝動ケース42の側方に
ベベルギヤ噛合43伝動のプーリー10bを軸架し、該
ブーIJ−10bの斜上方に接近させて1番コンベア4
伝動用のブー’J −4aを軸架して構成する。
前記吸引排塵機6および2番スロワ−15を選別室Bの
外方側部に装着するとともに揚穀筒10を跳上筒15a
の外側方に接合させて装着するが、それ等電てが前記扱
室Aの外側方における側板16より外方に出張らないよ
うにして構成する。
また、エンジン側から伝動される伝動プーリー44の軸
45により供給口20上方のギヤボックス46に伝動し
て該ギヤボックス46から扱胴19およびフィートチエ
ン26を駆動するように構成する。
前記側板16にそった面に合わせて、軸45のプーリー
47、偏心駆動体37用のプーリー37a、圧風ファン
13用のプーリー13a、1番コンベア4用のブー’)
−4a、m穀コンヘア10a用のプーリーlQb、2番
コンベア12および2番スロワ−15用のブー’J−1
2a、吸引排塵機6用のブーIJ −6bをそれぞれ配
設するとともに、プーリー47と373の間にテンショ
ンプーリー48を、プーリー37aと133の間にテン
ションプーリー49を、また、プーリー12aと6bの
間にテンションプーリー50をそれぞれ配設し、それ等
プーリー47,48,37a。
49,13a、4a、10b、12a、50および6b
に■形ベルト14を掛廻するが、前記ブー’J −4a
および13aは背面掛合となる。
また、前記の各プーリーを外側方からカバー51により
被覆し、揚穀筒10の上端から下向きに延出する排出筒
52に挿入して籾受けができるように構成する。
しかして、作業に際し、伝動プーリー44から伝動する
と、軸45の回転により扱胴19およびフィートチエン
26が駆動され、また、プーリー47によって回転伝動
するベルト14により揺動選別体3および節線2、圧風
ファン13.1番コンベア4、揚穀コンベア10 a
、2番コンベア12および2番スロワ−15、吸引排塵
機6がそれぞれ一斉に駆動される。
その状態で、ブー’J −4aはブーIJ−10bに接
近しているので、ベルト14に対し背面掛合しているが
、強力に回転される状態となる。
フィートチエン26と挾扼稈27に挾扼搬送される殻稈
が供給口20から扱室A内に供給されると下級式に脱穀
され、殻稈が扱室Aの終端にいたって仕切板23にあた
る状態となるところで、殻稈の稈元側はそのままフィー
トチエン26により搬送され続けることから、引きづら
れて排藁口29より垂れ下がる状態となって排藁通路C
内に引き出され、殻稈はそのまま排藁通路C内を垂下状
態で搬送されて出口31より外方に排出されると排藁チ
ェノ28に受継がれて側方に向は排出される。
その場合に、排藁通路C内を搬送される間に刺り粒が落
下して2奇コンベア12により搬送される。
扱室A内でBMRされてクリンプ網22を漏下した穀粒
等は揺動選別体3により揺動選別されて風選路5に落下
すると、圧風ファン13による選別風を受けて選別され
、1香コンベア4に落人し、1番コンベア4に落人し、
1番コンベア4から合流ケース11内で揚穀コンベア1
0aに受継がれて揚穀筒10内を上昇させられ籾袋53
に送給される。
また、扱室A内で発生する送塵物は回流しなから送塵弁
36に案内されて送塵口1に送出され、送塵口1から送
出される送塵物は落下路35内を落差をつけて落下させ
られてそのまま節線2の一端側上方に落ち、揺動する節
線2により篩選別されて粒等は揺動選別体3の後部上方
に落差をつけて落下させられ、さらに風選路5に落ちて
風選させられて1番コンベア4に落人する。
節線2の終端部2aおよび揺動選別体3の終端部3aか
ら送出される2番物等は点線矢印イで示すように風選路
5から吹き上げる選別風により選別を受けて、落下する
穀粒は流穀板8の上端8aより手前で落下してそのまま
流穀板8に落人し、選別風を受けながらやや浮上がる2
番物は矢印口。
ハで示すように流れて流穀板8の上端8aを越えて2番
受樋9に落人し、点線矢印イで示す選別風と吸引口6a
からの吸引風が協働して排塵物は吸引口6aに吸引され
て機外へ排出される。
その場合に、節線2の上方では藁屑に対し穀粒が乱反射
する状態となるが、送塵物が少ない状態では調節板体7
を下げ、多い場合には上げると、節線2上における送塵
物の篩選別と揺動送りならびに穀粒が乱反射して吸引口
6a側に吸引されない状態にすることの調節をなすこと
ができる。
なお、第9図においては、殻稈が供給口20から供給さ
れるとともに扱胴19により脱穀され、排藁口29から
穂先側を垂下した状態で排出されながらその状態で排藁
通路C内を機外へ排出されていく状態を示す。
このように本考案は、扱室Aの下方に連通ずる選別室B
を扱室Aの出口側後方に配設し、前記扱室Aの供給口2
0側方から選別室Bの側方にそわせて後部までフィート
チエン26を延設して扱室Aの出口側におけるフィート
チエン26側の下方に排藁口29を縦方向に形成し、該
排藁口29から選別室Bの側方にそわせて後部の後向出
口31までフィートチエン26の下方にそわせ縦溝状の
排藁通路Cを形成して排藁口29から排出される排藁の
穂先側が排藁通路C内を下向きとなって排出されるよう
にするとともに、扱室Aの終端側上方と選別室Bの前方
側上方との間に送塵口1を設け、該送塵口1の下方にお
いて上方から順次下方に配設する節線2、扱室Aの下方
から延出する揺動選別体3、および1番コンベア4上方
の風選路5のそれぞれの終端側を、選別室Bの後方側部
に装設した吸引排塵機6の吸引口6a側に連通ずる構成
にしたから、扱室Aの供給口20部より選別室B後部の
出口31部分までフィートチエン26によって引継ぎ部
なく一連に排藁を良好に移送させるものでありながら、
選別室B部分では排藁が選別室内を遮ぎる水平方向とな
らないで搬送されて、ささり粒を回収できる構造にし−
c4別室Bを高く構成することができるとともに上下方
向に節線2、揺動選別体3の部分および風選路5を間隔
充分にして配設することができて、送塵口1からの送塵
物を落差充分にして落下させながら効率良い高性能の選
別をなすことができ、充分なるその篩選別、揺動選別お
よび風選にともなって吸引排塵機6による吸引排塵を確
実良好に行わせることができ、選別室Bを上下方向に高
くして機体の前後長さを短く構成でき、とくにコンバイ
ンに搭載して実施すると好適となり、簡単な構造にして
提供できる特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は一部を破断した
脱穀機の側面図、第2図は背面図、第3図は一部を破断
するとともにカバーを外した状態の平面図、第4図は側
断面図、第5図は伝動部の側面図、第6図は第4図の一
部の拡大図、第7図は第5図の一部の拡大図、第8図は
第7図に示す部分の拡大正面図、第9図は説明図である
。 A・・・・・・扱室、B・・・・・・選別室、1・・・
・・・送塵口、2・・・・・・節線、3・・・・・・揺
動選別体、4・・・・・・1番コンベア、5・・・・・
・風選路、6・・・・・・吸引排塵機、6a・・・・・
・吸引口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扱室Aの下方に連通ずる選別室Bを扱室Aの出口側後方
    に配設し、前記扱室Aの供給口20側方から選別室Bの
    側方にそわせて後部までフィートチエン26を延設して
    扱室Aの出口側におけるフィートチエン26側の下方に
    排藁口29を縦方向に形成し、該排藁口29から選別室
    Bの側方にそわせて後部の後向出口31までフィートチ
    エン26の下方にそわせ縦溝状の排藁通路Cを形成して
    排藁口29から排出される排藁の穂先側が排藁通路C中
    を下向きとなって排出されるようにするとともに、前記
    扱室Aの終端側上方と選別室Bの前方側上方との間に送
    塵口1を設け、該送塵口1の下方において上方から順次
    下方に配設する節線2、扱室Aの下方から延出する揺動
    選別体3、および1番コンベア4上方の風選路5のそれ
    ぞれの終端側を、選別室Bの後方側部に装設した吸引排
    塵機6の吸引口6a側に連通ずる構成にしたことを特徴
    とする脱穀機における渚塵選別排出装置。
JP1977012115U 1977-02-02 1977-02-02 脱穀機における送塵選別排出装置 Expired JPS5827630Y2 (ja)

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JPS53106472U JPS53106472U (ja) 1978-08-26
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5031418U (ja) * 1973-07-17 1975-04-07

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4896136U (ja) * 1972-02-24 1973-11-15

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JPS5031418U (ja) * 1973-07-17 1975-04-07

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JPS53106472U (ja) 1978-08-26

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