JPS5935830B2 - 大形クレ−ンブ−ム俯仰装置 - Google Patents

大形クレ−ンブ−ム俯仰装置

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JPS5935830B2
JPS5935830B2 JP15745279A JP15745279A JPS5935830B2 JP S5935830 B2 JPS5935830 B2 JP S5935830B2 JP 15745279 A JP15745279 A JP 15745279A JP 15745279 A JP15745279 A JP 15745279A JP S5935830 B2 JPS5935830 B2 JP S5935830B2
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JP
Japan
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sheave
frame hanger
main
auxiliary
pridle
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JP15745279A
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JPS5682791A (en
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勝 伊藤
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は大形クレーンのブーム俯仰装置に関するもので
ある。
本発明を説明するに先立って、クレーンに使用されてい
るブーム俯仰装置を第1図に基づいて説明する。
クレーンには旋回体1が設けられ、旋回体1にはブーム
2が俯仰自在にその基部が枢着されであると共に、ブー
ム2を支持する為のAフレーム6及び俯仰ロープドラム
8等が固定されている。
ブーム2の先端とプライドル4との間にペンダントロー
プ3が張設され、ブーム2側は支持されている。
Aフレーム6には、Aフレームハンガ5がピン接合され
ている。
一端をAフレームハンガ5に固定した俯仰ロープ7がプ
ライドル4のシーブとAフレームハンガのシーブとの間
を捲回された後ドラム8に巻取られ、俯仰ロープ7をド
ラム8に巻込み又は繰出すことによりブーム2が起伏せ
しめられる。
前記したブーム俯仰装置は、最大吊上荷重20t〜50
を級のクレーンでは、Aフレームハンガ5の両側のシー
ブとプライドル4の両側のシーブとに俯仰ロープ7を掛
は渡して、その俯仰ロープ7のロープ端をプライドル4
側に繋止して5本掛けとして使用されている。
一方、最大吊上荷重がSOt〜1501級の大形クレー
ンでは、前記したAフレームハンガ5及びプライドル4
のシーブ数を、少なくとも上下2個を1組とした複数個
に構成すると共に、Aフレームハンガ5の中間位置とプ
ライドル4の中間位置とを結ぶ軸線上において、Aフレ
ームハンガ5及びプライドル4にそれぞれ補助Aフレー
ムハンガ及び補助プライドルを着脱可能に取付け、俯仰
ロープ7のロープ端をAフレームハンガ5側に連結して
12本掛けで使用されている。
また、ブーム俯仰装置に使用されるシーブは、俯仰ロー
プ7の張力によって支持されるために軽量に設定する必
要があることと、巻上装置のシーブに比較して使用頻度
が少ないために、一般にクレーン構造規格で定められた
最小径(ロープ径の16倍)に設定され、それに伴って
、Aフレームハンガ5及びプライドル4の寸法が設定さ
れていた。
前述した従来の大形クレーンのブーム俯仰装置を第2図
に、俯仰ロープのシーブへの掛は方を第3図に示す。
右、左のAフレーム6a 、6bを連結して軸9が設け
られ、Aフレームハンガ5は主人フレームハンガ5aと
補助Aフレームハンガ5bとよりなり、主人フレームハ
ンガ5aが軸9に枢着されている。
また主人フレームハンガ5aの中間位置にはピン10に
より補助Aフレームハンガ5bが着脱可能に連結されて
いる。
プライドル4は主プライドル4aと補助プライドル4b
とよりなる。
ペンダントロープ3は主プライドル4aに連結され、主
プライドル4aの中間位置にはピン14より補助プライ
ドル4bが着脱可能に連結されている。
主人フレームハンガ5aにはその両側の上下に各々2個
1組のシーブ12,12が取付けられ、補助Aフレーム
ハンガ5bには1個のシーブ12が取付けられ、主プラ
イドル4aにはその両側の上下に各々2個1組のシーブ
13a。
13aが取付けられ、また、主プライドル4aの中間位
置の上部及び補助プライドル4bにはシーブ13bがそ
れぞれ取付けられである。
一端を主人フレームハンガ5aのロープエンド15に取
付けられた俯仰ロープ7が、第3図に示す如く各シーブ
間に張設され、軸9に取付けなシーブ11を通りドラム
8に巻取られている。
すなわち、俯仰ドラム8から繰り出された俯仰ロープ7
は、軸9に取付けたシーブ11を通り、前記主人フレー
ムハンガ5a、と主プライドル4aの一側のシーブに掛
は渡した後主プライドル4aの中間位置のシーブ13b
を経由して前記補助Aフレームハンガ5bおよび補助プ
ライドル4bのシーブに掛は渡し、さらに前記主人フレ
ームハンガ5aと主プライドル4aの他側のシーブに順
次掛は渡し、そのロープエンド15を主人フレームハン
ガ5aに繋止し、俯仰ロープ7をドラム8に巻込みまた
は繰出すことによりブーム2が起伏されるように構成し
ている。
第2図及び第3図で示した従来のブーム俯仰装置は、前
述した12本掛けの使用状態を示している。
第1図の例ではブーム2を先端のみで支持しているが、
ブーム2を先端及び中間で支持する必要がある場合は、
第4図に示す如く主プライドル4aと補助プライドル4
bとの接合ピン14をはずし、補助プライドル4bとブ
ーム2の中間部を中間支持ロープ16で連結して使用す
る。
従来のブーム俯仰装置においては、Aフレームハンガ5
a、5bに取付けたシーブ12及びプライドル4a 、
4bに取けたシーブ13a、13bは前述した理由によ
り最小径の同径のシーブが使用されている。
また、かかるブーム俯仰装置においては、補助Aフレー
ムハンガ5bのシーブ12と、補助プライドル4bのシ
ーブ13bと主人フレームハンガ5aのシーブ12間に
張設されている俯仰ロープ7との干渉を防止するため、
両者の間隔eを約10mm以上にすることが必要である
が、従来は前記の如くすべて最小径のシーブを使用して
いるので、補助プライドル4bのシーブ13bと主人フ
レームハンガ5aのシーブ12間に張設されている俯仰
ロープ7は主人フレームハンガ5aの中間位置と主プラ
イドル4aの中間位置とを結ぶ軸線に対し傾斜しており
、このため主プライドル4aが主人フレームハンガ5a
に接近すると前記の間隔eが狭くなるので、このことを
考慮して主人フレームハンガ5aの両側のシーブ12間
の最小距離寸法AおよびAフレーム6の最小幅寸法Bを
決定しなければならない。
すなわち、主プライドル4aが主人フレームハンガ5a
に最も接近した場合でも前記間隔eを保持するためには
、主人フレームハンガ5aの両側のシーブ12間の間隔
Aを太きくしなければならず、これによりAフレーム6
の幅が大きくなり、従ってこれを取付けている旋回体の
幅が大きくなり、クレーンの重量及び費用の上昇につな
がっている。
一方、旋回体1の幅は、トレーラの幅で最大寸法が規制
されているので、Aフレーム6の幅は旋回体1側からも
制限を受けるので、シーブ径を最小径に設定するという
従来技術では、ひいてはブーム俯仰装置を構成すること
ができなくなってしまうという難点があった。
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたもので、クレー
ンの大形化に伴って、ブーム俯仰装置が多数掛けになっ
てきても、車体側から制限を受けるAフレームの幅内に
充分納めることができる大形クレーンのブーム俯仰装置
を提供することを目的とするものである。
この目的を達成するために、本発明のブーム俯仰装置は
、ブーム俯仰装置に使用されるシーブとそのシーブに隣
接する俯仰ロープとの干渉防止用間隔eに着目し、その
間隔eが、ブーム俯仰に伴って移動するプライドルの位
置に関係なく、常に一定値に保持されるように構成した
ものである。
即ち、本発明の大形クレーンのブーム俯仰装置は、少な
くとも上下2個1組のシーブを両側に配設した主Aフレ
ームハンガと、少なくとも上下2個1組のシーブを両側
に配設すると共に中間位置の上部に1個のシーブを配設
した主プライドルと、前記Aフレームハンガの中間位置
と前記主プライドルの中間位置とを結ぶ軸線上において
主Aフレームハンガに着脱可能に設けられた1個のシー
ブを有する補助Aフレームハンガ及び主プライドルに着
脱可能に設けられた1個のシーブを有する補助プライド
ルとを備え、俯仰ドラムから繰り出された俯仰ロープを
前記の各シーブに順次掛は渡し、そのロープ端部をAフ
レームハンガ側に繋止した大形クレーンのブーム俯仰装
置において、前記主プライドルの中間位置のシーブ及び
補助プライドルのシーブを補助Aフレームハンガに設け
たシーブより大径として、前記補助Aフレームハンガに
設けたシーブとそのシーブに隣接する俯仰ロープとの干
渉防止用間隔eを一定に維持すると共に主Aフレームハ
ンガの両側のシーブ間隔を縮小したことを特徴とする。
以下、本発明によるブーム俯仰装置の実施例を第5図に
基づいて説明する。
本発明のブーム俯仰装置は、主プライドル4aの中間位
置のシーブ130b及び補助プライドル4bのシーブ1
30bの径を、主Aフレームハンガ5a及び補助Aフレ
ームハンガ5bのシーブ12の径より大径として、少な
くとも主Aフレームハンガ5aの前記シーブ12と補助
プライドル4bの前記シーブ130bとに張られた俯仰
ロープ7が、補助Aフレームハンガ5bのシーブ12と
の間隔eを保ち、かつ主Aフレームハンガ5aの中間位
置と主プライドル4aの中間位置とを結ぶ軸心と平行と
なる径に設定する。
その他の構造は第2図および第3図により説明した従来
の装置と変りはないので説明を省略する。
従って、前記間隔eは、ブーム俯仰に伴って移動する主
プライドル4aの位置に関係なく常に一定値に保持され
る。
その結果、補助Aフレームハンガ5bに取付ケたシーブ
12と俯仰ロープ7の間隔を従来と同じ0寸法あけても
、主Aフレームハンガ5aの両側のシーブ12間の距離
は従来のA寸法からA′寸法に、Aフレーム6の幅は従
来の8寸法から「寸法に縮小することができる。
主Aフレームハンガ5aの両側のシーブ12間の距離が
縮小さるを状況を第6図に基づいて更に詳しく説明する
第6図において、dlはAフレームハンガのシーブ12
及び従来の補助プライドルのシーブ13bの直径であり
、d1′ 本発明における補助プライドルのシーブ1
30bの直径である。
補助ブライドのシーブ130bと主Aフレームハンガの
シーブ12間に張られた俯仰ロープ7と補助Aフレーム
ハンガのシーブ12の縁との間隔を一定の寸法eにとる
と、シーブ13bの径がdlのときは主Aフレームハン
ガのシーブ12を第6図の下方の位置にする必要がある
が、シーブ130bの径をd1′とすると上方の位置に
することができ、両側のシーブ12間の距離をへ寸法か
らA′寸法とすることができる。
また主プライドル4aの中間位置のシーブ130bにも
主Aフレームハンガ5aのシーブ12に捲回したロープ
が張設されるので、補助プライドルのシーブ130bと
同径に設定される。
以上説明したように、本発明によるブーム俯仰装置は、
Aフレームハンガの両側のシーブ間隔を最小間隔に設定
できるので、Aフレームハンガを車体側から制限を受け
るAフレームの幅内に充分に納めることができ、これに
よって大形クレーンに最適なブーム俯仰装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はクレーンに使用されたブーム俯仰装置の概略側
面図、第2図は従来のブーム俯仰装置の平面図、第3図
は俯仰ロープのシーブへの掛は方の説明図、第4図はブ
ームを先端及び中間で支持した状態を示すクレーンの概
略側面図である。 第5図は本発明のブーム俯仰装置の一実施例の平面図、
第6図は従来と本発明の装置によるAフレームハンガの
寸法差を示す説明図である。 1・・・・・・旋回体、2・・・・・・ブーム、計・・
・・・ペンダントロープ、4・・・・・・プライドル、
4a・・・・・・主プライドル、4b・・・・・・補助
プライドル、5°゛°°°°Aフレームバンカ、5a・
・・・・・主Aフレームハンガ、5b・°・・・・補助
フレームハンガ、6・・・・・・フレーム、7・・・・
・・俯仰ロープ、8・・・・・・ドラム、9・曲・Aフ
レーム軸、10.14・・・・・・ピン、11,12,
13a、13b・・・・・・最小径シーブ、130b・
・・・・・大型シーブ、15・・・・・・ロープエンド
、e・・・・・・干渉防止用間隔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少なくとも上下2個1組のシーブを両側に配設した
    主人フレームハンガと、少なくとも上下2個一組のシー
    ブを両側に配設すると共に中間位置の上部に一個のシー
    ブを配設した主プライドルと、前記主人フレームハンガ
    の中間位置と前記主プライドルの中間位置とを結ぶ軸線
    上において主人フレームハンガに着脱可能に設けられた
    1個のシーブを有する補助Aフレームハンガ及び主プラ
    イドルに着脱可能に設けられた1個のシーブを有する補
    助プライドルとを備え、俯仰ドラムから繰り出された俯
    仰ロープを、前記主人フレームハンガと主プライドルの
    一側のシーブに掛は渡した後主プライドルの中間位置の
    シーブを経由して前記補助Aフレームハンガ及び補助プ
    ライドルのシーブに掛は渡し、さらに前記主人フレーム
    ハンガと主プライドルの他側のシーブに順次掛は渡し、
    そのロープ端部を主人フレームハンガ側に繋止した大型
    クレーンのブーム俯仰装置において、前記主プライドル
    の中間位置のシーブ及び補助プライドルのシーブを補助
    Aフレームハンガに設けたシーブより大径として、前記
    補助Aフレームハンガに設けたシーブとそのシーブに隣
    接する俯仰ロープとの干渉防止用間隔を一定に維持する
    と共に主人フレームハンガの両側のシーブ間隔を縮小し
    たことを特徴とする大形クレーンのブーム俯仰装置。
JP15745279A 1979-12-06 1979-12-06 大形クレ−ンブ−ム俯仰装置 Expired JPS5935830B2 (ja)

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JPS5682791A JPS5682791A (en) 1981-07-06
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US4574964A (en) * 1983-06-29 1986-03-11 Fmc Corporation Breakaway bail
JPS6356185U (ja) * 1986-09-30 1988-04-14
JPS63113094U (ja) * 1987-01-13 1988-07-20

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