JPS5935165B2 - 多層薄膜コイルの製法 - Google Patents

多層薄膜コイルの製法

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JPS5935165B2
JPS5935165B2 JP15226179A JP15226179A JPS5935165B2 JP S5935165 B2 JPS5935165 B2 JP S5935165B2 JP 15226179 A JP15226179 A JP 15226179A JP 15226179 A JP15226179 A JP 15226179A JP S5935165 B2 JPS5935165 B2 JP S5935165B2
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JP
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layer
winding
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thin film
coil
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JP15226179A
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JPS5674911A (en
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勝彦 石田
徹 佐藤
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Nippon Gakki Co Ltd
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Nippon Gakki Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
    • H01F41/041Printed circuit coils
    • H01F41/042Printed circuit coils by thin film techniques

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、多層薄膜コイルの製法に関し、特に導電体
一絶縁体の多重積層を所望の巻回パターンにしたがつて
選択的にエッチして各導電体層毎に巻回部を形成すると
共にそれら巻回部間に所要の配線をなすことによつて製
造工程を大幅に簡略化したものである。
従来提案されている多層薄膜コイルの製法としては、第
1図に示すようなものが知られている。
すなわち、基板10の表面に被着した絶縁膜11上に1
層目の導電体層12を形成した後、この導電体層12を
所望の巻回パターンをもつようにホトリングラフィ技術
によりパターニングし、次に導電体層12上に絶縁体層
13を被着してからこの絶縁体層13に導電体層12の
接続部12Aを露呈させる孔を設け、次に絶縁体層13
上に2層目の導電体層14を形成してその一部14Aが
接続部12Aに接続されるようにし、この後、導電体層
14を所望の巻回パターンをもつようにホトリソゲラフ
イ技術によりパターニングするものである。ところが、
このような従来法には、次のような欠点がある。
(1)導電体層12、14を形成する都度巻回パターニ
ングを行なうので、コイルの層数が多くなればなるほど
パターニング工程数が増加し、工程が複雑化する。
(2)1層目の導電体層12に巻回部を形成した後その
巻回部による凹凸を平坦化するように絶縁体層13を厚
く形成する必要があり、絶縁体層13を厚くすると、そ
の形成ないし加工(エッチングなど)に多大の時間を要
すると共に、コイルの全体厚さが増加する。
(3)そこで、絶縁体層13をあまり厚くしないでおく
と、絶縁体層13の表面が凹凸状になるため導電体層1
4も凹凸表面を呈するように形成される。
このため,導電体層14をホトエツチングする際,微細
な巻回パターンになればなるほど,エツチングマスク形
成精度が低下する。従つて6微細な巻回パターン形成が
困難で、第1図に示す巻回間隔dをあまり小さくするこ
とかできず、このことによつてコイルの集積度の向上は
妨げられる。この発明の目的は、上記した従来技術の欠
点をなくした新規な多層薄膜コイルの製法を提供するこ
とにある。この発明による製法は6導電体一絶縁体の多
重積層を形成した後、1つの選択マスクを用いてその積
層の個々の層を選択エツチすることにより各導電体層毎
lこ巻回部を形成し.これら巻回部間に所要の配線を施
すことを特徴とするものであり6以下.添付図面に示す
実施例について詳述する。
第2図及び第3図は6この発明の一実施例による各層3
ターンの3層薄膜コイルを示すもので、第2図が上面図
,第3図が第2図の−線に沿う断面図である。これらの
図において,20は,例えばシリコン又はベリリウム等
の材料からなる基板であり.その表面にはSiO2等か
らなる絶縁膜21が形成され.この絶縁膜21上にコイ
ル部CPが配置されている。コイル部CPは6絶縁膜2
1上に形成された1層目の導電体層22と,この導電体
層22上に形成されたI層目の絶縁体層23と,この絶
縁体層23上に形成された2層目の導電体層24と、こ
の導電体層24上に形成された2層目の絶縁体層25と
、この絶縁体層25上に形成された3層目の導電体層2
6とを含んで成り6導電体層22,24,26は各々の
巻回部がほぼ等しい幅で重なり合うようになつている。
ここで、導電体層22,24,26の材料としてはAg
,Al等が好適であり6層間絶縁用の絶縁体層23,2
5の材料としてはSiO2,Si3N4,Al2O3ま
たは高抵抗率半導体薄膜等を適宜用いることができる。
コイル部CPにおいて,内方端部には1層用のコンタク
ト部30aと.2層用のコンタクト部31aと、3層用
のコンタクト部32aとが3層目の導電体層26とほぼ
共通の平面をなすように配置されており.外方端部には
1層用のコンタクト部29aと、2層用のコンタクト部
30bと、3層用のコンタクト部31bとが3層目の導
電体層26とほぼ共通の平面をなすように配置されてい
るコイル部CPは6例えばポリイミド系樹脂からなる保
護膜28で被覆されており,保護膜28はコイル部CP
の巻回間隙Gを埋めるように形成されている。
そして,保護膜28には,前述したコンタクト部29a
,30a,30b,31a,31b,32aをそれぞれ
露呈させるようなコンタクト孔が形成されると共に、保
護膜28の上面にはそれらのコンタクト孔を介して所定
のコンタクト部に接続されるべく配線層29,30,3
1,32が形成されている。すなわち6配線層29はコ
イル部CPの一方の端子となるべきもので.1層用の外
方コンタクト部29aに接続されており.配線層30は
1層目の巻回部と2層目の巻回部とを巻回方向が同一に
なるようにして相互に直列接続するためのもので.一端
が1層用の内方コンタクト部30aに且つ他端が2層用
の外方コンタクト部30bにそれぞれ接続されており6
配線層31は2層目の巻回部と3層目の巻回部とを巻回
方向が同一になるようにして相互に直列接続するための
もので6一端が2層用の内方コンタクト部31aに且つ
他端が3層用の外方コンタクト部31bにそれぞれ接続
されており,配線層32はコイル部CPの他方の端子と
なるべきもので63層用の内方コンタクト部32aに接
続されている。次に、第4a図乃至第4c図を参照して
,上記多層薄膜コイルの製法を説明する。なお.次の(
a)〜(c)の各工程はそれぞれ第4a図〜第4c図に
対応している。(a)基板20上に絶縁膜21を形成し
た後6絶縁膜21上に蒸着法等により1層目の導電体層
22を被着し,つづいて導電体層22上に1層目の縁縁
体層23を形成する。
そして、絶縁体層23には6コンタクト形成用の孔23
a,23bを周知のホトエツチングにより形成する。(
b)次lこ、絶縁体層23上に2層目の導電体層24を
被着し.さらにその上に2層目の絶縁体層25を形成す
る。そして、この絶縁体層25にもコンタクト形成用の
孔25a,25bを形成する。(c)次に.絶縁体層2
5上に3層目の導電体層26を被着し,その上に所望の
巻回パターン及びコンタクト形成パターンを有するマス
タ層27を形成する。
ここで,マスク層27としては、ホトレジスト膜、無機
絶縁膜6金属(例6Ti)膜などを用いることができる
。この後、マスク層27を用いてその下の積層を選択的
にエツチすべく液相又は気相中でエツチング処理を実施
し,マスク層27におおわれない部分を破線に示す如く
選択的に除去し.それによつて第2図及び第3図につい
て前述したようなコイル部CPを形成する。この場合,
巻回形成部とコンタクト形成部とではエツチ深さが異な
るが,これについては比較的パターンが微細である巻回
形成部を先にエツチングした後6比較的パターンが粗で
あるコンタクト形成部をエツチングするように62回に
分けてエツチングを行なつてもよいし,あるいはエツチ
深さが深い部分においてよりもそれが浅い部分において
絶縁体層を厚く形成しておくか又はエツチ速度の小さい
材料で構成しておくなどして1回のエツチングですまし
てもよい。この後は,マスク層27を除去してから第3
図に示すようにコイル部CPをおおつて保護膜28を形
成し、ついで保護膜28に所要のコンタクト孔を形成し
、さらに保護膜28上に所要の配線層29〜32を形成
すれば.目的とする多層薄膜コイルが得られる。
なお,マスク層27として適当な絶縁膜を用いた場合に
は,これを除去せずに残しておいて保護膜として用いる
こともできる。以上に詳述したように,この発明の方法
によれば、次のような優れた作用効果が得られる。(1
)層数の大小にかかわらず.1つのマスクを用いて巻回
パターニングを行なうので,工程が大幅に簡略化される
。(2)層間絶縁用の絶縁体層は従来と異なり平坦化の
必要がないので薄くてよい。
従つて,絶縁体層の形成ないし加工(エツチングなど)
に要する時間は大幅に短縮されると共に、コイルの全体
厚さも大幅に低減される。(3)導電体一絶縁体の多重
積層の上面は凹凸がなく平坦に形成されるので,その上
にエツチングマスクを配置するにあたつてエツチングマ
スクの形成精度は十分高くすることができる。
従つて6微細な巻回パターンの形成が可能になり,高集
精度の多層薄膜コイルを実現することができる。(4)
各巻回部毎にその両端部に対応するコンタクト部が導電
体一絶縁体の多重積層の上面とほぼ同一平面をなすよう
に形成されるので,コンタクト部のための配線層を平坦
面に形成することができる。
従つて,段差による配線切れを未然に防止することがで
き,信頼性の高い多層薄膜コイルを実現することができ
る。なお6上記実施例の説明では,コイルパターンとし
て同心円を接続した形のものを例示したが,これは、ス
パイラル伏、多角形状等の他の形伏のものであつてもよ
いことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は,従来の多層薄膜コイルを示す断面図,第2図
は,この発明の一実施例による多層薄膜コイルを示す上
面図,第3図は.第2図の−線に沿う断面図,第4a図
乃至第4c図は.第2図のコイルの製造工程を示す断面
図である。 10,20・・・・・・基板,11,21・・・・・・
絶縁膜,12,14,22,24,26・・・・・・導
電体層613,23,25・・・・・・絶縁体層627
・・・・・・マスク層.29〜32・・・・・・配線層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 (a)少なくとも表面が絶縁性を有する基板を準備
    する工程と、(b)前記基板の前記表面上に複数の導電
    体層をとなり合う層間に絶縁体層を介して積層する工程
    であつて、各絶縁体層毎にその上下の導電体層を所定の
    コンタクト形成位置にて相互に電気接触させるための孔
    を形成せる工程を含むものと、(c)前記コンタクト形
    成位置に対応したコンタクト形成パターン及び所望の巻
    回パターンを有するマスク層を前記複数の導電体層及び
    前記絶縁体層を含む積層に重ねて配置する工程と、(d
    )前記マスク層を用いて前記積層を選択的にエッチする
    ことにより各導電体層毎に前記巻回パターンにしたがつ
    て巻回部を形成すると共に各巻回部毎にその両端部にそ
    れぞれ対応する複数のコンタクト部を前記積層の上面と
    ほぼ同一平面に達するように前記コンタクト形成パター
    ンにしたがつて形成する工程と、(e)前記コンタクト
    部のための配線層を前記積層の上面側に形成する工程と
    を含む多層薄膜コイルの製法。
JP15226179A 1979-11-24 1979-11-24 多層薄膜コイルの製法 Expired JPS5935165B2 (ja)

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JP2615151B2 (ja) * 1988-08-19 1997-05-28 株式会社村田製作所 チップ型コイル及びその製造方法
JP2009016504A (ja) * 2007-07-03 2009-01-22 Shinko Electric Ind Co Ltd インダクタ内蔵型多層配線基板
JP5982653B2 (ja) * 2012-06-20 2016-08-31 アルプス・グリーンデバイス株式会社 磁気素子及びその製造方法

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