JPS5935064Y2 - 刈取機における分草引起し装置 - Google Patents
刈取機における分草引起し装置Info
- Publication number
- JPS5935064Y2 JPS5935064Y2 JP9099178U JP9099178U JPS5935064Y2 JP S5935064 Y2 JPS5935064 Y2 JP S5935064Y2 JP 9099178 U JP9099178 U JP 9099178U JP 9099178 U JP9099178 U JP 9099178U JP S5935064 Y2 JPS5935064 Y2 JP S5935064Y2
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- JP
- Japan
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- weeding
- pulling
- guide cover
- pulling device
- stem
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、機体進行方向に沿う面内で機体前方下部から
後方上部に向って移動する分草爪を備えた縦回し型式の
補助引上げ分草装置を、様回し型式の茎稈引起し装置よ
りも前方でその横外側脇に設け、前記分草装置の分草枠
横側面と前記引起し装置の引起し枠前面とに亘って、前
記分草装置で引き上げられた茎稈を前記引起し装置側に
摺接案内するガイドカバーを設けた刈取機における分草
引起し装置に関する。
後方上部に向って移動する分草爪を備えた縦回し型式の
補助引上げ分草装置を、様回し型式の茎稈引起し装置よ
りも前方でその横外側脇に設け、前記分草装置の分草枠
横側面と前記引起し装置の引起し枠前面とに亘って、前
記分草装置で引き上げられた茎稈を前記引起し装置側に
摺接案内するガイドカバーを設けた刈取機における分草
引起し装置に関する。
この種の刈取機における分草引起し装置においては、横
回し型式の茎稈引起し装置によって引起すことができな
い程に倒伏していて、互いに絡み付いている引起し対象
条の植立茎稈とこれに隣接する非引起し対象条の植立茎
稈とを縦回し型式の補助引上げ分草装置によって強制的
に引上げ移送することにより、これら植立茎稈をミスな
く引起すことができるのであるが、この補助引上げ分草
装置は、あくまでも倒伏度の大きい植立茎稈を引上げ移
送することはできるものの、引上げた植立茎稈を左右に
分離して、引起し対象条の茎稈を引起し装置側に移行さ
せるための取分、つまり、分草性能は小さく、従って、
補助引上げ分草装置を設置する割には、引上げ移送され
た植立茎稈の穂先部がふらつき易くて、分草性能として
十分な効果を得ることができたい。
回し型式の茎稈引起し装置によって引起すことができな
い程に倒伏していて、互いに絡み付いている引起し対象
条の植立茎稈とこれに隣接する非引起し対象条の植立茎
稈とを縦回し型式の補助引上げ分草装置によって強制的
に引上げ移送することにより、これら植立茎稈をミスな
く引起すことができるのであるが、この補助引上げ分草
装置は、あくまでも倒伏度の大きい植立茎稈を引上げ移
送することはできるものの、引上げた植立茎稈を左右に
分離して、引起し対象条の茎稈を引起し装置側に移行さ
せるための取分、つまり、分草性能は小さく、従って、
補助引上げ分草装置を設置する割には、引上げ移送され
た植立茎稈の穂先部がふらつき易くて、分草性能として
十分な効果を得ることができたい。
また、この分草装置にお・ける植立茎稈と分草爪の離脱
は、単に係止爪の茎稈稈身方向への移動によって行われ
ていたために、爪作用軌跡の終端においても茎稈の穂先
部分に係止爪が強く摺接し、脱粒を生じやすい問題があ
った。
は、単に係止爪の茎稈稈身方向への移動によって行われ
ていたために、爪作用軌跡の終端においても茎稈の穂先
部分に係止爪が強く摺接し、脱粒を生じやすい問題があ
った。
本考案は、かかる点に鑑み、前記補助引上げ分草装置に
よって引上げられた茎稈の遊動状態にある穂先部を茎稈
引起し装置側に確実、スムーズに摺接案内するために、
前記両装置間に亘って設けるガイドカバーを形状的に工
夫することによって、引上げ移送された茎稈の分草効果
を高めながら、分草水からの植立茎稈の離れをも良くす
る点を考案の目的とする。
よって引上げられた茎稈の遊動状態にある穂先部を茎稈
引起し装置側に確実、スムーズに摺接案内するために、
前記両装置間に亘って設けるガイドカバーを形状的に工
夫することによって、引上げ移送された茎稈の分草効果
を高めながら、分草水からの植立茎稈の離れをも良くす
る点を考案の目的とする。
先ず本考案の構成上の特徴を説明する。
本考案は、考案の詳細な説明の冒頭に述べた刈取機にお
ける分草引起し装置にお・いて、前記ガイドカバーを、
上方に至るほど漸次広巾に形成し、このガイドカバーの
前記分草枠側の端辺を、上方に至るほど前記分草水の作
用軌跡に近づけて前記分草枠に取り付けであることを特
徴とする。
ける分草引起し装置にお・いて、前記ガイドカバーを、
上方に至るほど漸次広巾に形成し、このガイドカバーの
前記分草枠側の端辺を、上方に至るほど前記分草水の作
用軌跡に近づけて前記分草枠に取り付けであることを特
徴とする。
この構成であれば、前記ガイドカバーで、前記補助引上
げ分草装置によって強制的に引上げ移送される引起し対
象条の植立茎稈とこれに隣接する非引起し対象条の植立
茎稈とを恰も固定デバイダ−で分草するが如く、漸次、
左右両方に分離させることができるから、ミスのない引
起し作用を行なえるのはもちろん、引上げ移送茎稈の分
草作用も円滑、良好化して、全体として、確実、良好な
分草、引起し作業が行なえるに至った。
げ分草装置によって強制的に引上げ移送される引起し対
象条の植立茎稈とこれに隣接する非引起し対象条の植立
茎稈とを恰も固定デバイダ−で分草するが如く、漸次、
左右両方に分離させることができるから、ミスのない引
起し作用を行なえるのはもちろん、引上げ移送茎稈の分
草作用も円滑、良好化して、全体として、確実、良好な
分草、引起し作業が行なえるに至った。
従って、前記補助引上げ分草装置により引上げられた茎
稈を茎稈引起し装置側に確実、スムーズに摺接案内する
ためのガイドカバーを有効に利用して、このガイドカバ
ーを、上方に至るほど漸次広巾になるように構成するだ
けの極めて簡単な形状改良であり乍ら、このガイドカバ
ーによる補助分草作用と前記補助引上げ分草装置による
分草作用との相乗によって、引起し対象の植立茎稈とこ
れに隣接する非引起し対象の植立茎稈とを左右に確実、
スムーズに分草することができるに至った。
稈を茎稈引起し装置側に確実、スムーズに摺接案内する
ためのガイドカバーを有効に利用して、このガイドカバ
ーを、上方に至るほど漸次広巾になるように構成するだ
けの極めて簡単な形状改良であり乍ら、このガイドカバ
ーによる補助分草作用と前記補助引上げ分草装置による
分草作用との相乗によって、引起し対象の植立茎稈とこ
れに隣接する非引起し対象の植立茎稈とを左右に確実、
スムーズに分草することができるに至った。
しかもこのガイドカバーは、分草水の作用軌跡の終端に
至るほど爪側に近づけであるので、茎稈の引起しに伴っ
て、徐々に、茎稈が分草水から離脱する外力をこのガイ
ドカバーで付与し、水化用軌跡の終端において分草水か
らの植立茎稈の離れを良くして、穂切れや脱粒などを抑
制できる利点がある。
至るほど爪側に近づけであるので、茎稈の引起しに伴っ
て、徐々に、茎稈が分草水から離脱する外力をこのガイ
ドカバーで付与し、水化用軌跡の終端において分草水か
らの植立茎稈の離れを良くして、穂切れや脱粒などを抑
制できる利点がある。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図面は、機体後部に搭載した脱穀装置１の前方に、その
引起し爪２ａ、２ａを機体進行方向に沿った水平面に対
して後方上方に傾斜した平面内で回動させることにより
、二条の植立殻稈（植立茎稈）を後方上方に引起す左右
一対の横回し型式の引起し装置２，２とバリカン型の刈
取装置３ならびに、刈取殻稈を漸次横倒れ姿勢に姿勢変
更し乍ら脱穀フィードチェーン１Ａの搬送始端部に供給
する縦搬送装置４などからなる刈取部５を配設しである
コンバインを示し、前記引起し装置２，２のうち、脱穀
フィードチェーン１Ａが存在する未刈地側の横側部に位
置する引起し装置２の横外側脇に、この引起し装置２に
よって引起される前の植立殻稈とこれに隣接する未刈地
側の植立殻稈とを後方上方に引上げ搬送し乍ら、左右に
分草することができるように、その分草水６ａを機体進
行方向に沿った鉛直、又ははパ鉛直面内で前方下方から
後方上方に回動移動させるべく構威しである縦回し型式
の補助引上げ分草装置６を配置し、この補助引上げ分草
装置６の分草枠６Ａと引起し装置２の引起し枠２Ａとに
亘って、前記補助引上げ分草装置６により引上げられた
植立茎稈を前記引起し装置２の引起し作用経路Ａ側に摺
接案内するガイドカバー７を設けるとともに、このガイ
ドカバー７を、正面視において上方に至るはパ漸次広巾
に形成し、ガイドカバー７の前記分草枠６Ａ側の端辺を
、上方に至るほど漸次前記分草水６ａ・・・・・・の作
用軌跡に近づけて分草枠６Ａに取り付けである。
引起し爪２ａ、２ａを機体進行方向に沿った水平面に対
して後方上方に傾斜した平面内で回動させることにより
、二条の植立殻稈（植立茎稈）を後方上方に引起す左右
一対の横回し型式の引起し装置２，２とバリカン型の刈
取装置３ならびに、刈取殻稈を漸次横倒れ姿勢に姿勢変
更し乍ら脱穀フィードチェーン１Ａの搬送始端部に供給
する縦搬送装置４などからなる刈取部５を配設しである
コンバインを示し、前記引起し装置２，２のうち、脱穀
フィードチェーン１Ａが存在する未刈地側の横側部に位
置する引起し装置２の横外側脇に、この引起し装置２に
よって引起される前の植立殻稈とこれに隣接する未刈地
側の植立殻稈とを後方上方に引上げ搬送し乍ら、左右に
分草することができるように、その分草水６ａを機体進
行方向に沿った鉛直、又ははパ鉛直面内で前方下方から
後方上方に回動移動させるべく構威しである縦回し型式
の補助引上げ分草装置６を配置し、この補助引上げ分草
装置６の分草枠６Ａと引起し装置２の引起し枠２Ａとに
亘って、前記補助引上げ分草装置６により引上げられた
植立茎稈を前記引起し装置２の引起し作用経路Ａ側に摺
接案内するガイドカバー７を設けるとともに、このガイ
ドカバー７を、正面視において上方に至るはパ漸次広巾
に形成し、ガイドカバー７の前記分草枠６Ａ側の端辺を
、上方に至るほど漸次前記分草水６ａ・・・・・・の作
用軌跡に近づけて分草枠６Ａに取り付けである。
また、前記補助引上げ分草装置６の分草水６ａを、その
引上げ搬送経路部分にお・いて水平またはそれよりも斜
め下方に向く姿勢で起立突出移動させるとともに、この
分草水６ａの引上げ作用面６ａ′先端部を下方に向かっ
て彎曲形成している。
引上げ搬送経路部分にお・いて水平またはそれよりも斜
め下方に向く姿勢で起立突出移動させるとともに、この
分草水６ａの引上げ作用面６ａ′先端部を下方に向かっ
て彎曲形成している。
尚、前記補助引上げ分草装置６の分草水６ａを上述の如
く構成した場合には、引起し対象の植立殻稈とこれに隣
接する未刈り地側の植立茎稈とを左右にスムーズに分草
することができるばかりでなく、この分草水６ａからの
植立殻稈の放れを良くして、穂切れや脱粒などを抑制す
ることができる利点がある。
く構成した場合には、引起し対象の植立殻稈とこれに隣
接する未刈り地側の植立茎稈とを左右にスムーズに分草
することができるばかりでなく、この分草水６ａからの
植立殻稈の放れを良くして、穂切れや脱粒などを抑制す
ることができる利点がある。
図面は本考案に係る刈取機における分草引起し装置の実
施例を示し、第１図はコンバインの要部の側面図、第２
図は正面図、第３図は要部の一部切欠平面図である。 ２・・・・・・茎稈引起し装置、６・・・・・・補助引
上げ分草装置、７・・・・・・ガイド力バー
施例を示し、第１図はコンバインの要部の側面図、第２
図は正面図、第３図は要部の一部切欠平面図である。 ２・・・・・・茎稈引起し装置、６・・・・・・補助引
上げ分草装置、７・・・・・・ガイド力バー
Claims (1)
- 機体進行方向に沿う面内で機体前方下部から後方上部に
向って移動する分草爪６ａ・・・・・・を備えた縦回し
型式の補助引上げ分草装置６を、横回し型式の茎稈引起
し装置２よりも前方でその横外側脇に設け、前記分草装
置６の分草枠６Ａ横側面と前記引起し装置２の引起し枠
２Ａ前面とに亘って、前記分草装置６で引き上げられた
茎稈を前記引起し装置２側に摺接案内するガイドカバー
７を設けた刈取機にお・ける分草引起し装置において、
前記ガイドカバー７を、上方に至るほど漸次広巾に形成
し、このガイドカバー７の前記分草枠６Ａ側の端辺を、
上方に至るほど前記分草爪６ａ・・・・・・の作用軌跡
に近づけて前記分草枠６Ａに取り付けである刈取機にお
ける分草引起し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9099178U JPS5935064Y2 (ja) | 1978-06-30 | 1978-06-30 | 刈取機における分草引起し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9099178U JPS5935064Y2 (ja) | 1978-06-30 | 1978-06-30 | 刈取機における分草引起し装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS555785U JPS555785U (ja) | 1980-01-16 |
| JPS5935064Y2 true JPS5935064Y2 (ja) | 1984-09-28 |
Family
ID=29019852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9099178U Expired JPS5935064Y2 (ja) | 1978-06-30 | 1978-06-30 | 刈取機における分草引起し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5935064Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4503959A (en) * | 1981-08-28 | 1985-03-12 | Dana Corporation | Clutch lever and adjustment method |
-
1978
- 1978-06-30 JP JP9099178U patent/JPS5935064Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS555785U (ja) | 1980-01-16 |
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