JPS5930563B2 - 乗用車ラジアルタイヤ - Google Patents
乗用車ラジアルタイヤInfo
- Publication number
- JPS5930563B2 JPS5930563B2 JP55061963A JP6196380A JPS5930563B2 JP S5930563 B2 JPS5930563 B2 JP S5930563B2 JP 55061963 A JP55061963 A JP 55061963A JP 6196380 A JP6196380 A JP 6196380A JP S5930563 B2 JPS5930563 B2 JP S5930563B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistance
- tire
- passenger car
- sidewall
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Tires In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は乗用車ラジアルタイヤ、詳しくは耐摩耗性、耐
疲労性、耐候性、耐外傷性を維持し、転勤抵抗性能の低
減によつ℃燃料消費を減少させるサイドウオール構造を
配置した乗用車ラジアルタイヤに関するものである。
疲労性、耐候性、耐外傷性を維持し、転勤抵抗性能の低
減によつ℃燃料消費を減少させるサイドウオール構造を
配置した乗用車ラジアルタイヤに関するものである。
車輌の燃料消費の減少につながるタイヤの転勤抵抗を低
減させる方法として従来から種々の方法カ文献等で報告
されているが、乗用車ラジアルタイヤの場合サイドウオ
ールのエネルギー損失による影響も大きいことが判って
いる。
減させる方法として従来から種々の方法カ文献等で報告
されているが、乗用車ラジアルタイヤの場合サイドウオ
ールのエネルギー損失による影響も大きいことが判って
いる。
さ℃低転動抵抗を目的とする乗用車ラジアルタイヤのサ
イドウオールゴムを考える場合、サイドウオールの運動
は曲げ、せん新運動から構成され、その運動の結果ゴム
によるエネルギーロスを生じタイヤの転勤抵抗の1部を
発生させている。
イドウオールゴムを考える場合、サイドウオールの運動
は曲げ、せん新運動から構成され、その運動の結果ゴム
によるエネルギーロスを生じタイヤの転勤抵抗の1部を
発生させている。
従ってタイヤの転勤抵抗を丈イドウオールゴムにより低
減させるには、曲げ、せん新運動によるエネルギーロス
を低減させることにより効果がある。
減させるには、曲げ、せん新運動によるエネルギーロス
を低減させることにより効果がある。
これをゴムの動的粘弾性特性面から考えれば損失モジュ
ラスE“を低減させることを意味している。
ラスE“を低減させることを意味している。
従ってこのエネルギーロスについて配合面から考えれば
ポリマーとしては損失モジュラスE//の低い天然ゴム
、イソプレンゴム、ブタジェンゴム等が有利であり、カ
ーボンブランクについては粒子径の大きいものが効果的
といえ、その配合量については少ない程損失モジュ2ス
E′を低くさせることから好ましい結果を生み出すこと
が可能であることが判っている。
ポリマーとしては損失モジュラスE//の低い天然ゴム
、イソプレンゴム、ブタジェンゴム等が有利であり、カ
ーボンブランクについては粒子径の大きいものが効果的
といえ、その配合量については少ない程損失モジュ2ス
E′を低くさせることから好ましい結果を生み出すこと
が可能であることが判っている。
しかし乍らタイヤが一般に車に装着され使用される場合
、道路の路肩等でこすれて摩耗したり路面上の石、金属
等がタイヤサイドウオールに当たり外傷を受けたりする
ことからカーボン粒子径が大きく且つ量の少ない配合を
サイドウオールに用いることは甚だ困難とされて来た。
、道路の路肩等でこすれて摩耗したり路面上の石、金属
等がタイヤサイドウオールに当たり外傷を受けたりする
ことからカーボン粒子径が大きく且つ量の少ない配合を
サイドウオールに用いることは甚だ困難とされて来た。
従つ℃低転動抵抗性乗用車ラジアルタイヤについては大
幅な損失モジュラスEllを低減させたサイドウオール
ゴムは使用されず従来の配合即ちカーボン量が比較的多
い即ち損失モジュラスE“が比較的大きいゴムが使用さ
れて来た。
幅な損失モジュラスEllを低減させたサイドウオール
ゴムは使用されず従来の配合即ちカーボン量が比較的多
い即ち損失モジュラスE“が比較的大きいゴムが使用さ
れて来た。
この点に鑑み本発明は幸究されたものであり、耐摩耗性
、耐疲労性、耐候性、耐外傷性は維持させ乍ら転動抵抗
性を低減させた丈イドウオール構造を有せしめ℃燃料消
費の減少を計ったものである。
、耐疲労性、耐候性、耐外傷性は維持させ乍ら転動抵抗
性を低減させた丈イドウオール構造を有せしめ℃燃料消
費の減少を計ったものである。
以下本発明を例示の図面に就いて又実施例を用いて詳細
に説明する。
に説明する。
本発明の乗用車ラジアルタイヤは第1図に示す様にタイ
ヤサイドウオール1が耐摩耗性、耐疲労性、耐候性、耐
外傷性の優れり外層ゴム2と低エネルギーロスを示す損
失モジュラスE//が4 Kg f /ca1以下であ
る内層ゴム3で形成され且つブレーカ4材料としてスチ
ール、グラスファイバー、ケプラー(商標)(芳香族ポ
リアミド)などで形成されたものである。
ヤサイドウオール1が耐摩耗性、耐疲労性、耐候性、耐
外傷性の優れり外層ゴム2と低エネルギーロスを示す損
失モジュラスE//が4 Kg f /ca1以下であ
る内層ゴム3で形成され且つブレーカ4材料としてスチ
ール、グラスファイバー、ケプラー(商標)(芳香族ポ
リアミド)などで形成されたものである。
なお第1図中5はトレンド、6はカーカス、1はビード
ワイヤを表している。
ワイヤを表している。
又第2図は第1図の本発明のタイヤをわかり易くするた
め対比用として表わした従来のタイヤを示している。
め対比用として表わした従来のタイヤを示している。
以下に本発明のタイヤの構成並びに効果を理解し易くす
るため実施例を比較例と対比し乍ら述べる。
るため実施例を比較例と対比し乍ら述べる。
第1表は本発明タイヤの構成及び効果を示している、第
2表は第4表中のサイドウオールゴム配合を示している
。
2表は第4表中のサイドウオールゴム配合を示している
。
さてタイヤサイズが1658R13で第1表のサイドウ
オール構造を持つスチールブレーカ−タイヤを走行中空
気圧を1.9Kg/rttA tタイヤにかへる荷重を
300Kg、速度が80Km/hの走行条件60インチ
径ドラム上でころがり抵抗即ち転勤抵抗を測定した結果
、ころがり抵抗は比較例1のタイヤに比べて、比較例2
のタイヤで2%の低減がみられ本発明実施例1のタイヤ
で5チ、実施例2のタイヤで4係の低減も認めることが
出来た。
オール構造を持つスチールブレーカ−タイヤを走行中空
気圧を1.9Kg/rttA tタイヤにかへる荷重を
300Kg、速度が80Km/hの走行条件60インチ
径ドラム上でころがり抵抗即ち転勤抵抗を測定した結果
、ころがり抵抗は比較例1のタイヤに比べて、比較例2
のタイヤで2%の低減がみられ本発明実施例1のタイヤ
で5チ、実施例2のタイヤで4係の低減も認めることが
出来た。
更に前記実施例1及び2のタイヤについてサイドウオー
ルに5rMt長さ×1rrrrrL深さのカントを入れ
てドラム走行を行ってカント成長を観察した結果例れも
比較例2の場合とはg同等の性能であり、又横加速度が
0.8Gなる円旋回を行い、サイドウオール上部が接地
することによるサイドウオールゴムの摩耗度を比較した
処実施例1及び2の何れも比較例2の場合と同等であり
、又80 pphmのオゾン濃度下でドラム走行を行っ
てオゾンによる亀裂発生の状態を観察した処実施例1及
び2の何れも比較例2の場合と同等であることが認めら
れた。
ルに5rMt長さ×1rrrrrL深さのカントを入れ
てドラム走行を行ってカント成長を観察した結果例れも
比較例2の場合とはg同等の性能であり、又横加速度が
0.8Gなる円旋回を行い、サイドウオール上部が接地
することによるサイドウオールゴムの摩耗度を比較した
処実施例1及び2の何れも比較例2の場合と同等であり
、又80 pphmのオゾン濃度下でドラム走行を行っ
てオゾンによる亀裂発生の状態を観察した処実施例1及
び2の何れも比較例2の場合と同等であることが認めら
れた。
以上の通り本発明によると耐摩耗性、耐疲労性、耐候性
、耐外傷性を維持し乍ら、転勤抵抗性を減少させたサイ
ドウオール構造とすることが出来、燃料消費を減少させ
ることの出来る乗用車用ラジアルタイヤが得られる。
、耐外傷性を維持し乍ら、転勤抵抗性を減少させたサイ
ドウオール構造とすることが出来、燃料消費を減少させ
ることの出来る乗用車用ラジアルタイヤが得られる。
なお本発明に於いてブレーカ材料は従来ラジアルタイヤ
同様スチール、グラスファイバー、ケプラー等を用いる
。
同様スチール、グラスファイバー、ケプラー等を用いる
。
第1図は本発明のタイヤの断面図(たgし左半分のみ)
、第2図は従来のタイヤの断面図(た父し左半分のみ)
を夫々例示している。
、第2図は従来のタイヤの断面図(た父し左半分のみ)
を夫々例示している。
Claims (1)
- 1 タイヤサイドウオールが耐摩耗性、耐疲労性、耐候
性、耐外傷性の優れた外層ゴムと低エイ・ルギーロスを
示す損失モジュラスE“が4 Kf f /cni以下
である内層ゴムで形成され且つプレカー材料としてスチ
ール、グラスファイバー、芳香族ポリアミドなどで形成
されたことを特徴とする乗用車ラジアルタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55061963A JPS5930563B2 (ja) | 1980-05-10 | 1980-05-10 | 乗用車ラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55061963A JPS5930563B2 (ja) | 1980-05-10 | 1980-05-10 | 乗用車ラジアルタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56160203A JPS56160203A (en) | 1981-12-09 |
JPS5930563B2 true JPS5930563B2 (ja) | 1984-07-27 |
Family
ID=13186338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55061963A Expired JPS5930563B2 (ja) | 1980-05-10 | 1980-05-10 | 乗用車ラジアルタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5930563B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0381563A (ja) * | 1989-08-23 | 1991-04-05 | Mitsubishi Electric Corp | エンジン始動充電装置 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5826607A (ja) * | 1981-08-11 | 1983-02-17 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | トラック・バス用空気入りタイヤ |
JPS6082407A (ja) * | 1983-10-14 | 1985-05-10 | Bridgestone Corp | 重車両用ラジアルタイヤ |
JPS6082409A (ja) * | 1983-10-14 | 1985-05-10 | Bridgestone Corp | ラジアルタイヤ |
JPS60229808A (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-15 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りラジアルタイヤ |
JP5537597B2 (ja) * | 2012-04-23 | 2014-07-02 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
JP5986513B2 (ja) * | 2013-02-07 | 2016-09-06 | 住友ゴム工業株式会社 | 重荷重用タイヤ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3464477A (en) * | 1966-06-28 | 1969-09-02 | Gen Etablissements Michelin Ra | Pneumatic tire |
US3508595A (en) * | 1967-10-23 | 1970-04-28 | Gen Tire & Rubber Co | Cover layer for tire sidewall |
-
1980
- 1980-05-10 JP JP55061963A patent/JPS5930563B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3464477A (en) * | 1966-06-28 | 1969-09-02 | Gen Etablissements Michelin Ra | Pneumatic tire |
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JPH0381563A (ja) * | 1989-08-23 | 1991-04-05 | Mitsubishi Electric Corp | エンジン始動充電装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56160203A (en) | 1981-12-09 |
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