JPS5927863Y2 - 魚焼き器 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガスコンロの上に安定良く載置すると共に熱
の無駄がなく、焼面全体に熱が伝わり良好な魚焼きが出
来る省エネルギ一時代に最適な魚焼き器に係るものにし
て、その構成を添付図面を参照に詳述すると次の通りで
ある。

周壁１を有する長方形焼板２の表面に焼網３を設けると
共にこの長方形焼板２の長辺側の周壁１に把手４を突設
する。

図面の長方形焼板２の表面には両側に放熱孔５を有する
放熱板１３を沢山設けている。

この長方形焼板２の裏面の中心部に間隙６を介して方形
状のガスコンロ安定板７を対設し、このガスコンロ安定
板７に大きな窓８を形成すると共にガスコンロ安定板７
の長方形焼板２の長辺側に対向する両側縁に熱阻止縁９
を上向きにして長さ方向に形成する。

図中１０は補強凹条、１１は止脚、１２は止金である。

本考案は上述の様に構成したから次の様な特長を有する
ものである。

１ 長方形焼板２上で直接魚や肉を焼くものではなく、
焼網３上にのせて間接的に焼くものであるからくついた
り、こげついたりすることなく良好に焼き上げることが
出来る。

２ この焼網３を取り外し自在に設けることにより、本
業面が汚れた時に簡単に洗うことが出来るし、また、本
業面をホーロー加工することにより耐久的に使用するこ
とが出来る。

３ この長方形焼板２の裏側にはガスコンロ安定板７が
設けられているから本業面をガスコンロ上に安定良くの
せることが出来る。

４ このガスコンロ安定板７があるため長方形焼板２の
裏面とガスコンロ安定板７との間に間隙６が形成される
ため、長方形焼板２はほど良く加熱されているだけ良好
な焼き上がりが期待出来る。

４ 熱は窓８より入って周囲に散らばる時にこのガスコ
ンロ安定板７の両側に熱阻止縁９を上向きに而かも長さ
方向に形成しているから熱は両側に逃げず、この逃げな
かった熱がこの熱阻止縁９に添って長方形焼板２の長さ
方向に移動するため、長方形焼板２の全体に熱が伝わり
、長方形焼板２全体が加熱されることになり、長方形焼
板２のどの部分でも良好に焼き上げることが出来る。

尚周壁１によっても外部に熱を逃がさないから熱の無駄
がなく、省エネルギ一時代に最適な魚焼き器になる。

５ また、熱阻止縁９を形成したことにより、このガス
コンロ安定板７を丈夫なものになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本業面の表から見た斜面図、第２図は本業面の
裏から見た斜面図、第３図は要部の断面図である。 １・・・・・・周壁、２・・・・・・長方形焼板、３・
・・・・・は焼網、４・・・・・・把手、６・・・・・
・間隙、７・・・・・・ガスコンロ安定板、８・・・・
・・窓、９・・・・・・熱阻止縁。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 周壁を有する長方形焼板の表面に焼網を設けると共にこ
   の長方形焼板の長辺側の周壁に把手を突設し、この長方
   形焼板の裏面に中心部に間隙を介して方形状のガスコン
   ロ安定板を対設し、このガスコンロ安定板に大きな窓を
   形成すると共にガスコンロ安定板の長方形焼板の長辺側
   に対向する両側縁に熱阻止縁を上向きにして長さ方向に
   形成した事を特徴とする魚焼き器。