JPS5926489B2 - アクセルインタ−ロック装置 - Google Patents
アクセルインタ−ロック装置Info
- Publication number
- JPS5926489B2 JPS5926489B2 JP6569380A JP6569380A JPS5926489B2 JP S5926489 B2 JPS5926489 B2 JP S5926489B2 JP 6569380 A JP6569380 A JP 6569380A JP 6569380 A JP6569380 A JP 6569380A JP S5926489 B2 JPS5926489 B2 JP S5926489B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eccentric cam
- accelerator pedal
- locking piece
- accelerator
- plunger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車用の安全装置として乗降用扉の開口時に
アクセルペダルの踏込みを抑制して自動車の不意な発進
を防止せしめる様にしたアクセルインターロック装置に
関するものである。
アクセルペダルの踏込みを抑制して自動車の不意な発進
を防止せしめる様にしたアクセルインターロック装置に
関するものである。
従来かかるアクセルインターロック装置は種々見受けら
れるが、何れも乗降用扉が開口した際アクセルペダルの
最上昇位置又は一定踏込み位置でのみロック可能な一点
式ロツク機構であったので、かかる機構では例えばチョ
ーク使用時、エアコン作動時等のエンジン回転数の上昇
に伴うアクセルペダルの位置変化に対応出来ずロック可
能となり安全性が充分に確保出来ない等の欠点を有して
いた。
れるが、何れも乗降用扉が開口した際アクセルペダルの
最上昇位置又は一定踏込み位置でのみロック可能な一点
式ロツク機構であったので、かかる機構では例えばチョ
ーク使用時、エアコン作動時等のエンジン回転数の上昇
に伴うアクセルペダルの位置変化に対応出来ずロック可
能となり安全性が充分に確保出来ない等の欠点を有して
いた。
本発明は上記欠点に鑑み、アクセルレバ−と連動して回
動する偏心カムと該偏心カムに係合する楔状の係止片を
有するプランジャーによってアクセルペダルのロック位
置を無段階に設定可能ならしめて上記欠点を解消せんと
したものにして、以下本発明実施の一例を図面に基づい
て説明すると、１は本発明にかかるアクセルインターロ
ック装置の本体であり、該本体１０基部を成すハウジン
グ２の上部横方向に貫設せしめた支持孔３には中央部に
偏心カム４を一体的に有するカムシャフト５をドライベ
アリング６を介して一端で回動自在に支持せしめ、該カ
ムシャフト５の他端に形成せしめた傾斜状の凹部７にア
クセルペダルと連繋したアクセルレバ−８をクラッチ９
を介してボルト１０により所定の角度で以って取付けせ
しめている。
動する偏心カムと該偏心カムに係合する楔状の係止片を
有するプランジャーによってアクセルペダルのロック位
置を無段階に設定可能ならしめて上記欠点を解消せんと
したものにして、以下本発明実施の一例を図面に基づい
て説明すると、１は本発明にかかるアクセルインターロ
ック装置の本体であり、該本体１０基部を成すハウジン
グ２の上部横方向に貫設せしめた支持孔３には中央部に
偏心カム４を一体的に有するカムシャフト５をドライベ
アリング６を介して一端で回動自在に支持せしめ、該カ
ムシャフト５の他端に形成せしめた傾斜状の凹部７にア
クセルペダルと連繋したアクセルレバ−８をクラッチ９
を介してボルト１０により所定の角度で以って取付けせ
しめている。
１１は偏心カム４の側面に突設した突起１２に係合して
アクセルレバ−８の回動を復帰せしめるためのネジリコ
イルバネである。
アクセルレバ−８の回動を復帰せしめるためのネジリコ
イルバネである。
又前記偏心カム４の下方対向位置にはハウジング２の側
方より装着せしめたソレノイド１３により前後動すると
共に先端部に楔状の係止片１４を有スるプランジャー１
５をノ・ウジング２の溝部１６にコイルスプリング１７
を介して摺動自在に嵌入せしめている。
方より装着せしめたソレノイド１３により前後動すると
共に先端部に楔状の係止片１４を有スるプランジャー１
５をノ・ウジング２の溝部１６にコイルスプリング１７
を介して摺動自在に嵌入せしめている。
尚偏心カム４はアクセルペダルの最上昇位置即ちアクセ
ルレバ−８が第３図に図示する状態にある時プランジャ
ー１５の係止片１４に対し偏心の度合は小さく、アクセ
ルペダルを踏込むに従い即ちアクセルレバ−８がＡ方向
に回転するに従い偏心の度合が係止片１４に対し順次大
となる様にしてカムシャフト５とアクセルレバ−８の取
付位置を調整せしめている。
ルレバ−８が第３図に図示する状態にある時プランジャ
ー１５の係止片１４に対し偏心の度合は小さく、アクセ
ルペダルを踏込むに従い即ちアクセルレバ−８がＡ方向
に回転するに従い偏心の度合が係止片１４に対し順次大
となる様にしてカムシャフト５とアクセルレバ−８の取
付位置を調整せしめている。
又前記ソレノイド１３は乗降用扉と電気的に連繋され、
扉開口時には通電して前記プランジャー１５を引張る様
に作動し、逆に扉開口時には通電が解除されコイルスプ
リング１７によってプランジャー１５は所定位置迄突出
する様に構成せしめている。
扉開口時には通電して前記プランジャー１５を引張る様
に作動し、逆に扉開口時には通電が解除されコイルスプ
リング１７によってプランジャー１５は所定位置迄突出
する様に構成せしめている。
次に本発明にかかるアクセルインターロック装置の使用
状態を説明すると、乗降用扉の閉口時は第３図に図示す
る様にソレノイド１３は非通電状態でプランジャー１５
はコイルスプリング１７によって所定位置まで突出しプ
ランジャー１５先端の係止片１４と、アクセルレバ−８
と連動する偏心カム４間には間隙を生じ、アクセルレバ
−８はアクセルペダルの最踏込み位置である鎖線の位置
迄の回動が自由に行われ、よって通常走行可能状態とな
っている。
状態を説明すると、乗降用扉の閉口時は第３図に図示す
る様にソレノイド１３は非通電状態でプランジャー１５
はコイルスプリング１７によって所定位置まで突出しプ
ランジャー１５先端の係止片１４と、アクセルレバ−８
と連動する偏心カム４間には間隙を生じ、アクセルレバ
−８はアクセルペダルの最踏込み位置である鎖線の位置
迄の回動が自由に行われ、よって通常走行可能状態とな
っている。
一方乗降用扉の開口時には第４図に図示する様にソレノ
イド１３は通電状態となってプランジャー１５はコイル
スプリング１７に抗して引張られ、その時のアクセルペ
ダルの踏込み位置に対応した偏心カム４０回動位置にて
ブラジャー１５先端部に有する楔状の係止片１４が偏心
カム４の外周面に楔着するので、アクセルペダルを更に
踏込もうとすれば即ちアクセルレバ−８をＡ方向に回動
させようとすれば偏心カム４は係止片１４に対しその偏
心度合が犬なる様に回動しようとするので係止片１４と
の間に接触面に対し垂直方向の抗力が作用し、従ってア
クセルレバ−８のそれ以上の回動は阻止され、結局アク
セルペダルは乗降用扉が開口した時点の踏込み位置でロ
ックされるのである。
イド１３は通電状態となってプランジャー１５はコイル
スプリング１７に抗して引張られ、その時のアクセルペ
ダルの踏込み位置に対応した偏心カム４０回動位置にて
ブラジャー１５先端部に有する楔状の係止片１４が偏心
カム４の外周面に楔着するので、アクセルペダルを更に
踏込もうとすれば即ちアクセルレバ−８をＡ方向に回動
させようとすれば偏心カム４は係止片１４に対しその偏
心度合が犬なる様に回動しようとするので係止片１４と
の間に接触面に対し垂直方向の抗力が作用し、従ってア
クセルレバ−８のそれ以上の回動は阻止され、結局アク
セルペダルは乗降用扉が開口した時点の踏込み位置でロ
ックされるのである。
尚かかる機構を有する本体１はアクセルペダルの近接位
置に設け、偏心カム４と連動するアクセルレバ−８の先
端部をアクセルペダルの背面に衝合する様に設置せしめ
ても、或いはアクセルペダルとアクセルレバ−８とをリ
ンク等を介して連繋せしめる様にして本体１を適宜箇所
に設置せしめても良（、設置箇所は使用条件に応じて任
意に設定出来るものである。
置に設け、偏心カム４と連動するアクセルレバ−８の先
端部をアクセルペダルの背面に衝合する様に設置せしめ
ても、或いはアクセルペダルとアクセルレバ−８とをリ
ンク等を介して連繋せしめる様にして本体１を適宜箇所
に設置せしめても良（、設置箇所は使用条件に応じて任
意に設定出来るものである。
要するに本発明は、アクセルペダルと連繋されて回動す
るカムシャフト５を）・ウジング２に枢支せしめ、該カ
ムシャフト５には偏心カム４を有せしめると共に該偏心
カム４の下方対向位置には楔状の係止片１４を有するプ
ランジャー１５を前後摺動自在に設け、該プランジャー
１５をソレノイド１３０作用により係止片１４が偏心カ
ム４に対し係脱する様に進退制御せしめ、偏心カム４は
アクセルペダルを踏込むに従い偏心の度合を係止片１４
に対し順次大となる様に配設せしめたので、扉開口時に
おけるアクセルペダルの踏込み位置に応じてソレノイド
１３０作用によるプランジャー１５の引張りに伴って楔
状の係止片１４が偏心カム４に楔着して偏心カム４をそ
の位置でロックすることによりアクセルペダルも同時に
ロック出来、而も偏心カム４０作用によりアクセルペダ
ルをそれ以上踏込もうとすれば楔状の係止片１４に対し
て偏心度合が犬となって係止片１４との接触面に対し垂
直方向の抗力を受けるのでソレノイド１３には何ら負担
を生ぜしめずして確実なるロック作用を奏せしめること
が出来、よってアクセルペダルのロック位置が無段階に
設定されるので、チョーク、エアコン等の使用時におけ
るアクセルペダル踏込み位置の変化に対応出来、又ソレ
ノイド１３にて進退制御される楔状の係止片１４にて偏
心カム４に係合せしめることによりアクセルペダルのロ
ックを行わしめる様にしているので、ある程度アクセル
ペダルが踏込まれた時点でロックされた時でもその後に
アクセルペダルの踏込みが戻されればプランジャー１５
がソレノイド１３０作用により偏心カム４に係合する様
に追従動作するため、アクセルペダルの戻し位置におい
ての再ロックを自動的に行わしめることが出来、安全装
置としての機能を完全に果たし得ると共に構造も簡易で
ある等その実用的効果甚だ犬なるものである。
るカムシャフト５を）・ウジング２に枢支せしめ、該カ
ムシャフト５には偏心カム４を有せしめると共に該偏心
カム４の下方対向位置には楔状の係止片１４を有するプ
ランジャー１５を前後摺動自在に設け、該プランジャー
１５をソレノイド１３０作用により係止片１４が偏心カ
ム４に対し係脱する様に進退制御せしめ、偏心カム４は
アクセルペダルを踏込むに従い偏心の度合を係止片１４
に対し順次大となる様に配設せしめたので、扉開口時に
おけるアクセルペダルの踏込み位置に応じてソレノイド
１３０作用によるプランジャー１５の引張りに伴って楔
状の係止片１４が偏心カム４に楔着して偏心カム４をそ
の位置でロックすることによりアクセルペダルも同時に
ロック出来、而も偏心カム４０作用によりアクセルペダ
ルをそれ以上踏込もうとすれば楔状の係止片１４に対し
て偏心度合が犬となって係止片１４との接触面に対し垂
直方向の抗力を受けるのでソレノイド１３には何ら負担
を生ぜしめずして確実なるロック作用を奏せしめること
が出来、よってアクセルペダルのロック位置が無段階に
設定されるので、チョーク、エアコン等の使用時におけ
るアクセルペダル踏込み位置の変化に対応出来、又ソレ
ノイド１３にて進退制御される楔状の係止片１４にて偏
心カム４に係合せしめることによりアクセルペダルのロ
ックを行わしめる様にしているので、ある程度アクセル
ペダルが踏込まれた時点でロックされた時でもその後に
アクセルペダルの踏込みが戻されればプランジャー１５
がソレノイド１３０作用により偏心カム４に係合する様
に追従動作するため、アクセルペダルの戻し位置におい
ての再ロックを自動的に行わしめることが出来、安全装
置としての機能を完全に果たし得ると共に構造も簡易で
ある等その実用的効果甚だ犬なるものである。
図は本発明実施の一例を示すものにして、第１図は本発
明にかかるアクセルインターロック装置の正面図、第２
図は同上右側面図、第３図は乗降用扉の閉口時における
同装置の断面図、第４図は乗降用扉の開口時における同
装置の断面図、第５図は第３図のＸ−Ｘ断面図である。 １・・・・・・本体、４・・・・・・偏心カム、１３・
・・・・・ソレノイド、１４・・・・・・係止片、１５
・・・・・・プランジャー。
明にかかるアクセルインターロック装置の正面図、第２
図は同上右側面図、第３図は乗降用扉の閉口時における
同装置の断面図、第４図は乗降用扉の開口時における同
装置の断面図、第５図は第３図のＸ−Ｘ断面図である。 １・・・・・・本体、４・・・・・・偏心カム、１３・
・・・・・ソレノイド、１４・・・・・・係止片、１５
・・・・・・プランジャー。
Claims (1)
- １ アクセルペダルと連繋されて回動するカムシャフト
をハウジングに枢支せしめ、該カムシャフトには偏心カ
ムを有せしめると共に該偏心カムの下方対向位置には楔
状の係止片を有するプランジャーを前後摺動自在に設け
、該プランジャーをソレノイドの作用により係止片が偏
心カムに対し係脱する様に進退制御せしめ、偏心カムは
アクセルペダルを踏込むに従い偏心の度合を係止片に対
し順次大となる様に配設せしめたことを特徴とするアク
セルインターロック装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6569380A JPS5926489B2 (ja) | 1980-05-16 | 1980-05-16 | アクセルインタ−ロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6569380A JPS5926489B2 (ja) | 1980-05-16 | 1980-05-16 | アクセルインタ−ロック装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56163920A JPS56163920A (en) | 1981-12-16 |
| JPS5926489B2 true JPS5926489B2 (ja) | 1984-06-28 |
Family
ID=13294343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6569380A Expired JPS5926489B2 (ja) | 1980-05-16 | 1980-05-16 | アクセルインタ−ロック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5926489B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6189025U (ja) * | 1984-11-16 | 1986-06-10 | ||
| JPS6189026U (ja) * | 1984-11-16 | 1986-06-10 | ||
| JPS6315267Y2 (ja) * | 1984-01-27 | 1988-04-28 | ||
| JPH0472015B2 (ja) * | 1984-08-20 | 1992-11-17 | Kyoji Takami | |
| JPH053634Y2 (ja) * | 1984-10-08 | 1993-01-28 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20090065926A (ko) * | 2007-12-18 | 2009-06-23 | 팬리 스티븐 | 액셀러레이터 연동장치 |
-
1980
- 1980-05-16 JP JP6569380A patent/JPS5926489B2/ja not_active Expired
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6315267Y2 (ja) * | 1984-01-27 | 1988-04-28 | ||
| JPH0472015B2 (ja) * | 1984-08-20 | 1992-11-17 | Kyoji Takami | |
| JPH053634Y2 (ja) * | 1984-10-08 | 1993-01-28 | ||
| JPS6189025U (ja) * | 1984-11-16 | 1986-06-10 | ||
| JPS6189026U (ja) * | 1984-11-16 | 1986-06-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56163920A (en) | 1981-12-16 |
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