JPS5922695B2 - ベンジルアミン類の新規製造方法 - Google Patents
ベンジルアミン類の新規製造方法Info
- Publication number
- JPS5922695B2 JPS5922695B2 JP50009207A JP920775A JPS5922695B2 JP S5922695 B2 JPS5922695 B2 JP S5922695B2 JP 50009207 A JP50009207 A JP 50009207A JP 920775 A JP920775 A JP 920775A JP S5922695 B2 JPS5922695 B2 JP S5922695B2
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- JP
- Japan
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- formula
- group
- carbon atoms
- alkyl group
- atom
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/13—Amines
- A61K31/135—Amines having aromatic rings, e.g. ketamine, nortriptyline
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
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- Epidemiology (AREA)
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- Medicinal Chemistry (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Pyridine Compounds (AREA)
- Hydrogenated Pyridines (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
特願昭48−1188693号明細書(特許第1046
061号(特公昭55−35374号))には次式で示
されるベンジルアミン類およびそれらの生理学的に許容
されうる無機または有機酸の酸付加塩の製造方法が述べ
られている。
061号(特公昭55−35374号))には次式で示
されるベンジルアミン類およびそれらの生理学的に許容
されうる無機または有機酸の酸付加塩の製造方法が述べ
られている。
但し式中、Halは塩素原子または臭素原子を表わし、
R1は水素原子、塩素原子または臭素原子を表わし、R
2はモルホリノカルボニルメチル基、ヒドロキシル基1
乃至3個により置換されていてもよい炭素原子3乃至5
個を有する分枝アルキル基、または式を表わし、R3は
水素原子、ヒドロキシ基または炭素原子1乃至4個を有
するアルキル基を表わし、nは0、1または2の数を表
わし、基AおよびBは各々水素原子を表わすか、または
一緒になつて基を表わし、而してR5は水素原子または
炭素原子1乃至2個を有する低級アルキル基を表わし、
mは1または2の数を表わし、R4は炭素原子1乃至4
個を有する直鎖または分枝アルキル基、炭素原子3また
は4個を有するシクロアルキル基を表わすが、R3が水
素原子でないか或はR2が1乃至3個のヒドロキシル基
により置換されていてもよい3乃至5炭素原子の分枝ア
ルキル基を表わす場合には現は水素原子であつてもよく
、2は1または2の数を表わす。
R1は水素原子、塩素原子または臭素原子を表わし、R
2はモルホリノカルボニルメチル基、ヒドロキシル基1
乃至3個により置換されていてもよい炭素原子3乃至5
個を有する分枝アルキル基、または式を表わし、R3は
水素原子、ヒドロキシ基または炭素原子1乃至4個を有
するアルキル基を表わし、nは0、1または2の数を表
わし、基AおよびBは各々水素原子を表わすか、または
一緒になつて基を表わし、而してR5は水素原子または
炭素原子1乃至2個を有する低級アルキル基を表わし、
mは1または2の数を表わし、R4は炭素原子1乃至4
個を有する直鎖または分枝アルキル基、炭素原子3また
は4個を有するシクロアルキル基を表わすが、R3が水
素原子でないか或はR2が1乃至3個のヒドロキシル基
により置換されていてもよい3乃至5炭素原子の分枝ア
ルキル基を表わす場合には現は水素原子であつてもよく
、2は1または2の数を表わす。
上記1式の化合物およびそれらの生理学的に許容されう
る酸付加塩は医薬的に価値ある性質、特に分泌物分解お
よび鎚咳活性(SecretOlyticandant
itus.siveeffect)および肺胞の拡張不
全抗因子または表面活性物質の生成(PrOducti
OnOfmrfactantOrantiatelec
tasisfactOr)を刺激する活囲を有する。
る酸付加塩は医薬的に価値ある性質、特に分泌物分解お
よび鎚咳活性(SecretOlyticandant
itus.siveeffect)および肺胞の拡張不
全抗因子または表面活性物質の生成(PrOducti
OnOfmrfactantOrantiatelec
tasisfactOr)を刺激する活囲を有する。
″ところが驚くべきことに上記1式の化合物が次の方法
により非常に高い収率で製造されうることが今ここに判
明したのである。
により非常に高い収率で製造されうることが今ここに判
明したのである。
すなわち、式ノ(但し式中、R1、Halおよびlは前
記定義のとおりであり、R,は1−または2一置換され
ていてもよいアミノ基、トリアルキルアンモニウムまた
はピリジニウム基を表わす)で示される化合物と式 (但し式中、R2およびR4は前記定義のとおりである
)で示されるアミンを反応させるのである。
記定義のとおりであり、R,は1−または2一置換され
ていてもよいアミノ基、トリアルキルアンモニウムまた
はピリジニウム基を表わす)で示される化合物と式 (但し式中、R2およびR4は前記定義のとおりである
)で示されるアミンを反応させるのである。
上記式において、R6としては特にアミノ基、メチルア
ミノ基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジプロ
ピルアミノ基、メチルエチルアミノ基、トリメチルアン
モニウム基、トリエチルアンモニウム基、メチルジエチ
ルアンモニウム基またはピリジニウム基を挙げることが
できる。
ミノ基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、ジプロ
ピルアミノ基、メチルエチルアミノ基、トリメチルアン
モニウム基、トリエチルアンモニウム基、メチルジエチ
ルアンモニウム基またはピリジニウム基を挙げることが
できる。
このように本願発明の方法は上記の式の化合物からベン
ジル化の中間体形成を可能にするすべての基R6により
遂行されうる。この反応は使用されるl式のアミンの過
剰量中で、所望ならば塩酸または硫酸のような酸の触媒
量の存在下に、金属塩またはヨウ素の存在下0077p
至180℃(しかしながら好ましくは1000乃至16
0℃)の温度で行なわれる。
ジル化の中間体形成を可能にするすべての基R6により
遂行されうる。この反応は使用されるl式のアミンの過
剰量中で、所望ならば塩酸または硫酸のような酸の触媒
量の存在下に、金属塩またはヨウ素の存在下0077p
至180℃(しかしながら好ましくは1000乃至16
0℃)の温度で行なわれる。
得られたI式の化合物は所望ならば次に無機または有機
酸により生理学的に許容されうる塩に変換されうる。
酸により生理学的に許容されうる塩に変換されうる。
酸として塩化水素酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、乳酸
、クエン酸、マレイン酸が当である。原料として使用さ
れる式の化合物は例えば対応するベンジルアミンをヨウ
化メチルのようなアルキル化剤と反応させるか、または
対応するベンジルハライドをピリジンと反応させること
により得られる。
、クエン酸、マレイン酸が当である。原料として使用さ
れる式の化合物は例えば対応するベンジルアミンをヨウ
化メチルのようなアルキル化剤と反応させるか、または
対応するベンジルハライドをピリジンと反応させること
により得られる。
次の各例は本発明を具体的に示すものであつて限定する
ものではない。
ものではない。
例1
3,5−ジブロム−2−ヒドロキシ−N−(トランス一
4−ヒドロキシシクロヘキシル)ベンジノレアミン3,
5−ジブロム−N,N−ジメチル−2−ヒドロキシベン
ジルアミン塩酸塩109とトランス4−アミノシクロヘ
キサノール309を160℃までの温度で1時間加熱す
る。
4−ヒドロキシシクロヘキシル)ベンジノレアミン3,
5−ジブロム−N,N−ジメチル−2−ヒドロキシベン
ジルアミン塩酸塩109とトランス4−アミノシクロヘ
キサノール309を160℃までの温度で1時間加熱す
る。
次に反応混合物を冷却し、水で稀釈し、次に沈澱物を吸
引淵別する。得られた粗製塩基をイソプロパノールに溶
解し、エタノール塩酸で酸件にすると、3,5−ジブロ
ム−2−ヒドロキシ−N−(トランス−4ヒドロキシシ
クロヘキシル)ベンジルアミン塩酸塩が晶出する。融点
212−218℃(分解)。例23,5−ジブロム−2
−ヒドロキシ−N−(トランス一4−ヒドロキシシクロ
ヘキシル)ベンジルアミンN−(3,5−ジブロム−2
−ヒドロキシベンジル)トリメチルアンモニウムヨーダ
イド4.5gとトランス−4−アミノシクロヘキサノー
ル89を160℃までの温度で15分間加熱する。
引淵別する。得られた粗製塩基をイソプロパノールに溶
解し、エタノール塩酸で酸件にすると、3,5−ジブロ
ム−2−ヒドロキシ−N−(トランス−4ヒドロキシシ
クロヘキシル)ベンジルアミン塩酸塩が晶出する。融点
212−218℃(分解)。例23,5−ジブロム−2
−ヒドロキシ−N−(トランス一4−ヒドロキシシクロ
ヘキシル)ベンジルアミンN−(3,5−ジブロム−2
−ヒドロキシベンジル)トリメチルアンモニウムヨーダ
イド4.5gとトランス−4−アミノシクロヘキサノー
ル89を160℃までの温度で15分間加熱する。
冷却した反応生成物を水で処理し、沈澱を吸引済別する
。得られた粗製塩基をイソプロパノールに溶解し、エタ
ノール塩酸で酸件にすると、3,5−ジブロム−2−ヒ
ドロキシ−N−(トランス−4ヒドロキシシクロヘキシ
ル)ベンジルアミン塩酸塩が得られた。融点212−2
18℃(分解)。例3N−エチル−N−シクロヘキシル
−3,5−ジカム−2−ヒドロキシベンジルアミン例1
と同様の方法により、3,5−ジブロムN,N−ジメチ
ル−2−ヒドロキシベンジルアミン塩酸塩およびN−ヱ
チルシクロヘキシルアミンから製造する。
。得られた粗製塩基をイソプロパノールに溶解し、エタ
ノール塩酸で酸件にすると、3,5−ジブロム−2−ヒ
ドロキシ−N−(トランス−4ヒドロキシシクロヘキシ
ル)ベンジルアミン塩酸塩が得られた。融点212−2
18℃(分解)。例3N−エチル−N−シクロヘキシル
−3,5−ジカム−2−ヒドロキシベンジルアミン例1
と同様の方法により、3,5−ジブロムN,N−ジメチ
ル−2−ヒドロキシベンジルアミン塩酸塩およびN−ヱ
チルシクロヘキシルアミンから製造する。
標題の化合物の塩酸塩の融点193194℃(分解)。
例4 3,5−ジブロム−4−ヒドロキシ−N−(シヌ一3−
ヒドロキシシクロヘキシル)ベンジルアミン例1と同様
の方法により、3,5−ジブロム−N,N−ジメ.チル
−4−ヒドロキシベンジルアミjン塩酸塩およびシス一
3−アミノシクロヘキサノールから製造する。
例4 3,5−ジブロム−4−ヒドロキシ−N−(シヌ一3−
ヒドロキシシクロヘキシル)ベンジルアミン例1と同様
の方法により、3,5−ジブロム−N,N−ジメ.チル
−4−ヒドロキシベンジルアミjン塩酸塩およびシス一
3−アミノシクロヘキサノールから製造する。
標題の化合物の塩酸塩の融点216−218るC(分解
)。例5 3,5−ジブロム−2−ヒドロキシ−N−(トランス一
4−ヒドロキシシクロヘキシル)ベンジノレアミン例2
と同様の方法により、N−(3,5−ジブロム−2−ヒ
ドロキシベンジル)ピリジニウムプロミドおよびトラン
ス−4−アミノシクロヘキサノールから製造する。
)。例5 3,5−ジブロム−2−ヒドロキシ−N−(トランス一
4−ヒドロキシシクロヘキシル)ベンジノレアミン例2
と同様の方法により、N−(3,5−ジブロム−2−ヒ
ドロキシベンジル)ピリジニウムプロミドおよびトラン
ス−4−アミノシクロヘキサノールから製造する。
標題の化合物の塩酸塩の融点212−218℃(分解)
。例6 N−エチル−N−シクロヘキシル−3,5−ジブロム−
2−ヒドロキシベンジルアミン例2と同様の方法により
、N−(3,5−ジブロム−2−ヒドロキシベンジル)
ピリジニウムプロミドおよびN−エチル−シクロヘキシ
ルアミンから製造する。
。例6 N−エチル−N−シクロヘキシル−3,5−ジブロム−
2−ヒドロキシベンジルアミン例2と同様の方法により
、N−(3,5−ジブロム−2−ヒドロキシベンジル)
ピリジニウムプロミドおよびN−エチル−シクロヘキシ
ルアミンから製造する。
標題の化合物の塩酸塩の融点193−194℃(分解)
。例7 3,5−ジブロム−4−ヒドロキシ−N−(シス一3−
ヒドロキシシクロヘキシル)ベンジルアミン例2と同様
の方法により、N−(3,5−ジブロム−4−ヒドロキ
シベンジル)ピリジニウムプロミドおよびシス一3−ア
ミノシクロヘキサノールから製造する。
。例7 3,5−ジブロム−4−ヒドロキシ−N−(シス一3−
ヒドロキシシクロヘキシル)ベンジルアミン例2と同様
の方法により、N−(3,5−ジブロム−4−ヒドロキ
シベンジル)ピリジニウムプロミドおよびシス一3−ア
ミノシクロヘキサノールから製造する。
標題の化合物の塩酸塩の融点216−218℃(分解)
。例1乃至7と同様の方法により次の各化合物が得られ
た。
。例1乃至7と同様の方法により次の各化合物が得られ
た。
N−エチル−N−シクロヘキシル−3,5−ジブロム−
4−ヒドロキシベンジルアミノ、この化合物の塩酸塩の
融点180−18FC(分解)。
4−ヒドロキシベンジルアミノ、この化合物の塩酸塩の
融点180−18FC(分解)。
3−ブロム−2−ヒドロキシ−N−(トランス4−ヒド
ロキシシクロヘキシル)ベンジルアミン、この化合物の
塩酸塩の融点194−196(分解)。
ロキシシクロヘキシル)ベンジルアミン、この化合物の
塩酸塩の融点194−196(分解)。
3−ブロム−5−クロル−N−シクロヘキシル4−ヒド
ロキシ−N−メチルベンジルアミン、この化合物の塩酸
塩の融点136−138ンC(分解)。
ロキシ−N−メチルベンジルアミン、この化合物の塩酸
塩の融点136−138ンC(分解)。
3,5−ジブロム−N−(ジヒドロキシ−3級ブチル)
−2−ヒドロキシベンジルアミン、この化合物の塩酸塩
の融点187−189℃。
−2−ヒドロキシベンジルアミン、この化合物の塩酸塩
の融点187−189℃。
3,5−ジクロル−N−(ジヒドロキシ−3級ブチル)
−4−ヒドロキシベンジルアミン、この化合物の塩酸塩
の融点166−169℃(分解)。
−4−ヒドロキシベンジルアミン、この化合物の塩酸塩
の融点166−169℃(分解)。
3,5−ジブロム−2−ヒドロキシ−N−3級ペンチル
ベンジルアミン、この化合物の塩酸塩の融点202−2
06ミC(分解)。
ベンジルアミン、この化合物の塩酸塩の融点202−2
06ミC(分解)。
3,5−ジブロム−4−ヒドロキシ−N−(トランス一
3−ヒドロキシシクロヘキシル)ベンジルアミン、この
化合物の塩酸塩の融点215一215.5℃(分解)。
3−ヒドロキシシクロヘキシル)ベンジルアミン、この
化合物の塩酸塩の融点215一215.5℃(分解)。
上記記載から明白なように、特願昭48一118869
号に記載のすべての化合物は本願発明の方法により製造
されうる。
号に記載のすべての化合物は本願発明の方法により製造
されうる。
本発明の実施の態様を述べれば次の如くである。
(1)反応を使用されるl式のアミンの過剰量中で行な
う特許請求の範囲に記載の方法。(2)反応を00乃至
180℃、しかしながら好ましくは1000乃至160
℃の温度で行なう特許請求の範囲および前記1項に記載
の方法。
う特許請求の範囲に記載の方法。(2)反応を00乃至
180℃、しかしながら好ましくは1000乃至160
℃の温度で行なう特許請求の範囲および前記1項に記載
の方法。
:(3) R6がジメチルアミノ基、トリメチ
ルアンモニウム基またはピリジニウム基を表わす特許請
求の範囲、前記1項および同2項に記載の方法。追加の
関係原発明は(特許第1046061号(特公昭55冫
35374号))は一般式1/R.. ここに、Halは塩素または臭素原子を表わし、R1は
水素、塩素または臭素原子を表わし、lは1または2の
数を表わし、R2はモルホリノカルボニルメチル基、3
ないし5炭素原子を有する1ないし3個の水酸基で任意
に置換された分枝アルキル基、あるいは式、 〔ただし、R3は水素原子、水酸基、または1ないし4
炭素原子を有するアルキル基を表わし、nは0,1また
は2の数を表わし、残基AおよびBは水素原子を表わす
か、またはA.l5Bとが一緒で基、(ただし、R5は
水素原子、または1または2炭素原子を有する低級アル
キル基を表わし、mは1または2の数である)を表わす
〕を有する基を表わし、R4は1ないし4炭素原子を有
する直鎖または分枝アルキル基、2ないし4炭素原子を
有するアルケニル基、3または4炭素原子を有するシク
ロアルキル基を表わすが、もしR3が水素原子を表わさ
ないか、またはR2が1ないし3個の水酸基によつて任
意に置換された3ないし5炭素原子を有する分枝アルキ
ル基を表わすならば、水素原子も表わす、で表わされる
新規ベンジルアミン類、ならびにその無機酸または有機
酸との生理学上相いれる酸付加塩の製造法を要旨とする
ものであり、本発明は特許請求の範囲に記載のとおりの
ベンジルアミン及びそれらの生理学的に許容されうる無
機または有機酸塩の製造方法を要旨とするものであるの
で、本発明は原発明の構成に不可欠の事項の主要部をそ
の構成に不可欠の事項の主要部とし、かつ原発明と同一
目的を達成するものであるので、特許法第31条第1項
の規定する要件を具備するものである。
ルアンモニウム基またはピリジニウム基を表わす特許請
求の範囲、前記1項および同2項に記載の方法。追加の
関係原発明は(特許第1046061号(特公昭55冫
35374号))は一般式1/R.. ここに、Halは塩素または臭素原子を表わし、R1は
水素、塩素または臭素原子を表わし、lは1または2の
数を表わし、R2はモルホリノカルボニルメチル基、3
ないし5炭素原子を有する1ないし3個の水酸基で任意
に置換された分枝アルキル基、あるいは式、 〔ただし、R3は水素原子、水酸基、または1ないし4
炭素原子を有するアルキル基を表わし、nは0,1また
は2の数を表わし、残基AおよびBは水素原子を表わす
か、またはA.l5Bとが一緒で基、(ただし、R5は
水素原子、または1または2炭素原子を有する低級アル
キル基を表わし、mは1または2の数である)を表わす
〕を有する基を表わし、R4は1ないし4炭素原子を有
する直鎖または分枝アルキル基、2ないし4炭素原子を
有するアルケニル基、3または4炭素原子を有するシク
ロアルキル基を表わすが、もしR3が水素原子を表わさ
ないか、またはR2が1ないし3個の水酸基によつて任
意に置換された3ないし5炭素原子を有する分枝アルキ
ル基を表わすならば、水素原子も表わす、で表わされる
新規ベンジルアミン類、ならびにその無機酸または有機
酸との生理学上相いれる酸付加塩の製造法を要旨とする
ものであり、本発明は特許請求の範囲に記載のとおりの
ベンジルアミン及びそれらの生理学的に許容されうる無
機または有機酸塩の製造方法を要旨とするものであるの
で、本発明は原発明の構成に不可欠の事項の主要部をそ
の構成に不可欠の事項の主要部とし、かつ原発明と同一
目的を達成するものであるので、特許法第31条第1項
の規定する要件を具備するものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I )(式中、H
alは塩素原子または臭素原子を表わし、R_1は水素
原子、塩素原子または臭素原子を表わし、lは1または
2を表わし、R_2は場合により1または2個のヒドロ
キシル基により置換されていてもよい、3〜5個の炭素
原子を有する分枝鎖状アルキル基または場合によりヒド
ロキシル基により置換されていてもよいシクロヘキシル
基を表わし、そしてR_4は1〜4個の炭素原子を有す
る直鎖状アルキル基を表わすか、またはR_2が場合に
より1または2個のヒドロキシル基により置換されてい
てもよい3〜5個の炭素原子を有する分枝鎖状アルキル
基またはヒドロキシ−シクロヘキシル基である場合に、
また水素原子を表わす)で示されるベンジルアミン化合
物または無機もしくは有機酸によるそれらの生理学的に
許容されうる酸付加塩の製造方法であつて、式▲数式、
化学式、表等があります▼(II)(式中R_1、Hal
およびlは前記定義のとおりであり、そしてR_6は、
場合によりモノまたはジ置換されていてもよいアミノ基
;トリアルキルアンモニウム基またはピリジニウム基を
表わす)で示される化合物を式▲数式、化学式、表等が
あります▼(III)(式中R_2およびR_4は前記定
義のとおりである)のアミンと反応させ、所望により、
得られた式 I の化合物を無機または有機酸によりその
生理学的に許容されうる酸付加塩に変換することを特徴
とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE2403511 | 1974-01-25 | ||
DE2403511A DE2403511A1 (de) | 1974-01-25 | 1974-01-25 | Neues verfahren zur herstellung von benzylaminen |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50106932A JPS50106932A (ja) | 1975-08-22 |
JPS5922695B2 true JPS5922695B2 (ja) | 1984-05-28 |
Family
ID=5905656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50009207A Expired JPS5922695B2 (ja) | 1974-01-25 | 1975-01-21 | ベンジルアミン類の新規製造方法 |
Country Status (18)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5922695B2 (ja) |
AT (1) | AT329537B (ja) |
BG (1) | BG24227A4 (ja) |
CA (1) | CA1048547A (ja) |
CH (1) | CH609039A5 (ja) |
CS (1) | CS187455B2 (ja) |
DD (1) | DD119412A6 (ja) |
DE (1) | DE2403511A1 (ja) |
DK (1) | DK153139C (ja) |
FI (1) | FI63215C (ja) |
HU (1) | HU169632B (ja) |
NL (1) | NL7500844A (ja) |
NO (1) | NO139478C (ja) |
PL (1) | PL93723B1 (ja) |
RO (1) | RO68643A (ja) |
SE (1) | SE418741B (ja) |
SU (1) | SU520034A3 (ja) |
YU (1) | YU40110B (ja) |
-
1974
- 1974-01-25 DE DE2403511A patent/DE2403511A1/de not_active Withdrawn
- 1974-03-22 FI FI888/74A patent/FI63215C/fi active
- 1974-04-19 SE SE7405323A patent/SE418741B/xx not_active IP Right Cessation
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