JPS59226790A - ガス導管のネジ接合部におけるガス洩れ防止方法 - Google Patents

ガス導管のネジ接合部におけるガス洩れ防止方法

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JPS59226790A
JPS59226790A JP58103325A JP10332583A JPS59226790A JP S59226790 A JPS59226790 A JP S59226790A JP 58103325 A JP58103325 A JP 58103325A JP 10332583 A JP10332583 A JP 10332583A JP S59226790 A JPS59226790 A JP S59226790A
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JP
Japan
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hot
melt
gas
sheet
agent
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JP58103325A
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谷田部 義夫
江村 徳昭
黒木 斉
大友 寛二
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Tokyo Gas Co Ltd
Tosoh Corp
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔本発明の技術分野〕 本発明は、ガス導管のネジ接合部におけるガス洩れ防止
方法に関するもので、詳しくは、都市ガス等の導管にお
いて、エルボ或いはスリーブ等の接合部におけるネジ部
からのガス洩れが発生した際に、このガス洩れ箇所を簡
単な方法により確実にシールしてガス洩れを防止する方
法に関するものである。
〔従来技術〕
都市ガスの導管において、そのネジ接合部からガス洩れ
が発生すると、第1図(イ)に示すようにスリーブO1
のネジ接合部Pである場合には、露出管で50璽■φ以
下の管の場合には第1図(ロ)に示すようにP管02を
洩れ箇所の−Lに被せ、P管02内にシール剤を充填す
る方法が採られ、80Iφ以」二の管の場合には第1図
(ハ)に示すように管を巻き出してフランジ03により
接合するという方法が採られている。又、これらの作業
を行う場合には、−担ガスを止めて行っている。
〔従来技術の問題点〕
従来におけるネジ接合部からのガス洩れ修理法は以上の
如きものであるため、口径の小さいガス導管の場合には
比較的容易であるが、露出管で口径が80mmφ以上の
場合には接続する継手が制限されると共に、特に高所の
既設配管の修理はフランジ接合しかなく、前記のとおり
ガス導管を巻き出して接合するため他管との取り合いが
難かしいという欠点があった。又、小口径管、大口径管
を問わず、その修理に際してはガスを一担止めてから行
うために、需要家との折衝及び事後の点火試験等に多く
の時間と労力を費やさなければならないという問題があ
った。
〔本発明の目的〕
本発明は、前記した欠点及び問題点に鑑みて提案される
もので、口径の大小を問わず、極めて簡単な方法により
確実にネジ接合部からのガス洩れを防止することができ
ると共にガス供給を止めないで修理作業を行うことの出
来るガス洩れ防止方法を提案するのが目的である。
〔本発明の構成〕
本発明は前記目的を達成するとめに、極めてシール性に
富んだシール剤を二重に使用するもので、先ず最初は、
ガス洩れ個所にひも状に加工したホットメルト接合剤を
巻き付け、次に、この巻き付けた部分及びその前後を被
覆するように、寒冷紗又は網で補強したシート状ホット
メルト剤を管に巻き付け、次に、この巻き付けたシート
状ホットメルト剤の外側から、ホットガンを使用して、
夫々のホットメルトを溶融し、特にひも状ホットメルト
接合剤によりガス洩れ箇所を塞ぎ、シート状ホットメル
ト剤により広く被覆すると共に寒冷紗または網により溶
融したホットメルトのせき止めを行い、全体を均一にシ
ールするものである。
なお、本発明におけるひも状ホットメルト接合剤及びシ
ート状ホットメルト剤としては接着力の強い、熱可塑性
ポリマー、熱可塑性ゴム、粘着化性樹脂、ワックス、フ
ィラー可塑剤、酸化防止剤の混合物等が一例として使用
される。又、シート状ホットメルト剤に使用される寒冷
紗又は網から成る補強材は熱により容易に溶融しないこ
とが条件である。
〔実施例〕
先ず、ひも状ホットメルト接合剤lの構造を第2図に示
し、ホットメルト3と網或いは寒冷紗から成る補強剤4
を張り合わせた構造のシート状ホットメルト剤2を第3
図に示し、次に、これらの材ネ1を用いて行う修理作業
説明図を第4図に示す。
第4図に於いて、先ず、ガス洩れの生じているガス管5
と接合管(継手管)6のネジ接合部Pの周辺をワイヤブ
ラシと布を用いて良く清掃し、油、錆、埃等を除き、次
に100v、800Wの熱風ガン7を用いてシール部周
辺を予熱し、次にひも状ホットメルト接合剤lをガス洩
れ箇所に巻き付け、再び熱風ガン7を用いてこのひも状
ホットメルト接合剤1を加熱溶融し、次に、材質ビニロ
ン、本数20木/インチ、番手30から成る寒冷紗で補
強した1、0mm厚のシート状ホットメルト剤2をひも
状ホットメルト接合剤lを被覆するようにしてガス管5
と接合管6上に強く巻き付け、再び熱風ガン7を使用し
て、全体を均一に加熱し、ホットメルトの溶融を行い、
ホットメルトの固化を待って0 、03 kg/crn
”圧の都市ガスを通し、ガス洩れ警報器及び石けん水に
よるバブルテストによりシール箇所からの洩れのないこ
とを確認した。
なお、第5図に示すように、ガス管5と接合管6との段
差が大きく、シート状ホットメルト剤2を巻き付けた際
に内部空間が大きい場合には、ガス管5側に別のシート
状ホットメルト剤8を巻き付け、ガス管5側の外径を大
きくして段差を小さくする工夫が必要である。
次に、上記実施例はひも状ホットメルト接合剤1を巻き
付ける前に予熱を行っているが、これは必ずしも必要で
はない。又、実施例はひも状ホットメルト接合剤lを巻
き付けた後、熱風ガンを用いてこのひも状ホットメルト
剤1を加熱溶融しているが、シート状ホットメルト剤2
を巻き付け、この上から熱風を当てることにより、シー
ト状ホットメルト剤2と一緒にひも状ホットメルト接合
剤lが溶融するときは、予めひも状ホットメルト接合剤
1を加熱溶融しておく必要はない。
〔本発明の効果〕
本発明は以上のように、ガス導管のネジ接合部において
ガス洩れが発生した際に、ひも状ホットメルト接合剤1
とシール状ホットメルト剤2を用いて二重にシールを行
うようにしたので、両者の複合作用により次のような効
果を期待することができる。
a、 ガス洩れ箇所となるガス管5と接合管6との段差
の隅にひも状に加工したホットメルト接合剤1を巻き付
け、これを加熱溶融するため、溶融したホットメルトが
ネジ山内に侵入し、固化することによって、微小な漏洩
間隙を閉塞する。
b、 ひも状ホットメルト接合剤lの外側にシート状ホ
ットメルト剤2を巻き付けたので、ひも状ホットメルト
接合剤1が溶融した際に、外に流れ出たりりしたりする
心配がなく、よって、ガス洩れ箇所を均一にシールする
ことが可能である。
C6シート状ホットメルト剤2はその外側に寒冷紗又は
網のような補強材4を張り合わせたので、このシート状
ホットメルト剤2のホットメルト3が溶融した際に、こ
の補強材4によるせき+hめ作用により、外に流れ出た
りりしたりする心配がないと共に熱風ガン7により局部
加熱しすぎによりシート状ホットメルト剤2に穴が明い
てしまったような場合でも、加熱を止めると補強材4の
目に溶融したホットメルトが固まって詰り、再閉塞する
効果がある。
d、前記a、b、cの効果により、ガス洩れ箇所を完全
にシールすることができるので、従来のようにP管を使
用したり、フランジを使用したすしないで済む。よって
、修理作業は非常に簡単となる。
e、 ガス洩れ箇所にひも状ホットメルト接合剤lとシ
ート状ホットメルト剤2を巻き付けて加熱溶融する修理
方式のため、都市ガスの導管修理などの場合には、いち
いちガスの供給を1トめる必要がなく、よってガスを止
めることによる煩わしさを解消することができると共に
需要家に不便をかけないで済む効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)、(ロ)、(ハ)は従来のガス洩れ修理方
法の説明図、第2図はひも状ホットメルト接合剤の一部
を示す斜視図、第3図はシート状ホットメルト剤の一部
を示す斜視図、第4図は本発明によりガス洩れ修理を行
ったネジ接合部の断面図、第5図は接合管とガス管との
段差が大きい場合に、ガス管側にシート状ホットメルト
剤を巻き付けて段差を小さくしてから修理を行った状態
を示す断面図である。 l・・・・・・ひも状ホットメルト接合剤、2・・・・
・・シート状ホットメルト剤、3・・・・・・ホットメ
ルト、4・・・・・・補強材。 特許出願人   東京瓦斯株式会社 0 第1図 01 (0) (ハ) 第2図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガス管と継手管とのネジ接合部の外側に、ひも状
    ホットメルト接合剤を巻き付ける第一工程と、前記ひも
    状ホットメルト接合剤の外側において、このひも状ホッ
    トメルト接合剤及びガス管と継手管を覆うように、寒冷
    紗又は網で補強したシート状ホットメルト剤を巻き付け
    る第二工程と、前記シート状ホットメルト剤の外側から
    、ホットガン等を使用して加熱し、ひも状ホットメルト
    接合剤及びシート状ホットメルト剤を溶融する第五工程
    と、 から成るガス導管のネジ接合部におけるガス洩れ防止方
    法。
  2. (2)ひも状ホットメルト接合剤及びシート状ホットメ
    ルト剤を巻き付ける前に、この巻き付は部を予め予備加
    熱する特許請求の範囲第1項記載のガス導管のネジ接合
    部におけるガス洩れ防止方法。
  3. (3)シート状ホットメルト剤を巻き付けるガス導管側
    に、予めこのシート状ホットメルト剤と同一構成のシー
    ト状ホー2トメルト剤を巻き付けておく特許請求の範囲
    第1項記載のガス導管のネジ接合部におけるガス洩れ防
    止方法。
  4. (4)ひも状ホットメルト接合剤を巻き付けたのち、こ
    のひも状ホットメルト接合剤を加熱溶融してからシート
    状ホットメルト剤を巻き付ける特許請求の範囲第1項記
    載あガス導管のネジ接合部におけるガス洩れ防止方法。
JP58103325A 1983-06-09 1983-06-09 ガス導管のネジ接合部におけるガス洩れ防止方法 Granted JPS59226790A (ja)

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JPH0214593B2 JPH0214593B2 (ja) 1990-04-09

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11201363A (ja) * 1998-01-07 1999-07-30 Nippon Kokan Pipe Fittings Mfg Co Ltd 管継手
JP2011102644A (ja) * 2011-01-06 2011-05-26 Waters Technologies Corp 管継手および管を結合する方法
US8951374B2 (en) 2003-07-15 2015-02-10 Waters Technologies Corporation Tube joint and a method of bonding tubes

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11201363A (ja) * 1998-01-07 1999-07-30 Nippon Kokan Pipe Fittings Mfg Co Ltd 管継手
US8951374B2 (en) 2003-07-15 2015-02-10 Waters Technologies Corporation Tube joint and a method of bonding tubes
JP2011102644A (ja) * 2011-01-06 2011-05-26 Waters Technologies Corp 管継手および管を結合する方法

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