JPH0218876Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0218876Y2
JPH0218876Y2 JP1984076956U JP7695684U JPH0218876Y2 JP H0218876 Y2 JPH0218876 Y2 JP H0218876Y2 JP 1984076956 U JP1984076956 U JP 1984076956U JP 7695684 U JP7695684 U JP 7695684U JP H0218876 Y2 JPH0218876 Y2 JP H0218876Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal plate
mastic
heat
pipe
repair material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984076956U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60188295U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7695684U priority Critical patent/JPS60188295U/ja
Publication of JPS60188295U publication Critical patent/JPS60188295U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0218876Y2 publication Critical patent/JPH0218876Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pipe Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、配管中にあつた孔或いは亀裂など
を、応急或いは恒久的に修理する配管修理材に関
するものである。
配管中の継手部から漏洩する気体或いは液体を
止める修理材としては、実公昭53−44104に示さ
れている漏洩修理材が公知である。この公知例
は、内面に粘着剤を塗布した熱収縮性合成樹脂シ
ートにより漏洩箇所を覆い、その外側からガスバ
ーナ等を利用して熱収縮させて漏洩箇所を気密的
に被覆するという修理材である。
このような公知例に係る修理材は、スリーブな
どを利用した継手部分からの漏洩修理に対しては
効果を発揮するが、継手部でもない箇所において
腐食により或いは外的な力により孔とか亀裂が入
り、ここから流体が漏れ始めた際、これを修理し
ようとすると、漏洩は止めることができても配管
の強度を確保することはできないため、再び外力
が加わると漏洩箇所が更に広がつて修理効果が全
くなくなつたり、配管が折損してしまうという問
題が生じる。
本考案は、斯かる問題の生じない修理材を提案
するもので、漏洩箇所の強度を十分に確保しなが
ら漏洩箇所の修理を行なうことの出来る修理材を
提案するのが目的である。
以下に上記目的を達成するための技術的な手段
を説明すると、修理材は漏洩箇所に押し当てるた
めのマスチツク体と、内面にマスチツクを塗布し
て成る金属板と、この金属板をマスチツク体上に
当て、その上から配管の外周全体を覆う内面にマ
スチツクを塗布し、両端にチヤツクを取り付けた
熱収縮性プラスチツクシートと、から成り、配管
中に漏洩箇所が発生すると、先ずこの漏洩箇所に
マスチツク体を押し付けて漏洩を止め、この漏洩
箇所の曲率に合わせて金属板を湾曲させると共に
金属板の内面に塗布したマスチツクをガスバーナ
等で加熱して軟化させ、そしてこの金属板を先程
のマスチツク体の上に当てて押し付け、金属板を
バンド等で固定する。次に、熱収縮性プラスチツ
クシートをこの金属板上及び配管の外周をとり囲
むようにして巻き付ける。次に、この熱収縮性プ
ラスチツクシートの外側をガスバーナ等で加熱し
て熱収縮させ、配管に密着させる。このように熱
収縮性プラスチツクシートを加熱して配管に密着
させると、熱収縮性プラスチツクシートの内面に
塗布したマスチツク及び金属板の内面のマスチツ
クが溶解して隙間を埋め、更にこれを熱収縮した
シートが外側から押え込むようにして保持するの
で、完全気密状態となる。又、金属板は孔或いは
亀裂により機械的な強度の低下した配管について
その強度を高める。
添付図面は上記本考案の一実施例を示し、1は
ステンレス製の金属板にして、この金属板1の内
面にはマスチツク層2が形成されている。なお、
金属板1は鉄板でもよい。又、金属板1は予め配
管の曲率に合わせて曲げ加工しておいてもよい
し、平板状のものを現場にて曲げ加工するように
してもよい。
3は熱収縮性プラスチツクシートにして、この
シートの両端にはチヤツク4,4′が取り付けて
あると共に一方のチヤツク4′側には所要接着縁
5が取り付けてある。接着縁5は、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン・プロピレン共重
合体等の熱収縮性プラスチツクを主成分とし熱収
縮性プラスチツクシート3を熱収縮させる際の加
熱により、溶融し、溶融成分の一部がチヤツク
4,4′のすき間を充てん密封するものである。
又、このシート3の内面と前記接着縁5の内面に
はマスチツク層6が形成してある。
7は弾性を有する前記金属板1を配管に固定す
るためのバンド、8,8′はこのバンド7の両端
に形成したプラスチツクコーテイング層である。
9はガラスクロス、10はこのガラスクロス9
の両面に形成したマスチツク層、11は帯状マス
チツク体である。なお、マスチツク体としては、
棒状・塊状のものを用いてもよい。
実施例における修理材は以上の如き構成であ
り、次にこの修理材を使用した修理方法を第6図
に基づいて説明する。
配管13に孔12があいてここからガス漏れが
発生したとすると、先ず孔12部分に帯状マスチ
ツク体11を押し付けてガス漏れを一旦止める。
次に金属板1のマスチツク層2をガスバーナにて
加熱熱して軟化させて前記帯状マスチツク体11
上に当てる。次に、前記金属板1をバンド7にて
固定する。なお、バンド7はそのプラスチツクコ
ーテイング層8部分において金属板1を外側から
その弾性作用で押えて金属板1がズレないように
している。なお、金属板1はバンド7以外に針金
とか粘着テープ等を利用して止めてもよい。
次に、ガラスクロス9を前記金属板1の外側を
介して配管に巻き付ける。なお、このガラスクロ
ス9は金属板1やバンド7を保護する目的のため
に実施例では用いたが、必ずしも必要なものでは
ない。
最後に、熱収縮性プラスチツクシート3をマス
チツク層6が内面になるようにして全体に巻き付
け、チヤツク4,4′を閉じて筒状に形成する。
次にこの修理材Aの外側からガスバーナを利用
して加熱することにより熱収縮性プラスチツクシ
ート3を収縮させると同時に、内面のマスチツク
層6を溶融して修理材Aを配管13に密着させ
る。
本考案に係る修理材は以上の如き構成と作用か
ら成り、次のような効果を期待できる。
a 配管の漏洩箇所としての孔或いは亀裂部分に
おいて、単に漏洩を止めるだけでなく、金属板
を当てたために配管の機械的な強度が高くな
る。
よつて、例えば地下埋設管などの場合に土圧
や車両などの重量で漏洩箇所が拡大したり、折
損したりする心配がない。
b 金属板は前記aに説明した配管の補強と同時
に加熱時の伝熱板、均熱板として作用する。
よつて、マスチツクを短時間で均一に溶融す
ることができる。
c 漏洩箇所を外側から修理することができるの
で、配管内を流れる流体を止める必要がない。
よつて、都市ガスの配管,水道管などの漏洩
修理に利用すると便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は金属板の斜視図、第2図は熱収縮性プ
ラスチツクシートの斜視図、第3図はバンドの斜
視図、第4図はガラスクロスの斜視図、第5図は
帯状マスチツクの斜視図、第6図は本考案修理材
を使用した漏洩修理方法の説明図である。 1……金属板、3……熱収縮性プラスチツクシ
ート、7……バンド、9……ガラスクロス、11
……マスチツク体、12……孔、13……配管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 漏洩箇所に押し当てるためのマスチツク体と、
    内面にマスチツクを塗布して成る金属板と、この
    金属板をマスチツク体上に当て、その上から配管
    の外周全体を覆う内面にマスチツクを塗布し、両
    端にチヤツクを取り付けた熱収縮性プラスチツク
    シートと、から成る配管修理材。
JP7695684U 1984-05-24 1984-05-24 配管用修理材 Granted JPS60188295U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7695684U JPS60188295U (ja) 1984-05-24 1984-05-24 配管用修理材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7695684U JPS60188295U (ja) 1984-05-24 1984-05-24 配管用修理材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60188295U JPS60188295U (ja) 1985-12-13
JPH0218876Y2 true JPH0218876Y2 (ja) 1990-05-25

Family

ID=30619573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7695684U Granted JPS60188295U (ja) 1984-05-24 1984-05-24 配管用修理材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60188295U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6674295B2 (ja) * 2016-03-16 2020-04-01 東邦瓦斯株式会社 ガス配管の漏洩部補修方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5344104U (ja) * 1976-09-20 1978-04-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5344104U (ja) * 1976-09-20 1978-04-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60188295U (ja) 1985-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5662974A (en) Superimposed coverings having increased stability
US4728550A (en) Coated recoverable articles
US4245674A (en) Protective cover for a thermoresponsive tube
US20040028862A1 (en) Fibrous closure for heat-shrinkable covers
JPH0218876Y2 (ja)
CA2308802A1 (en) Polypropylene-covered article having a secondary covering
JPH0311518Y2 (ja)
JPH0228318Y2 (ja)
JPH0914573A (ja) 鋼管の継手防食方法
JPS612995A (ja) 管の漏水部の止水方法および装置
JP6497929B2 (ja) 配管接続方法及び配管継手装置
JP2522104Y2 (ja) 分岐管防食用熱収縮性成形体
KR101046849B1 (ko) 개선된 수밀성을 나타내는 파형관 연결용 수밀 시트
JPS59226790A (ja) ガス導管のネジ接合部におけるガス洩れ防止方法
JPH06240699A (ja) 防食鋼管継手部の被覆方法
JPH0332458B2 (ja)
JPS6319677Y2 (ja)
JPS5828313A (ja) ヒユ−ム管の接続方法
JPH0543346Y2 (ja)
JPS5633921A (en) Joint corrosion preventing method of coated steel pipe buried
JPS6214476Y2 (ja)
KR20000051228A (ko) 지중매설용 합성수지관의 연결구조 및 그의 연결방법
JPH0148860B2 (ja)
JPH09303622A (ja) 配管系の被覆補修及び保護方法
KR900000446Y1 (ko) 가스관의 가스누출 조기 발견대