JPS6214476Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6214476Y2 JPS6214476Y2 JP1977149460U JP14946077U JPS6214476Y2 JP S6214476 Y2 JPS6214476 Y2 JP S6214476Y2 JP 1977149460 U JP1977149460 U JP 1977149460U JP 14946077 U JP14946077 U JP 14946077U JP S6214476 Y2 JPS6214476 Y2 JP S6214476Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- shrinkable sheet
- adhesive
- articulating
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は金属管の溶接継目部を被覆する合成樹
脂製バンドに関するものである。
脂製バンドに関するものである。
本考案の目的は、取付けが簡単で、しかも密封
性が良好な金属管の溶接継目部等を被覆する合成
樹脂製バンドを提供することにある。
性が良好な金属管の溶接継目部等を被覆する合成
樹脂製バンドを提供することにある。
一般に、地下埋設鋼管は、その外側を低密度の
ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、エチレン一酢酸
ビニル共重合体等の熱可塑性合成樹脂製膜で被覆
し耐腐食処理が施されている。そしてこの被覆鋼
管の管端は溶接の作業を容易にするため、溶接前
に20〜150m/mの幅で被覆が剥離される。
ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、エチレン一酢酸
ビニル共重合体等の熱可塑性合成樹脂製膜で被覆
し耐腐食処理が施されている。そしてこの被覆鋼
管の管端は溶接の作業を容易にするため、溶接前
に20〜150m/mの幅で被覆が剥離される。
溶接完了後は、該溶接部を清掃し、アスフアル
トゴム、石油樹脂の混合物のプライマーを塗布
し、その上を例えば熱収縮チユーブ、防食テープ
または熱収縮シート等の防食合成樹脂材料で覆う
ことが実施されている。
トゴム、石油樹脂の混合物のプライマーを塗布
し、その上を例えば熱収縮チユーブ、防食テープ
または熱収縮シート等の防食合成樹脂材料で覆う
ことが実施されている。
しかしながら、熱収縮チユーブを用いる場合
は、溶接部を被覆するに足る長さの熱収縮チユー
ブを、あらかじめ鋼管に挿入して溶接個所外に止
めておき、溶接後にチユーブを溶接個所に移動さ
せ、接着器具で加熱収縮しているが、チユーブが
工程完了までに欠損を生じたり被覆が失敗したと
きには、一番先端の鋼管より新たにチユーブを挿
入する必要があり、この作業に手間がかかる欠点
がある。また、鋼管が支柱で支えられている場合
には、チユーブが支柱部位を通過するときには鋼
管を支柱より持ち上げなくてはならなず、より一
層作業に手間を要する。
は、溶接部を被覆するに足る長さの熱収縮チユー
ブを、あらかじめ鋼管に挿入して溶接個所外に止
めておき、溶接後にチユーブを溶接個所に移動さ
せ、接着器具で加熱収縮しているが、チユーブが
工程完了までに欠損を生じたり被覆が失敗したと
きには、一番先端の鋼管より新たにチユーブを挿
入する必要があり、この作業に手間がかかる欠点
がある。また、鋼管が支柱で支えられている場合
には、チユーブが支柱部位を通過するときには鋼
管を支柱より持ち上げなくてはならなず、より一
層作業に手間を要する。
防食テープを用いる場合は、テープの幅の半分
が重複するようにスパイラルに巻きつけるが、鋼
管の径が大きいときには巻きつけ作業が困難で、
作業時間が長くなり、また、一度巻きつけた後に
は容易に剥すことができない欠点がある。
が重複するようにスパイラルに巻きつけるが、鋼
管の径が大きいときには巻きつけ作業が困難で、
作業時間が長くなり、また、一度巻きつけた後に
は容易に剥すことができない欠点がある。
さらに、第3番目のフラツト状の熱収縮シート
は、管継手部にシートを巻きつけ、シート端を接
着剤または閉じ棒で止めて、熱収縮チユーブと同
様に加熱収縮させて用いているが、鋼管の径が大
きい場合、閉じ棒によるシートの固定を容易にす
るため鋼管に巻きつけたシートの外周を概略固定
する治具が必要となり、この治具の備え付けに手
間がかかり作業性が低下する欠点がある。
は、管継手部にシートを巻きつけ、シート端を接
着剤または閉じ棒で止めて、熱収縮チユーブと同
様に加熱収縮させて用いているが、鋼管の径が大
きい場合、閉じ棒によるシートの固定を容易にす
るため鋼管に巻きつけたシートの外周を概略固定
する治具が必要となり、この治具の備え付けに手
間がかかり作業性が低下する欠点がある。
上記3種類の被覆シートにおける非効率性を解
消するために、第1図に示すように熱収縮シート
S上に、一定の間隔をおいて雄雌咬合具Fをシー
トSの熱収縮方向に対し直交する方向に設けた被
覆バンドが提供されている。
消するために、第1図に示すように熱収縮シート
S上に、一定の間隔をおいて雄雌咬合具Fをシー
トSの熱収縮方向に対し直交する方向に設けた被
覆バンドが提供されている。
この被覆バンドは前記3種の被覆シートの問題
点を解消しているが、次のような不具合を有して
いる。すなわち、第1図に示すように被覆バンド
を管Pに巻きつけて雄雌咬合具Fで掛け止めした
ときに、雄雌咬合具Fが形成されているシートS
の両端は渦巻き状に重ね合つて巻きつけられる。
従つて雄雌咬合具Fの掛け止め部位付近には、シ
ートSと管Pの外側との間に重ね合せによる段差
に応じた隙間Gが具現する。このためにその隙間
Gから寒気や湿気が浸入するなどして管継手部に
塗布したアスフアルトゴム等の粘着剤が早期に劣
化や亀裂の発生を誘導し遂には管接手部の腐食を
招来していた。
点を解消しているが、次のような不具合を有して
いる。すなわち、第1図に示すように被覆バンド
を管Pに巻きつけて雄雌咬合具Fで掛け止めした
ときに、雄雌咬合具Fが形成されているシートS
の両端は渦巻き状に重ね合つて巻きつけられる。
従つて雄雌咬合具Fの掛け止め部位付近には、シ
ートSと管Pの外側との間に重ね合せによる段差
に応じた隙間Gが具現する。このためにその隙間
Gから寒気や湿気が浸入するなどして管継手部に
塗布したアスフアルトゴム等の粘着剤が早期に劣
化や亀裂の発生を誘導し遂には管接手部の腐食を
招来していた。
本考案は上記従来の問題点を解決するために改
良されたもので、前記凹凸咬合具を有するフラツ
トな熱収縮シートの類に属する改善した被覆バン
ドを提供せんとする。
良されたもので、前記凹凸咬合具を有するフラツ
トな熱収縮シートの類に属する改善した被覆バン
ドを提供せんとする。
以下本考案の実施例を第2図及び第3図により
説明する。第2図において、1は低密度ポリエチ
レン、ポリ塩化ビニル、エチレン一酢酸ビニル共
重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロ
ピレン、高密度ポリエチレン等の熱可塑性合成樹
脂製よりなり、被覆すべき管の円周長と対応する
長さの熱収縮性シートであり、加熱することによ
り矢印A方向に収縮する。
説明する。第2図において、1は低密度ポリエチ
レン、ポリ塩化ビニル、エチレン一酢酸ビニル共
重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロ
ピレン、高密度ポリエチレン等の熱可塑性合成樹
脂製よりなり、被覆すべき管の円周長と対応する
長さの熱収縮性シートであり、加熱することによ
り矢印A方向に収縮する。
この熱収縮性シート1の一端上面に、剛性のあ
る熱可塑性樹脂により形成される接着片3上に凹
凸咬合爪を形成した咬合具2を咬合爪を上向きと
し、その接着片3の端面が前記熱収縮性シート1
の一端1aから任意の幅L1だけ突出した突出片
3aを形成するよう接着する。
る熱可塑性樹脂により形成される接着片3上に凹
凸咬合爪を形成した咬合具2を咬合爪を上向きと
し、その接着片3の端面が前記熱収縮性シート1
の一端1aから任意の幅L1だけ突出した突出片
3aを形成するよう接着する。
また、熱収縮性シート1の他端上面には、同じ
く剛性のある熱可塑性合成樹脂により形成される
接着片5端に前記咬合具2と凹凸嵌合する咬合具
4を、前記咬合具2と対向関係となるよう咬合爪
を下向きとして熱収縮性シート1の他端1bより
突出させ、且つシート1の他端1bより前記幅
L1と略等しい幅L2を非接着部として接着片5と
シート1とを接着する。
く剛性のある熱可塑性合成樹脂により形成される
接着片5端に前記咬合具2と凹凸嵌合する咬合具
4を、前記咬合具2と対向関係となるよう咬合爪
を下向きとして熱収縮性シート1の他端1bより
突出させ、且つシート1の他端1bより前記幅
L1と略等しい幅L2を非接着部として接着片5と
シート1とを接着する。
これら咬合具2,4の接着方向は、熱収縮性シ
ート1の収縮方向Aに対し直交する方向であり、
また一対の凹凸咬合具2,4の咬合部はシート1
のそれぞれの端部1a,1bより位置を等しくし
て設けられているものである。
ート1の収縮方向Aに対し直交する方向であり、
また一対の凹凸咬合具2,4の咬合部はシート1
のそれぞれの端部1a,1bより位置を等しくし
て設けられているものである。
本考案の熱収縮性シート1は、熱可塑性樹脂を
押出機でシート状に押出し、これを樹脂の軟化点
温度域あるいはその温度以下の温度でカレンダー
ロールにより一軸方向に圧延することによつて得
る。この熱収縮性シート1の収縮率は軟化点温度
乃至融点を越える50℃の温度域で5〜80%、好ま
しくは20〜50%である。
押出機でシート状に押出し、これを樹脂の軟化点
温度域あるいはその温度以下の温度でカレンダー
ロールにより一軸方向に圧延することによつて得
る。この熱収縮性シート1の収縮率は軟化点温度
乃至融点を越える50℃の温度域で5〜80%、好ま
しくは20〜50%である。
本考案による被覆バンドは上記の通りの構造で
あるから、第2図に示すように、粘着剤を塗布し
た鋼管の管継手部6の周囲に熱収縮性シート1を
巻き、咬合具2,4を凹凸嵌合して止め、熱風を
吹き付けてシート1を熱収縮させる。
あるから、第2図に示すように、粘着剤を塗布し
た鋼管の管継手部6の周囲に熱収縮性シート1を
巻き、咬合具2,4を凹凸嵌合して止め、熱風を
吹き付けてシート1を熱収縮させる。
前記熱収縮性シート1を管継手部6に巻き、咬
合具2,4にて掛け止めする際に、一方の咬合具
2の接着片3の突出片3aを、他方の咬合具4の
接着片5の接着していない部分の接着片5とシー
ト1との間に介在して掛け止めを行う。
合具2,4にて掛け止めする際に、一方の咬合具
2の接着片3の突出片3aを、他方の咬合具4の
接着片5の接着していない部分の接着片5とシー
ト1との間に介在して掛け止めを行う。
さらに、本考案による被覆シートは次のような
格別の効果が得られる。
格別の効果が得られる。
管継手部6の外周囲に巻きつけられ咬合具2,
4で掛け止めされたシート1は、その両端1a,
1bが従来のように重合することなく突き合せと
なる。その結果、シート1の内周面は管継手部6
の外周囲に全面的に密接して巻きつけられ、空隙
部は何れにも存在しない。また、一方の咬合具2
は他方の咬合具4の接着片5の剛性によつて一方
の咬合具2の接着片3,3aのはね上がりを抑制
するので、シート1の両端1a,1bの突き合わ
せ部分7は管継手部6の外周面への密着性が保持
される。さらに、一方の咬合具2の接着片3の突
出片3aは、前記シートの両端1a,1bの突き
合せ部分7上を覆つて他方の咬合具4の接着片5
により押圧されているので、シート1の熱収縮に
より突き合せ部分7が開いても前記突出片3aに
よりカバーしている。従つて外部から管継手部6
の防湿並びに耐寒を保持し、管継手部6への塗布
した粘着剤の早期劣化を防ぎ耐久性を確保する利
点がある。
4で掛け止めされたシート1は、その両端1a,
1bが従来のように重合することなく突き合せと
なる。その結果、シート1の内周面は管継手部6
の外周囲に全面的に密接して巻きつけられ、空隙
部は何れにも存在しない。また、一方の咬合具2
は他方の咬合具4の接着片5の剛性によつて一方
の咬合具2の接着片3,3aのはね上がりを抑制
するので、シート1の両端1a,1bの突き合わ
せ部分7は管継手部6の外周面への密着性が保持
される。さらに、一方の咬合具2の接着片3の突
出片3aは、前記シートの両端1a,1bの突き
合せ部分7上を覆つて他方の咬合具4の接着片5
により押圧されているので、シート1の熱収縮に
より突き合せ部分7が開いても前記突出片3aに
よりカバーしている。従つて外部から管継手部6
の防湿並びに耐寒を保持し、管継手部6への塗布
した粘着剤の早期劣化を防ぎ耐久性を確保する利
点がある。
第1図は従来の被覆バンドで管継手部を巻きつ
けた断面図、第2図は本考案による被覆バンドの
斜視図、第3図は被覆状態の一部断面図である。 1……熱収縮性シート、2……咬合具、3……
接着片、3a……突出片、4……咬合具、5……
接着片。
けた断面図、第2図は本考案による被覆バンドの
斜視図、第3図は被覆状態の一部断面図である。 1……熱収縮性シート、2……咬合具、3……
接着片、3a……突出片、4……咬合具、5……
接着片。
Claims (1)
- 剛性のある熱可塑性合成樹脂により形成される
接着片を有する一対の凹凸咬合具の一方の咬合具
を被覆する管の円周長と対応する長さの熱収縮性
シートの一端上面に咬合爪を上向きとし、且つ接
着片の一部を熱収縮性シートの一端より任意の幅
L1だけ突出して接着し、一方、熱収縮性シート
の他端上面には他方の咬合具をその咬合爪を下向
きとして熱収縮性シートの他端より突出させると
共に、この他方の咬合具における接着片の端面を
熱収縮性シートの他端より前記幅L1と略等しい
幅L2だけ非接着部分を形成して接着し、且つこ
れらの咬合具は熱収縮性シートの収縮方向に対し
て直交する方向に設けられており、また一対の凹
凸咬合具の咬合具は熱収縮性シートのそれぞれの
端部より相対位置を等しくして設けられていて、
両咬合具の咬合時において、熱収縮性シートの両
端が突き合わされ、この突き合わせ部上を一方の
咬合具の突出接着片面で覆い、さらにこの接着片
面上を他方の咬合具の非接着部分の接着片面で押
圧重合させたことを特徴とする金属管の被覆バン
ド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977149460U JPS6214476Y2 (ja) | 1977-11-09 | 1977-11-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977149460U JPS6214476Y2 (ja) | 1977-11-09 | 1977-11-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5475420U JPS5475420U (ja) | 1979-05-29 |
JPS6214476Y2 true JPS6214476Y2 (ja) | 1987-04-13 |
Family
ID=29132808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977149460U Expired JPS6214476Y2 (ja) | 1977-11-09 | 1977-11-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6214476Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2349117A1 (de) * | 1973-09-29 | 1975-04-03 | Walter A Plummer | Vorrichtung zum verschliessen von schlauchfoermigen huellen zum schutz von rohren, kabeln u.dgl |
-
1977
- 1977-11-09 JP JP1977149460U patent/JPS6214476Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2349117A1 (de) * | 1973-09-29 | 1975-04-03 | Walter A Plummer | Vorrichtung zum verschliessen von schlauchfoermigen huellen zum schutz von rohren, kabeln u.dgl |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5475420U (ja) | 1979-05-29 |
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