JPS59218447A - 電子写真感光体及びその製造方法 - Google Patents
電子写真感光体及びその製造方法Info
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- JPS59218447A JPS59218447A JP58093053A JP9305383A JPS59218447A JP S59218447 A JPS59218447 A JP S59218447A JP 58093053 A JP58093053 A JP 58093053A JP 9305383 A JP9305383 A JP 9305383A JP S59218447 A JPS59218447 A JP S59218447A
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- charge generation
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- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/05—Organic bonding materials; Methods for coating a substrate with a photoconductive layer; Inert supplements for use in photoconductive layers
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- G03G5/0521—Organic non-macromolecular compounds comprising one or more heterocyclic groups
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- G03G5/0514—Organic non-macromolecular compounds not comprising cyclic groups
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
1、産業上の利用分野
本発明は感光体(特に電子写真感光体)及びその製造方
法に関するものである。
法に関するものである。
2、 従来技術
一般に、可視光を吸収してキャリアを発生する物質は、
無定形セレン等のごく一部のものを除いては、それ自体
でフィルムを形成せしめることが困難であシ、しかもそ
の表面に与えられた電荷に対する保持力に乏しい欠点を
有している。 これとは逆に、フィルム形成能に優れ、
かつ10/jyl程度の厚さでsoo v以上の電荷を
長時間に亘って保持し得る物質は、概して可視光の吸収
による十分な光導電性を有しない欠点を有している。
無定形セレン等のごく一部のものを除いては、それ自体
でフィルムを形成せしめることが困難であシ、しかもそ
の表面に与えられた電荷に対する保持力に乏しい欠点を
有している。 これとは逆に、フィルム形成能に優れ、
かつ10/jyl程度の厚さでsoo v以上の電荷を
長時間に亘って保持し得る物質は、概して可視光の吸収
による十分な光導電性を有しない欠点を有している。
このような理由から、可視光を吸収して荷電キャリアを
発生する物質を含むキャリア発生層と、このキャリア発
生層で発生した荷電キャリアの正負いずれか一方または
両方の輸送を行なうキャリア輸送層との積層体を設け、
この積層体により、感光層を構成せしめることが提案さ
れた。 仁のように、荷電キャリアの発生と輸送とを別
個の物質に分担させることによって、材料の選択範囲が
広くなシ、電子写真プロセスにおいて要求される緒特性
、例えは電荷保持力、表面強度、可視光に対する感度及
び反復使用時における安定性等を向上又は改善せしめる
ことができるようになった。
発生する物質を含むキャリア発生層と、このキャリア発
生層で発生した荷電キャリアの正負いずれか一方または
両方の輸送を行なうキャリア輸送層との積層体を設け、
この積層体により、感光層を構成せしめることが提案さ
れた。 仁のように、荷電キャリアの発生と輸送とを別
個の物質に分担させることによって、材料の選択範囲が
広くなシ、電子写真プロセスにおいて要求される緒特性
、例えは電荷保持力、表面強度、可視光に対する感度及
び反復使用時における安定性等を向上又は改善せしめる
ことができるようになった。
こうした機能分離型の感光体を製造する方法としては、
キャリア発生層とキャリア輸送層とを別々の塗布液を用
いて夫々塗布形成する方法、キャリア発生層は蒸着で形
成する方法等がある。 キャリア発生層は樹脂を含む場
合と含まない場合とが考えられるが、いずれも感度の向
上等が望まれている。
キャリア発生層とキャリア輸送層とを別々の塗布液を用
いて夫々塗布形成する方法、キャリア発生層は蒸着で形
成する方法等がある。 キャリア発生層は樹脂を含む場
合と含まない場合とが考えられるが、いずれも感度の向
上等が望まれている。
感光体の感度を上げる目的で、アミンを溶媒として用い
る例が特開昭52−55643号公報に開示されている
。 これによれば、有様第1アミンに可溶なキャリア発
生用の染料物質(アゾ系染料及びスクアリン酸誘導体)
をエチレンジアミン等の有機第1アミン含有溶媒に溶解
させ、これを導電性基体上に塗布してキャリア発生層を
形成しているO ところが、本発明者が、上記の如きアミンを溶媒として
キャリア発生層を形成する技術を検討したところ、次の
ような欠陥が生じることを見出したO 即ち、アミン系溶媒を塗布溶媒として用いているので、
この塗布溶媒中のアミン含有量はアゾ系染料を完全に溶
解せしめるのに充分な量必要であp、20%を越える量
になる。 このために、塗布後の乾燥時間が長くなシ、
乾燥後もキャリア発生層の表面がべとつく等、取扱いが
不便である。
る例が特開昭52−55643号公報に開示されている
。 これによれば、有様第1アミンに可溶なキャリア発
生用の染料物質(アゾ系染料及びスクアリン酸誘導体)
をエチレンジアミン等の有機第1アミン含有溶媒に溶解
させ、これを導電性基体上に塗布してキャリア発生層を
形成しているO ところが、本発明者が、上記の如きアミンを溶媒として
キャリア発生層を形成する技術を検討したところ、次の
ような欠陥が生じることを見出したO 即ち、アミン系溶媒を塗布溶媒として用いているので、
この塗布溶媒中のアミン含有量はアゾ系染料を完全に溶
解せしめるのに充分な量必要であp、20%を越える量
になる。 このために、塗布後の乾燥時間が長くなシ、
乾燥後もキャリア発生層の表面がべとつく等、取扱いが
不便である。
しかも、有機アミンは刺激臭の強いものが多いので、多
量のアミンを使用することによシ塗布時の環境条件を悪
くしてしまう。 更に重大なことは、一般にアゾ系染料
はその結晶状態によって性能が決定されるが、上記の如
き方法ではアゾ系染料が溶解塗布されるために完全な非
晶質状態となシ、充分な性能を得ることができない。
また、多量のアミンを溶解して使用しているので、得ら
れたキャリア発生層の吸収波長が短波長1111ヘシフ
トし、光感度が大きく低下したり、或いは感光体の暗減
衰及び繰返し使用時の受容電位の低下等が大きくなって
しすう。
量のアミンを使用することによシ塗布時の環境条件を悪
くしてしまう。 更に重大なことは、一般にアゾ系染料
はその結晶状態によって性能が決定されるが、上記の如
き方法ではアゾ系染料が溶解塗布されるために完全な非
晶質状態となシ、充分な性能を得ることができない。
また、多量のアミンを溶解して使用しているので、得ら
れたキャリア発生層の吸収波長が短波長1111ヘシフ
トし、光感度が大きく低下したり、或いは感光体の暗減
衰及び繰返し使用時の受容電位の低下等が大きくなって
しすう。
本発明者は、上記の如き問題点が生じる原因として、上
記した公知技術ではアミンをキャリア発生物質の溶解の
ために多量に使用しているので、キャリア発生層中に含
有されるアミンの量が多すぎ、しかも塗布溶液中のアミ
ン濃度が高すぎることをつき止めた。
記した公知技術ではアミンをキャリア発生物質の溶解の
ために多量に使用しているので、キャリア発生層中に含
有されるアミンの量が多すぎ、しかも塗布溶液中のアミ
ン濃度が高すぎることをつき止めた。
3、発明の目的
本発明の目的は、電荷発生層(キャリア発生層)中のア
ミン濃度を特定範囲に設定することによって、上記した
従来技術の欠点をことごとく解消できる感光体を提供す
ることにある。
ミン濃度を特定範囲に設定することによって、上記した
従来技術の欠点をことごとく解消できる感光体を提供す
ることにある。
本発明の他の目的は、そうした感光体を再現性良く作成
できる方法を提供することにある。
できる方法を提供することにある。
4、発明の構成及びその作用効果
即ち、本発明は、電荷発生物質を含有した電荷発生相を
有する感光体において、前記電荷発生物質の20倍以下
のモル数のアミンが前記電荷発生相中に含有されている
ことを特徴とする感光体に係る1のである。
有する感光体において、前記電荷発生物質の20倍以下
のモル数のアミンが前記電荷発生相中に含有されている
ことを特徴とする感光体に係る1のである。
この感光体によれば、電荷発生相中のアミン含有量が、
従来の含有量よシずりと少なく、電荷発生物質の20倍
以下(望ましくは10倍以下、特に5倍以下)に特定し
ているので、電荷発生相の塗布形成時にアミンによって
電荷発生物質が実質的に溶解することはなく(即ちアミ
ンは溶媒として作用せず)、塗布液中に分散した状態と
なすことができる。 との結果、分散状態での塗布が可
能となり、合成段階での結晶性が保存されると共に、吸
収スペクトルの変化がなくなって光感度が向上する。
17かも、一般にアゾ系顔料を電荷発生物質として使用
することによる暗減衰及び繰返し使用時の受容電位の低
下等も、上記のアミン含有量範囲によって効果的に防止
される。 更にまた、アミン量が少ないことから、塗布
後の乾燥時間が短縮され、表面のべとつきがなくなる上
に、塗布時の環境保全面も有利となる。
従来の含有量よシずりと少なく、電荷発生物質の20倍
以下(望ましくは10倍以下、特に5倍以下)に特定し
ているので、電荷発生相の塗布形成時にアミンによって
電荷発生物質が実質的に溶解することはなく(即ちアミ
ンは溶媒として作用せず)、塗布液中に分散した状態と
なすことができる。 との結果、分散状態での塗布が可
能となり、合成段階での結晶性が保存されると共に、吸
収スペクトルの変化がなくなって光感度が向上する。
17かも、一般にアゾ系顔料を電荷発生物質として使用
することによる暗減衰及び繰返し使用時の受容電位の低
下等も、上記のアミン含有量範囲によって効果的に防止
される。 更にまた、アミン量が少ないことから、塗布
後の乾燥時間が短縮され、表面のべとつきがなくなる上
に、塗布時の環境保全面も有利となる。
また、本発明による上記アミン含有量によって、アミン
添加による光感度等の緒特性の向上を図ることができる
が、これは、電荷発生物質がアゾ系顔料の如くシアン基
等の電子吸引性基を有している場合に顕著である。 ま
た、上記含有量のアミンによって、アミンが電荷発生相
中のアクセプターサイトに効果的に吸着し、アクセプタ
ー濃度を減少せしめて電荷発生相の電気抵抗を増大させ
るために、受容電位の増大と暗減衰の減少とを図れるも
のと考えられる。
添加による光感度等の緒特性の向上を図ることができる
が、これは、電荷発生物質がアゾ系顔料の如くシアン基
等の電子吸引性基を有している場合に顕著である。 ま
た、上記含有量のアミンによって、アミンが電荷発生相
中のアクセプターサイトに効果的に吸着し、アクセプタ
ー濃度を減少せしめて電荷発生相の電気抵抗を増大させ
るために、受容電位の増大と暗減衰の減少とを図れるも
のと考えられる。
上記17たことから、電荷発生相中のアミン量を上記の
モル数に特定することが必須不可欠である。
モル数に特定することが必須不可欠である。
本発明による上記感光体は、前記電荷発生物質の20倍
以下のモル数のアミンを前記電荷発生相の塗布溶媒中に
添加し、この塗布溶媒中に前記電荷発生物質を分散せし
める工程と:得られた分散液を塗布して前記電荷発生相
を形成する工程とを有することを特徴とする方法によっ
て製造するのが望ましい。 この場合、アミンの添加量
は容積比にして ’Aoo −V2O00容量%(塗布
液の溶媒1000−に対し5ml以下、0.5−以上)
と微量にするのがよい。 この場合、例えば電荷発生物
質の分子量は1000 、アミン分子量は80、分散液
濃度は1.5重量%であってよい。
以下のモル数のアミンを前記電荷発生相の塗布溶媒中に
添加し、この塗布溶媒中に前記電荷発生物質を分散せし
める工程と:得られた分散液を塗布して前記電荷発生相
を形成する工程とを有することを特徴とする方法によっ
て製造するのが望ましい。 この場合、アミンの添加量
は容積比にして ’Aoo −V2O00容量%(塗布
液の溶媒1000−に対し5ml以下、0.5−以上)
と微量にするのがよい。 この場合、例えば電荷発生物
質の分子量は1000 、アミン分子量は80、分散液
濃度は1.5重量%であってよい。
また、本発明の他の製造方法によれば、電荷発生層と、
この電荷発生相に接しかつ電荷輸送物質を含有した電荷
輸送層とを有する感光体の製造方法において、前記電荷
発生物質の20倍以下のモル数のアミンを前記電荷輸送
層の塗布溶媒中に添加し、この塗布溶媒中に前記電荷輸
送物質を溶解せしめる工程と;得られた溶液を塗布して
前記電荷輸送層を形成する工程とを有することを特徴と
している。 この方法によっても、電荷輸送層(具体的
には電荷輸送層)の塗布時に塗布液から電荷発生層中へ
所定量(即ち上記のモル数範囲)のアミンを拡散させ、
その量に対応した量で電荷発生相(具体的には電荷発生
層)中にアミンを含有せしめることができる。
この電荷発生相に接しかつ電荷輸送物質を含有した電荷
輸送層とを有する感光体の製造方法において、前記電荷
発生物質の20倍以下のモル数のアミンを前記電荷輸送
層の塗布溶媒中に添加し、この塗布溶媒中に前記電荷輸
送物質を溶解せしめる工程と;得られた溶液を塗布して
前記電荷輸送層を形成する工程とを有することを特徴と
している。 この方法によっても、電荷輸送層(具体的
には電荷輸送層)の塗布時に塗布液から電荷発生層中へ
所定量(即ち上記のモル数範囲)のアミンを拡散させ、
その量に対応した量で電荷発生相(具体的には電荷発生
層)中にアミンを含有せしめることができる。
更に1本発明の他の方法では、前記電荷発生相(具体的
には電荷発生層)を塗布後に、この電荷発生相をアミン
雰囲気に所定時間だけ接触させることによって、アミン
を電荷発生相中に拡散させ、上記したモル数で含有せし
めることができる。
には電荷発生層)を塗布後に、この電荷発生相をアミン
雰囲気に所定時間だけ接触させることによって、アミン
を電荷発生相中に拡散させ、上記したモル数で含有せし
めることができる。
本発明の感光体及びその製造方法においては、分子量は
150以下、塩基仕度(Kn)は1012以上とするの
が望ましい。 また、電荷発生相又はこの電荷発生相に
接した電荷輸送層の塗布溶媒の沸点よシも高い沸点を有
するアミンを使用するのが低くすることが望ましい。
150以下、塩基仕度(Kn)は1012以上とするの
が望ましい。 また、電荷発生相又はこの電荷発生相に
接した電荷輸送層の塗布溶媒の沸点よシも高い沸点を有
するアミンを使用するのが低くすることが望ましい。
なお、本発明において上記の「相」とは、いわゆる層を
なしている場合の他、混合物中で両物質が各領域を占め
ている(フェイズを形成している)場合も意味する。
なしている場合の他、混合物中で両物質が各領域を占め
ている(フェイズを形成している)場合も意味する。
実施例
以下、本発明を実施例について更に詳細に説明する。
本発明において、望ましい実施態様としては、キャリア
発生物質としてのアゾ系顔料を適当な溶剤に単独で或い
は適当なノ(インダー樹脂と共に分散せしめたものを塗
布して乾燥せしめる。
発生物質としてのアゾ系顔料を適当な溶剤に単独で或い
は適当なノ(インダー樹脂と共に分散せしめたものを塗
布して乾燥せしめる。
使用可能なアゾ系顔料としては、モノアゾ系、ポリアゾ
系、金属錯塩アゾ系、スチルベンアゾ系、チアゾールア
ゾ系等が挙げられる。
系、金属錯塩アゾ系、スチルベンアゾ系、チアゾールア
ゾ系等が挙げられる。
電荷発生層の塗布溶媒中へのアミン添当l効果力;顕著
に表われるアゾ系顔料としては、下記一般式CI〕〜(
III)に示すように母核にCN、 CI XBrなど
の電子吸引性基を含む化合物が挙げられる。
に表われるアゾ系顔料としては、下記一般式CI〕〜(
III)に示すように母核にCN、 CI XBrなど
の電子吸引性基を含む化合物が挙げられる。
また、下記一般式(IV)で示されるトリスアゾ系化合
物を使用しても顕著な効果が認められる〇一般式〔■〕
: 〔式中、 Ar’およびAr”:それぞれ置換、未置換の炭素環式
芳香族環基または置換、未置 換の複素環式芳香族環基。
物を使用しても顕著な効果が認められる〇一般式〔■〕
: 〔式中、 Ar’およびAr”:それぞれ置換、未置換の炭素環式
芳香族環基または置換、未置 換の複素環式芳香族環基。
R1およびR1:それぞれ上記した電子吸引性基または
水素原子(ただしR1,R2 の少なくとも1つは電子吸引性 基)0 (但し、R4およびR5はそれぞ れ水素原子、置換、未置換のア ルキル基、R6は置換、未置換の アルキル基もしくは置換、未置 換のアリール基。) 2:置換、未置換の炭素環式芳香族環まだは置換、未置
換の複素環式芳香族 環を構成するに必要な原子群。
水素原子(ただしR1,R2 の少なくとも1つは電子吸引性 基)0 (但し、R4およびR5はそれぞ れ水素原子、置換、未置換のア ルキル基、R6は置換、未置換の アルキル基もしくは置換、未置 換のアリール基。) 2:置換、未置換の炭素環式芳香族環まだは置換、未置
換の複素環式芳香族 環を構成するに必要な原子群。
R1:水素原子、置換、未置換のアミノ基、置換、未置
換のカルバモイル基、大 喜 ルボキシ基またはそのエステル基。
換のカルバモイル基、大 喜 ルボキシ基またはそのエステル基。
A:置換、未置換のアリール基。
n:1またけ2の整数。
m:0.1または2の整数。〕
一般式〔■〕ニ
一般式〔■〕:
〔式中、
Ar” 、Ar”およびAr”:それぞれ置換、未置換
の芳香族炭素環残基または 置換、未置換の芳香族複 素環残基。
の芳香族炭素環残基または 置換、未置換の芳香族複 素環残基。
R’ 、 R’ 、R”およびR4:それぞれ上記した
電子吸引性基または水素原子( ただし、R’ 、R2、R3、R’ のうち少なくとも1つは 電子吸引性基。) (但し、R6およびR7はそれぞれ水素原子、置換、未
置換のアルキル基、R8は置換、未置換のアルキル基も
しくは置換、未置換のアリール基。) Y:ハロゲン原子、置換、未置換のアルキル基、置換、
未置換のアルコキシ基、カルボキシル基、スルホ基、置
換、未置換のカルバモイル基、または置換、未置換のス
ルファモイル基。
電子吸引性基または水素原子( ただし、R’ 、R2、R3、R’ のうち少なくとも1つは 電子吸引性基。) (但し、R6およびR7はそれぞれ水素原子、置換、未
置換のアルキル基、R8は置換、未置換のアルキル基も
しくは置換、未置換のアリール基。) Y:ハロゲン原子、置換、未置換のアルキル基、置換、
未置換のアルコキシ基、カルボキシル基、スルホ基、置
換、未置換のカルバモイル基、または置換、未置換のス
ルファモイル基。
2:置換、未置換の炭素環式芳香族環または置換、未置
換の複素環式芳香族環を構成するに必要な原子群。
換の複素環式芳香族環を構成するに必要な原子群。
R8:水素原子、置換、未置換のアミン基、置換、嗜
未置換のカルバモイル基、カルボキシ基またはそのエス
テル基。
テル基。
A:置換、未置換のアリール基。
n二1.2または3の整数。
m:o、、tまたは2の整数。〕
一般式〔lv〕:
A−N=N−Ar ” −N= N−Ar’−N= N
−A〔式中、 Al−1およびAr” :ぞれぞれ置換、未置換の炭
素環式芳香族環基または置換、 未置換の複素環式芳香族環基、 (但し、R4およびR1′はそれぞれ水素原子もしくは
置換、未置換のアルキル基、R6は置換、未置換のアル
キル基もしくは置換、未置換のアリール基。) Y:水素原子、ハロゲン原子、置換、未置換のアルキル
基、アルコキシ基、カルボキシル基、スルホ基、置換、
未置換のカルバモイル基または置換、未置換のスルファ
モイル基0 2:置換、未置換の炭素環式芳香族環または複素環式芳
香族環を構成するに必要な原子群0A′:置換、未置換
のアリール基O R1:水素原子、置換、未置換のアミノ基、置換、未置
′換のアルキル基、置換、未置換のカルバゾール基また
はカルボキシル基もしくはそのエステル基。
−A〔式中、 Al−1およびAr” :ぞれぞれ置換、未置換の炭
素環式芳香族環基または置換、 未置換の複素環式芳香族環基、 (但し、R4およびR1′はそれぞれ水素原子もしくは
置換、未置換のアルキル基、R6は置換、未置換のアル
キル基もしくは置換、未置換のアリール基。) Y:水素原子、ハロゲン原子、置換、未置換のアルキル
基、アルコキシ基、カルボキシル基、スルホ基、置換、
未置換のカルバモイル基または置換、未置換のスルファ
モイル基0 2:置換、未置換の炭素環式芳香族環または複素環式芳
香族環を構成するに必要な原子群0A′:置換、未置換
のアリール基O R1:水素原子、置換、未置換のアミノ基、置換、未置
′換のアルキル基、置換、未置換のカルバゾール基また
はカルボキシル基もしくはそのエステル基。
R2およびR3:それぞれ置換、未置換のアルキル基、
置換、未置換のアラルキル基 まだは置換、未置換のアリール基。
置換、未置換のアラルキル基 まだは置換、未置換のアリール基。
n:1または2の整数。
m:0.1または2の整数。〕
塗布液に微量添加されるアミンは、モノエタノールアミ
ン、n−ブチルアミン、エチレンジアミン等の1級アミ
ン、ジェタノールアミン、ジエチルアミン等の2級アミ
ン、トリエタノールアミン、トリエチルアミン等の3級
アミン、ピリジン、ピペリジン等の複素環式のもの等か
らなっていてよい。
ン、n−ブチルアミン、エチレンジアミン等の1級アミ
ン、ジェタノールアミン、ジエチルアミン等の2級アミ
ン、トリエタノールアミン、トリエチルアミン等の3級
アミン、ピリジン、ピペリジン等の複素環式のもの等か
らなっていてよい。
アゾ系顔料の分散媒としては、N、N−ジメチルホルム
アミド、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサ
ノン、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロホルム、
1,2−ジクロロエタン、ジクロロメタン、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、メタノール、エタノール、イソ
シロンくノール、酢酸エチル、酢酸ブチル、ジメチルス
ルホキシド等が挙げられる。
アミド、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサ
ノン、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロロホルム、
1,2−ジクロロエタン、ジクロロメタン、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、メタノール、エタノール、イソ
シロンくノール、酢酸エチル、酢酸ブチル、ジメチルス
ルホキシド等が挙げられる。
また、バインダー樹脂としては、例えばポリエチレン、
ポリプロピレン、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、塩化
ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレ
タン樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、アルキ
ッド樹脂、ポリカーボネート樹脂、シリコン樹脂、メラ
ミン樹脂等の付加重合型樹脂、重付加型樹脂、重縮合型
樹脂、並びにこれらの樹脂の繰シ返し単位のうちの2つ
以上を含む共重合体樹脂、例えば塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体樹脂1、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレ
イン酸共重合体樹脂等の絶縁性樹脂の他、ホIJ −N
−ビニルカルバゾール等の高分子有機半導体を挙げるこ
とができる。 そして、このバインダー樹脂のアゾ系顔
料に対する割合は、0〜100重量係、特に0〜10重
量%の範囲が望ましい。
ポリプロピレン、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、塩化
ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレ
タン樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、アルキ
ッド樹脂、ポリカーボネート樹脂、シリコン樹脂、メラ
ミン樹脂等の付加重合型樹脂、重付加型樹脂、重縮合型
樹脂、並びにこれらの樹脂の繰シ返し単位のうちの2つ
以上を含む共重合体樹脂、例えば塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体樹脂1、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレ
イン酸共重合体樹脂等の絶縁性樹脂の他、ホIJ −N
−ビニルカルバゾール等の高分子有機半導体を挙げるこ
とができる。 そして、このバインダー樹脂のアゾ系顔
料に対する割合は、0〜100重量係、特に0〜10重
量%の範囲が望ましい。
第1図には、導電性支持体1上に、上記した如きキャリ
ア発生層2が形成され、更にこの上にキャリア輸送層3
が形成された感光体が例示されている。
ア発生層2が形成され、更にこの上にキャリア輸送層3
が形成された感光体が例示されている。
この感光体を作成するには、まず第2A図の如く導電性
基体1を用意し、次いで、アミンを微量(アゾ系顔料の
20モル以下)含有する溶媒にキャリア発生物質を分散
してなる塗布液を基体1上に塗布し、乾燥させ、第2B
図の如くキャリア発生層2を形成する。
基体1を用意し、次いで、アミンを微量(アゾ系顔料の
20モル以下)含有する溶媒にキャリア発生物質を分散
してなる塗布液を基体1上に塗布し、乾燥させ、第2B
図の如くキャリア発生層2を形成する。
次いゼ、キャリア輸送物質を含む塗布液をキャリア発生
層2上に塗布、乾燥して、第1図に示した如きキャリア
輸送層3を形成する。
層2上に塗布、乾燥して、第1図に示した如きキャリア
輸送層3を形成する。
キャリア発生層2の厚さは0.05〜10μmがよく、
0.1〜・5μmが更によい。 0.05μm未満及び
10μmを越える場合では充分な光感度が得られない。
0.1〜・5μmが更によい。 0.05μm未満及び
10μmを越える場合では充分な光感度が得られない。
キャリア輸送物質としては、光照射した時にキャリア発
生層で電荷を発生するのに充分な光を透過し、正又は負
の帯電を行なった時には所望の帯電電位を保つことがで
きる物質を使用することができる。 これには、スチリ
ル化合物、ヒドラゾン化合物、オキサゾール誘導体、オ
キサジアゾール誘導体、チアゾール誘導体、チアジアゾ
ール誘導体、トリアゾール誘導体、イミダゾール誘導体
、イミダシロン誘導体、イミダゾリジン誘導体、ビスイ
ミダゾリジン誘導体、ピラゾリン誘導体、オキサシロン
誘導体、ベンゾチアゾール誘導体、ペンズイミタゾール
誘導体、キナゾリン誘導体、ペンツフラン誘導体、アク
リジン誘導体、フェナジン誘導体、アミノスチルベン誘
導体、ボ!J−N−ビニルカルバゾール、ポリ−1−ビ
ニルピレン、ポリ−9−ビニルアントラセン、2,4,
7−ドリニトロンルオレノン、2,4,5.7−ケトン
ニトロフルオレノン、2,7−シクロヘキサノン等が挙
げられる。
生層で電荷を発生するのに充分な光を透過し、正又は負
の帯電を行なった時には所望の帯電電位を保つことがで
きる物質を使用することができる。 これには、スチリ
ル化合物、ヒドラゾン化合物、オキサゾール誘導体、オ
キサジアゾール誘導体、チアゾール誘導体、チアジアゾ
ール誘導体、トリアゾール誘導体、イミダゾール誘導体
、イミダシロン誘導体、イミダゾリジン誘導体、ビスイ
ミダゾリジン誘導体、ピラゾリン誘導体、オキサシロン
誘導体、ベンゾチアゾール誘導体、ペンズイミタゾール
誘導体、キナゾリン誘導体、ペンツフラン誘導体、アク
リジン誘導体、フェナジン誘導体、アミノスチルベン誘
導体、ボ!J−N−ビニルカルバゾール、ポリ−1−ビ
ニルピレン、ポリ−9−ビニルアントラセン、2,4,
7−ドリニトロンルオレノン、2,4,5.7−ケトン
ニトロフルオレノン、2,7−シクロヘキサノン等が挙
げられる。
これらのキャリア輸送物質は、必要に応じて上記キャリ
ア発生層2中に添加するととができる。
ア発生層2中に添加するととができる。
また、キャリア輸送層中にはキャリア輸送物質の他、バ
インダー樹脂を含有してもよい。 バインダー樹脂とし
ては、ポリエチレン、ポリグロピし/、アクリル樹脂、
メタクリル樹脂、重縮合型樹脂、並びにこれらの樹脂の
繰返し単位のうちの2つ以上を含む共重合体樹脂、例え
ば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、塩化ビニル−
酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体樹脂等を挙げるこ
とができる。 しかし、バインダー樹脂はこれらに限
定されるものではなく、斯かる用途に一般に用いられる
全ての樹脂を使用することができる。
インダー樹脂を含有してもよい。 バインダー樹脂とし
ては、ポリエチレン、ポリグロピし/、アクリル樹脂、
メタクリル樹脂、重縮合型樹脂、並びにこれらの樹脂の
繰返し単位のうちの2つ以上を含む共重合体樹脂、例え
ば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、塩化ビニル−
酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体樹脂等を挙げるこ
とができる。 しかし、バインダー樹脂はこれらに限
定されるものではなく、斯かる用途に一般に用いられる
全ての樹脂を使用することができる。
尚、このキャリア輸送層には、可撓性の向上、残留電位
の低減、反復使用時の疲労低減の目的で種々の添加剤を
含有せしめることができる。 斯かる添加剤としては、
ジフェニル、塩化ジフェニル、0−ターフェニル、p−
ターフェニル、シフチルフタレート、ジメチルグリコー
ルフタレート、ジオクチルツクレート、トリフェニル燐
酸、メチルナフタリン、ベンゾフェノン、塩素化ハラフ
ィン、ジラウリルチオプロピオネート、3,5−ジニト
ロ安息香酸、各種フルオロカーボン類等を挙げることが
できる。
の低減、反復使用時の疲労低減の目的で種々の添加剤を
含有せしめることができる。 斯かる添加剤としては、
ジフェニル、塩化ジフェニル、0−ターフェニル、p−
ターフェニル、シフチルフタレート、ジメチルグリコー
ルフタレート、ジオクチルツクレート、トリフェニル燐
酸、メチルナフタリン、ベンゾフェノン、塩素化ハラフ
ィン、ジラウリルチオプロピオネート、3,5−ジニト
ロ安息香酸、各種フルオロカーボン類等を挙げることが
できる。
また、導電性支持体としては、アルミニウム、ニッケル
などの金属板、金属ドラム又は金属油、アルミニウム、
酸化スズ、酸化インジウムなどを蒸着したプラスチック
フィルム或いは四重性物質を塗布した紙、プラスチック
などのフィルム又はドラムを使用することができる。
などの金属板、金属ドラム又は金属油、アルミニウム、
酸化スズ、酸化インジウムなどを蒸着したプラスチック
フィルム或いは四重性物質を塗布した紙、プラスチック
などのフィルム又はドラムを使用することができる。
本発明の感光体は、第3図の如くに構成することができ
る。 即ち、キャリア発生層2の下地として、支持体重
との間に中間層5を形成すれば、この中間層5に、感光
層4の帯電時において導電性支持体1から感光層4にフ
リーキャリアが注入されることを阻止する機能、或いは
感光層4を導電性支持体に対して一体的に接着せしめる
接着層としての機能を有せしめることができる。 中間
層5の材質としては、酸化アルミニウム、酸化インジウ
ム等の金属酸化物、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、塩
化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウ
レタン樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、アル
キッド樹脂、ポリカーボネート樹脂、シリコン樹脂、メ
ラミン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、塩
化ビニル−酢酸ビニルー無水マレイン酸共重合体樹脂等
の高分子化合物を挙げることができる。
る。 即ち、キャリア発生層2の下地として、支持体重
との間に中間層5を形成すれば、この中間層5に、感光
層4の帯電時において導電性支持体1から感光層4にフ
リーキャリアが注入されることを阻止する機能、或いは
感光層4を導電性支持体に対して一体的に接着せしめる
接着層としての機能を有せしめることができる。 中間
層5の材質としては、酸化アルミニウム、酸化インジウ
ム等の金属酸化物、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、塩
化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウ
レタン樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、アル
キッド樹脂、ポリカーボネート樹脂、シリコン樹脂、メ
ラミン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、塩
化ビニル−酢酸ビニルー無水マレイン酸共重合体樹脂等
の高分子化合物を挙げることができる。
以上に説明した感光体においては、キャリア発生層2は
、アミンを微量添加したアゾ系顔料を含む塗布液の塗布
によって形成されたものであるから、アゾ系顔料の20
モル以下のアミン含有量を有したものとなっておシ、本
発明の目的を充二分に達成できる構造となっている。
、アミンを微量添加したアゾ系顔料を含む塗布液の塗布
によって形成されたものであるから、アゾ系顔料の20
モル以下のアミン含有量を有したものとなっておシ、本
発明の目的を充二分に達成できる構造となっている。
こうしたキャリア発生層を形成するには、上記した塗布
液を使用する以外にも、電荷輸送層の塗布形成時にその
塗布液中に微量(即ち電荷発生層のアゾ系顔料に対しそ
の20モル以下、好ましくは10モル以下、更に好まし
くは5モル以下)のアミンを添加し、塗布されたキャリ
ア輸送層用の塗布液中から下層のキャリア発生層中ヘア
ミンを拡散(塗布液の乾燥時)させる方法も採用可能で
ある。
液を使用する以外にも、電荷輸送層の塗布形成時にその
塗布液中に微量(即ち電荷発生層のアゾ系顔料に対しそ
の20モル以下、好ましくは10モル以下、更に好まし
くは5モル以下)のアミンを添加し、塗布されたキャリ
ア輸送層用の塗布液中から下層のキャリア発生層中ヘア
ミンを拡散(塗布液の乾燥時)させる方法も採用可能で
ある。
こうしてキャリア発生層中に拡散されたアミンの量は、
上述したと同様に、アゾ系顔料の20モル以下にコント
ロールすることができる。
上述したと同様に、アゾ系顔料の20モル以下にコント
ロールすることができる。
また、別の方法として、キャリア発生層を形成後、キャ
リア輸送層を塗布する前に、キャリア発生層を一旦アミ
ン溶媒雰囲気中に所定時間だけ放置し、これによってキ
ャリア発生層表面にアミンを付着させ、更にキャリア発
生層中に拡散させることができる。 この方法によって
も、アミン雰囲気濃度のコントロールにより、キャリア
発生層へのアミン拡散旋度を制御し、上述した含有量範
囲にアミン量を設定することが可能である。
リア輸送層を塗布する前に、キャリア発生層を一旦アミ
ン溶媒雰囲気中に所定時間だけ放置し、これによってキ
ャリア発生層表面にアミンを付着させ、更にキャリア発
生層中に拡散させることができる。 この方法によって
も、アミン雰囲気濃度のコントロールにより、キャリア
発生層へのアミン拡散旋度を制御し、上述した含有量範
囲にアミン量を設定することが可能である。
第4図は、感光層4を上記のアゾ顔料の粒子6を上記の
キャリア輸送物質7中に分散せしめだ2相からなる物質
で形成した例を示す。
キャリア輸送物質7中に分散せしめだ2相からなる物質
で形成した例を示す。
この場合には、感光層4において、キャリア発生物質6
はバインダ100重量部当り1〜200(望ましくは1
0〜100)重量部とするのがよいが、これは、1重量
部未満では感度が悪り、200重量部を越えると被膜形
成能が悪くなるからである。
はバインダ100重量部当り1〜200(望ましくは1
0〜100)重量部とするのがよいが、これは、1重量
部未満では感度が悪り、200重量部を越えると被膜形
成能が悪くなるからである。
また、キ、ヤリア輸送物質はバインダ100重量部当)
10〜300(望ましくは50〜200)重量部とする
のがよいが、これは、10重量部未満だと効果に乏しく
、300重量部を越えると被膜形成能及び電荷保持能が
低下するからである0 この第4図の例でも、既述した実施例と同様に、アゾ顔
料の20モル以下のアミンが相中に含有せしめられてい
ることが必要である0 次に、本発明の具体的な実施例を説明する。
10〜300(望ましくは50〜200)重量部とする
のがよいが、これは、10重量部未満だと効果に乏しく
、300重量部を越えると被膜形成能及び電荷保持能が
低下するからである0 この第4図の例でも、既述した実施例と同様に、アゾ顔
料の20モル以下のアミンが相中に含有せしめられてい
ることが必要である0 次に、本発明の具体的な実施例を説明する。
実施例1
アルミニウムを蒸着した厚さ100μmのポリエチレン
テレフタレートからなる導電性支持体上に、塩化ビニル
−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体[エスレックM
F−10j(漬水化学工業社製)からなる厚さ約0.0
5μmの中間層を設けた。 次いで、下記構造式[’I
)で示したビスアゾ化合物1.51を、容積比1000
: 1の1,2−ジクロロエタン/モノエタノールア
ミンの混合分散媒100 d中に8時間ボールミルによ
り分散させ、得られた分散液を前記中間層上に塗布し、
十分乾燥して厚さ約0.3μmのキャリア発生層を形成
した。
テレフタレートからなる導電性支持体上に、塩化ビニル
−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体[エスレックM
F−10j(漬水化学工業社製)からなる厚さ約0.0
5μmの中間層を設けた。 次いで、下記構造式[’I
)で示したビスアゾ化合物1.51を、容積比1000
: 1の1,2−ジクロロエタン/モノエタノールア
ミンの混合分散媒100 d中に8時間ボールミルによ
り分散させ、得られた分散液を前記中間層上に塗布し、
十分乾燥して厚さ約0.3μmのキャリア発生層を形成
した。
構造式〔I〕ニ
一方、下記構造式[II’Jで示したスチリル化合物1
1.25 fとポリカーボネート樹脂「パンライトL−
1250J (帝人化成社製)15fとを1,2−ジク
ロルエタン100 mlに溶解し、得られた溶液を前記
キャリア発生層上に塗布し、十分乾燥して厚さ1511
mのキャリア輸送層を形成し、以って本発明に基く電子
写真感光体を製造17た0 これを「試料1」とする。
1.25 fとポリカーボネート樹脂「パンライトL−
1250J (帝人化成社製)15fとを1,2−ジク
ロルエタン100 mlに溶解し、得られた溶液を前記
キャリア発生層上に塗布し、十分乾燥して厚さ1511
mのキャリア輸送層を形成し、以って本発明に基く電子
写真感光体を製造17た0 これを「試料1」とする。
構造式〔■〕:
キャリア発生層の形成において、ビスアゾ化合物の塗布
用分散媒として、1,2−ジクロロエタン/モノエタノ
ールアミンの容tjt比f: eo : 1.110:
1.200 : 1.500 : 1.5000 :
1 、10000 :1とした混合分散媒を用いた他
は実施例1と全く同様にして、6種の本発明に基く電子
写真感光体を製造した。 これらをそれぞれ、「試料2
」、「試料3」、「試料4」、U試料5」、「試料6」
及び「試料7」とする。
用分散媒として、1,2−ジクロロエタン/モノエタノ
ールアミンの容tjt比f: eo : 1.110:
1.200 : 1.500 : 1.5000 :
1 、10000 :1とした混合分散媒を用いた他
は実施例1と全く同様にして、6種の本発明に基く電子
写真感光体を製造した。 これらをそれぞれ、「試料2
」、「試料3」、「試料4」、U試料5」、「試料6」
及び「試料7」とする。
実施例
キャリア発生層の形成において、ビスアゾ化合物の塗布
用分散媒として、容積比500 : 1の1゜2−ジク
ロロエタン/エチレンジアミン、1,2−ジクロロエタ
ン/ピペリジン、1,2−ジクロロエタン/ジエチルア
ミン及び1,2−ジクロロエタン/トリエタノールアミ
ンの混合分散媒を用いた他は実施例1と全く同様にして
、4種の本発明に基く電子写真感光体を製造した。 こ
れらをそれぞれ、「試料8」、「試料9」、「試料10
J及び「試料11」とする。
用分散媒として、容積比500 : 1の1゜2−ジク
ロロエタン/エチレンジアミン、1,2−ジクロロエタ
ン/ピペリジン、1,2−ジクロロエタン/ジエチルア
ミン及び1,2−ジクロロエタン/トリエタノールアミ
ンの混合分散媒を用いた他は実施例1と全く同様にして
、4種の本発明に基く電子写真感光体を製造した。 こ
れらをそれぞれ、「試料8」、「試料9」、「試料10
J及び「試料11」とする。
比較例1〜3
キャリア発生層の形成において、ビスアゾ化合物の塗布
用分散媒として1,2−ジクロロエタン、モノエタノー
ルアミン、及び容積比50:1の1゜2−ジクロロエタ
ン/モノエタノールアミンの混合分散媒を用いた他は実
施例1と全く同様にして、3種の比較用電子写真感光体
を製造した。 これを「比較用試料1」、「比較用試料
2」及び「比較用試料3」とする。
用分散媒として1,2−ジクロロエタン、モノエタノー
ルアミン、及び容積比50:1の1゜2−ジクロロエタ
ン/モノエタノールアミンの混合分散媒を用いた他は実
施例1と全く同様にして、3種の比較用電子写真感光体
を製造した。 これを「比較用試料1」、「比較用試料
2」及び「比較用試料3」とする。
実施例12
キャリア発生層の形成において、電荷発生物質としてビ
スアゾ化合物[I]の代シに下記構造式〔■「〕で示し
たトリスアゾ化合物を用い、またキャリア輸送層の形成
において電荷輸送物質としてスチリル化合物[I[)の
かわシに下記構造式(IV)で示しだヒドラゾン化合物
を用いた他は実施例1と全く同様にして、本発明に基く
電子写真感光体を製造した。 これを「試料12」とす
る。
スアゾ化合物[I]の代シに下記構造式〔■「〕で示し
たトリスアゾ化合物を用い、またキャリア輸送層の形成
において電荷輸送物質としてスチリル化合物[I[)の
かわシに下記構造式(IV)で示しだヒドラゾン化合物
を用いた他は実施例1と全く同様にして、本発明に基く
電子写真感光体を製造した。 これを「試料12」とす
る。
構造式〔■〕:
構造式(IV):
キャリア発生層の形成においてトリスアゾ化合物の鋏布
用分散媒として、1,2−ジクロロエタン/モノエタノ
ールアミンの容積比ヲso:t、100:1.21)O
:1.500:1.5000:1及び10000:1と
した混合分散媒を用いた他は実施例11と全く同様にし
て、6種の本発明に基く電子写真用感光体を製造した。
用分散媒として、1,2−ジクロロエタン/モノエタノ
ールアミンの容積比ヲso:t、100:1.21)O
:1.500:1.5000:1及び10000:1と
した混合分散媒を用いた他は実施例11と全く同様にし
て、6種の本発明に基く電子写真用感光体を製造した。
これらをそれぞれ「試料13」、「試料14」、「試
料15」、「試料16」、「試料17」及び「試料18
jとする。
料15」、「試料16」、「試料17」及び「試料18
jとする。
比較例4〜6
キャリア発生層の形成において、トリスアゾ化合物の塗
布用分散媒として1,2−ジクロロエタン、モノエタノ
ールアミン、及び容積比25:1の1.2−ジクロロエ
タン/モノエタノールアミンの混合分散媒を用いた他は
実施例11と全く同様にして、3種の比較用電子写真感
光体を製造した。
布用分散媒として1,2−ジクロロエタン、モノエタノ
ールアミン、及び容積比25:1の1.2−ジクロロエ
タン/モノエタノールアミンの混合分散媒を用いた他は
実施例11と全く同様にして、3種の比較用電子写真感
光体を製造した。
これを「比較試料4J、r比較試料5」及び「比較試料
6」とする。
6」とする。
実施例19
アルミニウムを蒸着した厚さ100μn1のポリエチレ
ンテレフタレートから成る導電性支持体上に、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体[エスレック
MF−1,OJ (漬水化学工業社製)からなる厚さ約
0.05μmの中間層を設けた。 次いで、下記構造式
〔v〕で示したビスアゾ化合物1.57を1,2−ジク
ロロエタン10〇−中に8時間ボールミルによシ分散さ
せ、得られた分散液を前記中間層上に塗布し、充分乾燥
して厚さ約0.3μmのキャリア発生層を形成した。
ンテレフタレートから成る導電性支持体上に、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体[エスレック
MF−1,OJ (漬水化学工業社製)からなる厚さ約
0.05μmの中間層を設けた。 次いで、下記構造式
〔v〕で示したビスアゾ化合物1.57を1,2−ジク
ロロエタン10〇−中に8時間ボールミルによシ分散さ
せ、得られた分散液を前記中間層上に塗布し、充分乾燥
して厚さ約0.3μmのキャリア発生層を形成した。
一方、下記構造式[VI)で示しだヌチリル化合物11
.252とポリカーボネート樹脂「パンライトL −1
250J (帝人化成社製)151とを容積比1000
/1の1,2−ジクロロエタン/モノエタノールアミン
の混合溶液100コに溶解し、得られた溶液を前記キャ
リア発生層上に塗布し、充分乾燥して厚さ10/7mの
キャリア輸送層を形成し、以って本発明に基く電子写真
感光p・を製造した。 これを「試料19」とする。
.252とポリカーボネート樹脂「パンライトL −1
250J (帝人化成社製)151とを容積比1000
/1の1,2−ジクロロエタン/モノエタノールアミン
の混合溶液100コに溶解し、得られた溶液を前記キャ
リア発生層上に塗布し、充分乾燥して厚さ10/7mの
キャリア輸送層を形成し、以って本発明に基く電子写真
感光p・を製造した。 これを「試料19」とする。
構造式〔V〕二
構造式〔■〕:
実施例20
実施例19と同様にしCキャリア発生層を形成し、得う
れたキャリア発生層をモノエタノールアミンの120°
C蒸気中に5分放置してこの蒸気によシキャリア発生層
を処理し、モノエタノールアミンを前記キャリア発生j
脅中に拡散させた。 一方、実施例1と同i)にキャリ
ア輸送層を形成し、以って本発明に基く電子写真感光体
を製造した。 これを「試料20」とする。
れたキャリア発生層をモノエタノールアミンの120°
C蒸気中に5分放置してこの蒸気によシキャリア発生層
を処理し、モノエタノールアミンを前記キャリア発生j
脅中に拡散させた。 一方、実施例1と同i)にキャリ
ア輸送層を形成し、以って本発明に基く電子写真感光体
を製造した。 これを「試料20」とする。
実施1fII 21
キャリア発生層の形成において、ビスアゾ化合物として
下記構造式〔■〕で示したイゆ合物を用いた他は実施し
ulと全く同様にして、厚さ0.5μmのキャリア発生
層を設けた。 一方、キャリア輸送層の形成において、
キャリア輸送物質として下記構造式〔■〕で示しだヒド
ラゾン化合物を用いた他は実施例1と全く同様にして、
前記キャリア発生層上に厚さ15μmのチャリア輸送層
を形成し、以って本発明に基く電子写真感光体を製造し
た。
下記構造式〔■〕で示したイゆ合物を用いた他は実施し
ulと全く同様にして、厚さ0.5μmのキャリア発生
層を設けた。 一方、キャリア輸送層の形成において、
キャリア輸送物質として下記構造式〔■〕で示しだヒド
ラゾン化合物を用いた他は実施例1と全く同様にして、
前記キャリア発生層上に厚さ15μmのチャリア輸送層
を形成し、以って本発明に基く電子写真感光体を製造し
た。
とれを「試料21 Jとする。
構造式〔■〕二
比較例7
キャリア発生層の形成において、ビスアゾ化合物の塗布
溶媒として1,2−ジクロロエタンを用いた他は実施例
21と全く同様にして、比較用電子写真感光体を製造し
た。 これを「比較用試料7」とする。
溶媒として1,2−ジクロロエタンを用いた他は実施例
21と全く同様にして、比較用電子写真感光体を製造し
た。 これを「比較用試料7」とする。
実施例22
キャリア発生層の形成において、ビスアゾ化合物として
下記構造式〔■〕で示した化合物を用いた他は実施ρす
1と全く同様にして、厚さ0.5μmのキャリア発生層
を設けた。 一方、キャリア輸送層の形成において、キ
ャリア輸送物質として下記構造式〔X〕で示したヒドラ
ゾン化合物を用いた他は実施例1と全く同様にして、前
記キャリア発生層上に厚さ15μmのキャリア輸送層を
形成し、以って本発明に基く電子写真感光体を製造した
。
下記構造式〔■〕で示した化合物を用いた他は実施ρす
1と全く同様にして、厚さ0.5μmのキャリア発生層
を設けた。 一方、キャリア輸送層の形成において、キ
ャリア輸送物質として下記構造式〔X〕で示したヒドラ
ゾン化合物を用いた他は実施例1と全く同様にして、前
記キャリア発生層上に厚さ15μmのキャリア輸送層を
形成し、以って本発明に基く電子写真感光体を製造した
。
これを「試料22」とする。
構造式[IX):
構造式〔X〕:
比較例8
キャリア発生層の形成において、ビスアゾ化合物の塗布
溶媒として1,2−ジクロロエタンを用いた他は実施例
22と全く同様にして、比較用電子写真感光体を製造し
た。 これを「比較用試料8」とする。
溶媒として1,2−ジクロロエタンを用いた他は実施例
22と全く同様にして、比較用電子写真感光体を製造し
た。 これを「比較用試料8」とする。
実施例n
キャリア発生層の形成において、ビスアゾ化合物として
、下記構造式(XI)で示した化合物を用いた他は実施
例1と全く同様にして、厚さ0.5μmのキャリア発生
層を設けた。 一方、キャリア輸送層の形成において、
キャリア輸送物質として下記構造式〔■〕で示しだスチ
リル化合物を用いた他は実施例1と全く同様にして、前
記キャリア発生層−ヒに厚さ1511nlのキャリア輸
送層を形成し、以って本発明に基く電子写真感光体を製
造した。
、下記構造式(XI)で示した化合物を用いた他は実施
例1と全く同様にして、厚さ0.5μmのキャリア発生
層を設けた。 一方、キャリア輸送層の形成において、
キャリア輸送物質として下記構造式〔■〕で示しだスチ
リル化合物を用いた他は実施例1と全く同様にして、前
記キャリア発生層−ヒに厚さ1511nlのキャリア輸
送層を形成し、以って本発明に基く電子写真感光体を製
造した。
これを「試料お」とする。
構造式〔M〕:
構造式〔削〕:
比較例9
キャリア発生層の形成において、ビスアゾ化a物の塗布
溶媒として1,2−ジクロロエタンを用いた他は実施例
Z3と全く同様にして、比較用電子写真感光体を製造し
た。 これを]−比較用試料9」とする。
溶媒として1,2−ジクロロエタンを用いた他は実施例
Z3と全く同様にして、比較用電子写真感光体を製造し
た。 これを]−比較用試料9」とする。
以上のようにして得られた電子写真感光体(試料1〜2
0並びに比較試料1〜6)の各々について、「エレクト
ロメーターS P −428型」 (川口電気製作新製
)を用いて、その電子写真特性を調べた。
0並びに比較試料1〜6)の各々について、「エレクト
ロメーターS P −428型」 (川口電気製作新製
)を用いて、その電子写真特性を調べた。
即ち、感光体表面を帯電電圧−6KVで5秒間帯電させ
た時の受容電位VA(V)と、5秒間暗減衰させた後の
電位Vx (初期電位)を凶に減衰させるために必要な
露光量E1A(lux・秒)と、暗減衰率(VA −V
l ) / VI X 100 (%)と、更に初期電
位■を−500(V)から−so (y)に減衰させる
ために必要な露光量E”0(,1ux・秒)とを測定し
た。結果は下記表に示す通シである。
た時の受容電位VA(V)と、5秒間暗減衰させた後の
電位Vx (初期電位)を凶に減衰させるために必要な
露光量E1A(lux・秒)と、暗減衰率(VA −V
l ) / VI X 100 (%)と、更に初期電
位■を−500(V)から−so (y)に減衰させる
ために必要な露光量E”0(,1ux・秒)とを測定し
た。結果は下記表に示す通シである。
(以下余白、次頁に続く)
木上記表において、アミン含有量とは、電荷発生物質に
対する添加アミンのモル数を指す。
対する添加アミンのモル数を指す。
上記表に示す結果から、本発明に基いて電荷発生層中の
アミン含有量を電荷発生物質の20モル以下、特にio
モル以下(更には5モル以下)に特定することによって
、光感度をはじめ、暗減衰等の電子写真特性が大きく向
上することが明らかである0
アミン含有量を電荷発生物質の20モル以下、特にio
モル以下(更には5モル以下)に特定することによって
、光感度をはじめ、暗減衰等の電子写真特性が大きく向
上することが明らかである0
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図は感
光体の一部分の断面図、 第2A図は導電性支持体の断面図、 第2B図は電荷発生層を形成した状態の断面図、第3図
は他の感光体の一部分の断面図、第4図は更に他の感光
体の一部分の断面図である。 なお、図面に示された符号において、 1・・・・・・・・・・・・導電性支持体2・・・・・
・・・・・・・電荷(キャリア)発生層3・・・・・・
・・・・・・電荷(キャリア)輸送層5・・・・・・・
・・・・・・・中間層6・・・・・・・・・・・・・・
・アゾ顔料粒子7・・・・−・・・・・・・・・・キャ
リア輸送物質である。 代理人 弁理士 逢 坂 宏(化1名)@70 @2A口 @280 @3日 第4−口
光体の一部分の断面図、 第2A図は導電性支持体の断面図、 第2B図は電荷発生層を形成した状態の断面図、第3図
は他の感光体の一部分の断面図、第4図は更に他の感光
体の一部分の断面図である。 なお、図面に示された符号において、 1・・・・・・・・・・・・導電性支持体2・・・・・
・・・・・・・電荷(キャリア)発生層3・・・・・・
・・・・・・電荷(キャリア)輸送層5・・・・・・・
・・・・・・・中間層6・・・・・・・・・・・・・・
・アゾ顔料粒子7・・・・−・・・・・・・・・・キャ
リア輸送物質である。 代理人 弁理士 逢 坂 宏(化1名)@70 @2A口 @280 @3日 第4−口
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、電荷発生物質を含有した電荷発生相を有する感光体
において、前記電荷発生物質の旬倍以下のモル数のアミ
ンが前記電荷発生相中に含有されていることを特徴とす
る感光体。 2、アミンが電荷発生物質の5倍以下のモル数で含有さ
れている、特許請求の範囲の第1項に記載した感光体。 3、アミンの分子量が150以下、塩基仕度(KB)が
1012以上である、特許請求の範囲の第1項又は第2
項に記載した感光体。 4、電荷発生物質がアゾ系顔料がらなっている、特許請
求の範囲の第1項〜第3項のいずれか1項に記載した感
光体。 5、電荷発生物質を含有した電荷発生相を有する感光体
の製造方法において、前記電荷発生物質の(9)倍以下
のモル数のアミンを前記電荷発生相の塗布溶媒中に添加
し、この塗布溶媒中に前記電荷発生物質を分散せしめる
工程と;得られた分散液を塗布して前記電荷発生相を形
成する工程とを有することを特徴とする感光体の製造方
法。 6、塗布溶媒中へのアミンの添加量を電荷発生物質の5
倍以下のモル数とする、特許請求の範囲の第5項に記載
した方法。 7、分子@150以下、塩基仕度(Kn)10”以上の
アミンを塗布溶媒中に添加する、特許請求の範囲の第5
項又は第6項に記載した方法。 8、電荷発生相又はこの電荷発生相に接した電荷輸送相
の塗布溶媒の沸点よシも高い沸点を有するアミンを特徴
する特許請求の範囲の第5項〜第7項のいずれか1項に
記載した方法。 9、電荷発生相又はこの電荷発生相に接した電荷輸送相
の塗布液を塗檜複のその乾燥温度をアミンの沸点よシも
低くする、特許請求の範囲の第5項〜第8項のいずれか
1項に記載した方法。 10、電荷発生物質としてアゾ系顔料を使用する、特許
請求の範囲の第5項〜第9項のいずれか1項に記載した
方法。 11、電荷発生物質を含有した電荷発生相と、この電荷
発生相に接しかつ電荷輸送物質を含有した電荷輸送相と
を有する感光体の製造方法において、前記電荷発生物質
の20倍以下のモル数のアミンを前記電荷輸送相の塗布
溶媒中に添加し、この塗布溶媒中に前記電荷輸送物質を
溶解せしめる工程と;得られた溶液を塗布して前記電荷
輸送相を形成する工程とを有することを特徴とする感光
体の製造方法。 12、塗布溶媒中へのアミンの添加量を電荷発生物質の
5倍以下のモル数とする、特許請求の範囲の第11項忙
記載した方法。 13、分子量150以下、塩基性度(Ka)10 ”以
上のアミンを塗布溶媒中に添加する、特許請求の範゛
囲の第11項又は第12項に記載した方法。 14、電荷発生相又は電荷輸送相の塗布溶媒の沸点よシ
も高い沸点を有するアミンを特徴する特許請求の範囲の
第11項〜第13項のいずれか1項に記のその乾燥温度
をアミンの沸点よυも低くする、特許請求の範囲の第1
1項〜第14項のいずれか1項に記載した方法。 16、電荷発生物質としてアゾ系顔料を特徴する特許請
求の範囲の第11項〜第15項のいずれか1項に記載し
た方法。 17、電荷発生相を有する感光体の製造方法において、
前記電荷発生相を塗布後に、この電荷発生相をアミン雰
囲気に所定時間だけ接触させることを特徴とする感光体
の製造方法。 18、分子量150以下、塩基性度(Kn、)10 ”
以上のアミンの雰囲気を特徴する特許請求の範囲の第1
7項に記載した方法。 19、電荷発生相又はこれに接した電荷輸送相の塗布溶
媒の沸点よりも高い沸点を有するアミンを特徴する特許
請求の範囲の第17項又は第18項に記載した方法。 2゜、電荷発生相又は電荷輸送相の塗布液を塗籠のその
乾燥温度をアミンの沸点よシも低くする、特許請求の範
囲の第17項〜第19項のいずれか1項に記載した方法
。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58093053A JPS59218447A (ja) | 1983-05-26 | 1983-05-26 | 電子写真感光体及びその製造方法 |
US06/612,373 US4591542A (en) | 1983-05-26 | 1984-05-21 | Light-sensitive member and preparation thereof for use in electrophotography |
EP84303571A EP0130687B1 (en) | 1983-05-26 | 1984-05-25 | Light-sensitive member and preparation thereof |
DE8484303571T DE3483797D1 (de) | 1983-05-26 | 1984-05-25 | Lichtempfindliches element und verfahren zur herstellung dieses elements. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58093053A JPS59218447A (ja) | 1983-05-26 | 1983-05-26 | 電子写真感光体及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59218447A true JPS59218447A (ja) | 1984-12-08 |
JPH034901B2 JPH034901B2 (ja) | 1991-01-24 |
Family
ID=14071761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58093053A Granted JPS59218447A (ja) | 1983-05-26 | 1983-05-26 | 電子写真感光体及びその製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4591542A (ja) |
EP (1) | EP0130687B1 (ja) |
JP (1) | JPS59218447A (ja) |
DE (1) | DE3483797D1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02129646A (ja) * | 1988-10-28 | 1990-05-17 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 有機光導電体 |
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JP2990705B2 (ja) * | 1989-10-05 | 1999-12-13 | ミノルタ株式会社 | 積層型感光体 |
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US4456671A (en) * | 1981-12-23 | 1984-06-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic photosensitive member having a photosensitive layer containing a hydrazone compound |
-
1983
- 1983-05-26 JP JP58093053A patent/JPS59218447A/ja active Granted
-
1984
- 1984-05-21 US US06/612,373 patent/US4591542A/en not_active Expired - Lifetime
- 1984-05-25 DE DE8484303571T patent/DE3483797D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1984-05-25 EP EP84303571A patent/EP0130687B1/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0130687B1 (en) | 1991-01-02 |
US4591542A (en) | 1986-05-27 |
JPH034901B2 (ja) | 1991-01-24 |
DE3483797D1 (de) | 1991-02-07 |
EP0130687A2 (en) | 1985-01-09 |
EP0130687A3 (en) | 1986-02-05 |
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