JPS5920588Y2 - ファンコイルユニットの運転制御装置 - Google Patents

ファンコイルユニットの運転制御装置

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JPS5920588Y2
JPS5920588Y2 JP1976068176U JP6817676U JPS5920588Y2 JP S5920588 Y2 JPS5920588 Y2 JP S5920588Y2 JP 1976068176 U JP1976068176 U JP 1976068176U JP 6817676 U JP6817676 U JP 6817676U JP S5920588 Y2 JPS5920588 Y2 JP S5920588Y2
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JP
Japan
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fan coil
power supply
line
power
hand
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Application number
JP1976068176U
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English (en)
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JPS52158556U (ja
Inventor
達男 山川
Original Assignee
清水建設株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ファンコイルモータとこれを制御する手元操
作スイッチからなるファンコイルユニットの運転制御装
置に関するものである。
一般に、ファンコイルモータI・は外気の取入を行なわ
ない手軽な冷暖房機として広く使用されており、一般の
空調機の効率を高めるために、それと連動した運転によ
って建物各室の用途別や方位上の部位別にゾーン区分に
よるいわゆるゾーニング運動を行うのに適しているが、
従来手元操作のみで起動および停止を行っており、この
ため、例えばオフィスにおいてファンコイルユニットの
設置箇所を人のいない就業時間前に予め予熱や、予冷を
行ったり、会議室において集合前に予熱や予冷を行う等
の際には、いちいちファンコイルユニット毎の手元操作
スイッチを切換制御しなければならず、このためその作
業が非常に面倒となる欠点があった。
本考案は、上記のような実情に鑑み、その欠点を一掃す
べく創案されたものであって、ファンコイルユニットの
電源回路を、手元操作スイッチを介してファンコイルモ
ータに接続する従来通りの手元操作用電源線と、ファン
コイルモータに直結する強制制御による遠方操作用電源
線の2系統電源回路で構成し、上記遠方操作用電源線に
は常時開接点は遠方操作用電源線に介装され、常時閉接
点は手元操作用電源線に介装されたリレースイッチを接
続することにより、就業時間前等ファンコイルユニット
の設置箇所に入れない場合においても、ファンコイルユ
ニット毎の手元操作スイッチの切換制御を行うことなく
、遠方制御により予熱や、予冷を容易に行うことができ
るファンコイルユニットの運転制御装置を提供せんとす
るものである。
本考案の構成を図面に示された一実施例について説明す
れは゛、第1図において1はファンコイルモータMとこ
れをOFF・強H・中M・弱りの4段に切換えて制御す
る手元操作用ロータリスイッチR3からなるファンコイ
ルユニットであって、該ファンコイルユニット1の電源
回路は、手元操作用ロータリスイッチR3を介してファ
ンコイルモー夕Mに接続する手元操作用電源線Sと、こ
れに同相で電源側から分岐し、手元操作用ロータリスイ
ッチR3の強H結線を利用してファンコイルモータMに
直結する遠方操作用電源線SXと、ファンコイルモータ
Mに直結して手元操作用電源線Sおよび遠方操作用電源
線SXに共用する他相の電源線Rとの三本の電源線から
、手元制御回路と遠方制御回路との単相2系統の電源回
路に構成されている。
そして、それらの各線は、リレーボックスRB内におい
て、上記遠方操作用電源線SXと電源線Rとの間にはマ
グネツI・リレーXが接続されており、その常時閉接点
aは遠方操作用電源線SXに介装され、また常時閉接点
すは手元操作用電源線Sに介装されている。
ここにおいて、リレボックスRBはファンコイルユニツ
I−1に付加増設されるものであり、遠方操作用電源線
SXは電源側からファンコイルユニツl−1に配設され
る増設線であり、図の表示は手元操作用ロータリスイッ
チR3による平常の制御の態様を示している。
尚、Cは上記電源線Rと並列してファンコイルモータM
に直結するコンデンサである。
斜上の如き構成において、いま、ファンコイルモータ1
により、その設置箇所を人のいない時に予め予熱あるい
は予冷するには、遠方操作用電源線SXと電源線Rとを
電源に導通すれば、両電源線に接続されたマグネットリ
レーXが励磁されて、遠方操作用電源線SX側に介装さ
れたその常時開接点aが閉となると共に、手元操作用電
源線S側に介装されたその常時閉接点すが開となるから
、遠方制御回路が閉路状態となり、又手元制御回路が開
路状態となって電源線が切換えられ、ファンコイルユニ
ツl−1における手元操作用ロータリスイッチR3が切
離され、ファンコイルユニット1は遠方操作状態となる
そして、遠方制御の設定期間中、遠方制御回路によりフ
ァンコイルモータMが確実に駆動されることとなり、フ
ァンコイルユニツl−1を設置した箇所か゛建築物の方
位に対応したファンコイルユニッ1へ1のゾーニングと
相俟って的確に予熱あるいは予冷されることとなる。
尚、第2図は多数の系統に区分されたゾーンZ1.Z2
・・・・・・に対する複数のファンコイルユニッ1−1
−1. 2−2・・・・・・への電源側の構成を示す回
路図で、その下端の電源線R,S、 SXをファンコイ
ルユニツl−1−1,1−2・・・・・・に接続する部
分が第1図の電源端に該当し、遠方制御側の破線を示す
ものである。
すなわち、単相3線の電源線R9S、Tに対してゾーン
Z2以下では第1図のR相を適宜T相に接続して負荷の
バランスを計っである。
次に、ファンコイルユニツl〜1−1について説明する
と、その単相の電源線R,Sの画線は例えば遮断器EL
Bの後段にタイマー(TM)を存し、その後段において
電源線S及び電源線Rにより手元制御回路が形成され、
電源線Rの分岐線R′及び遠方操作電源線Sの分岐線S
Xにより遠方制御回路が形成され、その平行線間には図
示しないマグネジ1〜リレーの常時開接点MC,が分岐
線R′及び遠方操作用電源線SXに介装され、該マグネ
ツ) l)レーの常時閉接点MC2が手元操作用電源線
S及び電源線Rに介装され、分岐線R′はさらに電源線
Rに接続されている。
ここで接点MC,とMC2とは前記タイマー(TM)又
は手動強制制御により切換作動させられ、ファンコイル
ユニツl−1の電源を開閉するものであり、遠方制御と
しての接点MC,の閉成は第1図におけるマグネツI・
リレーXを駆動して前記手元操作回路から遠方操作回路
への切換をもたらし、ファンコイルモータMは手元操作
スイッチR8のOM (H,M、L)−OFFとは無関
係に遠方制御され、他のファンコイルユニツl−1−2
以下も同様である。
これを要するに、本考案は、ファンコイルモーターとこ
れを制御する手元操作スイッチからなるファンコイルユ
ニットの単相電源回路に、手元操作スイッチを介してフ
ァンコイルモータに接続する手元操作用電源線の電源側
でこれから分岐し、前記手元操作スイッチの定端子を介
してファンコイルモータに接続する遠方操作用電源線を
1本増設するとともに、該遠方操作用電源線と他相の電
源線との間には、常時開接点を遠方操作用電源線に介装
され、常時閉接点を手元操作電源線に介装されたマグネ
ットリレーを接続し、遠方操作用電源線を遠方操作用電
源線に切換えてファンコイルモータを駆動するようにし
たから、就業時間前等ファンコイルユニツI・の設置箇
所に人がいない場合にその設置箇所の予熱あるいは予冷
を行うには、いちいちファンコイルユニツ)〜の設置箇
所まで行きその手元操作スイッチの切換制御を行う必要
はなく、単に遠方操作用電源線を導通するのみで手元操
作スイッチの0N−OFF如何に関りなし自動的にリレ
ースイッチを手元操作スイッチから切換えて行うことが
でき、しかも、遠方制御の設定時間中は、手元操作用電
源線の開状態が保持されると共に、遠方操作用電源線の
閉状態が保持されるので、ファンコイルモータを確実に
駆動することができ、したがって、ファンコイルユニツ
1〜のゾーニングと相俟ってファンコイルユニツ1〜の
設置箇所の予熱あるいは予冷を容易かつ的確に行うこと
ができる等極めて実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るファンコイルユニツI〜の運転制御
装置の実施例を示すものであって第1図は要部の配設図
、第2図は多系統のファンコイルユニットの電源側配線
図である。 図中、1はファンコイルユニット、Mはファンコイルモ
ータ、R5は手元操作用ロータリスイッチ、SXは遠方
操作用電源線、Rは電源線、Xはマグネジ1〜リレー、
aはその常時開接点、bはその常時閉接点である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ファンコイルモータとこれを制御する手元操作スイッチ
    からなるファンコイルユニットの単相電源回路に、手元
    操作スイッチを介してファンコイルモータに接続する手
    元操作用電源線の電源側でこれから分岐し、前記手元操
    作スイッチの足端子を介してファンコイルモータに接続
    する遠方操作用電源を1本増設するとともに、該遠方操
    作用電源線と他相の電源線との間には、常時開接点を遠
    方操作用電源線に介装され、常時閉接点を手元操作用電
    源線に介装されたマグネットリレースイッチを接続し、
    遠方操作用電源線の電源側への導通によって、手元操作
    用電源線を遠方操作用電源線に切換えてファンコイルモ
    ータを駆動するように構成したことを特徴とするファン
    コイルユニットの運転制御装置。
JP1976068176U 1976-05-27 1976-05-27 ファンコイルユニットの運転制御装置 Expired JPS5920588Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS52158556U JPS52158556U (ja) 1977-12-01
JPS5920588Y2 true JPS5920588Y2 (ja) 1984-06-15

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ID=28535608

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0726753B2 (ja) * 1990-10-31 1995-03-29 東邦瓦斯株式会社 空調用室内機の制御システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS473993U (ja) * 1971-01-28 1972-09-07
JPS4834700A (ja) * 1971-09-09 1973-05-21

Family Cites Families (1)

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JPS473993U (ja) * 1971-01-28 1972-09-07
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