JPH0541466Y2 - - Google Patents

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JPH0541466Y2
JPH0541466Y2 JP3774085U JP3774085U JPH0541466Y2 JP H0541466 Y2 JPH0541466 Y2 JP H0541466Y2 JP 3774085 U JP3774085 U JP 3774085U JP 3774085 U JP3774085 U JP 3774085U JP H0541466 Y2 JPH0541466 Y2 JP H0541466Y2
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switch
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はスイツチ用制御回路、殊に巻線比が異
なるように接続変更可能な巻線固定子を有する巻
線誘導機において、前記各巻線固定子の二つの口
出線に接続された二つの電源回路にそれぞれ設け
られたスイツチを制御することが可能なスイツチ
用制御回路に関するものである。
[従来技術と問題点] 例えば一台の換気機を用いて浴室とトイレの換
気を行なう場合、浴室側において換気扇を作動さ
せたい場合には一般に浴室内が暑いときであり大
きな回転数で換気扇を作動させることが望ましい
が、トイレ側において換気扇を作動させた場合に
浴室内も同時に換気され、他の人が入浴中、特に
冬期などには浴室内の温度が極端に下降すること
になり、換気扇を小さい回転数で作動させること
が望ましい。
そこで従来、例えば第3図に示すように、換気
扇を回転させる巻線誘導機を異なる出力で作動さ
せるために、例えば二つの口出線により巻線L1
と巻線L2のように巻線比が異なるように接続変
更可能な巻線固定子Lを有する巻線誘導機におい
て、巻線L1+巻線L2ならびに巻線L2とにそれぞ
れスイツチS1ならびにS2を有する二つの電源回路
PL1およびPL2をそれぞれ接続し、スイツチS1
らびにS2を交互に開閉して巻線誘導機を異なる出
力で作動させる回路が考えられている。
ところが、前記回路において二つの電源回路
PL1およびPL2をそれぞれ制御するスイツチS1
らびにS2が同時に閉成状態になると巻線L1なら
びに巻線L2とにそれぞれ巻線L2に基づく電圧が
印加される。
従つて、巻線L1におけるコイルが巻線L2にお
けるコイルと同等或いはそれ以上の強巻線の場合
は問題ないが、巻線L1が巻線L2によりも弱巻の
場合は過電流が流れて巻線L1に発電制動が掛り、
或いは巻線L1が損傷する、などの問題がある。
[考案の目的] 本考案は斯る点に鑑みて成されたものであつ
て、前記回路において二つの電源回路をそれぞれ
制御するスイツチを同時に閉成状態としても巻線
抵抗器が損傷することのないスイツチ制御用回路
を提供することを目的とする。
[考案の構成] 本考案であるスイツチ制御用回路は、二つの口
出線により巻線比が異なるように接続変更可能な
巻線固定子を有する巻線誘導機において、前記各
口出線にスイツチを有する二つの電源回路がそれ
ぞれ接続されており、通常は導通状態で入力端子
に電流が流れたときに遮断状態となる出力端子を
有するソリツドステートリレーの前記入力端子が
前記高い出力で作動させる側の電源回路に接続さ
れているスイツチの両側に接続されているととも
に前記出力端子が前記低い出力で作動させる側の
電源回路に直列に接続されていることを特徴とす
る。
[実施例] 第1図は負荷として例えば浴室とトイレとを連
通するダクトに取付けれらた換気扇に本考案を実
施した場合の一例を示すものであり、換気扇Fを
構成する図示しない誘導電動機には図示しない巻
線比が異なるように接続変更可能な巻線固定子を
有する巻線誘導機において、前記各巻線固定子の
二つの口出線には二つの電源回路PL1およびPL2
がそれぞれ並列に接続されている。
そして、換気扇Fを大きい出力で作動させる浴
室側の電源回路PL1にはスイツチS1が、換気扇F
を小さい出力で作動させるトイレ側の電源回路
PL2にはスイツチS2がそれぞれ接続されている。
浴室側の電源回路PL1にはスイツチS1の両端に
駆動回路DLを介してソリツドステートリレー
SSRの入力端子1a,1bが接続されている。
このソリツドステートリレーSSRは通常は導通
状態で入力端子1a,1bに電流が流れたときに
遮断状態となる出力端子2a,2bを有し、この
出力端子2a,2bがトイレ側の電源回路PL2
スイツチS2と直列に接続されている。
尚、本実施例では前記駆動回路DLはダイオー
ドD、ツエナーダイオードZD、その保護抵抗R3
およびコンデンサCとから構成されているが、例
えばTTLやICなどのを用いた他の構成の駆動回
路を用いてもよい。
次に本実施例の作用について説明する。
先ず、浴室側およびトイレ側ともに換気扇Fを
使用しない状態では両電源回路PL1,PL2に接続
されたスイツチS1,S2が共に開状態にあり、スイ
ツチS1の両端に接続された駆動回路DLに通電さ
れておらずソリツドステートリレーSSRの出力端
子2a,2bは導通状態にある。
従つて、この状態でトイレ側から換気扇Fを小
さい出力で作動させたい場合にはスイツチS2を操
作して閉状態とすることにより電源回路PL2が通
電状態となり換気扇Fが小さい出力で作動する。
そして、この状態で浴室側からスイツチS1を操
作して閉状態とした場合には電源回路PL1が通電
状態となり換気扇Fが大きい出力で作動すること
になるが、同時に駆動回路DLが通電状態となつ
てソリツドステートリレーSSRを駆動させてその
出力端子2a,2bを遮断状態とし、電源回路
PL2が遮断状態となり換気扇Fに接続した巻線変
圧器の損傷を防ぐことができる。
次に、浴室の換気が終了してスイツチS1が開状
態にされた後にソリツドステートリレーSSRの駆
動回路DLが元の遮断状態となつて出力端子2a,
2bが通電状態となり、スイツチS2を開状態にす
るまで換気扇Fは電源回路PL2により小さい出力
で作動される。
また、逆に最初に浴室側からスイツチS1を操作
して閉状態とし換気扇Fを大きい出力で作動させ
ている場合にトイレ側のスイツチS2を閉状態にし
たとしてもソリツドステートリレーSSRの出力端
子2a,2bは遮断状態にあり電源回路PL2は遮
断状態にあり換気扇Fにおける巻線抵抗を損傷さ
せる心配がなく、浴室側からスイツチS1が開状態
とされた後はトイレ側のスイツチS2を閉状態にし
ておけば換気扇Fを小さい出力で連続して作動さ
せることができる。
このように本実施例によればスイツチS1および
スイツチS2を用いてそれぞれ異なる出力で換気扇
を異なる場所から作動させることが可能であるば
かりか、スイツチS1およびスイツチS2を同時に閉
状態にしたとしても換気扇Fにおける巻線固定子
を損傷させる心配がない。
第2図は本考案の異なる実施例を示すものであ
り、全体の構成ならびにその作用・効果は前記第
1図に示した実施例とほぼ同様であるが、換気扇
Fを大きい出力で作動させる浴室側の電源回路
PL1に設けられたスイツチS1と換気扇Fとの間に
一方の端子3aを接続させるとともに他方の端子
3bを小さい出力で作動させる電源回路PL2に短
絡させた強弱切換スイツチS3を設けた点が相違す
る。
本実施例によると、浴室側において入浴中は換
気扇Fを小さい出力で作動させて換気をし、入浴
後は換気扇Fを大きい出力で作動させて浴室の湿
気を急激に除きたい場合、或いは入浴中に換気扇
Fの作動を小さい出力ならびに大きい出力に任意
に切換えることができる。
尚、本実施例においてはソリツドステートリレ
ーSSRの換気扇F側の入力端子1b側をスイツチ
S1と強弱切換スイツチS3との間に接続すると強弱
切換スイツチS3が端子3b側に接続している場合
にトイレ側のスイツチS2が閉状態になるとソリツ
ドステートリレーSSRの入力がキヤンセルされて
零となり、ソリツドステートリレーSSRの出力端
子2a,2bは遮断と通電とを繰返し換気扇Fは
脈動運転されることになる。
従つて、ソリツドステートリレーSSRの換気扇
F側の入力端子1b側を、強弱切換スイツチS3
端子3aと換気扇Fとを接続する電源回路PL1
接続することが必要である。
尚また、前記各実施例においてソリツドステー
トリレーSSRおよびその駆動回路DLをスイツチ
S1ならびにスイツチS2或いは強弱切換スイツチS3
更には換気扇Fに付設してもよいが、例えば浴室
とトイレとが隣接している場合などには両者の仕
切り壁にスイツチS1ならびにスイツチS2とともに
埋設させると都合がよい。
[考案の効果] 以上の構成を有する本考案は、二つの口出線に
より巻線比が異なるように接続変更可能な巻線固
定子を有する巻線誘導機において、各口出線に接
続した電源回路により異なる出力によつて作動さ
せることができることはいうまでもなく、両電源
回路に設けたスイツチを同時に閉方向へ操作した
としても巻線固定子を損傷させる心配がない。
また、制御素子としてソリツドステートリレー
を用いたため、交流の電源回路を直接駆動させる
ことができるとともに両電源回路を完全に絶縁し
て作動を確実としており、耐久性、耐候性にも優
れてている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図は本考案の異なる実施例を示す回路図であり、
第3図は従来例を示す回路図である。 1a,1b……入力端子、2a,2b……出力
端子、PL1,PL2……電源回路、S1,S2……スイ
ツチ、SSR……ソリツドステートリレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二つの口出線により巻線比が異なるように接続
    変更可能な巻線固定子を有する巻線誘導機におい
    て、前記各口出線にスイツチを有する二つの電源
    回路がそれぞれ接続されており、通常は導通状態
    で入力端子に電流が流れたときに遮断状態となる
    出力端子を有するソリツドステートリレーの前記
    入力端子が前記高い出力で作動させる側の電源回
    路に接続されているスイツチの両側に接続されて
    いるとともに前記出力端子が前記低い出力で作動
    させる側の電源回路に直列に接続されていること
    を特徴とするスイツチ用制御回路。
JP3774085U 1985-03-15 1985-03-15 Expired - Lifetime JPH0541466Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3774085U JPH0541466Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3774085U JPH0541466Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61153936U JPS61153936U (ja) 1986-09-24
JPH0541466Y2 true JPH0541466Y2 (ja) 1993-10-20

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JP3774085U Expired - Lifetime JPH0541466Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

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