JPH0223119Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0223119Y2 JPH0223119Y2 JP1984154109U JP15410984U JPH0223119Y2 JP H0223119 Y2 JPH0223119 Y2 JP H0223119Y2 JP 1984154109 U JP1984154109 U JP 1984154109U JP 15410984 U JP15410984 U JP 15410984U JP H0223119 Y2 JPH0223119 Y2 JP H0223119Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- power
- motor
- control circuit
- power circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001012 protector Effects 0.000 claims description 14
- 238000013021 overheating Methods 0.000 claims 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Motor And Converter Starters (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Stopping Of Electric Motors (AREA)
- Protection Of Generators And Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、インバータ制御モータ、直流ブラシ
レスモータ等の電動機の制御装置に関するもので
ある。
レスモータ等の電動機の制御装置に関するもので
ある。
従来例の構成とその問題点
近年、パワーエレクトロニクスの発達により、
モータを運転するのに、供給電源からの電力を、
制御回路によつて作動するパワー回路によつて、
任意に変換して供給し、モータの回転速度、トル
ク、出力を自由に制御し、機器の効率向上、小型
化が図る技術が注目を浴びている。
モータを運転するのに、供給電源からの電力を、
制御回路によつて作動するパワー回路によつて、
任意に変換して供給し、モータの回転速度、トル
ク、出力を自由に制御し、機器の効率向上、小型
化が図る技術が注目を浴びている。
第2図は、従来の電動機の制御装置の回路の例
を示すものである。
を示すものである。
図において、1は交流電源、2はモータプロテ
クタで、モータ5に電力を供給するパワー回路3
と交流電源1との間に接続されている。4はパワ
ー回路3をコントロールする制御回路で、トラン
ジスタ、ダイオード、IC、その他の電子部品よ
り構成されている。
クタで、モータ5に電力を供給するパワー回路3
と交流電源1との間に接続されている。4はパワ
ー回路3をコントロールする制御回路で、トラン
ジスタ、ダイオード、IC、その他の電子部品よ
り構成されている。
上記の従来構成において、交流電源1が投入さ
れると、パワー回路3と制御回路4とに同時に通
電される。パワー回路3は、制御回路4によつて
作動する必要があり、制御回路4のコントロール
が無い状態で、パワー回路3に通電されると、そ
の回路が損傷を生ずる欠点を有していた。
れると、パワー回路3と制御回路4とに同時に通
電される。パワー回路3は、制御回路4によつて
作動する必要があり、制御回路4のコントロール
が無い状態で、パワー回路3に通電されると、そ
の回路が損傷を生ずる欠点を有していた。
また、モータプロテクタ2が動作し電流をしや
断及び接続する時、電気ノイズを発生させ、電子
部品より構成される制御回路4の電気的ノイズ誤
動作を生ずる欠点をも有していた。
断及び接続する時、電気ノイズを発生させ、電子
部品より構成される制御回路4の電気的ノイズ誤
動作を生ずる欠点をも有していた。
考案の目的
本考案は、電源投入時において、パワー回路へ
の通電を制御回路より遅らせること及びモータプ
ロテクタ動作時電気ノイズを防ぐことを目的とす
る。
の通電を制御回路より遅らせること及びモータプ
ロテクタ動作時電気ノイズを防ぐことを目的とす
る。
考案の構成
この目的を達成するため本考案は、パワー回路
への電源供給を制御回路より遅らせる遅延回路を
介在させたもので、パワー回路及び制御回路の誤
動作損傷を防ぐものである。
への電源供給を制御回路より遅らせる遅延回路を
介在させたもので、パワー回路及び制御回路の誤
動作損傷を防ぐものである。
実施例の説明
以下本考案の一実施例について、図面に従い説
明する。第1図は本考案の一実施例における電動
機の運転回路を示す。
明する。第1図は本考案の一実施例における電動
機の運転回路を示す。
1は交流電源、2はモータプロテクタ、3はパ
ワー回路、4は制御回路、5はモータで、以上は
第2図に示す従来例の構成と同じものである。
ワー回路、4は制御回路、5はモータで、以上は
第2図に示す従来例の構成と同じものである。
6は交流電源1とモータプロテクタ2の間に直
列に挿入された負特性サーミスタ(遅延回路を示
す)である。7はモータプロテクタに並列に挿入
された正特性サーミスタである。なお、制御回路
4の入力端は、負特性サーミスタ6と交流電源1
との間に接続されている。
列に挿入された負特性サーミスタ(遅延回路を示
す)である。7はモータプロテクタに並列に挿入
された正特性サーミスタである。なお、制御回路
4の入力端は、負特性サーミスタ6と交流電源1
との間に接続されている。
上記構成において、電源投入前においては、各
サーミスタ6,7は常温の状態であり、このため
負特性サーミスタ6の抵抗値は大きく、正特性サ
ーミスタ7の抵抗値は小さい。従つて、交流電源
1が投入されると、直ちに制御回路4には、通電
されるが、パワー回路3には負特性サーミスタ6
の存在により実質的に通電されない状態に保たれ
る。負特性サーミスタ6は微少電流の自己発熱に
より抵抗が徐々に小さくなり、電流が増加しさら
に発熱し抵抗を小さくして行くため、漸次パワー
回路3に通電が開始される。
サーミスタ6,7は常温の状態であり、このため
負特性サーミスタ6の抵抗値は大きく、正特性サ
ーミスタ7の抵抗値は小さい。従つて、交流電源
1が投入されると、直ちに制御回路4には、通電
されるが、パワー回路3には負特性サーミスタ6
の存在により実質的に通電されない状態に保たれ
る。負特性サーミスタ6は微少電流の自己発熱に
より抵抗が徐々に小さくなり、電流が増加しさら
に発熱し抵抗を小さくして行くため、漸次パワー
回路3に通電が開始される。
通常の運転時には、モータプロテクタ2は閉じ
ており、正特性サーミスタ7には電流が流れず抵
抗値は低い。
ており、正特性サーミスタ7には電流が流れず抵
抗値は低い。
モータプロテクタ2が働き、回路をしや断する
と、電流は正特性サーミスタ7を通じてパワー回
路3に流れるが、正特性サーミスタ7は自己発熱
し、漸次抵抗を増加させ電流をしや断する。その
後は、微少電流で発熱を続け、高抵抗を保ち、パ
ワー回路3への通電は実質的に成されない。一
方、負特性サーミスタ6は、電流が小さくなつた
ために、自己発熱が少なくなり、自己の温度低下
と抵抗増大を生じる。
と、電流は正特性サーミスタ7を通じてパワー回
路3に流れるが、正特性サーミスタ7は自己発熱
し、漸次抵抗を増加させ電流をしや断する。その
後は、微少電流で発熱を続け、高抵抗を保ち、パ
ワー回路3への通電は実質的に成されない。一
方、負特性サーミスタ6は、電流が小さくなつた
ために、自己発熱が少なくなり、自己の温度低下
と抵抗増大を生じる。
したがつて、モータプロテクタ2が復帰し、閉
成状態になると、パワー回路3へは、低温時高抵
抗の負特性サーミスタ6の前述の変化によつて通
電がなされることになる。
成状態になると、パワー回路3へは、低温時高抵
抗の負特性サーミスタ6の前述の変化によつて通
電がなされることになる。
以上のように本実施例によれば、2つのサーミ
スタ6,7の温度と抵抗値の変化によつて、電源
投入時及びモータプロテクタ2のしや断、復帰の
時に、パワー回路3の瞬時の電流変化を漸次の変
化とすることができ、回路の電気ノイズを防ぎ、
パワー回路3の電源の通電は、常に制御回路の動
作した後に行うよう遅延させることができるた
め、パワー回路3及び制御回路4の損傷及び誤動
作をなくすことができる。
スタ6,7の温度と抵抗値の変化によつて、電源
投入時及びモータプロテクタ2のしや断、復帰の
時に、パワー回路3の瞬時の電流変化を漸次の変
化とすることができ、回路の電気ノイズを防ぎ、
パワー回路3の電源の通電は、常に制御回路の動
作した後に行うよう遅延させることができるた
め、パワー回路3及び制御回路4の損傷及び誤動
作をなくすことができる。
考案の効果
以上のように本考案は、電源とモータプロテク
タの間に遅延回路を介在することにより、パワー
回路部の電源投入時及びモータプロテクタの動作
時に制御回路及びパワー回路の損傷並に誤動作を
なくすことができる。又回路構成が簡単で安価で
ある。
タの間に遅延回路を介在することにより、パワー
回路部の電源投入時及びモータプロテクタの動作
時に制御回路及びパワー回路の損傷並に誤動作を
なくすことができる。又回路構成が簡単で安価で
ある。
第1図は本考案の一実施例にかかる電動機の制
御装置の回路図、第2図は従来例の回路図であ
る。 1……電源、2……モータプロテクタ、3……
パワー回路、4……制御部回路、5……モータ、
6……負特性サーミスタ、7……正特性サーミス
タ。
御装置の回路図、第2図は従来例の回路図であ
る。 1……電源、2……モータプロテクタ、3……
パワー回路、4……制御部回路、5……モータ、
6……負特性サーミスタ、7……正特性サーミス
タ。
Claims (1)
- 電源に接続されたモータに電力を供給するパワ
ー回路と、前記電源に直接接続された前記パワー
回路を制御する制御回路と、前記モータに取りつ
け、電気的接続は前記電源とパワー回路間にした
モータ巻線過熱防止のモータプロテクタと、前記
パワー回路への電源供給を前記制御回路への電源
供給よりも遅延させる負特性サーミスタと前記モ
ータプロテクタに並列に接続された正特性サーミ
スタによる遅延回路を備えた電動機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984154109U JPH0223119Y2 (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984154109U JPH0223119Y2 (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6168694U JPS6168694U (ja) | 1986-05-10 |
JPH0223119Y2 true JPH0223119Y2 (ja) | 1990-06-22 |
Family
ID=30712103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984154109U Expired JPH0223119Y2 (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0223119Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5529352U (ja) * | 1978-08-10 | 1980-02-26 |
-
1984
- 1984-10-11 JP JP1984154109U patent/JPH0223119Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5529352U (ja) * | 1978-08-10 | 1980-02-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6168694U (ja) | 1986-05-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2948902B2 (ja) | 単相誘導電動機の始動用電子回路 | |
JPS62178832A (ja) | インバ−タ付空気調和機の制御回路 | |
US5731674A (en) | Motor with variable edge steepness | |
JP3566634B2 (ja) | Dc/dcコンバータ | |
US6307338B1 (en) | Electronically commutated motor | |
JP6714164B2 (ja) | 電動機駆動装置、圧縮機および空気調和機 | |
US10476424B2 (en) | Motor application apparatus and control method thereof | |
JPH05276720A (ja) | 電動機 | |
JP4696395B2 (ja) | ブラシレスモータの駆動装置 | |
JPH0223119Y2 (ja) | ||
JP3446109B2 (ja) | 冷蔵庫用モータの起動装置 | |
JP4752105B2 (ja) | 単相交流誘導モータの起動回路 | |
JP3099256B2 (ja) | ブラシレスモータの駆動装置 | |
JPS63170571A (ja) | 直結形油回転真空ポンプの起動装置 | |
JPH08182187A (ja) | 突入電流抑制電源回路 | |
JP2635348B2 (ja) | 分相始動単相誘導電動機の始動装置 | |
JPH03207293A (ja) | 回転体の駆動装置及び真空ポンプ | |
JPH01222652A (ja) | 電子機器装置における冷却装置 | |
JPH05244786A (ja) | 単相交流誘導モーターの起動回路 | |
EP3553940A1 (en) | A dc electric motor having an integrated soft start circuit and a method for driving the same | |
KR930005076B1 (ko) | 무정류자 d.c.모터 선풍기 | |
JPH01198219A (ja) | 電動機の保護装置 | |
JPH0127434Y2 (ja) | ||
JPH0448152Y2 (ja) | ||
JP2001178190A (ja) | 圧縮機モータ駆動制御方法及び圧縮機駆動用インバータ装置 |