JPS59204582A

JPS59204582A - 熱転写プリンタ

Info

Publication number: JPS59204582A
Application number: JP7953883A
Authority: JP
Inventors: Motoki Tokura; 都倉　基紀; Masayuki Oshita; 大下　昌行
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1983-05-07
Filing date: 1983-05-07
Publication date: 1984-11-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は熱転写プリンタに関し、特に該装置に設けら
れた自動及び手差給紙部の構造に関するものである。

一般に熱転写プリンタは、複数の発熱素子からなるサー
マルヘッドに感熱インクシート及び記録紙をプラテンロ
ーラによシ抑圧し、上記記録紙に上記インクシートのイ
ンクを熱転写して記録を行なうものであ如、この種の従
来装置として第１図に示すものがあった。

図において、［１）　Ｆｉ記録紙の供給を自動で行なう
自動給紙部、（２）は記録紙の供給をマニュアルで行な
うための手差給紙部、（３）は駆動力遮断装置（図示せ
ず）を介して上記自動給紙部（１）、或いは手差給紙部
（２）のいずれか−万を、ベルト（Ｌｂ）或いは（２ｂ
）によシ駆動する給紙モータである。（４）は供給ロー
ル（４ａ）及び巻取ロール（４ｂ）からなるインクシー
ト保持部、（５）はサーマルヘッド、（６）はプラテン
ローラ、（７）は上記インクシート保持部（４）及びプ
ラテンローラ（６）を駆動するための駆動モータである
。

このように、従来装置における給紙は、自動給紙１手差
給紙系路に設けられたセンサ等によシ紙の搬入を感知し
、これによシ駆動力遮断装置が自動給紙部（１）あるい
は手差給紙部（２）のいずれか−万の駆動を停止させ、
給紙部の制御を行なっていた。

しかるにこのような従来の装置では、その給紙部（ｘ３
　、　（２１の構造において、センサー駆動力遮断装置
を有し、また自動給紙部（１）及び手差給紙部（２）と
給紙モータ（３）とを並列連結しているので、構造は複
雑とな）、その組立、調整作業もむつかしく、又装置自
体も高価なものになるという欠点があった。

さらに、センサ感知、または駆動力遮断装置の作動状態
によっては自動１手差給紙部の両系路から同時に給紙さ
れる場合もあシ、正常な給紙ができないという欠点があ
った。

不発明はかかる点に鑑みてなされたもので、自動給紙部
及び手差給紙部の構造を簡単にすることにより、その組
立、調整作業も容易になシ、シかも正確な給紙を行なう
ことができる熱転写プリンタを提供することを目的とし
ている。

即ち、杢出願の第１の発明は、自動給紙ローラに一方面
クラッチを介して設けられた自動給紙駆動プーリと１手
差給紙ローラに設けられた手差給紙駆動プーリとを駆動
モータによシ駆動されるベルト等の伝達部材で連結し、
上記駆動モータの正回転によシ自動給紙部を作動させ、
逆回転によシ自動給紙部を停止させて手差給紙部を作動
させるようにしたものである。

また杢出願の第２の発明は、上記第１の発明の構成に加
えて、手差給紙ローラと手差給紙駆動プーリ間に一方面
クラッチを介在させ、自動給紙部の作動時にキ手差給紙
部の作動を停止させるようにしたものである。

以下、不発明の一実施例を図に９いて説明する。

第２図は杢出願の第１の発明の一実施例による熱転写プ
リンタを示し、図において、＠）はトレイ０９）中の記
録紙を順次搬出する自動給紙部、圓は給紙をマニュアル
で行なうための手差給紙部、（４ωはこれらの両給紙部
（２０１，ｃｌａｌを駆動する駆動モータ、（４１）は
プラテンローラ、　（４２１、（４３）は印字された記
録紙を排出するための排出ローラである。

また、園は高温において流動体になるインクを片面に塗
布した感熱インクシー）　、（４６１はこの感熱インク
シート（４５）をテンション保持するインクシート保持
駆動部であシ、これは上記インクシート（４５１の供給
９巻取を行なう供給ロール（４６ａ）及び巻取ロール（
４６ｂ）と、防雨ｏ　−＃　（４６ａ）（４６ｂ）を所
定のトルクで駆動するロール駆動モータ（４６Ｃ）とか
らなる。（４７ｊはサーマルヘッド、（蛾はこのサーマ
ルヘッド（４７１を上記プラテンローラ（４１）に押圧
する抑圧装置、（４９）は搬送されてくる上記インクシ
ート卿と記録紙とを分離するための分離ローラである。

上記給紙部＠）、　（３［ｌ＋の構造を第３図及び第４
図を用いてより詳細に説明する。

図において、　ｃ２１＋は自動給紙ローラ、＠は記録紙
を１枚ずつ給紙するための分離ローラ、（ハ）、（財）
はそれぞれ上記各ローラＣ１！１）　、（支）が固定さ
れた第り。

第２のシャツ）１２５＋は上記第１のシャフト（２３＋
　１７）　一端に取付けられ上記自動給紙ローラ（２１
）を駆動するための自動給紙駆動プーリ、（２６１Ｆｉ
この自動給紙駆動プーリ（２５）と第１のシャフト（２
３）間に設けられ、上記自動給紙ローラＱυを自動給紙
の方向にのみ回転させる一方面クラッチ、副は上記第１
のシャフト（２）に設けられた第１のギヤ（２３り及び
上記第２のシャフト（財）に設けられた第２のギヤ（２
４ａ％噛合し、上記駆動プーリ（２５）の駆動力を上記
分離ローラ＠に伝達するためのアイドラギヤ、（支））
は上記駆動力のうち所定の駆動力のみを伝達するトルク
リミッタである。

また、　（３１１は手差給紙ローラ、国はこの手差給紙
ローラ（３１）とともに記録紙を給紙するための抑圧ロ
ーラ、ωｉ、（３４１はそれぞれ上記各ローラＣ３１＋
　、　（３２＋が固定された第３．第４のシャフト、（
至）は上記第３のシャフト（３３）の一端に取付けられ
上記手差給紙ローラ（ＩＩ）を駆動するための手差給紙
駆動プーリである。

そして上記自動給紙駆動ブー！Ｊ　（２５＋及び手差給
紙駆動プーリ（至）は、【杢のベルト■を介して駆動モ
ータ（４０）　Ｋ連結されている。

次に動作について説明する。

まず自動給紙を行なう場合は、スイッチ又はセンサーか
らの信号によシ駆動モータ（４０）を正回転、即ち第４
図中反時計回りに回転させる。すると、ベル）　（５０
）を介して自動給紙駆動ブー’）　（２５＋が給紙方向
に回転し、自動給紙ローラ（２１）も四方向に回転する
。そしてこの自動給紙ローラ（社）は、これに押圧され
ている分離ローラ＠を給紙方向に回転させ、これによシ
両ローラ（２１１，（２渇間に挿入された記録紙は順次
１枚ずつ給紙される。

この自動給紙の場合は、手差給紙駆動ブー’）　Ｃ３５
１及び手差給紙ローラｃ３１）は反給紙方向に回転して
おシ、この手差給紙部ｃｌＯ）から記録紙が給紙される
ことはない。

なお、上記自動給紙中に記録紙が２枚同時に給紙ローラ
（２１）と分離ローラ（２）間に挿入された場合は、上
記分離ローラ（ハ）が逆方向、即ち反給紙方向に回転し
、該分離ローラ＠側の記録紙は給紙されずに排出されて
しまう。なぜなら、上述のように分離ローラ（２）は、
上記給紙ローラ（２１１から記録紙を介して給紙方向の
回転トルクを受けると同時に、アイドラギヤ曽及びトル
クリミッタ（支）を介して反給紙方向の回転トルクも受
けておシ、通常は給紙方向の回転トルクの万が大きくな
るよう上記トルクリミッタ（２）が設定されているが、
上記のように両ローラ（２１１＠間に記録紙が２枚挿入
されると、摩擦係数の関係で給紙ロー２１２１１からの
伝達トルクが小さくなシ、反給紙方向の回転トルクの万
が大きくなるからである。

一万手差給紙を行なう場合は、駆動モータ０口）を逆回
転、即ち図中時計回シに回転させる。すると。

ベル）　６０）を介して手差給紙駆動プーリ（２）及び
手差給紙ローラＣ１１ｌ）は給紙方向に回転する。そし
て上記手差給紙ローラ（３１１に押圧されている抑圧ロ
ーラ（支）も給紙方向に回転し、これによシ上記両ロー
ラ（３１＋　。

国間に挿入された記録紙は給紙される。

そしてこの手差給紙の場合は、一方向クラッチ（財）に
よシ自動給紙ローラ（２１）は回転せず、従ってこの自
動給紙部（イ）から記録紙が給紙されることはないＯこのようにして給紙された記録紙は、感熱インクシート
（ａとともにインクシート卿を介してプラテンローラ（
４１）とサーマルヘッド（４９間に挿入され、所定の記
録が行なわれる。そして記録が終了すると上記記録とイ
ンクシート（４９とは分離ローラ（４９）により分離さ
れ、記録紙は排出ローラｆ４２１３１によシプリンタ外
に排出され、インクシート（４５）は巻取ロール（４６
ｂ）に巻取られる。

このような上記実施例装置では、駆動モータｔ４１ｊの
正逆回転によシ自動給紙動作と手差給紙動作とを完全に
分離して行なっているので、正確な給紙が可能となる。

しかもその構造は簡単であシ、組立、調整作業もきわめ
て容易となシ、コストも安価になる。

また、不出願の第２の発明は、上記実施例を用いて説明
した第［の発明に加え、手差給紙駆動プーリる）と第３
のシャフト關間に、手差給紙ローラ０１）を手差給紙の
方向にのみ回転させる一方面クラッチを設けたものであ
る。

この場合の動作は、自動給紙時に手差給紙部（ホ）の作
動が停止してしまうことを除いては、上記実施例と同様
である。またその効果も上記実施例と全く同様である。

以上のように、本発明に係る熱転写プリンタによれは、
自動給紙部と手差給紙部とを駆動モータによシ駆動され
るベルト等の伝達部材で連結し、上記駆動モータの正、
逆回転によりそれぞれ自動給紙９手差給紙を行なうよう
にしたので、自動給紙と手差給紙とを完全に分離して正
確な給紙を行なうことができ、しかもその構造が簡単に
なシ組立、調整作業がきわめて容易になる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の熱転写プリンタの構成断面図、第２図は
不出願の第１の発明の一実施例による熱転写プリンタの
構成断面図、第３図は該装置の給紙部の平面図、第４図
は該給紙部の概ｍ構成図である。（２０）・・・自動給紙部、■）・・・自動給紙ロー２
、（ハ）・・・自動給紙駆動プーリ、弼・・・一方向ク
ラッチ、＠）・・・手差給紙部、＋３１１・・・手差給
紙ローラ、（至）・・・手差給紙駆動プーリ、　（４０
）・・・駆動モータ、　（５Ｇ）・・・ベルト（伝達部
材）っなお図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。代理人　大岩増雄第１図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　自動給紙部及び手差給紙部を有する熱転写プ
リンタにおいて、上記自動給紙部及び手差給紙部の給紙
ローラをそれぞれ駆動するだめの自動給紙駆動プーリ及
び手差給紙駆動プーリと、該両プーリをＬつの伝達部材
を介して正逆回転させる駆動モータと、上記自動給紙駆
動ブーりと上記自動給紙ローラとの間に設けられ該自動
給紙ローラを自動給紙の方向にのみ回転させる一方向ク
ラッチとを備えたことを特徴とする熱転写プリンタ。
（２）　　自動給紙部及び手差給紙部を鳴する熱転写プ
リンタにおいて、上記自動給紙部及び手差給紙部の給紙
ローラをそれぞれ駆動するための自動給紙駆動プーリ及
び手差給紙駆動プーリと、該両プーリを１つの伝達部材
を介して正逆回転させる駆動モータと、上記自動給紙駆
動プーリと上記自動給紙ローラとの間に設けられ該自動
給紙ローラを自動給紙の方向にのみ回転させる自動給紙
用一方向クラッチと、上記手差給紙駆動プーリと上記手
差給紙ローラとの間に設けられ該手差給紙ローラを手差
給紙の方向にのみ回転させる手差給紙用一方向クラッチ
とを備えたことを特徴とする熱転写プリンタ。