JP2833978B2 - ラベル紙剥離装置 - Google Patents
ラベル紙剥離装置Info
- Publication number
- JP2833978B2 JP2833978B2 JP27626193A JP27626193A JP2833978B2 JP 2833978 B2 JP2833978 B2 JP 2833978B2 JP 27626193 A JP27626193 A JP 27626193A JP 27626193 A JP27626193 A JP 27626193A JP 2833978 B2 JP2833978 B2 JP 2833978B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- roller
- feed roller
- gear
- platen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electronic Switches (AREA)
- Labeling Devices (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルプリンタに用
い、印字した後のラベルシートのラベルと台紙とを分離
するためのラベル紙剥離装置に関する。
い、印字した後のラベルシートのラベルと台紙とを分離
するためのラベル紙剥離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】サーマルプリンタに用い、印字した後の
ラベルシートのラベルと台紙とを分離するための従来の
ラベル紙剥離装置は、印字後のラベルシートから剥離部
によってラベルを分離した後の台紙を搬送するためのフ
ィードローラに、専用のモータ等の駆動源を設けてお
り、搬送中の台紙の弛みをなくすため、フィードローラ
の周速を印字のときのプラテンによるラベルシートの搬
送速度よりも大きくして台紙に張りを持たせながら、ラ
ベルの剥離を行っている。
ラベルシートのラベルと台紙とを分離するための従来の
ラベル紙剥離装置は、印字後のラベルシートから剥離部
によってラベルを分離した後の台紙を搬送するためのフ
ィードローラに、専用のモータ等の駆動源を設けてお
り、搬送中の台紙の弛みをなくすため、フィードローラ
の周速を印字のときのプラテンによるラベルシートの搬
送速度よりも大きくして台紙に張りを持たせながら、ラ
ベルの剥離を行っている。
【0003】また、このようなラベル紙剥離装置は、あ
らかじめラベルプリンタに組込んでおく方式となってい
る。
らかじめラベルプリンタに組込んでおく方式となってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
ラベル紙剥離装置は、専用のモータ等の駆動源を必要と
とし、またファームウエアによる制御回路を必要とする
という欠点を有している。また、あらかじめラベルプリ
ンタに組込んでおかなければならないため、既存のサー
マルプリンタに装着し、既存のサーマルプリンタをラベ
ルプリンタとして使用することができないという問題点
も有している。
ラベル紙剥離装置は、専用のモータ等の駆動源を必要と
とし、またファームウエアによる制御回路を必要とする
という欠点を有している。また、あらかじめラベルプリ
ンタに組込んでおかなければならないため、既存のサー
マルプリンタに装着し、既存のサーマルプリンタをラベ
ルプリンタとして使用することができないという問題点
も有している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のラベル紙剥離装
置は、第一の回転軸を有しサーマルヘッドに対向して設
けられラベルシートを搬送するプラテンと接触して駆動
されるプレシャローラと、前記第一の回転軸によって支
持される第一のギヤと、前記第一のギヤと噛合う第二の
ギヤと、前記第二のギヤを支持する第二の回転軸を有し
前記プレシャローラの直径よりも大きい直径を有するフ
ィードローラと、前記フィードローラに対向した位置に
設けられ前記ラベルシートのラベルと台紙とを分離する
剥離部と、第三の回転軸を有し前記台紙を前記フィード
ローラとの間に挟持して搬送するキャプスタンローラ
と、前記第一および第二および第三の回転軸を支持する
フレームとを備えている。
置は、第一の回転軸を有しサーマルヘッドに対向して設
けられラベルシートを搬送するプラテンと接触して駆動
されるプレシャローラと、前記第一の回転軸によって支
持される第一のギヤと、前記第一のギヤと噛合う第二の
ギヤと、前記第二のギヤを支持する第二の回転軸を有し
前記プレシャローラの直径よりも大きい直径を有するフ
ィードローラと、前記フィードローラに対向した位置に
設けられ前記ラベルシートのラベルと台紙とを分離する
剥離部と、第三の回転軸を有し前記台紙を前記フィード
ローラとの間に挟持して搬送するキャプスタンローラ
と、前記第一および第二および第三の回転軸を支持する
フレームとを備えている。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0007】図1は本発明の一実施例を示す斜視図、図
2は図1の実施例の動作状態を示す断面図である。
2は図1の実施例の動作状態を示す断面図である。
【0008】図1において、プレシャローラ1aおよび
1bは、第一のシャフト4aの両端部に取付けれてい
る。フィードローラ2は、第二のシャフト4bの中央部
に取付けれている。キャプスタンローラ3は、第三のシ
ャフト4cの中央部に取付けれており、フィードローラ
2の上方に配設されてフィードローラ2と接触してい
る。従ってフィードローラ2の回転がキャプスタンロー
ラ3に伝達され、ラベルシートの台紙を挟持して搬送す
る。ギヤ5aは、第一のシャフト4aの一方の末端部に
保持されており、ギヤ5bは、第2のシャフト4bの一
方の末端部に保持されている。ギヤ5aとギヤ5bとは
噛合っており、プレシャローラ1aおよび1bの回転を
フィードローラ2に伝達する。シャフト4aおよび4b
および4cは、フレーム6に回転自在に軸支されてい
る。剥離部9は、フィードローラ2に対向した位置に設
けられており、ラベルシートのラベルと台紙とを分離す
る。このように構成されたラベル紙剥離装置は、プレシ
ャローラ1aおよび1bがサーマルプリンタのプラテン
7と接触するようにサーマルプリンタに装着され、スプ
リング(図示省略)によって押圧される。従ってプレシ
ャローラ1aおよび1bは、プラテン7の回転によって
駆動される。サーマルプリンタには、プラテン7に対向
してサーマルヘッド8が設けられており、このサーマル
ヘッド8によってラベルシートのラベルに印字を行って
ラベルシートを剥離部9の方に送り出す。
1bは、第一のシャフト4aの両端部に取付けれてい
る。フィードローラ2は、第二のシャフト4bの中央部
に取付けれている。キャプスタンローラ3は、第三のシ
ャフト4cの中央部に取付けれており、フィードローラ
2の上方に配設されてフィードローラ2と接触してい
る。従ってフィードローラ2の回転がキャプスタンロー
ラ3に伝達され、ラベルシートの台紙を挟持して搬送す
る。ギヤ5aは、第一のシャフト4aの一方の末端部に
保持されており、ギヤ5bは、第2のシャフト4bの一
方の末端部に保持されている。ギヤ5aとギヤ5bとは
噛合っており、プレシャローラ1aおよび1bの回転を
フィードローラ2に伝達する。シャフト4aおよび4b
および4cは、フレーム6に回転自在に軸支されてい
る。剥離部9は、フィードローラ2に対向した位置に設
けられており、ラベルシートのラベルと台紙とを分離す
る。このように構成されたラベル紙剥離装置は、プレシ
ャローラ1aおよび1bがサーマルプリンタのプラテン
7と接触するようにサーマルプリンタに装着され、スプ
リング(図示省略)によって押圧される。従ってプレシ
ャローラ1aおよび1bは、プラテン7の回転によって
駆動される。サーマルプリンタには、プラテン7に対向
してサーマルヘッド8が設けられており、このサーマル
ヘッド8によってラベルシートのラベルに印字を行って
ラベルシートを剥離部9の方に送り出す。
【0009】次に上述のように構成したラベル紙剥離装
置の動作について、図2を参照して説明する。
置の動作について、図2を参照して説明する。
【0010】図2に示すように、プレシャローラ1a
(および1b)は、サーマルプリンタのプラテン7に押
付けらて駆動されるため、プレシャローラ1aは、プラ
テン7の周速と同じ周速で回転する。プレシャローラ1
aが回転すると、ギヤ5aとギヤ5bとが噛合っている
ため、フィードローラ2も回転する。ギヤ5aの歯数を
Z1 とし、ギヤ5bの歯数をZ2 としたとき、フィード
ローラ2の周速がプレシャローラ1aの周速よりも早く
なるように、Z2 とZ1 との比を設定する。
(および1b)は、サーマルプリンタのプラテン7に押
付けらて駆動されるため、プレシャローラ1aは、プラ
テン7の周速と同じ周速で回転する。プレシャローラ1
aが回転すると、ギヤ5aとギヤ5bとが噛合っている
ため、フィードローラ2も回転する。ギヤ5aの歯数を
Z1 とし、ギヤ5bの歯数をZ2 としたとき、フィード
ローラ2の周速がプレシャローラ1aの周速よりも早く
なるように、Z2 とZ1 との比を設定する。
【0011】プラテン7とサーマルヘッド8によって印
字されたラベルシート10は、剥離部9によってラベル
12と台紙11とに分離され、ラベル12はそのまま上
方に送り出され、台紙11はフィードローラ2とキャプ
スタンローラ3とによって挟持されて搬送される。この
とき、フィードローラ2の周速がプラテン7の周速より
も早くなっているため、台紙11は、剥離部9を介して
フィードローラ2とプラテン7との間で引張られるた
め、ラベル12は、容易に台紙11から剥離される。フ
ィードローラ2とプラテン7との周速の差によって台紙
11が破損しないようにするため、キャプスタンローラ
3がフィードローラ2を押圧する力を調整し、台紙11
がフィードローラ2に対してスリップできるようにす
る。
字されたラベルシート10は、剥離部9によってラベル
12と台紙11とに分離され、ラベル12はそのまま上
方に送り出され、台紙11はフィードローラ2とキャプ
スタンローラ3とによって挟持されて搬送される。この
とき、フィードローラ2の周速がプラテン7の周速より
も早くなっているため、台紙11は、剥離部9を介して
フィードローラ2とプラテン7との間で引張られるた
め、ラベル12は、容易に台紙11から剥離される。フ
ィードローラ2とプラテン7との周速の差によって台紙
11が破損しないようにするため、キャプスタンローラ
3がフィードローラ2を押圧する力を調整し、台紙11
がフィードローラ2に対してスリップできるようにす
る。
【0012】このように、ラベル紙剥離装置をサーマル
プリンタに着脱可能とし、サーマルプリンタのプラテン
によってプレシャローラを駆動するように構成すること
により、既存のサーマルプリンタをラベルプリンタとし
て使用することが可能となる。
プリンタに着脱可能とし、サーマルプリンタのプラテン
によってプレシャローラを駆動するように構成すること
により、既存のサーマルプリンタをラベルプリンタとし
て使用することが可能となる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のラベル紙
剥離装置は、プレシャローラとフィードローラとキャプ
スタンローラとを回転可能にフレームに軸支し、プレシ
ャローラとフィードローラとをギヤで連結し、フィード
ローラとキャプスタンローラとを適当な押圧力で接触さ
せ、フィードローラに対向して剥離部を設け、プレシャ
ローラがサーマルプリンタのプラテンと接触するように
ラベル紙剥離装置をサーマルプリンタに装着できるよう
にすることにより、既存のサーマルプリンタをラベルプ
リンタとして使用することが可能となり、しかも専用の
モータ等の駆動源およびファームウエアによる制御回路
を必要とせずにラベル紙剥離装置を駆動することが可能
になるという効果がある。
剥離装置は、プレシャローラとフィードローラとキャプ
スタンローラとを回転可能にフレームに軸支し、プレシ
ャローラとフィードローラとをギヤで連結し、フィード
ローラとキャプスタンローラとを適当な押圧力で接触さ
せ、フィードローラに対向して剥離部を設け、プレシャ
ローラがサーマルプリンタのプラテンと接触するように
ラベル紙剥離装置をサーマルプリンタに装着できるよう
にすることにより、既存のサーマルプリンタをラベルプ
リンタとして使用することが可能となり、しかも専用の
モータ等の駆動源およびファームウエアによる制御回路
を必要とせずにラベル紙剥離装置を駆動することが可能
になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の実施例の動作状態を示す断面図である。
1a・1b プレシャローラ 2 フィードローラ 3 キャプスタンローラ 4a・4b・4c シャフト 5a・5b ギヤ 6 フレーム 7 プラテン 8 サーマルヘッド 9 剥離部 10 ラベルシート 11 台紙 12 ラベル
Claims (1)
- 【請求項1】 第一の回転軸を有しサーマルヘッドに対
向して設けられラベルシートを搬送するプラテンと接触
して駆動されるプレシャローラと、前記第一の回転軸に
よって支持される第一のギヤと、前記第一のギヤと噛合
う第二のギヤと、前記第二のギヤを支持する第二の回転
軸を有し前記プレシャローラの直径よりも大きい直径を
有するフィードローラと、前記フィードローラに対向し
た位置に設けられ前記ラベルシートのラベルと台紙とを
分離する剥離部と、第三の回転軸を有し前記台紙を前記
フィードローラとの間に挟持して搬送するキャプスタン
ローラと、前記第一および第二および第三の回転軸を支
持するフレームとを備えることを特徴とするラベル紙剥
離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27626193A JP2833978B2 (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | ラベル紙剥離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27626193A JP2833978B2 (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | ラベル紙剥離装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07132919A JPH07132919A (ja) | 1995-05-23 |
JP2833978B2 true JP2833978B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=17566971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27626193A Expired - Lifetime JP2833978B2 (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | ラベル紙剥離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2833978B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4639200B2 (ja) | 2007-01-19 | 2011-02-23 | 株式会社サトー | ラベル剥離ユニット及びラベルプリンタ |
JP6368587B2 (ja) * | 2014-08-26 | 2018-08-01 | 三栄電機株式会社 | ラベルプリンタ |
CN106395044B (zh) * | 2016-10-18 | 2019-11-19 | 上海贺曼信息技术有限公司 | 自动剥标装置 |
-
1993
- 1993-11-05 JP JP27626193A patent/JP2833978B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07132919A (ja) | 1995-05-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980908 |