JP3232475B2 - 板状媒体の印刷装置 - Google Patents

板状媒体の印刷装置

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JP3232475B2 JP15164097A JP15164097A JP3232475B2 JP 3232475 B2 JP3232475 B2 JP 3232475B2 JP 15164097 A JP15164097 A JP 15164097A JP 15164097 A JP15164097 A JP 15164097A JP 3232475 B2 JP3232475 B2 JP 3232475B2
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崇 菅井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、普通紙と比較して
厚みのあるカードやタグ等の板状媒体に文字や図形など
を印刷する板状媒体の印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりカードやタグ等の板状媒体に文
字や図形などを印刷する板状媒体の印刷装置として、公
表特許公報平2−500965号に記載されるプラスチ
ックカードの印刷装置が知られており、この印刷装置は
サーマルヘッド等の印刷ヘッドの前後を複数のローラ群
によって挟むようにして搬送し、印刷ヘッドにより画像
を印刷するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような印刷装置で
印刷するカード等の板状媒体は他の印刷媒体と比較して
厚みがあり硬質であるので、ローラ群にカードの先端が
突入するとき、あるいはカードの後端が脱出するときに
比較的大きな衝撃が発生していた。
【0004】この衝撃によるカードの搬送に与える影響
は微量であるが、衝撃による搬送速度の瞬間的な変化
や、搬送方向に対する直行方向の振れは印刷中では印刷
ぶれとなり、印刷品質に多大な影響を与えていた。
【0005】また、印刷ヘッドの前後のローラに搬送ベ
ルトを張架し搬送ベルトを媒体の平面に接するようにし
て搬送を行う印刷装置でも、板厚の厚い硬質な板状媒体
ではスムーズな安定した搬送を行うことは困難であっ
た。
【0006】本発明の目的とするところは、以上の問題
を鑑み、スムーズな安定した搬送を行うことができる板
状媒体の印刷装置を提供することにある。
【0007】
【発明を解決するための手段】 本発明の板状媒体の印刷
装置は、板状媒体に文字や画像等を印刷する印刷ヘッド
と、前記印刷ヘッドに対向するプラテンローラと、前記
プラテンローラの前後にこのプラテンローラと共に略一
列に、かつ、板状媒体の全長より狭い間隔で配置された
2個のローラまたはこの2個のローラを含む複数のロー
ラにより支持され前記印刷ヘッドとプラテンローラとの
間に張架される搬送ベルトと、この搬送ベルトを駆動さ
せるべく、前記プラテンローラの前後に配置された2個
のローラを回転駆動させる駆動源および駆動伝達手段
と、前記搬送ベルトを支持する前記2個のローラに対し
て夫々接離方向に移動自在に且つローラに向けて付勢さ
れる2個のピンチローラとを備えることを特徴とする。
【0008】さらに、プラテンローラの下流側のローラ
はプラテンローラの上流側のローラにより高摩擦係数で
あることをが好ましい。
【0009】この2個のローラを回転駆動により板状媒
体のスムーズな取り込みが行えようになり、さらに下流
側のローラを高摩擦係数とすることで安定した搬送が行
えるようになる。
【0010】さらに、印刷ヘッドと、搬送ベルトと、プ
ラテンローラと、ピンチローラとは板状印刷媒体の平面
を垂直にして搬送印刷するべく鉛直に立設されることを
が好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】 本発明の実施例を図を基に説明す
る。図1はタグプリンタの印刷領域近傍の平面拡大図、
図2はタグプリンタの平面図、図3は本実施例により印
刷されたタグを示す図、図4は印刷領域近傍の各駆動機
構を示す平面拡大図、図5は搬送ベルト上流側の側断面
図、図6は搬送ベルト下流側の側断面図、図7は印刷領
域の側断面図である。
【0012】本印刷装置の構成概略を説明すると、タグ
プリンタ1の右後方には図3に示すプラスチック製のタ
グ2を複数枚収容する収容部3が設けられている。この
収容部3には、図2中前後方向に移動自在で、収容部3
の手前側の側壁3aに向けて付勢される押え板4と、図
中左右方向に移動自在に設けられ異なる長さのタグの後
端部を規制する規制板5とが備えられており、複数枚の
タグ2をその記録面201を垂直に立て、図中前後方向
に記録面を重ねあわせて収容している。また、この収容
部3は、タグ2を装着しやすくするため上方を開放した
構成としてる。
【0013】給送ローラ6は、収容部3の側壁3aの図
中左側において、収納部3に収容されるタグ2と接する
位置に設けられ、その断面をほぼ半月状としたローラ
で、モータ7の駆動により回転し、収容部3の手前側の
タグ2を、収容部3の並び方向から直交方向に、図中左
側の次工程である印刷領域に給送するものである。
【0014】側壁板8は、収容部3の側壁3aに押え板
4に対向させ図中前後方向に移動自在に設けられ、後述
するピンチローラ10、11と供に後述する切換手段2
5の操作によって、タグやその他の板状媒体の板厚に対
応させて移動するようになっている。尚、図1は板厚の
薄いタグを収容した状態を示し、このとき側壁板8は収
容部3の側壁3aより突出している。
【0015】搬送ベルト9は、2個のローラ10、11
とテンションローラ12により張架されており、モータ
7の駆動により回転し、2個のピンチローラ13、14
と共にタグ2を、その記録面201を垂直にして図中左
方向に搬送している。
【0016】図1中右側のローラ10は、プラスチック
性のローラで、図5に示すとおり、その略中央部に搬送
ベルト9の突部9aを案内する溝10aを備えた構成で
あり、その下方にはモータ7の駆動を伝達する歯車15
と係合する歯車16を備え、この歯車16と歯車15と
不図示の伝達手段を介してモータ7の駆動により回転す
るようになっている。また歯車16の上方にはタイミン
グベルト17を張架するプーリ18が備えられている。
【0017】図1中左側のローラ11は、その表面にセ
ラミック粒子を塗布した摩擦抵抗の高いローラで、図6
に示すとおり、その略中央部に搬送ベルト9の突部9a
を案内する溝11aを備えた構成であり、その下方にタ
イミングベルト17を張架するプーリ19を備え、この
タイミングベルト17を介してモータ7の駆動が伝達さ
れローラ10と同速、同方向に回転するようになってい
る。なおプーリ20はタイミングベルト17にテンショ
ンを与えるものである。
【0018】図1中右側のピンチローラ13は、図5に
示すようにローラ11の軸に対し回動自在に設けられる
揺動杆21の端部に立設される軸21aに回動自在にし
て備えられるもので、この揺動杆21を図1中後方に付
勢する不図示の付勢手段によってピンチローラ13はロ
ーラ10に向けて付勢されることになる。なお、このピ
ンチローラ13の表面は接着性を有するシリコンやウレ
タン等の接着性ゴムで覆われており、印刷前のタグの印
刷面のごみを取り除くクリーナーであり、図5に示すと
おり揺動杆21の軸21aの上方のネジ22を取り外す
ことで軸21aより容易に交換可能としたものである。
【0019】図1中左側のピンチローラ14は、ローラ
10の軸に対し回動自在に、かつ、前述の揺動杆21に
対して交差するように設けられる揺動杆23の端部の上
方に回動自在にして備えられるもので、この揺動杆23
を図1中後方に付勢する不図示の付勢手段によってピン
チローラ14はローラ11に向けて付勢されることにな
る。また、図6に示すようにその上端部は、一端をタグ
プリンタ本体1に設けられたバネ24によってローラ1
1に向けて付勢されている。
【0020】切換手段25は、搬送ベルト9の内側の略
中央に回動自在に備えられ、図7に示すように、その軸
25aの下方には前述する側壁板8の移動に関与する第
1揺動杆28に係合するカム26と、そのカム26の下
方には、後述するプラテン32の軸の歯車36と係合す
る歯車27とが備えられており、印刷する板状媒体の厚
さに応じてこの切換手段25を回転すると、カム26お
よび歯車27が回転して側壁板8と、ピンチローラ1
3、14の位置を移動させるものである。
【0021】なお、側壁板8の位置の移動は、切換手段
25を板状媒体の板厚に対応させて回転すると、カム2
6、第1揺動杆28、第2揺動杆29および摺動杆30
を介して行われる。
【0022】プラテン32は、その表面をEPDM等の
ゴムで被い弾性を持たせたもので、図7に示すように、
その長さを搬送ベルトの幅と略等しくし、その略中央部
に搬送ベルト9の突部9aを案内する溝32aを備え、
その上下端に中央より直径を太くした環状突起32b、
32cを備えた構成であり、前記ローラ10、11のほ
ぼ中央に立設された軸33に回動自在に、かつ、搬送ベ
ルト9の内側に接するようにして設けられている。さら
に、このプラテン32の位置は、図8に示すようにロー
ラ10,11より図中手前側の、後述するサーマルヘッ
ド側に若干ながら偏らせている。
【0023】また、プラテン32の下方には前述する揺
動杆21と係合するカム34と、揺動杆23と係合する
カム35と、切換手段25の歯車27と噛み合う歯車3
6が一体にして軸33に回動自在に設けられており、よ
って、前述する切換手段25を板状媒体の板厚に対応さ
せて回転させると、歯車27と歯車36を介してカム3
4とカム35が回転し、これに伴い揺動杆21と揺動杆
23とが揺動して、ピンチローラ13、14の位置が移
動することになる。
【0024】印刷手段はサーマルヘッド37とインクリ
ボンカセット38(インクリボン)からなる熱転写方式
を使用し、このサーマルヘッド37は、図1に示す様に
前記搬送ベルト9を間にしてプラテン32に対向するよ
うにヘッドアングル39の略中央部に備えられており、
このヘッドアングル39は一端部39aを給送ローラ6
の軸に回動自在にして、他端部39bを図示しないバネ
手段によりカム40に接するよう付勢されているので、
モータ41の駆動によりカム40を回転させるとサーマ
ルヘッド37はプラテン32に対して接離方向に移動す
るようになっている。
【0025】また、ヘッドアングル39と前記ピンチロ
ーラ13の揺動杆21とは、連結杆42により連結され
ており、この連結杆42によってヘッドアングル39の
揺動に揺動杆21が連動するようになり、図1に示すよ
うに未印字でサーマルヘッド37がプラテン32から離
れているときはピンチローラ13は搬送ベルト9(ロー
ラ10)から離れるようになっている。
【0026】搬送ベルト9の下流側には排出ローラ43
およびそのピンチローラ44が設けられていて、印字さ
れた後、搬送ベルト9およびピンチローラ14により搬
送されたタグ2を次の収容部45に送り出すものであ
る。
【0027】収容部45には、排出ローラ43およびピ
ンチローラ44より排出されるタグ2をその印字面を垂
直にしたまま、かつ、新規に排出されたタグ2が既に排
出されたタグ2の手前側に来るように整列させるべく、
一対の押圧板46と整列板47とが設けられている。ま
た、印字後のタグ2を取り出しやすくするため、この収
容部45は上方を開放した構成としてる。
【0028】収容部45の手前側には、後述するキーボ
ード50により入力された文字データや書式や長さの表
示および操作者に対する指示を表示する公知の液晶ディ
スプレイ等による表示手段51が設けられている。
【0029】キーボード50は、表示手段51とインク
リボン38と給送ローラ6の更に手前側に設けられてお
り、文字データや行数のデータや板状媒体の長さ等の印
字データを入力するものである。
【0030】次に、タグ2への印刷の作動について説明
する。先ず使用者により所定の文字やタグの長さや書式
等の印刷データが入力され、続いて使用者により記録開
始が指示されると、モータ7が回転し、これに連動して
給送ローラ6が回転し、収容部3にその印刷面を垂直に
して収容されているタグ2の1枚が、その並び方向より
ほぼ直交方向に図2中左方向に搬送される。
【0031】給送ローラ6によるタグ2の移動に伴い、
モータ41が起動しカム40が回転し、ヘッドアングル
39が揺動してサーマルヘッド37およびピンチローラ
13が搬送ベルト9に向けて移動する。
【0032】このカム40を回動するモータ41の駆動
のタイミングは、不図示のCPUによって制御されてお
り、給送ローラ6により搬送されたタグ2の先端部がロ
ーラ10とピンチローラ13との間に達した時に、ピン
チローラ13とローラ10とでタグ2の先端部を挟める
ようモータ41を起動し、サーマルヘッド37が搬送ベ
ルト9に近接する前にモータ41を停止するようにして
いる。これによって、タグ2の先端から十分な駆動と印
刷面のクリーニングが行え、さらに、サーマルヘッド3
7を痛めないようにしている。
【0033】このとき、ローラ11だけでなくローラ1
0にもモータ7からの駆動が行われているので、ピンチ
ローラ13とでタグ2の先端を挟んだときに、スムーズ
に搬送が開始され、これにより搬送ベルト9にかかる負
荷が少なくなり、ローラ10とローラ11との間で搬送
ベルトが伸びることがないようにしている。また、ロー
ラ11の表面がセラミック粒子で覆った高摩擦係数のも
のであるのに対して、ローラ10はプラスチック製のロ
ーラなので、若干ながらローラ11の方の駆動力が高
く、搬送ベルト9はローラ11により若干ながら引っ張
られるようになっており、ローラ10とローラ11との
間で搬送ベルト9が弛まないようにしている。
【0034】次に、タグ2は搬送ベルト9の回動により
印刷領域まで搬送されるので、続いて、前述すると同様
に不図示のCPUの制御によりモータ41が再び起動
し、タグ2の先端部がサーマルヘッド37まで搬送され
るに合わせてサーマルヘッド37が移動し、プラテン3
2とでタグ2の先端部を挟むようになる。
【0035】続いて、サーマルヘッド37がタグ2の印
刷面に接触するに合わせて、所定の印刷データがサーマ
ルヘッド37に供給されタグ2の印刷面に所定の文字や
記号等が印刷される。
【0036】図9はこの状態を示しており、タグ2は搬
送ベルト9の搬送面に対して、均一に接した状態で搬送
される。従って、サーマルヘッドの下流側にある搬送ベ
ルト9のローラ11とピンチローラ14間にタグ2の先
端が突入したとき、あるいは、その上流側にある搬送ベ
ルト9のローラ10とピンチローラ13間よりタグ2の
後端が脱出したときに衝撃が起きても、タグ2と搬送ベ
ルト9間の摩擦抵抗が極めて大きいので、その衝撃によ
るタグ2の振動や搬送遅れを防ぐことができ、および搬
送ベルト9によりその衝撃を若干ながら吸収するので衝
撃自体を抑えることができる。
【0037】また、この突入のときはタグの後端をロー
ラ10とピンチローラ13とで、脱出のときはタグの先
端をローラ11とピンチローラ14とで挟み搬送してい
ると共に、ローラ10およびローラ11とも駆動力が与
えられているので搬送速度に変化が出ないようにしてあ
る。
【0038】また、サーマルヘッド37が印刷のためタ
グ2をプラテン32方向に押圧すると、プラテン32が
弾性変形して、ローラ10とプラテン32とローラ11
との位置が丁度直線的になり、タグ2を撓ませることな
く印刷抜けのない印刷がされる。またプラテン32に弾
性を持たせる事によって、硬質のタグと硬質のサーマル
ヘッドにかかる圧力を、プラテン32が吸収するので、
印刷する事が可能となる。
【0039】所定の印刷がされたら、続いて、入力され
たタグの長さに基づいて、モータ41が起動しカム40
が逆回転し、ヘッドアングル39が逆方向に揺動し、タ
グ2後端が通過する前にサーマルヘッド37がタグ2か
ら離れ、続いてピンチローラ13もローラ10から離れ
た位置に移動する。
【0040】文字等が印字されたタグ2は、搬送ベルト
9とピンチローラ14によりさらに図中左方向に搬送さ
れ、続いて排出ローラ43とピンチローラ44により収
容部45に排出される。収容部45内に排出されたタグ
2は、収容部45内に設けられている押圧板46と整列
板47によって、図中前後方向の手前側より前方にその
印字面を垂直にした状態で、搬送方向に対しほぼ直交方
向に整列されるようになっている。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、印刷ヘッドの搬送の前
後に渡り搬送ベルトを張架し、この搬送ベルトを張架す
る印刷手段前後のローラを双方とも駆動することで、印
刷ヘッドの前方側のローラとピンチローラ間に板状媒体
の先端が突入するときに、この前方ローラも駆動されて
いるので紙媒体と比較して厚みのある硬質の板状媒体で
あってもスムーズに取り込み搬送することができる。
【0042】さらに、印刷ヘッドの後方側のローラを高
摩擦係数のローラとすることで、印刷領域での搬送ベル
トは搬送力の強い後方側のローラに若干引っ張られるこ
とになり、印字ヘッドの前後のローラ間での搬送ベルト
の弛みを防ぎ、印刷ヘッドの前後に渡り板状印刷媒体の
裏面全体に搬送ベルトが接するようにして板状媒体を搬
送する。
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】また、プラテンローラに弾性を持たせ、こ
のプラテンローラはその前後に配置された搬送ベルトを
支持する2つのローラより印刷ヘッド側に偏らせて配置
することで、硬質の板状媒体のようなものにも印刷でき
る共に、印刷ヘッドの加圧による板状媒体の撓みを防
ぎ、印刷抜けのない印刷が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】タグプリンタの印刷領域近傍の平面拡大図。
【図2】タグプリンタの平面図
【図3】本実施例により印刷されたタグを示す図。
【図4】印刷領域近傍の各駆動機構を示す平面拡大図。
【図5】搬送ベルト上流側の側断面図。
【図6】搬送ベルト下流側の側断面図。
【図7】印刷領域の側断面図。
【図8】印刷領域の平面拡大図。
【図9】印刷中でのタグプリンタの印刷領域近傍の平面
拡大図。
【符号の説明】
1 タグプリンタ 2 タグ 3 収容部 6 給送ローラ 7 モータ 9 搬送ベルト 10 ローラ 11 ローラ 12 テンションローラ 13 ピンチローラ 14 ピンチローラ 15 歯車 16 歯車 17 タイミングベルト 18 プーリ 19 プーリ 20 プーリ 21 揺動杆 23 揺動杆 25 切換手段 32 プラテン 33 軸 34 カム 35 カム 36 歯車 37 サーマルヘッド 38 インクリボン 39 ヘッドアングル 42 連動杆 45 収容部
フロントページの続き (72)発明者 水内 龍二 東京都中央区京橋1丁目11番2号 日本 タイプライター株式会社内 審査官 水野 治彦 (56)参考文献 特開 平2−270740(JP,A) 特開 平8−72335(JP,A) 特開 平9−141954(JP,A) 実開 平2−29748(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 11/00 - 13/32

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状媒体に文字や画像等を印刷する印刷
    ヘッドと、 前記印刷ヘッドに対向するプラテンローラと、 前記プラテンローラの前後にこのプラテンローラと共に
    略一列に、かつ、板状媒体の全長より狭い間隔で配置さ
    れた2個のローラまたはこの2個のローラを含む複数の
    ローラにより支持され前記印刷ヘッドとプラテンローラ
    との間に張架される搬送ベルトと、この搬送ベルトを駆動させるべく、前記プラテンローラ
    の前後に配置された2つのローラを回転駆動させる駆動
    源および駆動伝達手段と、 前記搬送ベルトを支持する前記2個のローラに対して夫
    々接離方向に移動自在に且つローラに向けて付勢される
    2個のピンチローラとを備えることを特徴とする板状媒
    体の印刷装置。
  2. 【請求項2】 プラテンローラの下流側のローラはプラ
    テンローラの上流側のローラにより高摩擦係数であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の板状媒体の印刷装置。
  3. 【請求項3】 印刷ヘッドと、搬送ベルトと、プラテン
    ローラと、ピンチローラとは板状印刷媒体の平面を垂直
    にして搬送印刷するべく鉛直に立設されることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の板状媒体の印刷装
    置。
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