JP6040505B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
図1に、本実施形態に係るインクジェット記録装置1の概略斜視図(正面方向)を示す。また、図2に、当該インクジェット記録装置1の概略斜視図(背面方向)を示す。また、図3に、当該インクジェット記録装置1の概略正面図(部分拡大図)を示す。また、図4に、当該インクジェット記録装置1の概略側面図(断面図)を示す。説明の便宜上、各図において矢印方向でインクジェット記録装置1の前後、左右、および上下方向を示す。
なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
ここで、駆動のための機構としては、送りローラ31を回転駆動するサーボモータ33と、送りローラ31の軸端に結合された従動プーリとサーボモータ33の軸端に結合された駆動プーリとの間に掛け渡されたタイミングベルト32等を備えて構成される。
ここで、本実施形態に係る回転力制限手段37として、トルクリミッタを用いることができる。当該トルクリミッタ37は、一例として図5に示すように、入力軸37aにモータ39が連結されると共に、出力軸37bに引張ローラ7の端部に設けられたギア7aが連結される構成を備えている。その作用として、モータ39による一定の回動力が入力軸37aに入力された際に、当該入力軸37aに対して出力軸37bが常にスリップを生じながら、出力軸37bすなわちギア7bに常に一定の回動力を付与することが可能となる。したがって、引張ローラ7によって媒体Mに対して一定の送り方向の張力を付与することが可能となる。また、その際に、当該トルクリミッタ37はモータ39から引張ローラ7への伝達トルクを可変とすることができる構成であり、媒体Mの材質等に応じて適切に調整することが可能である。
ここで、本実施形態に係る回転抵抗発生手段38として、トルクリミッタを用いることができる。当該トルクリミッタ38には、上記の引張ローラ8に設けられたものと同様の構成を採用することができる。一例として図6に示すように、出力軸38bが本体部2に連結固定されると共に、入力軸38aがブレーキローラ8に連結される構成を備えている。その作用として、ブレーキローラ8の回転時において、固定された出力軸38bに対して入力軸38aが常にスリップを生じながら、入力軸38aすなわちブレーキローラ8の回転を規制する一定の力を発生させることが可能となる。したがって、ブレーキローラ8によって媒体Mに対して一定の戻り方向の張力を付与することが可能となる。また、その際に、当該トルクリミッタ38はブレーキローラ8の回転を規制する力を可変とすることができる構成であり、媒体Mの材質等に応じて適切に調整することが可能である。
したがって、媒体Mの空中搬送距離が大きい場合であっても、空中搬送中の媒体Mにおいて撓み、歪み、皺等が発生することを抑制できる。また、記録ヘッド60と媒体Mとの間のギャップ(離間距離)が媒体Mの自重で大きくなってしまうことが抑制でき、適正なギャップに保持できるため、印刷の画質を向上させることが可能となる。
また、媒体Mの空中搬送距離を大きく設定することができることによって、記録ヘッド60を大型化することが可能となり、印刷速度を大幅に向上させることが可能となる。
また、上流に多くのローラを設けて媒体に張力を付与する必要がないため、装置をコンパクトにできるという効果も得られる。
なお、引張ローラ7およびブレーキローラ8における表面構成の変形例として、当該表面を微細な凹凸を多数持つ梨地状に形成する構成としてもよい(不図示)。
これによれば、ブレーキローラ8のみでは媒体Mに付与する張力が不足する場合等において、媒体Mに付与する張力を増加させることができ、媒体Mにおける撓み、歪み、皺等の発生を抑制する効果を高めることができる。ただし、変形例として、第1の張力付与手段90を設けない構成としてもよい(不図示)。
これによれば、引張ローラ7のみでは媒体Mに付与する張力が不足する場合等において、媒体Mに付与する張力を増加させることができ、媒体Mにおける撓み、歪み、皺等の発生を抑制する効果を高めることができる。ただし、変形例として、第2の張力付与手段120を設けない構成としてもよい(不図示)。
2 本体部
4 媒体繰出し機構
5 媒体巻取り機構
7 引張ローラ
8 ブレーキローラ
20 媒体支持部
25 インク受け部
30 媒体搬送機構
31 送りローラ
36 ピンチローラ
37 回転力制限手段
38 回転抵抗発生手段
40 キャリッジ
60 記録ヘッド
81 巻管
90 張力付与手段(第1の張力付与手段)
111 巻管
120 張力付与手段(第2の張力付与手段)
M 媒体(記録メディア)
Claims (6)
- 媒体に液体を吐出する記録ヘッドと、
前記媒体を挟持して所定の搬送方向に該媒体を搬送する媒体搬送機構と、
前記搬送方向における前記媒体搬送機構の下流に設けられ、該媒体に一定の送り方向の張力を付与する引張ローラと、
前記搬送方向における前記媒体搬送機構の上流に設けられ、該媒体に一定の戻り方向の張力を付与するブレーキローラと、を備え、
前記媒体搬送機構と前記引張ローラとの間で、前記媒体は空中を搬送されると共に、該媒体に対して前記記録ヘッドから液体が吐出されて記録が行われること
を特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記ブレーキローラは、自身の回転を規制する力を発生させる回転抵抗発生手段を有し、前記媒体が前記媒体搬送機構により搬送される際に、該回転抵抗発生手段が該回転を規制する力を発生させることによって、該媒体に戻り方向の張力を付与すること
を特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。 - 前記引張ローラは、回転力制限手段を介してモータによって駆動され、該回転力制限手段が該モータから該引張ローラへの伝達トルクを常に一定に制限して伝達することによって、前記媒体に常に一定の送り方向の張力を付与すること
を特徴とする請求項1または請求項2記載のインクジェット記録装置。 - 前記搬送方向における前記ブレーキローラの上流と下流とに形成される前記媒体の搬送経路のなす角は90度以下であること
を特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記搬送方向における前記ブレーキローラの上流および前記引張ローラの下流のそれぞれに自重によって前記媒体に張力を付与する張力付与手段が設けられていること
を特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記引張ローラおよび前記ブレーキローラは、表面に樹脂起毛シートが巻設されていること
を特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
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