JPS5919417B2 - コネクタ−の製造方法 - Google Patents

コネクタ−の製造方法

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JPS5919417B2
JPS5919417B2 JP11622777A JP11622777A JPS5919417B2 JP S5919417 B2 JPS5919417 B2 JP S5919417B2 JP 11622777 A JP11622777 A JP 11622777A JP 11622777 A JP11622777 A JP 11622777A JP S5919417 B2 JPS5919417 B2 JP S5919417B2
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JP
Japan
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connector
mold
resin
pin
manufacturing
Prior art date
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Expired
Application number
JP11622777A
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English (en)
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JPS5449583A (en
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新 北村
忠治 儀賀
允 吉田
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コネクターの製造方法に関し、熱硬化性樹脂
製絶縁体にコネクターピンを貫設したコネクターの製造
に用いられるものである。
高圧室、或いは真空室に電線を導入配線する場合、室壁
にコネクターのフランジ部を気密に取付け、コネクター
のピン両端に室内外のそれぞれの電線の端部をプラグイ
ン接続することがある。
このコネクターの代りに、貫通ブッシングを使用するこ
ともある。この貫通ブッシングには、絶縁体としてエポ
キシ樹脂等の熱硬化性樹脂を使用したものがあわ、その
成形には、金型内に導体棒をセットし、金型内に熱硬化
性樹脂を注入し、樹脂の硬化をまつて離型することが知
られている。上記したコネクターとしては、従来、絶縁
体にセラミックを使用したものが多用されているが、こ
のコネクターにおいては、製造工程が樹脂の注型に較べ
て相当に複雑であり、しかもセラミックのために、前述
した室壁への取付けにあたつては、直接のボルト締めが
無理であつて、複雑な取付構造が余儀なくされる。従つ
て、上記コネクターにおいても、機械的強度に秀れたエ
ポキシ樹脂等の成形品の使用が望まれる。
而るに、このコネクターを前述した成形法によつて製造
する場合、コネクターピンの両端部に樹脂が廻わ込むよ
うなことがあれば、ピン両端部がプラグイン接続のため
の電気接触面となるから、樹脂の成形後、ピン両端部か
ら樹脂を完全に除去する処理が必要である。しかしなが
ら、絶縁体成形後に、ピン突出部を、その付着樹脂を除
去すべく処理するには、成形絶縁体を傷付けることのな
いように、直接の手作業に頼らざるを得ず、この処理能
率の低さのため、コネクターの製造能率の若しい低減が
避けられない。
本発明は、絶縁体をエポキシ樹脂等の硬化性樹脂とした
コネクターを、上述の難点なく容易に製造し得るコネク
ターの製造方法を提供するものである。
すなわち、本発明に係るコネクターの製造方法は、金型
内にコネクターピンを、該ピンの両端部には、金型材よ
りも熱膨脹率の大なるスペーサーを挿着した状態で、セ
ットし、次いで金型内に熱硬化性樹脂を注入し、該樹脂
の硬化をまつて離型し、而る後、ピン両端部から上記ス
ペーサーを脱離することを特徴とする方法である。
以下、図面により本発明を説明する。
第1図は本発明によつて製造されるコネクターを示し、
エポキシ樹脂成形体Aに数本のコネクターピンB,B・
・・が貫設されている。
これらコネクターピンB,B・・・の一端には、プラグ
部b1が、他端にはソケツトB2がそれぞれ設けられ、
成形体Aに埋設される中間部分B3には、これら界面で
の気密接着性を向上させるためにサンドブラスト処理が
施されている。このサンドブラツト処理には、両端部を
テープ等の捲付によりマスクしたコネクターピンの多数
本を、タンプラ一内に砂と共に投入する方法が用いられ
、砂には例えば40メツシユの砂と80メツシユの砂と
の比が1:1であるものが使用できる。
本発明によつてコネクターを製造するには、第2図Aに
示すように、上記のコネクターピンB,B・・・を金型
C内にセツトすると共に、コネクターピンB,B・・・
の両端に、耐熱性に秀れ、しかも金型材よ勺も熱膨脹係
数の大なるスベーサS,Sを挿着する。
このスペーサSには、熱膨脹率を調節するためのフイラ
一を添加した弗素樹脂体を使用することができる。上記
のように、金型C内にコネクターピンB,B・・・をセ
ツトしたのちは、金型C内を必要に応じて真空引きした
うえで、第2図Bに示すように、熱硬化性樹脂Aを注入
供給し、次いで金型Cを加熱して、樹脂Aを硬化させる
この樹脂には、例えば、ビスフエノール型エポキシ樹脂
に、シリカ、アルミナ等の充填剤と酸無水物系硬化剤と
を混合したものが使用できる。
上記金型Cの加熱時、スペーサS,Sが熱膨脹し、スペ
ーサS,SとピンB,B・・・との接触界面並びにスペ
ーサS,Sと金型Cとの接触界面での面圧が上昇し、こ
れら界面でのシール性が著しく増大される。従つて、こ
れら界面への樹脂Aの流入は、金型内圧力にもかかわら
ず、確実に防止され、ピン両端部への樹脂の付着は生じ
ない。金型加熱による樹脂Aの硬化後は、脱型が行なわ
れ、上記スペーサS,Sがピン両端部から脱離される。
これにて、第1図のコネクターが得られる。上記スペー
サS,Sには、金型加熱温度では熱融着を生じない耐熱
性に秀れたものが使用されておわ、スペーサS,Sと金
型C並びにスペーサS,Sとコネクターピン両端部との
融着はない。
従つて、上記の離型並びにスペーサの脱離は極めて容易
である。上述した通シ、本発明によれば、熱硬化性樹脂
を絶縁体とするコネクターを、注型によう、コネクター
ピン両端部での樹脂の付着を確実に防止して製造できる
から、コネクター成形後でのピン両端部のやつかいな研
擦処理等が不要である。
従つて、機械的強度に秀れ、室壁等への直接のボルト締
めが可能な熱硬化樹脂製コネクターを能率よく製造でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によつて製造されるコネクターを示す説
明図、第2図A並びに第2図Bは本発明を示すための説
明図である。 図において、Aは熱硬化性樹脂、B,B・・・はコネク
ターピン、S,Sはスペーサ、Cは金型である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 金型内にコネクターピンを、該ピンの両端部には、
    金型材よりも熱膨脹率の大なるスペーサーを挿着した状
    態で、セットし、次いで金型内に熱硬化性樹脂を供給し
    、該樹脂の硬化をまつて離型し、而る後、ピン両端部か
    ら上記スペーサーを脱離することを特徴とするコネクタ
    ーの製造方法。
JP11622777A 1977-09-27 1977-09-27 コネクタ−の製造方法 Expired JPS5919417B2 (ja)

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JPS5449583A JPS5449583A (en) 1979-04-18
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61156682A (ja) * 1984-12-28 1986-07-16 富士通株式会社 耐水圧給電用端子の製造方法
JP2005245877A (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Pentax Corp リードピン接合体の製造方法、リードピン接合体および内視鏡

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JPS5449583A (en) 1979-04-18

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