JPS61156682A - 耐水圧給電用端子の製造方法 - Google Patents

耐水圧給電用端子の製造方法

Info

Publication number
JPS61156682A
JPS61156682A JP27450184A JP27450184A JPS61156682A JP S61156682 A JPS61156682 A JP S61156682A JP 27450184 A JP27450184 A JP 27450184A JP 27450184 A JP27450184 A JP 27450184A JP S61156682 A JPS61156682 A JP S61156682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
branch
resin layer
power supply
branch terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27450184A
Other languages
English (en)
Inventor
大久保 公男
根本 廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP27450184A priority Critical patent/JPS61156682A/ja
Publication of JPS61156682A publication Critical patent/JPS61156682A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光海底中継器等に装着して用いられ、耐水圧
性及び絶縁性を必要とする給電用端子に関し、特に端子
本体に分岐端子が設けられた給電用端子の製造方法に関
するものである。
〔従来の技術〕
この種の給電用端子として、導体からなる筒状の端子本
体の外周側面に分岐端子が突出して固着され、端子本体
外周に耐水圧用かつ絶縁用の外被樹脂層を射出成形法等
により形成し、かつ上記分岐端子周りの樹脂層を除去し
て分岐端子を露出して形成された給電用端子が多用され
ている。そして、この給電用端子は、例えば、光海底中
継器の耐圧筐体の外壁に挿着固定される。
従来のこの種の給電用端子の製造方法としては次に述べ
るような2つの方法が主として採られていた。
先ず、第1の方法としては、端子本体の外周側面に予め
分岐端子をねじ込んでから、この分岐端子を端子本体に
ろう付して固着し、次に端子本体の外周に耐水圧及び絶
縁用のポリエチレン等から成る外被樹脂層を射出成形法
等の手法により形成し、その後、上記分岐端子周りの樹
脂層を機械加工及び手加工により削除して分岐端子を樹
脂層から露出させる方法が採られていた。
次に、第2の方法としては、端子本体外周に先ず外被樹
脂層を、上記第1の方法と同様にして形成し、その後分
岐端子を取付けるべき部分の外被樹脂層を機械加工によ
り削除し、次に、端子本体にねし穴を形成し、引きつづ
き、このねじ穴に分岐端子をねじ込んでから、この分岐
端子を端子本体にハンダ付けする方法が採られていた。
尚、この場合、ハンダ付けを用いる理由は、端子本体外
周にすでに外被樹脂層が形成されているため、端子本体
を高温に加熱して、ろう付けを行なうことができないか
らである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記第1の製造方法にあっては、分岐端子周りの外被樹
脂層を削除するために機械加工及び手加工を必要とする
ので多くの工数が必要となり、このため、製造コストが
高額になり、また、分岐端子を工具によって損傷し易い
という問題がある。
また、上記第2の製造方法にあっては、分岐端子がハン
ダ付けによって固着されるため信頼性が低下するという
問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記問題点を解消した耐水圧給電用端子の製
造方法を提供するもので、その手段として、本発明に依
れば、導体からなる筒状の給電用端子本体と、該本体の
外周側面から突出して固着された分岐端子と、前記端子
本体外周を覆ってモールド成形された耐水圧用及び絶縁
用の外被樹脂層とから成り、かつ前記分岐端子周りの外
被樹脂層が除去され、前記分岐端子が露出した形態に形
成される耐水圧給電用端子の製造方法において、前記端
子本体に予め分岐端子を固着し、次いで前記外被樹脂に
対して剥離性の良好な異質の樹脂から形成した包囲キャ
ップを前記分岐端子に該端子全体を覆った形態で嵌合挿
着し、次いで前記外被樹脂層をモールド成形し、その後
前記包囲キャップを分岐端子から取外すようにした耐水
圧給電用端子の製造方法が提供される。
そして、前記外被樹脂層はポリエチレンからモールド成
形されたものであり、かつ、前記キャップはポリテトラ
フルオルエチレン(商標名、テフロン)から形成された
ものであることが好ましい。
〔作 用〕
上記給電用端子の製造方法は、予め分岐端子を端子本体
にねじ込みかつろう付けをして固着し、分岐端子に包囲
キャップを嵌合挿着してから、外被樹脂層を形成し、そ
の後上記キャップを分岐端子から取外すことにより、機
械加工及び手加工により分岐端子周りの外被樹脂層の削
除工程を不要とすることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図と第2図は本発明の詳細な説明するための図であ
って、第1図は本発明に係わる耐水圧給電用端子10の
縦断面図(但し、包囲キャップ14を取付けた状態で示
す)、第2図は第1図の包囲キャップ14を取外して製
造が終了した状態の耐水圧給電用端子10の縦断面図で
ある。
第1図と第2図に示すように、この耐水圧給電用端子I
Oは、基本的には、導体(例えば、耐圧性に優れたベリ
リウム銅)からなる筒状の端子本体11と、この端子本
体11の外周側面にねじ込まれてから、ろう付されて固
着された導体(例えば、ベリリウム銅)からなる分岐端
子12と、端子本体11の外周を覆って形成された外被
樹脂層(例えば、ポリエチレン)13とから構成され、
かつ分岐端子12周りの樹脂層13を除去して分岐端子
12が露出された状態に形成される。そして、符号14
は本発明に係わる包囲キャップを示し、符号10aは外
被樹脂層に形成された給電用端子10の挿着部を示し、
符号21は挿着部10aに一体状に固着された取付ブロ
ックを示す。キヤ。
プ14は外被樹脂層13に対して剥離性の良好な異質の
樹脂、例えばポリテトラフルオルエチレン(商標名、テ
フロン)から形成され、後述するように、給電用端子1
0の製造工程において用いられる。そして、この給電用
端子10は、第3図に一例として示すように、光海底中
継器等の耐圧筺体20に取付ブロック21を介して取付
けられる。
すなわち、耐圧筺体20に取付ブロック21が0リング
22を介して密着状に嵌入固定され、この取付ブロック
21に給電用端子10の挿着部10aが密着状に嵌入固
定されている。そして、端子本体11及び分岐端子12
にそれぞれ同軸ケーブル等の給電線(図示なし)が接続
され、電線露出部は樹脂(例えば、ポリエチレン)によ
ってモールド密封される。
さて、この耐水圧給電用端子10は次の手順によって製
造される。先ず、第1,2図に示すように、端子本体1
1の外周側面に分岐端子12かねじ込まれ、次いで本体
11にろう付される。次に、突出した分岐端子12全体
を覆う形態に包囲キャップ14(第1図参照)を分岐端
子12に嵌合挿着する。次に、この分岐端子12付の端
子本体11を成形金型(図示なし)内に適宜配置する。
次に、この成形金型内にポリエチレン等の樹脂を射出し
て外被樹脂層13を端子本体11の外周上に成形する。
取付ブロック21はこの外被樹脂層13の成形時におい
て挿着部10aと一体状に固着される。尚、このとき、
分岐端子12と包囲キャップ14との間に外被樹脂層1
3の侵入が懸念されるが、包囲キャップ14は適宜な弾
性を有しているため、実際上は、射出圧により分岐端子
12に向かって圧縮されるので、外被樹脂層13が侵入
する心配は全くない。さて、次に、このようにして成形
された外被樹脂層13を成形金型から型離れさせ、引き
つづき、包囲キャップ14を分岐端子12から取外す。
尚、包囲キャップ14は、上述の如く、外被樹脂層13
に対して剥離が良好でかつ弾性を有するので、ピンセッ
ト等の取外し工具で引っ掛けて引き出すことにより、簡
単に取り外すことができる。以上の手順により、第2図
に示すように、分岐端子12周りの外被樹脂層13が確
実に除去され、分岐端子12が露出された耐水圧給電用
端子10が形成される。このように本実施例によれば、
分岐端子12周りの外被樹脂層13を除去するための機
械加工及び手加工の工程を不要とすることができ、かつ
分岐端子 12の損傷を完全に防止することができる。
尚、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、
例えば、外被樹脂層(13)の形成は必ずしも射出成形
法に依らず他の適宜な方法を用いてもよ(、また、本発
明の主旨に沿った他の変形例にも適用することができる
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に依れば、分岐端子(12
)を予め端子本体(11)にねじ込み、かつろう付けを
行なって固着し、次いで、分岐端子(12)に包囲キャ
ップ(14)を嵌合挿着してから外被樹脂J’i (1
3)を成形することにより、分岐端子(12)周りの外
被樹脂層(13)を除去するための機械加工及び手加工
の工程を不要とすることができると共に分岐端子(12
)の損傷を完全に防止できるので、耐水圧給電用端子(
10)の製造時間の大幅な短縮化、製造コストの低減化
、品質の向上、信頼性の向上等を実現することができる
という著しい効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は本発明の詳細な説明するための図であ
って、第1図は本発明に係わる耐水圧給電用端子(10
)の縦断面図(但し、包囲キャップ14を取付けた状態
で示す)、第2図は第1図の包囲キャップ14を取外し
て製造が終了した状態の耐水圧給電用端子(10)の縦
断面図、第3図は第2図の給電用端子(10)を−例と
して光海底中継器等の耐圧筐体(20)に取付けた状態
を示す図である。 10・・・本発明に係わる耐水圧給電用端子、10a・
・・挿着部、  11・・・端子本体、12・・・分岐
端子、 13・・・外被樹脂層(例えば、ポリエチレン)、14
・・・分岐端子を包囲するための包囲キャップ(例えば
、テフロン製)、 20・・・光海底中継器等の耐圧筐体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、導体からなる筒状の給電用端子本体と、該本体の外
    周側面から突出して固着された分岐端子と、前記端子本
    体外周を覆ってモールド成形された耐水圧用及び絶縁用
    の外被樹脂層とから成り、かつ前記分岐端子周りの外被
    樹脂層が除去され、前記分岐端子が露出した形態に形成
    される耐水圧給電用端子の製造方法において、前記端子
    本体に予め分岐端子を固着し、次いで前記外被樹脂に対
    して剥離性の良好な異質の樹脂から形成した包囲キャッ
    プを前記分岐端子に該端子全体を覆った形態で嵌合挿着
    し、次いで前記外被樹脂層をモールド成形し、その後前
    記包囲キャップを分岐端子から取外すようにしたことを
    特徴とする耐水圧給電用端子の製造方法。 2、前記外被樹脂層がポリエチレンからモールド成形さ
    れたものであり、前記キャップがポリテトラフルオルエ
    チレン(商標名、テフロン)から形成されたものである
    特許請求の範囲第1項に記載の耐水圧給電用端子の製造
    方法。
JP27450184A 1984-12-28 1984-12-28 耐水圧給電用端子の製造方法 Pending JPS61156682A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27450184A JPS61156682A (ja) 1984-12-28 1984-12-28 耐水圧給電用端子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27450184A JPS61156682A (ja) 1984-12-28 1984-12-28 耐水圧給電用端子の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61156682A true JPS61156682A (ja) 1986-07-16

Family

ID=17542567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27450184A Pending JPS61156682A (ja) 1984-12-28 1984-12-28 耐水圧給電用端子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61156682A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5032435A (ja) * 1973-06-19 1975-03-29
JPS5449583A (en) * 1977-09-27 1979-04-18 Nitto Electric Ind Co Method of producing connector

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5032435A (ja) * 1973-06-19 1975-03-29
JPS5449583A (en) * 1977-09-27 1979-04-18 Nitto Electric Ind Co Method of producing connector

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5906513A (en) Shielded, molded electrical connector
US7025246B2 (en) Coaxial cable with angle connector, and method of making a coaxial cable with such an angle connector
US4090767A (en) Cable termination assembly with cast conductive shield and method of making same
JP2006156052A (ja) 高圧電線の接続構造及び高圧電線の接続方法
CA1162263A (en) Wire connector
JP2516089B2 (ja) コネクタの結線構造とその方法
US4325760A (en) Method of making a cable splice
CN109767880B (zh) 用于挤压包封至少一条导线的方法
EP1478078B1 (en) Electric motor
JPS61156682A (ja) 耐水圧給電用端子の製造方法
WO1994006172A1 (en) Molded plastic coaxial cable side tap connector assembly and processes for assembly
JP2005032621A (ja) ケーブルハーネスの防水構造
JP3770460B2 (ja) ドレイン線を含む多芯線型シールドケーブルの接続構造
US3860740A (en) Encapsulated components
JPS5832380A (ja) 防水型ケ−ブルの接続方法
GB2177268A (en) Strain relief for electrical connector cable
JP2002025651A (ja) ケーブルのコネクタ接続構造
JP3337973B2 (ja) シールドコネクタ付きケーブル及びその製造方法
EP0015128B1 (en) Hose assembly and method of making it
WO2018012238A1 (ja) 電気接続アセンブリの製造方法
JPS63502864A (ja) 外部カバ−、編組外被及び心線から成るケ−ブルの編組外被を造形する方法及び装置
US20220416459A1 (en) Connector device and wire harness manufacturing method
JPH0525137Y2 (ja)
JPH09148104A (ja) サーミスタ及びその製造方法
JPH08287999A (ja) 水中機器のケーブル差込口構造