JP3770460B2 - ドレイン線を含む多芯線型シールドケーブルの接続構造 - Google Patents

ドレイン線を含む多芯線型シールドケーブルの接続構造 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多芯線型シールドケーブルの圧接コネクタへの接続構造に関し、更に詳しくは、複数本の信号線のほかにアース用のドレイン線を含む多芯線型シールドケーブルの接続端末が圧接コネクタの圧接接続端子に圧接接続される多芯線型シールドケーブルの圧接コネクタへの接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の多芯線型ケーブルのコネクタへの接続構造としては、例えば、図8に示したように、複数本の信号線(この例では2本)82R、82Lと1本のアース用ドレイン線84とを有するシールドケーブル80の接続端末をコネクタ90の接続端子に接続するようにしたものが、本出願人による特願平11−318865号によりすでに提案されている。
【0003】
この構造のものは、ケーブル80の接続端子側のケーブル外被86を皮剥ぎして防水用栓88を装着し、またコネクタ90側では、ケーブル端子94a、94cとドレイン端子94bとを有する内導体端子部材94を相手側コネクタの接続端子(この場合雄端子)の挿入孔を有する端子保持キャップ96に固定した状態で金属シェル枠体92に装着する。そしてこの状態で金属シェル枠体92に装着された内導体端子部材94の各ケーブル端子94a、94cとドレイン端子94bとにそれぞれ信号線82R、82L及びドレイン線84を溶接などによって接続し、しかる後金属シェル枠体92に設けられるインシュレーションバレル93でシールドケーブル80の防水用栓88のくびれ部を挾着し、シールドケーブルがコネクタから不用意に抜脱できないようにしたものである。
【0004】
そしてこのような従来知られている接続構造によれば、コネクタそのものの組み付け(アセンブル)が比較的容易であり、しかも信号線およびドレイン線のコネクタへの接続が比較的簡単で効率よく行うことができるという利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、多芯線の場合、コネクタ内の各接続端子に信号線やドレイン線を組み付けする時に各芯線間のピッチを揃える(フォーミングする)ことが難しく、さらに撚り線の場合はそれがばらけてしまうことがあって一層困難である。そのために多芯線(信号線およびドレイン線)を方向性良くコネクタの金属シェル内に差し込んで内導体端子部材のケーブル端子やドレイン端子の接続位置に正確に接続することが難しく、時には引っ掛かって作業がやり直しとなったりすることがある。
【0006】
またこのように芯線の方向性が悪く、時に撚り線がばらけることもあることから、ケーブル外被の皮剥ぎやコネクタ端子への接続は一本一本個別に処理しなければならず、作業性が悪いという問題もあった。
【0007】
さらにこの種の接続構造として対の刃先間に芯線を差し込み芯線の絶縁被覆材を切り裂くことで電気的に圧接接続する技術もすでに存在しているが、裸導体であるドレイン線は圧接接続に不向きであり、信号線の端子は圧接により接続し、ドレイン線の端子は溶接により接続するというように異なる種類の接続の混在となるために接続の作業性が悪いという問題もある。
【0008】
本発明の解決しようとする課題は、ドレイン線を含む多芯線型シールドケーブルの各芯線の接続端末を各芯線間のピッチ間隔を整えた状態で多芯線型シールドケーブルとコネクタ端子との圧接による接続作業の信頼性を高め、また作業効率の改善を図らんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明多芯線型シールドケーブルの圧接コネクタへの接続構造は、複数本の信号線のほかにドレイン線を含む多芯線型シールドケーブルの接続端末部分のケーブル外被を剥いで露出したドレイン線の導体露出部分の先端部側が合成樹脂によりモールドされたドレイン線被覆部と、各信号線の端末部分とをそれぞれ圧接コネクタに設けられる圧接接続端子に圧接接続してなることを要旨とするものである。
また本発明接続構造において、多芯線型シールドケーブルの接続端末部分に、前記シールドケーブルの接続端末部分のケーブル外被を剥いで露出した各信号線の先端部分を除いた外被むき出し部分の基端部側とドレイン線の導体露出部分の基端部側とが合成樹脂により一体的に覆われたモールド本体部と、該モールド本体部より突出される前記ドレイン線の導体露出部分の先端部側が覆われたドレイン線被覆部とが装着されているように構成することができる。
また本発明接続構造において、前記ドレイン線被覆部と前記モールド本体部とが一体成形により形成された芯線ピッチ保持部材であるように構成することができる。
また上記接続構造において、前記芯線ピッチ保持部材は、前記ケーブルの接続端末側に装着される防水用栓と一体成形されたものとして構成することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施の形態を図面を参考にして詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る多芯線型ケーブルの接続構造に適用されるシールドケーブルの接続端末部分の概略構成を示したものである。この多芯線型シールドケーブル10は、2本の信号線12R、12Lと、アース用の1本のドレイン線14とが同一平面内で平行に配列され、ドレイン線14が2本の信号線12R、12Lの間に配置されている。
【0014】
そして周知のように、両信号線12R、12Lは、導体16aの周りを合成樹脂の絶縁体16bにより被覆され、一方ドレイン線14は裸導体のままであって、これらの信号線12R、12Lとドレイン線14は図示しないが電気伝導性に優れた銅やアルミニウム等の金属箔とポリエステルフィルムなどの絶縁フィルムをラミネートしたシールドテープにより縦添え若しくはスパイラル状に巻かれ、又は編組により覆われ、さらにその外周を合成樹脂によるケーブル外被(シース部)18により被覆されている。尚、両信号線12R、12Lの導体16aおよびドレイン線14はそれぞれ電気伝導性に優れた銅やアルミニウム等の導電素線からなる撚り線により構成されている。
【0015】
而してこのシールドケーブル10の接続端末部分のケーブル外被(シース部)18を皮剥ぎし、導体16aの周りに絶縁体16bが被覆された状態の両信号線12R、12Lと裸導体のドレイン線14とがそれぞれ露出された状態で、その両信号線12R、12Lの先端部分を除いた外被むき出し部分の基端部側と、ドレイン線14の導体露出部分の全周とを覆うように合成樹脂材料による芯線ピッチ保持部材20が装着されている。
【0016】
この芯線ピッチ保持部材20は、低温・低圧成形が可能な合成樹脂(例えば、熱可塑性のポリアミド樹脂)によるモールド成形法により成形されたものであり、両信号線12R、12Lの外被むき出し部分の基端部側とドレイン線14の導体露出部分の基端部側とを一体的に覆うモールド本体部22aとドレイン線14の導体露出部分の先端部側を筒状に覆うドレイン線被覆部22bとが樹脂の一体成形により形成されたものである。
【0017】
この種の熱可塑性樹脂としては、信号線12R、12Lやドレイン線14との接着性が高く、硬度は50〜60(通常防水用栓に使われる材料と同等)の材料が望ましい。材料としては、ポリアミド系ホットメルトや液状シリコーン(シリコーンRTVやリム成形用液状シリコーン)などが挙げられる。このような樹脂材料は接着性が高いのでケーブル端末側のシール性に優れており、各芯線間のピッチ間隔も定まっているので圧接コネクタへの挿入の際に方向性が定まり易く、また樹脂特有の可撓性、弾力性を有するものであるから形状の自由度もあり接続作業に際して取り扱い易い面がある。
【0018】
図2は、このシールドケーブル10を断面で示したものである。このシールドケーブル10には、従来同様、接続端末側のケーブル外被(シース部)18の周りに防水用栓24が装着される。この防水用栓24は、ケーブル外被(シース部)18との密着性が高く、硬度が50〜60の材料が望ましく、ここでは普通のゴム栓が用いられている。
【0019】
そして、ケーブルの接続端末側に防水用栓24を装着した後、前述の合成樹脂による芯線ピッチ保持部材20がモールド成形法によりケーブルの接続端末部分に装着されるものであり、これにより各芯線のピッチ間隔が一定に保持された状態が得られ、またドレイン線14の接続端末も樹脂モールドにより被覆されているために両隣の信号線12R、12Lとの間隔が一定に保たれてどちらかへ片寄るというようなことが回避される。
【0020】
図3は、このシールドケーブルの接続端末部分を圧接コネクタに接続する状態を分解斜視図で示したものである。この圧接コネクタ30は、前後端が開口した金属板材による方形枠状のシェル枠体32と、シールドケーブル接続用の内導体端子部材34と、この内導体端子部材34が装着される端子保持キャップ36とにより構成される。
【0021】
そしてシェル枠体32の一端には、シールドケーブル10の接続端末のケーブル外被(シース部)18に装着される防水用栓24の首部(くびれ部)26を抜脱不能に挾持する二股状のインシュレーションバレル38が一体的に設けられる。また、内導体端子部材34には、シールドケーブル10の両信号線12R、12Lの接続端末を接続するケーブル端子40R、40Lと、裸導体の周囲が樹脂モールドにより被覆されたドレイン線14の接続端末を接続するドレイン端子42とがそれぞれ設けられている。
【0022】
この内導体端子部材34の各ケーブル端子40R、40Lおよびドレイン端子42は、さらに図4にその詳細を拡大して示したように、一対の刃が互いに向かい合ってその両刃の間に信号線12R、12Lあるいはドレイン線14が差し込まれる圧接刃44a,44bが、それぞれこのコネクタ端子に挿入されるケーブルの芯線方向に2箇所ずつ設けられている。
【0023】
さらに、端子保持キャップ36は、図3に戻って説明すればシェル枠体32内に嵌着される方形状の嵌合枠体46aの一端面にそのシェル枠体32の端辺縁面に当接されるフランジ状の蓋体46bが一体部材として設けられ、その蓋体46b面には相手側コネクタ(図示せず)の雄型接続端子が挿入される挿入孔48a,48b,48cが設けられている。尚、前記シェル枠体32には端子保持キャップ36の嵌合枠体46aの貫通孔50に弾発性をもって嵌入される板バネ状の嵌合片52が形成され、ドレイン端子と接触することでコネクタ部の電気的シールドを為す構成とされている。
【0024】
図5は、シールドケーブル10の接続端末を圧接コネクタ30に接続する状態を示したものである。シールドケーブル10に防水用栓24が装着され、さらに芯線ピッチ保持部材20が装着された状態で信号線12R、12Lとドレイン線14とを圧接コネクタ30の内導体端子部材34のそれぞれに対応するケーブル端子40R、40Lおよびドレイン端子42に設けられた圧接刃44a、44bに図に示すように上方から矢印方向に挿入する。
【0025】
これにより、信号線12R、12Lの導体16aの周りに被覆される絶縁体16bと芯線ピッチ保持部材20のドレイン線14の端末先端部を覆う被覆部22bがケーブル線方向に設けられた2組の圧接刃44a、44bによって切り込まれ、信号線12R、12Lの導体16aおよびドレイン線14がそれぞれ圧接刃44a、44bと電気的に接続される。
【0026】
そして、シェル枠体32のインシュレーションバレル38で防水用栓24のくびれ部26を挾持することによりシールドケーブル10は引っ張っても圧接刃での接続が外れないように圧接コネクタ30に抜脱不能に固定される。
【0027】
図6および図7は、このシールドケーブル10を圧接コネクタ30に接続する状態を断面図で示したものである。図示のようにシールドケーブルを圧接コネクタ30の内導体端子部材34に設けられる各ケーブル端子40R、40Lおよびドレイン端子42に前後の圧接刃44a、44bに上から差し込み、この時信号線12R、12Lは導体16aの周りに絶縁体16bがケーブル端子40R、40Lの各圧接刃44a、44bで切り裂かれて電気的に導通状態となるように接続される。
【0028】
また、ドレイン線14についても芯線ピッチ保持部材20のドレイン線接続端末の先端部分を被覆する被覆部22bがドレイン端子42の圧接刃44a、44bによって切り裂かれることによってやはり電気的に導通状態で接続される。
【0029】
そしてこの時にシールドケーブル10の圧接コネクタ側の接続端末は、図7に比較的明らかに示されるように、芯線ピッチ保持部材20により被覆された信号線12R、12Lおよびドレイン線14が等ピッチで平行に配列された状態が維持されているので各芯線間で位置ずれすることなく確実に圧接接続状態が得られることとなる。
【0030】
そしてその接続作業において、信号線の先端は導体が絶縁体により被覆されていてばらけることがないのは勿論、ドレイン線の接続端末先端部も芯線ピッチ保持部材20により周面が被覆されているのでばらけるようなことはなく、圧接接続作業がスムーズに行われることとなる。しかもドレイン線の接続端末も樹脂材料により被覆されていることにより断線や短絡(ショート)に対する不安も解消されるものである。
【0031】
本発明は、上記した実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。例えば、上記実施例では、シールドケーブル線として一対(2本)の信号線と1本のドレイン線から構成されているが、信号線が3本以上の多芯線シールドケーブルにも適用できるし、また、上記実施例のフラット型シールドケーブルに限定されるものではなく、種々の配線形態のシールドケーブルにも使用可能である。
【0032】
さらに、上記実施例では芯線ピッチ保持部材は上記実施形態の形状のものに必ずしも限定されるものではなく、ケーブル中のドレイン線および信号線の配置あるいはケーブルの用途、使用環境に応じて被覆部の形状は変更可能であり、信号線とドレイン線が圧接接続によってコネクタの圧接端子に一括して接続可能なものであれば、本発明の趣旨に沿うものである。さらにまた、ケーブル防水用栓を芯線ピッチ保持部材と同一材料により一体成形すれば、部品点数の削減、組み付け工数の低減によりさらにコネクタケーブルの接続作業は能率のよいものとなり、コスト低減にも寄与することになる。
【0033】
【発明の効果】
本発明の多芯線型シールドケーブルの圧接コネクタへの接続構造によれば、複数本の信号線のほかにドレイン線を含む多芯線型シールドケーブルの接続端末部分のケーブル外被を剥いで露出したドレイン線の導体露出部分の先端部側が合成樹脂によりモールドされたドレイン線被覆部を圧接接続端子に圧接接続してなることにより圧接コネクタへの圧接接続を可能とし、その導体素線がばらけることなく他の信号線と全く同様にコネクタ端子への圧接接続を行うことができるものであるから、接続作業が簡易・迅速に行われ、またその接続作業は信頼性が高いものである。
また、本発明の多芯線型シールドケーブルの圧接コネクタへの接続構造において、多芯線型シールドケーブルの接続端末部分に、前記シールドケーブルの接続端末部分のケーブル外被を剥いで露出した各信号線の先端部分を除いた外被むき出し部分の基端部側とドレイン線の導体露出部分の基端部側とが合成樹脂により一体的に覆われたモールド本体部と、該モールド本体部より突出される前記ドレイン線の導体露出部分の先端部側が覆われたドレイン線被覆部とが装着されているように構成した場合、各芯線ピッチを一定間隔に保持することができるから、接続作業の作業性はさらに良くなる。
また本発明の多芯線型シールドケーブルの圧接コネクタへの接続構造において、ドレイン線被覆部とモールド本体部とが一体成形により形成された芯線ピッチ保持部材を用いれば、部品点数や組み立て工数の削減を図ることができる。
さらに芯線ピッチ保持部材をケーブルの接続端末に装着される防水用栓と一体成形すれば、防水機能が高められるばかりでなく、部品点数や組み立て工数の削減により生産性の向上にも寄与するものである。
従って、これらのことを工業生産に応用すれば、端子接続プロセスにおける処理時間やコストの大幅な削減が期待でき、その有用性は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に適用される多芯線型ケーブルの一実施形態としての接続端末部分の概略構成図を示したものである。
【図2】図1に示した多芯線型シールドケーブルを平断面図で示したものである。
【図3】この多芯線型シールドケーブルの接続端末部分を圧接コネクタに接続する状態を示した分解斜視図である。
【図4】この多芯線型シールドケーブルを圧接コネクタの内導体端子部材に設けられた接続端子に圧接接続する状態を示した斜視図である。
【図5】ピッチ保持部材20を被覆したシールドケーブル10を内導体端子部材の接続端子に接続する状態を拡大して示した斜視図である。
【図6】このシールドケーブルを圧接コネクタに接続する状態を示した断面図である。
【図7】このシールドケーブルを圧接コネクタに接続した状態を示した断面図である。
【図8】従来一般に知られるシールドケーブルとコネクタ部材との接続構造を示した分解斜視図である。
【符号の説明】
10 多芯線型シールドケーブル
12R、12L 信号線
14 ドレイン線
16a 導体
16b 絶縁体
18 ケーブル外被(シース部)
20 芯線ピッチ保持部材
22a モールド本体部
22b ドレイン線被覆部
24 防水用栓
30 圧接コネクタ
32 シェル枠体
34 内導体端子部材
36 端子保持キャップ
38 インシュレーションバレル
40R、40L ケーブル端子
42 ドレイン端子
44a,44b 圧接刃

Claims (4)

  1. 複数本の信号線のほかにドレイン線を含む多芯線型シールドケーブルの接続端末部分のケーブル外被を剥いで露出したドレイン線の導体露出部分の先端部側が合成樹脂によりモールドされたドレイン線被覆部と、各信号線の端末部分をそれぞれ圧接コネクタに設けられる圧接接続端子に圧接接続してなることを特徴とする多芯線型シールドケーブルの圧接コネクタへの接続構造。
  2. 多芯線型シールドケーブルの接続端末部分に、前記シールドケーブルの接続端末部分のケーブル外被を剥いで露出した各信号線の先端部分を除いた外被むき出し部分の基端側とドレイン線の導体露出部分の基端側と合成樹脂により一体的に覆われたモールド本体部と、該モールド本体部より突出される前記ドレイン線の導体露出部分の先端部側が覆われたドレイン線被覆部とが装着されていることを特徴とする請求項1に記載される多芯線型シールドケーブルの圧接コネクタへの接続構造。
  3. 前記ドレイン線被覆部と前記モールド本体部とが一体成形により形成された芯線ピッチ保持部材であることを特徴とする請求項2に記載される多芯線型シールドケーブルの圧接コネクタへの接続構造。
  4. 前記芯線ピッチ保持部材は、前記ケーブルの接続端末側に装着される防水用と一体成形されたものであることを特徴とする請求項に記載される多芯線型シールドケーブルの圧接コネクタへの接続構造。
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