JPS59189200A - 物体表面の清浄化法 - Google Patents

物体表面の清浄化法

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JPS59189200A
JPS59189200A JP6226583A JP6226583A JPS59189200A JP S59189200 A JPS59189200 A JP S59189200A JP 6226583 A JP6226583 A JP 6226583A JP 6226583 A JP6226583 A JP 6226583A JP S59189200 A JPS59189200 A JP S59189200A
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滝山 慶一
中川 浩夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、汚れ物質が付着した物体表面を清浄にする方
法に関するものである。
汚れ物質の付着した物体、例えば窓ガラスなどのガラス
表面に付着した塵芥などを除去する場合、従来の方法で
は水洗い、洗剤洗いあるいは溶剤洗いなどを行ない、そ
の後雑巾拭き、紙拭きなどの操作を行なってガラス表面
を清浄にしているが、この方法では幾度にもわたって同
じ操作を繰返さなければ、汚れ物質および拭き跡を完全
に除去することは困難であり、多くの労力を費やしてい
るのが普通である。
本出願人は、汚れ物質の付着した物体表面を清浄にする
に際して、従来法の煩雑な操作を繰返したり、多くの労
力を要することなく、−挙に、しかも簡単な操作で、し
かも短詩のうちに行なうべく物体表面の清浄化方法とし
て、物体表面に形成せしめだα・β−エヂレン性不飽和
単量体の1種または2種以上を重合して得られる特定の
熱可塑性重合体を主成分とする皮膜を、単に剥離すると
いう方法(′#公昭57−ss999)を開発し、提案
した。しかし、その後の研究により該方法を実掩する際
、場合によっては若干の不都合な点を生じ得ることが明
らかになった。かかる不都合な点とは、例えば該方法に
よる皮膜を比較的長時間後に剥離する際、剥離抵抗が若
干大きくなることがあること、剥離する際の皮膜の温度
の高低によって皮膜が柔軟すぎノとり、若干脆くなるこ
とがあること等である。
本発明者らは、該方法におけるかかる不都合な点を解消
すべく鋭意検討の結果、本発明を完成するに到った。
従って本発明の目的は、汚れ物質の付着した物体の表面
に塗布・乾燥することにより均一な連続皮膜を形成し、
該連続皮膜乞剥晴して物体表面に付着している汚れ物質
を同伴除去する方法において、汚れ物質に対しては良好
な粘着性を有するが、物体表1mに対しては適度の剥離
注を有し、しかもこの時の剥r4F抵抗が皮膜形成後か
ら剥離までの時間によって変化せず、かつ広い温度範囲
において充分な強度と適度の柔軟性を有して使用可能な
水性分散体を用いる物体表面乞清浄にする方法を提供す
ることにある。
即ち本発明は、物体表面に皮膜形成可能な水性分散体組
成物を塗布・乾燥し、得られた連続皮膜を剥離して物体
表面に付着している汚れ物質を同伴除去する((あたり
、該水性分散体が下記(a) I (b)および(C)
項に示した水性分散体のうちのいずれかを主成分とする
ものであることを特徴とする物体表面の清浄化法に関す
るものである。
(Kの (a)  ラジカル重合可能な不飽和単量体の1種また
は2種以上からなる単量体成分の2種以上を遂次乳化重
合させたものであって、該単量体成分のそれぞれを重合
させた場合に得られる重合体のガラス転移温度のうち最
高のものと最低のものとの差が30℃以上である水性分
散体。
(b)  ラジカル重合可能な不飽和単量体の1種また
は2種以上を乳化重合して得た水性分散体の2種以上を
混合したものであって、該水性分散体のそれぞれに含ま
れる重合体のガラス転移温度のうち最高のものと最低の
ものとの差が30℃以上である混合系の水性分散体。
(C)(a)項で示した水性分散体と(b) )Jで示
した混合系の水性分散体とを混合して得られる水性分散
体。
本発明で用いられる水性分散体組成物は、前記の通り水
性分散体(a)、水性分散体(b)および水性分散体(
C)のいずれか火事成分とするものである。
水性分散体(a)で云う単量体成分とは、ラジカル重合
可能な不飽和単量体の1種または2種以上の混合物であ
る。そして、水性分散体(a)の中でも特に好ましいの
は、最高のガラス転移温度の重合体が得られる単量体成
分と最底のガラス転移温度の重合体が得られる単量体成
分とが、全単量体成分の合計量に対して、いずれもが1
0重量%以上であるj筋合である。
尚、本明細書で云うガラス転移湿度は、次の一般式で示
されるものである。
Tg = −− Σ Wi i=l Tgi 但し、  Tgz共重合体のガラス転移温度(0K)W
i:共重合体を溝成する各不飽和単量体の重量分率 Tgi:共重合体を@成する各不飽和単量体の単独重合
体のガラス転移温度(0K〕 n:使用する不飽和単量体の数 本発明に於て、水性分散体(a) + (b)または(
e)に使用し得る不飽和単お体としては、例えばエチレ
ン、ブタジェン等の詣肋族不飽和炭化水素類;塩化ビニ
ル等の脂肪族不飽和炭化水素類のハロゲン置換体;スチ
レン、ジビニルベンゼン等の芳香族不飽和炭化水素類;
アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸等の不飽和カル
ボン酸及びそれらのエステル類;酢酸ビニル等のビニル
エステル類;ビニルエーテル類;アリルアルコール及び
その各種有機酸とのエステル類や各種アルコールとのエ
ーテル類:アクリロニトリル等の不値和シアン化合物等
を挙げることができ、これらの4a−がら黄ばれる1種
または2種以上を使用することができるが、これら不飽
和単量体の中ではα、β−エチレン性不@和単量体を用
いることが好ましい。更r好ましくは、使用するα、β
−エチレン性不飽和単量体が不飽和基以外の反h6性基
を有しないものであり、特にアクリル酸エステル類、メ
タクリル酸エステル類、アクリロニトリルおよびメタク
リロニトリルから選ばれる1拙または2種以上を、使用
する全不飽和単量体に対して50重量系以上使用するこ
とが好ましい。
本発明に於ろ水性分散体(a)、(b)または(C)を
得る乳化重合(/cは、従来公知の乳化剤を用いること
ができる。例えば陰イオン性乳化剤として脂肪酸塩、高
級アルコール硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホ
ン酸塩、アルキルナフタレンスルボン酸塩、ナフタレン
スルホン酸ホルマリン縮合物、ジアルキルスルホコハク
酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルスルホコハ
ク酸モノエステル塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸
エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルアリール硫酸
エステル塩ポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル
塩灼;非イオン性乳化剤としてポリオキシエチレンアル
キルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエ
ーテル、ポリオキシエチレン暗肪酸エステル、ソルビタ
ン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪
酸エステル、オキシエチレンオキシプロピレンブロック
共重合体、脂肪酸モノグリセライド等暑挙げることがで
きる。そしてかかる乳化剤の群から選ばれた1種まだは
2種以上を有効に使用することができ、その使用量は全
不飽和単量体に対して01〜10重景%の重量とするの
が好ましい。尚、必要に応じ保n’1コロイド類を単独
又は乳化剤と共に使用することもでき、更に、場合によ
ってはこれら乳化剤や保護コロイド類を全く使用せずに
重合体水性分散液を得ることもできる。
不飽和1体を乳化重合させるための重合触媒としては、
過硫酸アンモニウムや過酌化水紫等の無機の過酸化物;
t−ブチルハイドロパーオキシド等の有機の過酸化物;
その他のラジカル生成性重合開始剤%”fl使用するこ
とができ、その使用量は不飽和単量体100重量部に対
して0.01〜3重量部、好ましくは01〜1重量部の
比率である。過酸化物を使用する場合に、重合速度を増
大させたり反応温度を低下させる必要があれば、可溶性
亜硫酸塩やアスコルビン酸等の還元剤あるいは硫酩第1
鉄等の水中で重金式イオンを発生する金属化合物乞過酸
化物と組合せてレドックス系とすることができる。
乳化重合の温度は、不飽和単量体の種類や組成及び重合
触媒の種類等により適宜選択されるが、通常O〜100
℃の範囲である。
乳化重合時の水の量は、通常不飽和単量体100重量部
に対し300〜50重量部の比率である。
水性分散体(a) 、(b)あるいは(C)はそのまま
で、   □あるいは必要に応じて塩基や酸からなるp
H調節剤を添加してpHを任意の範囲に調節した後に、
それ単独で、あるいは他の成分と混合して本発明の水性
分散体組成物として有効に使用することかできる。
水性分散体(a) 、(b)あるいは(c)の他に水性
分散体組成物の成分として用いられるものとしては、例
えば、水性分散体(a)、(b)および(C)以外の水
性分散体;アルカリ剤;陰イオン性、非イオン性あるい
は両性イオン性の界面活性剤;ジクロロメタン、トリク
ロロエタン、トリクロロエチレン等の不燃性溶剤;アル
コール類、グリコール類、グリコールエーテル類等の水
溶性溶剤あるいは他の有機溶剤;増粘剤;タレ防止剤;
流れ調節剤;可塑剤;防錆剤;消泡剤;剥離剤;山村あ
るいは染料等を有効に使用することができる。
このようにして得られた水性分散体組成物は、へケ塗り
、スプレー塗装、ローラー塗装あるいは浸漬塗装等の方
法によって汚れ物質の付着した物体の表面に塗布するこ
とができる。そして常温下あるいは加熱下に乾燥させれ
ば均一な連続皮膜を形成する。形成された連続皮膜は汚
れ物質に対しては良好な粘着性を有するが、物体表面に
対しては適度の剥離性を有し、しかもこの時の剥離抵抗
が皮膜形成後から剥離までの時間の長短によって変化せ
ず、剥離に際しては広い温度範囲においで充分な強度と
適度の柔軟性とを有しており、極めて容易に汚れ物質を
同伴除去することができるのである。
本発明の方法によりかかる作用効果が得られる理由につ
いては、断定することはできないが、水性分散体組成物
の主成分である水性分散体(a)。
(b)あるいは(C)が特定のものであることから、得
られる皮膜を成す重合体の流動性が適当に制御され、剥
離抵抗が皮膜形成後の時間によって変化せず、また比較
的低温下においても充分に運動し得る重合体が存在しか
つ比較的高温下においても高い凝集力を有する重合体が
存在するため広い温度範囲にわたって皮膜が適度の柔軟
性と引張り強度とを保ち得ることによるものと推察され
る。
次に実施例をあげて本発明を更に具体的に説明するが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。尚
、実施例及び比較例中の部は重量1ll(を示し、%は
重量%を示すものとする。
実施例1 まず以下に示す7@類の不飽和単量体混合物乞調製した
。()内には当該混合物の共重合によっつで得られる重
合体のガラス転移温度の計算値を示す。
■ニアクリル酸エチル単独10部(−22℃)■=ニア
クリルエチル145部とアクリロニトリル0.5部言1
15.0部(−19℃) Oニアクリル酸エチル13.9部とアクリロニトリル1
1部    言11 5.0音VC−15,6℃)0ニ
アクリル酸エチル13.2部とアクリロニトリル18部
 計15.0部(−11,6℃)■;アクリル酸エチル
12.4部とアクリロニトリル2.6部 計15.0部
(−67℃) [F]ニアクリル酸エチル11.3部とアクリロニトリ
ル3.7部 計15.0部(−0,2℃)◎ニアクリル
酸エチル9.9部とアクリロニトリル5.1部 計15
,0部(9,7℃) 攪拌機、温度計2滴下ロート、窒素ガス吹込口及び還流
浴却器乞備えたガラス製フラスコに脱イオン水104.
5部およびポリオキシエチレンノニルフェニル硫酸エス
テルアンモニウム塩3.sMv仕込み、窒素置換7行っ
た。ついで50℃に昇温し、上記の不飽和単量体■乞添
加して50℃で10分間混合攪拌ケ行った後、過硫酸ア
ンモニウムの20%水溶液30部および亜硫酸水素ナト
リウムの5%水溶液06部を添加して重合乞開始させた
重合が開始してから10分後より、反応湿度760℃に
保ちながら上記の不飽和単量体混合物■、■、■、■、
[F]およびOをこの順にそれぞれ25分間ずつ連続的
に添加し、この間150分にわたり同時に亜硫酸水素す
) IJウムの5%水溶液54部を連続的に添加して乳
化重合を進行させた。ついで60℃で60分間混合攪拌
を続けて重合を完納さけ、水性分散体ン得た。
得られた水性分散体100部に対し28%アンモニア水
09部を加えてPI−I i 9としたものを水性分散
体組成物として、塵、埃の付着した窓ガラスにローラー
で塗布し、表1に示す種々の条件下で乾燥および剥嘉を
行った。いずれの場合も皮膜が破断するようなことはな
く、容易に剥離でき、窓ガラス而にfづ着していた塵、
候の汚れ物質は完全に皮膜側に移行しており、くもりの
ない清浄なガラス而がTMられた。
比較例1 実施例1で用いたのと同じガラス製フラスコに脱イオン
水104.5部およびポリオキシエチレンノニルフェニ
ル硫亀エステルアンモニウム塩36sY仕込み、窒素置
換を行った。ついで50℃に昇温し、実施例1で使用し
たすべての不飽和単量体を均一に混合して得た不飽和単
量体混合物100部のうし10部乞添加し、50℃で1
部分1ijff混合攪拌を行った後、過硫酸アンモニウ
ムの20%水溶液3.0部および亜硫mナトリウムの5
%水溶液0.6部を添加して重合を開始させた。
重合が開始してから1部分後より反応温度を60℃に保
ちながら上記の不飽和単量体混合物の残り90部および
亜硫酸水素す) IJウムの5%水溶液54部を連続的
に添加して乳化重合を進行させた。
°ついで60℃で60分間混合攪拌を続けて重合を完結
させ、水性分散体を得た。
得られた水性分散体100部に対し28%アンモニア水
0.9部を加えてpHを9としたものを水性分散体組成
物として、実施例1の場合と同様に、塵、粉の付着した
窓ガラスに塗布し、乾燥させて剥離性?調べた。評価結
果な表1に示す。
表1 実施例1および比較例1における評価試吹結果 ×:皮膜が破断し易く、剥離が困難。
実施例2 実施例1で用いたのと同様のガラス製フラスコに脱イオ
ン水135.6部を仕込み、窒素M換暑行った。ついで
50℃に昇温し、メタクリル酸メチル11、 s gt
IIとアクリル酸ブチル36.5部との混合物(この混
合物の共重合により得られる重合体のガラス転移温度の
計算値は一32℃)48.0部にドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム0.48部、ポリオキシエチレンノニ
ルフェニルエーテル1.92 部および脱イオン水16
0部な加えて攪拌混合することによって得た不飽和単量
体乳化分散液馨添加し、50℃で10分間混合攪拌を行
った。その後、過硫酸アンモニウムの20%水溶液5部
と亜硫酸水簗ナトリウムの10%水溶液15部とを添加
して重合を開始させた。重合が開始してから20分後よ
り、メタクリル酸メチル17.8部とアクリル酸ブチル
31.2部との混合物(この混合物の共重合により得ら
れる重合体のガラス転移温度の計算値は−17℃)+9
.O部にドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムo、4
9?A、t’リオキシエチレンノニルフェニルエーテル
196部および脱イオン水163部を加えて攪拌混合す
ることによって得だ不飽和単量体混合物1シ(液お亜 よび■硫酸水素す) IJウムの10%水溶液15部乞
、反応温度760℃に保ちながらそれぞれ40分に厘わ
たり連続的に添加して乳化重合を進行させた。ついで6
0℃で10分間混合攪拌な紅けた後、メタクリル酸メチ
ル26.0部とアクリル酸ブチル220部との混合物(
この混合物の共重合により得られる重合体のガラス転移
温度の計算値は8℃)480部にドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム0.48 tW + ポリオキシエチ
レンノニルフェニルシテル1.921η1〜および脱イ
オン水1640部を加えて攪拌混合することによって得
た不飽和単量体乳化分散液及び亜硫酸水酸ナトリウムの
10%水溶液”−” 2fl(”;l、反ル6温度ン6
0℃に保ちながらそれぞれ40分にわたり連続的に添加
して重合?進行させた。ついで60℃で10分間混合攪
拌を続けた後、メタクリル酸メチル35.7部とアクリ
ル酸ブチル19.3部どの混合物(この混合物の共重合
により得られる重合体のガラス転移温度の計n値は26
℃)ss、oiにドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム0.55 部、ポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル220部および脱イオン水18,3部を加えて混
合攪拌することによって得た不飽和単量体乳化分散液及
び亜硫酸水素ナトリウムの10%水沼液1−5部を、反
応温度を60℃に保ちながらそれぞれ40分にわたり連
続的に添加して重合を進行させた。ついで60℃で60
分間混合攪拌を続けて重合Z完結きせ、水性分散体ケ得
た。
得られた水性分散体100部に対して水酸化ナトリウム
10%水溶液5部Y 74g inn ’L、、更に成
膜助剤および清浄効果促進剤としてブチルセロソルブ5
部および増粘剤としてヒドロキシエチルセルロースの3
%水溶液を添加し、水性分散体組成物とし/こ。得られ
た水性分散体組成物ケ、厨房の周囲に設置されて油汚れ
や炭化汚れの付着したステンレス製壁板にローラー2用
いて塗布しノζ。乾燥及び剥離時の条件は実施例1にお
いて表1に示したと同様の条件でそれぞれ行い、剥〆[
Lの容易さ及びステンレス製壁面の清浄化の榛度を調べ
た。いずれの場合も極めて容易に剥離でき、しかもステ
ンレス製壁面に付着していたすべての汚れが完全に除去
された。これらの条件および結果を表2に示す。
比較例2 実施例2で水性分散体組成物するために用いたすべての
不飽和単量体乳化分散よび脱イオン水を均一に混合攪拌
して得た不飽和単量体乳化分散1ffl、f!IIちメ
タクリル酸メチル91部、アクリル酸グチルi09部+
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム2)扉、ポリオ
キシエチレンノニルフェニルエーテル8部および脱イオ
ン水666部からなる不飽和単迫体乳・化分散板276
.6部をMに製した。
実施例2で用いたのと同様のガラス製フラスコに脱イオ
ン水135.6部を仕込み、窒素置換を行った。ついで
50℃に昇湿し、上記に示した不的、和単St体乳化分
散液2766部の内27.7部を添加し、50℃で10
分間混合攪拌を行った。その後、過4j:5酸アンモニ
ウムの20%水溶液5部と亜硫酸水素す) IJウムの
10%水溶液0.6部を添加して重合Y I′;d始さ
せた。重合が1jfll始してから20分後より、上記
に示した不飽和単量体乳化分散液の残り2489部およ
び亜硫[夕水素ナトリウムの10%水溶液5.4δI(
を、反応温度′f!0:60℃に保ちながらそれぞれ1
80分にわたり連続的に添加して乳化重合を進行させた
。ついで60℃で60分間混合攪拌を続けて重合を完結
させ、水性分散体を得た。
得られた水性分散体を、実施例2において示したのと同
じ条件でブチルセロソルブおよびヒト、ロキシエチルセ
ルロースを添加し、水性分散体組成物となし、実施例2
の場合と同じく厨房の周囲に設置されて油汚れや炭化汚
れの付着したステンレス製壁板にローラーを用いて塗布
し、表2に示した乾燥および剥離条件で評価試験を行っ
た。
結果を表2にまとめる。
表2.実施例2および比較例2における評価試験結果 △:皮膜が一部破断する。剥離された部分のステンレス
面は清浄。
×:皮膜が破断し易く剥離が困難。
624

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 物体表面に皮膜形成可能な水性分散体組成物を塗
    布、乾燥し、得られた連続皮膜を剥離して物体表面に付
    着している汚れ物質を同伴除去するにあたり、該水性分
    散体が下記(a)、(b)および(c)項に示した水性
    分散体のうちのいずれかを主成分とするものであること
    を特徴とする物体表面の清浄化法。 (記) (a)  ラジカル重合可能な不飽和単ffi体の1種
    または2種以上からなる重置体成分の2種以上を遂次乳
    化重合させたものであって、該単m体成分のそれぞれを
    重合させた場合にイ(tられる重合体のガラス転移温度
    のうち最高のものと最低のものとの差が30℃以上であ
    る水性分散体。 (b)  ラジカル重合可能な不飽和単凰体の1種また
    は2種以上を乳化重合して得た水性分散体の2種以上を
    混合したものであって、該水性分散体のそれぞれに含ま
    れる重合体のガラス転移温度のうち最高のものと最低の
    ものとの差が30℃以上である混合系の水性分散体。 (C)  (a)項で示した水性分散体と(b)項で示
    した混合系の水性分散体とを混合して得られる水性分散
    体。
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