JPS591878A - 方向制御弁装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、流入路と流出路間を連通遮断する４個の主弁
体の背部に形成した流体室のパイロット流体をパイロッ
ト切換弁により制御して主弁体を作動し、供給路と２個
の負荷路および排出路間の流体の流れ方向を切換える方
向制御弁装置に関する。

従来のこの種方向制御弁装置は、パイロット切換弁を４
ポ一ト３位置切換弁を１個、または４ポ一ト２位置切換
弁を１個あるいは２個に選択設置したりして異なる切換
機能を得るようにしており、構成か複雑で容易に製作で
きない等の欠点があっｔこ。

本発明は、かかる欠点に鑑み、簡単な構成で容易に、し
かも廉価に製作でき、切換機能の変更が容易な方向制御
弁装置を提供するものである。

このため、本発明は、圧力流体を供給する供給路（Ｐ）
と流体アクチュエータに接続する２個の負荷路（Ａ）（
Ｂ）および低圧側に接続する排出路■を有した主弁本体
（２）内に流体の流れ方向を切換えるよう背部に流体室
（１，５）（１６）（１７）（１８）を形成して流入路
（７）（９）（月）（］、３）と流出路（８）（１００
１２Ｘ１４）間を連通遮断する４個の主弁体（３）（４
）（５）（６）を収装した主弁（１）と、パイロット流
体を導入するパイロット導入路（３４）とパイロット流
体を低圧側へ導出するパイコノ１−導出路（３５）およ
び４個の切換路（３６）（３７Ｘ３８）（３９）を有し
４個の切換路をパイロット導入路とパイロット導出路と
に切換連通ずるよう設けたパイ日ノ１〜切換弁（３１）
と、主弁とパイロット切換弁間に介設し供給路をパイ日
ソ１〜導入路へ連通ずる光取５３）とパイロｙ　ｌ□導
出路を低圧側へ連通ずる流路（５４）を設けると共に４
個の流体室へ連通ずる流路（５５）（５６）（５８Ｘ５
９）と４個の切換路へ連通ずる流路（６１）（６２）（
６３）（６４）とを側面（５７）（６０）へ開口して設
けた流路形成部材（５０）と、流路形成部材へ着脱自在
に取付ける切換部材（６５８６６Ｘ６７）（６８）とを
具備し、切換部材を変更取付けすることにより切換路へ
連通の流路と流体室へ連通の流路との接続を選択し異な
る切換機能を得るようにしている。

以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図において、（１）は主弁で、圧力流体を供給する
供給路（Ｐ）と流体アクチュエータに接続する２個の負
荷路（Ａ）（Ｂｌおよび低圧側に接続する排出路■を有
する主弁本体（２）内に、４個のポペット弁体からなる
主弁体（３）（４）（５）（６）を収装しており、第１
の主弁体（３）は供給路（ｎへ連通の流入路（７）と負
荷路（５）へ連通の流出路（８）間を、第２の主弁体（
４）は供給路（日へ連通の流入路（９）と負荷路■へ連
通の流出路（１０）間を、第３の主弁体（５）は負荷路
（５）へ連通の流入路（１１）と排出路■へ連通の流出
路（１２）間を、第４の主弁体（６）は負荷路（５）へ
連通の流入路（１３）と排出路口へ連通の流出路（１４
）間をそれぞれ連通遮断するを遮断する方向に該主弁体
を付勢するようはね（１９）（２０）（２］　）（２２
）をそれぞれ係装している。（２３）は逆止め弁（２４
）を介し供給路（日へ連通ずる分岐路、（２５）は排出
路■ぺ連通ずる導出路、（なお、導出踪２５）は単独で
低圧側に接続するよう設けても良い。）（２６Ｘ２７）
（２８）（２９）は流体室（１５Ｘ］、６）（１７）（
１８）へそれぞれ連通ずる連通路で、これら分岐路と導
出路および各連通路は主弁本体（２）の−側面の平担に
設けた接合面（３０）に開口形成されている。

（３１）は電磁弁からなるパイロット切換弁で、／マイ
ロノド切換弁本体（３２）の主弁（１）側への接合面（
３３）に開Ｉ」させてパイロット流体を導入する／　Ｎ
Ｏイロ・ノド導入路（３４）とパイロ７　ｔ−流体を低
圧側へ導出するパイロット導出路（３５）および４個の
切換路（３６）　　、（３７８３８Ｘ３９）を設け、さ
らにパイロット切換弁本体（３２）の両端面にそれぞれ
開口形成した段付の孔（４０）（旧）内にスリーブ部材
（４２）（４３）を挿入設置している。各スリーブ部材
（４２）（４３）の内部には、２個の切換路（３６）（
３７）あるいは切換路（３８）（３９）を前記パイロッ
ト導入路（３４）とパイロット導出路（３５）とにそれ
ぞれ切換連通するようスプール（４４，）（４５）を摺
動可能に挿入している。各スプール（４４Ｘ４５）は一
端に係装のばね（４６Ｘ４７）により一方の摺動端に付
勢され、第１のスプール（４４）はパイロット導入路（
３４）を切換路（３６）に連通し切換路（３７）をパイ
１０ソト導出路（３５）に連通ずる切換位置に、第２の
スプール（４５）はパイロット導入路（３４）を切換路
（３９）に連通し切換路（３８）をパイロット導出路（
３５）に連通ずる切換位置に保持されている。（４８Ｘ
４９）はパイロット切換弁本体（３２）の両端へ配置し
た電磁気装置で、励磁することによりばね（４６）（４
７）力に抗してスプール（４４）（４５）を摺動し単独
操作自在に設けている。

（５０）は流路形成部材で、互いに平行な接合面（５１
）（５２）を平担に有して主弁（１）とパイロット切換
ホ３１）間に接合介設可能に形成されており、分岐路（
２３）をパイロット導入路（３４）へ連通ずる流路（５
３）とパイロット導出路（３５）を導出路（２５）へ連
通ずる流路（５４）を各接合面（５］、）（５２）へ開
１」形成している。さらに流路形成部材（５０）は、第
１および第３の主弁体（３）　（５）の流体室（１５）
（１７）に連通ずるよう接合面の１）に開［」シだ流路
（５５）（５６）を左の側面（５７）に、第２および第
４の主弁体（４）（６）の流体室（１６）（１８）に連
通ずるよう接合面（５１）に開口した流路（５８）（５
９）を右の側面（６０）にそれぞれ開１コさせて設けて
いる。また、パイロット切換弁（３１）の各切換路（３
６Ｘ３７）（３８）（３９）に連通ずるよう接合面（５
２）に開口形成した流路（６１Ｘ６２）（６３８６４）
をそれぞれ分岐させて左右の１各側面（５７）（６０）
に、すなわち、流路（６１Ｘ６４）は流路（５６Ｘ５８
）の開［］近傍に、流路（６２Ｘ６３）は流路（５５）
（５９辺開口近傍にそれぞれ開［」させて設けている。

（６５）（６６）（６７）（６８）は、流路形成部材（
５０）の各側面（５７Ｘ６０）にホルト（図示せず）に
より着脱自在に取付けた切換部材で、流路（５５）を流
路（６２）あるいは（６３）へ、流路（５６）を流路（
６１）あるいは（６４）へ、流路（５８）を流路（６１
）あるいは（６４）へ、流路（５９）を流路（６２）あ
るいは（６３）へそれぞれ選択して接続するものである
。すなわち、第２図に一つの切換部材（６５）を詳細に
示す如く、流路形成部材（５０）の左の側面（５７）に
開口した流路（５５）の開１０近傍］−下に開口する２
個の流路（６２Ｘ６３）のうち、一方の流路（５５）に
接続するよう流通孔（６９）を設け、他方の流路（６２
）は閉止するようにしている。なお、（７０）（７１）
（７２）は取付面からの流体の外部洩れを防止するよう
０リングを装着するＯリング装着溝、（７３）は切纏部
材（６５）を流路形成部材（５０）の側面（５７）に取
付′けるボルトの通し孔である。

そして、前記主弁（１）上に流路形成部材（５０）およ
びパイロット切換弁（３１）がボルト（図示せず）によ
り着脱可能に積層配設されている。

次に上記構成での作動について説明する。

第１図は、パイロノ］・切換弁（３１）の電磁気装置（
４８Ｘ４９）＃；非励磁の状態で、供給路（Ｐ）に供給
された圧力流体は、流入路（７）（９）に流入して一部
がパイロット流体として分岐路（２３）、逆止め弁（２
４）、流路（５３）、パイロット導入路（３４）を通り
パイロット切換弁（３１）のスプール（４４）（４５）
により切換路（３６）（３８）、流路（６１）（６３）
、流路（５８）（５５）、および連通路（２７）（２６
）を通って流体室（１６Ｘ１５）へ導入され、第１およ
び第２の主弁体（３）（４）は供給路（Ｐ）と各負荷路
（Ａ）（Ｂ）間を遮断する。第３および第４の主弁体（
５）（６）は流体室（１７）（１８）のパイロット流体
が連通路（２８）（２９）、流路（５６）（５９）、お
よび流路（６４）（６２）を通って切換路（３９）（３
７）へ導出しパイロノ１へ切換弁（３１）のスプール（
４５Ｘ４４）によりパイロット導出路（３５）、流路（
５４）、導出路（２５）、排出路■を通り低圧側へ導出
されるので負荷路（Ａ）［Ｆ］の圧力によって開作動し
て各負荷路（Ａ）■および排出路■間を互いに連通Ｙる
。すなわち、第３図に示す如く中立の切換値装置■では
ＡＢＲ接続の切換機能を奏するようになっている。

次に電磁気装置（４８）を励磁すると、第１のスプール
（４４）のみかばね（４６）力に抗して摺動し、切換路
（３７）かパイロット導入路（３４）に、切換路（３６
）がパイロット導出路（３５）に切換連通され、第４の
主弁体（６）の流体室（１８）へ、パイロット流体が導
入されると共に、第２の主弁体（４）の流体室（１６）
のパイロット流体が低圧側へ導出され第４の主弁体（６
）は負荷路（５）と排出路■間を遮断し第２の主弁体（
４）は供給路（日と負荷路（２）間を連通して、第３図
に示す切換位置（至）の切換機能となる。

また、電磁気装置（４８）を消磁したのち電磁気装置（
４９）を励磁し第２のスプール（４５）を摺動すると、
切換路（３９）がパイロット導入路（３４）に、切換踵
３８）カハイロソト導出路（３５）に切換連通され、第
３のぐ弁体（５）の流体室（１７）へパイロット流体が
導入されると共に、第１の主弁体（３）の流体室（１５
）のパイロット流体が低圧側へ導出され、第３の主弁体
（５）は負荷路（２）と排出路■間を遮断し第１の主弁
体（３）は供給路（Ｉ））と負荷路（２）間を連通して
、第３図に示す切換位置（Ｚ）の切換機能となる。

第４図は、第１図の方向制御弁装置と異なる切換機能を
奏するように切換部材（６５Ｘ６６）（６７８６８）を
取付けた流路形成部材（５０）を示し、第１図に示す方
向制御弁装置のパイロット切換弁（３１）および流路形
成部材（５０）を主弁（１）から取外すことなく２個の
切換部材（６６）（６８）のみを取外して１８０度回転
して取付位置を変更させ再度取付けている。第４図に示
す流路構成を有する方向制御弁装置は、中立の切換位置
では第５図に示す如く、供給路（Ｐ）、負荷路（Ａ）ａ
３＋、および排出路■間が互いに遮断されるクローズド
センタの切換機能を奏することができる。

第６図は、さらに異なる流路構成を設けた流路形成部材
（５０）を示し、第１図に示す方向制御弁装置における
流路形成部材（５０）の２個の切換部材（６５）（６７
′）ＬＪ）みを取外して１８０度回転して取付は位置を
変更させ再度取付けている。第６図に示す流路、構成を
有する方向制御弁装置は、中立の切換位置ｔは第７図に
示す如く、供給路（Ｐ）、負荷路（Ａ）（Ｅ。

わよび排出路■か互いに連通ずるオーブンセンタの切換
機能を奏することができる。

このように本発明は、圧力流体を供給する供給路（Ｐ）
と流体アクチュエータに接続する２個の負荷路（２）■
および低圧側に接続する排出路■を有した主弁本体（２
）内に流体の流れ方向を切換えるよう背部に流体室（１
５Ｘ１６）（１７）（１８）を形成して流入路（７）（
９）（１１Ｘ　１３）と流出路（８）（１０）（１２）
（１４）間を連通遮断する４個の主弁体（３）（４）（
５）（６）を収装した主弁（１）と、パイロット流体を
導入するパイロット導入路（３４）とパイロット流体を
低圧側へ導出するパイロット導出路（３５）および４個
の切換路（３６Ｘ３７）（３８Ｘ３９）を有し４個の切
換路をパイロット導入路とパイ日ソ１−導出路とに切換
連通ずるよう設けたパイロット切換弁（３１）と、主弁
とパイロット切換弁間に介設し供給路をパイロット導入
路へ連通ずる光取５３）（パイロット導出路を低圧側へ
連通ずる流路（５４）ス設けると共に４個の流体室へ連
通ずる流路（５５）（５６）（５８）（５９）と４個の
切換路へ連通ずる流路（６１）（６２Ｘ６３Ｘ６４）と
を側面（５７Ｘ６０）へ開口して設けた流路形成部材（
５０）と、流路形成部材へ着脱自在に取付ける切換部材
（６５Ｘ６６）（６７Ｘ６８）とを具備し、切換部材を
変更取付けすることにより切換路へ連通の流路と流体室
へ連通の流路との接続を選択し異なる切換機能を得るよ
うにしたことによって、小型で取扱い容易な切換部材の
変更で方向制御弁装置の切換機能を変更できる。また組
伺後の方向制御弁装置の切換機能を変更する場合、パイ
ロット切換弁等地のものを取外すことなく可能にもでき
、構成の複雑な流路形成部材を多種類製作しなくてもよ
い等の特長を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す方向制御弁装置の縦断
面図、第２図は切換部材の斜視図、第３図は第１図の方
向制御弁装置を示す記号、第４図、第６図は一部を省略
した方向制御弁装置の他の例を示す縦断面図、第５図、
第７図は第４図、第６図の方向制御装置を示す記号であ
る。 ・（１）・・・主弁、（２）・・・主弁本体、（Ｐ）・
・・供給路、一部・・右荷路、■・・・排出路、（３）
（４）＜５）（６）・・・主弁体、（７）（９）Ｑｌ）
（２３）−−−流入路、（８Ｘ１０）（１２Ｘ１４）・
・・流出路、（１５Ｎ１．６）（１７）（１８）　　・
・・流体室、（３１）・・・パイロット切換弁、（３４
）・・・パイ日ノｌ−４人路、（３５）・・・パイロッ
ト導出路、（３６Ｘ３７Ｘ３８）（３９）・・・切換路
、（５０）・・・流路形成部材、（５３）（５４）（５
５）（５６）（５８）（５９）（６１）（６２Ｘ６３）
（６４）・・・流路、（５７）（６０）・・・側面、（
６５）（６６Ｘ６７Ｘ６８）・・・切換部材。　　　　
　　特許出願人豊興工業株式会社 第２図　　　　　　　　　　第３図 第５図 ビＨ 第６図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 圧力流体を供給する供給路（Ｐ）と流体アクチュエータ
   に接続する２個の負荷路（Ａ）（Ｅｌおよび低圧側に接
   続する排出路■を有した主弁本体（２）内に流体の流れ
   方向を切換えるよう背部に流体室（１５）　（１６Ｘ１
   ７）（１８）を形成して流入路（７）（９）　（１１）
   　（１３）と流出路（８）（１０）（１２）（１４）間
   を連通遮断する４個の主弁体（３）（４）（５）（６）
   を収装した主弁（１）と、パイロット流体を導入するパ
   イロット導入路（３４）とパイロット流体を低圧側へ導
   出するパイロット導出路（３５）および４個の切換路（
   ３６）（３７）（３８Ｘ３９）を有し４個の切換路をパ
   イロット導入路とパイロット導出路とに切換連通ずるよ
   う設けたパイロット切換弁０１）と、主弁とパ圧側へ連
   通する流路（５４）を設けると共に４個の流体室へ連通
   ずる流路（５５）（５６Ｘ５８）（５９）と４個の切換
   路へ連通ずる流路（６１）（６２）（６３Ｘ６４）とを
   側面（５７）（６０）へ開口して設けた流路形成部材（
   ５０）と、流路形成部材へ着脱自在に取付ける切換部材
   （６５Ｘ６６）（６７）（６８）とを具備し、切換部材
   を変更取付けすることにより切換路へ連通の流路と流体
   室へ連通の流路との接続を選択し異なる切換機能を得る
   ようにして成る方向制御弁装置。