JPS62194008A - 流体制御装置 - Google Patents

流体制御装置

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JPS62194008A
JPS62194008A JP3170186A JP3170186A JPS62194008A JP S62194008 A JPS62194008 A JP S62194008A JP 3170186 A JP3170186 A JP 3170186A JP 3170186 A JP3170186 A JP 3170186A JP S62194008 A JPS62194008 A JP S62194008A
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valve
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valves
pressure
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Katsuhisa Yamaguchi
勝久 山口
Masaru Sugiyama
優 杉山
Katsushi Hiraiwa
平岩 克師
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Toyooki Kogyo Co Ltd
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Toyooki Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は4個のポペット型主弁をパイロノ1−fi作し
て流体アクチュエータの作動を制御する流体制御装置に
関する。
〔従来技術〕
この種の流体制御装置としては、従来、第9図にて示し
たものがあり、同図に示した流体制御装置においては、
圧力流体を供給する供給流路PIと流体アクチュエータ
Aに接続した負荷流路P2゜P3とリザーバTに接続し
た排出流路24間を連通遮断し流体の流れ方向を切換制
御可能に4個のポペット弁体1a、lb、lc、’ld
を配設し、パイロット切換弁2a、2bの操作により、
ポペット弁体1a、lb、lc、ld後方に形成した後
方作用室3. 4. 5. 6へ供給流路P1の圧力流
体の一部をパイロット流体として導入したり後方作用室
3.4.5.6の流体をリザーバTへ導出したりして、
ポペット弁体la、lb、lc。
1dを作動させ、流体アクチュエータAの作動制御をす
るようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記した従来の流体制御装置は、両後方作用
室3,4にバイロフト流体を導入して流体アクチュエー
タAを停止させる機能と、切換弁2aのみを操作して両
後方作用室4.5にパイロット流体を導入し流体アクチ
ュエータAを一方へ作動させる機能と、切換弁2bのみ
を操作して両後方作用室3,6にパイロット流体を導入
し流体アクチュエータAを他方へ作動させる機能と、両
切換弁2a、2bを操作して両後方作用室5.6にパイ
ロット流体を導入し流体アクチュエータAを差動回路に
て作動させる機能を備えているものの、その他の機能は
備えておらず、上記各機能に加えて例えば流体アクチュ
エータの作動をメータイン制御させたい場合には各負荷
流路P2.P3に流入流量を制御するための大型の流量
調整弁をそれぞれ設ける必要があり、また流体アクチュ
エータの作動をメータアウト制御させたい場合には各負
荷流路P2.P3に流出流量を制御するための大型の流
iv+整弁をそれぞれ設ける必要がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記した問題を診決するために、当該流体制御
装置を、 供給流路と一方の負荷流路間の連通を制御するポペット
型第1主弁と、供給流路と他方の負荷流路間の連通を制
御するポペット型箱2主弁と、排出流路と一方の負荷流
路間の連通を制御するポペット型第3主弁と、排出流路
と他方の負荷流路間の連通を制御するポペット型第4主
弁と、前記第1〜第4主弁の作動をそれぞれ制御する第
1〜第4パイロット弁とを備えてなり、 前記各主弁が、大径孔の両端に同一径の小径孔をそれぞ
れ連設してなり一方の連設段部に弁座を形成してなる弁
本体と、前記大径孔内に嵌挿されて一方の流路に常時連
通する第1油室を形成し前記弁座に着座したり離脱して
同弁座を開閉するポペット弁部と同ポペット弁部の一側
に連設されて前記一方の小径孔内に延び同小径孔との間
に他方の流路に常時連通しかつ前記弁座を通して前記第
1油室に連通ずる第2油室を形成する連結部と同連結部
に連設されて前記一方の小径孔に摺動自在に嵌挿され同
小径孔端に第3油室を形成するピストン部を一体的に備
えるとともに前記ポペット弁部の他側に連設されて前記
他方の小径孔に摺動自在に嵌挿され同小径孔端に前記流
路の高圧側に絞りを介して接続される第4油室を形成す
る小径部を一体的に備える弁体と、同弁体を前記第3油
室に向けて付勢するばねを具備し、 また前記各パイロット弁が、前記第3油室を前記供給流
路又は戻り流路に切換接続する切換弁と、同切換弁を通
して前記第3油室に付与されるバイロフト圧を設定する
圧力制御弁と、前記バイロフト圧が前記第3油室に付与
されるとき前記第4油室と戻り流路を連通させまた前記
パイロット圧が前記第3油室に付与されないとき前記第
4油室と前記戻り流路の連通を遮断する開閉弁とを具備
する構成とした。
〔発明の作用〕
本発明による流体制御装置においては、各パイロット弁
における切換弁を適宜に切換作動させるとともに、圧力
制御弁のパイロット圧設定値を通宜に変えることにより
、以下の各作動を得ることができる。
(1)  総てのパイロット弁における切換弁により総
ての主弁の第3油室を戻り流路に接続した場合。
このときには、各主弁の第3油室にパイロット圧が付与
されず、各パイロット弁における開閉弁が各主弁の第4
油室と戻り流路の連通を遮断している。このため、各主
弁゛の弁体は絞りを通して第4油室に付与される油圧及
びばねの作用により第3油室に向けて押圧されていてポ
ペット弁部を弁座に着座させており、第1油室に連通ず
る流路と第2油室に連通ずる流路との連通が遮断されて
いる。したがって、各負荷流路の圧力は保持され、負荷
流路に接続されている流体アクチュエータは負荷が作用
しても停止状態に保持される。
(2)第1及び第4(又は第2及び第3)パイロット弁
における切換弁により第1及び第4(又は第2及び第3
)主弁の第3油室を供給流路に接続した場合。
このときには、第1及び第4(又は第2及び第3)主弁
の各第3油室にパイロット圧が付与されるため、第1及
び第4 (又は第2及び第3)パイロット弁における各
開閉弁が開作動して第1及び第4(又は第2及び第3)
主弁の第4油室を戻り流路に連通させる。このため、第
1及び第4(又は第2及び第3)主弁の第4油室内油圧
はそれぞれ減少し、第1及び第4(又は第2及び第3)
主弁の弁体は各第3油室内のパイロット圧による押圧力
とばねの作用力(詳細には、同作用力と第4油室内に残
っている油圧による押圧力との合力)がバランスする位
置にて保持される。したがって、供給流路及び一方の負
荷流路(又は他方の負荷流路)を通して流体アクチュエ
ータに、かつ同流体アクチュエータから他方の負荷流路
(又は一方の負荷流路)及び排出流路を通して流体が流
れる駆動回路が形成され、流体アクチュエータが作動す
る。
しかして、この状態にて、各パイロット弁の圧力制御弁
を予めそれぞれ調整しておくことにより、第1 (又は
第2)パイロット弁と第4(又は第3)パイロット弁の
バイロフト圧に差が生じていて、第1 (又は第2)主
弁と第4(又は第3)主弁のいずれか一方が全開状態と
されかつ他方が適宜な絞り状態とされておれば、当該流
体アクチェエータの作動がメータイン又はメータアウト
制御される(かかる作動は、流体アクチュエータの作動
中において、各パイロット圧をそれぞれ調整することに
よっても得られる)、また、かかる流体アクチュエータ
の作動中にて第3(又は第4)パイロット弁における切
換弁を切換作動させることにより第3(又は第4)主弁
の第3油室にパイロット圧を付与して第3(又は第4)
主弁の弁体を開作動させると、第1 (又は第2)主弁
を通して流体アクチュエータに供給されている圧力流体
の一部又は全部が第3(又は第4)主弁を通して排出流
路に排出され、当該流体アクチェエータの作動が減圧制
御又はブリードオフ制御される。
(3)  第1及び第2パイロット弁における切換弁に
より第1及び第2主弁の第3油室を供給流路に接続した
場合。
このときには、第1及び第2主弁の各第3油室にパイロ
ット圧が付与されるため、第1及び第2パイロット弁に
おける各開閉弁が開作動して第1及び第2主弁の第4油
室を戻り流路に連通させる。
このため、第1及び第2主弁の第4油室内油圧はそれぞ
れ減少し、第1及び第2主弁の弁体は各第3油室内のパ
イロット圧による押圧力とばねの作用力(詳細には、同
作用力と第4油室内に残っている油圧による押圧力との
合力)がバランスする位置にて保持される。したがって
、供給流路が両負荷流路に連通して差動回路が形成され
流体アクチュエータが高速作動する。なお、この状態に
て、第1及び第2パイロット弁の各圧力制御弁によって
設定されるバイロフト圧に差があって供給流路といずれ
か一方の負荷流路間が絞られておれば、流体アクチュエ
ータの作動がメータイン又はメータアウト制御される。
(4)第3又は第4パイロット弁における切換弁により
第3又は第4主弁の第3油室を供給流路に接続した場合
このときには、第3又は第41弁の第3油室にパイロッ
ト圧が付与されるため、第3又は第4パイロット弁にお
ける開閉弁が開作動して第3又は第4主弁の第4浦室を
戻り流路に連通させる。このため、第3又は第4主弁の
第4油室内油圧はそれぞれ減少し、第3又は第4主弁の
弁体は第3浦室内のパイロット圧による押圧力とばねの
作用力(詳細には、同作用力と第4油室内に残っている
油圧による押圧力との合力)がバランスする位置にて保
持される。したがって、一方の負荷流路又は他方の負荷
流路が排出流路に接続されて一方の負荷流路又は他方の
負荷流路内の圧抜きができる。
〔発明の効果〕
本発明による流体制御装置は、それ自体の構成部材であ
る各パイロット弁における切換弁を適宜に切換作動させ
るとともに圧力制御弁のパイロット設定値を適宜に変え
ることによって、上述した多種の作動を得ることができ
るものであるため、他の部材や制御弁を付加することな
(同一構成にて多用途に実施できる。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明による流体制御装置を示していて、同装
置は供給流路P1と一方の負荷流路22間の連通を制御
するポペット型第1主弁10と、供給流路Piと他方の
負荷流路23間の連通を制御するポペット型第2主弁2
0と、排出流路P4と一方の負荷流路22間の連通を制
御するポペット型第3主弁30と、排出流路P4と他方
の負荷流路23間の連通を制御するポペット型第4主弁
40と、各主弁10.20,30.40の作動をそれぞ
れ制御する第1〜第4バイロフト弁として機能する電磁
切換弁51,52,53,54、減圧弁55.56.5
7.58及び開閉弁60.70.80.90を備えてい
る。
各主弁10,20,30.40は、基本構成を同一とす
るものであり、第1主弁10を例にして第1図及び第2
図にて示したように、第1部材IIA、第2部材llB
及び第3部材11Cからなる弁本体11と、この弁本体
ll内に左右方向へ摺動自在に嵌挿した弁体12と、こ
の弁体12を左方へ付勢するばね13によって構成され
ている。
弁本体11は、大径孔11aの左右両端に同一径の小径
孔11b、11cをそれぞれ連設してなり左7方の連設
段部に弁座lidを形成してなる段付内孔を有するとと
もに、供給流路P1が連通ずる環状溝lieや負荷流路
P2が連通ずる環状溝11rを有している。
弁体12は、大径孔11a内に摺動自在に嵌挿されて供
給流路P1に常時連通する第1油室R11を形成し弁座
lidに着座したり離脱して同弁座lidを連通遮断(
開閉)するポペット弁部12aと、同ポペット弁部12
aの左側に連設されて左方の小径孔11b内に延び同小
径孔11bとの間に弁座lidを通して第1油室R11
に連通ずる第2浦室R12を形成する連結部12bと、
同連結部12bに連設されて左方の小径孔11bに摺動
自在に嵌挿され同小径孔11b端に第3油室R13を形
成するピストン部12cを一体的に備えるとともに、ポ
ペット弁部12aの右側に右方の小径孔11Cに摺動自
在に嵌挿され同小径孔11c端に第4油室R14を形成
するとともに大径孔11a端に第5油室R15を形成す
る小径筒部12dを一体的に備えている。しかして、第
3油室R13にはパイロット圧導入路が接続され、第4
油室R14は絞り14を介して第1油室R11に接続さ
れ、第5油室R15は連通路を介して第1油室R11に
接続されている。第5油室R15と第1油室R11間の
連通路中に何も介装する必要がない場合には、第8図に
て示したように、第5油室R15と第1油室R11を合
体させて実施することも可能である。
なお、第2〜第4主弁20.30.40の対応する部材
には類似符号を付してその説明は省略する。(第1図参
照) しかして、各主弁10.20.30.40においては、
弁体12.22,32.42のポペット弁部12a、2
2a、32a、42aに作用する第1及び第5油室R1
1〜R41,R15〜R45内油圧による押圧力が相殺
され、またポペット弁部12a、22a、32a、42
aとピストン部12c、22c、32c、42cに作用
する第2油室R12〜R42内油圧による押圧力が相殺
されているため、弁体12〜42は第1.第2゜第5油
室R11〜R41,R12〜R42,R15〜R45内
油圧の変動によって押動されることはない。
各電磁切換弁51,52.53.54は、各主弁10,
20.30.40の第3油室R13,R23、R33,
R43を供給流路P1又は戻り流路P5に切換接続する
ためのものであり、消磁時には図示のごとく第3油室を
戻り流路P5に接続し、また励磁時には第3油室を供給
流路PIに接続する。各減圧弁55,56.57.58
は、各電磁切換弁と各第3油室を接続する流路中に介装
されていて、各電磁切換弁を通して供給流路Piから供
給される油圧を設定値のパイロット圧(適宜に調整可能
である)に減圧制御する。
各開閉弁60,70.80.90は、基本構成を同一と
するものであり、開閉弁60を例にして′第1図及び第
3図にて示したように、第3油室R13に付与されるパ
イロット圧により作動を制御される第1切換弁61と、
この第1切換弁61によって作動を制御される第2切換
弁62によって構成されている。第1切換弁61は、ス
プール弁体61aとばね61bを備えていて、第3油室
R13から油室1?16に通路pHを通してパイロット
圧が付与されないとき図示のように非作動状態にあって
供給流路P1と第2切換弁62の接続を面ち、またパイ
ロット圧が付与されたとき作動状態となって供給流路P
1を第2切換弁62に接続させる。第2切換弁62は、
突起を一体的に有するピストン62a、ポペット弁体6
2b及びばね62cを備えていて、第1切換弁61によ
って油室R17が供給流路P1に接続されたとき作動し
て第4油室R14に連通する通路P12とリザーバTに
連通ずる戻り流路P5を連通させ、また第1切換弁61
によって油室R17が供給流路P1との接続を断たれて
戻り流路P5に接続されたとき図示のように非作動とな
って第4油室R14に連通する通路P12と戻り流路P
5の連通を遮断する。
なお、開閉弁?0.80.90の対応する部材には類偵
符号を付してその説明は省略する。(第1図参照) 上記のように構成した本実施例においては、各パイロッ
ト弁における電磁切換弁51.52.53.54を適宜
に切換作動させるとともに減圧弁55.56.57.5
8の設定値を適宜に変えることにより、以下の各作動を
得ることができる。
(1)  各パイロット弁における電磁切換弁51,5
2.53.54を総て消磁して各主弁10,20゜30
.40の第3油室R13,R23,R33゜R43を戻
り流路P5に接続した場合。
このときには、各主弁10〜40の各第3油室にバイロ
フト圧が付与されず、各パイロット弁における開閉弁6
0.70,80.90が各主弁10.20,30.40
の第4油室R14〜I? 44と戻り流路P5の連通を
遮断している。このため、各主弁10〜40の弁体12
〜42は絞り14〜44を通して第4油室R14〜R4
4に付与される油圧及びばね13〜43の作用により第
3油室R13〜R43に向けて押圧されていてポペット
弁部12a 〜42aを弁座11d〜41dに着座させ
ており、第1油室R11〜R41に連通する流路と第2
油室R12〜R42に連通する流路との連通が遮断され
ている。したがって、各負荷流路P2.P3の圧力は保
持され、負荷流路P2゜R3に接続されている流体アク
チェエータAは負荷が作用しても停止状態に保持される
(2)  第1及び第4(又は第2及び第3)パイロッ
ト弁における電磁切換弁51.54(又は52゜53)
を励磁して第1及び第4(又は第2及び第3)主弁10
,40(又は20.30)の第3油室R13,R43(
又はR23,R33)を供給流路P1に接続した場合。
このときには、第1及び第4(又は第2及び第3)主弁
10,40(又は20.30)の第3油室R13,R4
3(又はR23,R33)にパイロフト圧が付与される
ため、第1及び第4(又は第2及び第3)バイロフト弁
における各開閉弁60.90(又は70.80)が開作
動して第1及び第4 (又は第2及び第3)主弁10.
40(又は20.30)の第4油室R14,R44(又
はR24,R34)を戻り流路P5に連通させる。
このため、第1及び第4(又は第2及び第3)主弁10
,40(又は20.30)の第4油室R14、R44(
又はR24,R34)内油圧はそれぞれ減少し、第1及
び第4(又は第2及び第3)主弁の弁体12,42(又
は22.32)は各第3油室R13,R43(又はR2
3,R33)内のパイロット圧による押圧力とばね13
.43(又は23.33)の作用力(詳細には、同作用
力と第4油室内に残っている油圧による押圧力との合力
)がバランスする位置にて保持される。したがって、供
給流路PI及び一方の負荷流路P2(又は他方の負荷流
路P3)を通して流体アクチュエータAに、かつ同流体
アクチュエータAから他方の負荷流路P3(又は一方の
負荷流路P2)及び排出流路P4を通して流体が流れる
駆動回路が形成され、流体アクチュエータAが作動する
しかして、この状態にて、各パイロット弁の減圧弁55
,56.57.58を予めそれぞれ調整しておくことに
より、第1 (又は第2)パイロット弁と第4(又は第
3)バイロフト弁のパイロ。
ト圧に差が生じていて、第1 (又は第2)主弁lO(
又は20)と第4(又は第3)主弁40(又は30)の
いずれか一方が全開状態とされかつ他方が適宜な絞り状
態とされておれば、当該流体アクチュエータAの作動が
メータイン又はメータアウト制御される。また、□かか
る流体アクチュエータへの作動中にて第3(又は第4)
パイロット弁における電磁切換弁53(又は54)を励
磁することにより第3(又は第4)主弁30(又は40
)の第3油室R33(又はR43)にパイロット圧を付
与して第3(又は第4)主弁30(又は40)の弁体3
2(又は42)を開作動させると、第1(又は第2)主
弁10 (又は20)を通して流体アクチュエータAに
供給されている圧力流体の一部又は全部が第3 (又は
第4)主弁30 (又は40)を通して排出流路P4に
排出され、当該流体アクチュエータAの作動が減圧制御
又はブリードオフ制御される。
(3)第1及び第2パイロット弁における電磁切換弁5
1.52を励磁して第1及び第2主弁10゜20の第3
油室R13,R23を供給流路P1に接続した場合。
このときには、第1及び第2主弁10,20の第3油室
R13,R23にパイロット圧が付与されるため、第1
及び第2パイロット弁における各開閉弁60.TOが開
作動して第1及び第2主弁10.20の第4油室R14
,R24を戻り流路P5に連通させる。このため、第1
及び第2主弁10.20の第4油室R14,R24内油
圧はそれぞれ減少し、第1及び第2主弁の弁体12,2
2は各第3油室R13,R23内のパイロット圧による
押圧力とばね13.23の作用力(詳細には、同作用力
と第4油室内に残っている油圧による押圧力との合力)
がバランスする位置にて保持される。したがって、供給
流路P1が両負荷流路P2.P3に連通して差動回路が
形成され流体アクチュエータAが高速作動する。なお、
この状態にて、第1及び第2パイロット弁における各減
圧弁55.56によって設定されるバイロフト圧に差が
あって供給流路P1といずれか一方の負荷流!?3P2
.P3間が絞られておれば、流体アクチュエータAの作
動がメータイン又はメータアウト制御される。
(4)第3又は第4パイロット弁における電磁切換弁5
3.54を励磁して第3又は第4主弁30゜40の第3
油室R33,R43を供給流17ftP1に接続した場
合。
このときには、第3又は第4主弁30,40の第3油室
R33,R43にパイロット圧が付与されるため、第3
又は第4パイロット弁における開閉弁80.90が開作
動して第3又は第4主弁30.40の第4油室R34,
R44を戻り流路P5に連通させる。このため、第3又
は第4主弁30.40の第4油室R34,R44内油圧
はそれぞれ減少し、第3又は第4主弁の弁体32.42
は第3油室R34,R44内のパイロット圧による押圧
力とばね33.43の作用力(詳細には、同作用力と第
4油室内に残っている油圧による押圧力との合力)がバ
ランスする位置にて保持される。したがって、−0方の
負荷流路P2又は他方の負荷流路P3が排出流路P4に
接続されて一方の負荷流路P2又は他方の負荷流路P3
内の圧抜きができる。
以上の説明から明らかなように、本実施例の流体制御装
置は、それ自体の構成部材である各パイロット弁におけ
る電磁切換弁51,52.53゜54を適宜に切換作動
させるとともに減圧弁55゜56.57.58のパイロ
ット圧設定値を適宜に変えることによって、上述した多
種の作動を得ることができるものであるため、他の部材
や制御弁を付加することな(同一構成にて多用途に実施
できる。
第4図は、上記実施例の変形例を示していて、同変形例
の流体制御装置においては、第1主弁10の第1油室R
11に負荷流路P2が接続されるとともに第2油室R1
2に供給流路ptが接続され、第1油室R11と第4油
室R14が弁体12中に設けた絞り14を通して連通し
ている。また、第2主弁20の第1油室R21に負荷路
P3が接続されるとともに第2油室R22に供給流路P
1が接続され、第1油室R21と第4油室R24が弁体
22中に設けた絞り24を通して連通している。その他
は上記実施例と同一の構成となっている。なお、本実施
例の装置によって得られる作動は上記実施例と実質的に
同じであるため、その説明は省略する。
第5図は本発明の他の実施例を示していて、同実施例の
流体制御装置は第4図にて示した装置をベースとしたも
のであり、第3及び第4主弁30゜40の第1油室R3
1,R41と第5油室R35゜R45間に絞り35.4
5が介装され、第3及び第4主弁30,40と各開閉弁
80.90間にそれぞれパイロット弁110.120が
介装されている。その他の構成は第4図に示した装置の
構成と同一である。
各パイロット弁110.120は、基本構成を同一とす
るものであり、パイロット弁110を例にして第5図及
び第6図にて示したように、絞り35を通して付与され
る負荷流路P2内の油圧が所定値に達したとき作動して
第5油室R35内の作動油を戻り流路P5に流すリリー
フ弁111とこのリリーフ弁111の作動に応答して作
動する切換弁112によって構成されている。切換弁1
12は、弁体112aとばね112bを備えていて、油
室R3Bに通路P33を通して付与される負荷流路P2
内の油圧がリリーフ弁111によってリリーフされてい
ないとき図示のように非作動状態にあって第4油室R3
4に連通する通路P34と戻り流路P5の接続を断ち、
また油室R37に付与される油圧がリリーフ弁111に
よってリリーフされたとき通路P35を通して油室R3
9に付与される負荷流路P2内の油圧によって弁体11
2aがばね112bに抗して摺動して通路P34を戻り
流路P5に接続させる。
なお、パイロット弁120の対応する部材にはiJI 
41符号を付してその説明は省略する。
上記のように構成した本実施例においては、各パイロッ
ト弁における電磁切換弁51.52.53.54を適宜
に切換作動させるとともに減圧弁55.56.57.5
8のバイロフト圧設定値を適宜に変えることにより、第
1図に示した装置にて得られる各作動1)、 (2)、
 13)、 (4)以外に下記(5)。
(6)の各作動を得ることができる。
(5)  上記した(1)の作動により流体アクチェエ
ータAが停止状態に保持されている場合において流体ア
クチュエータAに過大な負荷が作用した場合(又は流体
アクチュエータへの作動時において負荷が過大となった
場合)。
このときには、負荷流路P2(又はP3)の油圧が上昇
しパイロット弁11O(又は120)のリリーフ弁11
1  (又は121)にて設定した所定値に達すると、
・油路P33(又はP43)内の油圧が戻り流路P5に
流されて切換弁112(又は122)が作動し、第3(
又は第4)主弁3゜(又は40)の第4油室R34(又
はR44)内の圧油が切換弁112(又は122)を通
して戻り流路P5に流れる。このため、かかる場合には
、第3(又は第4)主弁30 (又は40)の弁体32
(又は42)が第1油室R31(又はR41)内油圧と
第5油室R35(又はR45)内油圧との差圧と第3油
室R33(又はR43)内油圧と第4油室R34(又は
R44)内油圧との差圧(主として前者の差圧)により
ばね33(又は43)の作用に抗して摺動する。したが
って、負荷流路P2.(又はR3)が排出流路P4に連
通し、流体アクチュエータAからリザーバTに圧油が流
れて流体アクチュエータA等が保護される。
(6)第1 (又は第2)パイロット弁における電磁切
換弁51 (又は52)を励磁して第1 (又は第2)
主弁10(又は20)の第3油室R13(又はR23)
を供給流路PIに接続した場合。
このときには、第1 (又は第2)主弁10(又は20
)の第3油室R13(又はR23)にパイロット圧が付
与されるため、第1 (又は第2)パイロット弁におけ
る開閉弁60(又は70)が開作動して第1 (又は第
2)主弁10(又は20)の第4油室R14(又はR2
4)を戻り流路P5に連通させる。このため、第1 (
又は第2)主弁10(又は20)の弁体12(又は22
)が開作動し供給流路P1が負荷流路P2(又はR3)
に連通ずる。したがって、供給流路P1の油圧が負荷流
路P2(又はR3)を通して流体アクチュエータ八に伝
わり、更に負荷流路P3(又はR2)に伝わって同流路
内の油圧が上昇する。かくして、負荷流路P3(又はR
2)内の油圧がパイロット弁120(又は110)のリ
リーフ弁121 (又は111)にて設定した所定値に
達すると、上述した(5)の作動から理解されるように
、第4(又は第3)主弁40(又は30)の弁体42(
又は32)が開作動して負荷流路P3(又はR2)が排
出流路P4に連通ずる。この結果、流体アクチュエータ
Aがカウンタバランス制御される。
以上の各実施例においては、主弁10〜40の各作動を
制御するパイロット弁の圧力制御弁として減圧弁55〜
58を採用し、また開閉弁として開閉弁60〜90を採
用したが、減圧弁55〜58に代えて第7図に示したリ
リーフ弁55A〜58Aを採用し、また開閉弁60〜9
oに代えて第8図にて示した開閉弁60Aを採用して本
発明を実施することも可能である。なお、リリーフ弁5
5A〜58Aは減圧弁55〜58と同様に各主弁lO〜
40の第3油室R13〜R43に付与されるパイロット
圧を適宜な値に設定する機能を有している。また開閉弁
60Aは各開閉弁60〜9゜と同様にパイロット圧によ
り作動を制御されてパイロット圧が付与されないとき第
4油室R14とゝ     戻り流路P5の連通を遮断
しかつパイロット圧が付与されたとき第4油室R14と
戻り流路P5を連通させる機能を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による流体制御装置の一実施例を示す全
体構成図、第2図は第1図に示した装置における第1主
弁部分の詳細な拡大断面図、第3図は第1図に示した装
置における第1パイロット弁の開閉弁部分の詳細な拡大
断面図、第4図は第1図に示した装置の変形例を示す全
体構成図、第5図は本発明による流体制御装置の他の実
施例を示す全体構成図、第6図は第5図に示した装置に
おけるパイロット弁部分の詳細な拡大断面図、第7図は
第1〜第4パイロット弁における圧力制御弁の変形例を
示す部分構成図、第8図は第1主弁の変形例及びパイロ
ット弁における開閉弁の変形例を示す部分構成図、第9
図は従来例を示す全体構成図である。 符号の説明 10.20.30.40・・・主弁、11・・・弁本体
、11a・−・大径孔、llb、11c・・・小径孔、
lld・・・弁座、12・・・弁体、12a・・・ポペ
ット弁部、12b・・・連結部、12c・・・ピストン
部、12d・・・小径部、13・・・ばね、14・・・
絞り、51〜54・・・電磁切換弁、55〜58・・・
減圧弁(圧力制御弁)、60,70.80.90・・・
開閉弁、Pl・・・供給流路、R2・・・一方の負荷流
路、R3・・・他方の負荷流路1、R4・・・排出流路
、R5・・・戻り流路、R11・・・第1油室、R12
・・・第2油室、R13・・・第3油室、R14・・・
第4油室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 供給流路と一方の負荷流路間の連通を制御するポペット
    型第1主弁と、供給流路と他方の負荷流路間の連通を制
    御するポペット型第2主弁と、排出流路と一方の負荷流
    路間の連通を制御するポペット型第3主弁と、排出流路
    と他方の負荷流路間の連通を制御するポペット型第4主
    弁と、前記第1〜第4主弁の作動をそれぞれ制御する第
    1〜第4パイロット弁とを備えてなり、 前記各主弁が、大径孔の両端に同一径の小径孔をそれぞ
    れ連設してなり一方の連設段部に弁座を形成してなる弁
    本体と、前記大径孔内に嵌挿されて一方の流路に常時連
    通する第1油室を形成し前記弁座に着座したり離脱して
    同弁座を開閉するポペット弁部と同ポペット弁部の一側
    に連設されて前記一方の小径孔内に延び同小径孔との間
    に他方の流路に常時連通しかつ前記弁座を通して前記第
    1油室に連通する第2油室を形成する連結部と同連結部
    に連設されて前記一方の小径孔に摺動自在に嵌挿され同
    小径孔端に第3油室を形成するピストン部を一体的に備
    えるとともに前記ポペット弁部の他側に連設されて前記
    他方の小径孔に摺動自在に嵌挿され同小径孔端に前記流
    路の高圧側に絞りを介して接続される第4油室を形成す
    る小径部を一体的に備える弁体と、同弁体を前記第3油
    室に向けて付勢するばねを具備し、 また前記各パイロット弁が、前記第3油室を前記供給流
    路又は戻り流路に切換接続する切換弁と、同切換弁を通
    して前記第3油室に付与されるパイロット圧を設定する
    圧力制御弁と、前記パイロット圧が前記第3油室に付与
    されるとき前記第4油室と戻り流路を連通させまた前記
    パイロット圧が前記第3油室に付与されないとき前記第
    4油室と前記戻り流路の連通を遮断する開閉弁とを具備
    してなる流体制御装置。
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