JPH0442563Y2 - - Google Patents

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JPH0442563Y2
JPH0442563Y2 JP1939685U JP1939685U JPH0442563Y2 JP H0442563 Y2 JPH0442563 Y2 JP H0442563Y2 JP 1939685 U JP1939685 U JP 1939685U JP 1939685 U JP1939685 U JP 1939685U JP H0442563 Y2 JPH0442563 Y2 JP H0442563Y2
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liquid
pilot
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【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本考案は、方向制御をなし得る4ポペツト弁に
関し、特にカウンタバランス機能を有する4ポペ
ツト弁に関するものである。 [従来の技術] 近年、機械設備の大型化、高速化に伴いアクチ
ユエータ等の液圧機器も高圧、大容量化の傾向に
あることから、従来のスプール摺動形の切換弁に
比し、液体通路抵抗の小さい4ポペツト弁が採用
される傾向にある。たとえば、第7図に示すよう
に、a〜bのシンボル位置としての機能を有し、
圧力液体を供給する流路Pと、液体アクチユエー
タ(図示省略)に接続する流路Aと、液体アクチ
ユエータのシリンダロツド側に接続する流路B
と、液体を排出する流路Rを有する4ポペツト弁
が知られている。 [考案が解決しようとする問題点] ところが、上記4ポペツト弁では、カウンタバ
ランス機能を付加させるために、カウンタバラン
ス弁100を接続した場合、cd位置でカウンタ
バランス機能を行なうが、別個にカウンタバラン
ス弁を設けなければならず、弁体が大型化すると
いう問題点があつた。 本考案は、上記従来の問題点を解消するために
なされたもので、別個にカウンタバランス弁を設
けなくても、カウンタバランス機能を有するコン
パクトな構成の4ポペツト弁を提供することを目
的とする。 [問題点を解決するための手段] 上記問題点を解消するためになされた本考案の
構成は、 圧力液体を供給する流路P、流体アクチユエー
タに接続する2個の流路A,Bおよび流体を排出
する流路Rを有する主弁本体と、この主弁本体内
に設けられて流路PA間、流路PB間、流路AR間
および流路BR間に形成された第1〜第4の弁室
と、各弁室内にそれぞれ配設されて各流路間を開
閉し、かつ、弁室の一部を背後液室とする第1〜
第4のポペツト弁体と、ポペツト弁体にばね力を
付勢するばねとを有してなる主弁と、 第1、第2、第3、第4の弁室の背後液室と圧
力液体を供給する流路および液体を排出する流路
間の切換連通を制御する切換弁と、 その入口側が第4の弁室の背後液室および絞り
を介して流路Bに接続されて、流路Bからの所定
値以上の液体圧で開作動する圧力制御弁と を具備し、 切換弁の切り換えによつて、 流路PAB間を連通させ流路Rを遮断させ得る
位置のときに、流路Pの圧力液体を第2の弁室の
背後液室に導き、第2のポペツト弁体が流路Pの
圧力を対向して受ける各作用面と流路Bの圧力を
受ける作用面とを有し、流路Bの圧力が流路Pの
圧力より所定値以上に上昇すると第2のポペツト
弁が開作動し流路Bと流路PA間が連通し、 流路BRを連通させ流路PAを連通させ得る位
置のときに、流路Bからの所定値以上の液体圧で
圧力制御弁を開作動して第4のポペツト弁が開作
動し流路BR間が連通するように構成したことを
特徴とする。 [作用] 上記本考案の構成において、切換弁の切り換え
によつて、流路PAB間を連通させ流路Rを遮断
させ得る位置のときに、流路Pの圧力液体を第2
の弁室の背後液室に導き、流路P,Bからの液圧
および第2のポペツト弁のばね力との均衡によ
り、流路Bから流路PA間においてカウンタバラ
ンス機能が行なわれる。また、流路BRおよび流
路PAを連通させ得る位置のときに、第4のポペ
ツト弁に接続された圧力制御弁では、流路Bから
の液圧を絞りを介して受けて該圧力制御弁が開弁
し、ついで第4のポペツト弁が開弁することによ
り、流路BR間においてカウンタバランス機能が
行なわれる。 [実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。第1図ないし第4図は同実施例による4ポペ
ツト弁の液圧回路を示し、同図において、Vは主
弁本体で、この主弁本体Vには、圧力液体を供給
する流路P、液体アクチユエータ(図示省略)に
接続する2個の流路A,Bおよび液体を排出する
流路Rがそれぞれ設けられている。上記流路PA
間、流路PB間、流路AR間および流路BR間に
は、第1〜第4のポペツト弁1〜4を構成する第
1〜第4の弁室11〜14が形成されている。こ
れらの各弁室11〜14には、第1〜第4のポペ
ツト弁体21〜24が配設されて、該弁室11〜
14を頭液室11a〜14a、側液室11b〜1
4bおよび背後液室11c〜14cに分離されて
いる。 そして、第1と第2のポペツト弁1,2の頭液
室11a,12aと流路Pとが接続されており、
第1の側液室11bと流路Aとが接続されてい
る。また、第2のポペツト弁2の側液室12bと
流路Bとが接続され、第3の頭液室13aと流路
Aとが接続されている。更に、第4のポペツト弁
4の頭液室14aと流路Bとが接続されている。
また、第3と第4のポペツト弁3,4の側液室1
3b,14bと流路Rとが接続されている。 上記背後液室11c〜14cには、第1〜第4
のポペツト弁体21〜24が摺動可能に挿入され
ており、背後液室11c〜14cに導入されるパ
イロツト流体圧により閉弁方向の作用力を受け、
ポペツト弁体21〜24が頭液室11a〜14a
に向かつて摺動し、弁座に着座して、頭液室11
a〜14aと側液室11b〜14bとの連通を遮
断するようにされている。そのとき、頭液室11
a〜14aは、ポペツト弁体21〜24によつて
閉塞され、頭液室11a〜14a内の圧力がポペ
ツト弁体21〜24に開弁方向に作用するように
されている。 しかも、上記背後液室11c〜14cには、そ
れぞれ第1〜第4のポペツト弁体21〜24を閉
弁方向に付勢するばね31〜34が収納されてい
る。そして、ばね31〜34の付勢力が閉弁方向
に作用するように構成されている。 特に、第2のポペツト弁2のポペツト弁体22
は、第6図に示すように、背後液室12cの液圧
を第2のポペツト弁体22の外径Rの作用面に、
閉弁方向の作用力として受ける。また、これに対
向して、頭液室12aの液圧を頭液室12aの内
径rの作用面に開弁方向の作用力として受ける。
更に、側液室12bの液圧を外径Rと内径rの差
の作用面に、開弁方向の作用力として受けるよう
に構成されている。 上記流路Pには、パイロツト流路41、逆止弁
42さらにパイロツト流路43,44を介して第
1と第2の2位置電磁切換弁45,46が接続さ
れており、該切換弁45,46は、パイロツト流
路47〜49を介してドレンDRに接続されてい
る。また、第1の2位置電磁切換弁45は、ソレ
ノイドSOLaを有し、パイロツト流路51,53
を介して第1と第3のポペツト弁1,3の背後液
室11c,13cに接続されている。 この第1の2位置電磁切換弁45は、ソレノイ
ドSOLaが非励磁であるときには、流路Pに連通
したパイロツト流路43と第1のポペツト弁1の
背後液室11cに連通したパイロツト流路51と
を接続し、ドレンDRに連通したパイロツト流路
47と第3のポペツト弁3の背後液室13cに連
通したパイロツト流路53とを接続する位置に切
り換わる。ソレノイドSOLaが励磁されると、パ
イロツト流路43とパイロツト流路53とを接続
し、パイロツト流路47とパイロツト流路51と
を接続する位置に切り換わるものである。 一方、第2の2位置電磁切換弁46は、ソレノ
イドSOLbを有し、パイロツト流路54、圧力制
御弁55を介して第4のポペツト弁4の背後液室
14cに接続されている。この第2の2位置電磁
切換弁46は、ソレノイドSOLbが非励磁のとき
には、ドレンDRに連通したパイロツト流路48
と第4のポペツト弁4の背後液室14cに圧力制
御弁55の逆止弁55aを介して連通するパイロ
ツト流路54とを接続する位置に切り換わる。ソ
レノイドSOLbが励磁されると、流路Pに連通し
たパイロツト流路44とパイロツト流路54とを
接続する位置に切り換わるものである。 上記圧力制御弁55は、逆止弁55a及び可変
ばね55bを有し、可変ばね55bのばね付勢力
を調節して、第4の背後液室14cに連通してい
る入口側のパイロツト流体圧が所定圧力以上にな
つたとき、背後液室14cとパイロツト流路54
とを連通するようにされている。しかも、逆止弁
55aを介して、パイロツト流路54から第4の
背後液室14cにパイロツト流体が流入できるよ
うにされている。 また、第4の背後液室14cには、流路Bから
のパイロツト流体を第4の背後液室14cに導入
可能に逆止弁56、絞り57を介して流路Bに接
続されている。上記逆止弁56は、圧力制御弁5
5からの液体が流路Bに流入するのを防止するた
めのものであり、一方、絞り57は、第4のポペ
ツト弁4に差圧を発生させるものである。 また、上記第1と第2の2位置電磁切換弁4
5,46には、パイロツト流路58,59を介し
て切換制御される2位置パイロツト操作切換弁6
0が接続されている。一方のパイロツト流路58
は第1の2位置電磁切換弁45に接続したパイロ
ツト流路53に接続されており、他方のパイロツ
ト流路59は第2の2位置電磁切換弁46に接続
したパイロツト流路54に接続されている。 この2位置パイロツト操作切換弁60は、両パ
イロツト流路58,59からのパイロツト流体圧
が共に作用していないか、あるいは両方が共に作
用しているか、あるいは一方のパイロツト流路5
8からのパイロツト流体圧のみが作用していると
きに、流路Pに連通したパイロツト流路61と第
2のポペツト弁2の背後液室12cに連通したパ
イロツト流路52とを接続する位置(ノーマル位
置)に切り換わる。そして、他方のパイロツト流
路59からのパイロツト流体圧が作用したとき
に、ドレンDRに連通したパイロツト流路62と
第2背後液室12cに連通したパイロツト流路5
2とを接続する位置(非ノーマル位置)に切り換
わる構成のものである。該切換弁60の切り換え
によりパイロツト流路61,62,52を介して
流れるパイロツト液体により第2のポペツト弁2
が制御される。 次に、上記構成の実施例について作動を説明す
る。第1図において、第1と第2の2位置電磁切
換弁45,46のソレノイドSOLa,SOLbが共
に非励磁の状態にて、流路Pからの圧力液体の一
部は、パイロツト流路41、逆止弁42、パイロ
ツト流路43、上記切換弁45およびパイロツト
流路51を介して第1のポペツト弁1の背後液室
11cに導入されて第1のポペツト弁1を閉作動
するとともに、ノーマル位置の2位置パイロツト
操作切換弁60およびパイロツト流路52を介し
て第2のポペツト弁2の背後液室12cに導入さ
れて第2のポペツト弁2を閉作動する。 一方、第3のポペツト弁3の背後液室13c
は、パイロツト流路53、第1の2位置電磁切換
弁45およびパイロツト流路47,49を介して
ドレンDRに連通する。 一方、流路Bの圧力液体は、逆止弁56、絞り
57を介して圧力制御弁55に作用するが、この
圧力液体の液圧が所定値以下であり、該弁55は
開作動せず、第4のポペツト弁4は開作動しな
い。 したがつて、第5図のシンボルで示すf位置と
となる。 第2図はソレノイドSOLaが非励磁、ソレノイ
ドSOLbが励磁の状態を示し、即ち、第1図に示
す状態からソレノイドSOLbだけを励磁すると、
第2と第4のポペツト弁2,4が切り換わり、第
1と第3のポペツト弁1,3が第1図と同じ閉お
よび開状態に保持される。 すなわち、流路Pからの圧力液体は、第2の2
位置電磁切換弁46、パイロツト流路54、圧力
制御弁55の逆止弁55aを介して第4のポペツ
ト弁4の背後液室14cに導入されることにより
第4のポペツト弁4が閉作動する。 また、流路Pからの圧力液体は、第2の2位置
電磁切換弁46、パイロツト流路59を介して2
位置パイロツト操作切換弁60にも作用して該弁
60を非ノーマル位置に切り換えて、第2のポペ
ツト弁2の背後液室12cをパイロツト流路5
2,62,49を介してドレンDRに連通する。
この状態にて、流路Pの液体圧を受けた第2のポ
ペツト弁2が開動作する。 したがつて、第1と第4のポペツト弁1,4が
閉状態、第2と第3のポペツト弁2,3が開状態
になるので、流路PB間および流路AR間がそれ
ぞれ連通し、第5図のシンボルで示すe位置とし
ての作用を行なう。 次に、第3図はソレノイドSOLa,SOLbがと
もに励磁された状態を示し、第2図の状態からソ
レノイドSOLaも励磁されると、第4のポペツト
弁4は閉状態のままで、第1と第3のポペツト弁
1,3は切り換わり、そして第2のポペツト弁2
は圧力制御弁として作動する。 すなわち、第1のポペツト弁1の背後液室11
cは第1の2位置電磁切換弁45を介してドレン
DRに連通して流路Pからの液体圧を受けた第1
のポペツト弁1が開作動する。一方、第3のポペ
ツト弁3の背後液室13cは流路Pからのパイロ
ツト液体圧を受けることにより第3のポペツト弁
3が閉作動する。 一方、流路Pからのパイロツト液体は、第1の
2位置電磁切換弁45およびパイロツト流路58
を介して2位置パイロツト操作切換弁60に導入
され、該切換弁60をノーマル位置に切り換え
る。これにより、流路Pからのパイロツト液体
は、該パイロツト操作切換弁60を介して第2の
ポペツト弁2の背後液室12cに導入される。こ
の状態にて、第2のポペツト弁2は、カウンタバ
ランス弁として作用する。尚、本実施例では、こ
のとき、流路Bの液圧が、逆止弁56、絞り57
を介して圧力制御弁55の入口側に作用するが、
所定圧力以上となつて圧力制御弁55が開弁して
も、逆止弁42により圧力制御弁55を介し流路
Pに圧液が流れることはない。よつて、この状態
で、この圧力制御弁55がカウンタバランス弁と
して作用することはない。 第6図に明示するように(流路Pとパイロツト
流路52,61等との接続関係は模式的に示して
いる。)、第2のポペツト弁体22には、第2の頭
液室12aに連通した流路Pからの液圧が作用す
ると共に、第2の背後液室12cにパイロツト流
路41,61、2位置パイロツト操作切換弁6
0、パイロツト流路52を介して連通した流路P
からのパイロツト液体圧が対向して作用する。ま
た、側液室12bに連通する流路Bからの液圧が
作用する。すなわち、流路Pから加わる液圧を
Po、流路Bから加わる液圧をBo、ばね32のば
ね力をF、頭液室12aの内径をr、第2のポペ
ツト弁体22の外径をRとすると、第2のポペツ
ト弁体22に作用する力は、次式で表わされる。 (π/4)r2Po+(π/4)(R2−r2)Bo
=(π/4)R2Po+F… 上式を変形して、 (Bo−Po)(π/4)(R2−r2)=F … したがつて、上式から、流路Bからの液圧Bo
が液圧Poを越えたΔK(=Bo−Po)がカウンタバ
ランス圧となつて、第2のポペツト弁体2が開弁
されることにより、流路Bからの液体は、流路
P、流路Aに流れることになる。 したがつて、第3図の第1と第2のポペツト弁
1,2が開状態、第3と第4のポペツト弁3,4
が閉状態になり、第5図のg位置としての作用を
果たす。いま、流路A,B間に片ロツド形の液体
アクチユエータを接続する場合において、流路A
をシリンダヘツド側に接続し、流路Bをシリンダ
ロツド側に接続すると、第2のポペツト弁2がカ
ウンタバランス弁として作用する差動回路として
働く。 次に第4図はソレノイドSOLaが励磁、SOLb
が非励磁の状態を示し、第1のポペツト弁1の背
後液室11cは、パイロツト流路51、第1の2
位置電磁切換弁45、パイロツト流路47,49
を介してドレンDRに連通され、第1のポペツト
弁1が開状態にされる。また、第3のポペツト弁
3の背後液室13cは、パイロツト流路53、第
1の2位置電磁切換弁45、パイロツト流路4
3,41、逆止弁42を介して流路Pに連通さ
れ、閉状態にされる。更に、2位置パイロツト操
作切換弁60は、パイロツト流路58により導入
されるパイロツト流体圧の作用により、ノーマル
位置に切り換えられ、第2のポペツト弁2の背後
液室12cは、パイロツト流路52、2位置パイ
ロツト操作切換弁60、パイロツト流路61,4
1、逆止弁42を介して流路Pに連通され、閉弁
状態とされる。 一方、第4のポペツト弁4の背後液室14c
は、圧力制御弁55、パイロツト流路54、第2
の2位置電磁切換弁46、パイロツト流路48,
49を介してドレンDRと連通される。また、圧
力制御弁55の入口側及び第4の背後液室14c
には、流路Bからのパイロツト流体が逆止弁5
6、絞り57を介して導入され、その圧力が作用
する。 第4のポペツト弁体24には、背後液室14c
に導入される流路Bからのパイロツト流体圧が閉
弁方向に作用する。そして、流路Bからのパイロ
ツト流体圧が、所定圧力以上になると、圧力制御
弁55が開動作し、絞り57による作用で、ま
ず、背後液室14cの圧力のみが低下し、第4の
ポペツト弁体24は、流路Bの圧力流体の作用を
受けて開弁状態となる。 逆止弁56、絞り57を介して流路Bから導入
されるパイロツト流体圧が所定圧力よりも下回る
と、圧力制御弁55が閉動作し、こうして第4の
ポペツト弁4と圧力制御弁55とがカウンタバラ
ンス弁として作用する。尚、第4のポペツト弁4
により流路BR間の連通・遮断を行うことによ
り、大流量に対応することができる。したがつ
て、第5図のh位置に示す作用を果たす。 次の表1は上記SOLa,SOLbの励磁(ON)、
非励磁(OFF)の組み合せに対応する各ポペツ
ト弁の開閉状態および切換位置を示す。
【表】
【表】 上記実施例によれば、第5図に示す4位置切換
が可能であり、流路BR間で第4のポペツト弁4
と圧力制御弁55がカウンタバランス機能を行な
い、一方、流路Bから流路PA間で、第2のポペ
ツト弁2がカウンタバランス弁としての機能を果
すので、各切換位置毎に別個にカウンタバランス
弁を設置しなくてよいことから、構成がコンパク
トにできる。 しかも、カウンタバランス機能は、それぞれ独
立に制御できるので、種々の場合に対応したカウ
ンタバランス機能が得られる。 また、圧力制御弁55のばね55bのばね力を
変えることにより、第5図のh位置におけるカウ
ンタバランス圧の設定値を変更することができ
る。一方、第5図のg位置では、上記式に示す
ように、第2のポペツト弁2のばね32のばね力
を変えることにより、カウンタバランス圧の設定
値を変更することができる。 [考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、第2、
第4のポペツト弁でカウンタバランス機能が良好
に行なわれ、別個にカウンタバランス弁を設置し
なくてよいため、コンパクトにカウンタバランス
機能を有する4ポペツト弁を構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例による
4ポペツト弁を示す回路図であり、第1図は
SOLa,SOLb共に非励磁の状態を示す回路図、
第2図はSOLa非励磁、SOLb励磁の状態を示す
回路図、第3図はSOLa,SOLb共に励磁の状態
を示す回路図、第4図はSOLa励磁、SOLb非励
磁の状態を示す回路図、第5図は同実施例におけ
る切換機能を示すシンボル図、第6図は同実施例
の作用を説明する説明図、第7図は従来の4ポペ
ツト弁における切換機能を示すシンボル図であ
る。 V……主弁本体、1〜4……第1ないし第4の
ポペツト弁、11〜14……弁室、11c〜14
c……背後液室、21〜24……第1ないし第4
のポペツト弁体、31〜34……ばね、45,4
6……第1および第2の2位置電磁切換弁、4
1,43,44,51〜54,58,59……パ
イロツト流路、55……圧力制御弁、57……絞
り、60……2位置パイロツト操作切換弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 圧力流体を供給する流路P、流体アクチユエー
    タに接続する2個の流路A,Bおよび流体を排出
    する流路Rを有する主弁本体と、この主弁本体内
    に設けられて流路PA間、流路PB間、流路AR間
    および流路BR間に形成された第1〜第4の弁室
    と、各弁室内にそれぞれ配設されて各流路間を開
    閉し、かつ、弁室の一部を背後液室とする第1〜
    第4のポペツト弁体と、ポペツト弁体にばね力を
    付勢するばねとを有してなる主弁と、 第1、第2、第3、第4の弁室の背後液室と圧
    力液体を供給する流路および液体を排出する流路
    間の切換連通を制御する切換弁と、 その入口側が第4の弁室の背後液室および絞り
    を介して流路Bに接続されて、流路Bからの所定
    値以上の液体圧で開作動する圧力制御弁と を具備し、 切換弁の切り換えによつて、 流路PAB間を連通させ流路Rを遮断させ得る
    位置のときに、流路Pの圧力液体を第2の弁室の
    背後液室に導き、第2のポペツト弁体が流路Pの
    圧力を対向して受ける各作用面と流路Bの圧力を
    受ける作用面とを有し、流路Bの圧力が流路Pの
    圧力より所定値以上に上昇すると第2のポペツト
    弁が開作動し流路Bと流路PA間が連通し、 流路BRを連通させ流路PAを連通させ得る位
    置のときに、流路Bからの所定値以上の液体圧で
    圧力制御弁を開作動して第4のポペツト弁が開作
    動し流路BR間が連通するように構成したことを
    特徴とする4ポペツト弁。
JP1939685U 1985-02-12 1985-02-12 Expired JPH0442563Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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