JPH0122962Y2 - - Google Patents

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JPH0122962Y2
JPH0122962Y2 JP1983046417U JP4641783U JPH0122962Y2 JP H0122962 Y2 JPH0122962 Y2 JP H0122962Y2 JP 1983046417 U JP1983046417 U JP 1983046417U JP 4641783 U JP4641783 U JP 4641783U JP H0122962 Y2 JPH0122962 Y2 JP H0122962Y2
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fluid
pilot
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、流体アクチユエータの作動を高速と
低速に切換制御する流体制御装置に関する。
従来、第8図に示す如き、圧力流体を供給する
供給流路P3と流体アクチユエータ60へ接続す
る2個の負荷流路A3,B3および低圧側へ接続
する排出流路R3間を連通遮断し流体の流れ方向
を切換制御する4個の主弁体61,62,63,
64を有した流体制御装置で流体アクチユエータ
60の作動を高速と低速に切換制御するのに、負
荷流路A3,B3に2位置3ポート電磁切換弁6
5,66を配設すると共に、絞り弁67,68を
介在し排出流路R3に接続した流路69,70を
2位置3ポート電磁切換弁65,66に接続し、
2位置3ポート電磁切換弁65,66の操作によ
り流体アクチユエータ60から排出する流体を負
荷流路A3もしくはB3を流したり流路69もし
くは70を流したりすることで制御している。
ところが、負荷流路A3もしくはB3に配設の
2位置3ポート電磁切換弁65もしくは66およ
び絞り弁67もしくは68は流体アクチユエータ
60から排出する大流量の流体を制御しなければ
ならないため、大型弁を設けなければならず、装
置全体が大型化してしまう問題点があつた。
本考案は、かかる問題点を解決するもので、装
置全体を大型化することなく流体アクチユエータ
の作動を高速と低速に切換制御し得るようにした
流体制御装置を提供するものである。
このため、本考案は、圧力流体を供給する供給
流路と流体アクチユエータへ接続する2個の負荷
流路および低圧側へ接続する排出流路間を連通遮
断し流体の流れ方向を切換制御する4個の主弁体
と、主弁体背部に形成の作用室へパイロツト流体
を導入したり作用室の流体を低圧側へ導出したり
することで4個の主弁体を作動するパイロツト切
換弁と、負荷流路と排出流路間を連通遮断する主
弁体の開口作動を調整自在に規制する調整部材
と、負荷流路の一方と排出流路間を連通遮断する
補助主弁体と、補助主弁体背部に形成のパイロツ
ト流体を導入した流体室を低圧側に接続する流路
に配設し流体室のパイロツト流体を低圧側へ排出
したり排出を阻止したりすることで補助主弁体を
作動するパイロツト開閉弁と、補助主弁体背部の
流体室を低圧側に接続する流路にパイロツト開閉
弁と直列配設し補助主体背部の流体室より低圧側
へのパイロツト流体の排出を阻止したり許容した
りするパイロツト弁とを具備し、パイロツト弁は
主弁体の作動により負荷流路の一方と供給流路間
が連通されると補助主弁体背部の流体室より低圧
側へのパイロツト流体の排出を阻止すると共に負
荷流路の一方と排出流路間が連通されると補助主
弁体背部の流体室より低圧側へのパイロツト流体
の排出を許容するよう主弁体背部の作用室へ導入
のパイロツト流体により作動操作されて成る。
かかる本考案の構成において、流体アクチユエ
ータの作動を高速と低速に切換制御するのに、主
弁体の作動により負荷流路の一方と排出流路間が
連通されるとパイロツト弁が補助主弁体背部の流
体室より低圧側へのパイロツト流体の排出を許容
し、パイロツト開閉弁の操作により補助主弁体背
部のパイロツト流体を低圧側へ排出すると補助主
弁体が一方の負荷流路と排出流路間を連通し、流
体アクチユエータから排出する流体が一方の負荷
流路より補助主弁体を介して排出流路を流れて低
圧側へ排出され、流体アクチユエータが高速で作
動する。また、パイロツト開閉弁の操作により補
助主弁体背部の流体室より低圧側へのパイロツト
流体の排出を阻止すると補助主弁体が一方の負荷
流路と排出流路間を遮断し、流体アクチユエータ
から排出する流体が一方の負荷流体より調整部材
で開口作動を規制した主弁体により絞り制御され
て排出流路を流れて低圧側へ排出され、流体アク
チユエータが低速で作動する。このため、大流量
の流体を制御するのは補助主弁体であり、従来装
置に比して大容量の流体を制御する大型弁を減少
でき、装置全体を大型化することなくできる。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図において、1は主弁で圧力流体を供給す
る供給流路P1と流体アクチユエータに接続する
2個の負荷流路A1,B1および低圧側に接続す
る排出流路R1を有する弁本体2内にポケツト弁
体から成る4個の主弁体3,4,5,6を収装し
ている。第1の主弁体3は供給流路P1と負荷流
路A1間を、第2の主弁体4は供給流路P1と負
荷流路B1間を、第3の主弁体5は負荷流路A1
と排出流路R1間を、第4の主弁体6は負荷流路
B1と排出流路R1間をそれぞれ連通遮断するよ
う設けている。7,8は第3および第4の主弁体
5,6の開口作動を規制して流路A1,R1およ
びB1,R1間の流量の制御する調整部材で、第
7図に詳細に示す如き、弁本体2に螺合し外部よ
り回動調整自在に設けている。9は流体を低圧側
に導出する導出路である。10は切換位置X,
Y,Zを有する3位置電磁方向切換弁から成るパ
イロツト切換弁で、主弁1の上部に配設し主弁1
の供給流路P1に連通するパイロツト導入路11
と導出路9に連通するパイロツト導出路12、お
よび主弁体4,5の背部に形成した作用室13,
14に連通するパイロツト流路15と主弁体3,
6の背部に形成した作用室16,17に連通する
パイロツト流路18とを有している。このパイロ
ツト切換弁10の操作により各主弁体背部に形成
の作用室13,14,16,17へパイロツト流
体を導入したり作用室の流体を低圧側に導出した
りすることで、各主弁体3,4,5,6を作動し
流体の流れ方向を切換制御するようになつてい
る。19は主弁1の下部に配設した補助弁で、補
助弁本体20には主弁1の供給流路P1に連通し
圧力源21に接続して圧力流体を供給する供給流
路P2、2個の負荷流路A1,B1にそれぞれ連
通し流体アクチユエータとしての流体シリンダ2
2に接続する2個の負荷流路A2,B2、および
排出流路R1に連通し低圧側の貯槽23に接続す
る排出流路R2を有している。24,25はそれ
ぞれポペツト弁体から成る第1および第2の補助
主弁体で、それぞれ負荷流路A2と排出流路R2
間、負荷流路B2と排出流路R2間を連通遮断し
該負荷流路の流れ流体を制御するよう補助弁本体
20内に設けられている。補助弁本体20の側面
には、第1の補助主弁体24背部に形成した流体
室26に連通するパイロツト流路27、逆止め弁
を介して負荷流路A2に連通する絞り通路28、
第2の補助主弁体25背部に形成した流体室29
に連通するパイロツト流路30、逆止め弁を介し
て負荷流路B2に連通する絞り通路31および排
出流路R2に連通する排出通路32を開口形成し
ている。
33は補助弁本体20の側面に接合設置した流
体形成部材で、補助弁本体20のパイロツト流路
27,30、絞り通路28,31、および排出通
路32にそれぞれ連通する流路34,35,3
6,37,38を補助弁本体20に接合した側面
の反対側面に開口させて貫通形成している。さら
に、流路形成部材33には、流路36,37,3
8に連通する流路39,40,41を異なる個所
に開口形成し、また、それぞれ2個所で開口する
流路42,43を形成している。44は流路形成
部材33に接合した流路形成部材で、流路41,
42に連通する流路45,46、および二つの対
向側面に貫通して開口する流路47を形成してい
る。56は流路57を形成した流路形成部材で、
流路形成部材33に接合設置して流路34,36
を連通している。54,55は流路形成部材33
に接合設置した逆止め弁付絞り弁で、流路35,
37を連通する流路中に設け、第2の補助主弁体
25背部に形成の流体室29の流体の導入排出流
量を規制して該補助弁体の作動速度を制御するよ
うになつている。そして、第1の補助主弁体24
背部に形成の流体室26を低圧側の貯槽23に接
続する流路をパイロツト流路27、流路34,5
7,36,39,43,38、排出通路32より
成し、また、第2の補助主弁体25背部に形成の
流体室29を低圧側の貯槽23に接続する流路を
パイロツト流路30、流路35,37,40,4
3,38、排出通路32より成している。58は
該流路に配設したパイロツト開閉弁を成すパイロ
ツト電磁弁で、流体室26もしくは29のパイロ
ツト流体を低圧側の貯槽23へ排出したり排出を
阻止したりすることで補助主弁体24もしくは2
5を作動するよう流路38,43間を連通遮断自
在に流路形成部材33に接合設置している。48
はパイロツト電磁弁58と直列配設し流体室26
もしくは29より低圧側の貯槽23へのパイロツ
ト流体の排出を阻止したり許容したりするパイロ
ツト弁で、スプリングセンタ形のパイロツト操作
3位置切換弁から成つている。そして、パイロツ
ト弁48はパイロツト切換弁10のパイロツト流
路15,18より作用室13,14,16,17
へ導入されるパイロツト流体により作動操作され
るようパイロツト流路15,18に連通してパイ
ロツト流路49,50を設け、パイロツト切換弁
10の操作で主弁体3,4,5,6の作動により
負荷流路の一方A1もしくはB1と供給流路P1
間が連通されると補助主弁体24もしくは25背
部の流体室26もしくは29より低圧側の貯槽2
3へのパイロツト流体の排出を阻止すると共に負
荷流路の一方A1もしくはB1と排出流路R1間
が連通されると補助主弁体24もしくは25背部
の流体室26もしくは29より低圧側の貯槽23
へのパイロツト流体の排出を許容するよう流路形
成部材33の流路39,40を流路42,43に
切換連通し、中立の切換位置では流路39,40
を流路42に連通し流路43を遮断している。5
1,52は流路形成部材44に接合設置したパイ
ロツト圧力制御弁で、さらに流路形成部材44に
接合設置した電磁弁53の切換操作で排出通路3
2に連通の流路41を流路47と連通遮断するこ
とにより、流路42,46の流体圧力をパイロツ
ト圧力制御弁51による電圧、あるいはパイロツ
ト圧力制御弁52による低圧に制御するようにし
ている。
次に上記構成による作動について説明する。
第1図は、流体制御装置の中立状態を示し、パ
イロツト切換弁10が切換位置にあつて供給流路
P2、供給流路P1に供給された圧力流体は、一
部がパイロツト流体としてパイロツト切換弁10
のパイロツト導入路11パイロツト流路15,1
8を通つて主弁1の各作用室13,14,16,
17へ導入され、第1および第2の主弁体3,4
は供給流路P1と各負荷流路A1,B1間を遮断
し、第3および第4の主弁体5,6は各負荷流路
A1,B1と排出流路R1間を遮断している。こ
のため、流体シリンダ22のヘツド側作動室22
Aおよびロツド側作動室22Bのいずれにも圧力
流体が供給されずピストンロツド22Cは図示の
位置で停止されている。
次に、第2図の如く、パイロツト切換弁10を
切換位置Zに切換操作すると、第1と第4の主弁
体3,6の作用室16,17の流体がパイロツト
導出路12、導出路9を介し低圧側に導出される
ため、第1および第4の主弁体3,6が開作動し
て供給流路P1と負荷流路A1間を連通し負荷流
路B1と排出流路R1間を連通する。このため、
流体シリンダ22のヘツド側作動室22Aへ圧力
流体が供給され、ロツド側作動室22Bからの排
出流体は、調整部材8により作動量を調整した第
4の主弁体6の開度で規制され、ピストンロツド
22Cは低速で図の左方へ発進作動する。また、
パイロツト弁48は、パイロツト流路50が低圧
側に連通されパイロツト流路49のみにパイロツ
ト流体が導入されることになるので、流路39と
42、および流路40と43をそれぞれ連通し、
第1の補助主弁体24の流体室26の流体圧力は
パイロツト圧力制御弁52により低圧に制御され
て該第1の補助主弁体が補助弁19の負荷流路A
2と排出流路R2間を開閉して負荷流路A2の流
体を低圧に圧力制御するリリーフ弁の働きをす
る。一方、第2の補助主弁体25の流体室29は
パイロツト電磁弁58により低圧側と遮断されて
いるが、流体シリンダ22のピストンロツド22
Cが低速で左方へ発進作動したのち、第3図の如
く、パイロツト電磁弁58を切換操作すると逆止
め弁付絞り弁55により流体室29の流体の排出
流量が規制されて第2の補助主弁体25が負荷流
路B2と排出流路R2間を徐々に開くため、流体
シリンダ22のロツド側作動室22Bからの排出
流量が漸増しピストンロツド22Cが増速作動さ
れる。第2の補助主弁体25が負荷流路B2と排
出流路R2間の開度を最大にするとピストンロツ
ド22Cが高速作動し、次にパイロツト電磁弁5
8を第2図の原位置に切換操作して流体室29を
低圧側と遮断すると、絞り通路31を介し逆止め
弁付絞り弁54により規制された導入流量が流体
室29へ導入され、第2の補助主弁体25が負荷
流路B2と排出流路R2間を徐々に遮断する。こ
のため、ロツド側作動室22Bからの排出流体は
漸減してピストンロツド22Cが減速作動され、
第2の補助主弁体25が補助弁19の負荷流路B
2と排出流路R2間を遮断すると、ロツド側作動
室22Bからの排出流体は第4の主弁体6により
開度が規制された主弁1の負荷流路B1と排出流
路R1間のみを流れて低圧側に排出されピストン
ロツド22Cは再び低速作動する。このピストン
ロツド22Cの低速作動中に第4図に示す如く電
磁弁53を切換操作すると、第1の補助主弁体2
4の流体室26の流体圧力はパイロツト圧力制御
弁51により高圧に制御されて該第1の補助主弁
体は負荷流路A2の圧力を高圧に制御する高圧設
定のリリーフ弁の働きをなし、ピストンロツド2
2Cは高駆動力で作動する。
ピストンロツド22Cが図の左方への作動端に
達すると、パイロツト切換弁10、電磁弁53を
第1図の切換位置に切換操作しピストンロツド2
2Cの作動を停止する。
次に、第5図に示す如く、パイロツト切換弁1
0を切換位置Yに切換操作すると、第2と第3の
主弁体4,5の作用室13,14が低圧側に導出
されるため、主弁1の供給流路P1と負荷流路B
1間、および負荷流路A1と排出流路R1間が連
通し、流体シリンダ22のロツド側作動室22B
へ圧力流体が供給され、ヘツド側作動室22Aか
らの排出流体は調整部材7により作動量を調整し
た第3の主弁体5の開度で規制されピストンロツ
ド22Cは低速で図の右方へ発進作動する。この
とき、パイロツト弁48はパイロツト流路50に
パイロツト流体が導入されて流路40と42およ
び流路39と43を切換連通し、第2の補助主弁
体25背部の流体室29の流体はパイロツト圧力
制御弁52により圧力制御され、該第2の補助主
弁体は負荷流路B2の流体圧力を低圧に制御する
リリーフ弁の働きをする。さらに、第6図に示す
如くパイロツト電磁弁58を切換操作すると、第
1の補助主弁体24背部の流体室26が、流路3
4,57,36,39、パイロツト弁48、流路
43排出通路38を介し低圧側へ連通されるた
め、第1の補助主弁体24が補助弁19の負荷流
路A2と排出流路R2間を全開にするよう開作動
し流体シリンダ22のピストンロツド22Cは高
速作動する。そして、第5図の如くパイロツト電
磁弁58を原位置に切換操作すると、第1の補助
主弁体24は補助弁19の負荷流路A2と排出流
路R2間を遮断し、流体シリンダ22のヘツド側
作動室22Aからの排出流体が主弁1の第3の主
弁体5により開かれている負荷流路A1と排出流
路R1間を流れピストンロツド22Cは再び低速
作動となる。そして、第1図の如き、ピストンロ
ツド22Cが原位置に復帰作動すると、パイロツ
ト切換弁10を中立の切換位置Xに切換操作して
主弁1の供給流路P1と負荷流路B1間、および
負荷流路A1と排出流路R1間を遮断しピストン
ロツド22Cの作動を停止する。
このように本考案は、圧力流体を供給する供給
流路と流体アクチユエータへ接続する2個の負荷
流路および低圧側へ接続する排出流路間を連通遮
断し流体の流れ方向を切換制御する4個の主弁体
と、主弁体背部に形成の作用室へパイロツト流体
を導入したり作用室の流体を低圧側へ導出したり
することで4個の主弁体を作動するパイロツト切
換弁と、負荷流路と排出流路間を連通遮断する主
弁体の開口作動を調整自在に規制する調整部材
と、負荷流路の一方と排出流路間を連通遮断する
補助主弁体と、補助主弁体背部に形成のパイロツ
ト流体を導入した流体室を低圧側に接続する流路
に配設し流体室のパイロツト流体を低圧側へ排出
したり排出を阻止したりすることで補助主弁体を
作動するパイロツト開閉弁と、補助主弁体背部の
流体室を低圧側に接続する流路にパイロツト開閉
弁と直列配設し補助主弁体背部の流体室より低圧
側へのパイロツト流体の排出を阻止したり許容し
たりするパイロツト弁とを具備し、パイロツト弁
は主弁体の作動により負荷流路の一方と供給流路
間が連通されると補助主弁体背部の流体室より低
圧側へのパイロツト流体の排出を阻止すると共に
負荷流路の一方と排出流路間が連通されると補助
主弁体背部の流体室より低圧側へのパイロツト流
体の排出を許容するよう主弁体背部の作用室へ導
入のパイロツト流体により作動操作されて成るこ
とにより、従来装置に比して大流量の流体を制御
する大型弁を減少でき、装置全体を大型化するこ
となくできる。
また、パイロツト切換弁の操作で主弁体の作動
により負荷流路の一方の供給流路間が連通される
とパイロツト切換弁の操作に伴いパイロツト弁が
作動して補助主弁体背部の作用室より低圧側への
パイロツト流体の排出を阻止するため、供給流路
の圧力流体が一方の負荷流路を流れて流体アクチ
ユエータへ供給され流体アクチユエータが作動す
る際にパイロツト弁と直列配設のパイロツト開閉
弁を操作しても補助主弁体が一方の負荷流路と排
出流路間を連通しなくでき、パイロツト開閉弁の
誤操作による流体アクチユエータの作動不良を良
好に防止することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本考案による流体制御装
置の一実施例を示し、第1図は非作動状態の流体
回路図、第2図ないし第6図は作動状態の流体回
路図、第7図は要部断面図、第8図は本考案の従
来例を示す流体制御装置の流体回路図である。 P1,P2……供給流路、A1,A2,B1,
B2……負荷流路、R1,R2……排出流路、
3,4,5,6……主弁体、7,8……調整部
材、10……パイロツト切換弁、13,14,1
6,17……作用室、24,25……補助主弁
体、26,29……流体室、48……パイロツト
弁、58……パイロツト電磁弁(パイロツト開閉
弁)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧力流体を供給する供給流路と流体アクチユエ
    ータへ接続する2個の負荷流路および低圧側へ接
    続する排出流路間を連通遮断し流体の流れ方向を
    切換制御する4個の主弁体と、主弁体背部に形成
    の作用室へパイロツト流体を導入したり作用室の
    流体を低圧側へ導出したりすることで4個の主弁
    体を作動するパイロツト切換弁と、負荷流路と排
    出流路間を連通遮断する主弁体の開口作動を調整
    自在に規制する調整部材と、負荷流路の一方と排
    出流路間を連通遮断する補助主弁体と、補助主弁
    体背部に形成のパイロツト流体を導入した流体室
    を低圧側に接続する流路に配設し流体室のパイロ
    ツト流体を低圧側へ排出したり排出を阻止したり
    することで補助主弁体を作動するパイロツト開閉
    弁と、補助主弁体背部の流体室を低圧側に接続す
    る流路にパイロツト開閉弁と直列配設し補助主弁
    体背部の流体室より低圧側へのパイロツト流体の
    排出を阻止したり許容したりするパイロツト弁と
    を具備し、パイロツト弁は主弁体の作動により負
    荷流路の一方と供給流路間が連通されると補助主
    弁体背部の流体室より低圧側へのパイロツト流体
    の排出を阻止すると共に負荷流路の一方と排出流
    路間が連通されると補助主弁体背部の流体室より
    低圧側へのパイロツト流体の排出を許容するよう
    主弁体背部の作用室へ導入のパイロツト流体によ
    り作動操作されて成る流体制御装置。
JP4641783U 1983-03-30 1983-03-30 流体制御装置 Granted JPS59152202U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4641783U JPS59152202U (ja) 1983-03-30 1983-03-30 流体制御装置

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JP4641783U JPS59152202U (ja) 1983-03-30 1983-03-30 流体制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59152202U JPS59152202U (ja) 1984-10-12
JPH0122962Y2 true JPH0122962Y2 (ja) 1989-07-13

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JPS5545925Y2 (ja) * 1975-03-07 1980-10-28

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