JPS5917931Y2 - 防雪柵 - Google Patents

防雪柵

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Publication number
JPS5917931Y2
JPS5917931Y2 JP4542681U JP4542681U JPS5917931Y2 JP S5917931 Y2 JPS5917931 Y2 JP S5917931Y2 JP 4542681 U JP4542681 U JP 4542681U JP 4542681 U JP4542681 U JP 4542681U JP S5917931 Y2 JPS5917931 Y2 JP S5917931Y2
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JP
Japan
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snow
snow protection
protection plate
pillars
grooves
Prior art date
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Expired
Application number
JP4542681U
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English (en)
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JPS57160313U (ja
Inventor
英夫 安岡
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Individual
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は防雪柵に関する。
北海道などの地方では冬期間に風雪によるふきだまりか
できて、これがしばしば交通を遮断または妨害する。
このふきだまりを防ぐため防雪柵が使用され、これを道
路わきに設置することによってふきだまりを防ぐことが
できる。
このような防雪柵で防雪板が固定式である古い型式のも
のは特に強風時に風雪圧で破損することがあり、この点
を改善するためこの考案の考案者は以前に風雪圧によっ
て防雪板の角度が自動的に変わる防雪柵を提案した(実
公昭54−38113号公報) しかしながらこの防雪柵は雪のない非使用時になると道
路の美観をそこないまた周囲のながめをさまたげるので
、その際に撤去し使用の際にまた設置しなければならな
い。
この撤去および設置には多大の労力と時間が掛り、その
たびに多額の費用が必要になる。
この考案は風雪圧によって防雪板の角度が自動的に変わ
る防雪柵の卒述したような欠点を除くことを目的とする
この目的の達成のため、この考案によれば、複数個の防
雪板に横向き延長の回転棒が固定され、この回転棒の両
端が垂直の溝を有する2本の支柱の前記溝の中に嵌めら
れる。
これによって防雪板は溝に沿って摺動できる。
2本のボルトが、支柱の前記溝をはさむ2つの辺に設け
られた孔を貫通して、支柱に取外し可能に取付けられる
これら2本のボルトで回転棒の前記両端をはさむように
すると、防雪板は所定の高さで旋回可能に支柱に取付け
られる。
さらに防雪板同志は、これらに取外し可能に結合される
連動部材によって互に連結され、この連動部材には、重
錘が取付けられる。
このような構成によれば、風雪圧によって防雪板の角度
が自動的に変わり、かつ非使用時には、防雪板は支柱に
沿って下降させることによって支柱から外すことなく下
方の位置で集積できる。
従って、風雪圧によって防雪板の角度が自動的に変わる
ので強風時に防雪板が破損するおそれはない。
また雪のない季節のような非使用時に防雪柵を撤去する
必要はなく単に防雪板を支柱に沿う下方位置に集積する
だけでよい。
これによって道路の美観は保たれ、周囲のながめがさま
たげることはない。
防雪柵全体の再設置も必要でない。この考案を図面につ
いて説明すると、道路に沿って道路わきに多数設置され
る支柱1は下端で固定用ボルトによってコンクリートブ
ロック2に固定され、副柱1aおよび必要に応じ副柱1
aと支柱1の間に張り渡される補強梁によって強固に直
立状態に保持される。
隣接の支柱1に面する支柱の側面にはその全長に渉って
延長する溝3が形成される。
かかる支柱1は例えば亜鉛が厚くメッキしたI型鋼材ま
たは溝型鋼材で構成できる。
相隣る支柱1の間には多くの防雪板4が上下に並列して
配置される。
防雪板4はその上端で横向き延長の回転棒5に固定され
、この回転棒5は防雪板4より突出するそのつば付き両
端で支柱1の溝3の中に摺動可能に嵌まる。
回転棒5は、支柱1の溝3をはさむ2つの辺に設けられ
た孔を貫通して支柱1に取外し可能に取付けられる2本
のボルト6によって、所定の高さで旋回可能に支柱1に
取付けられる。
従って防雪板4も旋回可能である。
2本のボルト6のうちの下方のボルトは防雪板4および
回転棒5の重量を支持し、上方のボルトは防雪板4の浮
上りを防止する。
各防雪板4はその下端に突片7を有し、最下方の防雪板
4の突片7を除くすべての突片7は共通の例えば棒状の
連動部材8にこれに対して旋回できるように取外し可能
に取付けられる。
連動部材8の上端は屈曲できる関節リンク9を介し支柱
1の上端に運動可能に結合される。
図面に10で示される重錘は調節棒11の適当個所から
吊下り、この調節棒11の1端は回転棒5の1、つに遊
合する重錘連動棒12に連結される。
調節棒11はその前記1端と重錘10を吊下げる場合と
の間で連動部材8の下方部分に旋回可能に連結される。
これによって連動部材8にまたこれを介して最下方の防
雪板4を除くすべての防雪板4に重錘10の重量が作用
する。
重錘連動棒12は重錘10の重力の支点を与えるために
設けられ、調節棒11に沿う重錘10の吊下げ場所を変
えれば、その重量によって連動部材8従って防雪板4に
作用する力が変わる。
図面において符号13は防雪板4の傾斜角度(垂直面と
の間の角度)が小さくなり過ぎないように押えるストッ
パである。
積った雪に埋まるおそれのある最下方の防雪板4は連動
部材8に連結されることなく過当な固定具14によって
支柱1に取外し可能に固定される。
この考案の防雪柵は以上のような構成であるから、重錘
10の重量が風雪圧の大きさに従って防雪板(最下方の
防雪板を除いて)の開く角度を自動的に調整する役をす
る。
風雪圧が比較的弱いときには防雪板の開く角度は充分に
小さく維持され(例えば約23°の傾斜角度)、風雪は
ななめ下方向にでて道路面上にそって反対側に流れるの
でふきたまりができない。
防雪板は風速が18−20M/秒より大になると風圧に
従って開きはじめ、強風雪時には防雪板が例えば4’、
8’、9’で示されるように大きく開き、風が逃げて雪
を遠くへ飛ばすと同時に防雪柵自体が受ける風圧も小さ
くなるので、この防雪柵が破損することもない。
この考案の別の特色について次に説明する。
防雪柵を使う必要がなくなったときには、防雪板4から
連動部材8を外して(最下方の防雪板4は固定具14か
ら外される)、ボルト6を支柱1から抜き取ると防雪板
4の回転棒5が溝3に沿って摺動できるようになる。
従って下方の防雪板4から、それに対応するボルト6を
支柱1から抜き取って防雪板4を道路の反対側へ旋回さ
せて下降させれば、特に第2図に示されるように防雪板
4が支柱1に沿う下方の位置で堆積できる。
この増進状態で、防雪板4が道路の反対側に置かれてい
るので交通が妨害されることはなく歩行者および自動車
の運転者に対する安全性が保たれる。
防雪板4に固定されている回転棒5が両端で支柱1の溝
3にはまっているので防雪板が盗まれることはない。
さらにこのように堆積された防雪板は道路の美観をそこ
なうことはなく、周囲のながめをさまたげず、また通常
直立の防雪板によって与えられるような威圧感も与える
こともない。
防雪板4を上述のように堆積させて置く際にボルト6は
特に第2図に示されるように支柱1のもとの孔に通して
ナツトを嵌めて置けばよく、連動部材8および重錘10
などは吊下げ状態で支柱1にしばり付けてもよく取外し
て別に保管してもよい ふたたび防雪柵を使用するようになったときには、上述
と逆の方法で防雪板がその所定の位置に取付けできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は防雪板を所定の位置に取付けた状態のこの考案
による防雪柵を1部線図的に示す側面図、第2図は防雪
板を下方に堆積させた状態のこの考案による防雪柵を1
部省略し1部線図的に示す側面図、第3図は主として支
柱と防雪板の取付関係を示す1部省略し1部簡単に示し
たこの考案による防雪柵の正面図である。 図面において、1は支柱、3は溝、4は防雪板、8は連
動部材、10は重錘を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個の防雪板4に横向きの延長の回転棒5を固定し、
    垂直の溝3を有する2本の支柱1の前記溝の中に、前記
    回転棒の両端を嵌めることによって、前記防雪板を前記
    溝に沿って摺動できるようにし、支柱の前記溝をはさむ
    2つの辺に設けられた孔を貫通して支柱に取外し可能に
    取付けられた2本のボルト6で、前記回転棒の前記両端
    をはさむことによって、前記防雪板を所定の高さで旋回
    可能に前記支柱に取付け、防雪板同志をこれらに取外し
    可能に結合される連動部材8によって互に連結し、連動
    部材に重錘10を取付けて、風雪圧によって防雪板の角
    度が自動的に変わりかつ非使用時に防雪板が支柱に沿っ
    て下降させることによって支柱から外すことなく下方の
    位置で集積できるようにした防雪柵。
JP4542681U 1981-04-01 1981-04-01 防雪柵 Expired JPS5917931Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4542681U JPS5917931Y2 (ja) 1981-04-01 1981-04-01 防雪柵

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4542681U JPS5917931Y2 (ja) 1981-04-01 1981-04-01 防雪柵

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57160313U JPS57160313U (ja) 1982-10-08
JPS5917931Y2 true JPS5917931Y2 (ja) 1984-05-24

Family

ID=29842318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4542681U Expired JPS5917931Y2 (ja) 1981-04-01 1981-04-01 防雪柵

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5917931Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59173715U (ja) * 1983-05-02 1984-11-20 村上 英穂 防雪板部を上部に折り畳むことができる吹払防雪柵
JPS6062524U (ja) * 1983-10-05 1985-05-01 理研興業株式会社 防雪柵

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57160313U (ja) 1982-10-08

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