JP3100041U - 工事用安全柵 - Google Patents

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JP3100041U
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佐藤 財治
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佐藤 財治
佐藤 容子
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Abstract

【課題】工事用安全柵の表示板が、風の強いときに風を受けにくいようにする。
【解決手段】手摺レール2の下に設ける表示部12は、上下2本の水平の棒体13a、13bとそれらの間に配置した上下2枚の表示板15a、15bから構成す。表示板同士および表示板と棒体13は帯紐17で互にルーズに連結する。表示板15a、15bの間には風が通り抜ける隙間23を設ける。この表示部12を支持するために、上部フレーム1aの内側に、2枚の板19をV字状に溶接して座20を形成し、その上に上側の棒体13aの端を載せて表示板を支持する。この2枚の板19はさらに下方に延びており、それらの間に形成される溝21の中に、下側の棒体13bの端が入り込んでいる。
【選択図】図1

Description

 本考案は、道路工事の現場を囲うための工事用安全柵(バリケード)に関する。
 従来の工事用安全柵は、横から見て逆Vの字形の脚を左右に配置し、それら脚の間に手摺レールを渡し、手摺レールの下に表示板を支持してあり、この表示板には「安全第1」や「駐車禁止」等の文字が表示される。
 このような工事用安全柵は、強風時、表示板に風を受けて転倒しやすいという問題がある。風を受け止めないで逃すように、表示板を揺動自在に吊り下げたものもある。しかしこのものでは、強風時、風にあおれれて表示板が大きく揺れ動くので、人に当たると危険である。
 この考案は、工事用安全柵の表示板が、風の強いときに風を受けにくいようにすることを課題とする。
 本考案の工事用安全柵は、左右の脚の間に手摺レールを渡し、その下方に表示板を前後に揺動自在に吊り下げたものであって、表示板は、上下何段かに分割され、互に間隔をあけてルーズに結合される。最下段の表示板から水平の棒体を揺動自在に吊り下げ、この棒体が前後方向に動かないよう拘束するために、該脚の内面に沿って上下方向に溝を設け、該溝の中に該棒体の端を係合する。
 本考案の安全柵では、表示板が何段かに分割されていて、互に間隔をあけてルーズに結合されている。したがって、表示板と表示板の隙間から風が抜けるので強風時でも安全柵が転倒しにくい。また、最下段の表示板から水平の棒体を吊り下げ、この棒体が前後方向に動かないよう拘束するために、各脚の内面に沿って上下方向に溝を設け、該溝の中に該棒体の端を係合したので、風が強いときに、表示板エレメントの下縁が風で揺れ動くことがないので、通行人にも危険が少ない。
 この工事用安全柵は、図1および図2に示すように、手摺レール2の左右端を脚1でそれぞれ支えたものである。左右の各脚1は、図2に示すように、前側および後側の脚からなり、いずれも上端が上部フレーム1aにボルト3で枢支されている。なお、前側の左右の脚および後側の左右の脚はそれぞれ、連結タイ5で連結されている。安全柵はこれらの脚1を図2に実線で示すように、逆Vの字形に開いて地面に立てる。図4の符号6は脚1を逆V字状に開いた状態に固定するストッパである。運搬・保管時は、ストッパ6を外し、図2に鎖線で示すように脚1をすぼめた状態にする。
 連結タイ5には、図1および図3に示すように、脚1の隣りに補助脚7を取り付け、その間に重り板9を取り付けて、安全柵が風で倒れにくいようにする。重り板9は、鉄板9aの両面に保護用のゴム板9bを貼ったものあり、ゴム板の表面には滑り止めのために縦横の溝が設けてある。鉄板9aの両側には取付金具9cを溶接する。この取付金具に、脚の下端に通したボルト10の先を固定し、重り板がこのボルトの軸線周りに回動することができるようにする。重り板9は、回動軸に対して前後非対称であり、一方は幅が狭い代わりに外に大きくせり出しており、他方はせり出しが小さい代わりに幅広に作ってある。設置場所が広いときは図3(a)のように、幅が狭いほうを外側に出す。逆に設定場所が狭いときは、同(b)のように、幅広の方を外側に出す。
 運搬・保管時には重り板9が邪魔になるので、図3に示すように連結タイ5にストッパ11を設け、立ち上げた状態の重り板(図1に鎖線で示す。)にこのストッパを掛けてその状態に固定できるようにする。
 手摺レール2の下に設ける表示部12は、図1および図4に示すように、上下2本の水平の棒体13a、13bの間に上下2枚の表示板15a、15bを配置した構造になっている。各表示板には左右方向に間隔をあけて上下縁近くに矩形の孔16を穿設し、これらの孔に帯紐17を通すようにして表示板同士および表示板と棒体13を互にルーズに連結する。なお、表示板15a、15bの間には風が通り抜ける隙間23を設ける。上下2本の水平の棒体13a、13bは、上下2枚の表示板15a、15bより長く、端部が表示板より外に突き出ている。
 この表示部12を支持するために、上部フレーム1aの内側に、2枚の板19をV字状に溶接して座20を形成し、その上に上側の棒体13aの端を載せて表示部を支持する。この2枚の板19はさらに下方に延びており、この延長部分も上部フレームに溶接されている。この2枚の板19の間に形成される溝21の中に、下側の棒体13bの端(表示板より外側に突き出ている。)が入り込んでいる。符号22は座20から表示板が落ちないように支えているストッパであり、このストッパは図5に示すように、手摺レール2に溶接した、棒体13aを掛合するフック22aと、そのフックの口を開閉するための回動自在な板22bと、この板をフックの口を閉じた状態に固定する蝶ナット22cからなる。
 このように下の棒体13bの端が溝21の中に拘束されているので、表示板が強い風を受けた場合、図4に鎖線で示すように表示板15は風下側に膨らむだけで、その下辺が風下側にバタバタと大きく振れることがなく安全である。また、上下の表示板の隙間23から風が逃げるので、受ける風圧が小さくて済み、柵が倒れにくい。
工事用安全柵の正面図である。 同じく側面図である。 脚に取り付けた重り板の斜視図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。
符号の説明
 1  脚
 2  手摺レール
 12 表示部
 13 棒体
 15 表示板エレメント
 21 溝

Claims (1)

  1.  左右に配置した脚の間に手摺レールを渡し、該手摺レールの下方に表示板を前後に揺動自在に吊り下げたものであって、該表示板は、上下に何枚かに分割され、互に間隔をあけてルーズに結合され、最下段の表示板から水平の棒体を揺動自在に吊り下げ、該棒体が前後方向に動かないよう拘束するために、該脚の内面に沿って上下方向に溝を設け、該溝の中に該棒体の端を係合したことを特徴とする工事用安全柵。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021148859A (ja) * 2020-03-17 2021-09-27 東日本電信電話株式会社 工事用看板

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