JPS6215291Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6215291Y2 JPS6215291Y2 JP1983066661U JP6666183U JPS6215291Y2 JP S6215291 Y2 JPS6215291 Y2 JP S6215291Y2 JP 1983066661 U JP1983066661 U JP 1983066661U JP 6666183 U JP6666183 U JP 6666183U JP S6215291 Y2 JPS6215291 Y2 JP S6215291Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- snow
- snow protection
- wire rope
- link material
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 6
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 4
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は不要時期に防雪板部を上部に折り畳ん
で収納し得る吹払防雪柵に関するものである。
で収納し得る吹払防雪柵に関するものである。
従来、積雪地に於いては、道路上の雪害を防止
するために、防雪柵が広く用いられている。その
場合、最近では用地の問題から道路端に建込むこ
とができる吹払式の防雪柵が選択される場合が多
い。しかし、冬期以外は交通安全及び美観上の見
地から柵構造物が無い方が望ましいので解体、撤
去される事が多い。従つて、道路管理者は春に於
ける解体、秋から初冬に於ける再建み作業等の維
持費用がかさみ、かつ解体時には防雪柵部材の保
管場所を確保しなければならないという欠点があ
つた。
するために、防雪柵が広く用いられている。その
場合、最近では用地の問題から道路端に建込むこ
とができる吹払式の防雪柵が選択される場合が多
い。しかし、冬期以外は交通安全及び美観上の見
地から柵構造物が無い方が望ましいので解体、撤
去される事が多い。従つて、道路管理者は春に於
ける解体、秋から初冬に於ける再建み作業等の維
持費用がかさみ、かつ解体時には防雪柵部材の保
管場所を確保しなければならないという欠点があ
つた。
本考案はこれらの欠点を無くすために考案され
たものであり、一度建込んだ後、防雪柵不要時期
には防雪板部を極めて容易に折り畳み、柵上部に
収納することができる吹払防雪柵を提供するもの
である。
たものであり、一度建込んだ後、防雪柵不要時期
には防雪板部を極めて容易に折り畳み、柵上部に
収納することができる吹払防雪柵を提供するもの
である。
以下、図面について説明する。
リンク材A1、リンク材B2、を中心でX字状
に交差させ、ピン3で互いに回転し得るように結
合して、パンタグラフ状リンク機構を構成し、上
下方向に伸縮可能にする。リンク材A1は、断面
がL字状とし、下面フランジ部に防雪板をボルト
ナツトで固定する。リンク材の中心の交点にある
ピン3には、防雪板部の引上げ及び引下げ時にC
型鋼に内接して回転し得るようにガイドローラー
4が設けられている。又、最下端のガイドローラ
ー4を支持しているピン3には、ワイヤーロープ
11の一端を連結し、他端はC型鋼支柱5の最上
部に固定された滑車7を介して、C型鋼支柱5の
後部に引き出しておく。
に交差させ、ピン3で互いに回転し得るように結
合して、パンタグラフ状リンク機構を構成し、上
下方向に伸縮可能にする。リンク材A1は、断面
がL字状とし、下面フランジ部に防雪板をボルト
ナツトで固定する。リンク材の中心の交点にある
ピン3には、防雪板部の引上げ及び引下げ時にC
型鋼に内接して回転し得るようにガイドローラー
4が設けられている。又、最下端のガイドローラ
ー4を支持しているピン3には、ワイヤーロープ
11の一端を連結し、他端はC型鋼支柱5の最上
部に固定された滑車7を介して、C型鋼支柱5の
後部に引き出しておく。
本考案の吹払防雪柵は以上の如く構成されてい
るので、不要時期に防雪板部を柵上部に折り畳み
収納する場合は以下の手順で行う。まず、固定金
具10を介してウインチ8をC型鋼支柱5に固定
し、ウインチドラムにワイヤーロープを引つか
け、ハンドル9を回転させてワイヤーロープを巻
き上げる。巻上げ力はワイヤーロープ11を介し
て、最下段のガイドローラー4を支持しているピ
ン3に伝達され、防雪板部は折り畳まれながら引
き上げられる。巻き上げた後、ワイヤーロープ1
1をゆるめても下がらないように中間ストツパー
14として、ボルトナツトを締めておく。防雪板
部を巻き下げ正規の位置に固定するには上述の操
作を逆に行なうことにより達成される。
るので、不要時期に防雪板部を柵上部に折り畳み
収納する場合は以下の手順で行う。まず、固定金
具10を介してウインチ8をC型鋼支柱5に固定
し、ウインチドラムにワイヤーロープを引つか
け、ハンドル9を回転させてワイヤーロープを巻
き上げる。巻上げ力はワイヤーロープ11を介し
て、最下段のガイドローラー4を支持しているピ
ン3に伝達され、防雪板部は折り畳まれながら引
き上げられる。巻き上げた後、ワイヤーロープ1
1をゆるめても下がらないように中間ストツパー
14として、ボルトナツトを締めておく。防雪板
部を巻き下げ正規の位置に固定するには上述の操
作を逆に行なうことにより達成される。
以上の如く、本考案の吹払防雪柵は極めて容易
かつ迅速に防雪板部の巻上げ、巻下げを行うこと
が可能であり、かつ解体の必要が無いので保管場
所を確保しなくて済む。従つて、維持費用の低減
に極めて効果が大きい。
かつ迅速に防雪板部の巻上げ、巻下げを行うこと
が可能であり、かつ解体の必要が無いので保管場
所を確保しなくて済む。従つて、維持費用の低減
に極めて効果が大きい。
さらに、防雪板部を柵上部に折り畳み収納する
ので車輌運転者からの側方視界を妨げず、又、雨
天の際の車輌通行に伴う泥はねによつて防雪板部
が汚れることも少ない。
ので車輌運転者からの側方視界を妨げず、又、雨
天の際の車輌通行に伴う泥はねによつて防雪板部
が汚れることも少ない。
このように本考案の吹払防雪柵は極めて有用な
特徴を持つ発明と言えよう。
特徴を持つ発明と言えよう。
第1図は本考案の吹払防雪柵の正面図である。
第2図、第3図はそれぞれ、防雪板が正規位置に
ある場合、及び上部に折り畳んでいる場合の側面
図である。第4図、第5図はそれぞれ第2図、第
3図の拡大図である。第6図、第7図はリンク部
と支柱の関係を示す、平面図及び正面図である。
第8図は滑車部の正面図である。 図中の記号は以下の通りである。1……リンク
材A、2……リンク材B、3……ピン、4……ガ
イドローラー、5……支柱、6……防雪板、7…
…滑車、8……ウインチ、9……ハンドル、10
……固定金具、11……ワイヤーロープ、12…
…上部ストツパー、13……下部ストツパー、1
4……中間ストツパー、15……アンカーボルト
ナツト、16……基礎コンクリートブロツク。
第2図、第3図はそれぞれ、防雪板が正規位置に
ある場合、及び上部に折り畳んでいる場合の側面
図である。第4図、第5図はそれぞれ第2図、第
3図の拡大図である。第6図、第7図はリンク部
と支柱の関係を示す、平面図及び正面図である。
第8図は滑車部の正面図である。 図中の記号は以下の通りである。1……リンク
材A、2……リンク材B、3……ピン、4……ガ
イドローラー、5……支柱、6……防雪板、7…
…滑車、8……ウインチ、9……ハンドル、10
……固定金具、11……ワイヤーロープ、12…
…上部ストツパー、13……下部ストツパー、1
4……中間ストツパー、15……アンカーボルト
ナツト、16……基礎コンクリートブロツク。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 リンク材A1、リンク材B2を中央でX字状に
交差させ、ピン3で互いに回転し得るように結合
して、パンタグラフ状リンク機構を構成し、交点
に設けたガイドローラー4を支柱5で支持し、伸
縮可能にする。 リンク材A1は断面をL字状とし、フランジ部
に防雪板6をボルトナツト等で固定する。 最下段のガイドローラー4を支持しているピン
3にはワイヤーロープ11の一端を連結し、他端
は支柱5の上部に固定された滑車7を介して、支
柱5の外に引出しておく。 以上の如く構成された、ワイヤーロープを巻上
げ、あるいは巻下げることにより、防雪板部を上
部に折り畳み収納し、あるいは正規位置に展開し
得る吹払防雪柵。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6666183U JPS59173715U (ja) | 1983-05-02 | 1983-05-02 | 防雪板部を上部に折り畳むことができる吹払防雪柵 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6666183U JPS59173715U (ja) | 1983-05-02 | 1983-05-02 | 防雪板部を上部に折り畳むことができる吹払防雪柵 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59173715U JPS59173715U (ja) | 1984-11-20 |
JPS6215291Y2 true JPS6215291Y2 (ja) | 1987-04-18 |
Family
ID=30196866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6666183U Granted JPS59173715U (ja) | 1983-05-02 | 1983-05-02 | 防雪板部を上部に折り畳むことができる吹払防雪柵 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59173715U (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6014111U (ja) * | 1983-07-06 | 1985-01-30 | エヌテイ日東産業株式会社 | 防風雪柵 |
JPH0332571Y2 (ja) * | 1985-01-30 | 1991-07-10 | ||
JPH0621931Y2 (ja) * | 1988-06-27 | 1994-06-08 | 日本機械工業株式会社 | 下方垂直折りたたみ式防雪柵 |
JPH0621932Y2 (ja) * | 1988-10-21 | 1994-06-08 | 三和シヤッター工業株式会社 | 防雪柵における防雪板の収納構造 |
JPH0641682B2 (ja) * | 1989-02-23 | 1994-06-01 | 日本機械工業株式会社 | 折りたたみ展開式防雪柵 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS568798B2 (ja) * | 1975-04-25 | 1981-02-25 | ||
JPS5834227U (ja) * | 1981-08-29 | 1983-03-05 | 日本碍子株式会社 | 送配電線における被覆電線の支持装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5520808Y2 (ja) * | 1975-10-14 | 1980-05-19 | ||
JPS5645426Y2 (ja) * | 1978-01-17 | 1981-10-23 | ||
JPS568798U (ja) * | 1979-07-03 | 1981-01-26 | ||
JPS5917931Y2 (ja) * | 1981-04-01 | 1984-05-24 | 英夫 安岡 | 防雪柵 |
-
1983
- 1983-05-02 JP JP6666183U patent/JPS59173715U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS568798B2 (ja) * | 1975-04-25 | 1981-02-25 | ||
JPS5834227U (ja) * | 1981-08-29 | 1983-03-05 | 日本碍子株式会社 | 送配電線における被覆電線の支持装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59173715U (ja) | 1984-11-20 |
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