JPS6215293Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6215293Y2 JPS6215293Y2 JP7864483U JP7864483U JPS6215293Y2 JP S6215293 Y2 JPS6215293 Y2 JP S6215293Y2 JP 7864483 U JP7864483 U JP 7864483U JP 7864483 U JP7864483 U JP 7864483U JP S6215293 Y2 JPS6215293 Y2 JP S6215293Y2
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- Japan
- Prior art keywords
- wire mesh
- fence
- mesh
- overhanging floor
- side fence
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- Expired
Links
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- 239000004576 sand Substances 0.000 claims description 6
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- QNRATNLHPGXHMA-XZHTYLCXSA-N (r)-(6-ethoxyquinolin-4-yl)-[(2s,4s,5r)-5-ethyl-1-azabicyclo[2.2.2]octan-2-yl]methanol;hydrochloride Chemical compound Cl.C([C@H]([C@H](C1)CC)C2)CN1[C@@H]2[C@H](O)C1=CC=NC2=CC=C(OCC)C=C21 QNRATNLHPGXHMA-XZHTYLCXSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
- Fencing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は落石防護柵に関するものである。
一般に、線路や道路等に沿つて設置される落石
防護柵は、大きな落石ばかりでなく小さい礫や土
砂なども確実に受け止めてそれらが軌道や路面上
に落下するのを防止することができ、しかも保守
時の見回りや滞留した落石の除去等を容易に行い
得るものが適している。
防護柵は、大きな落石ばかりでなく小さい礫や土
砂なども確実に受け止めてそれらが軌道や路面上
に落下するのを防止することができ、しかも保守
時の見回りや滞留した落石の除去等を容易に行い
得るものが適している。
このような機能を有する柵としては、例えば実
公昭57−26898号公報に記載のように、網目の大
きい金網と小さい金網とを2重に張設し、それら
の間に通路を形成すると共に、その金網の一部に
落石除去用開口部を形成した落石防護柵がある。
公昭57−26898号公報に記載のように、網目の大
きい金網と小さい金網とを2重に張設し、それら
の間に通路を形成すると共に、その金網の一部に
落石除去用開口部を形成した落石防護柵がある。
しかしながら、かかる構造の落石防護柵は、コ
ンクリートの基礎上に通路を挾んで2列に金網柵
を設けているため、その基礎を巾の広いものとし
なければならず、大量のコンクリートが必要とな
つて工事費が割高になつたり、地形によつてはそ
の設置が困難になるなどの欠点があつた。また、
上記歩行用の通路に堆積した落石や土砂等を除去
する場合には、それを通路端まで搬送するか、金
網柵に開口部を設けて横方向に排出せざるを得
ず、従つて、その除去作業が面倒であるばかりで
なく、落石や土砂を通路の横に排出するのが好ま
しくない場合にはその除去作業を行うことができ
なかつた。
ンクリートの基礎上に通路を挾んで2列に金網柵
を設けているため、その基礎を巾の広いものとし
なければならず、大量のコンクリートが必要とな
つて工事費が割高になつたり、地形によつてはそ
の設置が困難になるなどの欠点があつた。また、
上記歩行用の通路に堆積した落石や土砂等を除去
する場合には、それを通路端まで搬送するか、金
網柵に開口部を設けて横方向に排出せざるを得
ず、従つて、その除去作業が面倒であるばかりで
なく、落石や土砂を通路の横に排出するのが好ま
しくない場合にはその除去作業を行うことができ
なかつた。
本考案は、このような点に鑑み、簡単な構造に
よつて落石や土砂等を確実に受け止めることがで
きると共に保守時の見回りを安全且つ容易に行う
ことができ、しかも、通路に堆積した落石や土砂
を極めて容易に除去できる落石防護柵の提供を目
的とするもので、斜面に沿つて打設したコンクリ
ートの基礎上に多数の支柱を立設し、該支柱間に
主として大径の落石を受け止める網目の大きい金
網を張設することにより山側柵体を形成し、上記
基礎上に斜面と反対側に突出する通行用の張出し
床を設け、該張出し床の外側端縁上に立設した支
柱に上記金網を通り抜けた土砂等を受け止める網
目の小さい金網を張設することにより路線側柵体
を形成し、少なくとも上記張出し床に開閉可能な
落石除去用開口部を形成したことを特徴とするも
のである。
よつて落石や土砂等を確実に受け止めることがで
きると共に保守時の見回りを安全且つ容易に行う
ことができ、しかも、通路に堆積した落石や土砂
を極めて容易に除去できる落石防護柵の提供を目
的とするもので、斜面に沿つて打設したコンクリ
ートの基礎上に多数の支柱を立設し、該支柱間に
主として大径の落石を受け止める網目の大きい金
網を張設することにより山側柵体を形成し、上記
基礎上に斜面と反対側に突出する通行用の張出し
床を設け、該張出し床の外側端縁上に立設した支
柱に上記金網を通り抜けた土砂等を受け止める網
目の小さい金網を張設することにより路線側柵体
を形成し、少なくとも上記張出し床に開閉可能な
落石除去用開口部を形成したことを特徴とするも
のである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第1図及び第2図に示すように、本考案の落石
防護柵は、斜面1に沿つて並設した高尺の山側柵
体2と低尺の路線側柵体3とから成つている。
防護柵は、斜面1に沿つて並設した高尺の山側柵
体2と低尺の路線側柵体3とから成つている。
上記山側柵体2は、斜面1の裾部に打設したコ
ンクリート製の基礎4上にH形鋼等から成る多数
の支柱5a,5a,………を立設することにより
山側支柱列5を形成し、該支柱列5の山側面にワ
イヤロープ6を介して金網7を張設することによ
り形成したもので、上記金網7は、主として大き
な落石を受け止めることができるように比較的網
目及び強度の大きいものが使用され、このような
金網としては、菱形金網やクリンプ金網、エキス
パンドメタル、溶接金網等が好適である。
ンクリート製の基礎4上にH形鋼等から成る多数
の支柱5a,5a,………を立設することにより
山側支柱列5を形成し、該支柱列5の山側面にワ
イヤロープ6を介して金網7を張設することによ
り形成したもので、上記金網7は、主として大き
な落石を受け止めることができるように比較的網
目及び強度の大きいものが使用され、このような
金網としては、菱形金網やクリンプ金網、エキス
パンドメタル、溶接金網等が好適である。
一方、上記路線側柵体3は、コンクリート製の
基礎4の上に斜面と反対方向に突出するように形
成された張出し床8の外端縁上に設置されてい
る。この張出し床8は、山形鋼等から成る多数の
枠材9を基礎4の上部に一定間隔で水平に配置
し、該枠材9の基端をボルト10により固定する
と共に、枠材9の先端を支持枠11により支持さ
せ、これらの枠材9上に鉄板12を敷設すること
により形成したものであつて、該張出し床8の外
側端縁上には、上記山側柵体2の支柱5aに比べ
短尺な多数の支柱13a,13a,………を一定
間隔で立設することにより路線側支柱列13を形
成し、該路線側支柱列13の山側面にワイヤロー
プ14を介して金網15を張設し、これによつて
上記路線側柵体3を形成している。上記金網15
は、山側柵体2の金網7を通り抜けた小さな礫や
土砂等を受け止めるためのもので、網目の小さい
ものが使用され、具体的には、菱形金網やクリン
プ金網、エキスパンドメタル、溶接金網などが好
適であるが、中でもクリンプ金網や菱形金網を用
いる場合は、それらを合成樹脂被覆線条によつて
形成すれば、少ない針金で網目の細かい金網を形
成することができ、効率よく土砂等を受け止める
ことが可能である。
基礎4の上に斜面と反対方向に突出するように形
成された張出し床8の外端縁上に設置されてい
る。この張出し床8は、山形鋼等から成る多数の
枠材9を基礎4の上部に一定間隔で水平に配置
し、該枠材9の基端をボルト10により固定する
と共に、枠材9の先端を支持枠11により支持さ
せ、これらの枠材9上に鉄板12を敷設すること
により形成したものであつて、該張出し床8の外
側端縁上には、上記山側柵体2の支柱5aに比べ
短尺な多数の支柱13a,13a,………を一定
間隔で立設することにより路線側支柱列13を形
成し、該路線側支柱列13の山側面にワイヤロー
プ14を介して金網15を張設し、これによつて
上記路線側柵体3を形成している。上記金網15
は、山側柵体2の金網7を通り抜けた小さな礫や
土砂等を受け止めるためのもので、網目の小さい
ものが使用され、具体的には、菱形金網やクリン
プ金網、エキスパンドメタル、溶接金網などが好
適であるが、中でもクリンプ金網や菱形金網を用
いる場合は、それらを合成樹脂被覆線条によつて
形成すれば、少ない針金で網目の細かい金網を形
成することができ、効率よく土砂等を受け止める
ことが可能である。
そして、上記張出し床8には、その上に堆積し
た土砂、小石、礫等を除去するための開口部16
を適宜位置に設け、該開口部16には鉄板等から
成る開閉自在の蓋17を取り付けている。
た土砂、小石、礫等を除去するための開口部16
を適宜位置に設け、該開口部16には鉄板等から
成る開閉自在の蓋17を取り付けている。
また、上記山側柵体2及び路線側柵体3におい
ても、金網7,15の一端を取外し可能にすると
か、一部の隣接支柱間にユニツト金網を取外し可
能に張設することにより、落石や土砂等の除去用
開口部を形成することができる。
ても、金網7,15の一端を取外し可能にすると
か、一部の隣接支柱間にユニツト金網を取外し可
能に張設することにより、落石や土砂等の除去用
開口部を形成することができる。
上述した落石防護柵において、斜面1上を落下
した大径の落石は山側柵体2において受け止めら
れ、この山側柵体2の網目の大きい金網7を通り
抜けた小さい礫や土砂等は、路線側柵体3におけ
る網目の細かい金網15によつて受け止められ
る。このとき、路線側柵体3に作用する土砂等の
作用力は、その落下エネルギーが山側柵体2にお
いて一旦減殺されたあと、張出し床8上を路線側
柵体3側へ移動する間にさらに柔げられるため、
非常に小さく、従つて、この路線側柵体3の強度
は比較的小さいものであつても構わない。
した大径の落石は山側柵体2において受け止めら
れ、この山側柵体2の網目の大きい金網7を通り
抜けた小さい礫や土砂等は、路線側柵体3におけ
る網目の細かい金網15によつて受け止められ
る。このとき、路線側柵体3に作用する土砂等の
作用力は、その落下エネルギーが山側柵体2にお
いて一旦減殺されたあと、張出し床8上を路線側
柵体3側へ移動する間にさらに柔げられるため、
非常に小さく、従つて、この路線側柵体3の強度
は比較的小さいものであつても構わない。
歩行用通路上に堆積した土砂等の除去は、張出
し床8に設けられた開口部16を通じて下方に落
下させることによつて行うことができ、これによ
つてその除去作業を極めて容易且つ迅速に行うこ
とができる。また、路線側柵体3に開口部がある
場合には、その開口部を通じて除去することもで
きる。
し床8に設けられた開口部16を通じて下方に落
下させることによつて行うことができ、これによ
つてその除去作業を極めて容易且つ迅速に行うこ
とができる。また、路線側柵体3に開口部がある
場合には、その開口部を通じて除去することもで
きる。
このように、本考案によれば、山側柵体を立設
したコンクリートの基礎上に通行用の張出し床を
突設し、該張出し床の端縁に路線側柵体を立設す
るようにしたので、両柵体を同一基礎上に立設す
る場合に比べて基礎の巾を著しく小さくすること
ができ、これによつて基礎工事を非常に簡略化し
得ると同時にコンクリートの使用量を大巾に節減
することができ、また、上記張出し床上に土砂等
の除去用開口部を設けたので、この開口部を通じ
て土砂等を張出し床の真下に排出することがで
き、地形やその他の理由で柵の横に土砂を排出す
ることができない場合にもその排出を確実に行う
ことができ、さらに、山側柵体のみを有する既成
の落石防護柵を二重構造の防護柵に改造する場合
にも、コンクリート製の基礎に張出し床を取り付
けて路線側柵体を設置するだけでその改造を簡単
に行うことができ、基礎の増幅工事等が不要であ
る。
したコンクリートの基礎上に通行用の張出し床を
突設し、該張出し床の端縁に路線側柵体を立設す
るようにしたので、両柵体を同一基礎上に立設す
る場合に比べて基礎の巾を著しく小さくすること
ができ、これによつて基礎工事を非常に簡略化し
得ると同時にコンクリートの使用量を大巾に節減
することができ、また、上記張出し床上に土砂等
の除去用開口部を設けたので、この開口部を通じ
て土砂等を張出し床の真下に排出することがで
き、地形やその他の理由で柵の横に土砂を排出す
ることができない場合にもその排出を確実に行う
ことができ、さらに、山側柵体のみを有する既成
の落石防護柵を二重構造の防護柵に改造する場合
にも、コンクリート製の基礎に張出し床を取り付
けて路線側柵体を設置するだけでその改造を簡単
に行うことができ、基礎の増幅工事等が不要であ
る。
第1図は本考案に係る落石防護柵の部分正面
図、第2図は同側断面図である。 1……斜面、2……山側柵体、3……路線側柵
体、4……基礎、5a,13a……支柱、7,1
5……金網、8……張出し床、16……開口部。
図、第2図は同側断面図である。 1……斜面、2……山側柵体、3……路線側柵
体、4……基礎、5a,13a……支柱、7,1
5……金網、8……張出し床、16……開口部。
Claims (1)
- 斜面に沿つて打設したコンクリートの基礎上に
多数の支柱を立設し、該支柱間に主として大径の
落石を受け止める網目の大きい金網を張設するこ
とにより山側柵体を形成し、上記基礎上に斜面と
反対側に突出する通行用の張出し床を設け、該張
出し床の外側端縁上に立設した支柱に上記金網を
通り抜けた土砂等を受け止める網目の小さい金網
を張設することにより路線側柵体を形成し、少な
くとも上記張出し床に開閉可能な落石除去用開口
部を形成したことを特徴とする落石防護柵。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7864483U JPS59183905U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 落石防護柵 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7864483U JPS59183905U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 落石防護柵 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59183905U JPS59183905U (ja) | 1984-12-07 |
JPS6215293Y2 true JPS6215293Y2 (ja) | 1987-04-18 |
Family
ID=30208646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7864483U Granted JPS59183905U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 落石防護柵 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59183905U (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0533531Y2 (ja) * | 1985-09-13 | 1993-08-26 | ||
JP5362523B2 (ja) * | 2009-10-19 | 2013-12-11 | 孝幸 阿部 | 法面上の斜面雪圧と小段幅等の雪圧抵抗を算出し小段幅等を設定する算定方法 |
JP6073614B2 (ja) * | 2012-09-19 | 2017-02-01 | 神鋼建材工業株式会社 | 土石流防止柵 |
JP6846839B1 (ja) * | 2020-05-27 | 2021-03-24 | ディガードエンジニアリング株式会社 | 防護施設 |
-
1983
- 1983-05-25 JP JP7864483U patent/JPS59183905U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59183905U (ja) | 1984-12-07 |
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