JPS5853292Y2 - 拡幅工事用目隠し柵 - Google Patents

拡幅工事用目隠し柵

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Publication number
JPS5853292Y2
JPS5853292Y2 JP6944879U JP6944879U JPS5853292Y2 JP S5853292 Y2 JPS5853292 Y2 JP S5853292Y2 JP 6944879 U JP6944879 U JP 6944879U JP 6944879 U JP6944879 U JP 6944879U JP S5853292 Y2 JPS5853292 Y2 JP S5853292Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
blind
fence
nuts
construction
guardrail
Prior art date
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Expired
Application number
JP6944879U
Other languages
English (en)
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JPS55172412U (ja
Inventor
隆雄 小高
耕治 菅野
昭彦 納見
広保 白浜
Original Assignee
日本鋼管ライトスチ−ル株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本鋼管ライトスチ−ル株式会社 filed Critical 日本鋼管ライトスチ−ル株式会社
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  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば高速自動車専用道路等における拡幅
工事(片側3車線計6車線の計画で敷地が用意されてい
て、現在はそのうちの外側2車線だけが開通されている
いわゆる暫定外囲工法の場合に、未開通の最内側の1車
線を開通させるための工事を言う)用として仮設する目
隠し柵に関するもので、防護柵本来の機能を有するほか
に通行中の車輌からの工事見物による交通渋滞および衝
突事故ならびに夜間工事における直行車輛のヘッドライ
トによる眩光を防止することを主目的として設置される
ものであり、併せてこの目隠し柵の構造を決めるに際し
ては施工性その他の改善と工事完了後の活用性にも配慮
した。
即ち、上記の拡幅工事が比較的短期間に完了するもので
ある性格上、この目隠し柵はあくまでも仮設材であり、
かつ構造的には、取付け、取外し作業が簡単で、施工が
短時間に行えることが要求される。
上記の目的に叶うためには、部材数が少く、固定部、継
手部の構造が強固でしかも施工上単純化されていて再利
用、転用が可能で、経済上安価なものでなければならな
い。
しかるに、従来の拡幅工事用目隠し柵は、第1〜3図に
図示する如く、アスファルト面1に立設した支柱2の既
設ガードレール5を固定しである裏側へ、リング形の取
付バンド2′を介装して断面■字形をなしたVC形鋼か
らなるV形主柱3を、■字形の開いた方を支柱2と反対
の方へ向けて固定し、又前記支柱2と隣りの支柱2との
略中間に、前記主柱3と同一のVC形鋼からなる間柱4
をアスファルト面1へ立設し、この主柱3、間柱4にL
形鋼からなる胴縁8の枠組みへカラー鉄板7を取付ボル
ト・ナツト9により貼付ける構造になっている。
なお、6は前記間柱4に設けられた支持部材で、前記既
設ガードレール5を支持固定するためのものである。
また、図示は省略しであるが間柱4の下部には風圧等に
よる倒伏を防止するためブラケット等を設けることが行
われている。
上記の構造の従来の拡幅工事用目隠し柵は、夫々の支柱
2の中間に新たに間柱4を設けてその間隔を約2m(各
支柱間の間隔は約4m)としなければならず、またカラ
ー鉄板7は全高完全密閉型式で、かつ胴縁8の枠組みに
よって貼付けられるので、取付ボルト・ナツト9が一枠
に100本以上も必要であり、取付けには極めて手間の
掛る作業を必要としていた。
さらに、拡幅工事完了後、この目隠し柵の再利用は構造
上不可能であった。
この考案は、上記の従来の拡幅工事用目隠し柵の欠点に
鑑みこれを改善するために創案されたものである。
次に、この考案の拡幅工事用目隠し柵を図に示した実施
例に基づいて説明する。
第4図、第5図、第6図はこの考案の目隠し柵の平面図
、立面図、縦断面図であり、第7〜14図は夫々要部の
構造を示している。
図の10は略垂直に立設された支柱であり、図には鋼管
からなる支柱の例が示しであるが、勿論これに限定され
るものではなく、他の角鋼管等からなるものであっても
差支えない。
またこの支柱10の立設間隔は、通常ガードレール固定
時の立設間隔と同一の約4mで良く、それ以上狭く立設
する必要はない。
これは上記の従来の目隠し柵が全高完全密閉型式の所謂
閉鎖型であったのに対し、この考案のものは以下説明す
るように、ガードレール14を固定する高さ位置の上の
、中間目隠しを必要とする位置には、デツキプレート等
からなる目隠し板15を設け、さらにその高さ位置の上
の、投石設備防止を必要とする位置にはエキスバンドメ
タル等を嵌め込んだ網状パネル17を設けることによっ
て目隠し槽全体が受ける受風率を、前者の100%から
20%まで低減する設計構造としたことによるものであ
る。
12はこの考案の特徴とする主柱であり、前記支柱10
より若干細い材料(例えば支柱が14Qmmφの鋼管の
場合は90φの鋼管といったように)からなっていて、
第7,8図に詳細に示す如く座金11′を介して2本の
取付ボルト・ナツト11により支柱10へ略垂直に強固
に固定される。
なお、この場合の取付ボルト・ナツト11の上の1本は
第6図に示す如くガードレール14をも同時に固定する
ことかで゛きる。
11″はガードレール14と支柱10との間に介装する
座金である。
15はデツキプレートからなる目隠し板であり、前記ガ
ードレール14より高い位置の目隠しのため前記主柱1
2へ取付ボルト・ナツト16により固定される。
この目隠し板は、従来の目隠し柵では必要としていた枠
組み胴縁、多数の取付ボルト・ナツトを不要ならしめる
ためにデツキプレートであることが好ましいが、必ずし
もこれに限定されず、コルゲート鋼板等であってもよい
而して、この目隠し板15には、第13.14図に詳細
に図示した如く長孔15′が穿設されている。
これは該長孔15′を、第9図に詳細に図示した如く、
相隣る目隠し板を互いに重ね合せて、前記取付ボルト・
ナツト16によりその重なりを長手方向に調整して緊締
するためである。
13はパネル取付突片であり、前記主柱12の頂部近傍
に垂直方向に一対が直接溶接される。
このパネル取付突片13には、第12図に詳細に図示す
る如く、長孔13′が穿設される。
17は網状パネルであって、第11.12図に詳細に図
示する如く鋼材からなる枠の中にエキスバンドメタル又
は鉄鋼等が固定しである。
網状パネル17は、前記目隠し板15の取付位置より高
い位置の投石設備防止のため、前記主柱12のパネル取
付突片13に取付けられる。
この場合も網状パネル17にはパネル固定突片18が設
けてあり、該パネル固定突片には長孔18′が穿設され
ていて、前記パネル取付突片13の長孔13′と重ね、
その長手方向の調整をした状態で取付ボルト・ナツト1
9により固定される。
この考案の拡幅工事用目隠し柵は、上記の構造になるも
のであるから、施工、強度、コスト、再利用等の総ての
点で優れており、又従来の目隠し柵の閉鎖型と比べ開放
型になっているため、受風率が前述の通り低減されるの
で、支柱間隔も従来の目隠し柵の間隔より倍幅にするこ
とができる。
目隠し板の接合はラップ接合(互いに重ね合わせる・)
とするため、継手、接合の部材を一切必要とせず、風速
度45 m/ secのときの荷重にも充分耐えること
ができる。
また、目隠し板にデツキプレートを用いた場合は、外観
の美麗さのほかに眩光防止にも役立つ。
さらに、拡幅工事が終了した際は取外しも簡単で、他の
工事場所へ運んで再び目隠し柵として設置することも可
能であるし、例えばニーストプレートなど最後には、中
央分離帯のフレバス部転落防止用として従来の縦穴のも
のに代えて用いれば、本来の転落防止効果のほかに騒音
防止効果も得られる。
次に、従来の拡幅工事用目隠し柵とこの考案の拡幅工事
用目隠し柵との性能上の比較をすると下表の通りである
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は従来の拡幅工事用目隠し柵を示し、第1図
は立面図、第2図は主柱取付図、第3図は間柱取付図で
ある。 第4〜14図はこの考案の拡幅工事用目隠し柵の実施例
を示し、第4図は平面図、第5図は立面図、第6図は支
柱位置の縦断面図、第7図は支柱取付部の横断面図、第
8図は同側面図、第9図は目隠し板取付部の横断面図、
第10図は同側面図、第11図はパネル取付部の横断面
図、第12図は同立面図、第13図は目隠し板の縦断面
図、第14図は同立面図である。 10・・・・・・支柱、11・・・・・・取付ボルト・
ナツト、12・・・・・・主柱、13・・・・・・パネ
ル取付突片、13′・・・・・・長孔、14・・・・・
・ガードレール、15・・・・・・目隠し板(テ゛ツキ
プレート)、15′・・・・・・長孔、16・・・・・
・取付ボルト・ナツト、17・・・・・・網状パネル、
18・・・・・・パネル固定突片、19・・・・・・取
付ボルト・ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガードレールを取付ける略垂直な支柱、該支柱へ略垂直
    にボルト・ナツトにより固定される適当な高さの主柱、
    前記ガードレールより高い位置の目隠しのため前記主柱
    へボルト・ナツトにより固定される目隠し板、該目隠し
    板より高い位置の投石、設備防止のため前記主柱へボル
    ト・ナツトにより固定される網状パネル、よりなる拡幅
    工事用目隠し柵。
JP6944879U 1979-05-25 1979-05-25 拡幅工事用目隠し柵 Expired JPS5853292Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6944879U JPS5853292Y2 (ja) 1979-05-25 1979-05-25 拡幅工事用目隠し柵

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JP6944879U JPS5853292Y2 (ja) 1979-05-25 1979-05-25 拡幅工事用目隠し柵

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55172412U JPS55172412U (ja) 1980-12-10
JPS5853292Y2 true JPS5853292Y2 (ja) 1983-12-05

Family

ID=29303263

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JP6944879U Expired JPS5853292Y2 (ja) 1979-05-25 1979-05-25 拡幅工事用目隠し柵

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